彗星核の作り方

厚木市子ども科学館 更新日 Oct.23, 1999


 彗星は、ちりでおおわれた水の氷やドライアイスのかたまりのような 天体だと考えられています。。 (もう少しくわしい説明はこちら) 身の回りの材料を使って、模型を作ってみましょう。

ドライアイスは、アイスクリーム屋さんやケーキ屋さんで相談すると、 1kg300円くらいで分けてもらえます。1kgあればこの実験には十分です。 ただし、ドライアイスは素手でさわるとけが(凍傷)をすることがあるので注意しましょう。 また、袋やびんなどへ入れてふたをすると爆発することもあります。



材料を用意します。



容器に砂を入れます。今回は、ペットボトルを短く切ったものを使いましたが、洗面などでも、もちろんかまいません。ある程度深さがないと、平べったい彗星核ができあがってしまいます。


水をそそいで、どろみずを作ります。


水の量は適当でOK。 かきまぜたあと、シチューのような堅さになればよいでしょう。


ドライアイスを砕きます。ドライアイスは素手でさわると凍傷を負うことがあります。 水を使うのでゴム手袋がよいでしょう。


砕いたドライアイスを入れます。容器の大きさ、水の量にもよりますが、 こぶし1個分程度入れて様子を見ます。ドライアイスは中央付近に集めておくと良い。


最初は、白い煙がたくさんでてきます。


そのまま放っておくと、容器に凍り付いてとれなくなることがあります。 容器の縁にそって、ときどきかきまぜるとよいでしょう。 (真ん中にできつつある氷のかたまりをこわさないように)


しばらくまつと、煙がおさまってきます。 なぜでしょう??


きたなーい氷のかたまりを取り出します。


ビニール袋にうつしかえます。これがポイント。 最後まで先ほどの容器の中に入れておいてもよいのですが、そうすると、こおりついてとれなくなったり、うまく氷の表面に砂がくっついてくれないことがあるのです。


泥水のあまりをそそぎます。


かたまり全体がつかるように、袋のコーナーを使うのも良いでしょう。


しばらくしたら取り出します。


最後に、かわいた砂をまぶしてできあがり。


●彗星核を観察しよう。
表面は、ほとんどが水の氷でおおわれているので、手でさわっても大丈夫。 危険なドライアイスは、内側に閉じこめられています。 本物の彗星でも、このようになっているのでしょうか?


しばらくおいておくと、表面に白いものがくっつきます。 この正体はなんだろう?


ところどころに、中がむき出しになっている部分が見つかることがあります。 水をかけると、ジューと音がして煙が出てきます。ここは、内部のドライアイスが 見えているのです。本物の彗星でも、表面のところどころに、 勢い良くガスを吹き出す部分があります(活動領域と呼ばれる)。


部屋を暗くし、向こう側から手前に向かって懐中電灯の光を当ててみましょう。 噴水のように煙が吹き出しています。本物の彗星でもジェットと呼ばれる同じような 現象が見られます。

(クリックすると大きな写真が出ます)
さらに時間をおくと、彗星核の中が空洞になって、まわりのからだけが残ります。 こうなると、ちょっとたたいただけでも簡単にくずれてしまいます。 本物の彗星でも、核の一部が割れたり、場合によってはまっぷたつになってしまうこともあります。この現象と、関係があるのかもしれませんね。


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