
2003年の夏、ぼくと地球は、「超大接近」と言われるくらい接近をして、みんなの話題を集めたね。
(くわしくは、こちらのページ)
今年の秋も、前回ほどではないけれど、また接近をする。
今回よりさらに近づくのは2018年。なんと13年後になってしまう。
ぼくのことを知るには、今年が絶好のチャンスだよ。

火星も地球も、惑星のなかま。太陽のまわりをぐるぐるまわっている。地球は365日、火星は687日で一周する。つまり、地球の方が、はやくまわっているんだ。
だから、ぼく(火星)は、ときどき地球に追いこされてしまう。そのとき、ぼくと地球は、ふだんよりも近づくことになる。
これが「接近」。だいたい、2年2ヶ月に一度おきるんだ。
上の図は、2005年のぼくと地球の動きをアニメーションにしたもの。
今回の接近では、10月30日に最も近づくよ。
次の図は、最近の地球と火星の接近を図にしたもの。
ひとくちに「接近」といっても、そのときの距離はさまざま。うんと近づくときを「大接近」、それほどでもないときを「小接近」という。
今回は、大接近に近いから「中接近」とも言われているよ。
接近したとき、地球から見えるぼくの大きさもいっしょにかいておいた。2003年ほどではないけれど、ずいぶん大きく見えそうだね。
もっと詳しく知りたい人は、下のアニメーションを見てね。
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軌道図 WMV形式 ・ MPEG形式 |
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地球からの火星の見え方 WMV形式 ・ MPEG形式 |
さっき説明したように、ぼくも地球も太陽のまわりをくるくる回っている。だから、地球からはぼくの見える方向がどんどん変わっていく。下のアニメーションを見てごらん。
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1年間の火星の動きをアニメーションにしたもの WMV形式 ・ MPEG形式 |
まるで星座の中で、かけっこしているみたいでしょ。
特に、注目してほしいのは、10月30日、つまり最も地球と近づくころ。
今まで左に向かって動いていたのに、右向きに変わり、またまた左向きに変わる。
このとき、地球がぼくを追い越しているから、こんな不思議な動きに見えるんだ。
この秋、ぼくは夕方東の空からのぼってくる。
赤くて、まわりの星に比べて一段と明るく、しかもあまりチカチカまたたかない星があったら、たぶんそれがぼく。
下の日付をクリックすると、それぞれの時期の22時ごろの星空の図が見られるよ。
天体望遠鏡がなくても、赤いぼくの姿をながめるだけでも楽しんでもらえるよ。
近くにお月様がやってくる夜は特におすすめ。月を目印にすると、かんたんにぼくをみつけられるしね。
双眼鏡(そうがんきょう)があると、楽しみがアップするぞ。
| 画像をクリックすると大きくなるよ! (それぞれの日の22時ごろの様子です) |
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2005年10月17日 月食中の月と火星がならぶめずらしい現象が見られる。 月のはしがわずかにかける部分月食だけれど、肉眼でも楽しめそう。 21時ごろ、月が一番大きく欠ける。 この日の月食について、くわしくはこちら。 |
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2005年10月19日 ぼくと、月の東側には、おうし座のプレアデス星団がある。月がまぶししぎるのが、たまにきず。 双眼鏡があると、見やすくなると思うよ。 |
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2005年11月15日 すこしずつ地球から遠ざかりつつあるので、ぼくもだんだん暗くなっていく。でも、空高い位置に来るので観察はしやすい。 |
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2005年12月12日 このころは、ぼくは空高く上るようになる。 冬のすてきな星たちに負けないようにぼくもがんばるから。 だいぶ寒くなってきたから、観察するときはかぜひかないように気をつけてね。 |
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2006年1月9日 この日に近づくのは、月は半月なので、これまでにくらべればまぶしすぎないのがいいね。双眼鏡でのぞけば、月のクレーターが見えるかも。 月が右半分しか光っていないのは、自分で光っているのではなく、太陽の光を反射しているから。実は、ぼくも同じ。でも、どうしてぼくは、こんなに赤いんだろう? そのこたえは、子ども科学館に来るとわかるよ! |
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![]() 双眼鏡で見るとこんなかんじ |
2006年2月18日 前後 「すばる」の名前で知られるプレアデス星団(おうし座)近づくよ。 双眼鏡でのぞくと、きっととってもきれいだよ。 |
厚木市子ども科学館では、今回の火星接近についてくわしくしょうかいしているよ。
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(このページの図の作成には、Celestia, StellaNavigator、NASA提供の画像等を利用しています)