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DVとは

最終更新日 2015年3月31日(火曜日)

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 DVとは、「ドメスティック・バイオレンス」の略称です。ドメスティック・バイオレンスを直訳すると「domestic=家庭内の」「violence=暴力」となりますが、一般的には、「夫婦や同棲相手、恋人同士など親密な関係にある(あった)者からの暴力」を意味する言葉として使っています。
 
 街中で他人同士の間で起こった暴力は、警察に通報され、犯罪として処理されます。しかし、家庭内で起こる暴力は、「こんな事があるなんて、誰にも信じてもらえない」と、声を上げることをあきらめたり、「彼のことをわかってあげられるのは私だけ」と、自分の被害より、相手の行動や考え方を優先する意識が先行したりしがちでした。
 また、相談された身内は、「がまんが足りない」「世間体が悪い」などと女性の口をふさいだり、女性が外部に相談しても、単なる夫婦げんかとみなされたり、放置されてきました。このため、被害は潜在化・長期化し、殺人にまで発展することがありました。

 暴力は、最大の人権侵害であり「犯罪」行為です。私たちは自分の能力を十分に発揮し、人生を豊かに生きる権利がありますが、こうした権利を侵害し、弱い立場にある人を支配しようとする行為が暴力です。 「暴力はふるう方が悪い」ことをしっかりと認識し、身の回りで起きているDVに目を向け、問題の解決を図る必要があります。
 暴力は、立場の強いものから、立場の弱いものにふるわれるため、対等な関係は成立せず、暴力により相手を支配する主従関係が成立します。暴力は、外部から発見が困難な家庭内において行われることが多い等、潜在化しやすく、しかも加害者に罪の意識が薄いという傾向もあります。このため、周囲も気付かないうちに暴力がエスカレートし、被害が深刻化しやすいという特性もあります。特にDVの場合は、身体的な暴力のように比較的外から見えやすい暴力の他に、外から見えにくい心理(精神)的暴力・経済的暴力・社会的隔離など様々な暴力が重複し被害が重篤になっていくことがあります。
 また、暴力は子どもに重大な影響を与えます。子どもが親の暴力を目撃し著しい心理的外傷を受けたり、暴力に巻き込まれて身体的外傷を受けることは、「児童虐待の防止等に関する法律」における児童虐待に当たります。  児童虐待は、児童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えます。
 暴力的環境のなかで生きていると、人は自信を失い、無力感から感受性を麻痺させることで適応しようとし、加害者が望むことを最優先して行動するようになります。このため、被害者の生活はますます暴力に支配され、逃げ出せなくなります。
 このような構図のなかにいる当事者が、自らDVを解決することは大変困難なことです。DVは社会問題であるという認識を持って、相談を受けることが重要です。

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