
傷ついた足も順調に回復し、故郷の大空を目指して飛行訓練を重ねるオオタカ
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「ピー、ピー」。甲高い鳴き声を上げ、大空に向かって羽ばたくオオタカ。ことし7月下旬、足を痛めた幼鳥が、県自然環境保全センター(七沢)に運び込まれた。数か月にわたる看護で、傷ついた足と激減した体重は回復。いよいよ、野生へ戻るための訓練に入った。
オオタカの故郷は厚木市から県北西部に広がる丹沢。都市に隣接しながらも、ブナやモミの原生林が生育し、約400種の鳥類、約70種のほ乳類が暮らす自然の宝庫だ。
センターでは、丹沢などに生息し、傷ついた野生鳥獣を年間600匹ほど保護。本来の生息環境に返すために日々、治療やリハビリに取り組んでいる。
訓練を重ねるオオタカが、故郷に帰る日は近い。
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近年、自然環境の変化により、生息域を奪われつつある野生鳥獣たち。野生鳥獣とのより良い関係を築き、豊かな自然を守る-。
自然との共生への模索は、さまざまな形で広がりを見せている。 |