近年、市民と行政が一体となったまちづくりが全国的に広がっています。
市では、地域の皆さんが主体となり、公園に草花の植え付けなどをする「花未来事業」や、道路の里親として美化活動を行う「道路里親制度」を展開。さらに昨年4月から、河川や水路敷を含めた身近な公共施設を、美化活動を通じて市民の皆さんと1緒に管理する「厚木まち美化パートナー制度」を実施しています。
これらの活動は、まちの美化だけでなく、市民の皆さんがまちづくりに参加することで地域への愛着や誇りをはぐくむことにもつながっています。
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| 道路の里親として沿道を花で飾ります |
「この花、きれいだから目立つ所がいいよね」「空き缶の投げ捨て、減ってきたんじゃない」-。早朝、人影もまばらな厚木公園(愛称=はとぽっぽ公園)から、さわやかな会話が聞こえてきます。集まっているのはこの公園の美化清掃ボランティアグループ「すずらん会」の皆さん。小川京子会長(37・みはる野在住)を中心に公園近くの企業に勤める女性8人で結成されました。ことし4月、花未来事業に参加し、この公園の美化活動に取り組んでいます。
そろいのオレンジ色の上着を身に着け、月に1回のペースで出勤前に公園に立ち寄り、1時間ほど清掃や草花の手入れなどを行っています。この日は赤や白、ピンクなどのナデシコを120株ほど植えました。
毎日のように子どもと、この公園を利用しているという河西賀要さん(30・栄町在住)は「いつもきれいな公園で、花もすてきです。子どもを安心して遊ばせられますね」とにこやかに話します。
小川会長は「公園は利用する人たちの安らぎの場。特にここは、中心市街地にあるので、仕事の息抜きなどで利用する人たちも多い。みんなの居心地の良いオアシスとなる公園にしたいですね」と活動の抱負を話します。
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小田急線の高架下から南に向かう旭町の市道・昭和用水線。その脇の花壇に植えられた色とりどりの草花が,行き交う人々の心を和ませています。
この花壇を管理しているのは「昭和緑道の会」(会員16人)の皆さん。道路里親制度を活用し、ことし1月に発足しました。いつも生き生きとした花をと、サルビアやマリーゴールドなど約2,500株が植えられた花壇に、水差しや草取りに日々足を運びます。
会長の谷田睦子さん(66・旭町在住)は「歩行者が立ち止まって花を眺めている姿を見ると、とてもうれしい気持ちになります。車を運転する人にも花できれいに飾られた道路を気持ち良く利用してもらい、事故防止にもつながれば」と交通安全を願います。
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県合同庁舎(水引)から西に200メートルほど向かった戸室1丁目の水路敷では、かわいらしい花が両脇をにぎわせています。
ことし7月から、幅2.4メートル、長さ80メートルほどの水路敷で美化活動を始めたのは「水路をきれいにする会」(会員7人)の皆さん。厚木まち美化パートナー制度を活用して、月に2回ほど清掃や草花の手入れなどを行っています。安藤勇会長(84・戸室在住)は「この水路敷は以前から近所の皆さんが自主的に管理し、通路としても利用されています。狭くて暗い路地のイメージを一掃して防犯上の1助となる環境が整えられれば」と住みよい環境作りを目指しています。
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市では、花未来事業(【問い合わせ】公園緑地課[電話]225-2411)や道路里親制度(【問い合わせ】道路維持課[電話]225-2339)、厚木まち美化パートナー制度(【問い合わせ】市民活動推進課[電話]225-2101)の登録団体を随時受け付けています。
登録団体には清掃や草花の植え付け、管理などを継続的に行っていただき、市は清掃道具や草花の苗、植え付けに必要な用具などを支給します。
美しいまち、住み良いまちを目指し、ご近所の皆さんと一緒にまちづくりに参加しませんか。
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