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【厚木市地域包括ケア推進会議】令和元年度 第3回会議結果

最終更新日 2020年1月9日(木曜日)

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会議経過報告

会議名

令和元年度第3回厚木市地域包括ケア推進会議

会議主管課

福祉部 福祉総務課 地域包括ケア推進担当

開催日時

令和元年12月19日(木曜日) 16:00から17:05

開催場所

厚木市役所 第二庁舎2階 福祉事務所会議室

出席者

〇厚木市地域包括ケア推進会議委員14人

〇オブザーバー 1人

〇福祉部(部長、地域包括ケア推進担当課長、福祉総務課長、生活福祉課長、障がい福祉課長、介護福祉課長、地域包括ケア推進担当)

〇市民健康部(部長、健康長寿推進課長)

説明者

事務局

傍聴者 1人

委員15人中 14人出席(過半数)により会議は成立

会議の経過は次のとおりです。

 

1 開 会(事務局)

 

2 挨 拶(会長)

 

3 案 件

(1)地域包括ケア市民講演会の振返り及び今後の展開

= 資料1について事務局から説明 =

■オブザーバー:今回、貴重な機会をいただいたと考えている。

今回パネルディスカッションでは、死や看取りを市民に分かりやすく理解してもらうため、あえて時間的な経過が追えるケースをモデルとした。最期は多職種が助けてくれるので、事例を通じて、そこに至るまでにどんなことが起きて、どう弱っていくのか、ということを市民に伝えたかった。

 また、アンケートによると、7割くらいの人が、依然、困った時は家族に頼る傾向がある。家族に頼らなくても、石飛先生が提唱する平穏死ができるのか、多職種で検証してみたいといった狙いもあった。

 そして、アセスメントを多職種でやってみることが重要であると考え、今回は、パネルディスカッションを公開型多職種会議の趣で実施することをアイデアとして出させてもらった。登壇者それぞれの考えが少しずつ違いながらも、目指す方向性は同じであることが市民に示せたのではないかと考える。

 アセスメントを行う上で重要なものに、個人因子と環境因子がある。今回の事例では、環境因子が読み解けるケースをモデルとして抽出してもらった。環境因子が読み解けるケースにおいて、専門職がどのような支援を必要と判断するのか、といったところを示すため取り上げた。

 市民講演会の今後の展開であるが、人生の最期に向けケース検討する場面を地域の方に観ていただくことも大事ではないかと考える。最期は自分で決めなければいけないことは分かっているが、自己責任を求められているようで辛いとの意見もいただいている。人生の最期を考える上においては、皆、予想がつかず不安であるというのが本音だと思う。

 また、アンケートによると、市民の皆さんに、響いたものがあったことが読み取れるので、この路線のままもう少し規模を小さくし、面的に展開を進めて行くのが良いのではないかと思う。

 

■会 長:アンケートにおいて、最期を干渉されているようで不快といったニュアンスの回答があったとのことだが、年代ごとの特徴や傾向をつかんでいるか。

■事務局:今回のアンケートはサンプルが少なく、年代毎の傾向把握まで至っていない。しかしながら興味を引く事象であるので、把握できるか検討してみたいと考える。

 

■委 員:いざ看取りとなった時、どうしたいかすぐに答えを出せと言われても不可能。普段の生活において、何事も自分で決めるといったプロセスを落とし込んでおくことが必要だと思う。普段から自己決定をする下地があれば、いざ最期の時をどうするかといった時、スムーズな自己決定が図られるのではないかと考える。

■委 員:人生の最期をどうすべきか、又は人生の最期をどのように迎えたいか、普段の生活の中であまり意識することがない中、講演会で唐突に投げかけられ、ショックを受けた方がいたことと思う。この種の話は衝撃的に受け取られかねないため、ソフトに伝えていく必要があると思う。

■委 員:最近、葬儀出席が続いたせいか、死を身近に感じている。死は必ず訪れるものなので、正面から捉え考えなくてはいけないと感じている。今回の講演会は、市民に対し人生の最期を考える良い機会を与えたと思う。

■委 員:実際、訪問介護に携わっていると、突然、要介護状態となり、排せつ等の介護を受けている自分を受け入れられず戸惑うケースに遭遇する。意識がはっきりしている中で介護を受けることへの抵抗感に折り合いをつける難しさを感じるので、人生の最期を啓発する機会には、介護状態は突然訪れることも併せて啓発し、気持ちの準備を促す必要もあると感じる。

 

■委 員:高齢者に対し、人生の最期に備え、自己決定や自己主張をして考えを伝えてくださいと啓発しても、自己主張しないことを美徳と考える方が、依然として多いのではないか。特に、高齢世代にはこの傾向があると思う。いかにこの世代に対し本音を言わせるか、ということが課題と考える。自分の考えを言うことは悪いことではないことを伝え、本人の意向を引き出しやすい環境を整える必要がある。

■オブザーバー:決定の過程として、最終的な判断としての意思決定と、例えば家族が集まり「母さんだったらこういった方向を選ぶだろう」といった合意形成という2つの過程がある。

 合意がないままの意思決定は、撤回されるリスクが大きい。最近は、人生会議のように、意思決定を出すことに重点が置かれる傾向にあるが、世代や地域ごとに合意形成が図られるような仕組みづくりを働き掛けていくことも大切。

また、合意形成においては、この地域で人生の最期を迎える場合、どのような部分に覚悟が必要となるかなど、事前にある程度の共通認識があると良い。地域の共通認識を土台とした意思決定が普及すれば、人もお金も限られた中、効率化が期待できる。

■会 長:日本は至れり尽くせりの国だったが、それができなくなってきている。次の方法を考えなくてはいけない。

 

4 その他

(1)成年後見制度利用促進基本計画(案)について

= 資料2について事務局から説明 =

■会 長:今後、成年後見制度利用に関する需要予測はあるのか。

■地域包括ケア推進担当課長:厚木市で成年後見制度を何人の方が利用しているのか、家庭裁判所のデータがないので、利用人数は出せない。相談件数としては、(資料2)のとおり令和7年高齢者410件、障がい者90件を想定している。

 

(2)情報共有のための共通書式について

= 資料3について事務局から説明 =

■会 長:共通書式の運用管理はどこが行うのか。

■事務局:市が行う。

■会 長:運用はどのように把握するのか。これを作成したら市へ届けるのか。

■事務局:(多職種連携・情報共有)連絡会の中で、経過観察を行う。

■委 員:退院時の情報共有のための書式も欲しい。

■会 長:書式の種類がどんどん増えていくと思う。増えると、運用状態をどこかがしっかり確認しなければ、運用が担保されないおそれが出てくる。

■事務局:連絡会を通じて検証したい。

 

(3)その他情報交換

■会 長:先日、ある自治体で、長年、路線バスの無料券を高齢者へ配布していたが、対象者が増えたため財源確保が難しくなり、続けることが困難になったとの報道を見た。

社会保障的サービスは、なんでも積極的にやればいいという考えを変えていかないと、今後、状況はますます悪化するのではないかと思う。持続可能な社会とするためには、発想を変えていく必要があると考える。

■福祉部長:県内の自治体でも、高齢者に対するバス利用助成の見直しを検討するところが出てきている。在宅支援においては、特に移動手段への支援は重要であると認識している。コミュニティ交通、かなちゃん手形、タクシー券等の支援が継続できるよう今後も研究を進めたい。

■オブザーバー:高齢者に対する交通助成については、直接投資にばかり目が向いてしまうが、外出機会が増えればそれだけ金が動く訳で、地域経済活性の側面もある。

60歳以上の平均預貯金額は2,300万円ある。シルバー世代がなぜそれを使わず、助け合いや、質素な暮らし、介護保険を満額使うといった行動に走るかと言えば、万が一の備えとして蓄えておくため。一つの考えとして、財産を持っている人には、社会保障に頼らず、自分の蓄えをきっちり使って、自分らしく生きてもらうことが大切となる。蓄えを放出することで、社会保障費が抑制されるだけでなく市中に金が循環する。金が循環すると、若い世代へも恩恵が巡ってくる訳なので、施策評価においては影響をトータルで捉える必要がある。

 

■委 員:市がケアプランの点検を行っている。完成したケアプランを点検することに対し抵抗を感じる。ケアプランを労力かけて細かく点検しているが、先ほどから話に出ている個人因子と環境因子を含めた総合的な見地からの点検となっているかと言えばそうではなく、それこそ個人因子しか見ていないようにも感じる。一字一句確認して、内容の良し悪しを判断するプラン点検については、必要性を含め改善した方が良い。

■福祉部長:プランを最適な状態に保つため、点検により常に見直しを行うことに意味があると考える。よって、プラン点検は継続していきたい。

 

■委 員:やっぱり家がいい!漫画制作について、進捗はどうなっているのか。

■事務局:2月9日の市民講演会で配布できるよう、準備を進めている。やっぱり家がいい!市民講演会は過去3回実施している。1回の講演内容を1巻にまとめ、合計3巻分を作成中である。

 

5 閉 会

(公開日:令和2年1月9日)

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情報発信元

福祉総務課地域包括ケア推進担当

(市役所第二庁舎1階)
開庁時間:8時30分から17時15分
閉庁日:土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
電話番号 046-225-2047
ファックス番号 046-221-2205
1900-08@city.atsugi.kanagawa.jp または メールフォーム

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