令和3年度 第3回 図書館協議会 会議録

更新日:2022年02月08日

公開日:2022年02月08日

会議概要

会議主管課

中央図書館

会議開催日時

令和4年1月19日(水曜日)午後4時から5時まで

会議開催場所

中央図書館4階会議室

出席者

厚木市図書館協議会委員6人、社会教育部長、中央図書館長、図書館係長、係員2人

説明者

係員

会議の経過は次のとおりです。

1 開会

中央図書館長

2 あいさつ

会長

3 案件

(1)他機関との連携について

事務局 資料1について説明。
会長 ただ今の事務局の説明について、御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

A委員 12月に実施した学校へのリサイクル図書の譲渡会は、どれくらいの冊数の譲渡があったのでしょうか。

事務局 参加校は24校、譲渡冊数は1,236冊(小学校18校1028冊、中学校6校208冊)です。

学校司書や学校図書館担当教諭の研修会と同じ日に開催しました。小学校の参加者が多くなっております。図書館で除籍になった本や寄贈でいただいた中で、図書館で受入れはしないが状態が良い本を提供し、6から7割程度が引き取られました。

B委員 関連図書展示は、図書館の職員が準備しているのですか。

事務局 図書館から市役所に企画展示希望について照会し、希望のあった課と協働して企画しています。図書以外の展示物については課の持ち込みが多く、ボランティア団体の活動をまとめたポスター、啓発物品、リーフレットなどを併せて展示しています。また、市役所のポータル掲示板に図書館での事業を毎月周知し、職員に向け、市の事業PRの場としての図書館の活用を発信しています。

C委員 自分にとって身近な情報でなくても、目に入ると手に取りたくなるので、PR効果はあると思います。

B委員 図書館と他の課の職員がともに作業しているということですね。図書館の職員が主になっているのですか。

事務局 主従はなく、お互いで意見を出し補佐しあいながら目を引きやすい展示になるよう心がけています。図書館としては、その事業の直接のテーマの他、関連するテーマの書籍も集めて、来館者の興味をひきやすくなるような紹介をしています。市の事業を紹介する際に、本が介在することでより分かりやすくなっている印象があります。担当課の職員から参考書籍の紹介があるなど、図書館の資料の充実にもつながっています。

B委員 市内の大学から本を借りられるのですか。大学に直接伺って借りないといけないのですか。

事務局 当館で所蔵していない場合は、県内の図書館を優先に検索し、ない場合に市内大学の蔵書を調べ提供しています。

C委員 市内5大学について教えてください。

事務局 湘北短期大学、松蔭大学、東京農業大学、神奈川工科大学、東京工芸大学と連携しています。

C委員 大学の本を借りられるネットワークシステムという理解でよいですか。

事務局 当館に申込いただければ、大学図書館から借りて厚木の図書館でお貸しできます。

C委員 湘北短期大学図書館は素晴らしいコレクションがそろっていますね。大学の図書館を利用できることを知らない方も多いと思うので、コロナが落ち着いたら、いろいろな機関が連携して紹介できればいいですね。

D委員 市機関の連携の他、大学の紹介展示も面白いのではないでしょうか。大学との接点は大人になるとあまりない。社会人の学び直しもトレンドになっているので良いきっかけになるのではないでしょうか。

会 長 新しい取り組みについてご意見ありましたらお聞かせください。

E委員 出前おはなし会を幼稚園や保育園も対象にしたらよいと思います。大型絵本、エプロンシアター、パネルシアターは子供たちにとても人気があります。

F委員 プラネタリウムで子供向けの企画「天の川おはなし会」がありますが、大人向けのおはなし会の上映もよいと思います。

事務局 新しい複合施設では未来館と図書館の融合を目指しており、プラネタリウムの活用も一環として考えていきたいと存じます。

F委員 連携展示についても広報あつぎに掲載しているのですか。

事務局 広報あつぎではなく、主に市ホームページに掲載しています。

D委員 事業の紹介だけでなく、「この課は何をやっているのか」の紹介や、ボランティア団体や民生委員さんなど、活動が見えにくいけれど重要な活動について積極的に照会してはどうでしょうか。

A委員 企画展示について広報あつぎに掲載しないのはスペースの問題ですか。

事務局 一部の企画展示については広報あつぎにも掲載していますが、すべての展示を掲載するにはスペースの問題があります。また、展示内容が変わる場合もあるので事前の掲載はしていません。

B委員 広報やタウンニュースには、イベント実施後の情報が多いのは締め切りの問題ですか。

事務局 実施前後のどちらも掲載していると思います。実施前に掲載していただいた方がPRにつながりますが、展示の状況を写真撮影していただき掲載された場合もあります。

A委員 労力をかけて準備しても多くの人の目に触れないともったいないので、周知方法を検討してほしいと思います。図書館のホームページを閲覧する人は少ないように感じます。いい方法があればいいのですが。

B委員 「推し本」の企画は良かったが、推薦を書いている人は少なかったのでもったいないと思いました。こどもタウンニュースに本の紹介が載っていますが、図書館でもこういったものを発行されるとよいと思います。推薦本を読んだ感想も聞くとおもしろいですね。

C委員 近所のカフェでは、本に貼付された紙に読後コメントを書きこんでいくという工夫をしていて、それがきっかけで本を読むということもおきています。本や図書館に興味ない方にPRするのは工夫が必要です。例えば、チラシのサイズをA4からA6サイズに変更し、手に取りやすくするだけで、持ち帰っていただけるようになります。SNSの活用もよいと思います。

D委員 企業でいうところの集客ですね。買う気がない人には買ってもらえない。買う気が少しでもある人にどのように訴求するかが課題。企業が広告打つ場合はマルチメディアです。デジタルもアナログも使いますが、デジタルは訴求効果がわかりやすい。どのアプリからサイトにたどり着いたかがわかるので効率的に周知効果がわかります。紙媒体は費用も掛かります。

A委員 市役所の窓口に、図書館のチラシは置いていますか。不特定の多くの方の目に触れやすいので周知になると思います。

事務局 チラシが多すぎて埋もれてしまうので置いておりません。

B委員 たくさんの情報がある場合でも、自分の興味があるものしか見ません。

D委員 情報の墓場ですね。

A委員 興味がない方に足を運んでもらう工夫は難しいですね。

事務局 特に子どもは保護者の方に連れてきてもらわないと図書館には来ていただけないので、保護者への周知が重要だと考えています。

B委員 小さいお子様をお連れの方は、公民館図書室が利用しやすいと思います。

事務局 新型コロナウイルス感染症の影響で、中央図書館は来館者が減っていますが、公民館図書室は増えているところもあります。

E委員 図書館のイベントを小さい紙で作成されているのは、持ち帰りやすくて重宝しています。

F委員 返却期限用紙の裏に推薦本の紹介があるとよいと思います。

会 長 その他、特になければ、案件(1)他機関との連携については、よろしいでしょうか。

全 員 了承

(2)その他について

事務局 「過ごすラボミーティング」について説明。(2回目は中止)

会 長 用意された案件については以上となりますが、案件(2)その他については、よろしいでしょうか。

全 員 了承

事務局 次回は3月の予定です。長時間にわたり御協議いただき、ありがとうございました。それでは、本日の協議会の閉会に当たりまして、副会長から閉会の御挨拶をお願いいたします。

4 閉会

副会長

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