荻野神社本殿・拝殿

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

荻野神社の拝殿真正面からの外観写真

拝殿

朱色が鮮やかな荻野神社の本殿の外観写真

本殿

県指定重要文化財(平成26年3月28日指定)

所在地

 上荻野1-イ 荻野神社

概説

 荻野神社は、かつては石神社と呼ばれ、自然石を御神体とし上・中・下荻野村三村の鎮守でした。
 本殿の建築年代は貞享4年(1687)で、大工頭領は飯山村の西谷半右衛門。市内で最も古く、かつ規模の大きい社殿です。
 本殿造立については、貞享4年(1687)12月25日の奥書のある木札「奉造立石神大明神社惣旦那寄進之覚」が伝存し、寄進者名やその金品、大工・木挽の名前が記されている。
 拝殿は、延享2年(1745)の建築とされ、本殿に遅れて造立されているが、華やかな本殿に調和した端正な社殿と言える。
 本殿:一間社流造(いっけんしゃながれづくり) 桁行2.49メートル
 拝殿:入母屋造(いりもやづくり) 桁行9.76メートル
 本殿は、平成8年4月26日に市指定有形文化財に指定されましたが、平成26年3月28日、本殿・拝殿と附(つけたり)として貞享4年木札が県指定重要文化財に指定されました。県内でも最大規模の社殿であり、建物細部の彫刻も豪華である点が高く評価されました。
 また、境内には市指定天然記念物のイチョウもそびえたっています。

交通案内

 バス 半原、まつかげ台行 荻野神社入口下車 徒歩5分

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地図

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