【平成30年度】三田林根遺跡2次調査

更新日:2021年08月26日

公開日:2021年04月01日

円状の形をした窪みがあり、所々柱が立っていた丸い跡のある竪穴住居跡の写真

竪穴住居跡

用水路のように地面から一段下がった場所に、円形のような形が見受けられる土坑墓群の写真

土坑墓群

2つの円形が重なったような形をして、上に大きな円形の窪みがある土坑墓の写真

土坑墓

三田林根(さんだはやしね)遺跡2次調査

所在地

 厚木市三田

調査原因

 小学校グラウンド整備

調査期間

 平成30年10月9日から平成31年2月22日まで

調査面積

 約280平方メートル

調査機関

 厚木市教育委員会

調査担当者

 佐藤 健二、安川 幸代子、寳満 龍之介

検出遺構

 竪穴住居跡4軒、配石2基、屋外埋設土器10基、焼土跡7基、屋外炉1基、集石1基、土坑235基、柱穴跡269基など

調査概要

 発掘調査の結果、縄文時代中期後半の拠点的な集落の一部が明らかになりました。今回の調査では、200基を超える多数の土坑が集中し、重複するように構築された集落内の墓域と考えられる場所が確認されました。この土坑群は環状集落の中央に形成されたものである可能性が高いと考えられます。
 また、縄文土器や石器などの遺物が、整理箱約50箱分出土しています。

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