【令和元年度】林天神D遺跡

更新日:2021年08月26日

公開日:2021年04月01日

縦長の四角形に発掘された跡には、円形にへこんだ箇所が複数見受けられる写真

調査区全景

楕円形の跡に等間隔で3点深い円形の跡があり、周囲にも同じような円形の跡がいくつもある発掘した写真

土坑

林天神(はやしてんじん)D遺跡

所在地

 厚木市林2丁目

調査原因

 個人住宅建設

調査期間

 令和元年5月16日から令和元年6月7日まで

調査面積

 約21平方メートル

調査機関

 厚木市教育委員会

調査担当者

 佐藤 健二、寳満 龍之介、亀井 久美子

検出遺構

 土坑2基、柱穴跡24基 (縄文時代中期)

調査概要

 発掘調査の結果、縄文時代中期の集落の一部が明らかになりました。今回の調査では土坑及び多くの柱穴跡が検出されましたが、柱穴跡の一部は住居等の柱跡である可能性が考えられます。また、土坑は、お墓の可能性も想定されます。限られた範囲の調査のため、集落の全容は明らかにはできませんが、本遺跡は大規模な集落の一部に当たると考えられます。
 また、縄文時代中期中葉の勝坂式土器を主体とする縄文土器や、石器などの遺物が整理箱約1箱分出土しています。

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