【令和元年度】金田牛久保遺跡
発掘調査風景
竪穴住居
金田牛久保(かねだうしくぼ)遺跡
所在地
厚木市金田字牛久保
調査原因
集合住宅
調査面積
81平方メートル
調査期間
令和元年5月20日から6月21日まで
調査機関
有限会社相模考古学研究所
調査担当者
渡辺 昭一
検出遺構
竪穴住居跡2軒
調査概要
本遺跡がある金田地区を含む中津原台地は、古墳時代中期から古墳時代後期の古墳群を有することで知られています。今回の調査では、これまで調査事例がなかった弥生時代の竪穴住居が極めて良好な状態で発見されました。竪穴住居の深さは約90センチメートルあり、ほぼ構築時の深さを保っている可能性があります。また、床面から焼土や炭化材が検出されたことから焼失住居と考えられます。住居内のピットからは、顔料と思われる赤色物質が入った小型の壺が発見されました。
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更新日:2021年10月19日
公開日:2021年10月19日