【令和元年度】金田牛久保遺跡

更新日:2021年10月19日

公開日:2021年10月19日

竪穴住居から遺物を発掘している様子

発掘調査風景

4本の柱穴をもつ竪穴住居検出状況

竪穴住居

金田牛久保(かねだうしくぼ)遺跡

所在地

 厚木市金田字牛久保

調査原因

 集合住宅

調査面積

 81平方メートル

調査期間

 令和元年5月20日から6月21日まで

調査機関

 有限会社相模考古学研究所

調査担当者

 渡辺 昭一

検出遺構

 竪穴住居跡2軒

調査概要

本遺跡がある金田地区を含む中津原台地は、古墳時代中期から古墳時代後期の古墳群を有することで知られています。今回の調査では、これまで調査事例がなかった弥生時代の竪穴住居が極めて良好な状態で発見されました。竪穴住居の深さは約90センチメートルあり、ほぼ構築時の深さを保っている可能性があります。また、床面から焼土や炭化材が検出されたことから焼失住居と考えられます。住居内のピットからは、顔料と思われる赤色物質が入った小型の壺が発見されました。

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