給食の残さ減量化に向けて

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

給食の食べ残しを減らそう

 学校給食は、成長期にある子どもたちの健康や発達のためにかかせない食事として、栄養バランスを考えてつくっています。
 また、子どもたちに「食」について興味を持ってもらうため、郷土料理や友好都市の料理など、バラエティに富んだメニューを提供するとともに、地場の農産物についても積極的に取り入れるなど、食育に生かしています。
 そのような中で、どうしても出てしまうのが、「食べ残し」です。

給食の食べ残し量

令和元年度2学期の食べ残し量(令和元年9月から令和元年12月まで)

区分

食べ残しの量
(全体)キログラム

食べ残しの処分費用

食べ残しの量
(一人一食当たり)

小学校

22,408.7キログラム

1,423,297円

約25グラム

中学校

24,327.3キログラム

1,544,334円

約59グラム

 令和元年度第2学期については、上の表のとおり、食べ残しが出ている状況です。
 現在、栄養士による給食の味付けや調理方法の工夫をはじめ、給食時間に担任教諭による食育の充実を図るなど、食べ残しを減らすために、教育委員会、学校、栄養士が一丸となって取り組んでいます。
 食べ残しの理由は、個人差など、子どもたちによって様々ですが、大きな理由の一つに「好き嫌い」があり、特に野菜、豆類などのメニューが多く残りがちであることが分かっています。

保護者の皆様へ

家庭でも取り組んでみよう

 ぜひ、ご家庭でも、お子様の好きな食べ物、よく食べる料理ばかりではなく、野菜、魚介類、豆、海藻など幅広い食材を積極的に食卓に乗せてみてください。
 そして、苦手な物や食べたことがない料理も、一口チャレンジさせて、味の学習をさせてあげましょう。繰り返し食べて味に慣れることで、克服しやすくなります。また、苦手な理由を聞いてみましょう。「匂いが嫌い」「苦いから」などは調理法を工夫すれば食べられることもあります。
 食卓は食べ物に対して感謝をすることを学ぶ機会でもあります。残さず食べることで、食品や生産者、調理をしてくれた人へ感謝する心を育てましょう。

あゆコロちゃんが食事をしているイラスト

(公開日:令和2年1月23日)

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