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令和2年度 第2回 図書館協議会 会議録

最終更新日 2020年10月22日(木曜日)

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会議主管課 中央図書館
会議開催日時 令和2年10月14日(水曜日)午後2時から4時まで
会議開催場所 中央図書館4階会議室
出席者 厚木市図書館協議会委員6人、社会教育部長、中央図書館長、図書館係長、係員2人
説明者 係員2人

会議の経過は次のとおりです。(公開日:令和2年10月22日)

1 開会

中央図書館長

2 あいさつ

会長

3 案件

(1)厚木市複合施設等整備基本計画について

事務局 厚木市複合施設等整備基本計画を説明。

会 長 ただ今の事務局の説明について、まず概要版について御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

全 員 なし

会 長 特になければ、概要版については、よろしいでしょうか。

全 員 了承

会 長 続いて、図書館の考え方について、御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

A委員 図書館の機能について、10代優先スペースと静かな部屋がそれぞれありますが、学習席はどうなりますか。現在は閲覧席と学習席は一緒ですが別にするのでしょうか。

事務局 新しい図書館では、会話もできる図書館を考えています。しかし、ニーズの多様化から、会話をしながら調べものをしたい方も、自分の世界の中で静かに本を読みたい方もいるため、どちらのニーズにも答えられるスペースを用意したいと考えています。学ぶという場面では、10代の方だけでなく中高年の方、シニアの方も学びが必要になっています。じっくり一人で学ぶ場面と人と交流しながら学ぶ場面のどちらにも対応できる図書館を計画しています。

B委員 10代の居場所を作ることは、図書館がやらなくてはいけないことでしょうか。アミューあつぎ6階に飲食可能なフリースペースがありますが、学生の学習席のようになっていて、本来は会話ができる場所のはずなのに、会話しづらい雰囲気があります。

事務局 10代の方の利用を増やしたい考えがあり、10代の方が居場所と感じられるような場所をつくることで、本に触れる機会も作っていきたいと考えています。

C委員 図書館の定義の見直しが始まっているのではないでしょうか。

D委員 アミューあつぎ6階が学習席のような場になっているという御指摘ですが、図書館がそのような場所になっても構わないと思います。おしゃべりしながら勉強することもでき、じっくり勉強することもできるような、明確に利用を区別するのではなく、ゆるやかな形が時代に合っているのではないでしょうか。

C委員 いろいろな空間を用意して、利用者がその日の目的に合わせて選べるとよいですね。

E委員 図書館は目的が異なる方が利用される場所、多様性が認められる場所だと思います。幼いころ本を読んでいた子供でも、10代になると読まなくなる場合があります。ただ、そんな場合でも図書館は10代の居場所としてシェルターのような役割を果たすことができます。居場所として利用することで、図書館に関するサークル活動やボランティア活動が生まれるケースもあります。また、市の歴史は伝えていかなくてはならないと思います。市民が記憶、歴史を共有することで地域や人を知ることができます。

F委員 現在、図書館は足が向く人、向かない人に分かれてしまっています。複合施設になることで、今まで図書館に来なかった方にアプローチできるというのは素晴らしい可能性です。10代、20代、それ以外の世代にも来てもらいたいですね。

B委員 この計画は大和市シリウスのイメージが投影されているように思います。雑誌を読みながらゆっくりできる場所、仕事ができる有料席、いろいろありますが、実際のところ使ってみて、運営がうまく流れるのか危惧しています。本を読んで時間がつぶせる場所を作るだけで、本につながったといえるのでしょうか。

C委員 本があるのが図書館なのかという問いもあります。市民にとって必要な図書館とは何でしょうか。本はネットで簡単に購入でき、古本であれば安価に手に入れることもできます。何かを知りたいときgoogleで調べれば、図書館で行うレファレンスよりも早く情報を手に入れることができます。なぜ図書館がいるのか。でもあったほうがいいという人が多い。それはなぜかというと、図書館の役割とは本ではないのではないでしょうか。公民館に行くというと「何しに行くの?」と聞かれますが、図書館に行くと言っても理由は聞かれません。

B委員 確かにとても理想的な計画だと思います。ただ、そういう空間を用意しただけで、利用が増えるとは思えません。現実的にどのように運営していくのかが重要です。

C委員 図書館として課題設定が弱いという点は以前から指摘しているところです。図書館の利用者が減っているから増やさないといけない。ではどういう施策をすれば効果があるのかという流れが大事です。カフェで400円払って勉強する学生もいるし、アミューあつぎで勉強する学生もいます。そういったニーズがあることから、有料席を確保することも一つの施策となります。それが民業圧迫になる恐れもありますが。

事務局 図書館をまず知ってもらいたいという意識があります。図書館は人と情報をつなぐ場所ですが、無料で利用ができることをご存じない方もいらっしゃいます。保護者の方が連れてこられないとお子様も利用できません。まず足を運んでいただくことが大事だと思っています。新しい複合施設では市役所に来られた方がついでに図書館に寄ることもできるので、新しい利用者にアプローチしたいと思います。押し付けるのではなく、学びたい気持ちの自発性を大事にできる図書館を目指しています。

B委員 そういった観点は大事だと思います。10代の利用者の中から図書館関連サークルが立ち上がった話もとても良いですね。ただ、居心地の良い場所で雑誌を読むだけではない、図書館のさらに深い利用方法があることを教え、導く人材が必要です。この計画はよくできていますが、遂行していくには人材育成が不可欠です。管理運営体制について業務委託や指定管理を検討するという話がありましたが、民間にできるのでしょうか。人材を生かした体制を整えてほしいと思います。

D委員 人材の考え方は大事です。まず理想的な計画を念頭に置きながら、現実的にどのように進めていくか、段階的に検討していけばよいのではないでしょうか。初めから完璧なものを描くのではなく、ある程度動き出してから検討することも必要だと思います。

事務局 様々な御意見がありますが、参考にしながら、市全体で複合施設の検討を進めてまいります。

会 長 続いて、連携の考え方について、御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

C委員 具体的な内容の記載がないので、今後の状況を見たいと思います。

事務局 検討が進みましたら当協議会に報告いたします。

E委員 マサチューセッツでは市の中心地に、消防署、市庁舎、図書館が並んでありました。近さを生かして、消防車を見ながら読み聞かせを行ったり、図書館を会場に市ではどんな仕事をしているのか紹介をしたりと、様々なプログラムがありました。様々な部署の方たちが交流することで、市民の中でもお互いを助けあう雰囲気が作られていましたが、そういった空気を市全体として共有できるかはとても難しいことだと思います。市の上層部が市の在り方について同じ方向を向いて進めることがとても重要です。

D委員 団体として市と関わる時、縦割りが意識されることが多く、どこの部署が担当するのかのやりとりだけで時間が過ぎていくこともあります。連携機能をどのように機能させていくのか、市全体の問題として検討していただきたいと思います。

事務局 いかに連携できるか、市民の皆さまの期待もそこにあると感じています。計画は夢があるものですが、実現に向けて、皆さんと一緒に作り上げていきたいと思います。

会 長 その他、特になければ、案件(1)厚木市複合施設等整備基本計画については、よろしいでしょうか。

全 員 了承

(2)令和2年度事業中間報告について

 

事務局 「令和2年度事業中間報告」【資料1】について説明。

会 長 ただ今の事務局の説明について、御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

B委員 ブックススタートについて、現在は手渡しのみになっていますが、コロナが収束した後は、以前のとおり、読み方の説明をしながら手渡しをする方法に戻していただきたいと思います。ブックスタートに来られない方については、今後の課題として検討してください。

事務局 厚木おはなし会に御協力いただきブックスタート事業を実施しています。現在は窮余の策として手渡しのみとしておりますが、新型コロナウイルス感染状況が改善した際には、元に戻したいと考えております。

C委員 コロナの影響でどこの図書館も対応策を練っているが、そこで見えてきたのが、来館者だけが利用者なのではないということです。オンラインで情報提供ができれば、来館しない方でもサービスを受けられることがわかりました。リアルな本は郵送で送って、本の読み方についてはYouTube動画で学ぶなども考えられるのではないでしょうか。

E委員 障がいを持つ方や日本語が得意ではない方向けのプログラムも考えていただきたいと思います。

事務局 障がいと言っても様々な種類があり対応の仕方も異なるため、まずは本を届けることが第一と考えています。外国籍の方については、通常のプログラムの中で参加があれば対応していきたいと考えています。

D委員 一般の方向けの読み聞かせ講座を行ってらっしゃいますが、動画をオンラインで提供していただきたいです。最近の方はネットからの情報取得が主でYouTube動画を見る方も多くなっています。どのように子供に本を読んであげればいいのかわからないというニーズに答えることができると思います。

事務局 本の読み聞かせのYouTube動画については著作権の問題があり難しい状況です。

事務局 博物館では館内を紹介する動画を公開しています。図書館でもSNSを活用した情報提供など検討してまいります。

D委員 LINEで厚木市公式アカウントから情報が流れてくるサービスがあります。自身で情報を取りに行くのではなく、勝手に流れてくるのは、いろいろな情報を知ることができるので便利ですね。

C委員 著作権の件ですが、京都の図書館では地元の童話作家に協力してもらい、読み聞かせを行っているそうです。

E委員 オンラインでの本の読み聞かせは、学校にいけない子どもにも参加してもらえます。安全性の高いオンライン会議システムを使い、知り合いの童話作家に協力してもらい実施したところ、保護者からも好評でした。

B委員 読み聞かせは技術だけではないので、動画をただ見せればいいというものではないと思います。対面でしかできないことがあります。

事務局 こういう状況下での取組の一例であって、平時は対面が望ましいと考えています。

E委員 オンラインが入り口になればいいのではないでしょうか。オンラインと対面とを比較することで、より対面の良さがわかるということも考えられます。

F委員 本を読むことを幼い時に経験していれば、中高生で一時離れてしまっても、その経験があることで読書に帰ってくることもできるし糧にもなるはずです。図書館には期待しています。

会 長 その他、特になければ、案件(2)令和2年度事業中間報告について、よろしいでしょうか。

全 員 了承

(3)その他

 

事務局 田中副会長から、貸出機能に重点をおいた既存の図書施設とは異なる、調査相談・情報提供に特化した「課題解決型図書館」である、「札幌市図書・情報館」のご紹介をいただきました。せっかくの機会ですので、皆様にもお知らせいただこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

副会長 「札幌市図書・情報館」等についてご紹介。

会 長 ただ今の事例について、御質問、御意見等がございましたらお願いいたします。

A委員 司書による特集展示が印象的でした。厚木市の図書館でも特集展示を行っていますが、館内の奥まったところで実施されているので、入り口付近に展示内容がわかる表示をしたらよいと思います。

D委員 本を貸し出さないことに驚きました。居心地の良い図書館というのは厚木の図書館が目指すものと同じで参考になります。

B委員 司書がしかけることで、さらに深い利用ができるという良い事例でした。安定した職があることでしっかり仕事ができるのだと思います。

D委員 10代のフロアに進路や職業の案内があるのは利用者にとって参考になると思います。

B委員 進路や職業の相談に乗ることができる司書やボランティアがいないと不十分です。そういった対応ができる体制を整えることが必要です。

D委員 ICタグの導入などで業務が減り、専門職がすべき仕事に注力できるかもしれません。業務の整理が必要なのではないでしょうか。

F委員 ジャングルジムを置くフロア、閲覧のみの図書館など、いろいろな方針がありますが、あれもこれもと取り入れると、どっちつかずの施設になる恐れがあります。どういった理由でジャングルジムを置くのかというような強固な方針をしっかりと作り上げていくことが大切です。

会 長 他に御質問、御意見はございませんでしょうか。「札幌市図書・情報館」についてはよろしいでしょうか。

全委員 了承

事務局 次回は1月の予定です。長時間にわたり御協議いただき、ありがとうございました。それでは、本日の協議会の閉会に当たりまして、副会長から閉会の御挨拶をお願いいたします。

 4 閉会 

副会長

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