ページID:P040807

【陳情第10号】公立中学校夜間学級の設置を神奈川県に求める意見書提出及び、市民に一層の周知を図り、その設置に向けて検討を進めることを求める陳情

最終更新日 2018年3月20日(火曜日)

印刷

陳情第10号 平成30年2月20日   受理 
議決結果   平成30年3月20日 採択

件名

公立中学校夜間学級の設置を神奈川県に求める意見書提出及び、市民に一層の周知を図り、その設置に向けて検討を進めることを求める陳情

陳情者

厚木市下古沢342番地5
あつぎえんぴつの会 代表 岩井 富喜子

付託委員会

環境教育常任委員会

陳情の趣旨

 国の動向は、2016年12月7日に「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が成立し、文部科学省はそれに基づく「基本指針」を翌年2017年3月31日に発表し「学校教育法施行規則」も改正した。全ての都道府県に少なくとも一つは夜間中学等が設置されるように、未設置県への設置の促進を促している。
 神奈川県の動向は、県内2校の公立中学校夜間学級は、横浜市と川崎市に各1校ずつあるが、入学条件が市内在住または在勤とあるため、この2市以外の県民のニーズにこたえられない状況が続いている。
 神奈川県教育委員会は、2016年度初めより県内全ての市町村とともに「中学校夜間学級等連絡協議会」を組織し、いわゆる「義務教育確保法」成立後は、より踏み込んで16市町村とともに「中学校夜間学級の設置に関する検討委員会」を組織した。2017年12月25日から本年1月25日までの1カ月をかけて「夜間中学に関するアンケート調査」を行い、夜間中学へのニーズを調べ、2月9日に調査の結果を発表した。それによると、160枚の回答数のうち、県央地区で72人の入学希望者の回答がみられた。集計した子ども教育支援課は、「希望者が多い地域も分かったので、2018年度は地元教育委員会と検討を進めて公立夜間中学校の設置場所を絞り込んでいきたい」(神奈川新聞2月10日付)とコメントしている。
 あつぎえんぴつの会の活動は、戦時下において義務教育未修了者にならざるを得なかった一女性の「学びたい」という長年の願望が実り、2013年11月に「えんぴつの会」が発足し、厚木市や市民の方々の支援、そして、マスコミの応援を受けて現在に至っている。厚木市より中町の会議室をお借りして、毎週木曜12時30分から15時まで、毎回9から14人の方が、スタッフとほぼ一対一で学習者の要求に応じて学ぶことができている。
 昨年11月19日、厚木市と厚木市教育委員会及び神奈川県教育委員会の後援をいただき、アミューあつぎ.comシネマにおいて「公立夜間中学って知ってますか~映画上映のトーク~」を開催した。夜間中学のドキュメンタリー映画「こんばんは」の上映後、スタッフの一人でもある前川喜平さんから夜間中学について語ってもらった。午前、午後とも満席で200人を超える参加者があった。
 夜間中学を初めて知った方も多く、「想像以上にすばらしい映画でした」「学ぶことで生き生きでき、自分に自信が持てるんですね」「いろいろな国のさまざまな方が安心して学び合える場は本当に大事ですね」というような感想がたくさん寄せられた。
 また、「私も形式卒業なので、夜間中学の自由と個人に合わせた授業を受けたい」「本来、学ぶことは楽しいはずなのに、今の学校ではそうしたことが失われている気がする。夜間中学にしろ、フリースクールにしろ、誰もが学びたいときに学べる場がもっとふえてほしい」など、夜間中学の設置を希望する意見も聞かれた。
 以上のような取り組みの経過から、県央地区において中学校夜間学級の設置が求められていると考えます。

陳情の項目

1 中学校夜間学級に対する市民の理解を深めるため、広報活動を進めてください。
2 中学校夜間学級の設置に向けての検討を進めてください。
3 県央地区に中学校夜間学級が設置されるように厚木市から神奈川県へ意見書を提出してください。

情報発信元

議会総務課議事調査係

(市役所本庁舎5階)
開庁時間:8時30分から17時15分
閉庁日:土曜、日曜、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)
電話番号 046-225-2701
ファックス番号 046-223-9535
7600@city.atsugi.kanagawa.jp または メールフォーム

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。

より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、メールフォームからお送りください。
いただいた情報は、プライバシーポリシーに沿ってお取り扱いいたします。