平成28年度厚木市市民参加型外部評価の結果について

更新日:2022年04月12日

公開日:2021年04月01日

2台のモニターに映像が映し出され、机上の資料を見ながら会議をしている方々の写真

平成28年度市民参加型外部評価結果に係る行政評価委員会の結果を公表します!

 市民参加型外部評価は、公募市民と学識経験者からなる5人の外部評価委員と市民の皆様から無作為抽出により選出した外部評価モニターが、評価の対象として選ばれた市の事業について公開の場で「要改善」「現行どおり」「廃止」の3区分で評価するものです。
 平成28年度は、7月30日及び31日の2日間で、8事業の評価を行いました。
 市は、外部評価結果のとおり事業内容や手法を変更することが、どのように市民の皆様に影響するかを慎重に見極めた上で、最終的な評価を決定する必要があることから、いただいた評価を基に庁内で組織する行政評価委員会において審議し、最終評価を決定することとしています。
 今年度外部評価を行った8事業についても、行政評価委員会において事業所管課の今後の取組や検討内容について慎重に審議し、次のとおり最終評価を決定しました。

行政評価委員会の結果一覧

対象事業

評価

評価の理由

防災備蓄品整備事業費

要改善
(拡大)

 防災備蓄品の整備は、災害に強いまちづくりを推進するための重要な取組であり、今後も計画的な整備を進め、備蓄品の一層の充実を図る必要がある。整備に当たっては、中長期的な計画を立てて、民間や他の自治体との連携を今後一層強化するとともに、災害時に、備蓄品を迅速かつ的確に活用できる体制づくりを含めた検討が必要である。また、市民の備蓄に対する理解を深めるため、更なる周知を図る必要がある。

バス利用促進等総合対策事業補助金

要改善
(実施内容・実施方法)

 事業名称と事業内容が整合に欠けて分かりにくいため、事業名称の変更を検討すべきである。上屋の設置については、事業効果を把握するため、設置後の利用状況等を調査する必要がある。なお、ノンステップバスの積極的な導入、上屋の設置などを通して、バス利用を積極的に推進するという市の考え方を明確にするとともに、バス利用の促進に資する新たな取組を検討する必要がある。

里地里山保全等促進事業費

現行どおり

 里地里山の保全は、豊かな自然環境を将来に継承していくための重要な取組である。現在、活動団体の増加や市民や企業、大学等との連携など、保全活動の一定の拡大が図られていることから、今後も市民に十分に認知されるよう周知方法を工夫するなどして、里地里山の保全に係る市民意識の醸成及び保全活動への参加拡大を促進するものとする。併せて、新たな担い手となるNPO団体等の掘り起こしを継続して行うことも必要である。

年末年始公共施設の開放

要改善
(縮小)

 年末年始の公共施設の開放については、サービス開始から10年以上が経過しており、これまでの利用状況等を踏まえ、サービス内容の見直しを検討する必要がある。具体的には、利用状況に応じた開放施設の縮小や開放日の短縮、受益者負担の観点から、有料施設の無料開放の見直しなどが必要である。

地域児童クラブ育成支援事業補助金

要改善
(拡大)

 放課後児童クラブへの入所を希望する保護者が増加する中、待機児童解消に向けて、市立放課後児童クラブとともに、地域児童クラブは重要な役割を担っており、今後も運営支援を拡大していく必要がある。具体的には、地域児童クラブの設立に関心をもつ団体のニーズを把握して必要とされる支援メニューの拡充などに努めるとともに、積極的な情報提供等を行い、地域児童クラブの拡充を促進する。また、保護者に対しても地域児童クラブについて更なる周知・誘導を行う必要がある。

輝き厚木塾開設事業費

要改善
(実施内容・実施方法)

 輝き厚木塾は、市民が講師となり講座を開催する、市民と行政の協働による生涯学習事業であり、本市の生涯学習を推進する上で重要な役割担っていることから、今後も取組を継続していく必要がある。継続に当たっては、市民ニーズを把握して、要望にあった講座を開催するように取り組むとともに、本事業の推進役である「あつぎ生涯学習リーダー会」がより自立的な運営ができるように、行政との役割分担を見直す必要がある。

厚木市中心市街地商店街空店舗対策事業補助金

要改善
(実施内容・実施方法)

 空き店舗の解消は、中心市街地の活性化を図る上で重要な取組の一つであることから、今後も事業を継続していく必要がある。事業の実施に当たっては、中長期的な計画や最終的な事業目標を設定し、計画的に取り組むともに、支援店舗への継続的なヒアリングなどを実施し、効果の検証や支援メニューの見直しを行っていく必要がある。支援に当たっては、資金だけでなく出店後の店舗経営のフォローなども重要であることから、他の事業と連携して、切れ目ない支援を行う必要がある。

あつぎスポーツアカデミー推進事業補助金

要改善
(実施内容・実施方法)

 本市の生涯スポーツの普及・推進を図る上で重要な役割を担っており、今後も事業を継続していく必要がある。事業内容については、体育協会の評価を始め、事業参加者だけでなく、事業に参加していない市民を対象にするなど、様々な視点で評価をしていただくとともに、近隣自治体との比較などにより、的確に評価を行う必要がある。また、トップアスリートの育成については、本事業における必要性や優先順位、民間事業者への委託の可能性などを含め、実施内容や方法を見直すことが必要である。

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