平成30年度 第1回下水道運営審議会会議録

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

平成30年度第1回厚木市下水道運営審議会議事録

会議主管課

都市整備部下水道総務課

会議開催日時

平成30年5月21日 月曜日

午後1時30分から午後3時00分まで

会議開催場所

厚木南公民館 集会室

出席者

下水道運営審議会委員11人
都市整備部長 参事兼下水道総務課長、参事兼下水道施設課長 主幹兼許認可係長

主幹兼下水道計画工事係長、主幹兼下水道施設係長、主幹兼下水道総務係長

下水道総務係員、下水道施設係員

説明者

主幹兼下水道総務係長、主幹兼下水道計画工事係長

会議の経過は以下のとおりです。

事務局

ただ今から、平成30年度第1回厚木市下水道運営審議会を始めさせていただきます。

まず始めに、資料の確認をさせていただきます。

事務局

 資料確認 

事務局

それでは、委員の紹介に移らせていただきます。

 委員自己紹介 

事務局

続きまして、都市整備部下水道関係職員の自己紹介をさせていただきます。

 職員自己紹介 

議事に入りたいと存じますが、本日の審議会は委員14名のうち11名出席されておりますので、この審議会が成立していることを報告いたします。

それでは、平野会長よろしくお願いいたします。

会長

これから、案件について活発なご意見やご質問等をしていただきますよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

それでは、案件に入ります前に、会議の傍聴の申し出はありますか。

事務局

傍聴の申し出者はおりません。

会長

それでは、4案件について、事務局の説明をお願いします。

事務局

 案件(1)地方公営企業法の適用について 資料1説明 

会長

 ただいま、事務局から説明がありましたが、何か御意見、御質問等ありましたらお願いします。

委員

企業会計移行後については、弾力的な経営が可能とのことですが、具体的にどのようなことが想定されますか。

事務局

大きな金額として公債費、工事費、流域への負担金が考えられますが、これらについては予算を超える支出があるとは、ほぼ想定しておりません。

仮に、災害等の緊急対応をすべき支出がある場合、予算が設定してあったとしても、経営上可能であれば、それを超えて支出することが認められることもあるかと思いますが、想定はしづらいです。

委員

企業会計移行に向けて条例改正がされると思いますが、条例改正後の下水道運営審議会の位置づけはどうなっているのでしょうか

事務局

位置づけについては何も変更はありません。

下水道事業については引き続き行っていきますし、それに関して諮問・答申を行う必要があります。条例を改正するにあたり、委員の皆様に条例の改正案等について審議をお願いすることがあると思います。

委員

公営企業会計になると経営状況を把握しなければならないと思いますが、今現在、投資効果を検証するシステムはどうなっているのですか。費用対効果はどのようにして把握しているのですか。また、優先順位はどうやって決めるのですか。

事務局

官庁会計は金銭に換算した投資効果や費用対効果で事業を検証していません。公の利益が第一義であり、どのような収益があるのか損があるのかは検討の過程にありません。また、事業の必要性、緊急性で事業の優先順位を決めています。

事務局

 案件(2)経営戦略の策定について 資料2説明

会長

 ただいま、事務局から説明がありましたが、何か御意見、御質問等ありましたらお願いします。

委員

厚木市の場合、下水道処理場は県に委託しているため、処理場の経営戦略については県も関係するため、県の考え方を考慮するのですか。もしくは同様に県も処理場についての経営戦略を作成するのですか。

事務局

相模川流域下水道という1つの下水道事業となるので、県も経営戦略を作成していく必要があります。

流域下水道は下水道事業として各市町からの負担金をもとに経営や処理場の維持管理等を行っているため、県は各市町から支払われる負担金を収入として経営戦略の中に当然盛り込んでいきます。

また、各市町は負担金を支出として経営戦略の中に当然盛り込んでいきます。

委員

経営戦略の期間は10年となっていますが、ひな形がかなり細かくなっており、具体的なものは立てにくいのではないですか。10年も先のことが予測できるのでしょうか。

経営戦略を立てるにあたっての背景、基本方針となる大きなすり合わせはどのように進めていくのですか。

事務局

国が10年以上と決めているのでまず、それに基づいています。

確かにひな形の積み上げは細かいですが、都市計画や産業の動向をとらえ、人口の動態等を踏まえて作成するしかないと考えています。

委員

経営戦略となると、儲けようとか欲が出てきてしまうことがあるかもしれませんが、身の丈に合った経営を心がけてほしいという要望があります。

事務局

多角経営的な部分で収益事業という部分だと思いますが、厚木市の場合は、管きょのみ所有し、処理場がないためエネルギーや土地利用等の収益事業は盛り込めないだろうと考えております。

事業と下水道使用料の見合いがどうなるのか。この部分が中心になるのではないかと思います。

委員

10年以上の計画で単年度の積み上げで計算していると思いますが、現状、使用料収入を推計するにあたり、データの収集等どのようにとらえていますか。

事務局

推計に必要な料金収入や人口のトレンド、現状の決算データの収集ができております。 単年度の積み上げは可能な限り行い、物価スライド等推計に必要な準備をしています。

事務局

 案件(3)下水道全体計画区域の変更について 資料3説明

会長

 ただいま、事務局から説明がありましたが、何か御意見、御質問等ありましたらお願いします。

委員

青色の計画汚水区域で単独浄化槽や汲み取りはありますか。

事務局

青色の区域は合併処理浄化槽、単独浄化槽や汲み取りが混在しています。

下水道計画図の青い区域は下水道が来ないので、将来的には、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽に切り替えていただきます。

生活環境課でも、合併浄化槽へ促進を行っています。

事務局

 案件(4)汚水適正化処理計画について 資料4説明

会長

 ただいま、事務局から説明がありましたが、何か御意見、御質問等ありましたらお願いします。

委員

第1、2の計画に入っていなくて、下水道計画図の青色の箇所にも入っていない区域の合併処理浄化槽の補助金は同じですか。つまり、青いところの区域と下水道整備区域図の中で、赤・黄の箇所の区域での補助金はどうですか。

事務局

合併処理浄化槽の補助金については生活環境課が行っており、赤・黄色の区域は補助金の適用はないと確認しております。

委員

ということは、赤と黄色に入っていなければ補助金の対象となるということですね

事務局

そういうことになります。

委員

将来的に赤でも黄でもない区域が、下水道計画図の青色のように変わっていく可能性はありますか

事務局

その可能性はあります。

本来であれば、事業計画区域が全体計画区域までが行けばよいが、人口減少等により、人がいないところに下水道を整備しても維持管理だけが残ってしまうことがあるので、全体計画を縮小していく方向になっていくと思います。

事務局

 資料5説明

委員

市街化調整区域の面積と2030年までに整備をする区域の面積比率はどのくらいですか

事務局

市街化調整区域に占める赤、黄色の割合は、2.3%となります。

市街化調整区域は6,211ヘクタール、赤、黄色の面積は142ヘクタールとなります。

会長

次第5 その他について事務局の説明をお願いします。

事務局

5 その他 についてご説明させていただきます。

今まで、審議会終了後に議事録を作成し、委員2名の方に署名をお願いしていましたが、審議会に関する要綱には、署名を必要事項としておりません。また、署名をお願いする日程調整等により、委員の方に負担をかけてしまうこともあり、今回から署名を廃止させていただきたいと思います。

なお、諮問・答申を行うような重要案件につきましては、委員の方に議事録の確認をお願いしたいと思います。

会長

今回から会議の議事録の署名を廃止しますが、重要な諮問・答申を行うような案件については、署名ではなく、委員の方に議事録の確認をお願いするということでよろしいでしょうか。

【異議なし】

会長

5 その他 についてはこれで終了とさせていただきます。

本日の案件、その他については以上となりますが、委員の皆様から連絡ありますでしょうか。

委員

【連絡事項等なし】

会長

ないようですので、事務局からは連絡ありますでしょうか。

事務局

 特にございません。

会長

本日予定をしておりました案件は以上で終わりましたので、ここで議長の任を解かさせていただきます。

進行を事務局にお返しします。

事務局

平野会長におかれましては大変お疲れ様でした。

以上で、本日の会議を終了させていただきます。

本日は、大変ありがとうございました。

この後、あさひ公園貯留施設の見学会となります。

あさひ公園までご案内いたしますので、よろしくお願いします

(公開日:平成30年5月22日)

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