伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報の発令について

更新日:2024年12月06日

公開日:2024年12月06日

令和6年12月5日、神奈川県内に伝染性紅斑(リンゴ病)の警報が発令されました。

「神奈川県感染症発生情報(48週報)」によると、11月25日~12月1日の伝染性紅斑の定点当たり患者報告数が「2.17」となり、警報レベルの「2」を超えました。

感染予防と感染拡大の防止のため、日ごろから手洗い、咳やくしゃみが出るときはマスクをするなどの、咳エチケットを心がけましょう。

伝染性紅斑(リンゴ病)とは

ヒトパルボウイルスB19による感染症で、通常4日から14日(21日程度になる場合もある)の潜伏期間の後、特徴的な両頬の紅斑(赤い発疹)に続いて、手足に網目状の紅斑が現れます。 小児を中心にしてみられる感染症です。

一般的な症状、経過

4日から14日程度の潜伏期間の後、特徴的な両頬の紅斑(赤い発疹)に続いて、手足に網目状の紅斑が現れます。紅斑の出現前にかぜ様の症状がみられることが多いですが、感染力は発疹出現前のこの頃に最も強く、発疹出現後には感染力はほぼ消失します。

通常は自然に回復しますが、成人では関節炎を合併することもあります。また、妊婦が感染すると胎児水腫や流産を、溶血性貧血の患者では汎血球減少をおこすことがあります。

予防対策

日頃より手洗い・咳エチケットを心がけて、感染を予防しましょう。

治療法は

伝染性紅斑に対する特別な治療法はありません。発熱や関節痛、皮膚のかゆみなどへの対症療法が行われることがあります。

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