がん検診について

更新日:2022年05月09日

公開日:2021年04月01日

がん検診を受診しましょう

 がんは、日本人の死因の第一位となる病気です。早期に発見し、適切な治療を行えば、治癒率が高まります。本市では、市民の方を対象にがん検診を行いますので、ぜひご受診ください。

がん検診受診方法についてのチラシ

がん検診のメリット・デメリットについて

  •  メリット
    1. 検診を受診することで、がんの早期発見、早期治療による救命の効果が期待できます。早期のがんであれば治癒の可能性が高く、治療内容も軽くなります。
    2. がんに限らず検診で疾病が発見されることにより、医療機関による適切な治療に結び付けることができます。
    3. 市で実施するがん検診は、受診券を使わずに個人でがん検診を受診するよりも安価で受けられます。
  •  デメリット
    1. 検診では、100%の精度でがんが発見されるわけではなく、がんが一定の大きさになるまで発見することはできません。また、がんが見つけにくい場所に存在していたり、見つけにくい形をしている場合があります。
    2. 検診で見つかるがんには、検診後、進行がんにならなかったり、そのままの状況にとどまったりして、生命に影響しないがんもあります。(過剰診断)
    3. がん検診で「がんの疑い」と診断されると、精密検査が必要となりますが、精密検査を受けた結果、「がんではなかった」と判定されることがあります。(偽陽性)
    4. 検査によって身体に負担がかかってしまう場合があります。例えば内視鏡検査には非常に確率は低いものの、消化管穿孔(穴があく)などが発生するデメリットもあります。

詳しくは、以下のホームページをご覧ください

がん検診の種類、対象者及び受診費用

 がん検診の種類、対象者及び受診費用は、次のとおりです。なお、受診時に厚木市に住所を有する必要があります。

胃がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診
(選択制)

40歳以上の方

  • X線 4100円
  • 内視鏡 4800円
  • リスク検診 1500円
    (リスク検診は、血液検査により、将来胃がんになる可能性を判定します。)
 

集団検診
(X線)

40歳以上の方

1500円

肺がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

40歳以上の方

500円

施設検診

50歳以上の方で、喀痰細胞診検査実施時

1600円

大腸がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

40歳以上の方

400円

前立腺がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

50歳以上の男性

1000円

乳がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診
(マンモグラフィ)

40歳以上の女性で前年度乳がん検診未受診者

  • 40から49歳 2100円
  • 50歳以上 1600円

集団検診
(マンモグラフィ)

40歳以上の女性で前年度乳がん検診未受診者

  • 40から49歳 1800円
  • 50歳以上 1300円
子宮がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

20歳以上の女性

2000円

施設検診

45歳以上で、医師の判断により体部検査実施時

3800円

集団検診

20歳以上の女性

1100円

肝炎ウイルス検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

40歳以上で、過去に市が実施した肝炎ウイルス検診を受診してない方

900円

口腔がん検診

検診の種類

対象者

受診費用(70歳以上は無料)

施設検診

口腔がん検診の対象者、受診費用などの詳細は、「口腔がん検診」のページをご確認ください。

口腔がん検診の対象者、受診費用などの詳細は、「口腔がん検診」のページをご確認ください。

集団検診と施設検診

 がん検診は、実施方法により集団検診と施設検診の2種類があります。

集団検診(検診バスで受診)

  • 集団検診は、検診を実施する日時や場所(保健福祉センターなど)を定め、受診希望者が集まって受診する方法です。
  • 胃がん検診、子宮がん検診、乳がん検診で実施しています。

施設検診(医療機関で受診)

  • 施設検診は、病院や診療所などの医療機関で個別に受診する方法です。
  • 全ての種類のがん検診で実施しています。

受診方法

  • がん検診は、毎年5月中旬から2月中旬まで実施しています(期間は集団検診と施設検診で異なります)。
  • 受診方法は、集団検診と施設検診で手続きが異なります。
  • 受診は検診の種類ごとに1年度に1回です。例えば、胃がんの集団検診と施設検診を同一年度に受診することはできません。

集団検診

胃がん、子宮がん、乳がん集団検診

受診対象者に、3月下旬に「令和4年度がん集団検診申込書」と記載された封筒を送付しました。申込みをされた方に、6月下旬に受診券をお送りします。申込方法等は、「令和4年度がん集団検診の申込みについて」のページをご覧ください。施設検診を希望される方は、申込み不要です。

施設検診

 受診対象者に、6月下旬に受診券をお送りします。受診券が届く前に受診を希望される方は、5月6日以降に健康づくり課に申込みください。
ただし、胃がん、子宮がん、乳がんの集団検診に申込まれた方については、申込みをした種類の施設検診は受診できません。

注意

  • 受診券をお持ちであっても、転出などにより、受診当日に厚木市に住所を有しない方は受診できません。
  • 受診対象者に受診券をお送りした後に、転入などにより、厚木市に住所を有することになった方で受診を希望される方は、健康づくり課(046-225-2201)にご連絡ください。

受診費用の免除について

 70歳以上の方は、受診費用が無料となります。
 また、次に該当する方は、受診費用の免除を受けることができます。

  1. 市町村民税非課税世帯に属する方で、費用免除証明書の交付を受けた方
    費用免除証明書の交付は、受診の7日前(土曜、日曜などを除く。)までに、保健福祉センター2階健康づくり課、市役所本庁舎1階国保年金課又は各地区市民センターでの申請が必要です(詳細は「検診・健診及び予防接種の費用免除について」のページをご覧ください。)。
  2. 生活保護を利用している方
    受診の際に生活保護費受給票を提示してください。
  3. 中国残留邦人等に対する支援給付を受けている方
    受診の際に本人確認証を提示してください。

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この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

市民健康部 健康づくり課 保健第二係
〒243-0018
厚木市中町1-4-1(保健福祉センター2階)
電話番号:046-225-2201
ファックス番号:046-223-7066

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