【12月17日】和田傳(でん)文学賞の授賞式を開催しました

更新日:2022年12月18日

公開日:2022年12月18日

和田傳文学賞2022

文学の力を育てて

教育委員会は17日に、文化会館(恩名1-9-20)で小・中学生の優れた文学作品をたたえる和田傳文学賞の授賞式を開催しました。受賞した児童・生徒3 2人が賞状を受け取り、大賞に輝いた3人が作品を朗読しました。

賞は、名誉市民である故・和田傅氏の遺志による寄付金で創設した「厚木市和田傳文学基金」を基に1986年から毎年開催し、今年で36回目。 小・中学生の文学的資質の高揚と、表現活動を通した教育の充実・向上を目的としています。作品は市内の小・中学校から選出されたもので、142作品を 大学准教授や短歌会副会長らが審査し、和田傳大賞3作品、特選8作品、入選24作品、佳作107作品を決定しました。

当日は、小林常良市長が「 受賞した作品を読ませてもらったが、皆さんの気持ちが素直に表現されていて心を打たれた。これからさまざまな経験をすると思うが、今回の賞をきっかけに多くのことにチャレンジしてほしい 」とあいさつ。佐後佳親教育長と、賞状とメダルをそれぞれ受賞者一人一人に手渡した。その後は、かくれんぼの素朴な楽しさをつづった詩 「かくれんぼ」、妹・弟の優しさに触れた時のことを詩にした「優しさのお返し」、荒れる空模様を自分の心と重ねた詩 「雷の光る空に」が読み上げられ、会場からは大きな拍手が起こった。 大賞を受賞した人見日奈子さん(森の里中・3年)は「詩は、どこに行けばいいか迷っているように見えた稲妻が自分みたいだと思って書いた。受賞が決まったと聞いた時はびっくりしたが、家族みんな喜んでくれた」とはにかんでいました。

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