【1月8日】3年ぶりに屋外で消防出初め式を実施
消防車両の行進
古式消防保存会のはしご乗り
命を守る決意を新たに
消防本部は8日、隊員らの士気と市民の防火意識を高めるため、荻野運動公園で消防出初め式を開催しました。消防職員や団員など623人が、消防車両の分列行進やはしご乗り、一斉放水などを披露し、多くの観客が見入っていました。
式は、式典・表彰と消防演技の2部で構成。消防演技は感染症の影響で3年ぶりに屋外での実施となりました。開会に当たり小林市長は「3年ぶりに消防演技の実施がかない、前進できたことをうれしく思う。昨年、大きな被害なく1年過ごせたのも消防職団員の働きがあってこそ。今後も消防力を発揮し、市民の皆さまの安心・安全を守り抜いていきましょう」と力強く話しました。第1部では、消防活動に功労のあった消防団員や分団などを表彰。第2部の消防演技では、江戸時代の町火消の伝統を受け継ぐ古式消防保存会による演技からスタート。「まとい振り込み」や高さ約6メートルのはしごの上で華麗な技を決める「はしご乗り」が披露されました。続いて、荻野中学校吹奏楽部の演奏に合わせ、昨年12月に運用を開始した県内初のEV消防指令車やポンプ車、救急車、拠点機能形成車など46台の消防車両の行進や消防訓練などが披露されました。式を締めくくる消防団による一斉放水では、ホースから赤や黄、青など鮮やかな8色の水柱が噴き上げられ、観客から大きな拍手が送られました。
親子で来ていた小寺裕一さん(35・林)は「出初め式に来たのは初めて。地域に貢献する消防団を知るきっかけにもなった。今年も消防隊などの活躍に期待したい」と話し、息子の悠斗さん(5)は「消防車がかっこよかった。大きくなったら消防士になりたい」と喜んでいました。
昨年の火災件数は57件で前年に比べ5件減少となったが、冬季を中心に火災の発生件数が増加する傾向にあるため、同市消防本部では、引き続き火災予防を呼び掛けていきます。
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更新日:2023年01月10日
公開日:2023年01月10日