【1月21日】厚木市文化会館で「市民防災研修会」を開催しました

更新日:2023年01月22日

公開日:2023年01月22日

講演をする長尾氏

講演をする長尾氏

市民約450人が地震の備えを学ぶ

厚木市文化会館(厚木市恩名1-9-20)で21日、自然災害から身を守るための知識を学ぶ市民防災研修会が感染対策を講じて開かれました。地震予知学が専門の大学教授による「日本列島で今何が起こっているのか ‐地震活動を可視化し予測する地下天気図プロジェクト‐」をテーマにした講演に、市民ら約450人が聞き入りました。

市民防災研修会は、自然現象を正しく理解し、災害時の行動を平常時から身に付けることを目的に厚木市、自主防災隊連絡協議会が主催。静岡県立大学・東海大学客員教授で一般社団法人日本地震予知学会会長の長尾年恭氏を講師に招きました。

この日、長尾氏は最新の地震予知学研究を中心に講演。「活火山である富士山の現状」や「地震防災の基本は揺れで建物が倒壊しないこと」などを参加者に伝えました。最後には、参加者全員で地震発生時のシェイクアウト訓練も実施しました。

市民防災研修会の開催に当たり、自主防災隊連絡協議会の宮田幸紀会長は「厚木市では、1980年に自主防災隊連絡協議会が発足し、翌年には県内で初めて市内全域で自主防災隊が組織された。皆さんには、講演を聞いて自助の大切さを改めて考えてほしい」とあいさつ。小林常良市長は「市では、市内で起こりうる災害を市民の皆さんに知ってもらい、対策を進められるようにオールハザードマップを作成している。地震は必ず起こるという考えで、一人一人が備えてほしい」と呼び掛けました。

厚木市では、避難所の強化として、公民館などに電気自動車の電力を供給できる体制の整備や浸水想定区域内にある避難所の水害対策の調査を進めるなど、災害に強いまちづくりを進めています。

 

問い合わせ 危機管理課046-225-2190

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