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「あつぎのえいがかんkiki」で平和トークショー

最終更新日 2019年4月1日(月曜日)

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「広報あつぎ」でも取り上げた平良さんが戦争の恐ろしさを訴えた
「広報あつぎ」でも取り上げた平良さんが戦争の恐ろしさを訴えた

元護郷隊員が訴える平和への祈り

 厚木市にある官民複合施設「アミューあつぎ」(中町2-12-15)の映画館で、3月31日に、沖縄戦を取り上げたドキュメンタリー映画の上映に合わせて戦争を経験した平良邦雄さん(91・妻田東)によるトークイベントが開催されました。75人の来場者は、スクリーンに映し出された当時の悲惨な様子に真剣なまなざしを向け、平良さんの平和への祈りの言葉に静かに耳を傾けていました。

 イベントは、施設内の映画館「あつぎのえいがかんkiki」が主催。映画館で4月12日まで上映している作品「沖縄スパイ戦史」の中で描かれている、沖縄戦時下に組織された少年ゲリラ部隊「護郷隊(ごきょうたい)」に所属していた平良さんを招き、トークイベントが実現しました。

 この日は、作品の上映からスタート。沖縄本土で繰り広げられた少年兵によるゲリラ戦・スパイ戦の様子やこれらを指揮した陸軍中野学校出身の青年将校の姿をひも解く資料・証言映像などが映し出されると、来場者はスクリーンをじっと見つめ、思わず涙を浮かべる姿も見られました。

 上映後のトークイベントで平良さんは、友人が次々命を落としていく様子やいつ死ぬかも分からない恐怖におびえながら、命からがら一人で偵察から戻った実体験などを通して、戦争の恐ろしさを来場者に訴えました。

 イベントに参加した山川民子さん(68・平塚)は「自分も沖縄で育ったが、沖縄戦の裏で10代の子どもたちが秘密裏にゲリラ戦に参加していたなんて知らなかった。平良さんが生きていて、本当に良かった。戦後に生きている自分たちに何ができるのかを考えていきたい」と語っていました。イベント後、平良さんは「当時何があったのか、どれほどの人がどんな思いで命を落としていったのか。後世に語っていくのが、戦争を生き延びた自分の務め。これからもできうる限り、自分の記憶と思いを残していきたい」と力強く話していました。映画館の支配人・神山綾さんは「『沖縄スパイ戦史』を上映するに当たり、平良さんのように実際に経験した方のお話を、ぜひとも皆さんに伝えたいと思い、今回のイベントを企画した。映画と共に生の声を届けることで、来場者もより映画を身近に感じ、戦争を現実に起きたことと実感することができたと思う」と話していました。

 映画館は、平成26年から営業していた同施設内の映画館を、名称を変えて昨年12月にリニューアルオープン。上映作品は利用者からのリクエストも受け付けており、幅広い年代が楽しめる映画館となっています。さらに、国内映画館でも初導入の21インチ大口径サブウーファーを生かした「驚音上映」も好評を博しています。

(公開日:2019年4月1日) 

問い合わせ あつぎのえいがかんkiki☎240-0600

情報発信元

広報課

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開庁時間:8時30分から17時15分
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電話番号 046-225-2040
ファックス番号 046-223-9951
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