行き来する虫もいる

更新日:2021年04月01日

足が体の左右に3本ずつあるカトリヤンマの幼虫2匹が、水中の砂の上にいる様子を撮影した写真

カトリヤンマのヤゴ

目が大きく体が黒色で横縞の模様があるミルンヤンマが枝にとまっている写真

ミルンヤンマ

いくつかの自然環境を渡り歩きながら暮らす虫もいます。トンボの仲間を見ると、池や沼に卵を産み、ふ化したヤゴはそのまま水の中で育ちます。この辺りでは5月始めごろから羽化を始め、成虫は水辺から離れた林や草地まで移動してひと夏を過ごします。これは成虫のえさとなる小昆虫が多いことと、暑さを乗り切るための避暑だと考えられます。そして秋になると産卵のため、湖沼に再び舞い戻るのです。

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