令和4年度第1回あつぎ郷土博物館協議会 会議録

更新日:2023年07月03日

 次のとおり令和4年度第1回あつぎ郷土博物館協議会を開催いたしました。

  1. 日時  令和4年6月29日(水曜日)午後1時30分から
  2. 場所  第二庁舎 11 階会議室
  3. 出席者 委員9人 文化財保護課長、職員3人
  4. 案件
    1. 令和3年度博物館事業報告について
    2. 令和4年度博物館事業計画について

令和4年度第1回あつぎ郷土博物館協議会 会議録

1 開会

2 委嘱式

3 挨拶

(1) 教育長挨拶

(2)委員の自己紹介

(3)会長、副会長互選

4 案件

(1) 令和3年度博物館事業報告について…………資料1

資料1に基づき事務局が説明

会長 コロナ禍で大変な中、いろいろと運営されているのが分かる、 市内に小学校は何校あるのか。 事務局 23校ある。

委員 コロナ禍で講座等が中止となる中、デジタル配信などはどう なっているのか。

事務局 特別展示では、厚木市HP及び博物館Facebookにおいて展示 の様子を掲載し、YouTubeでは「クリオネ」の動画を配信した。 企画展「風土記稿の世界」では地域の文化財をSNS、Facebook で紹介した。

委員 小学生は多数来ているようだが、中学生はどうか。

事務局 中学生の来館は少ないが、市内中学校にも博物館NEWS、ポスタ ーの投げ込み、職場体験の案内などを行っている。

委員 私の勤務先でも中高生の利用は多くないが、事業ボランティア をやってもらうと参加者は案外と多い。学芸員の負担となるが、 取り組んでみたらいかがか。

事務局 検討してみる。

委員 博物館事業費との関連について、ここでは検討しないのか。

事務局 報告をした昨年度事業の決算については、9月の議会で承認さ れるが、他の事業と同様に議会で検討される。

会長 ここでは、事業の内容についての検討が中心となる。機会があ れば、資料も出してほしい。

事務局 検討する。

委員 WEB配信事業について手ごたえはあったか。

事務局 厚木市レッドデータブック完成記念講演会、小鮎の史跡巡りを WEB配信した。ともに他課の主催だが、講演会は354人、史 跡巡りは、400人のアクセス数があった。

委員 コロナ禍でのデジタルに対応した新しい取り組みは。

事務局 フェイスブックで展示案内、収蔵資料の紹介などを行った。今年度の展示会では出版社とタイアップし、特設サイトを設けて もらう計画も立てている。

会長 他にご意見がなければ(1)については以上となる。

(2) 令和4年度博物館事業計画について…………資料2-1から2-4

資料2-1から2-4に基づき事務局が説明

委員 展示会、講座の広報について説明してほしい。

事務局 博物館NEWS、広報あつぎ、ホームページ、SNS、ポスター、チ ラシの作成、配布、県内中心に、他県にも配布している。他に も駅前のデジタルサイネージ、学会誌など機会をとらえ、周知、 広報している。

委員 バッタの特別展示では観察会などの連動企画はあるのか。

事務局 隣接公園では6種類のバッタが確認されており、会期中の土日 に、大々的な周知はせず密にならないような、来館者へのアプ ローチする企画を考えている。

委員 講演会のデジタル配信への取り組みはどうか。

委員 YouTubeへの取り組みについても説明して欲しい。

事務局 講演者の著作権の問題、機材など技術的な問題などクリアしな ければならない点が多々あるが検討したい。

委員 人形芝居の展示会では、博物館でも公演があるのか。 事務局 文化会館で開催される第50回記念相模人形芝居大会だけでな く、博物館でも長谷座、林座とともに地元出身の太夫に出演し ていただく公演会を企画している。他にもワークショップなど 小会場の利点を活かした企画を検討している。

委員 特別展は土偶パフォーマンスなど興味深い企画が多いが、子供 向け企画、特別な広報は考えているのか。

事務局 特別展では、通常周知の他、考古学講座のある大学へポスター、 チラシを送付。また、年齢を問わず参加できるイベントとして、 縄文太鼓ライブ、縄文クッキー、土偶パフォーマンスを計画し ている。他にも、未就学から小学生向けの企画としては、まが 玉づくり体験、拓本体験等の講座を複数回、用意している。

会長 他にご意見がなければ(2)については以上となる。オンライ ン配信など、博物館がどのようにデジタルで情報発信ができる のか、コロナ以前とは明らかに状況が変わっており、以前には 戻れない現状である。個々の博物館には体力により、できる・ できないということもあるが、デジタルコンテンツについて、 新しい試みが博物館の評価につながる時代になった。博物館も 変わっていかねばならない時代に入った。微力ではあるが、協 議会でも協力、提言をしていきたい。 他に意見がなければこれで閉会とする。

 

以上

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