令和6年度第1回あつぎ郷土博物館協議会 会議録(6/20)

更新日:2024年07月01日

会議詳細
日時

令和6年6月20日(木曜日) 午後2時から3時20分まで

会場 あつぎ市民交流プラザ6階ルーム610
出席者

・委員10人

・産業文化スポーツ部長

・文化魅力創造課長

・あつぎ郷土博物館職員4人

 

令和6年度第1回あつぎ郷土博物館協議会 会議録

委嘱式

 

市長挨拶

 

委員自己紹介

 

1 開会

 

2 会長及び副会長の選出

 

会長挨拶

 

3 議題

(1)令和5年度あつぎ郷土博物館事業報告について 資料1

資料に基づき事務局説明

会長    :博物館年報の後半で特色のあるものは。

事務局:20頁にあるとおり、平成31年1月27日の開館から5年が経過し、令和6年1月27日の翌日、大安であった1月28日から2月25日までの間、開館5周年記念イベントを開催。1月28日には相模里神楽垣澤社中による記念セレモニーと渡辺崋山についての講座。その他カプセルトイ解説や土器パズルタイムトライアル、土器発掘体験等、ここから約1か月、主に週末にギャラリートーク、ワークショップなどを実施した。

会長   :前年度と比較して令和5年度の小学校等による団体の施設見学や、学芸員の派遣による出前講座等についての実績はどうであったか。

事務局:児童数が増えていないこともあり、施設見学は若干減少している。逆に小学校への出前講座が増えている状況である。また、地元の大学から声が掛かり、学芸員を2人、2回に分けて派遣し講義した。3回目として学生を博物館に招き、ギャラリートークと最後に意見交換会を実施した。

委員   :企画展示として地域展を開催しているが、その地域の方たちの関心も高いと思われる。地域の方を対象としたアンケートはとっているか。また、睦合地域については今週末まで開催ということで、昨年度末の8日間で来館者が613人ということだが、昨日までの来館者数は何人位で様子はどのようなものか。

事務局:地域の方を対象としたアンケートはとっていない。ただし、公民館から地域展のバナーの借用依頼があり、館内に掲示するようである。そういったことからも地域の方の関心は高いと思われる。なお、現在開催中の睦合地域展の昨日までの来館者数について記録はとっていないが、おそらく前回並み若しくはそれ以上の来館者数が見込めるのではないかと考えている。

事務局:地域の関心度合ということだが、寄託というかたちで村の文書をお預かりしていたが、この地域展を契機に寄贈に切り替わったという例が何件かあった。ありがたいことであり、多少なりとも地域に刺激を与えることができたのではないかと考えている

副会長:21頁の刊行物について、初版の部数について記載がある。何部ほどはけて今現在の残部数はどれくらいなのか。

事務局:手元に資料がないが、数部しか残っていないものもあれば、大半は初版の半数以下である。

副会長:過去の経験から、当初出版したものがあまりにも余り過ぎて倉庫を埋め尽くすことになり、どのように外に出すか議論になった。これからのことだと思うが、せっかく良いものを多く出しているので、市民の方々に広く示してもらいたい。

事務局:郷土資料館時代からの刊行物もかなりあり、そちらについてもかなり部数は減っていて、倉庫を圧迫するような状況ではない。また、講座等を開催したときに購入する来館者も多数いるので、厳しい在庫管理ではないということは御理解いただきたい。

 

(2)令和6年度あつぎ郷土博物館事業計画について 資料2-1~4

資料に基づき事務局説明

委員   :非常に興味深い企画展である。展示が中心となると思うが、体験できるとなれば、より多くの来館が期待できると思う。例えば1回の観察会が雨になってしまった場合に中止になってしまうということはあるのか。或いは、延期にするとか何回かに分けてやるという考えはあるのか。いずれも非常に興味深い企画展なので、是非広報を充実していただきたい。

事務局:学芸員数も限られる中で、様々な企画展に取り組んでいる。例えば夏の企画展は野外に出て説明できるのは担当者に限られ、その回数を増やすのは難しいため、いる職員でできることをやろうということで、カブトムシとクワガタムシを捕まえてきて、博物館のホールで虫と遊べるような体験空間を組み誰かがいればできる体制をとり、野外ではないが、生きものと触れ合えるような体験を今回の展示では毎日のようにできる工夫をしている。また、観察会についても荒天の場合には中止にするのではなく、屋内で体験できるようなことを考えている。広報についても戦略的にやっている。当館は圏央道に近いため、ポスターを市内県内に配るだけでなく、関越道、東名、中央道沿いの自然体験施設、人文系は人文系の施設に対し集中的に送るようにしている。そういった努力が実り、駐車場を見ていると浜名湖ナンバーや、群馬ナンバー。遠くは新潟ナンバーなど、色々と遠方からの来館があるのが分かり、効果が表れていると考えている

委員  :刊行物について、図録、副読本、小冊子。無償と有償というのはどのように決めているのか。

事務局:無償か有償かについては、100円未満でできあがるものについては無償という線引きをしている。次に図録、小冊子等について、30~40頁あるものを図録、庁内印刷で簡易製本したものや100円未満でできあがったものを冊子としている。

会長   :常設展については、今年度はどのような形をとっているのか。

事務局:今年度は浮世絵を展示している。長時間展示できないため、月に2回の展示替えをしており、横浜開港、大山詣で、江ノ島詣で等のテーマを設け、1年をかけて博物館が所蔵するほとんどの浮世絵を展示する予定である。

副会長:博物館のスケジュールについて、一般の方に対してどのように発信しているのか。博物館ニュースはあるが、もっと先のことまで知りたいという方もいるかと思う。

事務局:ニュースについては直近のもののPRになってしまう。前年度の冬頃におおまかな次年度のスケジュールを示すことができるようにしていきたいと考える。

会長   :せめて上半期、下半期といったおおまかなものでもよいので、対応してもらえばよいのではと考える。また、先ほどの広報の関係て、東海地区。神奈川、静岡、山梨、愛知、三重の5県の周辺でグループを組んでおり、スマホで情報を共有できるようになっている。こちらも是非活用してもらいたい。

委員   :ホームページの更新をこまめにお願いしたい。

 

(3)その他

会長    その他、特になければ閉会とする。

 

4  閉会  副会長

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