5『布哇土産』

更新日:2023年05月14日

布哇土産表紙

布哇土産 表紙

布哇土産本文

布哇土産 本文

本書は、市内妻田の人・曽我徹随氏が浄土宗の開教師、小学校長として明治40(1907)年にハワイへ布教に赴いた経験をもとに著した地誌です。気候、生物、衣食住、日本人学校、宗教、交通、政治、産業など当時のハワイの様子を紹介しています。子どもの遊びとして、陣取りに似た「スティルエッグ」、鬼ごっこのような「ポカモアー」、ボールを使った「ニガベベー」など詳細に伝えており、興味深いものです。
 この『布哇土産』は、その名の通り、帰国の挨拶代わりに配られたものらしく、市内下荻野の旧家の蔵の中から、布哇布教所を表紙にした浄土宗の普及誌『東光』とともにみつかりました。

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