No.25 武田信玄

更新日:2025年04月05日

武田信玄陣立図

武田信玄陣立図 (あつぎ郷土博物館蔵)

 武田 信玄(晴信)(大永元年(1521)11月3日~元亀4年(1573)4月12日は、甲州(現在の山梨県)を拠点とした戦国大名です。川中島の戦いで数度に渡り越州上杉方と戦ったことは有名ですが、厚木市に関係する合戦として、永禄12年(1569年)の北条氏康との三増合戦があげられます。

 信玄は、市内岡田・厚木・金田・三田・妻田を陣取り小田原城を取り囲み攻めますが、堅城であったため攻めきれず城下に放火して引き上げます。その際にあつぎでも寺社を焼き払った記録が多く残っています。逃げ帰る途中の三増(愛川町)で北条方を迎え撃ったことで合戦となりました。この戦いは、高低差が大きく作用した戦国最大規模の山岳戦として知られています。

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

産業文化スポーツ部 文化魅力創造課 あつぎ郷土博物館
〒243-0206
厚木市下川入1366-4
電話番号:046-225-2515
ファックス番号:046-246-3005

メールフォームによるお問い合わせ