令和6年度第2回あつぎ郷土博物館協議会 会議録(3/5)

更新日:2025年03月14日

会議詳細

会議詳細
日時 令和7年3月5日(水曜日)午後2時から3時20分
会場 あつぎ郷土博物館体験学習室
出席者

・委員7人

・産業文化スポーツ部長

・文化魅力創造課長

・あつぎ郷土博物館職員4人

 

令和6年度第2回あつぎ郷土博物館協議会 会議録

1 開 会

文化魅力創造課長

 

2 あいさつ

会長挨拶

部長挨拶

 

3 議 題

(1)令和6年度あつぎ郷土博物館事業報告について 資料1

 

資料に基づき事務局説明

 

委 員:令和6年度の入館者数が非常に増えていて、開館当時に迫る勢いである。おそらく色々な努力が実った結果だと思うが、どういったところが評価されたのか。一番良かったと思われる点は何か。

事務局:様々なテーマで展示や講座に取り組んでいるところが、入館者数に反映されているのではないか。例えば、自然をテーマにした展示には若年層やファミリーをメインに、考古の展示には中高年をメインに、同じぐらいの人数の方たちが来館される。多種多様なプログラム・展示を展開することによって様々な人たちに受け入れられて、それが元になって入館者数が増えてきている。限られたテーマではなく、様々な観点でテーマの掘り起こしを行っていることに対して評価をいただいていると考えている。

委 員:ナイトミュージアムなども良い取り組みだと思うので、他にも色々なパターンを試してみてほしい。

会 長:ナイトミュージアムの当日の様子は。

事務局:参加者数は20人。ファミリーでの参加がほとんどで、内容としては、屋内での明かりを点ける体験と、屋外での夜の虫の観察を実施した。

委 員:資料整理の進捗は。

事務局:内容精査し進めているが、資料の数は膨大である。

委 員:将来活用するためには資料整理は必須であるので、デジタル化など視野に入れながら進めていただきたい。

会 長:どこの博物館にも共通する課題である。文化庁も様々な助成金を考えてデジタル化に向けて進めているが、それを受ける準備が博物館側にできているかどうかを文化庁にも理解してもらいたい。

委 員:古文書講座について、参加しているのはどのような方か。

事務局:平日の午前中ということもあり、大半が高齢の方である。

委 員:時間帯と曜日が制限されてしまうと、参加したくてもできない人たちも出てくる。それをフォローアップする取組みがあればよいと思う。また、結果として、そういった人たちが博物館の活動に参加して、活性化していくような仕組みができればよいと思う。

委 員:ワークショップの内容は。

事務局:対象は主に小学生。7月のうちわづくりと8月のまが玉づくりは夏休みに合わせて開催。市広報で募集した。9月のプラ板キーホルダーづくりと12月の浮世絵カレンダーづくりは、展示会と展示会の間で、来館者数が落ち込むタイミングで開催。フェイスブックと博物館ニュースでPRした。

 

(2)令和7年度あつぎ郷土博物館事業計画(案)について 資料2

 

資料に基づき事務局説明

 

会 長:特別展「いとまん展」と70周年記念「毛利展」について、どの程度、どんなものがどういった形で展示されるのかお聞かせいただきたい。

事務局:「いとまん展」について、糸満の自然と文化を取り上げる。メインは文化。民俗学的な視点でアプローチするとともに、糸満からの意向で、戦争についても取り上げる。自然については、導入としてホールにおいて写真や映像を用いて、南国亜熱帯の沖縄の豊かな自然について紹介する。

事務局:「毛利展」について、市制70周年の最後を飾るイベントとなる。お祝いムードを盛り上げるため、毛利博物館等から毛利家に伝わるお祝いごとにちなんだ資料を借用・展示し、毛利氏と本市のつながりを紹介する。

委 員:地域展について、内容をお聞かせいただきたい。

事務局:荻野地域について取り上げる。光善院を中心に修験道に関する資料や、30年前といまの荻野を科学的に比べて、あかとんぼがどれくらい減ってしまったのかということについての資料。また、荻野にアトリエを構え、国内外問わず高く評価されているガラス工芸作家の作品を展示・紹介する。その他に、発掘された考古資料や養蚕に関する資料など、歴史・民俗・考古・自然・美術の5分野で展開する。

会 長:令和8年は昭和100年、戦後80年ということで、昭和や戦争を収蔵展に含ませる考えは。

事務局:いとまん展で一部戦争について取り上げる。また、他の部所になるが、市民福祉部が毎年「平和のための記念展」を市民交流プラザを会場に開催している。博物館からも、例年資料を100点前後貸し出しており、令和8年度においても同様に対応する予定である。

 

(3)あつぎ郷土博物館の長期展示予定について 資料3

 

資料に基づき事務局説明

 

委 員:触察展示について興味深いが、計画があればお聞かせいただきたい。

事務局:8つのコーナーを設ける。触察の練習を兼ねた導入から考古、歴史、民俗へと進む。令和7年度を手始めに、更に内容を充実させて令和8年度も開催を予定。

会 長:県内では積極的に取り上げるのが初めての博物館となる。成功させていただきたく、学芸員の皆さんにはよろしくお願いしたい。

 

(4)その他

会 長 その他、特になければ閉会とする。

 

4 閉 会   副会長

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