令和7年度第3回 図書館協議会 会議録

更新日:2026年03月31日

公開日:2026年03月31日

会議録

会議主管課

中央図書館

会議開催日時

令和8年3月19日 午後3時から4時10分まで

会議開催場所

厚木市立中央図書館 4階会議室

出席者

厚木市図書館協議会委員6人、中央図書館長、図書館係長、図書館・未来館整備担当主幹、係員2人

説明者

中央図書館長、図書館係長、図書館・未来館整備担当主幹、係員

会議の経過は次のとおりです。

1 開会

中央図書館長

2 報告事項

(1) 厚木市制70周年記念事業図書館フェスティバル2025実施結果について

【会長】

「厚木市制70周年記念事業図書館フェスティバル2025実施結果について」、事務局から報告をお願いします。

【事務局】

資料のとおり報告。

3 案件

(1) 令和8年度中央図書館運営方針(案)・事業計画(案)について

【会長】

案件1「令和8年度中央図書館運営方針(案)・事業計画(案)について」を議題とします。事務局から説明をお願いします。

【事務局】

資料1について説明。

【会長】

ありがとうございます。前回の会議で出た皆様からの御意見を踏まえ、案を作成したということで、色々と盛り込まれているのが分かりました。ただ今の説明について、委員の皆様から御意見をいただきたいと思います。

【委員A】

来年度の運営方針を決めるにあたっては、資料1の4ページ(9)の検討事項がやはり一番大事なのかなという気がします。質問になるのですが、(9)のカに記載のある「読書通帳」について、その取組の見直しをするということですけれども、読書通帳というのは、そもそもどのようなもので、どんな目的で、どのように活用されていたのか教えてください。ほかの委員は御存じでしょうか。

【会長】

私も実は先ほど学びました。読書通帳は、読んだ本を記録していくというものなので、厚木市では手帳をお配りして、自分が読んだ本について、御自身でタイトルや著者を書いて、どんなことを思ったかを書いていただくものになりますよね。

【委員A】

冊子があるということですね。

【事務局】

実物を委員の皆様にもお配りしています。本市で展開しているものは、A3の用紙を折りたたむと冊子になるという仕組みで、それを通帳と称してお配りをしています。これはこども用と大人用がありまして、図書館内で配布しているほか、ホームページ上でダウンロードができるようになっています。全国的な展開の中でみますと、本市のような手作りの読書通帳を作っているところもあれば、いわゆる銀行の通帳のようなしっかりしたもので、借りた本が印字されるというようなものもあります。議員からは、そういったものもあるので、読書通帳の見直しという観点から、導入を考えているかという質問がありました。

【委員A】

今、本を借りるときに窓口に行くと、図書カードのバーコードをピッと読み込んで、これを借りたいっていうと、またピッとやって借りることができますよね。そういう時に、自分が借りた本や読んだ本の欄があって、そこをチェックしていくと、借りた本がそのまま自動的に記録される欄がある。あれの紙版というような理解でいいのでしょうか。始まったのは最近ですよね。

【事務局】

そうですね。昨年度に導入した図書館情報システムからになります。

【委員A】

これは自分で手書きするということですか。

【事務局】

そちらは図書館で借りたものだけではなくて、御自身で購入された本や御友人から借りた本など、図書館に限らず読んだ本を記録できるということでの御利用を促したものになります。お配りしたものはこども用ですが、これ以外にもう一つ本の通帳という名前で、冊子体でできているものがあります。これは「こども読書マラソン」で使っているものです。「こども読書マラソン」は、何冊か本を読むと景品をもらえるという事業で、それに参加すると手を挙げてくださったお子さんには、その冊子をお渡しして、御自身で記入していただき、それをカウンターに持っていくと、缶バッジなどがもらえます。

【委員A】

それは現在行われているものですよね。資料1の4ページに記載されているのは取組の見直しということなので、その不備というか、こういうところがちょっと足りないのではないかという意見があったということではないのですか。

【事務局】

例えば、先ほど申し上げた通帳にATMのように印字するものが商品としてあります。そういったものを取り入れている自治体もあって、そういう形にすると、何の本を読んだか、いくらの本を何冊読んだかが記録できて、お金のように財産が積み上がっていくような感覚になれると。それが面白くて、御利用される方が多くいらっしゃるというような事例もあるので、そういったアイデアもありますという趣旨で御紹介させていただきました。

【委員A】

そういった方向へ向かっていきましょうという、そういう見直しですか。

【事務局】

そうですね。費用もかかることなので、具体的にそこまでは明言はしていないですが、今の手書きのものもメリットがありますので、どういう形が本市にとってふさわしいのかということを含めて検討していきたいと考えております。

【事務局】

補足させていただきますと、図書館に来てもらうためのきっかけづくりとして行っている事業のひとつとして読書通帳というものがあって、今行っている取組を新しい施設でも継続してやっていくのか、やり方を変えるのか、違う方法に変えるのかというような見直しをしていきたいということです。その一つの例として、読書通帳という取組が2月の議会で議員さんから提案があったので、資料に例示をしているというような経緯です。その機械を入れた方が皆さんの来館につながるのであれば、お金をかけてでもやった方がいいかなと思っていますが、そこがまだ具体的に検証できていないので、そういったところを検証していきたいというのが令和8年度の考えでございます。

【事務局】

窓口でも「御自由にお取りください」ということで置いてあるのですが、今度からは新規登録者の方には手渡しでお渡ししていこうかなと思っています。

【委員B】

図書館にはこどもとお世話になってきました。図書館のイベントにも参加していましが、こどもが大きくなってきた時期にこの読書通帳が始まりました。館内に掲示もされていて、借りる時のカウンターにも置いてあるので、宣伝力も効果抜群だったと思いますが、残念なことにこどもが図書館へ行かなくなってしまって。もう少し早く個人的には携わりたかった、面白い取組だなとずっと思っていました。読書通帳は、こどもたちや親子を引き寄せるいいアイデアになっているので、引き続き新しい施設でも継続してほしいという願いがあります。中央図書館だけだと、貯まらないと途中で終わってしまいますが、学校の図書館でも加算していくという仕組みにして、それでどんどん貯金が貯まれば、もっと読書のモチベーションも上がるのかなと思ったりもします。学校図書館は予算もなく、人もいないと思うので、学校図書館と中央図書館がつながるというのは、効果としてすごく大きいのではないかと思います。こどもにとって「通帳」は憧れですよね。取組はすごく素晴らしいと思いますし、モチベーションにすごくつながると思います。

【会長】

ありがとうございます。こどもたちは積み重ねて目に見えるものが好きなので、シールやスタンプラリーなど、本当にちょっとしたきっかけで読書啓発につながっていくと思います。他にも何か御意見はありますか。

【委員C】

少しよろしいでしょうか。資料1の3ページ(2)の電子書籍についてですが、私どもの会で視覚障がい者の方が利用されているそうなのですが、誤読が多いということをお聞きしました。私は直接聞いたことがないので、どの程度か、またその「多い」というのがどのくらいなのかは分かりませんが、やはり聞いていて「あれ?」と思うと、内容がそこで途切れてしまうこともあります。これが他から供給されている媒体なのか、厚木市でやっていらっしゃるのか、そのあたりが分かりません。また、どのようなチェックがなされているのか、例えば録音図書であればモニターして校正するという工程がありますが、電子書籍の場合はどのようなチェック機能があるのかお伺いしたいです。

【事務局】

電子書籍には種類がありまして、一つはオーディオブックという、初めから聞くことを目的に作られている書籍です。もう一つは、テキスト化された資料を単純に機械で読み上げているものです。おそらくその誤読というのは、パソコンの読み上げ機能を使って読み上げている資料ではないかと推察します。もしもオーディオブックであれば、録音図書のようにしっかりと編集・監修されたものが出ておりますので、そのようなことはないと思います。通常のテキストを読み上げる際に、漢字のふりがななどが適切に出ないのは、あくまでパソコンの機能によるものなので、こちらとしてはチェックができないものになります。

【委員C】

例えば、「行った(おこなった)」というのを、文脈からしたら「行った(いった)」であろうところを「行った(おこなった)」と読む、というようなことだと聞きました。

【事務局】

それはパソコンの読み上げ機能を使って読み上げている方ですね。オーディオブックの方では、そのようなことはないかと思います。

【委員C】

そうですか。そのように伝えさせていただきます。ありがとうございます。

【事務局】

一点補足ですが、これは本市独自のシステムではなく、民間事業者が提供しているものを利用契約して、皆様にサービスとして提供しているものです。

【委員C】

その民間事業者は、選んでいらっしゃるのですか。

【事務局】

 そうですね。大手ですと、現在契約しているのは図書館流通センターですが、他にも紀伊國屋書店など、いくつかの書店が出している電子書籍システムがあります。こちらもオーディオタイプのものとテキストを読み上げるものとがあって、聞いていて自然に聞こえるのはオーディオの方ですね。

【委員C】

読み間違いのことですね。

【事務局】

はい。

【会長】

他にはいかがでしょうか。

【委員C】

資料1-2の「令和8年度事業計画(案)」の中の「その他の行事」で、「大人向けイベント」とありますが、具体的にはどのようなことをお考えでしょうか。

【事務局】

大人向けのおはなし会などを提供してはどうかと考えております。

【委員C】

おはなし会ですか。朗読会のようなものでしょうか。

【事務局】

朗読会を想定しております。本を読み聞かせるというよりは、表現としての朗読です。視覚障がい者向けの音読とは別の「読み」に関するものを想定しております。

【委員C】

 読み聞かせではなく、いわゆる「朗読」ということですね。まだ具体的ではないと思いますが、ありがとうございます。

【事務局】

今回の任期の中で、協議会をはじめて開催した際に、委員の方から「最近、本を読むのが億劫になってきた」、「読みにくくなってきたので、こども向け以外に大人向けのそういった場も必要ではないか」という御意見をいただきました。その御意見をもとに、ぜひ大人向けの場を設けたいと考えているところです。

【委員C】

では、そういった朗読をする方たち向けの講習会なども考えられるのでしょうか。

【委員E】

厚木おはなし会では、お子さん向けにおはなし会などをしていますが、先日、大人対象のおはなし会として昔話などを語る会をしました。会が40年前に発足した当時は、年に1回、大人のための会を催していましたが、多忙により中断していました。しかし、一昨年あたりから再開したところ、好評でした。自分たちのスキルアップにもなるので、年に一度は大人向けのおはなし会を続けていきたいと会の中で話をしています。もしかしたら、そのようなおはなし会を図書館にお願いすれば開催できるかもしれないと、会として考え中です。

【委員A】

例えば、そういった会に参加された方が、今度は御自身の活動としてどこかでやってみようということにつながるといいですよね。

【委員E】

はい、そうです。会員も高齢化しているので、若い方を増やして底辺を広げなければいけないと考えています。また、「素話」がどういうものか御存知ない方もたくさんいらっしゃるので、それを広めるためにも、年に一度は大人の方に聞いていただく会を設けたらどうかと思っているところです。小学校から依頼される数も減ってきています。授業が忙しいことなどが理由かもしれません。以前は、図書館の出前おはなし会と厚木おはなし会が小学校へ行っていましたが、依頼が減っています。そのため、授業時間を1コマ使うのではなく、朝の時間やお昼の時間など、もっとコンパクトなおはなし会を小学校に届けていく方が良いのではないかとも思っています。

【会長】

お話ですと、数百人対象のステージであったり、絵本の読み聞かせであったりと、対象がある程度決まってしまいますが、「素話」は多くの聴衆に心を込めて伝えることができます。私は図書館の事業として非常に大事にしていましたが、実践する人がなかなかいませんでした。かなりの訓練と実践が必要で、本番では緊張もします。私の上司には、勉強と実践を重ね、数百人の前でもできる素晴らしい人がいました。大人向けの会を開催することで、「そういうものがあるんだ」と知る人が増え、数百人規模とはいかなくても、まずはお孫さんへ、そして地域や学校へと活動を広げていく人が増えると本当に素晴らしいことだと思います。

【委員E】

事業計画の中に、読み聞かせボランティアの講習会やストーリーテリングの講習会が組み込まれているので、そういった場でまた仲間が増えたらいいなと思っています。

【会長】

そういった方々の活動の場が、新しい複合施設にあると良いですね。講習を受けて活動したいという方々のために。

【委員E】

3年ほど前に講習会で御紹介いただき、その時に新しく入ってくださった若い方々が、実際に図書館などでお話を始めるというところにつながっており、会としては非常にありがたかったです。この間も実践されている新しい方がいらっしゃいました。先日、図書館で大人向けのおはなし会をした際に館長と図書館係長が聞きに来てくださり、私たちの活動を知っていただく良い時間になりました。

【事務局】

おはなし会さんも、他の団体さんも、本当にそれぞれ自主的に活動していただいています。こちらから何か関わっている部分はほぼありません。会長がおっしゃったとおり、皆さんの活動が発表できる、活躍できる場は大事だと考えており、新しい施設でも何かできないかというのは以前から検討課題としています。そういった活動を広げていきたいという思いは同じです。結論として、先ほどの大人向けの事業については、まだ詳細な内容は決まっておりません。ただ、大人を対象にした事業を行っていくことは考えておりますので、御理解いただければと思います。

【会長】

ありがとうございました。本日の案件は以上になります。

3 その他

【会長】

次に、その他の(1)「未来図書館書架等調達業務受注事業者及びカフェ運営候補者について」、事務局から御説明をお願いいたします。

【事務局】

資料2について説明。

【会長】 ただいまの事務局の説明について、委員の皆様から何か御質問、御確認事項などございましたらお願いします。

【委員A】

今度の施設にはカフェが入るということで、それは基本的に食事ができるということなのでしょうか。

【事務局】

40平方メートルほどの厨房スペースがあり、そちらで提供できるメニューを今後考えていきたいと思っています。フードの提供は考えていますが、火が使えないため、おそらくは軽食、パンやサンドイッチなどがメインになるかと思います。ドリンクにつきましては、様々な世代の方に利用していただけるよう、いろいろな種類の提供を検討していきます。

【委員A】

アルコールはどうなのでしょうか。今のところ提供する予定はあるのでしょうか。

【事務局】

アルコールの提供については、地元産の日本酒やビールなどをPRするという観点から、提供も可として募集を行いました。ただ、今回選定した事業者からは、特にアルコールの提供に関する提案はありませんでした。しかし、その事業者は既存の店舗で地元産のビールなどを提供している実績もあるので、今後の協議の中で、そういった観点から提供することも考えられるかもしれませんが、まだ決まってはおりません。

【委員A】

その飲食の場に、図書館の本を持ち込むことはできるのでしょうか。

【事務局】

はい。今のところ、手に取った本をカフェスペースに持ち込んで読んでいただくことも可と考えています。飲み物については、蓋付きのカップなどで飲んでいただく形になります。

【委員A】

そうですね。こぼされると大変ですからね。

【会長】

公共の場での飲酒は、国によって考え方が違うと思いますが、日本では抵抗があるかもしれません。提供するにしても、身分証明書の確認など、然るべきステップを踏む必要がありますね。

【事務局】

そうですね。もし提供するとなれば、時間や提供の仕方など、提供に関するルールをきちんと決めなければならないと思います。あくまでも、厚木の地元産品をPRするという観点になりますので。

【会長】

そうなると、新たなイベントの広がりも期待できそうですね。

【事務局】

そうですね。

【事務局】

空間のデザインは、令和9年の4月ぐらいまでには、イメージパースのような形で市民の皆様に公開できると思います。

【委員D】

以前いただいた資料の図面では、カフェと有料席があり、その横か上に図書館機能があるという配置でしたが、この図書館機能にある本は、有料席やカフェを利用している方だけが見られるのでしょうか。壁面になっているのか、広場的スペースから自由に入れるようになっているのか気になります

【事務局】

おそらくその図面はだいぶ古く、今現在、有料席はありません。御質問いただいた図書館スペースと広場スペースの間には壁は一切なく、見通しの良い一面のフリースペースになっています。カフェは、もう少し北側にあります。市のホームページに掲載している管理運営方針に、現在の計画に近い図が載っていますので、そちらを御覧いただくと大体のカフェの場所や現在の配置がわかるかと思います。

【事務局】

基本的にはカフェの専用席は設けません。共用のスペースに机や椅子を置き、そこで本を読む方もいれば、カフェで買ったものを飲んだり、おしゃべりしたりする方もいるというような共用スペースとして考えています。

【委員B】

書架調達業務の受注者に有隣堂が入っていますが、新しい施設で本や文房具類も販売していただけるのでしょうか。

【事務局】

基本的に施設内での常時物販は行いません。今回は書架の設計や製作に関して、書店の視点から有隣堂に参加していただいているということで、図書館で本を販売するということではありません。

【委員B】

有隣堂は書店としてのアドバイスを提供するということですね。

【事務局】

はい。書店を経営しているノウハウや、他の自治体で図書館を運営している実績がありますので、そういった視点で今回の新しい図書館の書架をどうしていくか、デザインをどうしていくかという点で協力していただいています。

【委員B】

既にノウハウをお持ちの事業者ということですね。

【事務局】

代表企業なので、共同事業体の全体をまとめていただくという形ですね。

【委員B】

新宿だったか、少しお洒落な店舗がありますね。

【事務局】

ららぽーとなどにもお洒落な店舗を出していて、そういったノウハウを書架の配置や書架のデザインにも活かしていただくという形になります。

【会長】ありがとうございました。本日用意された案件等は以上で終了させていただきます。委員の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。

4 閉会

副会長

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