浅間神社の銅鐘

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

神社の境内の屋根に吊るされた大きな銅鐘の写真

銅鐘

県指定重要文化財(昭和44年12月2日指定)

所在地

 中依知488 浅間神社

概説

 この銅鐘は、鐘に刻まれた銘文から、もと鎌倉大楽寺にあり、南北朝時代、貞和六年(1350)に、飯山の鋳物師とみられる清原宗廣によって制作され、長禄三年(1549)に浅間神社の法器として納められたことがわかります。また、激しい日照りの折りには、雨ごいの行事として相模川に沈められたといいます。
 作風は全体として胴がややふくらみをおび、鐘身に対し口径が大きいのでずんぐりしたものとなっています。龍頭は、かなり立体的に表現されており鋭さがみられます。
 全体に中世の梵鐘の形態をよく示しており、美術的にも優れています。
 総高 116.7センチメートル
 口径 70.7センチメートル

交通案内

 上三増、春日台団地、愛川バスセンター(内陸工業団地経由)、原当麻駅行バス 追分下車 徒歩5分

地図

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