上落合長徳寺の阿弥陀如来立像

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

黒光りで上下に金箔の模様が施された左右の4本柱の中央に、放射状光背を負って立つ阿弥陀如来立像の写真

阿弥陀如来立像

市指定有形文化財(平成29年1月24日指定)

所在地

 上落合669 長徳寺

概説

 放射状光背を負って立つ浄土真宗に典型的な形式の阿弥陀如来像です。寄木造で玉眼嵌入、肉身部金泥・着衣部漆箔とし、白毫、肉髻珠には水晶を嵌めています。像内の胸部裏及び体部背面に墨書銘があり、その墨書によると、天文四年(1535)に藤田氏の発願により造立されたことが分かります。この藤田氏は後北条氏の家人の一族とも言われています。
 本資料は、造立時期及び願主等の事情が明らかであり、かつ浄土真宗型阿弥陀如来像の基準となる貴重なものです。

交通案内

 バス 愛甲石田駅発 平塚駅北口行 上落合下車 徒歩5分

地図

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