【令和元年度】及川宮ノ西遺跡第3地点

更新日:2021年08月23日

公開日:2021年04月01日

縦長の形で掘削した底は、真ん中縦に溝があり、左上はへこんで泥水が球っている写真

調査区全景

及川宮ノ西(おいがわみやのにし)遺跡第3地点

所在地

 厚木市及川字宮ノ西

調査原因

 個人住宅建設

調査期間

 令和2年1月20日から令和2年1月24日まで

調査面積

 約6平方メートル

調査機関

 厚木市教育委員会

調査担当者

 佐藤 健二、寳満 龍之介

検出遺構

 竪穴住居跡1軒 (平安時代)

調査概要

 発掘調査の結果、平安時代の遺構及び遺物が検出されました。調査範囲が狭小のため、全体像は明らかではありませんが、壁際に周溝を有する大きさ約5メートル前後の竪穴住居の一部が確認されました。住居跡の覆土から出土した土器は9世紀末から10世紀初頭のものが多く、住居の時期も同時期と考えられます。周辺には平安時代の集落遺跡が数多く確認されており、本遺跡も同一の集落を構成するものと考えられます。
 なお、本調査では、土師器や須恵器、灰釉陶器などの遺物が整理箱約1箱分出土しています。

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