「厚木市における地域学校協働活動」に関する提言書について

更新日:2022年08月29日

公開日:2022年08月26日

令和4年8月3日に、社会教育委員の林議長・佐々木副議長が、今後の地域と学校の協働に関する有り方などについてまとめた提言書を、佐後教育長に提出しました。

令和4年8月3日に提言書を提出した際の写真

趣旨

家庭の孤立化などの課題、地域における教育力の低下や、学校を取り巻く問題の複雑化・困難化に対して社会総掛かりで対応することが求められております。

そこで、厚木市社会教育委員会議では、令和2年度から、地域と学校の一体的推進を図り、地域全体で未来を担う子どもの健全育成を図るために必要なことは何かを審議し、これらを実現するため、今後厚木市で展開される地域学校協働活動のあり方や今後検討を行うべき内容を研究し、提言書にまとめ、厚木市教育委員会に提出しました。

概要

提言1 地域学校協働活動と学校運営協議会の一体的推進

地域と学校が協働活動を展開していくためには、教育課程を介して地域でどのような子どもを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを学校と社会が共有し、つながることが求められます。

提言2 地域学校協働活動の総合化・ネットワーク化の推進

公民館を拠点として、各団体等が個別に行っている活動を総合化・ネットワーク化していくことが求められます。

提言3 「支援」から「連携・協働」意識への変換

これまでは地域による学校の「支援」という意識で活動が展開されてきましたが、地域と学校双方向の「協働」意識をもった活動を展開するという、意識の変換が求められます。「協働」意識をもった活動を展開することにより、子どもたちの学びが充実するだけではなく、地域が活性化し、地域住民の学びを広げ、「つながりづくり」「人づくり」「地域づくり」が期待されます。

提言4 新たな施策を市民に広げ魅力あるまちづくりを行う

地域と学校の協働体制を推進していくためには、地域学校協働活動や推進員について、様々な方法を使って広く周知し、新たな施策を市民に広げていくことが求められます。

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