インフルエンザの発生が増えています
「神奈川県感染症発生情報(第52週報)」によると、2024年第52週(12月23日~12月29日)の神奈川県内におけるインフルエンザの定点当たり患者報告数「66.30」となり、警報レベルの「30」を超えています。
インフルエンザの感染力は非常に強く、いったん流行が始まると短期間に多くの人へ感染が拡がります。インフルエンザにかからない、感染を広げないために、感染防止対策を心がけましょう。
【現在の状況】
・令和6年12月26日から県内に流行警報が発令されています。
神奈川県衛生研究所 感染症情報センター(神奈川県の感染症発生状況)(外部リンク)
インフルエンザの症状
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の 症状が突然現れます。併せて一般的な風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
お子様ではまれに急性脳症を発症し、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症になることがあります。
予防対策
外出後の手洗い等
流水・石けんで、手首や指・爪の間も含め、しっかりと洗いましょう。インフルエンザウイルスは、アルコール製剤による消毒も効果があります。
咳エチケット
インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に発生する飛沫感染です。感染していても全く症状のない例や、本人も周囲も感染に気が付かない軽傷の例もあります。普段から、咳エチケットとして、次のことを守りましょう。
(1)咳やくしゃみを他の人に向けない。
(2)咳が出るときは、できるだけマスクをする。
(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時は、すぐに手を洗う。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、インフルエンザに感染しやすくなります。乾燥しやすい室内では加湿器などを使い、適切な湿度(50から60%)を保つようにしましょう。
十分な休養と、バランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、1日3食を規則正しく食べ、日頃から適度な運動を行うとともに、十分な休養をとって翌日に疲れを残さないようにしましょう。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出する際は、マスク(不織布製が効果的)を着用し、人混みにいる時間を極力少なくするようにしましょう。
こまめな換気
季節を問わず、また、新型コロナウイルス対策としても、十分な換気が重要です。
<窓開けによる換気のコツ>
窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。また、窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置しましょう。
<冬場における換気の留意点>
・窓開けを行うと、一時的に室内温度が低くなってしまいます。暖房器具を使用しながら、換気を行ってください。
・暖房器具の近くの窓を開けると、入ってくる冷気が暖められるので、室温の低下を防ぐことができます。なお、暖房器具の種類や設置位置の決定に当たっては、カーテン等の燃えやすい物から距離をあけるなど、火災の予防に留意してください。
・短時間に窓を全開にするよりも、一方向の窓を少しだけ開けて常時換気を確保する方が、室温変化を抑えられます。この場合でも、暖房によって室内・室外の温度差が維持できれば、十分な換気量を得られます。
ワクチン接種
インフルエンザ予防のため、ワクチンを接種することも有効です。ワクチンを接種すると、インフルエンザの重症化を予防する効果があります。
厚木市では、高齢者インフルエンザ予防接種事業、子どもインフルエンザ予防接種費用一部助成事業を実施しています。
詳細は、次の関連ページを御確認ください。
関連リンク
神奈川県(インフルエンザの流行注意報を発令します)(外部リンク)
政府広報オンライン(インフルエンザの感染を防ぐポイント)(外部リンク)
この記事に関するお問い合わせ先
健康こどもみらい部 健康医療課 健康医療係
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更新日:2025年01月08日
公開日:2024年12月19日