平成30年厚木市教育委員会7月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成30年7月24日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎16階 会議室A・B

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 山田 一夫  
委員 水上 裕
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
事務局
山口教育総務部長、佐後学校教育部長、霜島社会教育部長、
若林教育総務課長、安齊学校給食課長、窪田学務課長、
佐藤教育指導課長、須田教職員課長、川口教育研究所長、
外村青少年教育相談センター所長、渡辺社会教育課長、
小林スポーツ推進課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第39号 平成31年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について
議案第40号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則について
議案第41号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について(厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員の委嘱について)
  • (2) 事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱について)
  • (3) 事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について)
  • (4) 児童数・生徒数将来推計について
  • (5) 給食用食材等の放射性物質の測定結果について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時

  • 曽田教育長 それでは、ただいまから平成30年厚木市教育委員会7月定例会を開会いたします。
  •  現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
  •  厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として門田委員を指名させていただきます。お願いします。
  •  初めに、私から報告をいたします。
  •  平成30年7月定例教育委員会教育長報告。
  •  平成30年6月26日火曜日に開催されました6月定例会以後の主な行事等22件につきまして御報告申し上げます。お手元に配布しております教育長報告を御覧になりながらお聞きください。
  •  まず、1ページ目です。5番目に記載しております6月30日土曜日、厚木市立清水小学校体育館におきまして、第49回交通安全こども自転車神奈川県大会に出場が決定しました清水小学校Aチーム、Bチーム、そしてお年寄りチームの方々の練習会に出向きまして、激励会に参加いたしました。市長ともども、清水小学校の児童の皆さん、それとお年寄りの方々のチーム、県大会で全力で頑張ってきてくださいという激励、エールを送らせていただきました。結果については、御承知の方もいらっしゃるかも分かりませんけれども、子供のチームについては県大会で残念ながら4位ということで、全国大会への切符を手にすることはできませんでした。県大会で終わりですけれども、お年寄りの部の大会については2連覇ということで、大変にすばらしい成績を上げられました。
  •  続きまして、7番目です。7月3日火曜日、第二庁舎4階教育委員会会議室におきまして、平成30年度第2回厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。36小・中学校の校長先生方にお集まりをいただきまして、1学期を振り返ると同時に、間もなく長期の休み、夏季休業、夏休みに入りますけれども、各学校において子供たちに対して御指導いただきたいことを中心に、私の方で何項目かにわたって話をさせていただきました。
  •  1ページおめくりをいただきまして、2ページです。一番上、9番目、7月4日水曜日、場所はここですけれども、平成30年度厚木市教育委員会表彰式を執り行いました。スポーツ、文化、両部門におきまして優れた成績を上げられた個人表彰35人、団体表彰5団体、また、地域において見守り、交通安全指導等を長きにわたってやっていただいておりました方々に対しまして、感謝状をお二方、また、団体2団体に対して教育委員会感謝状を贈呈させていただきました。
  •  次、10番目です。7月7日土曜日ですけれども、神奈川工科大学グラウンドにおきまして、厚木市・糸満市中学生サッカー交流会が開催されました。これも御承知かと思いますけれども、8月4日、鮎まつりの1日目ですが、沖縄糸満市と本市とが友好都市の締結をいたします。昨年度は糸満市から小学生のバスケットの選抜チームが厚木を訪問してくれて、厚木の子供たちとバスケットの交流試合等を行いましたけれども、今年度は中学生のサッカーチーム23人が厚木にお越しいただき、厚木のチームと交流試合を行いました。
  •  次が12番目です。7月8日日曜日、市営及川球技場におきまして、第33回厚木市小学生ソフトボール大会開会式が参加13チーム、約200人の子供たちが参加をし、盛大に執り行われました。主催側として、開会式の中で、健闘をしてくださいという励ましの言葉を述べさせていただき、また、始球式のピッチャーとして、慣れないボールを握ってホーム目がけて投げて、見事ストライクと言ってよろしいんでしょうか、いいボールを投げられたなというふうに私自身も思いました。
  •  次、14番目です。7月9日月曜日、厚木市役所本庁舎4階大会議室において、韓国少年サッカー選抜チームが市長表敬訪問されました。私も同席をさせていただきまして、これからもスポーツを通して韓国、日本、厚木市、両国で交流の糸がもっともっと強く深くなっていくようにといったような思いをお伝えさせていただきました。
  •  次、3ページの方にまいりまして、17番目です。7月15日日曜日、厚木の荻野運動公園の多目的広場におきまして、厚木杯争奪親善学童軟式野球大会の開会式が行われました。参加チームは、遠くは静岡県の御殿場から来たチームもありましたけれども、厚木市と厚木市の近隣市町村、合わせて40のチームが参加されて、8月の鮎まつり、そこが決勝戦になっていくと思いますけれども、大会を、試合を繰り広げていくということで、多目的広場において開会式が行われました。毎年、運動公園の競技場でやっていたんですけれども、御承知のように荻野運動公園の陸上競技場大規模改修工事に入っている関係で、今年、開会式は隣の多目的広場で開催をするということになりました。
  •  最後です。22番目、7月24日火曜日、本日ですけれども、文化会館駐車場におきまして、あばしり青少年自然文化体験研修出発式が行われました。朝9時ということで、参加するのは市内在住の小学校の5年生、6年生で、全部で56人ということで、今日から3泊4日の日程で、厚木市と友好都市を結んでおります網走に向けて元気よく出発していきました。
  •  以上でございます。
  •  本日の日程のうち、報告事項3については個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
  •  なお、傍聴される方につきましても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら御退出いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきください。
  •  それでは、審議事項に入ります。
  •  日程1、議案第39号 平成31年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択についてを議題といたします。
  •  議案審議に先立ちまして、提案理由及びこれまでの経過について、事務局から説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、議案第39号 平成31年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について御説明申し上げます。
  •  御説明申し上げる前に、大変申し訳ありません、1点、訂正がございまして、その部分を御報告させていただきます。議案第39号の提案理由の2行目でございますけれども、後半に「同法施行令第14条」というふうに書かせていただいておりますが、これが「第15条」の誤りでございます。大変申し訳ありません。お詫びを申し上げて、訂正させていただきたいと思います。
  •  それでは、提案理由及びこれまでの経過について、御説明申し上げます。
  •  提案理由でございますが、平成31年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書につきまして、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条、第14条及び同法施行令第15条に基づき、平成31年度に厚木市立中学校で使用する特別の教科道徳の教科用図書について、及び平成31年度に厚木市立小学校で使用する教科用図書について、また、平成31年度使用の厚木市立小学校で使用する特別の教科道徳と、厚木市立中学校で使用する教科用図書について、並びに学校教育法附則第9条の規定による教科用図書について、採択を求めるものでございます。
  •  これまでの経過でございますが、平成31年度に厚木市立中学校で使用する特別の教科道徳の教科用図書の採択に当たりまして、4月の教育委員会定例会で決定をしていただきました平成31年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針に基づき、事務事業の執行に努めてまいりました。本年度は、平成31年度から教科書を使用することとなる中学校の特別の教科道徳の教科用図書の採択を行う年になりますので、本方針のもと、厚木市教科用図書採択検討委員会において教科用図書の調査研究を進めてまいりました。
  •  また、この調査研究に当たり、同委員会設置規則に基づいて任命をいたしました専門委員が調査報告資料を作成いたしました。厚木市教科用図書採択検討委員会は5月、6月、7月の計3回開催をいたしまして、調査研究を進めるとともに、去る7月6日金曜日でございましたけれども、開催をいたしました第3回の厚木市教科用図書採択検討委員会におきまして、専門委員からの報告を受け、検討委員による協議を行い、答申をまとめました。
  •  恐れ入りますが、議案第39号を1枚おめくりください。本答申は、本年4月に教育委員会が厚木市教科用図書検討委員会に平成31年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に向けた教科用図書の調査研究についてを諮問したことを受け、厚木市教科用図書採択検討委員会から本年7月18日に提出をされたものです。既に教育委員の皆様にはお手元にお届けさせていただきました。
  •  答申はピンク色の表紙、資料1、調査研究報告書と、黄色の表紙、資料2、調査研究に関する協議のまとめの2部で構成をされております。調査研究報告書につきましては、調査研究の観点に基づき、8社の検定教科書の特徴について調査をした内容を示してございます。また、調査研究に関する協議のまとめにつきましては、当日の協議の議事録や、それぞれの検討委員が推薦した発行者とその推薦理由が示されております。
  •  議案書にお戻りいただき、1枚めくっていただいた左側のページに、中学校、特別の教科道徳の教科書一覧を載せてございます。本日は答申と、教科書展示会において教科書を閲覧された方々からいただいたアンケートの集計の資料等もございます。これらをあわせて参考に御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  委員のお手元の方には、今、事務局から説明がありましたけれども、ピンク色の資料1、これが教科書採択検討委員会の調査研究報告書、これと、資料2として調査員による調査研究に関する協議のまとめ、黄色い冊子、それとあとは教科用図書展示会アンケート集約、これは緑色ですね、これが行っているかと思います。また、テーブルの上には、各教育委員さんがお持ち帰りになったりだとかした道徳の教科書、各社のものがございます。こういったようなことを参考としながら、これから審議に入っていきたいと思っております。
  •  それでは、議案審議に入っていきます。議案の審議に当たりましては、まず、中学校用のうち、新たに採択する特別の教科道徳の教科用図書、2番目に、平成31年度に使用する特別の教科道徳以外の小学校の教科用図書、3番目に、小学校の特別の教科道徳及び中学校の特別の教科道徳以外の教科用図書、そして、4番目、最後に学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の順番で行っていきたいと思います。
  •  まず、新たに採択する特別の教科道徳の中学校の教科用図書について審議をいたします。
  •  採決方法についての確認ですけれども、先ほど事務局の説明がありました、本日の議案書、議案第39号の2枚おめくりいただいたところに、中学校用教科書目録に搭載された特別の教科道徳の教科書一覧、発行者順に8社、名前が記載されておりますけれども、この目録の順に沿って挙手によるものとし、3人以上の挙手で過半数の賛成といたしますが、それでよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議ございませんので、始めさせていただきます。
  •  それでは、道徳の教科書について御意見、御質問等をお願いいたします。大分、委員さん、教科書を全部持ち帰っていただいて見ていただいたりだとか、あるいは教育委員会に足を運んで、また、担当の指導主事からレクチャーを受けたりだとか、いろいろと調査研究を独自にやってきていただいておりますけれども、そのことを踏まえての御意見等を頂戴したいと思います。いかがでしょうか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 特別の教科道徳に関わる優先したい観点というのがあると思います。その中の一つとして、言語活動の充実、これは、発表しようであるとか、話し合ってみよう、書いてみよう、言葉のページなど、言語活動やグループワーク、そういう取扱いというところを見たときに、学校図書、日本文教出版に多く、考え、議論する道徳を強く意識していると感じました。
  •  以上、一つの観点として意見を申し上げました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。今、学校図書、それと日本文教、この2社について水上委員から御意見をいただきました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。これから御発言されていく中で、もしあれでしたら、大分御覧になってチェックをされた、これが貼り付けてありますので、例えばここなんだというようなことをお示しいただくと、なお、ほかの委員についても確認ができますので。いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 水上委員が今、話された道徳科の狙いで、一つは、自分の言葉を育てて考える、話し合うということが出されました。2つあるうちのもう一つの道徳科の狙いとしまして、考える道徳というのを提示されております。考える道徳ということ、具体的にどのようなことかなということで、一つ、学研の教科書に触れてみたいと思います。
  •  学研の教科書はA4ですかね、8社の中で一番大きいのを使って、とても興味ある内容で、どの教科書も興味ある内容で、いろいろな工夫されているんですが、この学研の教科書の中で、子供たちに読ませたいなと思う題材がたくさんありました。ただ、ほかの8社のうちの7社と違うところは、学研の場合は題材の最初にタイトルのみ提示されております。ほかの7社の場合は、題材と同時に、この道徳科のこの単元で、この題材で狙うものを一緒に出されています。ただ、学研の場合は、ほかの7社と違うところは、題材のみ提示されていまして、長文です。かなり長文、3ページぐらいの5ミリぐらいの字で、3ページ全部終わった後に、最後にその半分ぐらいのポイント、3ミリぐらいの字で、この手紙のところで狙うものは、挨拶で狙うものはというのを最後に、この習いたい価値とか話し合ってほしいポイントとかが提示されておりました。かなり、気にならないんですけれども、気になるとしたら、この長文を読んだ後に、あっ、こういうことだったのかと子供が思うものも大事なんですけれども、ほかの教科もそうです、今日は何をどうやって学ぶんだというのが、ある程度、ちょっとした形でも、題材と一緒に提示されるというのが、ほかの7社と学研の違い、学研は最後にテーマの狙いが示されていたというところがありました。これがちょっとほかと違う、独特のつくりだなということを感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 今回、8社の教科書が推薦で挙がっているということなので、冒頭に8社をざっと1回、見させていただいております。私が1回目に見た後に、検討委員会のいろいろな御意見をいただいて、私自身の考えとは違うなとは思いましたけれども、改めて私自身が教科書8社を見ての感じとしてお話をさせていただきたいと思います。
  •  冒頭で水上委員が、道徳で必要なこと、言語活動の充実等々のことをお話をされておりますけれども、もちろんそれもそうなんですけれども、道徳は一つの分野、これにということではなくて、様々なジャンルについて子供自身が考えて話し合って、また、自らが感じることかなというふうに思っております。そういう中で、私自身が8社を見た中では、光村図書のものが、ワンパターンのページ構成ではなくて、また、様々な情報の分野のところ、そして資料の使い方をしているので、何よりも私は、生徒が飽きずに授業に参加できるのかなというところを感じました。ほかの7社は、絶対ではないんですけれども、相対的に見ると、テーマの本文があって、それについて考えてみよう、君だったらどう考える、みたいな設問の仕方で、また、会社によっては、それについて、じゃ、書いてみようというような、ある意味、ワンパターンの授業構成かなという気がしたんですけれども、光村図書のところは、それがちょっと一ひねり違うかなと、また設問の仕方も、また表現の仕方もワンパターンではなくて、いろいろな表現方法をしているなと感じました。
  •  その例として、例えば1年生の42ページに、私の話を聞いてねという、左手が奇形の17歳のペイジーという女性のお話が、それほど長い文章じゃないんですけれども、載っていますが、それもそうなんですけれども、光村のいいところ、私がいいなと思ったのは、さらに、コラムがたまに出てきて、このペイジーさんのお話のところのコラムにはユニバーサルデザインのことが載せてございます。もう既に中学1年生でしたらこのことを知っている子もたくさんいますけれども、知らない学生もいるんだろうなと思うと、こういったものを情報として知らせる場というのはすごく大切だなと感じました。
  •  また、2年生でいきますと、13ページに、夢中になるのは悪いことというテーマの文章があって、いわゆるスマホゲームなどを長時間やっていることに対しての文章で、これも今、社会問題になっているところだなと思います。だめだよと言っても、又は本人もだめだと分かっていても、というようなところなんですけれども、これが15ページに、自分自身で、じゃ、一日のタイムスケジュールを書いてみようと、どうするとか考えさせるのではなくて、自分の一日を振り返ってみると、あっ、こんなにゲームをしちゃっているんだなと子供自身が考えられるなと感じました。
  •  それから、3年でいきますと、94ページに池上彰さんの文章で、1票を投じる意味という文章がございます。これも、今、18歳から選挙権が始まりますので、あと3年もすると君たちは投票権があるんだぞという入門編かなという気がしています。池上さんの文章の後に父と娘の会話があって、これもなかなかいいなと思いましたし、さらに100ページには、社会の一員としてということで、生まれてから高校卒業するぐらいまでだったでしょうか、法律とあわせて、君たちの人生はこんなふうに変わっていくんだよというものを、本当に、中学生ですから、深く知る必要はないと思いますけれども、様々なことを子供が、あっ、こんなこともあるのかというふうに学びの場になるなという気がして、私自身は光村の教科書は授業をする上においても、とかく道徳というのは、いけないとか、悪いとか、これがいいとか分かっていながら、でも、一つの例があって、君だったらどうする、みんなで話し合ってみよう、みたいなワンパターンな授業になりそうなんですけれども、様々な切り口で、さらに広げてつなげようというところがあって、コラムがあって、ちょっと違った観点から見詰めてみるという、ちょっと楽しみまでは行かないですけれども、今日の道徳の授業は何か興味があったな、なんていうふうに生徒が参加できる授業が私はつくれるなというふうに感じて、いいなと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 今の森委員の、生徒自身が実際感じるであるとか、飽きさせない工夫とか、確かに光村図書を見ていたときに、保護者としてはわくわく感があって楽しいなという印象は実はありました。ただ、その一方で、やっぱり観点というのは大事なので、もう一つ、厚木の生徒たちに身につけてほしい見方、考え方というのを考えると、厚木市教育大綱の教育理念、未来を担う人づくりがあります。それをもとに考えると、人権、命、家庭や社会のつながり、そういったところを重視すべきだと思って、そういう見方もしてみました。
  •  そうすると、どの本もよく取り上げていて、やっぱり厚木だけに限らずという見方もありました。ただ、もう一つ、観点として、これからの教育で外せない視点というのがあると思います。それは、持続可能な発展、社会でエスディージーズというキーワードがよく出てきますけれども、やっぱりこのまま行き当たりばったりじゃなくて、これをやることによって次にどうつながるかと、そういう視点というのも非常に重要だと思います。そういう視点で見たときに、特に目を引く内容が5社ありました。
  •  例えば、日本文教出版、2年生の144ページ、持続可能な社会、今と昔ということで、小田原箱根エネルギーコンソーシアムとか、二宮尊徳さん、尊徳さんとよく言われますけれども、そんな話題が載っていたりとかというふうに、神奈川の人間としてはちょっと注目を引くところ。
  •  あとは、学研さんで、1年生の82ページ、ここではキャッチ・アンド・リリースといって、釣りを題材に外来種と環境問題、そういったことに触れています。非常に分かりやすい内容ではあります。
  •  そして、さらに教育出版の1年生、180ページ、今住んでいる地域のことを分かりやすく解説していて、昔の工場排水でどんなに苦労して今があるか、昔への反省から、これまで頑張った方の感謝とかそういったことが丁寧に述べられている。
  •  あとは、日本教科書の1年、148ページです。環境先進国江戸、非常に詳しく、やっぱり江戸時代というのは環境先進国と言えるだろうなということがとてもいい内容で書かれていて、こういった内容でも、中学生に対してうまく伝えれば、非常にいい題材だなというのと、その半面、生徒の心をうまくつかめるかという、その両面が気になったところでもあります。ただ、やっぱり視点としては、そういった持続可能性というのはしっかり道徳指導として取り上げてほしい内容だなと思いました。
  •  もう一つは、学校図書、こちらの1年生でいうと131ページ、自然とともに生きるということで、心の扉というふうなキーワードで、ほかにも記述式で、例えば1年生の201ページとか、心の扉というふうにして、直接書き込んで考えるというふうな工夫がなされています。ですから、そういった点で、自分事として、すっと入っていけるんではないかなというふうに思いました。
  •  ですから、飽きさせずにという切り口もありますけれども、書かせながら、みっちり書かせるのではなく、そこで感じて書かせるというような、そういった工夫もあるんじゃないかなというので、そういった視点をちょっと評価してもいいんではないかというふうに考えています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかに、いかがでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 今、水上委員が言われた各社の、いろいろなところの工夫があって非常によかったですが、私は東京書籍の教科書の中で、各ページの右下の欄に他教科との関係ということが出ていて、道徳だけで教えるというのはなかなか問題があるというような部分もあるので、教科との関連というのはすごく大事にした方がいいかなというふうに思っていまして、教材から感じたり、考えたりすることとか、あるいは、その場でメモができるつぶやきというのがあったり、あるいは、一番後ろに心情円というのがあるんですね。心のありようとか、今日の様子だとかというのが、これを、非常に工夫されているなと思って、厚木の子供たちにとってはこういうのが、いわゆるその時々で、いろいろな心のありようはあると思うんですけれども、それが工夫できたりして、非常に使いやすいんじゃないかなというのは、率直な感じを受けたので、そんなようなことをちょっと受けました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  ほかに、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 ただいまの山田委員のお話とちょっとリンクするんですけれども、同じ東京書籍のところの最後のページです。心情円という、円の、ありますね、これの1つ前に、ほかの出版社にはないホワイトボードというのが示されておりました。これはほかの7社にはなかったんですけれども、また、ほかの教科でも初めてここのページを見たんですが、生徒の中には自分の考えを、はい、こうです、こうですと言うのがきちんと言論化できたり、討論、話し合いが得意というか、できる子もいるし、でも、中にはなかなか、書くのは得意だけれども、書くことはできるけれども話すのはちょっと苦手と、いろいろな生徒さんがいらっしゃる中で、このホワイトボードに自分の考えを書いたり、道徳価値をこういうふうに私は感じましたというのを書いたりできる。ホワイトボードですから、ちょっと消せるし、4人グループの場合は、この4つを合わせてちょっとした広さの黒板にもできるし、この東京書籍さんの工夫を、心情円とリンクして、ここもまた東京書籍のいいところかなと、工夫したところかなというのを感じました。それが一つです。
  •  もう一つなんですけれども、意見交換を図る一つの方法だと思うんですが、8社の中で2社、ノートを使っている会社がございました。一つの会社は日本文教出版です。もう一つは廣済堂あかつきという会社さんがノートを使っておりました。最初の廣済堂あかつきさんのノートの2ページなんですが、右側に題材があって、テーマがあって、その下に、今日みんなで話し合ったり考えたりしてほしいところは、このテキストの1番の題材、もう一つは、3番目のところ、教科書の24番目、この3つのところを教科書から見て、この全体から考えてみましょうというノートのつくりになっておりました、書き込むということで。いろいろな生徒さんがいらっしゃるんですけれども、4月ごろ学んだ題材、そして夏ごろ学んだ、また終わりの方に学んだ、3つの教材から、では考えましょうという方法もあるんですけれども、かなりこれはレベルの高い授業構成をしていく必要があるかなというのを感じます。
  •  もう一社の日本文教出版というところから出されているノートについて、また考えてみました。1年生の40ページのところを見ていただけるとありがたいです。日本文教出版さんのノートのつくりは各単元ごとになっております。1ページで、スペースもそうありませんし、あとは工夫されている点は、保護者記入欄という欄がありまして、家族と一緒に、今学校でこういうことを学んでいるんだねと、そういうちょっとした、数行ですけれども、御家族の方が見たり、ちょっと書く欄も工夫されておりました。こちらの方は家庭との連携を意識していて、家庭教育も一緒に行こうという、子供はこんなことを学ぶ、私はこう思うねというのを親子で、親とは限らないですね、御家族の方、一緒に住んでいる方とちょっと見たりするページもありました。そして、日本文教出版の方は単元ごとに対応してありますので、かなり生徒さんや指導する学校でも使いやすいかな、全部ノートを使う必要はないわけですけれども、ここのノートを使おうという工夫が日本文教出版に感じました。また、ノートだけではなくてデジタルの工夫もあるので、デジタルを使って動画を使った方がいいかなというところはこちらでも使える、そういう工夫を感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 日本文教出版の教科書でございますけれども、本年度から本市の小学校で使用しているわけです。使用している先生方の反応というのは賛否両論がありまして、そこにノートがあることによって、そこにずっと入っていくというのもあるし、逆に、確かめることができるとか、いろいろな評価ができるというようなことがあるようですけれども、小学校と中学校では発達段階が違うわけですので、それに応じて求めたい力とかそういうものも違うわけです。特に中学校では、意見交換や議論をする中で生徒自身が自らの思考を深めていくと、そういうようなことができるわけですから、ノートはすごく魅力的なんですけれども、これなんかいいんですね、ノートはいいんですけれども、ノートがなくてもできるかなと思ったり、ちょっと事例といいますか、そんな感じを受けました。
  • 曽田教育長 ほか、よろしいでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 小学校も今、日本文教出版を使っているということで、ノートは万能じゃないんですけれども、一つのメリットとして、厚木市の中学校の教員の年齢構成を見ますと、20代と40代が少なくて、30代の先生方と50代の教員の方々が多いという、この厚木市内の教員の年齢もあれですけれども、年齢はまた別にしましても、どこの学校でもどのクラスでも、先にいる子供たち、40人の子供たちにある程度、道徳の指導の内容を保証する、担保するという意味では、一つの支援策、一つの教材の考え方として、ノートもかなり役割を果たすことができるかなと、ノートも賛否両論だと思うんですが、どのクラスにもどの学校にもこの道徳的価値を進めたい、考える力を、そして議論する力を、という両面から言っても、ある程度保証するという意味では、このノートの意味もあるかなという、なくてもできるけれども、一つの有効な手段になるかなという考えを持ちました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  私は議事進行なんですけれども、私の方からも意見を少し述べさせていただきたいと思います。
  •  調査研究の観点というのを設定しているわけですけれども、調査研究の観点の2項目めに厚木市の特性というのを観点項目として設定しています。この観点項目の内容は何かというと、厚木市教育委員会では基本目標、これを3つ掲げているわけです。1つが拓く力、2つ目が感じる力、3つ目が築く力と、この3つを挙げているんですけれども、そのうち感じる力について、自他を大切にし、互いを認めあえる豊かな心の育成ということで、観点の内容としては、命の大切さ、人権尊重の精神を基盤とした人権教育の充実に資する内容になっているかというのが、これをあえて設定しているわけです。そういう点から見てみたときに、日本文教についてなんですけれども、人間尊重の精神、生命の尊厳を基本に、いじめ防止だとか安全の確保、こういったようなものにかかる課題対応を重視した題材を非常にたくさん取り上げているといったようなことがわかります。
  •  特に、いじめについてなんですけれども、これは直接的に扱っている教材、題材の数が他社に比べると圧倒的に多いといったような特色があります。ただ、いじめに関して題材として直接的に数多く取り上げることが非常にいいことなのかというと、事はそう単純ではないと、そんなふうには思いますけれども、生徒が問題意識を持って、自分で多く考えて、また、クラスメイトと話し合って意見を交わす機会、これはできるだけ多くあった方がいい、多く設定できた方がいいというふうに私自身は思います。そういう意味で、日本文教というのは、他社との比較になるわけですけれども、そういったようなところに非常に大きな特色を打ち出している教科書だなという感じを持ちました。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 今、ノートの存在についてお話がございまして、やはりノートがある会社とない会社というのはとても目を引きますので、その辺も少し気になったところです。私自身は、保護者目線なのか生徒目線なのか分からないんですけれども、例えば、ノートがない教科書には、そこに書き込みができるところがかなりあったりしています。生徒からいきますと、毎回ワンパターンでそうやってノートに書き込みを入れるという授業よりも、ここではこんなふうに書いてみたとかというふうに、また後で振り返るときにも、ノートと教科書とあわせて見るよりは、そのページを開いたら、あのとき俺はこんなふうに感じていたんだとか、みんなとこんなことを話し合ったんだな、なんていうふうに、もしあれでしたら、この道徳の教科書には思ったことをどんどん書き込んでいいよというような授業をしていただきたいなと感じたので、ノートの存在は多分、先生方にとってはとても大きな力になるんだろうなと思いますけれども、道徳の評価の仕方というのはどうなんだろうと考えたときに、担任の先生、もしくは道徳にかかわる先生が生徒一人一人をしっかり見ていただくというところだと思うので、改めてノートを見てというのは、ちょっと残念な思いがするなというふうに感じています。
  •  あと、私は光村図書もいいなと思っているんですけれども、もう一つは、やはり学年を追うごとにすごく内容が、高度ではないですけれども難しくなっているし、さらに3年生になると、社会に向けての例文等々がたくさんあるので、そういった意味で、私は発達段階に即している教科書ではないかなという感じはしています。ただ、先生方自身が評価をするという観点でというところではちょっと違うかもしれませんが、そんなふうなイメージがしています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  ほかに、いかがでしょうか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 ノートが絶対かというと、それよりももっと優先事項というのがきっとあると思っていて、これまで幾つかの観点を申しましたけれども、重要な観点がもう一つ、やっぱり保護者と家庭の連携というところが非常に重視したいところだと思っています。それで、先ほど門田委員から、日本文教のノートには保護者記入欄があるから、これだと連携できるんじゃないかと、確かにそうだと思うし、光村図書だと保護者の興味、関心を引く記事がかなり多いので、これはうまくすると連携できるんじゃないかと、そういうふうにも思いました。
  •  そのほかに、保護者、家庭との連携という見方で3つ、日本文教と学校図書と、もう一つやっぱり特筆したいのは学校図書の、例えば1年生の223ページ、これはもう保護者の方へとメッセージがまとめてあって、それで、この教科書で目指すことはこういうことですよ、先生によって連携どうのじゃなくて、もうしっかり家庭で記録する、こういうことを考えを深めるんだということを保護者に向けて解説しているという点で、家庭教育と連携して道徳の授業をつくる教材という見方をしたときに、高く評価したいなというふうに思いました。これは、ほかにも80ページ、授業の終わりとか、家庭で記録できたり、221ページ、これも1年生です、振り返りのところで、次のステップに向けて自分の考えさせる工夫、自分をちゃんと考える工夫、そんなところがある点で、家庭との連携というのも各社いろいろやっていますけれども、学校図書、いろいろ工夫されているのではないかというふうに思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  大分御意見等もお出しいただいて、時間も相当経過をしておりますけれども、今まで御発言された委員の御意見等も踏まえて、どうしてもこういったようなことは付け足して述べておきたいといったものがあれば、一つ二つ挙げたいと思いますけれども。
  •  門田委員。
  • 門田委員 先ほど、山田委員から他教科との関連について東京書籍の紹介がありました。日本文教出版の方も巻末に他教科との関連が提示されておりましたので、付け加えさせていただきます。日本文教出版の最後の方ですね、ほかの教科と、こういったところが大事なんですけれども、これがこの出版社には提示されてありました。巻末の最後から2枚目のところですね、この単元はどこの教科と関連して、美術とか保健とか国語とか、単元一つ一つの関連が明示されておりましたので、付け加えたいと思います。
  • 曽田教育長 ほか、いかがでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 門田委員から話がありましたけれども、私は、先ほどの森委員のノートの関係で出ていたんですけれども、ノートと教科書ってどうかなと思っている部分もあったんですけれども、確かにこれは、先ほどもちょっと門田委員が触れられたんですけれども、確かにベテランの先生がいたり、あるいは新任の先生がいらしたりとか、いろいろなことがある、そのときに道徳というものをきちんと教えているという、いろいろなことを考えてもらうということを考えると、ある程度、こういうノートがあると、その記録になっていくんだろうという気がすごくするので、そんなことを考えると、教科との関連とか、あるいはノートをうまく活用して道徳観、論議するだとか、いろいろなことがあるわけですけれども、そういうようなものがうまくすんなり入っていくのかなという気がちょっとしておりまして、私は、いろいろ悩んだんですけれども、ノートがあるのもいいのかなというような感じをちょっと受けています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  ほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは、御意見等もほぼ出尽くしたようですし、また、それぞれの委員がお考えになっていることを各委員も御理解いただいたんじゃないかと思いますので、そのほか、御意見がないようでしたら、採決に入りたいと思います。よろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 それでは、道徳の中学校の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手をお願いします。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  続きまして、学校図書に賛成の方は挙手をお願いします。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1名。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  次に、光村図書に賛成の方は挙手を願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1名。
  •  日本文教出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 私もです。挙手3人。
  •  したがいまして、学研、廣済堂あかつき、日本教科書については、それぞれ、なしということになります。
  •  それでは、採択の結果について確認をいたします。学校図書1人、光村図書1人、日本文教出版3人。
  •  したがいまして、中学校道徳の教科用図書につきましては日本文教出版を採択いたします。
  •  続きまして、平成31年度に使用する特別の教科道徳以外の小学校用の教科用図書について審議いたします。
  •  事務局、説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 厚木市立小学校で現在使用している特別の教科道徳以外の教科書につきましては、本年度が使用開始から4年目の最終年度となっております。このことがございますので、来年度に向けて採択替えを行う年となってございます。しかし、本年度の採択に向けての新たな検定教科用図書の申請はございませんでした。このことにつきまして、神奈川県では、基本的には前回の平成25年の検定合格図書等の中から採択を行うということとしまして、新たな調査研究は行わず、前回使用した調査研究資料を活用する方針で進めております。本市においても同様の考え方で調査研究を進めてまいりました。
  •  議案書にお戻りいただき、2枚めくっていただいた右側に現在使用している小学校の教科書一覧を載せてございます。教育委員の皆様のお手元には、前回採択を行いました平成26年当時の調査研究報告をお届けさせていただいておりますので、そちらを参考に御審議をいただき、採択くださるようお願いいたします。
  •  なお、2020年度からは、また新学習指導要領に対応した教科用図書を使用することとなりますので、来年度、つまり平成31年度につきましては再度、小学校で使用する全ての種目の教科用図書を採択することとなります。そのため、今回の採択替えで採用する教科用図書の採択期間は実質、平成31年の1年ということになることを確認させていただきたいと思います。
  •  よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 ただいま事務局から説明がありましたように、小学校の教科書については使用期限の4年が終わるというような御説明がございまして、それを受けて採択するというわけですけれども、新しい教科書も出なかったということでございますので、前回、平成26年の採択時の調査研究資料、今回改めて見させていただいたんですが、確認したところ、どの教科についてもバランスよく公正、公平に調査されておりましたし、採択の結果というのも適切なのではなかったかなというふうに考えております。ですから、そのような考え方でいいのかなということを思っております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 もし今年、現在とは違う教科書を採択した場合でも、新学習指導要領に準拠した教科書を2020年度から使用するために、来年度には再び新しい採択を行う必要があるということになると思います。そうすると、勉強する、学習する子供は毎年変われば新しい教科書を支給していただくので、出版社が変わってもさほど影響はないかもしれませんが、指導する側からすると、学習内容の順番、取扱い、単元の細かなつくり、いろいろなところが変わって、対応が大変かと思います。来年も再来年もと毎年のように行うのでは、効果的な指導計画をつくることに大きな支障が出るのではないでしょうか。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがですか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 私も同感です。私が把握している限りでは、使っている学校はもちろんのこと、保護者の方々からも特別に御意見とか御質問とかはなかったようですので、現在使用している教科書を採択することが適当ではないかなというふうに考えます。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、よろしいでしょうか。
  •  それでは、特にないようですので、採決に移ります。
  •  本件は、今年度、平成30年度と同じ教科書を採択するということでよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、平成31年度に使用する特別の教科道徳以外の小学校の教科用図書については、平成30年度、今年度使用している同じ教科書を採択いたします。
  •  続きまして、小学校の特別の教科道徳及び中学校の特別の教科道徳以外の教科用図書について審議をいたします。
  •  事務局、説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、議案書をさらに1枚おめくりいただきますと、左側には現在小学校で使用されている特別の教科道徳について、右側には中学校で使用している教科書一覧を載せてございます。小学校の特別の教科道徳及び中学校の特別の教科道徳以外の教科用図書の採択につきましては、学校教育法附則第9条の規定による教科用図書を除き、平成31年度は同一の教科書を継続して採択することになっております。種目、発行者名の順に読み上げますので、御確認をいただきまして、引き続き採択をすることについて御審議をお願いいたします。
  •  まず、左側でございますけれども、特別の教科道徳の教科書、日本文教出版、右側にまいります、国語、光村図書、書写、東京書籍、社会(地理的分野)、教育出版、社会(歴史的分野)、東京書籍、社会(公民的分野)、帝国書院、地図、帝国書院、数学、学校図書、理科、東京書籍、音楽(一般)、教育芸術社、音楽(器楽合奏)、教育芸術社、美術、光村図書、保健体育、学研教育みらい、技術・家庭(技術分野)、東京書籍、技術・家庭(家庭分野)、東京書籍、英語、三省堂となっております。
  •  よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
  •  これはもう法令上、同一の教科書を採択するということで、特別なことでもない限りは異なる教科書の採択というのはないですから、よろしいですかね。
  •  それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
  •  本件は、平成30年度に使用したものと同じ教科書を使用するということでよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、小学校の特別の教科道徳及び中学校の特別の教科道徳以外の教科用図書については、継続して採択いたします。
  •  続きまして、学校教育法附則第9条の規定による教科用図書について審議いたします。
  •  事務局、説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択につきましては、教育委員会におきまして毎年度、異なる図書を採択することが可能でございます。各学校から希望があった図書の中から、児童・生徒の状況や発達段階等を考慮し、適切であると判断した図書について採択をすることになっております。
  •  該当する図書につきましては、議案書の4枚目になりますけれども、A4横向きで1ページから9ページにわたり載せてございますので、よろしく御審議をお願いいたします。
  • 曽田教育長 それでは、ただいまの説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
  •  9条本というふうに言っていますけれども、これは個々の子供に合った教科書を年度、年度で採択できるといったような法律に基づいてのものなので、これは個々の子供たちにこの教科書をということでそれぞれの学校から上がってきたものということですよね。
  • 佐藤教育指導課長 はい、そうです。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  •  それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
  •  本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、学校教育法附則第9条による教科用図書については、原案のとおり採決いたします。
  •  以上で、議案第39号 平成31年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書採択についての審議を終わります。
  •  ここで10分間、休憩いたします。

暫時休憩15時12分
再開時刻15時22分

  • 曽田教育長 再開いたします。
  •  日程2、議案第40号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
  •  議案の説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、議案第40号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則につきまして、御説明を申し上げます。
  •  提案理由につきましては、厚木市立小学校及び中学校の全校に学校運営協議会が設置されたことに伴いまして、学校評議員を廃止するほか、所要の措置を講ずるため、本規則の一部を改正するものでございます。
  •  恐れ入りますが、1枚おめくりをいただき、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則を御覧ください。6行目に「第22条を削り」と示してございますが、第22条にありました学校評議員の項目を削除いたしました。所要の措置につきましては、この削除に伴いまして条項の数字を繰り上げることや、繰り上げたことによる目次の修正、さらに若干の文言整理を含めて修正をしたものでございます。次のページには参考資料といたしまして、新旧対照表を示してございます。
  •  よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは、特にないようですので、採決に移ります。
  •  本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第40号を可決いたします。
  •  次に、日程3、議案第41号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価についてを議題といたします。
  •  議案の説明をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 それでは、議案第41号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
  •  本件につきましては、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定に基づき点検及び評価を行いましたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第3号の規定に基づき提案するものでございます。
  •  それでは、報告書につきまして概要を御説明させていただきます。
  •  初めに、2ページをお開きください。2ページから5ページまでは教育委員会の基本目標と8つの基本方針及び厚木市教育大綱を掲載しております。
  •  次に、8ページをお開きください。8ページから15ページにつきましては、教育委員会名簿、定例会の開催状況や主な活動について記載しております。
  •  次に、18ページをお開きください。ここからが点検評価の内容になります。
  •  まず、1の趣旨でございますが、法律の規定により、教育委員会は毎年、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、自ら点検評価を行い、その結果を議会に提出するとともに公表しなければならないと定められていることから、この報告書を作成したものでございます。
  •  次に、2の点検・評価の対象でございますが、平成29年度の厚木市教育充実プランに位置付けた主要事業、63事業を対象として実施したものでございます。
  •  3の点検・評価の方法でございますが、点検・評価の客観性を確保するため、点検・評価を行うに当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとすると定められております。このため、5月の定例会において御議決いただきましたとおり、御覧の学識経験者の方々を委員とする厚木市教育委員会点検評価委員会に対し諮問し、そしてその答申を受け、基本方針ごとに評価をし、次年度以降に向けた教育委員会の考え方を示しております。
  •  20ページからが点検・評価の中身となります。
  •  最初に、25ページを御覧ください。基本方針1の「「確かな学力」を身に付ける教育を推進します。」の項目につきましては、全部で15事業ございますが、25ページの小学校児童支援推進事業を例に御説明いたします。一番上に事業名、写真の横に事業概要と、平成29年度実績、中段に成果指標の経年変化、その右側に成果と課題、今後の取組等を記載しております。これらを点検評価委員に見ていただき、下の段にありますように委員から御意見をいただきました。こうしたまとめ方で各ページが構成されており、さらに基本方針ごとに点検評価委員会からの総括的意見をいただいております。
  •  41ページを御覧ください。41ページには、基本方針1に対する点検評価委員会からの総括的意見を記載しております。42ページからは、基本方針2について、以降につきましては同様に基本方針ごとに96ページまで記載しております。
  •  次に、98ページをお開きください。点検評価委員から全体を通しての総括的御意見をいただいておりますので、内容を紹介させていただきます。初めに、教育委員会全体の取組について、子供たち一人一人に適したきめ細かな指導や支援を行っており、それぞれの事業が実績を上げていて、高く評価できると総括的な意見をいただきました。確かな学力の定着に向けた事業には、多岐にわたって有効な事業が展開されていると評価をいただきました。また、教職員の資質・能力の向上については、今日的な課題やテーマに基づいた研修が組織的かつ計画的に行われることにより、教職員としての力量が高まっていると評価をいただきました。さらに、教育環境の整備・充実を図るために、多様化した課題やニーズに応える事業が実施されていると評価をいただきました。最後に、教育委員会の事業は評価ができるものが多いが、市民などに対してピーアールが不足していると感じるので、Edu Naviなど様々な媒体を活用しながらピーアールしてほしいとの御意見もいただきました。
  •  これらの意見を受けまして、右側の99ページに教育委員会としての点検・評価の総括を記載しております。内容につきましては、平成29年度におきましても、教育環境日本一の実現に向けて、教育充実プランに基づき様々な事業を展開してまいりました。確かな学力を身につける教育については、きめ細かな学習支援を継続するとともに、タブレット端末を全市立小・中学校に導入し、その利活用支援に取り組んでまいりました。教職員の資質や指導力の向上につきましては、効果的な研修を実施するなど、日々の教育活動に活用できる実践的な取組をいたしました。教育環境の充実につきましては、校舎などの改修のほか、インターナショナルセーフスクールやインクルーシブ教育の推進といった今日的な課題等に対応した事業を展開することにより、教育環境を一層充実することができました。
  •  また、社会教育の充実につきましては、家庭教育の向上を図るため、保護者等のニーズに合った講演などに努めるとともに、公民館を中心に、地域で子供を育てるという意識の向上を図るための取組を展開いたしました。スポーツ振興面では、各種事業を継続的に実施し、拡充を図ることで、スポーツに親しむ環境づくりを推進してまいりました。また、文化振興面では、郷土文化の新たな活動拠点としての(仮称)あつぎ郷土資料館の建設を進めてまいりました。
  •  次に、101ページからは、8つの基本方針ごとに教育委員会としての評価を記載してございます。101ページを例に御覧いただきますと、基本方針1に対する評価、また、成果指標における実績が目標に達した事業、同様に、102ページにつきましては、基本方針2に対して、以降、108ページまで基本方針ごとに記載してございます。
  •  最後に、109ページになりますが、これら事業別の成果指標の達成状況を一覧にしております。◎(二重丸)につきましては、実績が目標に対して100%以上のもの、〇(丸)につきましては、実績が目標に対して80%以上、100%未満だったもの、△(さんかく)につきましては、実績が目標に対して80%未満だったもの、-につきましては指標を設定していないものでございます。
  •  説明は以上でございます。なお、この報告書につきましては、本委員会で議決をいただいた後、市議会に提出し、公表することになりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑ありますでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 大変お疲れさまでした。すばらしいものができて、良い評価ができたのかなというふうに思っております。
  •  その中で、25ページ、委員からの意見なので何とも言えませんけれども、下から4行目、「小学校では、担任の空き時間が少なく」と、空き時間なんてないんですよね。こういう文言の使い方はどうなのかなという。当然、教材研究とかいろいろしているわけですから、学校特有の専門用語があるので、その辺はちょっと変えてもいいんじゃないかなというのがあります。
  •  それから、2点目が、35ページ、ここも委員からの意見ですけれども、一番下ですね、尻切れトンボになっておりまして、「中学校では、ALTが配置されて30年近くたつ」というので、「小学校で活用につ」で終わっているんですね。
  • 若林教育総務課長 申しわけないです。
  • 山田委員 それから、3点目なんですが、基本方針に関する教育委員会の評価の中で、一番最後の平成29年度の事業別成果指標達成状況一覧の中で、△(さんかく)、実績が80%未満のものの中で、110ページ、17番、学校支援プロジェクト推進事業って比較的よくやっていられるのかなというふうに思ったんですが、これが△(さんかく)になっている理由が分かれば、教えていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 すみません、文章の御指摘いただいた部分につきましては、訂正させていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 ただいま御質問いただきました学校支援プロジェクトの改善率というか、指標の数なんですけれども、主にこの数字、学校だけではなかなか対応ができないケースのプロジェクト会議をもって、いろいろな関連機関と連携しながら指導して改善をした率ということでございます。
  •  69ページになります。具体的には、プロジェクト会議なんですけれども、ちょうど29年度実績の3行目のところに、小・中学校各1校、年4回開催とあるんですが、ケースとしては29年度は6ケースを扱ってまいりました。その改善率を指標としておりますので、例えば6ケースのうちでも1つ、なかなかちょっとまだ今後も継続して指導しているということがあると、パーセンテージはこのような数字になってしまうということで、ありがとうございます、とりあえず、努力としてはこれまでどおり進めていますけれども、継続指導のケースが1つあるというようなことでこのような数字になっているという御理解をいただければと思います。
  • 山田委員 よく分かりました。非常にいわゆる、なかなか重いケースであるということなんだと思うんですけれども、これはこういう形で割合が出てしまうと、何かやっていないような感じを受けてしまうので、何かもっといい表し方があるんではないかなというような感じをちょっと受けたので、この支援プロジェクトも本当にこういうきめ細かなことをやっていただいているおかげで、学校が非常にうまくスムーズに展開できるところがあると思いますので、何か少し検討を加えていただければありがたいなと思いました。
  • 曽田教育長 指標の設定の仕方ということで。ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 よろしくお願いします。表現がちょっと気になったところが1つあります。表現の前に、64かそのぐらいの事業に対して一つ一つ点検評価することに対して、とても敬意を払って、まとめてくださって、分かりやすくて、ありがたいです。
  •  ちょっと私、分からなかったのは、53ページです。こういうタイトルなのかしら、先生のためのという、何か身内の口語体みたいな感じで、もしかして左の教職員のことかなと思いながら、先生のためのというタイトルでもいいのかどうか、これがちょっと分からなかったことと、あと、コミュニティ・スクールで、全ての小・中学校で取り組んで、まだ途中のところもあるんですが、とにかく全ての学校で努力している。学校だけじゃなくて地域で力を上げていっているというのを、この中にはどこかに出てくるのかな、どうなんでしょうかね、それはまだこれから評価していく課題で、ここには載ってこないのかしらというのが一つです。
  •  3つ目なんですが、ただいまの山田委員の御提案とちょっと似ているんですけれども、109ページの基本方針2-(4)です。郷土資料館活動事業というのも、今、お引越しして、建てていて、活動が制限されているので、ここに△(さんかく)を付けてしまうのはどうなのか、これでいいのかどうか、横線でもいいのか、ちょっと私、ここのところが△(さんかく)、付けない方がいいのかなという、個人的な意見があります。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 まず、2点目のコミュニティースクール推進事業につきましては、今回この点検評価の事業には、厚木市教育充実プランに提示された事業ということで、総合計画事業を全て掲載しております。コミュニティースクール推進事業につきましては総合計画事業でなかったんですね、ということで、この中には入ってきておりませんが、ここで全て入りましたので、来年度から、今、総合計画事業にするということで、市長部局の方の企画政策課と調整をしているところなので、来年度からこの中に入ってくるということになると思います。
  • 曽田教育長 社会教育部長。
  • 霜島社会教育部長 47ページになりますでしょうか、2-(4)の郷土資料館活動推進事業、これは目標が、その前年3年間の目標ということで、日常来館者、それから行事の参加人数ということで、目標値を変わらずに設定していたものですから、郷土資料館の方が活動を中止したということがありまして、実績は少なかったということになりますので、これは数字として致し方ないところですが、この目標が、事前にそういう予定があったので、目標値を低く設定しておけば、それは〇(丸)あるいは◎(二重丸)ということになったわけなんですが、その辺の設定の仕方がまずかったのかなというふうに考えております。適切に目標値も細かく設定しなければならなかったということで、ちょっと反省をしております。
  • 曽田教育長 教育研究所長。
  • 川口教育研究所長 1点目の事業名、先生のための研修事業というところの言葉使いについてということで御質問いただいた内容について、御説明させていただきます。先生方の研修につきましては毎年度、教育指導課、教育研究所、青少年教育相談センターで連携をして次年度のことを検討いたしまして、こういった形で教育指導の重点あるいは研修事業等の計画ということでまとめさせていただいています。その中に、教職員の研修方針ということで、毎年度3月の定例会では御報告をさせていただいているかと思うんですけれども、その研修方針に基づいて先生方の研修を計画、運営しているところでございます。52ページにございます教職員研修事業につきましては、これまで主に教育指導課が中心になって担当の先生方を指定して、例えば英語教育の担当であったり、児童・生徒指導の担当であったり、人権担当であったり、そういう方たちを指定する形で研修や研究部会を設けていたというところで、専門性や資質能力の向上を図るために必要な内容を研修させていただいていたものです。
  •  それに対しまして、53ページに示させていただいた先生のための研修事業につきましては、教育研究所で長年実施しております、先生方御自身が希望に基づいて参加していただく研修の事業になっております。具体的には、土曜日に開催させていただいております寺子屋講座、今年度も10講座ほど予定をしておりますけれども、そういった、土曜日にもかかわらず、御希望のある先生方が研修の内容を御覧いただいて、積極的に御参加いただいている研修であるとか、あるいは、夏休みに実施します教科指導の研修講座、課題別の研修講座、そういったことも先生方の御希望で御参加をいただいています。昨年度は490人ほどの御希望だったんですが、今年度は500人を超えて既にお申し込みをいただいているような状況で、先生方が大変意欲的に学ぶ意欲を持って御参加いただいているということで、あえて、先生のための研修事業という形で事業名をつけさせていただいている経緯がございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 分かりました。やっているところが違うということ。とても内容が濃くて、興味ある内容で、現場の教職員に小・中ともとても人気がある講座だということを承知しています。教職員のことだけではなくて、厚木市の教育の環境にしろ、予算にしろ、いろいろな面で、もう神奈川県ではナンバーワンかなと私は思うんですね、全国でも指折りの教育に傾けるお金、知力、エネルギーは厚木市はすごいんだというのは私は感じているので、ぜひ教育委員会の評価をいろいろなところで何かピーアールされていくとうれしいなという思いを込めて、発言させていただきました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  山田委員。
  • 山田委員 誤字だと思います。87ページです。「スポーツ・レクレーション」、レクリエーションですね、よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがですか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 1点だけ確認です。15ページ、教育委員会委員の主な活動、これって定例会というのは入れないものなんですか。入れない理由があったら教えてください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 定例会については、3で全部の定例会の協議内容まで入っているので、毎月やられていることが分かるので、ここにあえて入れてはいないんですけれども、別に入れても問題はないとは思うんですけれども、そうでなければ、定例会以外の主な活動とか、そういうふうにするとか、させていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 私も水上委員と同じ考えです。今、こうしたらというのが、やっぱり定例会もここに入っていた方がいいかな、又は入れない場合は、これは除くというただし書きがあったらいいなと思います。
  • 若林教育総務課長 そうさせていただきます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  水上委員。
  • 水上委員 せっかくの点検評価の機会ですので、このまとめていただいたのは、本当にやっぱりよく現場サイドというのは一生懸命やられているし、その結果をきちんとまとめられているというので、本当に感謝です。ただ、やっぱり点検、振り返りということで、一言、感想というかコメントなんですけれども、点検、振り返りを生かして、次の教育振興計画につなげなくてはいけないと思うんです。そのときに気になるのは3点あって、一つは、確かな学力と言ったとき、全国の学力学習状況調査の結果を踏まえて、重点施策として幾つか分かったことがあり、それは家庭のスマホ、携帯の時間が多過ぎるということがありましたよね。そういったことも、この評価とは、実際に出てこないにしても、やっぱり点検、振り返りを生かして次に生かしていくべきだなと思う点です。ですから、小学校6年生と中学校3年の学力を上げるというのは現場サイドは本当に頑張っていらっしゃると思いますけれども、保護者に対するメッセージというのもピーアールの一環かもしれませんけれども、大事だろうというところが一つ。
  •  もう一つは、その下の豊かな心、99ページ、総合点検になっているので、健やかな体といえば、やっぱり全国体力、運動能力、運動習慣調査というのがありましたから、家庭でもできること、例えばスタンプカードとか何か、そういううまい連携もあるのではないかと、直接これに出てこなくても、ここで振り返って次に生かしてはどうかという、2点目です。
  •  もう一つは、やっぱり多忙感の改善というのが毎年出てきているので、今回、部活動の指導の在り方というのを見直して、いろいろな意味で何か効率化したりスリム化したり、現場業務の見直し、工夫、ICTの活用なのか、そういったことがあって、次に少し改善に向かうというところも、文章にも表れなくても、意識として持っていかなければいけないことかなと思います。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。どうしても予算というかお金の絡みがあるものについての事業に対する評価ということになりますので、今、水上委員がおっしゃったこと、よく分かります。その辺のところ、また。
  •  教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 今回、先ほど言った総合計画事業が中心になってしまっているので、教育委員会全体のそのような意見がなかなか入ってこなくなってきています。実はここでこの点検報告も10年たちましたので、先ほど言った、事業数が多いということと、もう少し見直そうかなと来年思っております。皆さんの意見をまた聞かなければいけないんですけれども、最後の評価も含めまして、また今後ちょっと見直し、検討ということでさせていただきたいと、そう思っております。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 最終的には議会に出されるということで、いわゆる一般市民に対してということなんだと思うんですけれども、初めて拝見して、109ページからの成果指標達成状況一覧のところで、-がすごく多くて、いわゆるこれが、先ほどの説明だと、目標値とかいう指標を設定していないものだから達成率を書かないということだったと思うんですけれども、達成状況が-が多いのにここの項目が必要なのかなと、すごく違和感を感じました。例えば、1-(2)の中学校の少人数の授業は、指標を書いていないから達成率は-なんだ、これでいいのかなとか、あと、4のハードのところは比較的、達成率は設けていないとなっているんですけれども、例えば、一般の市民だと、あそこの中学校はどのくらいまでできたのかなとか、そういう単純な見方もあるだろうし、事業が目標値にどれだけ達成しているかという項目のページなんだとは思うんですけれども、それに関して-が多いのは何となく違和感を感じるので、こういうまとめ方でいいのかなというのはちょっと感じました。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 おっしゃるとおり、そういうのも含めて、一つの例として、指標がないものは点検評価をしないということにもなると思いますので、ちょうど半分ぐらい目標が設定されていないんですね。ですので、これを一例として、なくしてしまってもいいのかなというのは案でもあるんですけれども、ただ、-の中でもすごく大事な事業もいっぱいありますので、その辺はやっぱり丁寧に来年度まで考えていきたいなと、そういうふうに思っております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 先ほどの水上委員の意見とかぶるところなんですが、例えば、調査でスマホの利用が高いというのが出ましたが、それともう一つ、学力に関係して、家庭学習の時間が少なかったというのが厚木市の調査で出ていたと思います。あれなんかも、うまくピーアールの関係でどこかに入ればうれしいなというふうなことを思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは、特にないようですので、採決に移ります。
  •  本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第41号を可決いたします。
  •  報告事項に入ります。
  •  報告事項1、事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 それでは、報告事項1、事務の臨時代理の報告につきまして御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、資料1、事務の臨時代理の報告についてを1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。本件につきましては、厚木市小中学校通学区域再編成委員会委員に欠員が生じたため、新たな委員を委嘱する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、平成30年7月1日付けでその事務を臨時に代理いたしましたので、第6条の規定により報告するものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、裏面を御覧ください。今回委嘱した方は、番号1番の内山佳子様と2番の高橋健一様でございまして、任期につきましてはお二人とも前任者の残任期間である平成31年5月31日までとなっております。なお、右のページには参考資料として委員名簿を添付しております。
  •  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 特別、意見じゃないんですが、委員の中に公募という方はいらっしゃらないんですけれども、この中から決めるというんだから、いらっしゃらなくても大丈夫なんですよね。確認です、すみません。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 これは去年なんですけれども、公募したんですけれども、応募者がいなかったということになります。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 はい、分かりました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  特になければ、報告事項1を終わります。
  •  次に、報告事項2、事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 佐藤教育指導課長 それでは、報告事項2、事務の臨時代理の報告について、厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱につきまして、資料2により御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして臨時代理書を御覧ください。臨時代理の理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会委員の欠員に伴い、新たな委員を委嘱する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理し、第6条の規定により報告をするものでございます。
  •  恐れ入りますが、もう一枚おめくりをいただきまして、別紙を御覧ください。いじめ防止等に関し優れた識見を有する方として、新たに加賀谷千寿委員と横井葉子委員を委嘱するものでございます。今回委嘱をする委員の任期につきましては、平成30年7月1日から平成32年5月31日となります。次のページには、参考資料として委員全員の名簿を載せてございます。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  特になければ、報告事項2を終わります。
  •  次に、報告事項4、児童数・生徒数将来推計について、報告をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 報告事項4、児童数・生徒数将来推計につきまして、御報告申し上げます。本件につきましては、将来の学校施設整備を初めとする教育環境の整備計画などに資するため、毎年度、児童数・生徒数の将来推計値を算出しているものでございます。
  •  資料4を御覧ください。初めに、将来推計の算出方法でございます。まず、(1)児童数・生徒数についてでございますが、平成30年5月1日現在の実数及び住民基本台帳の人口を基に、各地域の人口変動率や学校の在籍率を考慮し、算出いたしました。次に、(2)学級数についてでございますが、小学校1年生から3年生は35人学級、小学校4年生から中学校は40人学級という設定で推計いたしました。次に、(3)宅地分譲、マンション建設による増加の考慮でございますが、今年度及び31年度に入居を予定している大規模な宅地分譲やマンション建設がないため、増加の考慮はしておりません。
  •  続きまして、2、児童数・生徒数の動向についてでございますが、恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、A3判横の児童数・生徒数将来推計(全体)という資料を御覧ください。下のグラフの左側の四角になります。小学校を見ていただきますと、本年度の児童数が1万1,645人で、来年度以降、徐々に減少するとの推計で、9年後の平成39年度には9,876人で、1,769人、率で15.2%の減と推計しています。学級数につきましては、本年度が通常学級と特別支援学級の合計で460学級、39年度が393学級で、児童数同様、徐々に減少するとの推計で、9年後は14.6%の減と推計しています。
  •  次に、右側の中学校でございますが、本年度の生徒数は5,826人で、来年度以降、若干の増減はありますが、9年後の平成39年には734人、率で12.6%の減と推計しております。学級数につきましては、本年度が206学級、39年度が177学級で、年度で増減はありますが、9年後は14.1%の減と推計しています。
  •  1枚おめくりいただきまして、この表につきましては、学校別の推計値でございます。本年度を含めた10年間の推計で、学校別に平成34年度までの5年間と平成39年度までの10年間をそれぞれ比較してみますと、まず、平成34年度に40人以上増加する小学校でございますが、1校ございます。上から13番目の戸室小学校です。戸室小学校につきましては、本年度の550人から、平成34年度には627人で、77人増加します。一方、平成34年度に40人以上減少が見込まれる学校ですが、10校ございます。その中で、特に率で見ると大幅に減少する学校は、荻野小学校、上荻野小学校、飯山小学校、森の里小学校の4校で、25%以上の減少率となっております。
  •  次に、下の段の中学校ですが、平成34年度に40人以上増加する学校は2校ございます。1校目でございますが、一番上の厚木中学校で、本年度の809人から、平成34年度につきましては854人で、45人増加いたします。もう1校は、上から7番目の南毛利中学校で、本年度の654人から719人で、65人増加いたします。一方、34年度に40人以上減少する学校は2校ございます。荻野中学校と玉川中学校でございます。
  •  平成39年度につきましては、小・中とも40人以上減少する学校が増加し、地域間で差が出てくる状況でございます。
  •  この推計値につきましては、教育委員会事務局として、翌年度の予算編成などの基礎資料として、また、教室の確保など、様々な計画を作成していく基礎、基本となるものでございます。
  •  報告につきましては以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対しまして、御質問等ありましたら、お願いします。
  •  山田委員。
  • 山田委員 資料の1枚目のところなんですけれども、(3)宅地分譲、マンション建設による増加の考慮ということで、大規模な宅地分譲及びマンション建設はないということなんですが、大規模というのはどのくらいのことを言っておるんでしょうか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 多分、本厚木駅近くのマンションの件のことをおっしゃっていると思うんですけれども、うちの方で把握はしておりまして、全部で500戸できます。ただし、入居が32年度ということになりますので、それにつきましても、今のところうちの方でこの辺のマンションの状況を勘案して、それを入れて推計しておりますけれども、それでも教室数については大丈夫という状況で、今のところ見ております。
  • 山田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  •  ほか、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 昨年度、教育長さんが質問されて、私、今、数字は忘れてしまったんですけれども、この推計値の誤差ってどのぐらいなものでしょうかということなんですけれども、お願いします。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 若林教育総務課長 昨年度の出した推計と比較しますと、平成29年度に平成30年度を予測しているんですけれども、それと今の平成30年度の誤差を見ますと、小学校は28人の減、中学校はプラス9人の増ということで、合計でマイナス19人ぐらいの誤差になっております。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 小学校は推計よりも28人、実際は少なかったということ。
  • 若林教育総務課長 そういうことです。
  • 曽田教育長 ほかは、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  特になければ、報告事項4を終わります。
  •  次に、報告事項5、給食用食材等の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。
  •  学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 報告事項5、給食用食材等の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、資料5を御覧ください。1ページ目と2ページ目の方を初めに御覧いただきたいと思います。初めに、6月13日から7月10日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、6月28日に調理後の給食の測定を行っておりまして、御覧いただいているページ、裏面のページ、全て不検出となっております。
  •  恐れ入りますが、右側の3ページを御覧いただきたいと思います。学校給食用食材の測定につきましては、保護者からの要望を取り入れ、火曜日と木曜日に翌日の給食で使用する食材を1日3品目を限度として測定しております。6月につきましては、1名の保護者の方から15品目の要望に対して、教育委員会が選定した食材を合わせて27品目を測定しております。また、7月につきましては、保護者の方からの要望はありませんでしたので、教育委員会が選定した食材15品目を選定いたしました。今後におきましても、保護者からの御要望があった食材を基本として測定をしてまいります。
  •  恐れ入りますが、最後のページ、6ページを御覧いただきたいと思います。大気中の放射線量の測定につきましては、環境農政部が担当しておりまして、市内5箇所を測定地点として年4回実施しております。第2回目の7月4日の測定結果につきましては、数値的に特に大きな変化は示されておりません。
  •  報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 続きまして、小・中学校プールの放射能濃度の測定結果につきまして御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、資料5の4ページを御覧ください。小・中学校プール水の放射能濃度の測定結果でございますが、平成30年7月5日に測定した小・中学校プール水の放射能濃度は全て不検出でございました。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 スポーツ推進課長。
  • 小林スポーツ推進課長 続きまして、スポーツ推進課から、本年7月6日から9月5日まで開場いたします市営水泳プール水の放射性物質の検査結果について御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、5ページの資料を御覧ください。開場前の6月29日に検査を行い、測定結果は全て不検出となっております。9月5日までの開場期間中、今月下旬と8月中に2回、検査を行う予定でおります。8月の定例会におきましても、測定結果を御報告させていただく予定でございます。
  •  御報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 質問ではないんですが、うれしいなと思ったことがあります。給食に岩手県産のを使ってくださっているなということで、また、そのほかにも群馬、千葉とか栃木とか、神奈川より北の方のをいろいろ使ってくださって、うれしいなという気持ちと、どの給食もプールも、市の方も全て不検出でよかったなという、こういうふうにきちんと提示していただいて、私も安心感を持ちました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  特になければ、報告事項5を終わります。
  •  それでは、ここで暫時休憩といたします。
  •  再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れさまでした。

暫時休憩16時09分
再開時刻16時10分

  •  報告事項3 事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会専門委員の委嘱について)
  • (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は、全て終了いたしました。
  •  これをもちまして、平成30年厚木市教育委員会7月定例会を閉会いたします。
  •  お疲れさまでした。

閉会時刻16時12分

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