令和2年厚木市教育委員会6月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和2年6月23日火曜日
午後6時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
事務局
山口教育総務部長、佐藤学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、安齊学校給食課長、
大塚学校給食施設整備担当課長、窪田学務課長、
八木教育指導課長、長沼社会教育課長、
吉澤スポーツ推進課長、増田文化財保護課長
葉山中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

  • 議案第31号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針策定指針について
  • 議案第32号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則について
  • 議案第33号 厚木市立小中学校適正規模等検討委員会委員の委嘱について
  • 議案第34号 厚木市図書館協議会委員の委嘱について
  • 議案第35号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に係る諮問について

3 協議事項

(1) 第2次厚木市教育振興基本計画(案)について

4 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について(令和2年度教育予算補正について)
  • (2) 事務の臨時代理の報告について(厚木市学校運営協議会の設置について)
  • (3) 事務の臨時代理の報告について(厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について)
  • (4) 事務の臨時代理の報告について(厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱について)
  • (5) 事務の臨時代理の報告について(厚木市あつぎ郷土博物館協議会委員の委嘱について)
  • (6) 事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)
  • (7) 厚木市久保奨学金(令和2年度高校等修学奨学金(第6期生))の支給決定の取消しについて
  • (8) 令和2年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (9) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (10) (仮称)厚木市学校給食センター整備運営事業に係る落札事業者の決定について
  • (11) 第2次厚木市スポーツ推進計画に係る答申について
  • (12) 新型コロナウイルスに係る厚木市教育委員会の取組について

会議の経過は、次のとおりです。

 開会時刻18時00分

  • 曽田教育長 ただ今から令和2年厚木市教育委員会6月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山本委員を指名させていただきます。
     始めに、教育長報告でございますが、令和2年6月定例教育委員会教育長報告につきましては、5月19日の5月定例会以後の主な行事等12件を記載いたしました報告書を、皆様のお手元に配布させていただきましたので、後ほど御覧いただきたいと思います。
     その中で、ここでは11番目及び12番目に記載してございます令和2年厚木市議会第3回会議に提出した議案及び令和2年厚木市議会第4回会議(6月定例会議)において、議員の皆様からいただいた一般質問につきまして、各所管の部長から御報告申し上げます。
     教育総務部長。
  • 山口教育総務部長 それでは、始めに11番、令和2年厚木市議会第3回会議につきまして御報告申し上げます。
     この会議は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を講じるために必要な補正予算を審議いただくため、5月25日月曜日の会議期間1日で臨時に開催されたものでございます。
     提出議案といたしまして、学校教育部の所管する予算として、議案第40号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第4号)の上程があり、委員会への付託を省略し、審議、採決が行われ、賛成全員で可決されました。
     次に、12番でございますが、令和2年厚木市議会第4回会議(6月定例会議)につきまして御報告申し上げます。
     この会議は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため会議期間を短縮し、6月1日月曜日から6月8日月曜日までの会議期間8日間で開催されました。概要につきまして、それぞれ所管部から報告をさせていただきます。
     会議の概要でございますが、この度の会議では、教育委員会に関する質疑はございませんでした。一般質問につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通常質問者1人50分の質問時間のところ、今回は1人25分で行われ、13人の議員から質問があり、うち教育委員会関係は3人で、教育総務部の所管のものはございませんでした。
     教育総務部からの報告は、以上でございます。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 続きまして、学校教育部の所管に関わる一般質問につきまして御報告申し上げます。
     学校教育部には、望月真実議員お一人から、新型コロナウイルスによる休校中の学びについて2点の質問がございました。1点目は、約3か月の休校で学習格差があったか、また、各学校における課題点を把握しているかとの質問があり、教育長から、円滑な学校再開に向け学年や学習の達成状況に合わせた取組を行ってきたこと、また、休業中における児童一人一人の学習状況を丁寧に把握することが課題であり、効果的な授業を進めていくことができるよう学校を支援していく旨の答弁をいたしました。
     2点目は、オンライン授業を早急に導入する考えはとの質問があり、教育長から、オンライン授業は、児童・生徒が登校できないときの学びを継続できる教育活動として有効であると認識をしていること、今後もインターネット環境には多くの課題があるが、整備充実に取り組んでいく旨の答弁をいたしました。
     学校教育部の所管につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 社会教育部長。
  • 山岸社会教育部長 続きまして、社会教育部関連の一般質問につきまして御報告申し上げます。
     資料の3ページを御覧ください。
     社会教育部には、田上祥子議員、池田博英議員のお二人から2項目について質問がございました。田上議員から、新型コロナウイルス感染による「コロナに負けないあつぎ」の今後の取組について、スポーツへの影響について、スポーツ推進計画策定の進捗状況はどうかとの質問がございました。教育長から、昨年度はアンケート調査を実施し、多くの市民の皆様に御協力をいただいた。また、今月にはスポーツ推進審議会から提言書をいただける予定である。今後については、11月にパブリックコメントを実施し、市民の皆様の御意見もいただきながら、予定どおり今年度末までに作成していく旨の答弁をいたしました。
     次に、池田議員から、公共施設について、公民館・地区市民センターの機能を拡充する考えはとの質問がございました。こちらにつきましては、市長部局にも及ぶ内容でございますので、市長から、公民館及び地区市民センターについては、地域コミュニティの拠点としてそれぞれの特性をいかし、社会教育の実践や市民協働によるまちづくりをサポートできるよう、機能の充実を図っている。今後についても、多様な世代の皆様が集える地域の拠点施設として、更なる市民サービスの向上に努めていく旨の答弁をいたしました。
     社会教育部の所管につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 本日の日程のうち、報告事項6及び7については個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
     審議事項に入ります。
     日程1 議案第31号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針策定指針についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第31号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針策定指針につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。
     提案理由につきましては、厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針の策定に当たり、その基本的な指針を定めるものでございます。
     内容を御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、「厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針」策定指針を御覧ください。
     1の指針策定の趣旨になりますが、学校の規模適正化により、厚木市立小・中学校における教育の公平性の確保や教育水準の維持向上を図るため、「厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針」を改正し、新たに「厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針」を策定するに当たり、基本的な指針を定めるものでございます。
     2の新方針策定の背景になりますが、(1)の本市における児童・生徒数の推移等になります。本市における児童・生徒数の状況を記載してあります。
     昭和60年度まで増加が続いておりましたが、それ以降は減少傾向にあり、今後も引き続き児童・生徒数の減少が見込まれています。また、児童・生徒数の減少に伴いまして、令和10年度には小学校23校中8校が、中学校13校中10校が小規模となることが想定されるなど、今後、小規模校が増加することが考えられるとともに、厚木第二小学校及び南毛利小学校においては、令和10年度時点でも大規模校の状態が継続していることが想定されております。折れ線グラフに表記したものが図のとおりとなっております。
     2ページを御覧ください。1ページの折れ線グラフを表にしたものがこちらになりますが、令和元年度と10年度を比較いたしますと、児童がマイナス1,847人、生徒がマイナス633人となっております。
     次に、(2)の学校規模の偏りによる課題ですが、ここでは、小規模校と大規模校の課題について挙げさせていただきました。表の中になります。小規模校につきましては、アの多様な考え方に触れる機会や学びあいの機会、切磋琢磨する機会が少なくなりやすい、イの子供たちの人間関係や相互の評価などが固定しやすいなどが挙げられると思います。大規模校につきましては、アの全教職員による児相・生徒一人一人の把握が難しくなるとか、イの学校行事や部活動等において、児童・生徒一人一人の個別の活動機会を設定しにくいなどが挙げられております。
     (3)の学校の適正規模・適正配置に係るこれまでの取組になりますが、本市では、これまで主に児童・生徒数の増加を踏まえ、通学区域の再編成などに取り組んできまして、近年においては、「通学区域の一部区域における学校選択制度」や「小規模特認校制度」などの方策を実施し、学校規模の適正化に取り組んでいるところでございます。
     3ページを御覧ください。(4)の学校施設の現状になりますが、現在の小・中学校36校のうち11校が築50年を経過するなど、施設の老朽化が進んでいることから、施設の劣化状況を考慮し、順次施設の更新を図っていく必要もあります。
     次に、3の新方針策定の理由になりますが、現方針では、小規模校はおおむね10年間は学校の統廃合は行わないと定めていますが、児童・生徒数の減少が見込まれることや、今後学校施設の更新が集中することを踏まえ、学校の適正規模・適正配置について改めて検討し、学校規模の適正化の考え方や方向性を定めるため、新方針を策定するものでございます。
     4の新方針の対象につきましては、厚木市立小・中学校36校になります。
     5の新方針策定についての基本的な考え方になりますが、新方針策定に当たりましては、次の事項を基本的な考え方として取り組んでまいります。
     (1)の総合計画及び教育振興基本計画に基づいた方針づくりになりますが、新方針の策定に当たりましては、市の最上位計画である総合計画及び教育振興基本計画に基づいて、市の教育行政の方向性に即した方針とします。図で示したものがこちらの図になっております。
     次に、(2)の市民協働による方針づくりになりますが、この取組に当たっては、児童・生徒及びその保護者、地域の住民や関係団体など、多数の皆様が関係することから、策定過程においては多様な市民参加の機会を設けたいと考えております。
     4ページをお開きください。6の新方針策定に当たって配慮すべき視点になりますが、4つ挙げさせていただきました。
     (1)の児童・生徒最優先の視点ということで、新方針策定に当たっては、現在の学級数、児童・生徒数における教育上の課題について、様々な観点から分析し、児童・生徒の教育環境を更に充実させることを最優先に考えて検討を行うものとします。
     (2)につきましては、地域コミュニティとの関わりについての視点になりますが、小・中学校は、学校関係者だけでなく、様々な地域コミュニティ団体に支えられながら運営をしていることから、それらの活動との関係性を踏まえ検討を行うものとします。また、学校施設は、児童・生徒の教育のための施設であるとともに、防災や地域交流の場など多様な機能も兼ね備えていることから、それらの役割を踏まえ検討を行ってまいります。
     (3)はまちづくりの視点になります。学校施設は、地域コミュニティ機能の維持に影響を及ぼすことから、本市のまちづくり施策を踏まえ、総合的に考慮する必要があるという視点になります。
     次に、(4)の公共施設の最適化の視点になります。今後、学校施設を含め、公共施設の老朽化等に伴う修繕、更新が集中することが予想されます。適正規模・適正配置の検討の際には、「厚木市公共施設最適化基本計画」で定める適正規模での学校の建て替えや、他の公共施設との複合化などの基本的な方針を踏まえ、公共施設最適化の視点を持って検討を行うものとします。
     次に、7の新方針策定に係る検討内容になります。
     (1)の学校の適正規模についてにつきましては、アになりますが、学校規模が偏ることによる児童・生徒の学習環境及び学校運営上の課題の精査を行ってまいります。イの本市の地域性を踏まえた学校の適正規模や適正配置に係る基準の設定になりますが、ここでは、例えば適正な学校規模は学級数が何々学級以上、何々学級数以下が望ましいなどの基準を作っていきたいと考えております。
     (2)の学校の適正規模・適正配置の方策についてになります。アのこれまでの学校の適正規模・適正配置の方策の成果や課題の精査ということで、これら課題の整理を行い、イでは、これからの学校の適正規模・適正配置の方策の整理を行います。ウになりますが、学校の適正規模・適正配置の方策の実施に当たり配慮すべき事項ということで、先ほど6で挙げさせていただきました配慮すべき視点についての整理を行います。
     エになりますが、学校の適正規模・適正配置の方策実施基準の設定とありますが、ここでは、例えば今後何年以内に何学級以下になることが予想される学校は統廃合を検討すべきなどの基準を設定したいと考えております。オになりますが、学校の適正規模・適正配置の方策の実施手法の整理といたしまして、ここでは今後の地域の皆様への説明、あるいは地域の皆様との合意形成の図り方などについて整理をしたいと考えております。
     5ページを御覧ください。8の検討体制になります。
     (1)の厚木市立小中学校適正規模等検討委員会とありますが、こちらにつきましては、公募による市民の方、関係団体の代表、学識経験者、市立小・中学校長で構成し、適正規模等について調査審議いたします。なお、来月に第1回の会議を予定しております。
     次に、(2)の庁内検討組織になりますが、アの厚木市立小・中学校適正規模等検討推進委員会につきましては、教育委員会及び市長部局の関係課等長により構成しまして、適正規模等について必要な事項の検討を行う予定でおります。続いて、イの厚木市立小・中学校適正規模等検討推進プロジェクトチームにつきましては、同じく教育委員会及び市長部局の係長職を中心とした職員により構成し、方針の策定に係る調査及び研究を行っていきたいと考えております。
     9の策定スケジュールになりますが、今後のスケジュールについては、予定ではありますが、次のとおりとしております。令和2年7月、来月ですが、小中学校適正規模等検討委員会の諮問、8月にアンケート調査等の実施、年が明けて1月に適正規模等検討委員会から答申を頂きまして、2月に新方針(素案)の策定、3月に意見交換会の開催、4月に新方針(案)の策定、5月にパブリックコメントの実施、7月に新方針の策定という手順とさせていただいております。
     最後に10の策定後の取組についてになりますが、新方針で定めました学校の適正規模・適正配置の方策実施基準に該当する学校につきまして、関係する地域や学校ごとに、仮称ではございますが学校適正規模・適正配置推進計画を策定して、適正規模・適正配置に係る取組を進めてまいります。
     この推進計画策定に当たっては、当該学校の保護者や関係者、地域の皆様で構成する策定委員会を設置し、計画内容について御協議いただく予定でおります。図で示したものが下の図になります。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑がございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 今まで何度も定例会等で児童・生徒数の推移等についての御報告をいただいていたので、いよいよそういうときが来たかという気持ちでおります。本当に大変なお仕事だと思いますが、よろしくお願いします。
     分からない点がありまして、教えてください。
     適正規模について、何学級までだったら小規模とか、大体学年で4クラス、中学校の場合は8クラスだったでしょうか、そういう児童・生徒の数の規模で配置というと、この学校、ここにあるけれども、どこかもう少しこっちにとか、そういう意味なのかなというのが1点です。
     それから、5ページの下の図ですが、これはどうやって見るのでしょうか。令和3年度のところですが、左側が小学校、右側も小学校で、これに準じて中学校も考えるのかなと、右の方と左の方との違いは、左の方は2つの学校が書いてあるから合併かなとか、右は1つだからここは分かれるのかなという、勝手にそのような想像をしていたのですが、そういう意味でよろしいのでしょうか。教えてください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 まず1点目の適正規模ということの考え方でございますが、平成27年度に、先ほど御紹介いたしました通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針の中で、適正規模について定義付けをしております。文部科学省の方では、適正規模校というのは、12学級から18学級としておりますけれども、これは小・中学校同じでございます。国では12から18としているわけでございますが、厚木市では12から24学級というのが適正規模との定義付けをしております。
     ちなみに、小規模校につきましては、小学校は6学級から11学級、中学校は3学級から11学級。また、大規模校といたしましては、小学校は25から30学級、中学校も同じく25から30学級ということになっております。
     なお、この適正規模の学級数がこれでいいのかどうかということにつきましても、今回の策定委員会の中で検討させていただきたいと考えております。
     2点目になります。5ページでございますが、令和3年度のところ、「○○小学校」、「△△小学校」、あるいは右の「□□小学校」ということで、こちらにつきましては、表記が見づらくて申し訳ございませんが、例として挙げさせていただきました。この上のところにございます10の策定後の取組についてということで、先ほどの「学校の適正規模・適正配置の方策実施基準」に該当する学校、平たく言いますと、この学校は将来的には統廃合が必要ですねということで、この実施基準に該当したところ、学校及びその地域、隣接する地域ですとか、そういうところにつきましては、地域によりまして、この「(仮称)学校適正規模・適正配置推進計画」というものを策定していきたいと考えております。
     こちら、先ほどの「○○小学校」、「△△小学校」というのは、例でございまして、例えばこれが「○○小学校」、「△△中学校」適正規模・適正配置というような形で変わる可能性もございます。見づらくて申し訳ありませんが、以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 門田委員 はい、ありがとうございます。理解できました。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 質問というよりは、お願いという形になると思いますけれども、今、厚木市は人口が減少してきておりますけれども、人口が伸びていたときには、本当に新しい学校が幾つもできて、昔は1,000人を超えていた学校が幾つもあったわけです。それが今回、人口減少で、もしかすると分かれていった学校が元に戻るかもしれないという状況だと思うのですが、単純にあそこの学校はあそこから分かれたというのを思い浮かべただけでも、これをまた元に戻す可能性もありますし、また違った形があるかもしれないけれども、それをいろいろと人の流れなども組み合わせながら作っていくというのは、すごく大変な仕事だと思うのです。
     ただ、やはりそこに生きている人たちの思いというのもあると思いますので、すごくきめ細かくやらなくてはいけない。しかし、そうは言っても、多分全員のオーケーを得るのは、かなり難しいでしょうし、大変な苦労になると思いますけれども、今後のことを考えたときに、こういうことが必要だということは確かだと思いますので、かなり時間を要することだと思うのですが、どうか丁寧にやっていただければと思います。
     以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     それでは、特にないようですので採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第31号を可決いたします。
     次に、日程2 議案第32号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第32号 厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及びその内容につきまして御説明申し上げます。
     提案理由につきましては、令和2年度における学校の学期及び夏季休業の特例を定めるため、本規則の一部を改正するものでございます。
     内容を御説明申し上げますので、2枚おめくりいただき、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     こちらは、厚木市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の附則になりますが、左側の改正後の新の規則として、新たに「令和2年度に限り、第2条第2項第1号中「4月1日から7月31日まで」とあるのは「4月1日から8月5日まで」と、同項第2号中「8月1日から12月31日まで」とあるのは「8月6日から12月31日まで」と、第3条第1項第4号中「7月21日から8月31日まで」とあるのは「8月6日から同月18日まで」とする。」を追加するものでございます。
     最後に1枚お戻りいただいて、附則を御覧ください。
     この規則の施行日は、公布の日とするものでございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 確認させてください。
     この管理運営規則の夏季休業については、基本的な日にちが決まっているけれども、それについては、校長が判断をしてその日にちを変えてもよいとう形だったと思うのですが、それがこのように今年度に限り変えるという、これはつまり、市の方でこういう形で全校一斉にやりますよという確認というか、そのための改正だと考えてよろしいのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 杉山委員御指摘のとおり、市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則の第3条の第2項において、校長は教育上必要があるときは、この日にちを変えることができ、その場合は、あらかじめ教育委員会の承認を受けなければならないとされてございます。今回、コロナウイルスの関係で夏季休業を短くするというものでございますが、これは全市立小・中学校に当てはまるということで、一つ一つ承認を受ける性質のものになじまないということで、一括して教育委員会で定めさせていただこうというものでございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
     それでは、特にないようですので採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第32号を可決いたします。
     次に、日程3 議案第33号 厚木市立小中学校適正規模等検討委員会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第33号 厚木市立小中学校適正規模等検討委員会委員の委嘱について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、本件につきましては、厚木市立小中学校適正規模等検討委員会規則第2条の規定により、委嘱するものでございます。
     1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     委員構成につきましては、公募による市民の方が2人、関係団体の代表が2人、学識経験者が4人、市立小・中学校長から2人の合計10人でございます。
     なお、公募につきましては、3人の応募がありましたが、書類審査を行った結果、2人の方を選出いたしました。
     なお、任期につきましては、令和2年7月1日から令和3年3月31日まででございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいですか。
     それでは、特にないようですので採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第33号を可決いたします。
     次に、日程4 議案第34号 厚木市図書館協議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 議案第34号 厚木市図書館協議会委員の委嘱について、提案理由を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市図書館協議会委員の任期が本年6月30日をもって満了することに伴い、厚木市立図書館条例第3条第3項の規定により委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     委員につきましては、公募による市民の方が2人、学識経験者1人、学校教育の関係者1人、社会教育の関係者1人、家庭教育の向上に資する活動を行う者の合計6人でございまして、新任の方が4人、再任の方が2人でございます。
     任期につきましては、令和2年7月1日から令和4年6月30日までの2年間でございます。
     以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 別紙の委員6人の方の役職名等を見ておりましたら、再任の3番の方は、認知症に優しい図書館プロジェクトメンバーと書いてあって、これはきっと市の姿勢というか、こういうことも含めた検討をしていきたいということの表れだと思うのですが、ほかにもいろいろニーズのある利用者がいると思いますけれども、なぜここで認知症を意識したメンバーにしたのか、その辺を教えていただければと思います。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 こちらの田中委員でございますが、今回で3期目でございますが、まず、公募による委員として、お申し込みをいただきました。そして、認知症の方自体が本市におきましても増えておりますし、利用者の中でも増えているという状況でございます。
     これまでの任期の中で、田中委員からの御提案がきっかけになったり、また認知症の関係で市と連携いたしまして、認知症関係の図書に加えて、展示として認知症関係の市のパンフレットなどを置いた企画展を開催したりしまして、それらは多数好評をいただいておりますし、現在は定例化しているような状況でございます。
     今後につきましても、高齢者サービスを継続し、更に発展をさせたいということで、田中委員を選出したものでございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 1つ確認させてください。
     委員6名のうち、今回4名の委員が替わるということですけれども、過半数以上といいますか、これほど多くの委員が替わってしまって、これについては特に問題なく、協議会が進められていくと、そういう解釈でよろしいのでしょうか。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 今回、新任の方につきましては、学校教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者の方のほか、公募の委員の方がいらっしゃいますが、学校教育の関係者の方は元小学校長の方ということで、これまでどおり学校教育に係る意見をいただけるという認識を得ておりますし、また、家庭教育の関係の方ですが、厚木おはなし会、昨年度までは読み聞かせ交流会という団体の代表の方でございますが、こちらは厚木市において、特に子どもの読書に関わる活動を幅広く長年にわたって行われている団体さんということで、こちらにつきましても、変わりなくまた御意見をいただけると思っております。
     また、公募の委員の方につきましては、毎年替わることが多いのですが、こちら、1番の方につきましては、アメリカの公共図書館で子どもの児童サービスを担った御経験がある方、また、2番の方は、近年まれに見る20代の方でいらっしゃいまして、20代の委員というのが、ここ数年いらっしゃらなかった中で、今回の委員、20代から70代まで、とても幅広く年代層が分かれたということで、それぞれの年代からの意見をいただけるものと思っております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 はい。
  • 曽田教育長 ほかに、いかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 新しい図書館にリニューアルするので、すごく楽しみにしておりますが、この会議ですね、協議会の会議は年何回ぐらい開かれるのでしょうか。教えていただけますでしょうか。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 年4回を予定しております。残念ながら、昨年度につきましては、コロナウイルスの関係で1回中止ということになりまして、3回でございました。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 はい、ありがとうございます。
  • 曽田教育長 ほか、よろしいでしょうか。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第34号を可決いたします。
     次に、日程5 議案第35号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に係る諮問についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第35号 厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に係る諮問につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市立小・中学校の統廃合を含めた適正規模・適正配置について調査審議するため、厚木市立小中学校適正規模等検討委員会に諮問するものでございます。
     1枚おめくりいただいて、諮問書を御覧ください。
     1の諮問事項につきましては、厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置に関すること。
     2の諮問理由につきましては、厚木市立小・中学校の適正規模・適正配置について、厚木市立小中学校適正規模等検討委員会規則第1条の規定により意見を求めるためでございます。
     なお、今後の予定でございますが、来月、7月16日に第1回厚木市立小中学校適正規模等検討委員会を開催する予定でございます。
     説明につきましては以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第35号を可決いたします。
     次に、協議事項に入ります。
     協議事項1 第2次厚木市教育振興基本計画(案)について、協議内容の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 協議事項1 第2次厚木市教育振興基本計画(案)について御説明申し上げます。
     協議事項1の資料を御覧ください。こちらにつきましては、昨年度設置いたしました第2次厚木市教育振興基本計画策定委員会においていただきました提言を基に、案として作成いたしたものでございます。
     こちらは、第2次厚木市教育振興基本計画構成図となっておりますが、左から基本理念、基本目標、計画を支える重点的な取組、基本方針という構成で作成されております。
     次の3ページからの2 基本理念・基本目標・計画を支える重点的な取組・基本方針を御説明させていただきますが、この構成図も併せて御覧いただきたいと思います。
     それでは、3ページをお開きください。まず、(1)の基本理念になります。
     基本理念につきましては、現在、厚木市教育振興基本計画の基本理念「未来を担う人づくり」を継承したいと考えております。教育基本法の第1条になりますけれども、教育の目的を「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。」と定めており、厚木市教育振興基本計画の基本理念は、この普遍的な教育の目的を表しているといえます。
     また、国の第3期教育振興基本計画や新学習指導要領、かながわ教育ビジョンにおいても、持続可能な社会や未来の地域の担い手を育成していく必要性がうたわれており、国・県が示す方針などとも合致しております。基本理念は、教育のあるべき姿を表すものという考えの下、第2次厚木市教育振興基本計画においても「未来を担う人づくり」を基本理念に掲げていきたいと考えております。
     (2)の基本目標になります。
     基本目標につきましては、基本理念の実現に向けて、未来を担う人として持っていてほしい力、育てていきたい力を「挑戦」、「共生」、「創造」のキーワードで表し、基本目標としました。令和3年度からの12年間に特に力を入れるべきこと、広く伝えたいことを掲げ、地域・保護者の皆様、子どもたちにも分かりやすい表現といたしました。「挑戦」は自分自身、「共生」は他者との関係、「創造」は社会全体との関わりを示しており、それぞれ自分づくり、仲間づくり、社会づくりと捉えることができるという考えになります。
     まず、「挑戦」になりますが、「自ら学び、鍛え、未来を拓き、夢や可能性に挑み続ける力の育成」とさせていただいております。人々の働き方・ライフスタイルの変化するこれからの時代を生き抜いていくためには、自らを律して困難に立ち向かい、追い求める夢や目標の実現に向けて粘り強く挑み続けることが求められております。そのためには、いつまでも学び、活躍できるよう、多様なニーズに対応できる教育環境を整えていくことが必要であると考えます。
     4ページをお開きください。「共生」になりますが、「自他の命や豊かな感性、多様性を大切にしながら共に生きていく力の育成」としております。共生社会をつくるためには、尊い命や人権を大切にし、それぞれが持つ感性を働かせながら共に生きていく豊かな心を育むことが求められます。子どもの頃から自分らしさや多様性を認め合える環境の中で安心して生活や学習をすることで、自分の可能性に挑戦する礎となる自己肯定感や自己有用感を高めて、豊かな心を育む道徳教育や人権教育を推進し、一人一人が大切にされる、自分らしく生きていける、誰もが生きる意味を見いだせる社会づくり、まちづくりにつなげていくことが必要であると考えます。
     次に、基本目標3つ目の「創造」になります。変化する社会に自ら進んで関わり、人々と協働してより良い社会を創る力の育成」とさせていただいております。国際目標のSDGsにもあるように、社会や環境が大きく変化する中、持続可能社会を創る必要性が高まってきていますが、多くの人々が変化する社会に主体的に関わることにより、変化の激しい時代を乗り越え、よりよい社会づくりにつなげることができると考えます。
     そのためには、コミュニティ・スクールの活動や地域ぐるみによる家庭教育支援の充実などが必要であり、新しい社会や地域の在り方を考え、共に学び、学んだことをいかせる環境を整え、地域活動やスポーツ・文化活動などによって新しい社会を創る人材を育成することが必要であると考えます。
     5ページを御覧ください。(3)の計画を支える重点的な取組になります。
     これまでの基本理念、基本目標を実現するために欠かせないものがあるという考えによりまして、「安心」と「協働」の2つを挙げさせていただいております。
     まず、「安心」になりますが、「誰もが安心して学び、自分の力を発揮できる環境づくりの推進」になります。厚木市では、インターナショナルセーフスクールなどの取組を市民協働で展開しておりますが、新しい教育振興基本計画では、安心できる環境があってこその教育であることを、改めて明記したいと考えております。
     家庭や学校はもちろんですが、地域社会も含めた学びの場、生活の場が安全で居心地の良い場所であることが、子どもたちの健やかな成長に欠かせないと考え、一人一人に光を当てた様々な安心を保障することが求められています。子どもも大人も防犯や防災について学び、自分の身は自分で守る、安全な環境は自分たちでつくるという意識を高めることも大切であると考えます。
     2つ目は「協働」になります。「家庭・地域・学校の協働による特色ある学校づくりと地域づくりの推進」としておりますが、厚木市においては、全ての取組に「市民協働」が欠かせないキーワードとなっています。厚木市の大きな特徴であり、社会の持続可能な発展のためには、今後、更に重要になってくるものであります。
     コミュニティ・スクールについては、家庭、地域、学校が教育ビジョンや学校課題を共有し、共に知恵を出し合いながら、より一層協働して学校づくりを進めていくことが必要であると考えます。
     また、高校や大学が多く立地しているという環境をいかして、多様な人々との協働や学び合いを進めることができれば、よりよい学校や地域、社会を創造していくことができると考えます。
     6ページをお開きください。(4)の基本方針でありますが、8本の基本方針を挙げさせていただいております。
     まず基本方針1の「自立につながる生きる力の育成」になります。「未来の担い手となるために「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」をバランス良く育み、心豊かにたくましく生きる力を培います。」とうたっております。
     子どもたちには、未来の社会を担い、発展させることが期待されますが、これからの社会は、より変化が激しく予測困難になっていくことが予想されるため、新しい課題に柔軟に対応していく力が今まで以上に求められると考えます。そのためには、子どもたちの「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」をバランスよく育むことが必要になると考えます。
     「確かな学力」とは、知識や技能はもちろん、自ら課題を見付け、学び、判断・行動し、より良く問題解決する資質や能力などを指します。また、「豊かな心」を育むには、豊かな情操や規範意識、自他の生命の尊重、自己肯定感・自己有用感などを養うことが重要であると考えますので、道徳教育や読書活動を充実させるとともに、他者と協力し合う教育活動などを通じて、仲間と心を通わせる大切さを学び育む必要があると考えます。「健やかな体」につきましては、生涯にわたってたくましく生きるために必要な健康や体力であり、夢や可能性に挑戦する礎となるものでございます。
     次に、基本方針2の「子どもたちを育てる支援体制の充実」になります。6ページと7ページにまたがっておりますが、「教職員が子どもたちと向き合う時間の確保に取り組み、教職員が自信とゆとりを持って子どもたちの指導に当たれるよう支援します。」とうたっております。
     小・中学校においては、授業時間数の増加や子どもたちへのきめ細かな指導など、多様なニーズに対応することが求められていますが、同時に教職員の多忙化が進行し、勤務の長時間化が課題となっています。子どもたちの学びを確かなものにするためには、教職員に時間と心のゆとりが欠かせないものと考えますので、教職員の業務を減らしたり、サポート体制を充実させたりすることで、子どもたちと向き合う時間の確保に努めます。
     また、子どもたちにとって最大の教育環境は教職員であるという考えの下、教職員には自主的に学び続ける力、実践的指導力、コミュニケーション力など、様々な資質・能力が求められていると考えます。こうした学校教育を担う力を高めるために、ICTの活用や教科指導、学級運営などの研修を始め、教育課題の研究へのサポートなどを充実させることで、教職員としての力量を高めていきたいと考えております。
     次に、基本方針3の「安全な教育環境の整備」になります。「地域をつくる人々と共に安全な環境づくりに取り組み、子どもたちが快適に学べる質の高い学習環境を整えます。」としております。
     子どもたちの充実した学校生活を支えるのは、安全で快適な教育環境であります。これまでも家庭、地域、学校が協力して、子どもたちに広く目を行き届かせる体制を築いてきましたが、これからもより一層協働していくことで、ソフト、ハード両面の安全対策の効果を高めます。
     厚木市では、小学校2校と中学校1校でインターナショナルセーフスクールの活動が展開されており、安心・安全な環境が整ってきていると考えます。今後は、その取組の成果や子どもたちの主体的に取り組む意識を全市立小・中学校に広げていくとともに、教職員に対する研修などを通じて、子どもたちの安全を脅かす事故・事件を防ぐ知識を身に付け、学校の安全管理体制を充実させていきたいと考えます。
     また、校舎などの学校施設につきましても、命の危険を伴う自然災害が発生していることから、災害時には避難所となるため、災害時においても十分な安全性と機能性が求められています。さらに、経年劣化が進む施設が常に健全な状態を維持できるよう、施設更新を視野に入れて適切な維持管理を行ってまいります。夏の高温化対策のための冷房設備の充実、計画的なトイレ改修などにより、子どもたちが快適に充実した学習に取り組める環境を整えていきたいと考えます。
     8ページをお開きください。次に、基本方針4の「安心して共に学べる教育の推進」になります。「人権や多様性の大切さを学ぶとともに、誰もが安心して自分の可能性や個性を伸ばせる教育を推進します。」としております。
     人権については、その大切さを学ぶ教育を一層推進していきたいと考えます。学校教育におきましては、道徳の教科を始めとする様々な教育活動、社会教育においては、公民館の学級講座などを通じて、あらゆる立場の人がかけがいのない人として尊重されるように、人権感覚を養っていきたいと考えます。特に、いじめにつきましては、決して許されない行為であり、いじめをしない、させない、見逃さないために、厚木市いじめ防止基本方針に基づき、総合的な対策を推進してまいります。さらに、インクルーシブ教育を推進するとともに、誰もが等しく教育を受けられるよう、保護者の経済的負担の軽減や奨学金の支給などに取り組んでまいります。
     次に、基本方針5の「家庭・地域・学校の協働の推進」になります。8ページと9ページにまたがっております。「家庭・地域・学校のつながりをより一層深め、協働して地域の宝である子どもたちを育みます。」としております。
     厚木市は、全市立小・中学校に学校運営協議会が設置されてコミュニティ・スクールとなりましたが、各学校は地域とともに学校づくりを進める一方、家庭、地域、学校の協働を更に推進するため、学校運営協議会と具体的な活動をする地域学校協働本部をつなげる地域学校協働活動推進員を配置していきたいと考えております。
     また、家庭教育においては、子どもが安心できる家庭環境をつくるとともに、基本的生活習慣や思いやりの心、規範意識などを育成し、心身の調和のとれた発達を図る必要があると考えます。保護者の方が自信を持って子育てができるよう、親と子どもの育ちを支える学習機会などを提供するなど、保護者同士の学び合いへの支援や家庭教育に必要な情報提供などに取り組んでまいります。
     次に、基本方針6の「地域主体で取り組む社会教育の振興」になります。「特色ある公民館活動や地域活動による住民同士の学び合いなどを通して、豊かな地域づくりと担い手づくりを推進します。」としております。
     社会教育を進めていく上で大切なことは、一緒に学び合うことであると考えておりますが、社会教育施設を始めとする多様な学びの場を活用して、地域課題への取組や新しい魅力の発見など、豊かな地域づくりにつなげていくことが重要になってまいります。公民館におきましては、地域の特色や人材をいかした魅力ある活動を展開して、住民それぞれの自主的な学びなど、地域の課題解消や持続的発展に向けた取組を進めてまいります。子どもたちにおきましても、学校でできないような体験や、ふるさと・自然を感じられる機会を設けまして、地域における活動においては、年代を問わず住民が触れ合うことで、住民同士のつながりや絆を深めていきたいと考えております。
     また、公民館の取組に対しては、広く参加してもらえるように働きかけを続けて、関心を広げていきたいと考えますが、住みよい社会や地域を創るには、個々の人が社会・地域の一員として皆と力を合わせることが不可欠であると考えます。今後も地域コミュニティの拠点である公民館の機能を充実させていきたいと考えております。
     次に、基本方針7の「地域文化の振興と自主的な学びの支援」になります。9ページと10ページにまたがっております。「ふるさと厚木の自然や歴史、文化に触れて郷土愛を育むとともに、生涯にわたって学べる機会の充実を図ります。」としております。
     社会が大きく変化する時代とともに、人生100年時代になろうとする中、誰もが生涯にわたり学びたいときに学びたいことが学べるよう、学習の場を創出し、環境の整備を進めてまいります。あつぎ郷土博物館は、厚木市の自然や歴史、文化に関する資料を収集・保管・展示しておりますので、市民に広く紹介することを通じて、厚木の宝を未来につなげるとともに、多彩な知識を学べる中央図書館については、豊かな心の育成、学力の向上といった読書の効果をあらゆる世代に啓発しながら、生涯にわたる学習意欲や人々の交流を支えてまいりたいと考えております。
     厚木市は、充実した子育て環境の整備を推進しておりますので、幼児教育から学校教育、社会教育へと学びをつなげ、地域と学校を行き来する形で自分のスタイルに合わせて学べる環境を整えることで、人生をより豊かなものにできるよう支援してまいります。
     最後になりますが、基本方針8の「スポーツ活動の推進」になります。「いつまでもいきいきと運動ができる環境を整備し、充実したスポーツ・レクリエーション活動を通じて活力ある地域づくりを推進します。」としております。
     スポーツ・レクリエーション活動は、勝負を競う競技から自由に体を動かして楽しむものまで、幅広い活動がありますので、その活動の裾野を広げるためには、スポーツ・レクリエーションへの関心を高め、より多くの人に参加してもらうことが必要であると考えます。そのためには、健康増進や体力向上に資する催しや、気軽にスポーツに触れ合える催しなどを開催して、誰もが気軽に利用できるスポーツ空間を整備し、市民がスポーツ・レクリエーション活動に挑戦できるよう、安心・安全な施設整備を進めていきます。
     また、優れた才能を伸ばすために、専門的な指導者によるトップアスリートの育成や指導者の養成に取り組むとともに、全国大会などへの参加も支援してまいります。スポーツ・レクリエーション活動は、個人の充実感はもちろん、仲間づくりを通じて地域の絆をつくるものであると考えますので、誰もが生涯にわたってスポーツ・レクリエーション活動に親しめる環境づくりを推進し、豊かで活力ある地域づくりにつないでいきたいと考えております。
     以上が第2次厚木市教育振興基本計画(案)とその考え方になります。
     なお、資料にはございませんが、今後のスケジュールと現在の状況につきまして御説明させていただきます。
     今後のスケジュールでございますが、本日御協議いただきまして、御意見等をいただいた後、7月9日木曜日に意見交換会を開催させていただきたいと考えております。その意見交換会で計画案を市民の皆様にお示ししたいと考えております。そして、8月の教育委員会定例会におきまして再度御協議いただき、その御意見等を踏まえ、10月のパブリックコメントの前に御審議いただく予定となっております。その後、パブリックコメントの御意見等を踏まえ、年度末の教育委員会定例会において御審議いただき、御決定いただくというスケジュールでございます。
     そして現在、全小・中学校の学校運営協議会に教育総務課の職員が伺い、運営協議会の委員の皆様に、この計画案についての御意見を募集しております。今日現在で13校の学校運営協議会にお邪魔させていただいておりますが、最終的には全ての学校において御説明をして、御意見を伺う予定となっております。
     長くなりましたが、協議事項の説明につきましては以上でございます。よろしく御協議いただきますようお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑がございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今、最後にスケジュールを確認していただきました。今日の協議、それがまた市民の皆様には意見交換会で反映されて、また定例会に戻ってくるということだと思うのですが、やはり見る度に幾つか気になる箇所がありまして、細かいところも含めてどうなのかなというのがあります。例えば、一番始めの基本計画構成図の基本目標とか、この辺でも少し文言を整理した方がいいのかなと思う部分があります。読んでいくと、少し違和感があるような部分もありますので、そこについては整理をお願いできればと思います。
     それから、文言で一番で気になったのが、「子ども」と「子どもたち」という言葉が入り乱れているのですが、確かに読んでいくとそれでふに落ちる部分もありますけれども、何かもう少しうまくできないものかなと思う部分もありましたので、「子ども」、「子どもたち」の文言整理を考えていただければと思いました。
     それから、書いてあることに対して、これは具体的にはどうなのですかという、折り返しの質問もきっと来ると思うのですが、その辺については、担当する部署において話し合われていると考えてよろしいですか。例えば、具体的にこれはどうなっていますかと問われたときに、ぱっと答えていただけるような形になっているのかどうか、その辺の進捗状況について、お聞かせ願いたいと思います。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 今、杉山委員がおっしゃったのは、恐らく基本方針、今、8本ありますが、その中で、この目標を達成するためにどんな事業を想定しているのかと、そういった御質問だと思います。
     こちらにつきましては、令和2年度までの実施計画ということで、一応、仮置きという形で作成しております。ただ、実施計画ありきで作っているわけではありませんので、この基本方針をまず作ってから、実施計画のどれが当てはまるかという考えにさせていただいております。
     なお、教育委員会内の関係でございますけれども、先日から教育振興計画庁内推進委員会を設置いたしまして、教育委員会内の部長及び課長級で、新しい教育振興基本計画に対する考え方や、これはどういう事業がふさわしいかといったことについて、検討を始めております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 雑ぱくですけれども、3点、気になったところがございます。
     まず、一番最初の構成図の基本目標で、今、杉山委員が言われたことと少し似ているのかなと思いますが、3番目の「創造」のところで、「協働」という文字が入っておりますが、駄目というわけではないのですが、この「協働」は隣の取組のところでキャッチコピーで入っていることなので、ここは他の表現の方がいいかなという、重点的な取組のキャッチが少し薄れてしまうのではないかという気がいたしました。
     それから、基本方針の2番の支援体制の充実というところです。これがここ数年の新しい課題なのだなというのを、拝見して思ったのですが、よく読んでみると、教職員の働き方改革のことなのかなと思って、それだけこの右の方の細かいところを見ないと、支援体制とは何なのだろうと思ってしまったのです。全ての子どもをじっくり見るために、先生たちのゆとりと自信をということなのだなというのを改めて感じて、これは確かに必要なのだろうと、やはりこういう目標があるべきなのだな、そういう時代になったのだなというのを、すごく実感をしたのですが、それが支援体制の充実というタイトルになるのかなというのを、慣れないイメージでしたので、これはどうなのだろうと感じたところです。
     それから、資料の7ページですけれども、基本方針3の安全な教育のところで、本当にこれから大きな事故とか災害とか、様々なことがあったときに、先ほどの審議事項の中で、学校の適正化、規模などの話がありましたけれども、安全ということを考えると、私は本当に大規模というのはよくないなと思います。避難をするにしても、誘導するにしても、いろんなところで大規模というのは、これからはよくないのだろうなと思いますから、この基本方針を踏まえながら、前に戻ってしまいますけれども、適正な規模というのはすごく大切なところなのだなというのを全面的に打ち出していただけるといいなと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 3点ほどいただきまして、ありがとうございました。
     1点目の構成図の中の基本目標の「創造」の部分になります。変化する社会に自ら進んで関わり、人々と協働しての「協働」と、計画を支える重点的な「協働」、重なるのではないかというような御指摘になろうかと思いますけれども、御指摘のとおりだと思うのですが、こちらの重点的な取組の「安心」と「協働」というのは、今まで、そして現在も厚木市の中で非常に根底に流れているものというか、もっと言えば、基本方針8本のこの下に流れているような、安心と協働があってこその基本方針、あるいは基本目標という、そのような考え方にもよりますので、「協働」ということで重なっている部分については、検討させていただきます。御理解いただければと思います。
     また、基本方針2の「子どもたちを育てる支援体制の充実」、御指摘のとおり、こちらは教職員の関係で、私どもも特化した形で作らせていただいているところがあります。支援体制という言葉につきまして違和感があるということですので、御意見として伺わせていただいて、検討させてください。
  •  そして、基本方針3の「安全な教育環境の整備」、こちらは先ほどの適正規模・適正配置の関係にもなりますが、先ほどの案件でも御説明いたしましたとおり、新しい教育振興基本計画、こちらを十分に踏まえながら、適正配置・適正規模について考えていきたいと思いますので、御理解いただければと思います。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 森委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 よろしくお願いします。
     森委員が先に質問されたので、私はほかのところについてお伺いしたと思います。
     例えば基本目標のところ、全ての文言の最後が「育成」と、また、取組のところは「推進」と、言葉としてはきれいにまとめられたなと思いました。
     ただ、その一方で、例えば目標があって、方針があって、取組があるのではないかなと。だけれども、このチャート図、構成図を見ますと、目標があって、先に取組が来て、方針が出ておりますので、何か取組という言葉に少し違和感を感じてしまいました。そういった意味では、計画を支える重点的な方策とか、何か取組でない言葉の方が合っているような気がしました。
     関連して、基本理念、基本目標、ここのところが太枠、次が二重線枠で、現在の取組というところが破線になっています。なぜか破線というのは少し弱々しく感じますので、こういったところも上手に表現していただけると、特にこの重点的な取組のところは厚木市のオリジナルなところだと思いますので、強調できるようなことがあるといいのではないかなと感じました。御検討いただければと思います。
     最後にもう一点ですけれども、もしかしたらスポーツ推進審議会とも関連するかもしれないのですが、基本方針の8のところになります。一番最後の10ページです。
     下から6行目、スポーツ推進審議会でも度々話題になるのですが、例えばトップアスリートの育成、それはよく分かることです。では、指導者の育成、これもやらなければならない。それでは、具体的に指導者の養成というのはどのようにやっているのかというと、今現在、全くなしのつぶてではないかと感じるのです。そういった意味では、こういう文言を残すのであれば、実行することを前提に、やはりアイデアを練っていくことが必要ではないかなと思うのです。そういったところも含めて、今後検討していただけるといいのではないかと思います。コメントになります。
     以上です。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 ありがとうございました。
     先ほど、計画を支える重点的な取組、森委員からも御指摘がございましたとおり、こちらにつきましては、「安心」、「協働」ということで、市の本当に根底を支えているもので、こちらにつきましては、事務局でも表記の仕方についてかなり苦労しておりまして、本来であれば、基本方針を縦串に刺したような、そのようなイメージになるのですが、その表現の仕方、表記の仕方というものを工夫してみたいと思います。
     また、最後におっしゃったスポーツ推進、指導者の養成等につきましても、こちらの基本計画、基本方針は絵に描いた餅ではなく、ここに書いたものは確実に実行できるようにしていきたいと思いますので、今後検討させていただければと思います。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 多分こういうものができると、用語の説明、解説みたいなものが載ると思うのですが、例えば、教育関係者にしか分からない言葉というのがあると思うのです。さらに今、「Society5.0」とか「持続可能な開発のための教育」とか、あるいは「学びのセーフティネット」とか、やはり分かっている人にしか分からないような文言がありますので、この辺は巻末にでも、しっかりとどういう意味なのかということが分かるようにしていただければと思います。「インターナショナルセーフスクール」とか、こういうものも知っている方は案外少ないかもしれないですよね。ですので、たくさんあるかもしれないですけれども、そういう丁寧な解説をお願いできたらな思います。
     以上です。
  • 曽田教育長 ほかに、いかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 山本委員がおっしゃったことで、私も本当に感じたのですが、構成図のところで、「創造」の中の「協働」という文章があるのは、隣の「協働」が色あせてしまうとお話を差し上げたのですが、やはりこの「安心」と「協働」というのは、厚木市に協働安全部があるように、本当に厚木市の特徴なのだろうと思ったので、やはりこれは全体を囲むものなのだなと。先ほど教育総務課長が、「協働」は厚木市の根底を支えるものだとおっしゃったので、その思いをこの図に表される方がいいし、あまり多くの言葉は要らないだろうと私も感じました。この「協働」という言葉は、キャッチコピーとしてしっかり使っていただくために、文章の中に入れるのはもったいないなという思いで申し上げました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 ありがとうございます。
     事務局の方でも検討させていただきます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     それでは私から、今、第10次の市の総合計画を策定しておりまして、基本構想の部分が議会に諮られるのですが、もうほぼ固まっておりまして、この教育振興基本計画の今回策定していく部分というのが、総合計画の基本構想に相当する部分だろうと、そのように思います。
     現行の第1次の教育振興基本計画、そこの中で掲げられている基本理念、基本目標、基本方針というのは、項目だけというか、それが何を意味しているのかということの中身が具体的に書かれていないというようなところがありましたので、今回、この基本理念、基本目標、それと8つの基本方針について、細かく書いてあるというのが、まず分かりやすくなったなと思います。
     ただ、量的に、特に基本方針の中で述べられているものについて、一つ一つが多くのものを盛り込み過ぎてしまった。何をやるというような具体的な実施計画というか、施策というか、それがもう入れ込まれ過ぎているのではないかという感じがします。
     それともう一つが、これも今一度見直しをしてもらいたいのですが、計画を支える重点的な取組の「安心」と「協働」、この中で述べられている内容と、どこがとは言いませんけれども、8つの基本方針それぞれに述べられている内容で、重なり合う部分が結構あったりするので、重点的な取組で述べなければいけないことと基本的な方針で述べなければいけない内容というのは、当然レベルの違いもあると思いますので、同じことを書くのであっても、そのあたりのところを少し考慮する必要があるのではないかと思います。
     それから、内容で細かいことを申し上げますけれども、6ページの「自立につながる生きる力の育成」でいろいろと書いてありますが、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」、これも中身が込み過ぎているので、もう少し説明を整理した方がいいだろうと思います。
     あとは、本当に細かいところですが、言葉の言い回しで、便利な言葉だけれども、これを多用すると不明確になってしまうのが、何々となったことで何々という、具体的に1つ2つ言うと、例えば4ページを見ていただくと、4ページの「共生」について書いてあるところの文章の下から5行目、「自分らしさや多様性が認められる環境の中で安心して生活や学習を」、その次ですけれども、「学習をすることで、」以下「高めます。」と書いてあるけれども、これは実際の文章の流れで言うと、生活や学習をすることを通してという意味なのではないかなと。
     もう一つは、今度は「創造」のところの文章で、9行目のところに「そこで協力し合って行動することで、皆で変化の激しい時代を乗り越え」というのが出てくるのですが、「こうすることで」というのが、前後を考えると、「することにより」というような言葉の方が正確になるのではないのかなと。
     あとは、下から2行目も「いかすことで」という、この「ことで」という言葉がすごくたくさん出てくるのです。これは便利な言葉だけれども、もう少し前後のつながりをはっきりさせる意味で、ふさわしい言葉というのがあるような気がするので、その辺を少し丁寧に読んで、書き改めてもらうといいのかなと、そのような感じがしました。
     あとは、これも細かいことですけれども、「自主的」がいいのか、「主体的」という言葉がいいのか、これは似ているけれども意味が違うので。それと同じようなことが、「特長」もあれば、ここで使われている「特徴」という言葉もありますし、それから似た言葉で「特色」という言葉もありますし、また、ちょっと違うけれども「特性」という言葉も出てきますし、その辺のところを、意味内容を吟味して言葉を使っているのか、少しどうなのかなという感じがしましたので、まだもう一回、協議に諮ってもらえるということですので、そのあたりのところを、細かいところを含めて、検討して見直しをしてもらうと有り難いなと、そのような感じがしました。
     そのほか、よろしいでしょうか。
     それでは、特に質疑がないようですので、本日の協議内容に基づいて、今後の事務を進めていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、協議事項1を終わります。
     続いて、報告事項に入ります。
     報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告について、令和2年度教育予算補正について御報告いたします。
     恐れ入りますが、資料1を御覧ください。
     厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、別紙のとおり臨時に代理したので、第6条の規定により報告するものでございます。
     1枚おめくりいただきまして、理由でございますが、令和2年度教育予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理するものでございます。
     1枚おめくりいただきまして、1ページの令和2年度教育予算補正を御覧ください。
     1の総括の歳入につきましては、増減はございません。歳出になりますが、学校教育部の補正額が3,300万増の計13億9,405万3,000円となり、歳出合計が67億5,580万4,000円となるものでございます。
     次に、2ページの2、歳出でございます。学校教育部学務課の教育費、小学校費、教育振興費、右側になりますが、扶助費の小学校臨時休業児童食費負担軽減事業費として2,086万円、中学校費、教育振興費、同じく右側の扶助費の中学校臨時休業生徒食費負担軽減事業費を1,214万円計上したものでございます。
     これにつきましては、小・中学校の臨時休業により生じている各家庭の負担軽減を図るため、厚木市立の小・中学校に在籍している要保護、準要保護世帯の保護者に対しまして食費の一部を援助するもので、児童・生徒1人当たり一律1万円の給付といたしまして、小・中学校合わせて合計3,300万円の補正予算を計上したものでございます。
     報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今、いろいろな国からの支給が遅れているという話がよくニュースで出ますけれども、これ、補正予算で認められれば、すぐ要保護、準要保護の家庭には支給されるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 先般、議会で承認をいただきまして、6月の中旬には支給をさせていただくということでございます。
  • 曽田教育長 もう給付がされているということでしょうか。
     学務課長。
  • 窪田学務課長 はい、6月17日に給付してございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項2 事務の臨時代理の報告について御報告申し上げます。
     1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
     本件につきましては、令和2年6月1日付けで別紙の学校に学校運営協議会を設置する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、御報告するものでございます。
     内容を御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     設置する学校につきましては、厚木市立森の里小学校と厚木市立森の里中学校で、設置日は令和2年6月1日となります。
     参考に、森の里小学校と森の里中学校からの学校運営協議会設置申請書を添付しております。
     報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 今まで森の里小学校と中学校は、合同で設置していたかと思いますが、どういういきさつで別々になるのでしょうか。ほかの学校は学校ごとに設けているところが多いかと思いますが、もし分かりましたら教えてください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 門田委員がおっしゃったとおり、両校につきましては、平成30年6月に学校運営協議会を合同で設置しております。当時、まだ学校運営協議会の運営が手探りであったという状況もありまして、軌道に乗るまでは小学校、中学校合同で運営していこうという考えがあったと聞いております。この度、設置から2年が経過しようとする中で、それぞれ独立して運営ができる基盤が整ったということで、分離したものでございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 門田委員 はい、分かりました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいですか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項3 事務の臨時代理の報告について御報告申し上げます。
     1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
     本件につきましては、厚木市学校運営協議会委員の任期が満了したこと及び欠員が生じたこと並びに厚木市学校運営協議会を新たに設置したことに伴い、令和2年6月1日付けで学校運営協議会委員の委嘱及び任命を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、御報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     番号1番の三上剛様から、3ページを御覧いただきたいと思いますが、44番の山口誠司様までの44人の方に委嘱又は任命するものでございます。任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項の規定により、2年間となっております。
     なお、4ページ以降につきましては、参考資料としまして、各学校の学校運営協議会委員名簿を添付しております。
     報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項3を終わります。
     次に、報告事項4 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 報告事項4 事務の臨時代理の報告につきまして、資料4により御報告申し上げます。
     1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
     臨時代理の理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会委員の任期が満了することに伴い、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第3条の規定により、新たに委員を委嘱する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条により、その事務を臨時に代理し、第6条の規定により報告を行うものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     委員は、厚木愛甲地区中学校教育研究会生徒指導部会から選出の遠藤大地様を始めとする11人でございます。今回委嘱する委員の任期につきましては、令和2年6月1日から令和4年5月31日までの2年間となります。
     以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 検討していただけたらということで、発言させていただきます。
     検討委員の皆さん、どの方もベテランですけれども、もし可能でありましたら、右の条例の第3条のところに、この委員は15人以内ということで、今、11人だと拝見しました。小学校の場合は保護者の方、児童指導の方とか、4番の先生は元小学校の校長とありまして、それから、様々な現場の最先端で活躍されている先生方がいらっしゃって、中学校は、保護者の方と、あと校長先生はいらっしゃらなくて、生徒指導の先生ということで、ここに元中学校の校長先生が入ることはできないのかなという気持ちです。
     なぜなら、去年の11月に御報告いただきましたいじめの件数で、厚木市は全国よりは少ないですけれども、中学校のいじめの報告を見ますと、1年ごとに倍に倍にと増えてきているのが少し心配で、去年は中学校の校長先生でしたよね。交代でされているのかもしれないですけれども、もし15人で可能でありましたら、やはり管理職の先生に、経験者でもし入っていただければ、予測して、予防してというところも御指導いただけるかなということで、検討していただければ有り難いなと思います。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 門田委員がおっしゃいましたとおり、条例の第3条で15人以内となっておりますので、検討させていただきまして、追加の委嘱をさせていただけるようであれば、御報告させていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項4を終わります。
     次に、報告事項5 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 報告事項5 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。
     本件につきましては、令和2年6月1日付けで厚木市立あつぎ郷土博物館協議会委員の委嘱を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条により、その事務を臨時に代理したものでございます。
     1枚おめくりいただき、臨時代理書でございます。
     厚木市立あつぎ郷土博物館協議会委員の任期満了に伴いまして、厚木市立あつぎ郷土博物館条例第7条第2項の規定により、令和2年6月1日付けで委嘱を臨時代理いたしましたので、御報告するものでございます。
     委嘱いたしました委員につきましては、次のページの名簿のとおりでございます。委嘱の基準につきましては、公募による市民、学識経験者、学校教育の関係者、社会教育の関係者及び家庭教育の向上に資する活動を行う者となってございます。定数を10人以内としておりますので、9人を再任するとともに、新たに公募による市民の方お1人を委嘱したものでございます。
     なお、任期は令和2年6月1日から令和4月5月31日までの2年間となっております。
     以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいですか。
     特になければ、報告事項5を終わります。
     次に、報告事項8 令和2年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項8 令和2年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして御報告申し上げます。
     資料8を御覧ください。
     本件につきましては、厚木市教育委員会表彰要綱に基づき、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
     1の令和2年度厚木市教育委員会表彰(随時表彰)被表彰者数でございますが、個人10人、団体3団体、2の令和2年度厚木市教育委員会感謝状贈呈被贈呈者数でございますが、個人2人でございます。
     1枚おめくりいただいて、1ページを御覧ください。
     個人の部でございますが、1番の第34回神奈川県トランポリン大会園児年中以下クラス男子の部におきまして第1位となりました古田将真様を始めといたしまして、10番の若菜リカ様まで、スポーツやコンクールの分野において優秀な成績を収められた方々でございます。
     次に、団体の部でございます。1番の令和元年度神奈川県中学校女子新人ソフトボール大会におきまして優勝いたしました厚木市立厚木中学校女子ソフトボール部様を始めといたしまして、3番のATSUGI ALL☆STARS様まで、様々な大会で優秀な成績を収められました3団体を表彰するものでございます。
     続きまして、2ページを御覧ください。教育委員会感謝状でございます。
     長年にわたり上依知小学校地内において花壇の手入れを行い、教育環境の整備に貢献されました榎本忠夫様と、多年にわたり鳶尾小学校児童の登下校時の交通安全指導及び見守り活動を行い、教育活動に貢献されました木村靖之様に感謝状を贈呈するものでございます。
     なお、表彰式につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催せず、表彰状等につきましては、郵送で受賞者の方にお送りする予定でおります。
     以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 ここにもコロナのことが影響するのですね。晴れがましい表彰式がない、仕方がないですね。お写真もないということで分かりました。
     すみません、個人のところの10番ですけれども、これは県の大会なのか全国なのか、それが1つと、団体の3番です。これも県央地区か全国なのか、ここが分からなかったところです。
     それから、次の2ページにまいります。長年と多年というのは、何か基準というのはあるのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 まず1点目の個人の部の10番、若菜リカ様の第31回読書感想画中央コンクールにつきましては、全国大会でございます。ちなみに、県コンクールということで県知事賞を取りまして、全国大会に進んでいるという状況でございます。
     そして、団体の3番目、ATSUGI ALL☆STARS様につきましては、こちらも全国大会でございます。こちらにつきましては、県大会等はございませんでした。主催団体に所属して1年以上活動実績がある団体ということで、こちらの第17回子どもチアリーディング大会に出場しているということになっております。
     3点目になります。「長年」と「多年」の違いは何かという御質問かと思いますが、教育委員会の事務局の中では、「長年」というのは10年以上、「多年」というのは10年未満と、一定の基準を設けて表彰をさせていただいております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 全国で優秀、すごいですね。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     特になければ、報告事項8を終わります。
     次に、報告事項9 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 報告事項9 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料9を御覧いただきたいと思います。
     始めに、5月13日水曜日から6月3日水曜日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、学校の一斉臨時休業により、3月4日以降、学校給食を実施しておりませんので、保育所の給食の測定結果となります。御覧いただいているページ全て不検出となっております。
     報告については以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいですか。
     特になければ、報告事項9を終わります。
     次に、報告事項10 (仮称)厚木市学校給食センター整備運営事業に係る落札事業者の決定について、報告をお願いします。
     学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 報告事項10 (仮称)厚木市学校給食センター整備運営事業に係る落札事業者の決定につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料10を御覧ください。
     民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づき実施する(仮称)厚木市学校給食センター整備運営事業について、令和元年10月17日付けで総合評価一般競争入札方式による入札公告を行ったところ、2グループから入札参加表明があり、厚木市学校給食センターPFI事業者選定委員会において提案内容の審査が5月12日に行われ、最優秀提案者が選定されましたので、その審査結果に基づき落札事業者を決定し、5月26日に公表したものでございます。
     なお、PFI法の規定による客観的評価の結果につきましては、この後、ホームページにて公表の予定をしております。
     1番の落札事業者でございますが、東洋食品グループ、代表企業、株式会社東洋食品。構成企業、協力企業は表のとおりとなります。なお、東洋食品につきましては、現在、小学校単独調理場1校の調理委託を行っております。
     2番の総合評価点につきましては、84.80点。3番の落札金額は81億4,073万9,276円となります。
     審査結果の概要ですが、次点のジーエスエフグループは81.01点であり、東洋食品グループとは3.79点の差となりました。
     恐れ入りますが、資料を1枚おめくりいただき、事業概要、今後の予定につきましては記載のとおりとなってございます。
     次に、7番の落札事業者の提案概要でございます。提案の主な特徴ですが、実績に基づくより具体的な事業実施計画、環境への配慮の工夫、機能的かつ合理的で明快なゾーニング、過去の実例に基づきより具体的な衛生管理及び食の安全確保などが提案で評価され、価格評価と併せて最優秀提案者に選定されました。
     報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。よろしいですか。
     特になければ、報告事項10を終わります。
     次に、報告事項11 第2次厚木市スポーツ推進計画に係る答申について、報告をお願いします。
     スポーツ推進課長。
  • 吉澤スポーツ推進課長 報告事項11 第2次厚木市スポーツ推進計画に係る答申につきまして御報告申し上げます。
     資料11を御覧ください。
     本件につきましては、第2次厚木市スポーツ推進計画策定に係る答申について、山本委員に会長をしていただいております厚木市スポーツ推進審議会から、別紙のとおり答申を受けましたので、報告するものでございます。
     提言書の概要を説明させていただきたいと思いますので、「第2次厚木市スポーツ推進計画基本理念、基本目標、重点的な取組に関する提言書」をお開きください。
     1ページに、「1 提言に当たって」とありますが、こちらにつきましては、スポーツ推進審議会の山本正彦会長のお言葉が掲載されております。
     2ページをお開きください。
     第2次スポーツ推進計画に係る提言についてとありますが、こちらが審議会からいただいた提言となっております。現計画を継承し、引き続きスポーツ推進に取り組んでいくことが必要と御意見をいただいております。
     基本理念につきましては、「スポーツで心がふれあう都市あつぎ スポーツ王国を目指して」として、基本目標につきましては、「みんなで楽しめるスポーツ活動の推進」、「スポーツ活動を支える仕組みづくり」、「スポーツ活動を広げる環境づくり」の3つの構成となっております。
     次に、基本目標に基づく施策の方向になりますが、15本の構成となっております。「地域におけるスポーツ活動の推進」ほか14本です。
     そして、その下に「計画を支える重点的な取組」とありますが、スポーツ推進審議会の委員さんの思いとして、第1次スポーツ推進計画の重点目標に更に取り組んでいく必要があるのではないかということで、この3つが提唱されております。総合型地域スポーツクラブについては、1つのクラブが創設されて2つのクラブとなり、重点目標を達成していますので、充実と併せて市やスポーツ協会と連携してスポーツ推進に取り組むことを加えております。
     次に、3ページ、4ページにつきましては、それぞれの考え方を整理したもの、5ページ、6ページにつきましては、スポーツ推進審議会委員さんの御意見を記載させていただいておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。
     なお、資料にはございませんが、今後の予定について御説明させていただきます。
     今後につきましては、この提言を踏まえて「第2次厚木市スポーツ推進計画」の策定を進め、パブリックコメントの市民参加手続を行いまして、令和3年度からの計画として策定を目指してまいりたいと考えております。
     報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 最近、オリンピックの話題などでeスポーツというのが出てきています。これは何かスポーツではないような感じもするのですが、実際にスポーツとして位置付けられたりしているのでしょうか。
  • 曽田教育長 山本委員。
  • 山本委員 推進審議会の会長ですので、お答えいたします。
     オリンピック、IOCでは、自分の体を動かして行動できるというのをスポーツとして扱っております。したがいまして、オリンピックの種目にはモータースポーツが入っておりません。しかし、モータースポーツというのもしっかりと認識されているのが現在の社会ではないかと思います。
     そうした中で、eスポーツについての取組については、IOCもJOCもこれからどうしようというところですけれども、例えば、サッカーをやっていて何かけがをしてしまって足が使えなくなってしまったと、そういう選手が、実際にプレーはできないけれども、eスポーツであれば好きなサッカーに関わることができるとか、様々なニーズの中でeスポーツが認知され始めています。
     ただ、そうした中で、日本ではまだまだ、日本スポーツ協会もeスポーツに対しての定義をしていないものですから、今回、この第2次スポーツ推進計画の中では盛り込んでいないということになります。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。
  • 曽田教育長 ほかに。
     門田委員。
  • 門田委員 読んでいて、いいなと思ったのが5ページのところですけれども、審議会の委員さんがとても真剣に、なかなかやりたいけれどもできないという人の心を動かすような意見がたくさん出ていて、ラジオ体操やストレッチ体操でもいいんだとか、これだけやっていけば、私たちもみんな、誰もがみんな支え合ってできるかなという印象を持ちました。
     メンバーにどういう方がいらっしゃるのかとか、何人ぐらいいらっしゃるのかというのは分からなかったのですが、皆さん真剣に考えているなという印象は抱きました。ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項11を終わります。
     次に、報告事項12 新型コロナウイルスに係る厚木市教育委員会の取組について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項12 新型コロナウイルスに係る厚木市教育委員会の取組にきまして、御報告申し上げます。
     資料12を御覧ください。
     本件につきましては、新型コロナウイルスに係るこれまでの教育委員会の取組につきまして御報告するものでございます。
     1の小・中学校における対応(経過)とありますが、3月4日からの一斉臨時休業措置以降の経過につきまして、記載をいたしております。
     2の各課等における取組につきましては、教育委員会事務局の各課等においての取組につきまして、(1)の教育総務課から、3ページをお開きいただきたいと思いますが、(12)の中央図書館までの取組につきまして記載させていただいております。
     4ページをお開きください。
     3の学校教育部及び市主催の事業等についてでありますが、(1)につきましては、学校教育部主催事業に係る対応について、(2)につきましては、市主催による夏休みの課題に関するコンクール等について、(3)につきましては、市以外の主催による夏休みの課題に関するコンクール等について記載してございます。
     報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     杉山委員。
     杉山教育長職務代理者 教育指導課関係ですが、幾つかお願いしたいと思います。
     まず、今、1学期が始まったばかりのようなイメージですけれども、1学期の学習の進め方で、例えば、今、手元に5月13日付けの新聞の夕刊があるのですが、「学習遅れ解消2から3年で」というような記事が載りました。厚木市では、これについてどのように市教委として考えておられるのか、あるいは各学校にその辺が任されているのか、何か市教委として指示していることがあるのかどうか、その辺について、まず1点です。
     2つ目は、評価・評定の問題。期間が短くても何らかの評価はしなければいけないけれども、評定はどうするのだろうということも少し気になっています。
     3つ目は、2学期以降の学習の進め方で、この辺については、市教委として指示することがあるのか、あるいは学校に何か任せているとか、その辺はどうでしょうか。
     それから4つ目として、やはり気になるのは、修学旅行や運動会のような大きな学校行事の扱いについて、何かお考えがあるのかどうか、その辺も併せてお聞きしたいと思います。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 まず1点目の、複数年での教育過程の編成についてですが、現時点では、できるだけ今年度中に履修すべき学習内容を履修するように努めると。その上で、かなり厳しいということであれば、特例として、来年度、あるいは再来年度も含めて教育課程を計画することができると文部科学省から通知をされております。
     現段階では、計算しましたところ、35週は見込めると考えまして、複数年の教育過程編成については、こちらから学校には指示しておりませんし、考えてもいないという状況でございます。
     2点目の評価・評定につきましては、これは1学期につきましては必ずしなければならないものではございません。ただ、保護者の皆様、子供たちも不安でしょうから、できるだけ評価については行い、ただし、評価をする材料が整わない場合については、きちんと保護者の皆様にも説明をして、いつ行うかということも明確にしながら対応していくということで考えております。
     3点目の2学期以降のことにつきましては、やはり今後の状況を見据えながら、できるだけ今年度中の教育課程で履修内容が履修できるような方法で進めていきたいと考えております。例えば、短縮授業ですとかモジュール授業等を含めながら、学校の方で工夫をしながら取り組んでいただくということと、あとは、こちらの方である程度の、授業時数等も含めて、目安を示すようなことを検討しているところでございます。
     4点目の修学旅行等学校行事につきましては、やはりこれにつきましても、今、検討しているところでございます。今後の感染状況等も踏まえながら、校長会とも調整をしつつ、実施について検討していきたいと考えております。
     今後の状況を見ながら、例えば、学校行事については、方法について検討して開催していただくですとか、そういったことも含めて、学校には通知をしていきたいと考えております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 杉山教育長職務代理者 すみません。追加でよろしいですか。
     例えば、1年間でできるだけ本来やるべきものを終わらせるということですけれども、例えば1学期、6月ぐらいからやっと始まったばかりで、6、7で実際2箇月ぐらいですけれども、この間で、本来1学期中にやるものを全部1学期にやるというのは、まず難しいと思うのですが、積み残すとか、そういう指示みたいなものは、何か市教委として出しているのでしょうか。あるいはその辺の運営というか運用については学校に任せているとか、そのあたりはどうなのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 1学期中に行う内容を1学期中にというようなことは、お伝えはしておりません。6月中は、昨日まで分散登校という形でしたので、その期間については、いかに感染の防止に努めながら、そちらを重点に置きながら教育活動が実施できるかということを最大の目標として、学校に教育活動を行っていただきました。
     今後につきましては、学習の保障ということも見据えながら、全員登校という形をスタートさせ、徐々に時間を増やしていくというような、段階的な時間割編成ということをお願いしておりまして、ここについては、やはり40人という全員の登校の中で、いかに感染防止対策に努めながら安全に教育活動ができるかということを重点にお願いしています。
     7月以降、ある程度安定してきたところで、年間の授業時数等の見通しが立ちやすくなると思いますので、そのぐらいのタイミングで具体的なものをお示しできればと考えております。
  • 曽田教育長 山本委員。
  • 山本委員 1つは、私も杉山委員と同じように、教育指導課関係ですけれども、例えば、運動会などについては、どのようになっているのかという見通しを教えていただけますでしょうか。運動会については、例えば小学校にしても中学校にしても、かなりの保護者の方、関係者の方がこぞって行くかと思うのです。そういった意味では、従来のやり方でないやり方を模索することも必要かとも感じますし、もし何かお考えがあれば教えてください。
     もう一点、教職員課になるかと思うのですが、資料の2ページでしょうか、夏季休業期間の短縮に対応した市費非常勤講師の任用期間延長による授業補助を行いますと。非常に重要なのは、教育の質をどうやって落とさないで維持するかということかと思います。そういった意味では、任用期間の延長もそうですし、教員数の増加も考える必要があるのではないかという気がするのですが、このあたりがどうなっているか、この2点、お教えください。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 運動会、体育大会につきましては、1学期に開催する予定の学校につきましては、中止又は延期でお願いしますということをお伝えしております。学校によっては、2学期に延期という形にした学校もございますし、中学校は全ての学校が春に行う予定でしたので、秋に開催できるか、若しくは中止にするということで、学校ごとに計画を組んでいる状況でございます。
     小学校で延期にした学校につきましては、開催の仕方について、今、検討しているような段階でございます。例えば平日開催にして、人混みにならないようにというようなことも方法の一つですし、あるいは高学年、低学年で分けて、徒競走的な種目であるとか、表現的なもののみをやって、3密にならないような対策を考えながら、実施方法について考えて実施をするということは伺っております。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 教職員の関係のお答えでございますけれども、市費の非常勤講師の任用形態については、とても細かくいろいろなケースがございます。その中で、今回、1学期を延長して8月5日までとしましたので、正式には大体7月20日頃までで任用が切れる方ばかりであったわけですけれども、この部分の学校の指導に影響が出ないようにということで、様々に県教委や市の職員課等も含めて協議をした上で、まず、今の変えた形の学期の編成に合わせたということですので、この任用期間延長というのは、その部分を保障したということになります。
     増員のことにつきましては、ある意味、1学期本来やるべき人数がそのままキープできているということですので、特別な増員というのは、今、考えていないところですけれども、まず夏休み、夏季休業になったことで減ってしまうことのないようにということを、今、手立てをしたということでございます。
  • 山本委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今の意見で確認ですけれども、教職員課が記載しているのは、市費の非常勤講師ということですが、県費の非常勤、臨任についてはどうなのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 同様に、県費の方もいろいろなケースがございますけれども、そういった部分についても同じように、欠員が出ないようにということで、うまくフォローができているというのが現状でございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい、ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  • 門田委員。
  • 門田委員 児童・生徒の健康面ですけれども、例年ですと、6月30日までに健康診断、身体測定を実施します。でも、今年は休校ですので、それができなくて、6月30日には捉われないということですけれども、子どもの身長もどんどん伸びてしまいますし、健康診断をしていなければ、プールは無理だとか、現場ではいろいろ奮闘していることだと思うのですが、どのようになっていますでしょうか。教えてください。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 健康診断でございますけれども、来年の3月31日までに実施をということでございますが、一応、学校医と調整をさせていただきながら、年内には健康診断を実施していきたいということで、今、医師会を通して調整をさせていただいている状況でございます。
     ただ、プールにつきましては、一応、実施をしないということでございますが、中学校の水泳部につきまして、部活動を一部実施したいということでございますので、そちらにつきましては、先に健康診断について、直接校医と調整をさせていただきまして、先にそのお子さんだけ校医の方で健康診断を受けていただいて、保護者の了解の下に、プールを実施するという形となっております。
  • 門田委員 ありがとうございます。それでは、身体測定など、医師を介さないでできるものは、学校で学年を分けたりして実施しているのでしょうか。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 そういう形で各学校の養護の方で実施をしているという状況でございます。
  • 曽田教育長 そのほか。
     森委員。
  • 森委員 大した問題ではないですけれども、資料の4ページで、いわゆる、よく言われる夏休みの課題というのが中止になっていて、これをすごく喜ぶお子さんも多いのだろうなとは思うのですが、逆に、和田傳文学賞や子ども科学賞の表彰式に参加をしていると、これにこんなに懸命に取り組んでいる生徒さんや児童さんがいるのだなとびっくりしました。1年の目標がここにあるというお子さんがたくさんいるのだなというのを、逆にあの場に参加をして、初めて知ったのです。
     そういう意味でいくと、中止は仕方がないことだと思いますが、この資料の3番にある、例えば全国区である何かこういうものであるとか、企業が主催するいろいろな発明工夫展であるとか、学校単位でまた個別に生徒や児童に、こんなものあるよというお声掛けを、積極的に先生方からしていただけると、そういうお子さんも更に頑張ろうと思えるのではないかと思いましたので、是非そういった工夫もしていただきたいなという思いです。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 確かに様々なコンクール等を中止にさせていただくという状況にございまして、こちらとしても非常に残念な思いを持っています。夏休みをかなり短くさせていただいたということで、子どもたちが取り組む期間もかなり短くなってしまって、負担もあるだろうということで、そのような形にさせていただきました。
     ただ、全国的なコンクール等につきましては、開催されているものもありまして、希望制で応募できるような形でのアナウンスはさせていただこうと考えております。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 ほとんど全て、地域のものも、盆踊りもお祭も、いろいろな子ども会の行事も大体全て中止、これは健康が第一ですので仕方がないことだと思います。この中で、何か子供に地域のつながりとか、楽しいことというのはないのかなとは思うのですが、こうしてくださいというわけではないですけれども、何か考えたいなという気持ちでおります。それが1つです。
     それから、とてもよかったなと思ったことがありまして、2月27日に各小学校、中学校の校長先生宛てにこのようにしますという案内が出た後に、翌日、2月28日ですね。保護者の皆様へというタイトルで、文部科学省のことから一斉休校のことから、本当に詳しく保護者に直接教育委員会の名前でお便りが出て、とてもよかったなという思いでおります。2月のことですので、もう大分前のことですけれども、保護者宛てに直接教育委員会の名前でお手紙出してくれてよかったなという気持ちがありましたので、お伝えします。
     以上です。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項12を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退場ください。
     お疲れ様でした。

暫時休憩20時00分
再開時刻20時00分

 報告事項6 事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)
(資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項7 厚木市久保奨学金(令和2年度高校等修学奨学金(第6期生))の支給決定の取消しについて
 (資料に基づき説明し、了承された。)

  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、令和2年厚木市教育委員会6月定例会を閉会いたします。
     お疲れ様でした。

閉会時刻20時10分

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