令和2年厚木市教育委員会7月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和2年7月28日 火曜日
午後1時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎16階 会議室A・B

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
事務局
山口教育総務部長、佐藤学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、
窪田学務課長、八木教育指導課長、長沼社会教育課長、
増田文化財保護課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第36号 令和3年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について
議案第37号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価について
議案第38号 厚木市いじめ防止対策委員会への諮問について

3 報告事項

  • (1)事務の臨時代理の報告について(令和2年度教育予算補正について)
  • (2)事務の臨時代理の報告について(厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について)
  • (3)事務の臨時代理の報告について(教育財産(動産)の取得の申出について)
  • (4)事務の臨時代理の報告について(教育財産(動産)の取得の申出について)
  • (5)児童・生徒及び学級数将来推計について
  • (6)給食用食材の放射性物質の測定結果について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻13時00分

  • 曽田教育長 ただ今から令和2年厚木市教育委員会7月定例会を開会いたします。
  •  現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
  •  厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、杉山委員を指名させていただきます。お願いします。
  •  始めに、私から報告いたします。
  •  お手元にお配りしております令和2年7月定例教育委員会教育長報告を御覧いただきたいと思います。
  •  令和2年6月23日火曜日に開催されました6月定例会以後の主な行事等18件について記載してございます。
  •  まず、1ページの2番、4番、6番、そして、2ページの12番、この4件です。6月1日から分散登校が開始されまして、7月から一斉登校となっておりますけれども、6月26日、7月1日、7月3日、7月10日の4日間で、学校が再開されて子供たちがどのように登校しているか、あるいは学習にどのように取り組んでくれているか、先生方の対応はどうか、学校の感染防止対策の状況はどうか、こういったことを確認するため、小学校、中学校を訪問いたしました。全校は無理だったのですが、小学校9校、中学校6校、15校を4日間かけて回ってまいりました。
  •  特に、7月1日からは、先ほども申し上げましたけれども、全児童・生徒が一斉に登校し、給食も開始し、1日日程で授業を行うという形になっております。子供たちの様子を拝見すると、3密防止、足元にいろいろとマーク等が貼られているのですが、それだけではなくて、子供たちも子供たちなりに今の状況を理解して3密を避ける行動というのをしっかりと取らなければいけないのだなと、そういった様子を見て取ることができました。マスク、手洗い、消毒の徹底、そしてこれまではあまり聞き慣れなかった言葉ですけれども、ソーシャルディスタンス、こういった言葉も子供たちの口から出ておりました。
  •  ただ、様子を見ていて、仕方がないこととはいえ、給食のときにマスクを外して食べるわけですけれども、通常であれば班ごととか、何かまとまって楽しくおしゃべりをしながらお昼を食べるのですが、状況が状況だけに子供たちは一斉に前の方を向いて、あるいは半分の子供たちは外の方、もう半分の子供たちは廊下側を向いて何もしゃべらないで、黙々と食事を取っている。早くいつもどおり子供たちが給食の時間を1日の中でも最も楽しみな時間の一つとして、今までと同じような形でできればいいな、早くそうしてやりたいという思いを新たにして帰ってまいりました。
  •  もう1点ですけれども、今度は、3ページの16番です。7月16日木曜日、厚木市教科用図書採択に係る答申を厚木市教科用図書採択検討委員会委員長から受け取らせていただきました。委員の皆様方のお手元には、この7月16日以降、頂戴した答申、これをお配りいたしました。そういったことを参考にしながら、各委員の皆様方、教科書を実際に手に取って、かなりの時間をかけて調査研究をしていただきました。この後、採択ということになっていくわけです。
  •  続きまして、18番でございます。令和2年厚木市議会第5回会議の結果につきまして、教育総務部長から報告させていただきます。
  •  教育総務部長。
  • 山口教育総務部長 それでは、18番、令和2年厚木市議会第5回会議につきまして御報告申し上げます。
  •  この会議は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策などを講じるために必要な補正予算などを審議いただくため、会議期間を6月30日火曜日の1日として臨時に開催されたものでございます。
  •  提出議案といたしまして、教育総務部、学校教育部及び社会教育部の所管する予算として、議案第53号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第7号)の上程があり、委員会への付託を省略し、審議、採決が行われ、賛成全員で可決されました。
  •  なお、本件につきましては、本日の報告事項の中で御報告させていただきます。
  •  報告は、以上でございます。
  • 曽田教育長 それでは、審議事項に入ります。
  •  日程1 議案第36号 令和3年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択についてを議題といたします。
  •  議案審議に先立ちまして、提案理由及びこれまでの経過について事務局から説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 議案第36号 令和3年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択について御説明申し上げます。
  •  まず、提案理由及びこれまでの経過について御説明申し上げます。
  •  提案理由でございますが、令和3年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書につきまして、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条、第14条及び同法施行令第15条に基づく令和3年度の厚木市立小学校及び中学校で使用する教科用図書について、並びに学校教育法附則第9条第1項の規定による特別支援学級の児童、生徒が使用する教科用図書について、採択を求めるものでございます。
  •  これまでの経過でございますが、令和3年度に厚木市立中学校で使用する教科用図書の採択に当たりまして、4月の教育委員会定例会で決定をしていただきました「令和3年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針」に基づき、事務事業の執行に努めてまいりました。本年度は、令和3年度から使用する中学校全種目の教科用図書の採択替えを行う年となりますので、本方針の下、厚木市教科用図書採択検討委員会において教科用図書の調査研究を進めてまいりました。
  •  また、この調査研究に当たり、同委員会規則に基づいて任命いたしました専門委員が調査報告資料を作成いたしました。厚木市教科用図書採択検討委員会は5月、6月、7月の計3回開催をいたしまして、調査研究を進めるとともに、去る7月9日に開催いたしました第3回の厚木市教科用図書採択検討委員会におきまして、専門委員からの報告を受け、検討委員による協議を行い、答申をまとめました。
  •  恐れ入りますが、資料14ページの参考資料を御覧ください。
  •  本答申は、本年5月に教育委員会が厚木市教科用図書採択検討委員会に、令和3年度に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に向けた教科用図書の調査研究について諮問したことを受け、厚木市教科用図書採択検討委員会から本年7月16日に提出されたものでございまして、既に教育委員の皆様のお手元にお届けしております。
  •  答申は桃色の表紙の「資料1 調査研究報告書」と黄緑色の表紙の「資料2 会議のまとめ」の2部で構成されております。資料1につきましては、調査研究の観点に基づき、各種目の検定教科書の特徴について調査をした内容を示してございます。また、資料2につきましては、検討委員会での協議の記録やそれぞれの検討委員が推薦した発行者など、その推薦理由が示されております。
  •  なお、参考資料1といたしまして、教科書展示会において、教科書を閲覧された方々からいただいたアンケートの集計も添えてございますので、これらを併せて御審議くださいますようお願いいたします。
  •  それでは、議案書にお戻りいただき、1ページを御覧ください。
  •  中学校用教科書目録(令和3年度使用)に登録されました中学校の教科用図書の一覧を載せてございます。
  •  次に、2ページを御覧ください。
  •  令和元年度に採択され、令和2年度に厚木市立小学校で使用している教科用図書につきましては、使用2年目であり、採択期間内でございますので、政令により、令和3年度は同一の教科書を継続して採択することとなっております。引き続き採択することについて御審議をお願いいたします。
  •  最後に、特別支援学級の児童、生徒が使用する教科用図書についてでございます。学校教育法附則第9条第1項の規定による教科用図書の採択につきましては、教育委員会におきまして、毎年度異なる図書を採択することが可能でございます。各学校から希望があった図書の中から、児童、生徒の状況や発達段階等を考慮し、適切であると判断した図書について採択をすることとなっております。該当する図書につきましては、議案書の3ページからA4横向きで13ページまで載せてございますので、よろしく御審議をお願いいたします。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 それでは、議案審議に入ります。
  •  議案の審議につきましては、まず令和3年度に使用する中学校の教科用図書、その次に令和3年度に使用する小学校の教科用図書、最後に学校教育法附則第9条第1項の規定による教科用図書の順番で進めてまいります。
  •  まず、中学校の教科用図書について審議いたします。
  •  採決の方法につきましては、今、教育指導課長から話がありましたけれども、議案書の1ページ、教科用図書の目録の順番に従って挙手によるものとし、3人以上の挙手で過半数の賛成といたしますがよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議がございませんので、国語から始めさせていただきます。
  •  国語の教科用図書について、御意見、御質問等をお願いいたします。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 国語について発言をしたいと思います。
  •  今回の教科書採択につきまして、この時期は学習指導要領の改定と重なっております。採択に携わる私たちも改定の趣旨ですとか、柱を踏まえていかなくてはいけないと考えています。今回の学習指導要領改定の大きな柱としましては、主体的・対話的で深い学びというものが挙げられるのではないかと思っていますので、その視点から各発行者の教科書を見ました。すると、どの発行者についても、主体的・対話的で深い学びを意識した内容になっているのではないかと感じました。
  •  その中で4者見たわけですけれども、まず東京書籍については、子供の視点からの気付きを大切にした問い掛けで主体性を導く工夫がされていると感じました。
  •  次に、光村図書につきましては、学習を通して身に付ける力を「学習の窓」でシンプルに示す工夫を感じました。また、光村図書の1年生の22ページから、「シンシュン」という話が載っておりますけれども、この「シンシュン」は好きな友達でも自分と違う考え方や感じ方を持っているということから、一人の人間として自立していく大切さが描かれており、子供に響くのではないかと感じました。
  •  教育出版につきましては、教材文に特徴があると感じました。
  •  三省堂につきましては、主体的・対話的で深い学び、これを意識した構成が前面に出ていると感じました。1年生には谷川俊太郎さんですとか、お笑い芸人の又吉直樹さん、3年生には、俳人の夏井いつきさんなど有名な方が取り上げられていて、子供たちにとって興味や関心を引くのではないかと、そういう可能性があるのではないかと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがでしょう、山本委員。
  • 山本委員 私は、子供たちが学びやすい教科書、それはどれかという視点で4者の教科書を拝見しました。どの発行者もものすごく積み重ね学習というのを意識したつくりになっていまして、学びが深い、そのように感じたのですが、その中で、2者の教科書についてお話したいと思います。まず東京書籍ですが、学習の進め方がすごく丁寧だなと、そして系統性の進め方に工夫があって、生徒が何を学ぶのか、意識できるようなつくりになっていると思います。
  •  もう1者、光村図書ですけれども、情報の扱いについて教科書にインデックスがあるのです。この工夫というのは非常に分かりやすいと感じました。
  • 曽田教育長 それでは、私も少し発言をさせていただきたいと思います。光村図書、東京書籍ですけれども、まず、光村図書については、全部の学年で教材ごとに見通しを持つ、そして捉える、読み深める、考えを持つ、振り返る、こういった学習過程が具体的に示されているところがよい。そのように感じました。
  •  次に、東京書籍ですけれども、東京書籍は、問い掛け、言葉の力、振り返り、こういった学習の流れが具体的な学習活動で示されておりました。学習の進め方が子供にとって非常に分かりやすく丁寧に示されているところがよいと、そのように感じをしました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 私は学校の授業と一緒に家庭学習の充実も大切にしたいという観点から見ました。どの発行者も、小学校で学んだ漢字ということでくくって掲載してあります。これを見れば結構家庭学習にいかせるかなと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 私は漢字や文法の取扱いについて、視点を持って見させていただきました。4者ともそれらの取扱いには工夫があると感じましたが、特に2者に関心を持ちました。
  •  まず、三省堂については、「漢字を身につけよう」、「文法の窓」というコーナーがありまして、多くのページを使って工夫した内容だという感じを持っております。
  •  また、光村図書は各章ごとに漢字や語句、文法のまとめがあるので、学んだ後に、まとめとして振り返り学習をするのにすごく見やすいと感じました。また、別の視点で、様々な多くの人が本を読むことは本当にいいことだと、その人格形成であったり、物事を考えたりするその源に、ジャンルを問わずたくさんの本を読んでいるということをよく聞きます。そのような中で、どの発行者も本の紹介はしているのですが、光村図書は「広がる読書」というコーナーを設けて紹介をしております。更に学びたいと思っている子にはいいのではないかと思います。
  •  例えば、1年生でいきますと、49ページに2冊、ずっと10箇所ぐらいあるのですが、最終89ページに1冊紹介をしていて、会社によってはジャンルによって紹介をしている本などはあるのですが、光村図書はジャンルに特にこだわらずにこんな本という形で、少数の冊数で紹介していて、そのほかに、例えば1年生で言うと、90ページ、194ページで、まとめて10冊ぐらいの本を紹介していて、各学年で50冊近くの本を紹介しております。これは更に読んでみたい、学びたい、知りたいという子供たちにはすごく興味深いページだと感じております。
  •  また、国語では古典の学習があると思いますけれども、どの発行者も1年生で竹取物語を扱っていると思います。光村図書の竹取物語現代語訳はとても読みやすいと思いましたし、現代文と原文とのバランスがとても扱いやすく、子供たちには見やすい、またフォントサイズについてもとても見やすいという印象を受けました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 光村図書の書体というのでしょうか、大変見やすい書体で、それからどの教材も内容がよいと感じました。
  •  東京書籍の教科書ですが、内容の充実とともに、導入部分、中の本文、また、最後のところでも漫画やキャラクターを使って呼び掛けるような形で、中学校の生徒にとっては興味を引かれる、そういう工夫があると感じました。
  •  また、キャラクターの吹き出しのほかにもう一つ、書くことの指導に取り組んでいます。1年生、2年生、3年生、各学年とも2つか3つの書くことを重点にした題材があります。例えば東京書籍の1年生の107ページを開いていただけたらと思いますけれども、ここでは1年生の生徒に向かって投げ掛けているのですが、根拠を持って写真に対する意見文を書いてみようというところ、書くことというのはなかなか苦手なお子さんが多いかなと思うのですが、こういう題材があります。同じく1年生ですけれども、148ページのところです。ここでも読み手に伝わるように案内文を書こうということで、どのようにしたら伝える内容がうまく文章に書けるかということが書かれています。2年生でも批判文を書こう、3年生でも読み取って感じたことを書こう。短歌を題材にしているのですが、読み取って自分が感じたことを表してみようという題材を扱っております。書くことの指導というのが厚木の子供の学習の課題になっておりまして、それに沿った内容だと思いました。
  • 曽田教育長 そのほか御意見はありませんでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは、ほかに御意見はないようですので、採決に移らせていただきます。
  •  国語の教科書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  三省堂に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  光村図書出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  それでは確認します。
  •  東京書籍に賛成の方が3人、光村図書出版に賛成の方が2人ですので、国語は東京書籍を採択いたします。
  •  続きまして、書写の教科用図書について御意見、御質問をお願いします。
  •  森委員。
  • 森委員 書写は書くことだけを学ぶのではないということを、教科書を拝見していて感じました。実際に子供たちが社会に出て働くときにも参考になるような学習も大切だという実感を受けております。
  •  その中で、教育出版については写真等々が豊富です。実際の生活の中で、また様々な場面で使われている文字というか素材というか、そういったところに気付くような写真等があって、こんな職業もあるのだというところに関心を持たせる工夫があると、そこがすごくいいと思いました。
  •  また、書写というのは、文字を美しく正しく書くという意味において、私は筆順がとても大切ではないかと感じております。そういう中で、教育出版は筆順について丁寧に示しており、生徒が意識して学べるつくりになっているのではないかという印象を受けました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 どの発行者にも工夫があると感じました。
  • 光村図書については、「漢字を分解してみよう」というところがありまして、漢字を分解して、点や画の種類を発見するところからスタートして、毛筆による漢字の筆遣いを示している。それから終筆、リズム、払いなどの筆圧調節とか、平結び、三角結び、曲がり、折り返し等で筆の運ばせ方を分かりやすく示していると感じました。
  •  東京書籍については、毛筆の筆遣いについての説明が分かりやすいと思います。また、手書きのポップ、のし袋、手書きの文字の面白さや美しさも取り入れているところがこの会社のいいところかなと感じました。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 ただ今の杉山委員と関連するのですが、教育出版にも手書きで書く楽しさというのでしょうか、これを表している題材があります。手書きの楽しさというのは、手紙とか、贈り物とか、いろいろなときに使う、また、いろいろなところに残っている、神社とか、お寺とかにもあるのですが、そういう楽しさ、すばらしさを特集しているコーナーが教育出版にあります。これはキャリア教育にも結び付いていく内容だと思います。手書きというのはすてきだという、そういうコーナーがありました。
  •  続きまして、光村図書ですが、光村図書の前の方につづってあります「書写ブック」というのをお開きいただけたらと思うのですが、どの学年も前のところに薄い冊子で「書写ブック」というのがございます。その3ページから最後は9ページまで、練習のコーナーです。これは御覧いただければ分かるのですが、お手本が左側にありまして、そのすぐ右側に、練習して書くところがあります。例えば右手を使う、右利きのお子さんは左を見て書けるのですが、中には左利きのお子さんもいるわけで、左利きのお子さんはそのお手本の上に自分の手が乗っかってしまいますので、ちょっと書きづらいかと感じました。
  •  続いて、東京書籍のお手本を見ますと、ページでいきますと、8ページからですが、開いていただけますでしょうか。東京書籍のお手本は左にあるのではなくて、上にありまして、その上を見て下に書くようになっております。それで右利きのお子さんも左利きのお子さんもどのお子さんもこのお手本を見て書くときは書きやすいと思いました。
  • 曽田教育長 そのほか、御意見はございますでしょうか。
  •  よろしいですか。
  • 特に御意見はないようですので、採決に移らせていただきます。
  •  書写の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  三省堂に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  光村図書出版に賛成の方。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  確認します。東京書籍に賛成の方が3人、教育出版に賛成の方が1人、光村図書出版に賛成の方が1人ですので、書写は東京書籍を採択いたします。
  •  続きまして、社会の地理的分野の教科用図書について御意見、御質問をお願いいたします。
  •  山本委員。
  • 山本委員 地理ですけれども、世界というのはとても広くて様々なところがあって、それは非常に好奇心を刺激するものではないかと思います。そういった視点で4者の教科書があるわけですけれども、どの教科書も地球から世界、そして日本を見せるというように、大きいところから身近なところへ、視点の移し方というのがありますけれども、それが非常にいいと思いました。
  •  その中で帝国書院ですけれども、野外調査という形で身近な地理を感じさせるという点が非常に工夫されていると感じます。
  •  それから東京書籍ですけれども、「資料から発見」というコーナーがあるのですが、資料から読み解く力を付けさせる工夫がこれもまた秀逸だと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  ほかにいかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 まず東京書籍ですが、内容が探求型という形で流れておりまして、これは子供の興味を引きますし、とても見やすくていいと思いました。
  •  私は、帝国書院の地理についてお話したいと思います。帝国書院は節ごとに狙いと本文、まとめ、これが一連に流れていまして、その流れが子供にも分かるように、教科書の中で見えるように示してあります。いろいろな内容でどの教科書も工夫しているということを見るわけですが、帝国書院はその中に社会の人々の話というコーナーがあちこちにあります。これを読んでみますと、生徒にとって実社会が身近に感じられる。そういう内容でした。
  •  例えば帝国書院の62ページですが、ここに「ドバイに暮らす人の話」というのがあります。ドバイというのはこういう国です。私たちはこんな暮らしをしていますというお話が載っています。この社会の人々の話はあちこちにあるのですが、例えば180ページには、市役所の仕事、市役所で働いている人の紹介があります。帝国書院は中身がとても充実していることと、この1冊で教科書としても、また資料集としても両方使える、そういう本だということを感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 私が印象に残ったのは教育出版と東京書籍ですけれども、振り返ろうというまとめのページがそれぞれあります。比較したのが、東京書籍においては地理の観点からのまとめというよりも、経済、産業、地域性の視点からのまとめ方だという印象を受けました。それに比べて教育出版においては、ワードチェックという項目を用いて、地図を中心に振り返る形になっているところが、振り返り学習をしたときに、地理という教科に合っているのではないかという印象を受けています。
  •  東京書籍の「みんなでチャレンジ」というコーナーがあるのですが、ボリュームがとても多くて、対話的な力を養うものとしてはいいかと思いますが、授業で十分に扱う時間があるのかという印象を受けました。
  •  また、もう1点、これは単純な印象ですけれども、帝国書院については、フォントというか文字の色が全体的に濃いと。ほかに写真などがいろいろあるので、少し紙面的に見づらいという印象を受けております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  それでは私も、4者あるわけですけれども、4者とも共通しているところがあるというか、記述ですとか表現はもちろん違うわけですけれども、例えば最初に学習課題と書いてあって、これは東京書籍ですね、学習課題、チェック、トライ、あと別の出版社では学習課題、確認、表現、学習課題、確認、説明、学習課題、確認、深めようと、こういったような共通点があるということで、これについてはどの発行者のものもいいのではないかと思いました。
  •  その中で、東京書籍ですけれども、先ほど森委員がおっしゃいましたけれども、「チェック&トライ」ですとか、「みんなでチャレンジ」といったコーナー、コラム、これらがありますけれども、その内容といいますか、盛り込まれている情報が少し多過ぎるかと、ボリュームがあり過ぎるのかなと、そのような感じを持ちました。ただ、見開きで各段階の手順と実際の取組が対比するような形で書いてあります。そのあたりのところがとても分かりやすい、そのように思いました。
  •  もう一つが、東京書籍の270ページに「地域の在り方」という文がありますけれども、その扱いがすごく丁寧に記述してあって、手順が子供にとって、生徒にとって非常に分かりやすいだろうと、このように思いました。
  •  それから、帝国書院ですけれども、学習を振り返ろうというところがありまして、節のまとめが非常に丁寧にされております。また、身近な地域の調査、これについては情報量が多いかという感じを持ちました。
  •  日本文教出版ですけれども、これは地域調査の手法を記しているところがありまして、118ページから137ページということで、20ページ近く書いてありますけれども、手法、手順、具体的なまとめ方、こういったことが生徒にとっては大変に分かりやすいだろうと、このような感じを受けました。
  •  私からは以上です。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 4者について感じたことを述べたいと思います。
  •  まず、教育出版ですけれども、各テーマが手堅くコンパクトにまとめられているという印象でしたが、強い特徴があまり私には感じられませんでした。
  •  帝国書院につきましては、宗教や地域など、様々な切り口からよくまとめられていると感じました。
  •  東京書籍につきましては、導入のところで世界の国、日本の都道府県クイズを作る、写真と国旗、県旗から答えるという、こういうクイズ形式での学習活動も設定されていて、子供たちが興味関心を持てるつくりになっていると感じました。
  •  日本文教出版については、学習の進め方についてキャラクターの吹き出しなどを使ってはっきり示されていて、分かりやすいという感じを受けました。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  一通り御意見が出たようですので、ほかになければ採決に移ります。
  •  社会の地理的分野の教科用図書について、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  帝国書院に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  日本文教出版に賛成の方はなしということで、確認をします。東京書籍に賛成の方が3人、教育出版に賛成の方が1人、帝国書院に賛成の方が1人、したがいまして、社会の地理的分野は東京書籍を採択いたします。
  •  次に、社会の歴史的分野の教科用図書について、御意見、御質問があればお願いします。
  •  門田委員。
  • 門田委員 歴史につきましては、学校での授業時間とともに、それだけではなくて学習内容のバランスを考えながら、また教員の意見のほかにも、保護者の方々や地域の方々の考えを知るために、教科書展示会にいらしてくださった方、見てくださった先生方の意見等をよく見ながら、教科書の確認をいたしました。
  •  その上で、東京書籍は子供たちが興味を持って学べるようなそういう教科書だと思いました。そのほかに、東京書籍の60ページと61ページのところをお開きいただければと思います。東京書籍の60ページと61ページのところに、これは何だろうと始めは思ったのですが、「くらげチャート」の思考ツールというものが取り上げられております。これは、聖徳太子はどのようなことをしたのだろう、これ、これというように比べるようになっているのです。これとこれ、これをしたのは誰だろうということで、その形がくらげのようになっている、そういうチャートでした。この思考ツールを歴史のところで取り上げているのは、歴史だけではなくて、ほかの学習や、今後の子供たちの将来にもつながるトレーニングとしても面白いことを考えて載せていると感じました。対話的な活動がなされた結果、このようになっていくことが多いということで、歴史の時間であっても、小集団で対話をしながら進められるということはいいことだと東京書籍の工夫について思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 歴史について、社会科ですけれども、中学生ぐらいになりますと、郷土であったり、歴史の認識などの問題について、また現代社会におけるいろいろな問題が課題として実在する事実を知っておくことが大切だろうと思います。このようなことがあるというこの事実を生徒たち、子供たちが知っておくこと、その子たちが本当に近い将来、もう数年後には投票権も得るわけですから、今どんなことが起こっているのかということを過去の歴史とともに知っておく、そのようなことが必要だという印象を受けました。
  •  また、内容についてですけれども、教育出版については、様々なコーナーが充実していて、広くいろいろなことを知ることができる内容だという印象です。また、各章のまとめ方が統一されておりました。それから年表で確認できるところも分かりやすいという印象を受けます。
  •  東京書籍についてのまとめ方、振り返りは文章での記述なので、若干難しいかなという印象もありますけれども、今、門田委員が言われたように、学びの方法としてイラストなどの工夫もされていて、生徒には入りやすいという印象も受けています。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  山本委員。
  • 山本委員 歴史ですけれども、歴史の史実に基づいて学習していくことが大事かと考えています。7者の教科書があるわけですけれども、子供にとって見やすい教科書、それは何かという視点で私は拝見いたしました。
  •  その中で、年表の示し方といいますか、年表のインデックス、ルーラーといっていいのでしょうか。そういったものがある、工夫している会社とそうでない会社があるわけですが、東京書籍は各ページの下に歴史の年表、それから帝国書院は右端にそういった年表、ルーラーがあります。こういう工夫というのは非常にいいのではないかと思います。その一方で、北方領土や、戦後の扱い、この辺もよく拝見したのですが、7者の中で思いの強い発行者があるのかという感じも受けました。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょう。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 歴史については非常にいろいろな見方があるということも確かな事実だと思います。
  •  その中で私は、子供たちには日本中心の見方に偏り過ぎないで、グローバルな見方、視野、こういうもので認識や解釈をしていくことが大事なのではないかと思っています。
  •  例えば日本文教出版と育鵬社につきましては、神話について扱っております。育鵬社につきましては神話の扱いが多いというところから、読む感じかなり日本中心的な学習内容かと感じました。また、各者人権について取り扱っておりますけれども、同和問題ですとか、アイヌの記載について、私は少し扱い方が弱いというような印象を受けました。
  •  それから、主体的・対話的で深い学びの視点について、帝国書院の内容が充実していていいと感じました。山川出版についてはその視点はあまり感じられず、昔ながらの知識を覚えるというような感じの教科書という印象を受けました。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  それでは私から、そもそも論ではないですけれども、歴史を学ぶ意義というか理由、いろいろあると思うのですが、過去に起こったいろいろな出来事、それをこれから生きていく社会で自分の人生にどのようにいかしていくのがいいのか、それを自分の問題として引き付けながら考えていく、そういったことが非常に大事なのだろうと思います。
  •  皆さん、御承知だと思いますけれども、最近によくSDGsという言葉が多くの人の口から出てまいります。2030年に向けて持続可能な社会、誰も取り残さない社会を実現していこうということで17の目標が掲げられて、国を超えての取組が行われているわけですけれども、今回の教科書を見てみると、このSDGsという視点がどの教科書にも大体上手に反映されているという感じを持ちました。平和ですとか人権ですとか多様性、これからの子供たちの未来で考えるべきテーマというのはたくさんあると思うのですが、そういったことを各者がどのように扱っているのかということが一つの注目すべき点になろうと、そのように思いました。
  •  東京書籍ですけれども、最初の巻頭のところを開けてくださればお分かりかと思いますけれども、「持続可能な社会の実現に向けて歴史に学ぶ」ということで、10項目示されております。そういった点ではっきりと視点が打ち出されているというのがいいところかと、そのようにも思いました。
  •  もう一つ、各者の教科書を調べていく際にポイントにしたのが、日本国憲法や戦後の民主化、このあたりのところをどのように記述しているのかというところがありました。
  •  東京書籍ですけれども、東京書籍については、戦後の民主化、日本国憲法の成立過程、それと特色、この特色の中でも3つの基本原則、非常に重要ですけれども、それが本文で適切に記述されているというのは当然のことながら、併せて一覧表での大日本帝国憲法と日本国憲法を比較するような形できちんと記されていると。そのほか、「みんなでチャレンジという」コーナーがあるのですが、そこでは互いに考えを出し合いながら、自分の考えを広げたり深めたりできるような工夫がされている。こういった点がいいと思いました。
  •  教育出版ですけれども、日本国憲法に関する記述で3つの基本原則が適切に記載されている。また、東京書籍のところでも申し上げましたけれども、憲法の比較が表になって載っており、歴史の窓のコラムでは、共生社会についての記載がきちんと記載をされていると。
  •  帝国書院は、歴史の調べ方や手法、手段、これが大変丁寧に示されているという感じを持ちました。また、冒頭申し上げましたSDGsに関しては、それに関連する項目を人権については愛を、平和については沖縄を、環境に関して関東大震災を取り上げて記述されております。未来に向けてというコラムでは、43個のテーマについて資料を載せている。こういった点もいい点かなと、このように私自身は受け止めました。
  •  そのほか、委員の皆様方いかがでしょうか。よろしいですか。
  • それでは、特に御意見はないようですので、採決に移ります。
  •  社会の歴史的分野の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  帝国書院に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  それでは、山川出版、日本文教出版、育鵬社、学び舎、なし。
  •  確認します。東京書籍に賛成の方が3人、帝国書院に賛成の方が2人ですので、社会の歴史的分野については東京書籍を採択いたします。
  •  続きまして、社会の公民的分野の教科用図書について、御意見、御質問がありましたら、お願いいたします。
  •  門田委員。
  • 門田委員 公民では、帝国書院の教科書に触れたいと思います。
  •  巻頭と書いてある8ページですが、ここをお開きいただけたらと思います。ここでは、どうして公民を学ぶのかという学ぶ意義というのでしょうか、意味を生徒に投げかけております。社会で生きていくために最小限必要なことを公民で学びます。そして、その内容は、あなたの人生にいかしていくことができるのですということで、公民の意義を生徒に考えさせるという、そのようなことを最初のところで触れております。これはいいと思いました。
  •  それから、内容のところですが、充実ももちろんなのですが、その中で私が目を止めたのは、社会の一員としてこれからいろいろな問題があるのですが、少子高齢化などの様々な社会の問題を、簡単に社会の問題、少子化高齢化というふうにさっと済ませるのではなくて、この問題について生徒に分かるように触れておりました。
  •  例えば、帝国書院の教科書の7ページ、8ページのところですが、左側の方に生徒に分かるように、同じ中学校の生徒数が写真で載っておりました。例えば、少子化というのはこういうことだということで、50年前のこの中学校の生徒数は3,700人でした。でも50年後の今は、この中学校の生徒数は625人ですというように、子供たち、生徒に分かるようにいろいろ工夫されているところ、6分の1に減ったのですとか、高齢化のこともいろいろな国の問題のことも、このような形で生徒に分かるように具体的に触れておりました。これについて申し上げたいと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがですか。
  •  森委員。
  • 森委員 今回、全ての教科書を拝見していて思ったのは、当たり前ですけれども、どの教科においてもSDGsのことをとてもよく触れていると感じました。触れてはいけないことではないですけれども、このSDGsについては、私は公民が中心的に触れていくべきものなのかという印象を持っております。今、門田委員がおっしゃいました、帝国書院の巻頭でというところもありましたけれども、私が関心を持ったのは、教育出版でも最初のページ開いてすぐ2ページ目、アラビア数字の1、2のところで、「公民の学習を始めるにあたって」という見開きのページがあります。ここで、17のゴールについて、またそれぞれのこと、そして最終的に公民につなげようというような、何で公民を学ぶのか、SDGsは何なのだろうというところをしっかり見開きで説明しているのがすごく子供たちには分かりやすい。SDGsのところを中心に、全面的に扱っている教科書なのだろうという印象を受けました。
  •  内容についてですけれども、教育出版においては、「公民の窓」、「公民の技」というところがありまして、子供たちがたくさん話し合って、また一人一人がしっかりと考えることができる内容になっていると思います。対話的な学び又は自主的な学びというところにおいても、話し合う場面もありますけれども、特にこの教科書においては身近な話題を取り上げて子供たちが扱いやすい、話しやすい例題等があって、テーマとしてはすごくいい、学びやすい教材なのではないかという印象を受けました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかにいかがですか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 各者について読んで感じたこと、考えたことをお話したいと思います。
  •  まず、教育出版ですけれども、日本と世界の歩みが年表で示してありまして、大変分かりやすいと思いました。また、先ほどから出ております歴史的事実につきましては、スマートフォンですとかごみの問題など、身近なところから取り上げているところがいいと感じました。
  •  東京書籍につきましては、「みんなでチャレンジ」や「スキル・アップ」で、主体的・対話的で深い学び、こちらを実践する学習を扱っていると思います。また、人権、LGBTなど、多様な内容を扱っておりまして、きめの細かなところを感じました。
  •  帝国書院ですけれども、こちらは主体的・対話的で深い学びを意識していると思います。特設ページで主体的・対話的で深い学びの一つの切り口でありますロールプレイングを取り入れて、あなたが無人島に漂流したらというテーマで考える題材があります。これはなかなかユニークで興味を引くものだと感じました。
  •  自由社につきましては、全体に文章による説明が多くて読む教科書ではないかなという印象がありまして、先ほど言いました主体的・対話的で深い学びの内容の課題があるわけですけれども、みんなで話し合うとかというような、そういうことについては少し内容が少ないかなと感じました。
  •  育鵬社につきましては、幾つかの事柄につきまして日本中心の見方がされていると感じるところがありました。
  •  それから、日本文教出版につきましては、対立と合意ということの学習について、合唱コンクールの練習スケジュールを取り上げており、なかなか日常的で身近なテーマで考えさせるということで、これも子供たちにとっては興味を引く内容ではないかと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 公民ですけれども、社会の中の自分ですとか、自分の存在について考えさせていく印象があるのが東京書籍かと感じました。特に、「18歳へのステップ」というコーナーがあるのですが、このアイデアはすごくいいと思っております。それから、同じような発想でいきますと、帝国書院の「先輩たちの選択」というコーナーもあるのですが、ここも非常にいいと思いました。
  •  一方で、憲法改正のところに注目してみますと、憲法改正については東京書籍でも扱っておりますけれども、育鵬社では52ページと53ページでしょうか。見開き2ページにわたって結構詳細に書かれています。この記載の仕方については少々詳し過ぎるのかという感じもしております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかに、いかがでしょうか。
  •  それでは私から、先ほど森委員もおっしゃいましたけれども、SDGs、これを非常に重視してどこの発行者も取り上げているという印象が全体的にありました。東京書籍ですけれども、「みんなでチャレンジ」というコーナーがありますが、そこで取り上げられているテーマが興味関心を引くもので、各章には探求のまとめの内容などもきちんと設けられています。
  •  日本文教出版は学習の流れが示されていて大変分かりやすい。領土をめぐる問題の解決に向けて取り上げている内容は理解が深められる内容だと思います。
  •  それから、帝国書院ですけれども、対話的な学びのためにというコラム、「未来に向けて」というものですけれども、そこでは現代社会の問題を考えられるようなテーマが取り上げられています。特にグローバル化や、人権問題などが積極的に取り上げられている。それから、深い学びにつながるコラムということで「アクティブ公民」というのがありますが、自分たちのまちづくりについて考える、身近な話題を取り上げ、生徒たちが自分たちで考えることができるような内容になっているのではないかなと、そのように思いました。
  •  先ほど歴史のところでも申し上げましたけれども、戦後の扱いがどうなっているのか、日本国憲法がどう取り扱われているのか、どう記述されているのか、これを各者見ましたけれども、いくつかの発行者を除きまして、ほとんどの発行者が本文で適切に戦後の民主化、それと日本国憲法の成立の経緯、3原則を中心にして基本的な押さえるべき点がきちんと書かれておりました。併せて、歴史では全部ではありませんでしたけれども、日本国憲法と大日本帝国憲法を比較したものが本文の中できちんと適切に書かれているというのは当然として、表でもしっかりと子供たちに分かりやすいように、記述をされている点がいいと、このように思いました。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  では、ほかに御意見等ないようですので、採決に移ります。
  •  社会の公民的分野の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  帝国書院に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手4人。
  •  したがいまして、日本文教出版、自由社、育鵬社、なしということです。
  •  確認します。教育出版に賛成の方が1人、帝国書院に賛成の方が4人ですので、社会の公民的分野は帝国書院を採択いたします。
  •  次に、地図の教科用図書について、御意見、御質問をお願いいたします。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 地図ですけれども、東京書籍は歴史、公民分野の学習と関連させてある資料が多く組み込まれておりまして、これは特徴があるなと思いました。それから、世界地図に関しては、最初にアジア地方が掲載されていたということです。
  •  帝国書院につきましては、アジア、オセアニアなどの現在着目されている教材が「地図活用」のコラムなどで効果的に扱われていると思います。この部分を見ると、今世界でどういうことが起こっているのか、このところではどういう状況になっているか、現状が大変分かりやすくなって示されているのではないかと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  山本委員。
  • 山本委員 地図は見やすさというのが最も重要な条件かと思います。そういう視点で見ますと、東京書籍は、例えば北海道ですけれども、138、139、140ページと3ページにわたって出ております。それから帝国書院は、136、137、138ページと、やはりこちらも3ページにわたって北海道を表現しておりますけれども、両方開いて見比べたときに、個人的には帝国書院の方が見やすいと感じました。それから帝国書院の方は資料を巻末に集めて記載されているその手法も割と見やすいのかなと思います。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
  •  では私から、先ほど山本委員も見やすさということをおっしゃいましたけれども、私も2者のものをぱっと見て、帝国書院の方が山地、それと平野部の色遣いといいますか、特に平野、黄緑色で着色されていて、見た瞬間目に優しい色合いだなという感じを思いました。大変見やすいという感じです。
  •  それから、帝国書院は教科書のつくりが縦長で東京書籍と比べてみるとよく分かるのですが、縦長であるだけに広い範囲、例えば中国地方ですと、帝国書院の90ページ、それと東京書籍は97、98ページ、それぞれの地方はその地方が中心で載せればいいと、そういう考えもあるでしょうけれども、載っている範囲が広いというか、それが縦長の帝国書院の一つの特色にもなっているような気がいたします。統計資料については、もうこれ過去になっていってしまうのですが、そういう中にあっても、最新のものを掲載するということが必要だろうと思います。
  •  私からは以上です。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 今、教育長がおっしゃった統計資料ですが、東京書籍の175ページですけれども、一番上に小さい字で、この資料は、2017年度の資料と明記されております。一方、帝国書院は、同じく資料の方ですが、171ページです。カラー版の一番上の1行目、人口とか、いろいろな資料のところにこの資料は2018年度の資料と記載がされております。たった1年の違いですけれども、中学卒業後もこの地図を長く使ってもらいたいと思うと、発行した現時点の資料は最新のデータがいいかと思います。
  •  それから、今ありましたけれども、帝国書院は4センチほど縦に長いのです。横は同じで縦が4センチ長いですけれども、重さで比べると、長い、大きい方が少し軽いということが分かりました。統計の資料と重さ、大きさについてお話しました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほか、御意見いかがでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  それでは、ほかに御意見等はないようですので、採決に移ります。
  •  地図の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  それでは、確認の意味で、帝国書院に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手5人。
  •  確認します。帝国書院に賛成の方が5人ですので、地図は帝国書院を採択いたします。
  •  ここで図書の入替え準備のため、暫時休憩いたします。

暫時休憩14時15分
再開時刻14時18分

  • 曽田教育長 再開いたします。
  •  次に、数学の教科用図書について、御意見、御質問をお願いいたします。
  •  森委員。
  • 森委員 数学については、特に最初につまずくと嫌いになってしまう教科ではないかという印象を受けています。最初の入り方というのがすごく大切だと思っているのですが、その中で、啓林館の入り方は例題がすごく分かりやすいと思っています。例えば1年生の66ページの例3であるとか、78ページの問4など、本当に簡単なものですけれども、まずステップアップの1の段階からゆっくり丁寧に説明できているということ、それから1つ分かるともう1つ解いてみようかというイメージで、例示問題も豊富なので、分かった子が次のステップにと段階的に学習するためにはすごくいいのではないかと思います。
  •  大切な語句、絶対値とか平方根という言葉の説明についても、啓林館は余計な言葉が入っていなくてすごくシンプルな説明なので、非常に分かりやすいと思います。
  •  また、関数についても変化と対応について、例えば1年生の112、113ページに説明がありますけれども、その説明の例が小物入れを作ろうというものなのです。同じ容積、大きさのものだけれども、縦と横、いわゆるxとyの関係で、箱の大きさはいろいろだけれども、これがxとyの関係なのだというふうに、すごく入り方として分かりやすいという印象がありました。
  •  それから、学校図書については若干紙面が見づらいかという印象を持ちました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかの委員いかがですか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 小学校のときは算数でした。中学校に入ると数学になるということで、新入生、中学校1年生については難しい勉強になったのだという印象を受けてしまいかねません。そういうことから、小学校と中学校の接続というのはすごく大事になると思います。
  •  特に、小学校で学んだことが、どういうふうに中学校につながっていくのだろう。これまでの小学校の積上げの学習がつながっていくのだという感じになるといいのではないかと思います。
  •  そういった意味で言うと、東京書籍については1年生のスタート、第1章の前に第0章という形で小学校からの接続を意識して掛け算九九の復習等がスタートになっているので、これはいいと思いました。このほかにも、数学の自由研究ですとか、素数の年に出てくるセミの話、円周率パイの歴史、それからエッシャーのだまし絵などが載っていて、これは子供の興味を引くのではないかと感じました。
  •  それから、啓林館についてですけれども、これもまた面白い工夫がありました。新しい章に入るときの導入部分に身近な題材を取り上げています。例えば平方根の利用ということに関しては、半径10センチのピザの2倍の面積のピザの半径は幾つだろうというようなことですとか、あるいは三平方の定理のところでは、富士山の頂上から見える範囲を考えさせたりするという工夫があって、こちらも子供が興味を持って考えるのではないかということで、この2つの発行者がなかなかいいと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがですか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 学校図書の教科書は入り方から丁寧だという印象を持ちました。例題が3題から4題示されておりまして、その解き方が1つ1つの式を省略せずに丁寧に書いてあって、これでいいのかという確認ができる答えまで出ていて、各題材全てに載っておりました。これは生徒が自分の解き方を確かめながら前へ進めていけると感じました。スモールステップの形で進められるような構成になっておりますので、数学が苦手だという生徒にとっても、これはよい手立てかと思いました。実際にいろいろな教科書を並べて解いてみまして、私は、学校図書がいいと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  それでは私から、啓林館ですが、中心的な内容ではないですけれども、一生懸命勉強したその間といいますか、「数学ライブラリー」というのがありまして、その章で学んだ事柄にまつわる話が載っていて、頭休めと言ったら失礼ですけれども、読んでみるとそこもまた興味の一つの出発点になって、その子なりに発展的な調べ学習につながっていくような、そのような内容で面白いと思いました。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 小学校では数を扱う面白さ、そして中学校になると、それを発展させる学びをする時期かと思います。さらに、高校では数学を深めていくというつながりを持った学習がとても大事になるという気がしております。
  •  そういう思いから、7者のうちで印象に残ったのは4者でした。
  •  啓林館の「自分から学ぼう編」では、今まで横向きだったものが、今度は縦になっています。これは気分を変えて数学に向かえる工夫で、とてもよいと思いました。例題がステップアップしていくようなつくりで生徒がとても学びやすいのではないかと思います。最後のページは、もっと学びたい生徒が発展的に学べるようになっていて、これもいいと感じました。
  •  数研出版は別冊構成ですけれども、この別冊構成については、生徒の視点からすると逆に扱いにくいのではないかという気がします。小学校のつながり、そして高校へのつなぎというのはどの者も意識しておりますけれども、特に高校への接続の扱いでは大日本図書が一番多く感じるところです。
  •  もう1者、学校図書は学習の進め方が丁寧な印象を受けました。本市の学力学習状況調査の結果から考えますと、基礎から活用までをスモールステップで丁寧に進めながら理解していける教材というのが本市にとって最も適しているのではないかと思います。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、付け加え等ありますでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは特にないようですので、採決に移ります。
  •  数学の教科用図書につきましては、東京書籍に賛成の方は挙手を願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  大日本図書に賛成の方は挙手を願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  学校図書に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  新興出版社啓林館に賛成の方は挙手を願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  数研出版に賛成の方、日本文教出版に賛成の方、それぞれなしということです。
  •  確認します。学校図書に賛成の方が2人、新興出版社啓林館に賛成の方が3人ですので、数学は新興出版社啓林館を採択いたします。
  •  続きまして、理科の教科用図書について、御意見、御質問をお願いいたします。
  •  森委員。
  • 森委員 大日本図書の章の始めを見てみますと、これまでに子供たちが学習したことの振り返り、それから、これからの単元で使う実験器具等を写真とともに示しております。理科も数学と同様に、少し入り方を間違えると苦手な学習になってしまうのかと思いますと、そういった器具の名称等も分かって取り組むということがすごく大切なので、いいことかと思います。また、章ごとにまとめがありまして、テスト形式ではなく、キーワードがあって、それを確認しながら振り返りができること、さらにテストとして、単元末問題、読解力問題がありまして、さらにつながるというところでは、他の教科との関わりも知ることができて、苦手な子供たちにはとても入りやすい、また関心が持てるようなつくりになっていると思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかにいかがでしょうか。
  •  山本委員。
  • 山本委員 今、森委員がおっしゃった取っ掛かりが大事だというのは非常に私も感じるところですけれども、そういった視点からすると、どの発行者も教科書の表紙というのが、とても見て子供がわくわくするような写真を使っているのです。こういった工夫というのは非常に生徒が取り組みたくなるようなアイデアではないかと思います。また、理科という言葉を使わないで、東京書籍と学校図書は科学という言葉を使っています。それから、啓林館はサイエンスと言っているのも面白いと思いました。
  •  東京書籍ですけれども、巻末にペーパークラフトがありまして、これは生徒の興味を引く工夫であって、とても遊び心を感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 すみません、少し足しますと、大日本図書では、いろいろな教科もそうですけれども、章の終わりにそれぞれまとめがありますが、先ほども言いましたけれども、単純にテスト形式だけではなくて、キーワードを確認するというようなところがあっていいと思いました。
  •  東京書籍にも章末にまとめがあります。でもこれは問題形式なので、苦手意識のあるお子さんにとっては、ちょっとやめてしまおうかという、もう一回調べようという意識にはつながらないかという印象を受けています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 私は東京書籍についてお話しします。
  •  東京書籍は学習の流れがとてもよく工夫されていて分かりやすいと思いました。
  •  それから、少し教科書の形がスリム化、A4スリム版というのでしょうか。長くなっていまして、これは理科室で実験などをするときには使いやすいのではないかと思いました。
  •  また、新しい元素ということで、2016年から周期表という元素の表に載ることになったニホニウムについてですが、このニホニウムについては、ほかの啓林館の教科書や教育出版にも特集を組んで掲載されております。東京書籍は2年生の80ページと81ページですが、お開きいただけたらと思います。ここに、日本初の元素、またアジア初の元素ということで、ニホニウムがとても大きく、分かりやすく取り上げてられていると思います。これをきっかけに多くの生徒が化学について、興味を持つきっかけになるのではないかと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  特に意見はないようですので、採決に移ります。
  •  理科の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  大日本図書に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  したがいまして、学校図書、教育出版、新興出版社啓林館、なし。
  •  確認します。東京書籍に賛成の方が3人、大日本図書に賛成の方が2人ですので、理科は東京書籍を採択いたします。
  •  続きまして、音楽一般について御意見、御質問をお願いします。
  •  では、最初に私から、これは印象になってしまうのですが、ぱっと開いてみた感じで、教育芸術社の楽譜がすごく見やすいということを感じました。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 両者ともなかなかいいと思ったのですが、教育芸術社につきましては、見やすく分かりやすいという印象です。それから全面的に内容はレベルが高いと感じました。ただ、「マイメロディー」というところで、旋律づくりが取り上げられておりますけれども、これはなかなか子供たちがすっと取り組むには難しいかなという印象を持ちました。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 音楽は、従来は楽器が扱えるであるとか、芸術という科目であるという印象が強かったのですが、昨今は中学校で合唱コンクールがあり、子供たちがみんなで合唱を作り上げていくというのが生活の一部になっているような印象があります。そういう中で、合唱コンクールでいきますと、伴奏や指揮者を生徒がしている光景が当たり前になっています。芸術としての教科としての音楽はちょっとという子でも、例えば積極的に指揮をやってみたいという子供たちから見たら、指揮の扱いについて、教育芸術社はポイントを絞って分かりやすくまとめられております。ある意味、ポップな音楽は子供たちは大好きですけれども、音楽全般を好きになるための一つの入り口になるようなつくりなのではないかという印象を受けました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかにいかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 教育出版の教科書ですが、2・3年の下の方です。歌舞伎の表紙のものです。この64ページと65ページのところにコンピュータで音楽を作るという、そういう題材があります。日常的に多くの人がコンピュータと触れ合って使っているわけですけれども、このコンピュータと音楽の間にどんな関係があるのかという、音楽を通してコンピュータとの関わり方を学ぶというか、そういう内容になっております。曲をつくったり、演奏したり、歌ったり、鑑賞したり、コンピュータと音楽の関係が教育出版には掲載されております。
  •  それからもう1冊の教育芸術社ですが、これは2・3年の上の方です。教室でみんなで歌を練習している絵でしょうか。この表紙の教科書の62ページから67ページまで、ここに、人形浄瑠璃とか三味線とか、日本の伝統文化に関する取扱いがとても丁寧に分かりやすく書かれております。これを見ておりまして、厚木市にも民俗芸能があります。長谷座とか林座とかがありますので、生徒たちが身近に感じるのではないかと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 先ほど杉山委員が、2者の教科書があって、どちらも非常にレベルが高いというお話をなさいました。私も甲乙付け難いという印象を持ちました。
  •  例えば、教育出版ですけれども、音のスケッチにある「CMソングをつくろう」というのは非常に生徒の興味を引くものかという印象を持っています。また、音と振動の関係や著作権について扱っている内容もあって、他教科や社会生活との結びつき、こういったところを意識したところが非常にいいかと感じました。
  •  教育芸術社ですけれども、「曲のよさをプレゼンしよう」では、とても音楽の楽しさを見つけていくような工夫があるように思うのです。そして、アニメの歌ですとか、ビートルズ、こういった楽曲を積極的に採用して、子供たちがとても親しみやすい曲を扱っているのがとてもいいと印象的に思っております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  では、ほかに御意見はないようですので、採決に移ります。
  •  音楽一般の教科書につきまして教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  では確認で、教育芸術社に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手5人。
  •  確認します。教育芸術社に賛成の方が5人ですので、音楽一般は教育芸術社を採択いたします。
  •  続きまして、音楽の器楽合奏の教育用図書について御意見、御質問をお願いします。
  •  山本委員。
  • 山本委員 ぱっと見ましての印象ですけれども、教育出版はリコーダーで演奏する曲がとても多く取り入れられていると思いました。リコーダーは小学校から生徒たちは慣れていますから、こういった取組はいいと思います。
  •  教育芸術社の方は、ほかの楽器の扱いも詳しく記載されていて、音楽に深く興味を持っていたり、関わろうと思っている生徒にはとてもいいという感じがしました。
  • 曽田教育長 そのほかにいかがでしょうか。
  •  森委員。
  • 森委員 私も今、山本委員がおっしゃったように、器楽の演奏の学習では、生徒自身が演奏する楽器としてはリコーダーが多いような印象を受けました。決して悪いことではないですけれども、さらに踏み込んで伝統的な和楽器を試すということもあると思いますが、中学校にある打楽器、何でもいいと思うのですが、身近にある楽器に触れるということも積極的にしていただけたら、小学校より一つ違った楽器を経験するということが大切なのではないかという印象を受けております。
  • 曽田教育長 山本委員。
  • 山本委員 すみません、付け加えさせてください。
  •  器楽合奏ということで、演奏とか音楽に関心を持たせて取り組ませていくことは非常に重要だと思っております。その中で教育芸術社ですけれども、笑点の曲を扱っているというのは、非常に私は斬新でとてもユニークだと思いました。大人もそうですし、恐らく生徒たちも笑点を知っている子は多いのではないかと思っておりまして、きっと関心を持つだろうと思います。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 同じく教育芸術社です。今、山本委員と森委員もお話されましたけれども、表紙が、女子生徒がピアノを弾いていて男子生徒がギターを弾いている絵の教科書です。102ページと103ページ、一番後ろから3枚目あたりですが、こちらにギター・キーボードコード表とあるのですが、もう1者と比べてとても大きくて指の押さえ方とかが分かりやすいのです。とても丁寧にここが大きく見やすく扱われております。表紙にもありますけれども、生徒がギターに触れる機会があったらと思います。何か1つ楽器を持って暮らせるというのはとても幸せなことかと思いながら、ギターやキーボードのところのコード表、ここに着目しました。
  •  もう1点ですけれども、お琴についても多くのページで扱われております。同じ教育芸術社の40ページから、後ろの方に「さくらさくら」があります。これは、前奏から演奏することができるようになっていていいと思いました。
  •  それから教科書自体が糸とじというのでしょうか。このように糸でとじてあるので、教育芸術社の方はぐっと開きますので、演奏するときに、見ながら使いやすいかなということも感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょうか。よろしいですか。
  •  ほかに御意見はないようですので、採決に移ります。
  •  音楽の器楽合奏の教科用図書につきまして教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育芸術社に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手5人。
  •  確認します。教育芸術社に賛成の方が5人ですので、音楽の器楽合奏は教育芸術社を採択いたします。
  •  続きまして、美術の教科用図書について御意見、御質問をお願いいたします。
  •  森委員。
  • 森委員 美術の教科書を拝見していて一番感じたのは、当たり前ですけれども、昔と今の学び方、又は求められていることの変化をすごく大きく感じました。美術については本当に、従来は描くこと、作ること、そして美術史を学ぶということが目的だったように思うのですが、近頃は日常生活の中に美術、芸術を感じるようになってきた。また、そういうことが大切なのだというところを子供たちに知らせているという印象を受けています。そんな中で光村図書に関しては、例えば書き込めるトレーシングペーパーの工夫などがあって、それを美術というものについて、芸術とか何か専門的な分野と思ってしまう苦手な子にも、何かすごく入り込める、簡単な内容で入りやすい構成かという印象を受けております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 開隆堂につきましては、芸術的な作品や美術文化に関する作品なども有名なものが多く掲載されていて、知識として見るにはすごくいいと思いました。一方、光村図書については生徒の作品が比較的多く載せられていて、学習する子供たちが身近にこういうことでやればいいのかという見通しが付けやすいというか、身近に感じられるようなものが多く掲載されていると感じました。
  •  日本文教出版については、子供の作品と有名な作品とがバランスよく掲載されていると感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  山本委員。
  • 山本委員 3者とも動画や写真などをふんだんに取り入れた題材が使われております。非常に生徒が理解しやすい内容になっているというのが3者の工夫かと思っております。そういった視点で見ますと、日本文教出版は美術の学びをロードマップで表現していて、学びの計画が生徒たちに理解しやすいようになっているのではないかと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  それでは私の方で1点、光村図書ですけれども、制作の手順がきちんと示されているので、生徒の立場から見るとどのように作っていったらいいのかというイメージをしっかり持ちやすいのではないかと、そういう印象を私は持ちました。
  •  ほかに、いかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 私は光村図書のことをお話しします。
  •  先ほど杉山委員もお話されましたが、生徒の作品がとても多いなと感じました。数えてみると、2冊で200点以上も掲載されておりました。
  •  2つ目ですが、これがいいと思ったわけは、作る題材ごとに、絵だけとか彫刻だけとかではなくて、制作の過程や手順がとても丁寧に、生徒が自分でできそうだと、何かやってみようという主体的に学べる視点からも、この制作過程に詳しく載っていることが分かります。
  •  例えば、光村図書の美術1ですけれども、7ページのところに、絵を描くのが苦手なんだけれども、どうしたらいいだろうという、それはみんな感じ方、人それぞれでいいのだとか、鑑賞の仕方はどうすればいいんだろうという、こんな感じでこういう観点で見るといろいろ分かってくるというページから入りまして、今度は11ページですけれども、描き方の手順というところ、例えば、見つめて、それを感じ取って、そして描くとはどういうことなのだろう、どうすればそうできるのだろうという制作の観点、手順、過程を、右側の方で触ってみるとか、方向を変えてみるとか、詳しく載っておりました。もう一つ、15ページのところは、今度は絵ではなくて彫刻なのですが、ここでも彫刻を作るというのは見てもぱっとできないので、触ってみるとか、重さを量ってみるとか、大きさを比べてみるとか、制作の過程と手順について、どの題材についても詳しく載っておりました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがでしょうか。
  •  大体よろしいでしょうか。
  •  それではほかに御意見はないようですので、採決に移ります。
  •  美術の教科用図書につきまして開隆堂出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  光村図書出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  日本文教出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  確認します。光村図書出版に賛成の方が3人、日本文教出版に賛成の方が2人、したがいまして、美術は光村図書出版を採択いたします。
  •  ここで、始まってから1時間と50分ほどたちますので、10分間休憩を取らせていただきます。この間に図書の入替え等をお願いします。
  •  それでは、あちらの時計で3時再開ということでよろしくお願いいたします。

暫時休憩14時51分
再開時刻15時00分

  • 曽田教育長 それでは、再開いたします。
  •  次に、保健体育の教科用図書について御意見、御質問お願いいたします。
  •  山本委員。
  • 山本委員 東京書籍以外の3者ですけれども、構成が体育編から始まって、スポーツの楽しさを味わえるような導入になっているかと思います。そういったところは3者同じような印象を持ちました。
  •  その中でも、近年ではスポーツに科学というのが取り入れられているわけですけれども、その科学を写真等で上手に紹介しているのが学研教育みらいかと感じました。またページの構成ですけれども、本文を左側にして、資料を右側、このように統一しているのも非常に見やすいと思います。
  •  大日本図書が取り上げている内容についてですけれども、現代の運動、スポーツの事情に合わせた上手な取上げ方をしているかと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかいかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 私は学研教育みらいについてお話します。
  •  始まって間もなく18ページからですけれども、ここでスポーツに対する多様な関わり方が示されております。言葉で言いますと、スポーツを見るとか、するとか、スポーツを支えるとか、いろいろな立場からスポーツにいろいろな関わり方があるのだということの説明がとても丁寧に詳しく示されておりました。
  •  もう一つは全体を通してですけれども、授業の狙いが分かりやすいこと、進め方が分かりやすいことで、生徒にもそれが伝わっていくと思います。内容もよいと思いました。
  •  もう1点、山本委員がお話されましたけれども、ページの全体を通して、半分というか、3分の2ぐらいが本文です。そして下に写真や資料という、どの子もあちこち見なくていいし、すっと流れていくということで学習しやすいと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  ほかにいかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 保健体育については、4者とも順番は若干の差がありますけれども、取り扱っている内容は皆同じだという印象です。
  •  1つ、食事の点に焦点を当てて拝見しましたけれども、その中で、学研教育みらいについては、規則正しい日常生活ということを冒頭で説明していると思います。基本的なところは丈夫で健康な体、心身ということですけれども、体なのだと思います。そのことを学研教育みらいは最初の6ページ、7ページで時間と合わせて説明しているところも、すごく当たり前のことなのだけれども、私は大切だと思っています。厚木市も「早寝早起き朝御飯」というところで、その基本を小さい頃から特に小学生なども含めて伝えているところなので、改めて保健体育という教科を見直すこと、大切なのだということを子供たちに知らせることはすごく大切だと思います。
  •  興味深いのは6ページのところで、早く起きてしっかり御飯を食べてということですけれども、その前の日の夕飯からスタートしている、このスケジュールがすごく大切だと思います。朝早く起きるためには、前の日にしっかりと夕飯を食べてしっかりとある程度の時間に寝るという、1日の生活リズムというのは実は朝からではなくて、前の晩からあるのだということを改めて生徒たちに知らせるという意味でも、すごく大切なページだという印象を受けました。
  •  また、保健の教科書でとても興味深かったのは、JOBマークが各ページの見開きの右下にあります。この工夫がすごくユニークで、私はいいと思いました。生徒たちがこれからの未来を考えたときに、たくさんの職業を知るという指標になると思います。ついつい体育といいますと、第一線で活躍するアスリートが全てというような印象を持ってしまいますけれども、スポーツは苦手でもこんな分野の仕事がある、活躍の場があるのだという興味が持てますし、キャリア教育の部分でもすごく大切な、またユニークな工夫だという印象を受けました。
  • 曽田教育長 杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 ニュースポーツと呼ばれるようなものが教科書に紹介されております。大修館の特集資料というところで少し面白いと思ったもので、12ページと13ページにわたっているのですが、「ゆるスポーツ」と「超人スポーツ」となっています。これはスポーツが苦手な人や障害のある人でも楽しめるようなゆるスポーツの紹介、それと、超人スポーツというのは、最新のテクノロジーによって作られた機械を使うことによる人間の身体能力を超えた超人的なスポーツということで、紹介されているものがあったのですが、こういう新しいスポーツの紹介というのは、今は何かぴんと来ないかもしれないけれども、これから着実に広がっていくのではないかと思いまして、私は大修館のこのところに非常に感動を覚えました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  私は、教科書の中の記述の仕方や内容に、生徒本人や、その子の身内、身近な人が関わっている内容が書かれているようなとき、特に注意しなければいけないと思うのですが、その内容が直接言動、態度に出るかどうかは別にして、心の中で非常にうれしかったりとか、逆に不安になったりだとか、そういったことがあるので、子供の心情は複雑で非常に配慮を要する面があるような気がします。
  •  何のことかというと、がんについては、どこの教科書も記述をしていて、がんの予防だとか、要因だとか、そういったことを書いています。微妙ですけれども、学研教育みらいについては、がんについて記述した表現で、大体ほかの3者が2人に1人がなる病気みたいな書き方で、学研教育みらいも2人に1人がなる、そういった書き方ですけれども、続けて、実はがんは誰もがなり得る病気なのですと。
  •  要するに、子供ですからないと思いますけれども、例えば自分の親とかそういう人ががんになったとなると、何々だからがんになったのではないかと、例えば喫煙などですけれども、しかし、そうではなくて、そういう生活習慣がなくてもがんになる、こういったことが実はあるわけで、同じことが感染症についても言えるのではないかと思います。感染症についても非常に配慮を要するということがあるかと思います。こういった、がんは誰もがなり得る病気なのだという表現で書かれているこの一言で、少し気持ちがほっと楽になる子供も、もしかしたらクラスの中にいるかも分からない。そういった配慮をしつつ取り扱える、それがこの学研教育みらいではないかと、そんな感じがしました。
  •  ほかの部分でもそういったところはありますけれども、今、例として1箇所挙げたのですが、そのような感じがいたしました。
  •  ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
  •  それでは特にないようですので、採決に移ります。
  •  保健体育の教科用図書につきまして東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  大日本図書に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  大修館書店に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  学研教育みらいに賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手4人。
  •  確認します。大修館書店に賛成の方が1人、学研教育みらいに賛成の方が4人ですので、保健体育は学研教育みらいを採択いたします。
  •  続きまして、技術・家庭の技術分野の教科用図書について御意見、御質問をお願いいたします。
  •  森委員。
  • 森委員 先ほど美術のところで申し上げたのですが、技術という教科の学習についても、私は今回教科書を拝見していて、考え方が大きく変わりました。以前は私たちの時代も含めてですけれども、技術という科目はどちらかというと、道具の扱い方を含めて物を作ってみるということが中心の学習だったような印象を受けます。しかし、今回教科書をいろいろ拝見していて、子供たちが大人になったときに、技術という教科書の中で扱っている何らかの分野の職業に就くのだというのを感じながら拝見いたしました。例えば農業であったり、建設業であったり、さらにはプログラミングであったり、本当に多岐にわたるところを説明していると思っています。つまり技術という教科で扱っている様々な分野の職業がありますけれども、子供たちはいずれこのいずれかの職業に就くのだと思うととても大切な学習なのだということを知りましたし、そのことを考えると、技術の学びというだけではなくて、職業を選択するという入り口の視点で教科書を拝見したいという印象を持ちました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 この厚木市にはいろいろな企業があります。また、会社だけではなくて、田んぼがあったり、畑があったり、それから工業団地も今、建設されつつあります。子供たちの生徒の親がそういうところで働いているかもしれない。そう思うといろいろな職業や技術について読み物を通して知れるということは、また学習の興味につながると思います。興味を持って学習してほしいというところから考えますと、この教科書の中から例題のほかにもいろいろなお話が出てくるのはいいことだと思います。
  •  そういう意味でも東京書籍は読み物として職業について読める欄がたくさんあります。90ページのところですが、果物とかお花とか田んぼとか、農業の仕事の紹介があります。また、198ページの方には、内容が変わるのですが、情報教育の観点からドローンを作ったり飛ばしたりしている、そういう紹介もあります。
  •  また、274ページ、最後の方ですが、この教科書の終わりの方ではいろいろな分野の方々が技術をいかして、いろいろな職業で働いていること、社会にいかされている技術というものの紹介のページがあります。ここもキャリア教育に関係するのだと思います。こういう技術のテキストの中でそれに関する職業がいろいろ紹介されております。
  •  もう一方、教育図書は扱っている内容が全体的に新しい内容を扱っているということを感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  では私から、見やすいのは東京書籍だと思うのですが、検討委員会、それと専門委員がまとめてくださったものを見てみると、教育図書のハンドブックが便利有用であるという意見もありました。技術もそうですし、家庭科もそうですけれども、限られた授業時数の中で家庭学習においても自学自習ができる。内容が理解しやすい。その助けになるというものがある。これもまた大切なことなのではないかと、そういう感じを私自身持っています。
  •  最終はこちらの判断になるわけですけれども、参考資料として提供されておりますので、そのあたりのところも踏まえた上で私自身は考えてみたいと思います。
  •  ほかにいかがでしょう。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 東京書籍の6ページと7ページのところに、ガイダンスの中の一部ですけれども、技術分野のガイダンスDということで、工夫・創造の力が技術を支えるというところがあって、この中にカッターナイフですとか、消えるボールペン、スマートフォン等々が紹介されているわけですけれども、身の回りにあって当たり前みたいなもの、しかし、こういうものが技術の結晶、日本のものづくりにつながっていくということが示されているような気がするのです。私は大変これはいいのではないかと思いました。それから、プログラミング学習の種類についても、東京書籍は豊富だという印象を受けました。
  •  教育図書ですけれども、中を見ると基本的な内容を大きな写真で示してあるので大変分かりやすい。授業を進めていく中で、大変参考になる分かりやすい教科書だと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 私も教育図書のハンドブックについて、専門委員の方には好評だった印象がありますが、本冊も結構重たい感じがしていました。先ほど冒頭で意見を言わせていただいたのですが、この技術という教科が昨今は実技主体ではない教科なのではないかという印象を持っています。そうなった場合に、別冊にする必要性がどれだけあるのかというのをいささか疑問に感じているところです。
  •  それに比べて東京書籍の方は全体的に内容もしっかりまとまっていますし、扱いやすいのかなという印象を受けています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 私は、今あまり名前の出てこなかった教育図書や開隆堂ですけれども、この2者が自転車の保守点検について掲載しているのです。この自転車、小さい頃から乗ってきてどうやってメンテナンスをするのか、こういったところを丁寧に扱っているというのは非常に面白いと思いました。ただ、2者とも表現の違いがあって、2者のそれぞれの工夫がうかがえるかと思います。3者の中で、私も先ほど教育長がお話なさっていましたけれども、教育図書に注目しておりました。非常に内容のバランスがいい、見やすいと思っております。その一方でハンドブックですけれども、私としては、このハンドブックは分冊にせずに1冊でもよかったのではないかという感じもしております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  大体よろしいですか。
  •  それでは、ほかに意見はないようですので、採決に移ります。
  •  技術・家庭の技術分野の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  教育図書に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  開隆堂出版に賛成の方はなし。
  •  確認します。東京書籍に賛成の方が3人、教育図書に賛成の方が2人ですので、技術・家庭の技術分野は東京書籍を採択いたします。
  •  次に、技術・家庭の家庭分野の教科用図書について御意見、御質問をお願いいたします。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 家庭科の教科書ですけれども、子供たちが文化的な学習とか、人生の節目の学習をするということは大切だと考えています。そういった中で教育図書ですけれども、年中行事と私たちの暮らしというところで、生まれたときから始まって人生のお祝い事なども還暦まで示してあるというのは、これはいいと思いました。それから、家庭、地域、家族の関わりについて、家族にいろいろな多様な形があるのを認めながら学んでいくという姿勢が教育図書には強く貫かれている気がしますので、私は教育図書がいいと考えています。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  門田委員。
  • 門田委員 今はいろいろな家庭、家族の形があります。教育図書の中に男性が家事に普通に関わっている写真が随所に見られました。例えば36ページと41ページです。いろいろなページに載せているのですが、日本は大昔お侍の世界から出発しました。でも今は男性女性、この教科書にも普通の形で男性が育児に参加している写真が掲載されていてよいと思いました。
  •  もう1点ですが、後ろの方の199ページのところに雑巾の作り方というページがあります。これも、雑巾は小学校だということではなくて、中学校でも雑巾の作り方をこういうふうにきちんと載せている。また、すぐ隣のページです、200ページにはマスクの作り方も記載されております。子供たちが身の回りのことを自分でできるようになっていってほしいという願いからこの掲載はいいことだと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  山本委員。
  • 山本委員 今、門田委員が裁縫のことをおっしゃっていましたけれども、裁縫だけではなくて、調理ですとか、衣類をどのようにするのかとか、そういった分野についても分かりやすくポイントを押さえているのが教育図書かと私も思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 家庭科の教科書については3者とも同じような内容を取り扱っていて、そういう意味では比較するのが難しいかと思いましたけれども、この家庭の分野で何を子供に学ばせるのか、知ってほしいのかということを考えたところ、東京書籍については、サブタイトルとして、「自立と共生」と表紙に載せているのです。教科書を全て拝見したときに、これがキーワードだと思いました。
  •  家庭科では、生まれてから人生の最期を閉じるまでに、まず一人一人が自立して生活する力と知恵を付けるということを学ぶこと、でもそれは一人ではなくて、共生する他者と協力したり、又は思いやったりして過ごさなければいけないということを学ぶ教科書だというところを感じております。そういうところを見ますと、東京書籍については、教科書全てにおいて自立と共生というところを意識してページを構成しているのではないかという印象を持ちました。座学の中で、生き方とか家庭、そして地域との暮らし方、在り方などを考える学習ができるというところを感じています。
  •  最後の278、279ページ、見開きのページではこの学習を終えて自立のこと、共生のことを改めてまとめているページがありますけれども、そういうところを見ても、この家庭の分野でどんなことを学んだのか、これからまだ人生が始まったばかりの子供たちにそれぞれの年齢の分野で自立する知恵とか技術を学んで、それは地域やいろいろな人と共生していくことなのだということを更に知るというまとめになるのかなという印象を受けております。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほか、よろしいでしょうか。
  •  ほかに御意見ないようですので、採決に移ります。
  •  技術・家庭の家庭分野の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  教育図書に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手4人。
  •  開隆堂出版、なし。
  •  確認します。東京書籍に賛成の方が1人、教育図書に賛成の方が4人、したがいまして、技術・家庭の家庭分野は教育図書を採択します。
  •  次に、英語の教科用図書について、御意見、御質問をお願いいたします。
  •  門田委員。
  • 門田委員 英語の教科書では開隆堂の教科書に注目しました。このテキストは内容が多過ぎず、少な過ぎず、バランスがよいということを感じました。書くことの工夫もいろいろとあり、読むことのほかにも書いて学ぶことの教材も含まれております。中学校の先生にお伺いしたのですが、中学校の英語は小学校と違って専科の英語の先生が授業をなさるので、内容はあまりぎゅうぎゅうではなく余白があった方が、そういう教科書の方が取り組みやすいということをお聞きしました。
  •  開隆堂は内容が多過ぎず、少な過ぎず、バランスがよい教科書だと思いました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 小学校から中学校に上がるときに、全ての教科でそうだと思うのですが、次元の違う勉強を始めるのだなと、そういう緊張感があるのではないかと思うのです。小学校から中学校にステップアップする、そういう意識で中学生に向いたテキストはどんなものなのかと考えていくと、例えば開隆堂のアクションカードとか、教育出版の赤いシートというのは、非常に工夫されていて、勉強をどうやったらいいのか、どういうふうにやっていくというサジェスチョンにもなっているのではないかという気がしました。光村図書の模擬教材の工夫も非常に面白かったです。それから一度学習したことを繰り返し学習して、知識を定着させていく仕組みというのは大事だと思うのですが、光村図書や開隆堂はそういった工夫があるのかなと思います。
  •  特に開隆堂ですけれども、学習の繰り返しの最初の入口が漫画になっていて、生徒が非常に導入しやすいのではないかと感じました。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほかの委員、いかがでしょう。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 各発行者の印象をお伝えしたいと思います。
  •  東京書籍ですけれども、小学校で採択した教科書ということで、子供たちがすっとつながりよく入っていけるのかなと思いました。
  •  三省堂ですけれども、これは最も会話重視の印象ではないかと感じています。ただ1年生の段階から少し難しいのではないかというような文法を用いた表現があるように感じました。
  •  それから、啓林館ですけれども、文法や読み物を中心とした傾向が強いのか、会話というよりは読む方が多いのかという印象を持ちます。
  •  それから、教育出版ですけれども、こちらは会話中心ですけれども、イラストですとか、漫画で吹き出しを使っているのが効果を上げていると感じました。
  •  それから、光村図書は広島ですとか、文化とか歴史について丁寧に考えているという印象があります。
  •  それから、開隆堂ですけれども、開隆堂は対話型のやり取り中心でいいと感じました。1年生で英語の仕組みを詳しく説明しています。それから題材がいいのではないかと思います。現在の日本の社会のことについて、英語を学びながらその内容を学ぶことができると思います。それから、3年生の題材で、「3匹のゾウ」、これがよかったと感動しました。昔ながらの英語で学んだ人間としては、どうこれを伝えたらいいのだろうというときになかなか出ないのですが、開隆堂の教科書に載っている簡単な言葉で的確に、アメリカ人なら、ネイティブならこういうふうにしゃべるだろうというようなことが示されていて、私の中に大変ストンと落ちた、そんな印象があります。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  私も1点だけ、開隆堂ですけれども、2年生の44ページに、「Gon,the Little Fox」おなじみのごんぎつねです。厚木市で子供たちが小学校でごんぎつねを習っていて、教科書に載っていますけれども、このごんぎつねの英語が載っているということで、多分子供たちはこれを見た瞬間、習った、英語で英訳されるとこんなふうになるのだと、生徒は純粋に、ここのところについては文句なしに興味関心を強く持って学ぶのではないかと、そのような感じを持ちました。
  •  そのほかいかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 英語についても、以前と大きく違うところは聞くこと、話すこと、ヒアリングとスピーキングが中心になるのだろうということを感じております。その中で、採択の視点ではQRコードがあるということは問われてはおりませんけれども、まさしく英語の教材についてはネイティブの発音を聞いて耳から覚える。感じられるという教材はとても大切だということを感じております。厚木市もすぐにではないかもしれませんけれども、生徒1人に対して1台のタブレットが支給されるようになりますと、より一層そういったQRコードの使い方なども、耳で感じる英語というものを直接扱えるのではないかと期待をしております。
  •  ただ、そうはいっても私たち日本人からしたら、文法という基礎的知識も大切なのだろうと感じています。文法について、私は分かりやすくまとめられているのは三省堂だという印象を受けました。また、全体の内容として、啓林館はとてもシンプルで見やすい、英語が苦手と思う生徒には簡単な表し方で私はいいという印象を受けました。もしかしたら、少し物足りなさを感じる先生方もいるのかなと思いますけれども、私は3年間を見通しますと、2年生、3年生ではしっかりと長文読解であるとか、作文などの課題にもチャレンジしているので、十分内容的には評価できるのではないかという印象を受けております。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
  •  それでは、ほかに御意見等ないようですので、採決に移ります。
  •  英語の教科用図書につきまして東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  開隆堂出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手4人。
  •  三省堂に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  光村図書出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 では、新興出版社啓林館に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手1人。
  •  確認します。開隆堂出版に賛成の方が4人、新興出版社啓林館に賛成の方が1人、したがいまして、英語は開隆堂出版を採択いたします。
  •  次に、道徳の教科用図書について御意見、御質問をお願いいたします。
  •  山本委員。
  • 山本委員 道徳の教科書ですけれども、7者の教科書、全体を見まして、印象に残ったのが光村図書です。その理由というのが、3年生の36ページに、厚木市立睦合東中学校の取組が掲載されているのです。この内容については、これは市内全体の学校に知らせてあげたい。紹介したいという内容だと感じました。
  •  それから、日本文教出版の「風に立つライオン」という、さだまさしさんの歌ですとか、小説にもなっておりますけれども、これを扱った教材がありまして、生徒の関心を強く引くのではないかと思いました。
  •  それから、廣済堂あかつきですけれども、別冊ノートがあるのですが、ノートがある意味として、生徒自身の学びの足跡が残せること、それから自分の成長を振り返ることができるというのが利点かと思います。ただ、ノートに示されております活動ですとか、そういうものを見ますと、先生たちの授業の進め方がある程度決められてしまうのではないかという心配も感じられました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほか、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 今、山本委員から紹介がありましたが、光村図書に睦合東中学校のいじめ防止の取組がかなり紹介されていて、私も何とかこれをみんなに紹介したいと強く思います。道徳の教科書の選定に当たって、私は教科書展示会のアンケートのまとめを見てみました。そうすると、日本文教出版は別冊ノートを使っているのですが、これに対して、現場の教員からも、保護者や地域の方々からも好意的な意見があることを見ました。それが1点です。別冊ノートの件です。
  •  それから、生徒の個人内評価をするときに、なかなか個人内の思っていること、考えていることは表に表しにくい部分がありますので、一人一人が自分のことを、また思ったことをノートにして残す。形に残るということはよいことかと思います。
  •  日本文教出版は厚木市の教育の課題、重点としておりますいじめ防止についての題材をとても多く扱っております。
  •  以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかいかがでしょうか。
  •  では私から、道徳が特別の教科となった背景の一つには、委員も御承知かと思いますけれども、深刻化するいじめの問題があって、それを考える場としての意味もあったのかと思います。特別の教科、道徳の時間、週1時間、それで取り扱ったからといっていじめ問題が劇的に解決するということは、これは実際にはないわけで、この時間プラス学校生活全般を含め、様々な取組をやっていっているわけですけれども、そうはいってもこの1時間というのは、従来と同じような捉え方でやるというのはよくないだろうと思います。
  •  当然、特別の教科となったわけですから教科書がありますけれども、その教科書の中でいじめを直接取り上げた題材が多いから、だからいいとは単純には言えないかも分からないですけれども、週1時間、年間35時間、その中でこのいじめを様々な形で取り上げて考える場を設けていくということは、大事なのだろうと私自身は思います。
  •  そういう意味で、いじめの題材といいますか、一番力が入っているのではないかという印象を持ったのが日本文教出版です。考え、議論し、深めていく道徳と言われますけれども、1時間の中で考えたこと、感じたことを生徒がしっかり記録して、そのことを先生がまた1、2、3、4だとか、A、B、Cという評価、評定ではないわけですけれども、記述をして評価していくと、これもやらなければならないことになっています。そういう場合、日本文教出版はノートが付けられておりますけれども、このノートについても子供自身が自分の変化、変容を冷静に振り返るという意味でも意味があると思いますし、教員が指導改善を図っていくという意味でも意味があるのではないかと思っております。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 道徳については、ほかの教科と違って、先生方が評価するポイントが違うのだろうと思います。評価をするための何らかの指標は必要だろうというのは、私も感じています。ただ、具体的にというのはどうなのだろうという印象がありました。
  •  光村図書にも、教科書の巻末に白紙の書き込む欄が単元ごとにあります。これについては、指導された先生が目の前にいる子供たちに感じてもらいたいこととか、また今日の課題について、その先生が評価されると言ったらいいのかもしれませんけれども、その場その場で感じたことを、絶対ではなくても、今日はこれを聞いてみようとか、そんな形で書き込めるようになるのではないかと思っています。単元ごとに、題材ごとに示された課題によって、記録を書くというよりも、先生方の多忙化の若干の改善にはなるのかと思っております。
  •  また、私は光村図書がいいと思ったのですが、単元の進め方、題材の中で、考えてみよう、見方を変えてつなげてみようというような進め方になっております。いじめを始めとして、多くの物事は見方を変えてみるということはすごく大切だと感じています。そういう意味では、見方を変えてというようなそういう力を子供たちにも付けてもらえたら、私はいいかという印象があります。
  •  また、光村図書は教科書が薄いので、題材が少ないのだと思います。ですから道徳の教科に関しては、私は量ではなくて質だと思っています。文章でたくさんの事例とか、学びの題材があるというよりも、子供たちに印象深い課題で感じたり話し合ったりという方が必要なのかという感じがしています。
  •  例えば1年生の103ページに「捨てられた悲しみ」というポスターが1枚あるのです。そんなことも子供たちにとっては考えさせられる、いろいろな意見が出るような題材なのかと思いますし、2年生の145ページに漫画があるのですが、その前の課題で、「嫌われるのを恐れる気持ち」というところですが、それに関連して、気付かなかったことという漫画が二、三ページ載っているのです。これについては本当に文章で説明というか、何かあるよりも、こんなふうに漫画で載っていることで、ああそうだなというような、子供自身がすごくストレートに受け入れられる題材なので、そういう教科書の全体の構成として、文章で淡々といろいろなことを説明したり考えてみようというよりも、たまには絵で見たりとか漫画で見たり、ほかの教科書も絵とか漫画が入っていますけれども、しっかりと漫画で子供たちにより近く考えさせる題材を与えているような印象が私はあって、すごくいいと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかいかがでしょうか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 まず、東京書籍ですけれども、司会者カードを基にして話合いを進めていくという形になっています。非常に学習パターンが分かりやすいということで、生徒が話しやすいのではないか。題材の文章が平易な文章で話合いが行いやすいというような印象を持ちました。
  •  それから、教育出版ですけれども、教育出版は教材文の後に、やってみようという形でロールプレイングとか、グループで話し合う場面というのを設定しています。また、先ほど教育長のお話にもありましたけれども、いじめ関連については、1年生のところですけれども、16ページぐらいにわたってメッセージとか、教材文とか、コミュニケーションの仕方等々が記載されていて、かなり力を入れているのだという印象があります。
  •  それから、光村図書ですけれども、こちらもいじめ関連の題材、非常に充実しているのですが、特に、「魚の涙」ですか、これは公正公平性、社会正義というテーマでいじめの問題を扱っているわけですけれども、その公正公平性、社会正義の魚の涙、それからそれに続く、「私の話を聞いてね」というので、相互理解、寛容というところですけれども、障害のある女の子の話を載せている。これは障害者差別、それからいじめがリンクしている。こういう可能性もあります。さらに、広げようのページでは、共生として、持続可能な社会のためにで、ユニバーサルデザインを取り上げている。これもいじめと関係性があるようなつくりになっている。これがいいと思いました。
  •  それから、日本文教出版ですけれども、こちらは、いじめに関連した内容を教科書全体に扱っているという感じがあります。子供自身が向き合うというようなテーマであるわけですけれども、先ほども光村図書に出ていた「魚の涙」、こういうようなものもありますし、これはロールプレイングで話し合ったり、考えを深めていくということがあるわけですけれども、一番自分がいいと思うのは、「五月の風」というところです。これはいじめをした側とされた側、カナちゃんとミカちゃん、それぞれの同じことを違ったその立場、その子の立場で書いてあるというところで、これがある意味、そのままロールプレイングにもなる。これは子供に非常に響きやすいのではないかと思っています。いじめは道徳の学習の中では柱になるところだと思いますけれども、そういった意味ではこの日本文教出版の内容が私としてはいいと思いました。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
  •  そのほかにございませんか、よろしいでしょうか。
  •  では、特に御意見等ないようですので、採決に移ります。
  •  道徳の教科用図書につきまして、東京書籍に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  教育出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者なし)
  • 曽田教育長 挙手なし。
  •  光村図書出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手2人。
  •  日本文教出版に賛成の方は挙手願います。
  •  (賛成者挙手)
  • 曽田教育長 挙手3人。
  •  学研教育みらい、廣済堂あかつき、日本教科書はなしということで、確認します。
  •  光村図書出版に賛成の方が2人、日本文教出版に賛成の方が3人、したがいまして、道徳は日本文教出版を採択いたします。
  •  以上で、中学校16種目の教科用図書の採択についての審議を終わりますけれども、改めて採択結果の確認をいたします。
  •  国語、東京書籍。
  •  書写、東京書籍。
  •  社会(地理的分野)、東京書籍。
  •  社会(歴史的分野)、東京書籍。
  •  社会(公民的分野)、帝国書院。
  •  地図、帝国書院。
  •  数学、新興出版社啓林館。
  •  理科、東京書籍。
  •  音楽(一般)、教育芸術社。
  •  音楽(器楽合奏)、教育芸術社。
  •  美術、光村図書出版。
  •  保健体育、学研教育みらい。
  •  技術・家庭(技術分野)、東京書籍。
  •  技術・家庭(家庭分野)、教育図書。
  •  英語、開隆堂出版。
  •  道徳、日本文教出版。
  •  以上のとおり、決定いたしました。
  •  次に、令和3年度に使用する小学校の教科用図書について審議いたします。
  •  小学校の教科用図書につきましては、使用2年目であり、採択期間内であることから、法令の規定により、令和3年度は同一の教科用図書を継続して採択することになっておりますけれども、これについて、何か質疑はございますでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  それでは特に質疑はないようですので、令和3年度に使用する小学校の教科用図書については、現在小学校で使用している教科用図書と同一の図書を採択することとしてよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、令和3年度に使用する小学校の教科用図書については、現在小学校で使用している教科用図書と同一の図書を採択いたします。
  •  次に、学校教育法附則第9条第1項の規定による教科用図書について審議いたします。
  •  学校教育法附則第9条第1項の規定による教科用図書については、教育委員会において、毎年度異なる図書を採択することができるとされております。各学校から希望があった図書の中から、児童・生徒の状況や発達段階等を考慮して、適切であると判断した図書の一覧表が議案に添付されております。これについて採択したいと考えますが、何か質疑はございますでしょうか。
  •  それでは、特に質疑はないようですので、採択に移ります。
  •  本件は原案のとおり採択してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、学校教育法附則第9条第1項の規定による教科用図書については原案のとおり採択いたします。
  •  以上で、議案第36号 令和3年度使用の厚木市立小学校及び中学校教科用図書の採択についての審議を終わります。
  •  ここで10分間休憩いたします。

暫時休憩15時53分
再開時刻16時03分

  • 曽田教育長 再開いたします。
  •  日程2 議案第37号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価についてを議題といたします。
  •  議案の説明をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第37号 教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
  •  提案理由でございますが、教育に関する事務の管理及び執行の状況について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、別紙のとおり点検及び評価するものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。こちらの報告書につきまして概要を御説明させていただきます。
  •  始めに、2ページをお開きください。こちらの2ページから5ページまでは教育委員会の基本目標と8つの基本方針及び厚木市教育大綱を掲載しております。
  •  続きまして、8ページをお開きください。この8ページから14ページまでにつきましては、教育委員会の名簿、定例会の開催状況、あるいは主な活動などについて記載しております。
  •  次に、16ページをお開きください。こちらからは点検評価の内容になります。まず、1の趣旨でございますが、法律の規定によりまして、教育委員会は毎年教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況について、自ら点検及び評価を行い、その結果を議会に提出するとともに公表しなければならないと定められていることから、この報告書を作成しているものでございます。
  •  次に、2の点検評価の対象でございますが、令和元年度の厚木市教育充実プランに位置付けた主要事業を対象として実施したものでございます。
  •  3の点検評価の方法でございますが、点検評価の客観性を確保するため、点検評価に当たっては、教育に関し学識経験を有する者の知見の活用を図るものとすると定められております。このため、御覧の各学識経験者の方々などを委員とする厚木市教育委員会点検評価委員会に対し諮問し、その答申を受け、基本方針ごとに評価をし、次年度以降に向けた教育委員会の考え方を示しております。
  •  17ページをお開きください。4 厚木市教育充実プラン主要事業の点検評価とありますが、ここからが具体的な点検評価の内容となります。
  •  次の18ページから20ページにつきましては、基本方針ごとの事業一覧となっております。
  •  最初の21ページを御覧ください。こちらに事業名1-1小学校児童支援推進事業とありますが、これを例に御説明させていただきます。
  •  事業名1-(1)とありまして、所管課、その下に事業概要、そして令和元年度実績とあります。中段に行きまして、成果指標と実績、その下に成果と課題・今後の取組等を記載しております。これらにつきまして下段にありますが、委員からの意見ということで、点検評価委員さんから御意見をいただいたものを掲載しております。こうしたまとめ方で各ページが構成されておりまして、さらに基本方針ごとに点検評価委員さんからの意見、総括的な意見をいただいております。
  •  32ページをお開きください。
  •  こちらには、基本方針1に対する点検評価委員からの総括的意見を記載しております。
  •  33ページからは、基本方針2についての記載がありまして、以降同様に基本方針8まで、基本方針ごとに80ページまで記載してあります。
  •  恐れ入りますが、82ページをお開きください。
  •  こちらは点検評価委員会委員さんからいただいた全体を通しての総括的意見ですので、概要を御紹介させていただきたいと思います。
  •  教育基本法、学校教育法、社会教育法等の改正により、大きな教育改革が進行している中、厚木市教育委員会が実施している取組については、学校・家庭・地域の教育力を向上させ、学校教育、社会教育の両面から創意工夫を凝らした事業を展開し、実績を得ていることは評価に値します。
  •  学校教育では、令和2年度から小学校学習指導要領が完全実施となる中、確かな学力を定着させ、豊かな心と健やかな体を育むために、児童・生徒一人一人に目を向けたきめ細かな指導が展開できるように、支援・指導を行っている様子がよく分かりました。また、児童・生徒の育成に関わる教職員の資質・能力の向上策も組織的・計画的に実施され、効果的な学習が展開できる体制づくりが構築されています。
  •  3段落目になりますが、社会教育では、公民館の学習講座や家庭教育学級等、様々な事業を展開する中で、地域全体で子供を育てるという意識の向上が図られているということは評価できます。また、スポーツや文化活動を通して、市民の教養の場が広がっており、生涯学習の理念に沿った事業展開は、市民にとっての憩いと潤いのある生活環境を構成していると思います。今後は市長部局を含め、それぞれが行っている事業の総合化・ネットワーク化を行うことで、さらに地域コミュニティを活性化していってほしいと思います。
  •  4段落目でございます。残念なのはとありますが、教育基本法の改正により新設された学校、家庭及び地域住民等の相互の連携・協力部分の具体的取組が見えてきません。各委員の意見から、コミュニティ・スクールや地域学校協働活動の話題が持ち出されていましたので、教育課程を社会に開き、よりよい学校教育を通して、よりよい社会を創るという理念を行政内で共有し、新たな時代を創造して、支援から協働への転換が図られるような取組をお願いします。
  •  最後ですが、次年度から第2次厚木市教育振興基本計画がスタートしますが、今回の点検・評価委員会では、昨年度の評価結果がいかされていない事業もあるという意見も出されました。各課等においては、今年度の点検・評価を冷静に分析し、次年度の事業及び次年度以降12年間を見据えた教育活動が幅広く柔軟に展開していきますように願っております。そういう総括的意見をいただいております。
  •  これらの御意見を受けまして、右側の83ページに教育委員会としての点検評価総括を記載しております。
  •  概要を御説明いたします。
  •  厚木市教育委員会は、「未来を担う人づくり」を教育の基本理念に掲げ、教育環境日本一の実現に向けて、厚木市教育振興基本計画の実施計画「教育充実プラン」に基づき、様々な事業を展開してまいりました。
  •  学校教育については、確かな学力を身に付けるため、人的支援を始めとした各種事業によるきめ細かな学習支援を継続するとともに、地域との絆を大切にした特色ある学校づくりを推進し、効果的な教育活動に取り組んでまいりました。また、児童・生徒やその保護者が抱える問題が複雑化、多様化、深刻化している中、学校や関係機関などとの連携により、相談体制の充実を図り、解決に努めてまいりました。
  •  また、英語教育、ICT活用、インクルーシブ教育の推進や外国籍児童・生徒の支援などの今日的な課題やニーズに対応した事業に取り組むとともに、子供たちを取り巻く環境の変化などについては引き続き課題を解決すべく取り組んでまいります。
  •  教職員の資質や指導力の向上については、研修会でそれぞれの目的に沿ったテーマを設定することにより、効果的な研修を実施するなど、日々の教育活動に活用できる実践的な取組となり、また先生が子供たちと向き合う時間を確保するため、教職員の多忙化解消に努めております。
  •  社会教育につきましては、家庭教育の向上を図るため、保護者、PTAのニーズに合った講演や情報提供などに努めるとともに、公民館を中心に地域で子供を育てるための取組を展開し、あつぎ郷土博物館においては、特別展示・企画展示、講座などを多数開催し、入館者は3万人を超えております。
  •  施設整備につきましては、児童・生徒が快適な教育環境の中で安心して安全に学校生活を送ることができるよう校舎の改修等を進めており、また安心で安全な中学校給食を継続的に提供するための(仮称)厚木市学校給食センターの整備、地域コミュニティの活動拠点となる厚木北公民館の再整備にも取り組んでおります。
  •  各種計画については、第2次厚木市教育振興計画の策定とスポーツ推進計画の改定に係る検討を進めており、今後市民参加の手続を通して進めてまいります。
  •  最後になりますが、令和2年度中に策定する第2次厚木市教育振興基本計画と実施事業につきましても、点検評価の内容をしっかりと検証し、これまでの取組と令和3年度からの12年間の取組をつなげていきたいと考えております。
  •  以上、統括とさせていただいております。
  •  次の84ページをお開きください。こちらからは基本方針事業に関する教育委員会の評価になりますが、8つの基本方針ごとに教育委員会としての評価を記載してございます。
  •  84ページを例に御覧いただきますと、基本方針1に対する評価、また成果指標における実績が目標に達した事業、あるいは一番下になりますが実績が80%未満の事業を掲載いたしまして、以降91ページまで、基本方針ごとに記載してございます。
  •  最後に、92ページをお開きください。令和元年度事業別指標達成状況一覧とありますが、事業別の成果指標の達成状況を一覧にしております。
  •  94ページをお開きください。下に米印で指標の達成状況についてと判定を記載させていただきましたが、二重丸につきましては、実績は100%以上のもの、丸につきましては実績が80%以上100%未満のもの、三角につきましては実績が80%未満のもの、ハイフンにつきましては、指標を設定していないものとなっております。
  •  報告書の説明は以上でございます、最後に参考資料といたしまして7月7日に点検評価委員会から受けた答申書を参考資料として付けさせていただいております。
  •  なお、この報告書につきましては、本定例会で議決をいただいた後、市議会に提出し、公表することになっております。
  •  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しましてし、何か質疑はございますでしょうか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 この委員会の最後のまとめにもあったのですが、一番疑問に思っているのは、この点検評価というのは、市の教育充実プランに位置付けた主要な事業、その点検評価であるのであれば、コミュニティ・スクール、学校運営協議会は主要ではないのかと逆に言いたくなってしまうのです。実はあれがすごく大事だと私は思っていて、ここで点検評価をされないのは少し違うのではないか、点検評価した上で、さらにいろいろなものが伸びてくると思うのです。
  •  例えば、26ページ、元気塾です。内輪の話をすると、自分が考えた事業であるというのがスタートにあるのですが、本当は学校教育が担うものではなくて、社会教育が担うべきものだと考えて、こういうものがいいのではないかと思ったのですが、いろいろな事情から、学校教育のサイドで進めていったという経緯があります。
  •  学校運営協議会、コミュニティ・スクールの関係で、各地域で実際に何人もの方が学校の支援をしてくださる中で、まさに元気塾などは、学校の手を離れて地域の方がやってくだされば、これはいろいろな意味で、子供を核にした地域づくりにもなりますし、学力の向上にもつながるでしょうし、家庭教育へのいろいろな支援にもつながっていくのではないかと思っています。学力が当然上がるわけですから、全てうまくいくのではないかと思って作ったのですが、やっとその形ができそうだ。下地ができていると私は思っているのです。
  •  ですので、是非この学校運営協議会、コミュニティ・スクールのことは主要な事業として位置付けていただいて、点検評価を受けていただき、さらに、今後の事業拡大につなげてほしいと強く思っています。
  •  おそらく、この委員の方たちも同じようなことをきっと念頭に置いておっしゃっていると思いますので、これについては是非考えていただいて、大変だとは思うのですが、それが今後目指してほしい姿だと私は願っておりますので、よろしく御検討ください。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 ありがとうございます。
  •  コミュニティ・スクールの推進事業について、こちらの点検評価の事業に入っていないということについては、昨年も御意見いただきまして、先ほど点検評価委員さんの総括的意見の中にもありましたが、委員会そのものでもかなり御意見をいただいております。
  •  こちらにつきましては、第9次総合計画が今年度で終了するのですが、タイミングといたしましては、第10次、来年度からの総合計画のときに、その総合計画の実施計画に入れるタイミングが一番いいのかなと思うのですが、ただそれも、総合計画の担当部門と調整いたしますが、万が一、総合計画の実施計画になじまないということであっても、まだこれは検討の段階ですが、こちらの点検評価の事業の方には載せていきたいと考えております。それにつきましては、事前にまた教育委員の皆様にも定例会において御意見をいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  •  それから、あつぎ元気塾の関係につきまして、御意見をありがとうございます。こちらにつきましても市立小・中学校36校にコミュニティ・スクールが入っていますので、コミュニティ・スクールの活用方法ということの一環として、学校教育部と検討させていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 これを拝見して感じた印象ですけれども、各事業について、委員の方からの御意見はとても丁寧で、具体的に御意見をいただけていることがすごく有り難いことだと感じました。本当にこれが次の事業を見直すとか、また更なるものを考えるときに大きな指標になると、すごく適切な御意見をいただいているという印象です。
  •  期せずして、私も26ページの元気塾について、疑問というか、思ったのですが、この事業の概要そのものは、放課後の時間を利用して子供たちの基礎的な学習の定着を図るための個別の学習支援のためのもので教育指導課が担当している。なるほどと思ったのですが、委員の意見を拝見していると、子供の居場所づくりと何か間違っていないかというような表現のところがありまして、こういうところは教育指導課が担当するのであれば、子供たちの基礎的な学力を少しでも上げようというような取組の事業であって、ここを子供の居場所として活用するようなことがあるのは、どうなのかと感じました。
  •  例えば、近いところでいくと、こども未来部で放課後児童クラブを担当していて、それは就労している方を中心とした子供の居場所なのでしょうけれども、それと混同してはいけないので、例えばこの元気塾について、子供の集中力を考えたら、1回の利用が45分以内とか、何かそういう明確な指標を作って、子供の居場所とは違うのだということをもっと明確にされると、もっとよい事業になるのだろうと感じました。行政は縦割りではいけないとは思いますけれども、かといって、ここでは何をするというのはしっかりと明確化することが大切だというのを、これを拝見して感じたところです。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 私も感想ですけれども、非常に成果がある事業が多かったのだなと、そういうおおむねの総括かなと思っていたのですが、例えば34ページですけれども、青少年教育相談事業というのは、委員からの意見にもありますけれども、相談員やスクールカウンセラー、そういった支援を非常に重要視していると思うのです。厚木市も多種多様な児童・生徒がいるということは認識しているわけですから、この相談員、スクールカウンセラーの質的担保と量的担保、このあたりをどのように帳尻を合わせていくのかというのが、次の事業の課題にもなるのではないかと思いました。
  •  そういった意味で、83ページの点検評価総括の下の方にも書かれているように、各種計画については第2次厚木市教育基本計画の策定というところにつながっていくのではないかと感じております。是非、第2次の計画の策定で、より深められる事業計画を立てていただけるといいのではないかと感じました。
  •  意見です。以上です。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 全体をくまなくきちんと見たわけではないので、感想的なことで申し訳ありません。
  •  26ページの小学校あつぎ元気塾ですが、これは本当にいい事業だと思います。家庭の経済状態がいろいろな家族があるわけで、ですのでこれはもう少しうまくできたらというのが結論なのです。お金があって、いろいろ塾に行ける子はたくさんおりますけれども、中には鉛筆1本のお金、今日の晩御飯をどうするという家庭もあって、ここで学ぶことをとても楽しみにしている子供も多いということを聞きました。厚木市にあつぎ元気塾ができたことに、私はとても感激しています。ただ、もう少し何か持って行き方を工夫する余地があるのかなということを感じたのですが、できたら3年生の国語、算数だけではなくて、4年生、5年生もできたら、学力もまた違うのではないかと欲張ってしまうのですが、検討していただけたら有り難いです。
  •  例えば、困っている家庭が、うちは塾には行けないけれども、これで算数や計算、漢字、国語ができれば、特に国語ができれば他の教科にも関連するわけで、すごくいいということを聞いております。
  •  次は28ページですけれども、英語教育のことがありますが、最後の方の評価のところに三角が付いていて、評価の仕方がどうなのかと思ったのです。ただ上辺だけ見て、もう少し深い評価の仕方をやっているのかもしれない、私には読み取れなかっただけなのかもしれませんけれども、28ページを見ますと、成果指標として、英語が好きと答えた児童・生徒の割合、それからALTの先生と一緒に授業するのは好きと答えたという、「好きです」、「嫌いです」というのがこの割合に反映されるとしたら、もう少し違う形の評価の方法を、ただ、私はこうすればいいというものは持ってはいないのですが、この評価の基準が好き嫌いだけで生徒に問うだけでいいのか、もう少し検討できたらうれしいと思います。
  •  それから、これで最後ですが、35ページの登校支援推進事業です。中にいろいろと委員さんたちの評価が書いてございますけれども、本当に学校だけでは仕方がない、ケースワーカー、ソーシャルワーカーだけではどうすることもできない。クラスにその子の居場所があるということがまず最大の大きなことだと思うのですが、ここはもう休むようになってからの手立てですので、厚木市だけではなくて、全国で不登校が増えているわけですが、厚木市は他の市町村や全国に比べてすごく人を充て、お金も付けて教育に対する市の予算も3分の1を超えている。こんなに手厚くやっていても、それでも増えていく。クラスだけのことではなくて、ここについてもいろいろな問題があるわけです。もう少し何か、指標の出し方は難しいのだと思いますけれども、他の市町村もこんな形で好きとか嫌いとか、こういう形で評価しているのか、ただ人数だけでやっているのか、私はそこは分からないですけれども、とにかく厚木市はよくやっている気でおりまして、先ほどのようなことを感じましたので、お伝え申し上げました。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 私からお答えいたします。2点いただきましたけれども、先ほどから元気塾のお話が出ておりますので、最初に元気塾のことにつきまして、確かに放課後の子供の居場所という意味におきましては、放課後子ども教室であるとか、児童クラブがございました。それがスタートしたのが平成27年ぐらいからでございまして、相川小学校あたりから始まってきたことですけれども、なかなかこれは全校展開できないという事情もございました。
  •  そのことと併せてということではございませんけれども、元気塾につきましては、基本的には教育指導課が扱うということで、これは学力向上を目指している。その当時、なかなか学業の結果も出ないということもあって、ちょうど3年生の時期に内容も増えていくものですから、そこで3年生については手立てをしていこう。時間割を見ても、6時間目の時間が空いている時間が唯一あるのが3年生なので、そこの部分でやっていこうということで実施した結果、例えば相川小学校には放課後子ども教室があるので、元気塾はそこには作らないというようになってしまった。学力向上の取組と居場所づくりというのを少し混同したところは確かにあったのかなと、過去を振り返るとあるかと思います。
  •  あくまでこの元気塾については、学力向上を目指してやってきたものであるというスタンスを変えずに、またいろいろな形で各部署と協力をしながら、この後どういう展開をしていけばいいかというのを考えてまいりたいと思っております。
  •  それからもう1点、先ほど、門田委員から登校支援のことでございますけれども、これにつきましては、実際に不登校児童、不登校生徒の数が増えているということがありますので、どうしても指標としての結果はよくないということになってしまうのですが、ある程度増えていっても、今は解釈としては、何か教育機会確保法みたいなものがあって、そういう状態になった子には、そういう子の手立てをしていくという方向に流れてはいるのですが、ただ私たちとしましては、その成果と課題の5行目でしょうか、「不登校を生じないような学校づくり」というところが第一義でないと駄目だろうというところが思いとしてあります。不登校児童、生徒が増えていくということは、好ましくないという言葉はここでは使ってはいけない言葉なのだとは思いますけれども、ただそういう気合で行くというところでこの指標を設定させていただいて、学校に行けるようになるといいというところを目指しているというスタンスは変えないで行こうと、そういう形で、指標はこのまま設定をさせていただいているというような状況がございます。
  • 門田委員 28ページはどうでしょうか。英語のところです。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 成果指標は年度年度で変えるわけにもいきませんので、変えるべきタイミングのときに見直しをさせていただいて、他市の状況も参考にさせていただきながら検討させていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  森委員。
  • 森委員 お疲れのところすみません。
  •  単純に疑問に思ったところですけれども、63ページの心と街のクリーン作戦の事業について、目標が1人に満たない0.9人になっているのです。多分これは従事されている方が1,200人近くいらして、それから委員さんの意見の中に巡回場所に子供がいないという場合もあるから、1人が1回に声を掛ける人数として1人にも満たないという数字が実績から出るのだろうなとは思いつつも、何かこの目標の設定はこのままでいいのだろうかという、せめて1人が1回声を掛けようという目標の方が、第三者から見たら妥当なのかな、この辺の経緯を簡単に御説明いただければと思います。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 ただ今の件ですけれども、令和元年のこの実績、0.39というのは、確かにその上に書いてあるとおり、街頭指導で1回当たり1人が声を掛ける人数なのですが、この声掛けの数の実績というのは、上の枠の令和元年度実績の中に書いてあるとおり、不良行為を現認するケースへの声掛けということになります。
  •  具体的には、今の状況、令和元年ですと、喫煙ですとか、本当は学校がある時間なのにサボってしまっているというような子に当たった、そういった数字を示しています。ですから、この数が減っていくということは、去年はすごくよかった、そういう意味を表している数字であるということがまず1点です。
  •  それから、もう一つは、確かに巡回場所の子供たち、街頭指導中の子供たちは全体的には減ってはいるのですが、特に高校生を中心として一定程度の子供たちはいます。その子たちは相談員さんとつながっていますので、例えばたばこを吸ったとか、サボっているという状態でなくても声を掛けて、ちょっと最近どうなのというような声掛けをしていますので、声掛けという言葉がいけないのかなとも思いますけれども、町なかで子供は見かけていますし、挨拶程度の声は掛けています。そういった日常の地道な取組で、話ができることで未然防止につながっているという考え方もできるかと思っています。
  •  委員さんからの意見の一番下のところに、「対等に話せる大人がそばにいる」とありますけれども、この活動は本当に相談員が今、一番心掛けてやっていることなので、声掛けというのは実はたくさんしているということなのですが、指標に載っているのは、不良行為を現認するケースについての声掛けを減らしていこうという指標になっているということになります。
  • 曽田教育長 森委員。
  • 森委員 確かにそうすると、本当にこれが限りなくゼロに近い方がいいということを思うと、喜ばしいことなのだと、納得はいたしましたけれども、不良行為というか、気になる小さな芽から摘んだ方が、今後についてはいいのだろうという感じもします。今言われたように、委員さんの言われた最後の1行の、「対等に話せる大人がそばにいる」というところに私は本当に注目したのですが、そういう意味でも、不良行為だけではなくて、声を掛けているのだということも、もっと全面的に評価というか、結果に出されると更にいいという印象を受けました。
  •  ありがとうございます。
  • 曽田教育長 ありがとうございます。
  •  そのほか、いかがでしょう。
  •  山本委員。
  • 山本委員 あまり内容的なことではありませんので、一番最後にと思っておりました。
  •  42ページですけれども、教育資料提供事業というところです。小学生、それから中学生の副読本的なものというのは印刷して配布すべきかと思うのですが、研究紀要というものについては、印刷するよりはできるだけデジタル化、オンライン化した方が、費用が安く上がることと、それから今後ネット上でいろいろな教員を含めた方々が閲覧することができると思うのです。今、多くの研究団体、学会等も冊子にせずにどんどんオンライン化をしている時代になっています。そういうのを考えると、紀要であれば、できるだけオンライン化することでいろいろな方に見ていただくというのが重要ではないかと思うのですが、いかがでしょう。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐藤学校教育部長 ありがとうございます。
  •  この研究紀要につきましては、必要なところに配るといいましょうか、教員を対象にということで発行している部数でございますけれども、ただ今の御意見を参考にさせていただいて、こういった形でやっていくということも一つ考えさせていただきたいと思っております。
  •  ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
  •  本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第37号を可決いたします。
  •  次に、日程第38号 厚木市いじめ防止対策委員会への諮問についてを議題といたします。
  •  議案の説明をお願いします。
  •  教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 議案第38号 厚木市いじめ防止対策委員会への諮問について御説明を申し上げます。
  •  提案理由でございますが、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第2条の規定により、いじめの防止等のための実効的な対策についての御意見を伺うため、厚木市いじめ防止対策委員会に諮問を行うものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、諮問書を御覧ください。
  •  諮問事項は、いじめの防止等のための実効的な対策についてでございます。
  •  諮問理由につきましては、厚木市いじめ防止基本方針に基づくいじめの防止等に向けた取組について、専門的な見地による調査審議を通したより有効的な取組の在り方等に係る意見を教育委員会や学校等が実施するいじめ防止等のための取組に反映させ、一層の充実を図るためでございます。
  •  以上でございます。よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 こういう実効的な対策を求められるというのは大変すばらしいと思います。
  •  1点お伺いしたいのは、こういう取組は今までもずっとあったのかどうか、教えていただけますでしょうか。
  • 八木教育指導課長 これまでも諮問をさせていただいて、答申を出していただいております。これは概要的なものですので、今後は具体的な方策等を検討しながら校長会や児童・生徒指導担当推進部会等にお持ちして、確実な推進を進めていきたいと考えております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  •  実効的な、具体的なというところで学校や家庭でも参考になるかと思います。
  •  ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 先ほどの教科用図書採択の道徳でも、いじめのことが重要であるという話をしたわけですけれども、今回のこのいじめの諮問に関して当然実効的な、具体的なもので考えていただく、答申をいただくという形になったものですが、私が少し苦手なもので実態がよく分からないのですが、よく今SNSを使ったいじめというのが割と頻繁に言われますし、自殺の問題とかというかなり追い詰められてしまうケースもあるということで、具体的な件数とかは結構ですので、厚木市の状況として、SNSを使ったいじめ、あるいはいじめ的なものというのは、実際に数はかなり増えていると捉えてよろしいのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 すみません。手元に具体的な数字がないのですが、形態としては少しずつ形を変えてきたり、その都度SNSの進化とともに、形も変わってきたりというような状況はございます。実際に、SNSのいじめというのを学校で認知するというのが難しいということもありますので、その辺を家庭等と連携をさせていただきながら、家庭、本人等からの申告により早期対応をしているというような、そういった状況はございます。
  •  実際には、スマートフォンや、そういった機器を持つ子供たちが低年齢化したり、増えてきたりしていますので、件数としては以前よりは増加していると捉えております。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
  •  本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第38号を可決いたします。
  •  報告事項に入ります。
  •  報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。
  •  内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
  •  理由といたしましては、令和2年度教育予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められ、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、1ページの令和2年度教育予算補正を御覧ください。
  •  まず1の総括でございますが、歳入になります。歳入の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を3,041万6,000円増額、学校教育部に関する事業費を287万7,000円増額、社会教育部に関する事業費を1,000万円増額し、補正後の教育予算歳入金額を17億7,020万円とするものでございます。
  •  次に、歳出の補正額になります。
  •  教育総務部に関する事業費を5,862万5,000円増額、学校教育部に関する事業費を575万4,000円増額、社会教育部に関する事業費を3,000万円増額し、補正後の教育予算歳出金額を68億5,018万3,000円とするものでございます。
  •  詳細につきましては、各所管部から御説明いたします。
  •  始めに、教育総務部でございます。
  •  2ページを御覧ください。2の歳入でございます。
  •  上段の国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金の右側の表に移りまして、小学校費補助金、学校再開に伴う児童・生徒等の学びの保障補助金につきましては1,725万円を、同じく中学校費補助金、学校再開に伴う児童・生徒等の学びの保障補助金につきまして875万円をそれぞれ受け入れるものでございます。こちらにつきましては、国が新型コロナウイルス対策に係る令和2年度第2次補正予算として措置した学校保健特別対策事業費補助金の中の学校再開に伴う児童・生徒等の学びの保障補助金になります。こちらは、各小・中学校において、感染症対策等を考慮しながら児童・生徒の学習保障をするために、校長の判断で迅速かつ柔軟に対応できるよう、学校教育活動を支援する経費であり、令和2年度の厚木市一般会計補正予算(第7号)として措置をしたものでございます。
  •  次に、3ページをお開きください。同じ教育総務部学校給食課の補正予算について御説明いたします。
  •  2の歳入になりますが、左側の表を御覧ください。上段の諸収入、雑入の右側に移りまして教育費雑入、学校臨時休業対策費補助金につきまして441万6,000円を受け入れるものでございます。こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症対策から学校の臨時一斉休業に伴う学校給食休止への対応としまして、文部科学省において、学校臨時休業対策費補助金が創設されたことに伴う補正予算でございます。この事業につきましては、学校給食再開に向けて、学校給食調理業者に対して、衛生管理の徹底を図るために要する設備等購入に対する経費を市が支援する事業に対して、国からの補助金を基に、全国学校給食会が支援補助を行うものであります。
  •  学校給食調理業者が新型コロナウイルス感染防止に向けて衛生管理の改善や設備の更新を行うことは、他の食中毒菌を防止することを含めて安全な給食を提供するために必要であると考えております。補助対象経費といたしましては、設備更新費と設備等の購入に必要な経費を合わせまして1業者の限度額75万円であり、対象といたしましては、市内の精肉業者、豆腐業者、こんにゃく製造者の9社となっております。
  •  なお、市は全国学校給食会から補助金を受け入れることから、国庫補助金ではなく雑入となっております。
  •  1枚おめくりいただき、6ページを御覧ください。3の歳出の教育総務課になりますが、左側の表、教育費、小学校費、学校管理費につきまして、右に移りまして、感染症対策・学習保障支援事業費(小学校費)として3,450万円、同じく中学校費、学校管理費の感染症対策・学習保障等支援事業費(中学校費)として1,750万円を措置するものでございます。
  •  次に、7ページをお開きください。同じく学校給食課でございますが、教育費、小学校費、学校保健給食費、右に移りまして、小学校給食調理衛生管理補助金としまして441万7,000円、中学校費、学校保健給食費、中学校給食調理衛生管理補助金として220万8,000円を措置するものでございます。
  •  続きまして、学校教育部の所管につきまして御報告いたします。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 続きまして、学校教育部の補正につきまして御報告いたします。
  •  恐れ入りますが、4ページをお開きください。歳入でございます。
  •  国の第2次補正予算等に伴いまして、感染症対策のための消耗品等の購入支援事業といたしまして学校保健特別対策事業費補助金を計上したもので、左側から国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金、右側に行きまして、小学校費補助金、学校保健特別対策事業費補助金190万5,000円、中学校費補助金、学校保健特別対策事業費補助金97万2,000円を受け入れたものでございます。
  •  次に、歳出でございます。
  •  恐れ入りますが、8ページをお開きください。
  •  教育費、小学校費、学校管理費、右側に行きまして、需用費の小学校保健特別対策事業費381万円、同じく中学校費の中学校保健特別対策事業費が194万4,000円でございます。
  •  補正の内容でございますが、国の補助金を活用し、各小・中学校におきまして、感染防止に必要な消耗品等の購入など、対策を講じるため措置をしたものでございます。
  •  学校教育部の説明は以上でございます。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 続きまして、5ページをお開きください。文化財保護課でございます。
  •  歳入でございますが、国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金から、右側に行きまして、社会教育費補助金、文化施設の感染防止対策事業補助金として1,000万円を受け入れるものでございます。
  •  続いて、最後のページの9ページをお開きください。
  •  歳出でございますが、文化財保護費、施設維持管理事業費として、需用費2,569万6,000円、委託料430万4,000円、合わせまして3,000万円を補正するものでございます。
  •  これは、郷土博物館の空調について、新型コロナウイルスに対応した感染防止に対する必要な修繕を行うための設置費及び修繕費でございます。
  •  以上で令和2年度教育予算補正に関する説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して何かございますでしょうか。
  •  杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今の最後の文化財保護課関係の件ですけれども、空調の修繕という、郷土博物館はできたばかりなのですが、コロナの関係で空調は何か手を加えないと駄目だということなのでしょうか。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 現在の空調設備につきましては、一般的な設備でございます。普通に生活する分には特段問題ないかとは思うのですが、ただ長い時間展示を見たり、見学をしたりですとか、そういった形で長時間いらっしゃいますと、特に冬の期間ですが、乾燥あるいはちょっとした気温の変化、今の新型コロナウイルスというのはそういったときに発生というか、強くなるということでございますので、ちょうど去年、冬の時期に確認をいたしましたところ、非常に乾燥度が高い状況でしたので、ここで加湿ができるような形にすることによって、新型コロナウイルスに対応していきたい。そう考えてございます。また、空調関係も1割ほど修繕によってよくなるということでございますので、そう考えて今回措置させていただいたものです。
  • 曽田教育長 そのほかに。
  •  門田委員。
  • 門田委員 空調のことですが、例えば教室のクーラーなどは加湿も入っているのでしょうか。学校の子供たちは文化財のお宝とは違って、かびないようにとか、乾燥ということは違うと思うのですが、教室の空調はコロナの関係でも今のままでいくとか、分からないので教えていただければと思います。
  •  それが1点と、もう一つ、国から国庫でいただいたということは分かりました。新聞等で病院は6億円の損失と何度も出ていましたので、学校の方は国の予算で大丈夫だったのかなというのがありますけれども、支出のところで保健衛生の設備とかというところで分からないので、大体でいいのですが、教えていただければと思います。
  •  教育長にお伺いしましたら、厚木市はどこの市町村よりも早く、非接触型の体温計が入ったということで、他の市町村の方何人かから、厚木はどうですかと聞かれたのですが、各学校に配ってあるそうですよと言ったらびっくりされていたので、よかったと思う反面、どういうところにこのお金が使われたのか、大きいところで結構ですので、教えていただければ有り難いと思います。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 補足をさせていただきたいのですが、この場合、博物館については展示室が中心となります。展示室ですと、窓がないため換気をすることができませんので、一般的な教室とはやや違うかと、そのように思います。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 小・中学校の教室の空調は加湿器というのは付いてございません。ただ、今回、除菌水を超音波機で加湿するようなものを購入して教室に置いているかと思いますので、冬につきましてはこれを使って加湿ができるのではないかと思います。
  • 曽田教育長 教育総務部長。
  • 山口教育総務部長 恐れ入ります。当初除菌水を噴霧するということで考えておりましたが、次亜塩素酸水の噴霧は必要ではないという文部科学省の指導が出ておりますので、購入を中止いたしました。今、文化財保護課長からお話がありましたが、教室につきましては、何よりも換気が大切になりますので、暖房を入れながら、いかに換気をしていくかということに重点を置こうと考えてございます。
  • 曽田教育長 学務課長。
  • 窪田学務課長 今回の学務課の購入物品等でございますが、消耗品費ということで、主に薬用石けん、手洗い用の石けんでございます。それから使い捨ての手袋、それからマスク、エタノールの消毒液関係などを今回の補正の関係で支出させていただくということでございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 いろいろお手当をありがとうございます。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 若干補足させてください。
  •  今の学務課長からの説明は、小・中学校の保健特別対策事業費ということで、こちらの事業費では先ほどの物品等を購入する予定でございます。
  •  先ほど、教育総務課で感染症対策学習保障等支援事業費、小・中学校ございましたが、こちらにつきましては、備品も含めた学校関係の感染症対策に係る物品等を購入する予定でございます。当然、備品となれば消耗品も含まれるのですが、先ほどの学務課の補助金と極力重ならないような形で購入していきたいと考えております。
  •  よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  特になければ、報告事項1を終わります。
  •  次に、報告事項2 事務の臨時代理の報告について報告をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項2 事務の臨時代理の報告について、厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について報告申し上げます。
  •  1枚おめくりいただいて、臨時代理書を御覧ください。
  •  本件につきましては、厚木市学校運営協議会委員に欠員が生じたことに伴い、令和2年7月1日付けで厚木市学校運営協議会委員を委嘱及び任命する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がありませんでしたので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、その事務を臨時に代理いたしましたので、報告するものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
  •  番号1番、三田小学校の八木重雄様と2番の愛甲小学校の丹野倫和様の2名につきまして、委嘱又は任命をするものでございます。任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項ただし書の規定により、前任者の残任期間となりますので、令和3年5月31日までとなります。
  •  なお、2ページ以降につきましては、参考資料として、当該学校の学校運営協議会委員名簿を付けさせていただいております。
  •  報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対しまして、何かございますでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  特になければ報告事項2を終わります。
  •  次に、報告事項3及び報告事項4の事務の臨時代理の報告につきましては、関連がありますので、一括して報告を求めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
  •  (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、一括して報告を求めることといたします。
  •  それでは、報告事項3及び報告事項4の事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
  •  学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 報告事項3及び報告事項4の事務の臨時代理の報告につきまして御説明申し上げます。
  •  内容につきまして御説明いたしますので、資料3を1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
  •  理由といたしましては、教育財産(動産)の取得について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第28条第2項の規定により、令和2年6月26日付けで市長に申出をする必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がないので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、この事務を臨時に代理いたしましたので、同規則第6条の規定により報告をするものでございます。
  •  1枚おめくりいただき、教育財産(動産)の取得の申出についてを御覧ください。
  •  始めに、報告事項3の財産の取得の申出でございます。
  •  取得の申出をする財産は、GIGAスクール用充電保管庫(その1)で、取得理由としましては、文部科学省が掲げるGIGAスクール構想の実現に向けて整備する学習用端末の充電及び保管のために取得するものでございます。履行場所は右側のページの別紙に記載の小学校13校及び中学校13校の合計26校で、取得時期は令和2年12月から令和3年3月まででございます。取得する数量は小・中学校合計で322台、予算額は設置費を含め合計で8,050万円でございます。
  •  なお、取得する財産につきましては、7に示す仕様を満たした機器を展示し、6月に睦合東中学校を会場として開催いたしました小・中学校長及び教育委員会職員による機器選考会で選定いたしました8に示す4機種の中から、一般競争入札により決定した受注者が1機種を選択し、調達、納品するものでございます。
  •  次に、報告事項4の財産の取得の申出について御説明申し上げますので、3枚おめくりいただき、資料4の教育財産(動産)の取得の申出について御覧ください。
  •  取得の申出をする財産はGIGAスクール用充電保管庫(その2)で、取得理由といたしましては、文部科学省が掲げるGIGAスクール構想の実現に向けて整備する学習用端末の充電及び保管のために取得するものでございます。履行場所は右側別紙に記載の小学校10校、取得時期は令和2年12月から令和3年3月まででございます。取得数量は180台、予算額は設置費も含めて4,500万円でございます。
  •  なお、取得する財産につきましては、同じく6月に開催いたしました事前公開により4機種が選定されましたが、事前公開後に実施いたしました各校の現場調査結果により、設置スペースに制約があると判断した小学校10校につきましては、各校との協議の結果、やむを得ず8に示す2機種の中から一般競争入札により決定した受注者が1機種を選択し、調達、納品するものとし、分離発注するものでございます。
  •  報告は以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して何かございますでしょうか。
  •  山本委員。
  • 山本委員 教えてください。
  •  1つの保管庫について、40台以上収納ができるということですけれども、収納したらそのまま収納した台数が充電できるものなのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 今、委員がおっしゃったとおり、40台以上が収納できるものですが、1台約45ワットの電源が必要になります。40台一度に充電しますと、18アンペアという電源が必要になるのですが、通常コンセントというのが定格容量15アンペアですので、一気に充電いたしますとコンセントが焼けてしまいます。そのため、輪番充電機能というものを設けております。基本的には、夜間、一定の時間でタイマーによりスタートして、10台ずつ、若しくは20台ずつということで、順番に充電をすることで朝来るまでには充電は完了しているというような機能を持たすため導入をするものでございます。
  •  以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょう。
  •  よろしいでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 学校で使って夜は学校の充電器に入れて保管して帰ると。家で使いたくなるときは、家に持って帰ることもできるのでしょうか。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 機能的には持って帰って家庭学習でも使えるような形で考えております。ただ、学校教育部と今後調整をしていく必要があるかと思いますが、現段階では、学校で保管をして、学校でのみ使っていくと、今後、長期の休みですとか、また、夏休みの期間などをどうするかというのは、今後の課題として検討させていただきたいと思っております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  •  高価なものですので、壊れたり、なくしたりすること、子供ですからあるかもしれないので、検討していただくということ、ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  特になければ、報告事項3及び報告事項4を終わります。
  •  次に、報告事項5 児童・生徒及び学級数将来推計について報告をお願いします。
  •  教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項5 児童・生徒及び学級数将来推計につきまして御報告申し上げます。
  •  資料5を御覧ください。
  •  1の目的になりますが、教育行政に係る中長期的な事業計画の立案等に際しての基礎資料とするため、市立小・中学校における令和3年度から令和11年度までの児童・生徒及び学級数を推計するものでございます。
  •  2の児童・生徒数の動向についてでありますが、(1)の児童数についてになります。児童数については昭和57年度の1万9,392人をピークとして、平成13年度まで減少が続き、平成14年度から微増に転じていましたが、平成21年度から再び減少となりました。令和2年度については1万1,209人と昭和57年度以降最少となっております。推計では、今後も引き続き減少し、令和11年度には9,072人となることが見込まれております。
  •  その下の表では、令和2年度と比較して児童数の減少の割合が大きい学校上位5校を掲載しております。
  •  2ページをお開きください。
  •  (2)の生徒数についてになりますが、生徒数につきましては、昭和62年度の1万334人をピークとして平成16年度まで減少、平成17年度から微増に転じていましたが、平成25年度から再び減少となり、令和元年度は5,673人と昭和62年度以降最少となっております。令和2年度は昨年度から微増し5,723人となりましたが、推計では来年度以降再び減少に転じ、以後はおおむね緩やかに減少し、令和11年度には4,905人となることが見込まれております。
  •  下の表では児童数と同じく生徒数による令和2年度と比較して生徒数の減少の割合が大きい学校上位5校を掲載しております。
  •  3ページを御覧ください。
  •  3の学級数の動向についてになります。
  •  (1)の通常学級数についてになりますが、学級数については昭和58年度の507学級、中学校は昭和62年度の252学級をピークとし、以降、増加している期間はあるものの、おおむね減少の傾向が続いております。
  •  令和2年度は、小学校358学級、中学校は160学級となり、小学校はピーク以後としては最少、中学校はピーク以後2番目に少なくなっております。
  •  推計によりますと、今後も引き続き減少し、令和11年度には小学校303学級、中学校は135学級となることが見込まれております。
  •  次の下の表は、小学校の令和2年度と比較した令和11年度学級数の増減になります。令和2年度と令和11年度との比較になりますが、増加は厚木第二小学校のみとありますが、増加につきましては、厚木第二小学校のみが2学級増加する傾向にありまして、その下、学級数の減少が大きい小学校につきましては、南毛利小学校がマイナス8学級、上荻野小学校がマイナス7学級、三田小学校がマイナス6学級となっております。
  •  次に、中学校につきましては、令和2年度と比較した令和11年度学級数の増減になりますが、基本的にはおおむねの中学校の学級が減少傾向にありますが、南毛利中のみが1学級増加する傾向になります。その下、学級数の減少が大きい中学校になりますが、令和2年度と令和11年度と比較して、減少が大きい学校は荻野中学校のマイナス9学級となっております。
  •  4ページをお開きください。
  •  (2)の特別支援学級数についてになりますが、学級数については減少する年度もあるものの、ほぼ一貫して増加が続く推計となります。
  •  令和2年度は小学校96学級、中学校46学級となり、小・中学校合計では令和元年度の142学級と同数となり、これまでで最も多い学級数となっております。推計では令和3年度まで増加が継続し、その後は緩やかに減少する見込みで、令和11年度には小学校75学級、中学校40学級となることが見込まれております。
  •  次の5ページにつきましては、別紙といたしまして、児童・生徒及び学級数の算出方法になっておりまして、最後のA3の2枚の資料につきましては、児童・生徒数将来推計(全体)と学校別の推計値になっております。
  •  報告につきましては以上でございます。よろしくお願いします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して何かございますでしょうか。
  •  よろしいですか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 今、森の里で工業団地の土地の造成とか募集を見かけるのですが、そういうものは増加でもう見込んであるのでしょうか。何かまだ山肌が出ている段階のところがほとんどで、決まっている会社も幾つか分かっているのだけれどもということでしたけれども、増えていくのか分からないですよね。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 森の里の開発につきましては、企業の誘致の関係で研究系が主だと聞いております。したがいまして、住居系の開発ではございませんので、大きく人口が増えるということはないかと考えております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 ほか、いかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  では、特になければ報告事項5を終わります。
  •  次に、報告事項6 給食用食材の放射性物質の測定結果について報告をお願いします。
  •  学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 報告事項6 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして御報告申し上げます。
  •  恐れ入りますが、資料6を御覧いただきたいと存じます。
  •  始めに、6月10日水曜日から7月14日火曜日までの放射性物質の測定結果でございますが、3月4日以降中止となっておりました学校給食が、7月から再開となってございます。したがいまして、学校給食、保育所の給食ともに7月は測定を実施しております。結果といたしましては、御覧いただいております1ページ、全て不検出となってございます。
  •  恐れ入りますが、1ページおめくりいただきまして、2ページを御覧いただきたいと思います。学校給食で使用する食材の測定につきましては、保護者の方からの御要望を取り入れて実施しております。毎週火曜日と木曜日に翌日の給食で使用する食材を、1日当たり3品目を限度として測定してございます。7月につきましては保護者からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材21品目を測定しております。今後につきましても保護者の方から要望があった食材を基本として測定をしてまいります。
  •  恐れ入りますが、右側の3ページを御覧いただきたいと思います。
  •  大気中放射線量の測定につきましては、環境農政部において市内5箇所を観測地点として年4回実施しております。第2回目の7月1日の測定結果につきましては数値的に特に大きな変化は示されてございません。
  •  報告については以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して何かございますでしょうか。
  •  門田委員。
  • 門田委員 定例会の最初の教育長報告で、教育長が学校を見てくださったときの話がありましたけれども、児童・生徒が窓の方を向いたり、廊下を向いたり、前を向いたりして、なるべくしゃべらないようにして食べているということでしたが、給食の方もコロナウイルスの感染防止で大変神経を使って大変だったと思います。最初は、メニューはシンプルでということをお伺いしたのですが、7月からは通常のメニューで普通どおりに行われているのか、教えていただけたらと思います。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 給食のメニュー、7月1日からスタートさせていただきました。
  •  学校給食につきましては、主食である御飯とパンと麺、それから牛乳、おかず、この3つがそろって完全給食という位置付けになってございます。そのおかずは、主菜、副菜、汁物、デザートとございますが、そのうちの副菜の部分について1品減らしております。ですので、ほかのものの量を増やした形で栄養価は取っておりますけれども、7月の給食、一学期までの間については、そうした1品減らした給食という形で感染防止をさせていただいております。2学期からにつきましては、今までと同様の完全給食という形に戻してまいりたいと、このように考えております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 ほかいかがでしょうか。
  •  よろしいでしょうか。
  •  ほかになければ、報告事項6を終わります。
  •  以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
  •  これをもちまして、令和2年厚木市教育委員会7月定例会を閉会いたします。
  •  お疲れ様でした。

閉会時刻17時11分 

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