平成31年厚木市教育委員会4月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成31年4月23日火曜日
午後3時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
事務局
山口教育総務部長、佐後学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、
大塚学校給食施設整備担当課長、窪田学務課長、
八木教育指導課長、川口教育研究所長、
外村青少年教育相談センター所長、長沼社会教育課長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第14号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る
 厚木市教育委員会の方針の制定について
議案第15号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る
 検討委員及び専門委員の委嘱について
議案第16号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る
 調査研究の諮問について

3 報告事項

  • (1) 厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名について
  • (2) 事務の臨時代理の報告について(厚木市教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動について)
  • (3) 事務の臨時代理の報告について(障害のある児童生徒の教育措置について)
  • (4) 厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について
  • (5) 平成31年度学校施設整備計画について
  • (6) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (7) 厚木市学校給食センターPFI事業者選定委員会委員の委嘱及び任命について
  • (8) 厚木市教育研究所研究員の委嘱について
  • (9) 厚木市青少年相談員の委嘱について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻15時00分

  • 曽田教育長 それでは、ただ今から平成31年厚木市教育委員会4月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、門田委員を指名させていただきます。お願いします。
     始めに、この度、教育委員会委員として新たに杉山繁雄委員が就任されましたので、御挨拶いただければと思います。
     杉山委員、よろしくお願いいたします。
  • 杉山教育長職務代理者 改めまして、こんにちは。4月1日付けで教育委員に任命されました杉山でございます。3月31日までは、すぐ向こうの部屋で臨時職員として働いておりましたけれども、こういうことになりました。皆さんの協力を得て、また仕事、職務を果たしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
     次に、本日は教育委員会の課長職以上の職員と指導主事が出席しておりますので、職員の紹介をお願いします。
     教育総務課長。
     (職員紹介)
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
     それでは、年度当初でございますので、私から挨拶を申し上げたいと思います。
     平成31年度が始まりまして3週間余りとなりました。今年度、児童・生徒の状況、教職員の状況ですけれども、小学生が1万1,511人、中学生が5,676人、小・中合わせて1万7,187人でございます。指導に当たります教職員ですけれども、小・中合わせてですが、正規職員が1,002人、臨時的任用教員が154人、非常勤の講師が39人ということで、全て合わせまして、教職員は今年度1,195人ということになります。約1,200人の教職員をもって、1万7,187人の子供たちが充実して楽しく学校生活を送り、必要な力を身に付けることができるよう頑張っていってほしいと、そんなふうに思っております。
     あと1週間で元号が変わりまして、平成から令和になります。4月30日、5月1日、連休中ですけれども、一日で何かが大きく変わるということはないわけですけれども、気持ちの上で、この新しい元号になると、そのことを私たちは、今まで取り組んできたことが果たしてこれでいいのかということを見つめ直す新たな第一歩にしていけたらなと、そんなふうに思っております。最初に申し上げました1万7,187人の子供たち、新しい時代の担い手になっていくわけです。こうした未来ある子供たちのために全力を尽くしてまいりたいと、そのように思っております。
     また、2020、2021、この2箇年度で新しい学習指導要領に基づく教育課程が小・中学校で全面実施されます。円滑にこの新しい教育課程がスタートできるように、実り多い教育活動の実践が36小・中学校において行われるよう、教育委員会としても全面的に支援、サポートをしてまいりたいと、そのように思っております。
     事あるごとに申し上げておりますけれども、厚木市は教育環境日本一を目指した取組をずっと続けてきております。それによって、様々な成果が挙がってきておりますけれども、今後も引き続きこの教育環境日本一を目指した取組を行ってまいりたいと思っております。子供たちにとって最大の教育環境は教師であると、いろいろな折に話をさせていただいておりますけれども、現在、全国で教職員の働き方改革が課題として取り上げられております。本市におきましても教職員の働き方改革について手を着けていかなければならない。これが大きな課題であろうと思います。元気で活力のある教師の存在を抜きにして質の高い教育を行うことは無理であると、そういったことを踏まえて、教職員の働き方改革、長時間勤務、多忙化の解消に向けて取り組んでいくということが今年度以降の非常に大きな課題であると認識しておりますので、教育委員の皆様方におかれましても、このことについて御意見等をいろいろな場面で頂戴できたらなと、そのように思っております。
     以上でございます。
     それでは、ここで職員退出のため、暫時休憩といたします。

暫時休憩15時11分
再開時刻15時13分

  • 曽田教育長 再開いたします。
     それでは、私から報告いたします。
     平成31年4月定例教育委員会教育長報告。
     お手元に配布をさせていただいております教育長報告に従って、主なものを申し上げます。平成31年3月26日に開催されました3月定例会以降の主な行事等25件につきまして、御報告申し上げます。
     まず、1ページの4番目です。4月3日水曜日、あつぎ市民交流プラザにおきまして、第1回初任者研修会・新規臨時的任用職員、教員の研修会におきまして、教育長講話を1時間ほど述べさせていただきました。今年度の初任者、新規臨時的任用教員については、初任者が小・中合わせて29人、臨任の先生が30人、それと、拠点校指導教員の先生も参加をしていただきまして、参加者数61人ということで、初任の先生方、臨任の先生方に対して、心構え等を中心に、私自身の約35年間の教員生活を振り返りながら、参考にしていただきたいということで話をさせていただきました。皆さん、大変真剣な表情でしっかりと聞いてくれました。
     次に、5番目と6番目です。4月5日、委員の皆様方にも分担をして出席をしていただきましたけれども、小学校、中学校におきまして入学式が執り行われました。私は4月5日午前、依知南小学校にお伺いいたしまして、今年度3クラスで83人の大変かわいらしい新入生に対して、できるだけ短時間で理解していただけるようなお話をさせていただきました。同日の午後ですけれども、今度は森の里中学校の入学式に出席をさせていただきました。森の里中学校の新1年生は2クラスで49人ということでした。少し前、私服で小学校の卒業式に臨んでいた子供たちが制服に身を包むと、同じ子と思えないくらい大人びて見えるということで、また、中学校の場合には中学校3年間で義務教育が修了しますので、そのスタートに当たってということで、私が考えているところをお話をさせていただきました。
     次に、8番目です。4月8日月曜日、厚木小学校、厚木中学校の通学路におきまして、子供たちが登校する様子を見させていただきながら、朝の挨拶をさせていただきました。厚木小学校の児童が登校する際には、横断歩道に何人もの黄色いベストを着用した地域のボランティアの方が黄色い旗を持って立ってくださって、子供たちが安心して安全に登校ができるように交通安全指導、見守り活動をやってくださっておりましたので、感謝の気持ちを伝えさせていただきました。
     1枚おめくりいただきまして、2ページの11番目です。4月11日木曜日、平成31年度第1回厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。36人の校長先生方にお集まりをいただきまして、新年度スタートに当たっての私の思いと、教育委員会各課の今年度の施策、具体的な取組について御理解をいただくために話をさせていただきました。
     次に、3ページの20番目です。4月19日、毛利台小学校を訪問させていただきました。年度の始め、時間を作っていただきまして、ここで新しく校長先生に昇任をされた学校を中心に学校訪問をさせていただいております。最初に毛利台小学校にお伺いしました。ちょうど昼食後の昼休みに入っていまして、校庭いっぱいに子供たちが元気よく、ドッジボールや鬼ごっこをやっておりました。先生方も何人も外へ出て、子供たちと一緒にドッジボールや追いかけっこに汗を流しておられました。本当にこの子たちが健やかに育っていってくれるように私も頑張らなければいけないなと、そういったことを子供たちが遊んでいる様子を見ながら感じました。
     同じ日ですけれども、厚木小学校の音楽室の空調設備、エアコンの設置状況について視察をさせていただきました。毛利台小学校に行ったときもそうだったんですけれども、毛利台小学校の校長先生、厚木小学校の校長先生がいずれも、音楽室に空調設備を設置してもらったということについて大変喜んでくださっておりました。
     次に、22番目です。4月20日土曜日、南毛利スポーツセンターテニスコートにおきまして第25回厚木市中学生ソフトテニス大会が開催されました。男子9チーム、女子12チームの21チーム、選手約200人の参加で盛大に実施することができました。中学生にとっては最初の公式試合ということで、緊張の中にも頑張るぞといった表情を見てとることができました。激励の言葉をかけさせていただきました。
     次に、24番目です。4月22日月曜日、先ほど申し上げました新任の校長先生の学校、中学校ですけれども、睦合中学校にお伺いをして校長先生とお話をし、校内で子供たちが学習に取り組んでいる様子を、校長先生の後に付いて見て回りました。どこのクラスでも子供たちは落ち付いた姿勢で集中して学習に取り組めているということで、すばらしいなと感じました。
     以上でございます。
     本日の日程のうち、議案第15号及び報告事項3については、個人に関する情報が含まれる案件となりますので、厚木市教育委員会会議規則第13条第1項の規定により、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「はい」との声あり)
  • 曽田教育長 御異議ありませんので、非公開とし、日程の最後において審議等を行うことといたします。
     なお、傍聴される方につきましても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら御退出いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきください。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1 議案第14号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針の制定についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 それでは、議案第14号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針の制定について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、本市立小・中学校で使用する教科用図書について、適正かつ公正な採択を行うため、平成32年度(令和2年度)に本市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針を定めるものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針案について御説明申し上げます。
     1につきましては、教科用図書の採択は、神奈川県教育委員会の採択方針に基づいて、文部科学省から送付される目録に登録された教科用図書のうちから行うことを示したものでございます。
     2につきましては、厚木市の教育活動にふさわしい教科用図書採択を行うため、厚木市教科用図書採択検討委員会に調査研究について諮問することを示したものでございます。この委員会は教育基本法、学校教育法及び学習指導要領並びに厚木市教育委員会が別途定める調査研究の観点を踏まえ、教科用図書の内容について十分かつ綿密な調査研究を行い、調査研究の内容を教育委員会に答申するものでございます。また、条例により昨年度から教科用図書採択検討委員会が附属機関となったことに伴い、専門委員会を活用して調査研究を行うことを明確にする文言を新たに加えてございます。
     3につきましては、厚木市教育委員会は厚木市教科用図書採択検討委員会の答申を踏まえ、市立学校の教職員、保護者等の意見を参考にした上で慎重に審議し、最も適切と思われる教科用図書の採択を行うことを示したものでございます。
     4につきましては、採択の公正確保に向けて、広く関係者の理解を求めるなど、静ひつな採択環境を整え、円滑な採択事務に支障を来す事態が生じないよう努めることを示したものでございます。
     5につきましては、厚木市教育振興基本計画の基本方針や、学校及び児童・生徒の実態、厚木市の特性を考慮した教科用図書を採択することを示したものでございます。
     6につきましては、採択結果や採択理由に関する情報は、採択権限を有する者の責任において適切に公開していくことを示したものでございます。
     以上、6点でございます。
     1枚おめくりいただき、参考資料1を御覧ください。ここからは、平成31年度に実施する教科用図書採択について御説明申し上げます。
     採択については、学校教育法及び義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づいて行うものでございます。
     次に、採択の対象でございますが、黒縁の括弧でお示しいたしましたとおり、大別して2種類ございます。通常の学級で使用する教科用図書と、必要に応じて特別支援学級で使用する学校教育法附則第9条に規定する教科用図書でございます。
     まず、教科用図書でございますが、本年度、教科用図書につきましては(1)から(3)の3種類の採択を行います。
     最初に、(1)の教育課程の基準の変更に伴い、採択した教科用図書の発行が行われないことになったことを受け、新たな調査研究を実施して行う採択について御説明申し上げます。小学校用の教科用図書につきましては昨年度に採択を行っていただきました。来年度は昨年度に採択した教科用図書の使用2年目に当たるところですが、平成32年度(令和2年度)から小学校で新学習指導要領が全面実施されることに伴い、既に採択された教科用図書の発行が行われないことから、平成32年度(令和2年度)から使用する小学校用教科用図書全種目について新たに調査研究を実施し、採択を行います。なお、採択を行う種目数は、米印にお示しいたしましたとおり、13種目でございます。
     続いて、(2)の前回採択した教科用図書の使用期限に当たるが、平成30年度検定において新たに合格した図書がなかったため、前回の検定合格図書の中から当時の調査研究資料を活用して行う採択について御説明申し上げます。現在中学校で使用している教科用図書が使用期限の4年目に当たるため、今年度は本来ならば調査研究に基づく採択替えを行う年に当たるのですが、平成33年度(令和3年度)から新学習指導要領が全面実施されることから、平成30年度の検定において新たに合格した図書はございませんでした。文部科学省の平成31年3月29日付け、2020年度(新元号2年度)使用教科書の採択事務処理についての通知では、中学校用教科書の採択について、特別の教科道徳以外の教科書について新たに採択を行うこととなるが、平成30年度検定において新たに合格した図書がなかったため、基本的には前回の平成26年度検定合格図書の中から採択を行うこととなることと示されており、道徳を除く中学校用教科用図書については、前回の調査研究に基づく採択を行ってまいります。また、採択した教科用図書の使用期限ですが、平成33年度(令和3年度)に中学校で新学習指導要領が全面実施されるため、平成32年度(令和2年度)のみの1年間となります。
     次に、(3)の採択期間内である教科用図書を継続して使用するための採択について御説明いたします。昨年度に採択いたしました中学校、特別の教科道徳の教科用図書につきましては、採択期間内でございますので、法律に基づき、現在使用している教科用図書と同一の教科用図書を採択していただくこととなります。
     続きまして、学校教育法附則第9条に規定する教科用図書についてでございます。特別支援学級で用いる教科用図書につきましては、文部科学省が発行する一般図書一覧に搭載される図書のうちから、児童・生徒の障害の状況に合わせて毎年採択が行われるものでございます。
     資料1の下半分の部分には、参考として、教科用図書採択に係る今後数年間の検定、採択、使用のサイクルをお示ししてございます。
     続きまして、参考資料2を御覧ください。参考資料2は、教科用図書採択に係る事務の流れを、神奈川県教育委員会、厚木市教育委員会、厚木市教科用図書採択検討委員会、専門委員、各学校、それぞれとの関わりについてお示ししたものでございます。表の縦方向にそれぞれの組織を重ねており、表の横方向は時間の経過をお示ししてございます。
     始めに、表の中に太枠で囲んでお示ししました厚木市教育委員会採択方針の決定を御覧ください。この太枠の囲みが本日4月23日の定例会でございます。ここから、まず下に矢印を追いながら流れを御説明いたします。太枠から出ております左側の矢印を追っていただきますと、各学校につながっております。本日採択方針が決定いたしましたら、市の採択方針を各小・中学校に通知いたします。同時に、太枠から出ております真ん中の矢印でございますが、こちらは厚木市教科用図書採択検討委員会に対し内容に関する調査を諮問することを示しております。同じように、一番右の矢印は専門委員の委嘱を示しております。本市の教員から選出した専門委員が詳細な調査研究をいたします。下から2段目の専門委員の囲みを御覧いただきますと、横に複数、囲みがございます。7月までの期間に複数回、専門委員会を開催し、検討委員会に報告する調査報告書を作成してまいります。
     次に、教育委員の皆様の採択に係る流れについて確認をさせていただきます。恐れ入りますが、始めの太枠囲みに目をお戻しください。太枠から右に進みますと、教育委員による調査研究という囲みがございます。採択を行う7月の定例会までの期間に委員の皆様には教科書の調査研究を行っていただきます。各社の教科用図書見本をいつでも閲覧していただけるよう、場所を設けて設置する予定でございます。今御覧いただいております教育委員による調査研究の囲みに向けて、下から3つの矢印が上がってきております。左から、教科書展示会でのアンケート集約の報告、厚木市教科用図書採択検討委員会の答申として調査研究報告書、さらに各学校の意見の報告の3つでございます。委員の皆様には、これらの報告を参考にしていただきながら内容の吟味をしていただくようお願いいたします。その調査研究の後、厚木市教育委員会の欄の一番右にお示しした囲みですが、7月の定例会におきまして教科用図書を採択していただき、その結果を各学校や県教育委員会に通知、報告を行うという流れでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、参考資料3を御覧ください。参考資料3は、ただ今御説明申し上げました教科用図書採択の流れに基づきまして、本年の具体的な日付を入れた形でお示ししたものでございます。厚木市教育委員会の6月の枠内にございます教科書展示会につきましては、一般の報告向けの展示は6月7日から6月21日までの期間、市民交流プラザ、アミューあつぎと中央図書館にて実施し、その後も中央図書館においては常設の展示として配架する予定でございます。小学校の教員向けには、各校1週間から10日間、全種目の教科用図書を巡回させる形で実施し、意見を集約してまいります。
     続きまして、参考資料4を御覧ください。参考資料4は厚木市教科用図書採択検討委員会規則でございます。
     さらに1枚おめくりいただき、参考資料5といたしまして関係法令を示させていただきました。
     以上でございますが、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 説明ありがとうございました。厚木市教育委員会の採択の方針案の一番下、6番ですけれども、採択結果や採択理由等に関する情報は、採択権限を有する者の責任において適切に公開すると書いてございますけれども、具体的にどのような形で公開をされるのでしょうか。決まっていたら、お願いします。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 採択結果等の公開につきましては、採択終了後速やかに公開することを考えておりまして、ホームページ等で発信をしていくということを考えております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい、ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 説明ありがとうございました。1つ教えていただきたいのですが、教科書の候補なんですけれども、教科によって違うかと思いますが、多いものでどれぐらいの数の教科書が上がってきているのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 正確な冊数につきましては、今、手元に資料がございませんので申し上げられませんが、多いものでは五、六社ぐらいの出版社から上がってきております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 単純な質問ですけれども、議案第14号の資料の2枚目です。ここで元号が変わるということで、1枚めくったところは平成32年度(令和2年度)と入っているんですけれども、まだ平成でございますが、使用するのは令和なので、これはやはり両方併記しなければいけないのかなということと、2枚目の参考資料を見ると、冒頭が「平成31年度に実施する」と、これからの流れのことが書いてありますが、実施するということで、ここは括弧書きが要らなくていいのかとか、今後の事務手続の在り方というものを少し疑問に思いました。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 文書に係る件ですので、私から説明させていただきます。
     まず、2枚目の平成32年度(令和2年度)につきましては、本日、4月23日現在、まだ平成31年度中でございます。したがいまして、これは本日使う資料でございますので、丁寧な記述として、平成32年度(令和2年度)と記述いたしましたが、これが5月1日以降になりますと、令和2年度という形にさせていただきたいと思っております。参考資料1につきましても、同じでございまして、まだ本日は平成31年度中でございますので、5月1日以降、新元号になりましたら、令和という形で表記させていただきたいと思っております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     そのほか、いかがでしょうか。
     それでは、参考資料2に書いてありますけれども、教育委員の皆様につきましては、教科書展示会のアンケート集約の報告、それと採択検討委員会から上がってくる調査研究報告書、学校で集約された学校の意見の報告、これを参考にしていただきながら、膨大な冊数になりますが、教科書を実際に手に取って、教育委員の皆様による調査研究を進めていただいて、7月の定例会で採択ということになりますので、かなり大変な仕事になるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
     よろしいでしょうか。
     それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第14号を可決いたします。
     次に、日程3 議案第16号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る調査研究の諮問についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 それでは、議案第16号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る調査研究の諮問について、提案理由と諮問事項について御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育員会の方針に基づき、教育委員会が厚木市の教育活動にふさわしい教科用図書採択を行うため、教育委員会が附属機関である厚木市教科用図書採択検討委員会に諮問するものでございます。
     1枚おめくりいただき、諮問書を御覧ください。諮問事項は、平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書に関する調査研究についてでございます。諮問理由につきましては、先ほど御承認をいただきました平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る厚木市教育委員会の方針に基づき、教育委員会が本市の教育活動にふさわしい教科用図書採択を行うためでございます。
     以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対して、何か質疑はありますでしょうか。
     よろしいですか。
     (「はい」との声あり)
  • 曽田教育長 それでは、特に質疑はないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第16号を可決いたします。
     報告事項に入ります。
     報告事項1 厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、報告事項1 厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名につきまして、資料1のとおり御報告申し上げます。
     本件につきましては、平成31年3月31日をもちまして厚木市教育委員会教育長職務代理者でありました山田一夫様が厚木市教育委員会委員を退任されたことに伴いまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定によりまして、平成31年4月1日に教育長職務代理者に杉山繁雄委員を指名いたしましたので、報告するものでございます。
     以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、事務の臨時代理の報告につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料2、事務の臨時代理の報告についてを1枚おめくりいただいて、臨時代理書を御覧ください。本件につきましては、平成31年4月1日付けで教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の職員の人事異動を行うに当たりまして、3月29日付けで内示を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定によりまして、その事務を臨時に代理いたしましたので、第6条の規定により報告するものでございます。人事異動の内容につきましては、裏面の名簿のとおりでございます。なお、今回は、教職員関係でございまして、事務職等の内示につきましては、3月の定例会において御報告させていただいておりますことを申し添えます。
     以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     (「ありません」との声あり)
  • 曽田教育長 特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項4 厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、報告事項4 厚木市学校運営協議会委員の委嘱及び任命につきまして、御報告申し上げます。
     資料4を御覧ください。厚木市学校運営協議会委員につきましては、学校運営協議会規則第5条第1項の規定によりまして、教育委員会が委嘱又は任命することになっておりますが、4月1日付けの人事異動などから、新たに委嘱及び任命いたしましたので、御報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただいて、別紙を御覧ください。番号1番の甲斐悦子様から、4ページまで行っていただきまして、4ページ73番の小嶋千晶様までの73人の方に委嘱又は任命するものでございます。任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項ただし書の規定によりまして、前任者の残任期間となります。
     なお、5ページ以降につきましては、参考資料としまして各学校の学校運営協議会委員名簿を付けさせていただいております。
     報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     (「ありません」との声あり)
  • 曽田教育長 特になければ、報告事項4を終わります。
     次に、報告事項5 平成31年度学校施設整備計画について、報告をお願いします。
     学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 それでは、報告事項5 平成31年度学校施設整備計画につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料5の一覧表を御覧ください。平成31年度に実施いたします主な学校施設整備工事は、小学校3校3棟及び中学校1校1棟のトイレ改修工事、小学校2校2棟の外壁屋根改修工事、小学校1校のグラウンド改修工事並びに小学校1校の土砂災害警戒区域法面改良工事でございます。各工事の目的でございますが、1番から4番までの小・中学校4校のトイレ改修工事、5番、6番の小学校2校の校舎外壁屋根改修工事及び7番の毛利台小学校グラウンド改修工事につきましては、安全で快適な教育施設環境の確保を図るため改修工事を行うものでございます。また、8番の上荻野小学校法面改良工事につきましては、土砂災害警戒区域に指定されている敷地東側及び北側の一部の法面について、避難所としての利用を含めた施設の安全確保を図るため改良工事を行うものでございます。
     それでは、表の番号1から順番に、各工事の内容につきまして御説明いたします。なお、参考資料として、工事ごとに施工場所の位置図、施行箇所を示す配置図、改修平面図等を添付してございますので、併せて御覧ください。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、1ページから5ページを御覧ください。1番の相川小学校校舎棟南側トイレ改修工事でございますが、今回改修いたします校舎棟は平成5年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上4階建てで、改修面積は341.4平方メートル、契約工期は5月下旬から9月中旬までの約4箇月間を予定し、児童用トイレ及び職員用トイレの全面改修工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、6ページから10ページを御覧ください。次に、2番の上依知小学校南棟校舎トイレ改修工事でございますが、今回改修いたします南棟校舎は平成7年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上4階建てで、改修面積は242.42平方メートル、契約工期は5月下旬から9月上旬までの約4箇月間を予定し、児童用トイレ及び職員用トイレの全面改修工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、11ページから13ページを御覧ください。次に、3番の三田小学校北棟校舎トイレ改修工事でございますが、今回改修いたします北棟校舎は昭和52年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上4階建てで、改修面積は221.81平方メートル、契約工期は6月上旬から8月下旬までの約3箇月間を予定し、児童用トイレの全面改修工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、14ページから18ページを御覧ください。次に、4番の森の里中学校北棟校舎トイレ改修工事でございますが、今回改修いたします北棟校舎は昭和61年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上4階建てで、改修面積は156.68平方メートル、契約工期は6月下旬から9月上旬までの約3箇月間を予定し、生徒用トイレ及び職員用トイレの全面改修を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、19ページから21ページを御覧ください。5番の飯山小学校南棟校舎外壁・屋根改修工事でございますが、今回改修いたします南棟校舎は昭和59年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上4階建てで、改修面積は外壁が2,971平方メートル、屋根が800平方メートルで、契約工期は5月下旬から10月下旬までの約5箇月間を予定し、外壁等の補修や塗装並びにカバー工法による屋根の改修などの工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、22ページから24ページを御覧ください。次に、6番の戸田小学校北棟校舎外壁・屋根改修工事でございますが、今回改修いたします北棟校舎は昭和63年に建築され、建物構造は鉄筋コンクリート造・地上3階建てで、改修面積は外壁1,788平方メートル、屋根944平方メートルで、契約工期は5月下旬から10月上旬までの約4箇月間を予定し、外壁等の補修や塗装並びにかぶせ工法による屋根の改修などの工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、25ページから27ページを御覧ください。次に、7番の毛利台小学校グラウンド改修工事でございますが、今回改修いたしますグラウンドは、昭和55年の開校以来、初めての全面改修で、改修面積は5,655平方メートル、契約工期は6月下旬から9月上旬までの約4箇月間を予定し、グラウンドの表層厚さ10センチメートル及び下層路盤厚さ10センチメートルの入替え並びに樹木の剪定、防砂ネットの設置などの改修工事を実施するものでございます。
     恐れ入りますが、28ページから30ページを御覧ください。次に、8番の上荻野小学校土砂災害警戒区域法面改良工事でございますが、今回改良いたします箇所は学校敷地の東側及び北側の一部の法面で、改良箇所の面積は925平方メートル、契約工期は6月上旬から9月中旬までの約3箇月間を予定し、吹付法枠工法により法面の保護を図る改良工事を実施するものでございます。
     以上が、平成31年度に実施いたします学校施設整備のうち主な工事でございますが、このほかにも実施する工事等を含めますと、今年度は合計で21校で23件の工事等を実施いたしますので、工事等に当たりましては関係者との十分な調整を行った上で、児童・生徒の安全確保を図るとともに、学校運営に支障がないよう実施してまいります。
     報告は以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 説明ありがとうございました。少しトイレ改修のことについてお聞きしたいんですけれども、今、例えば相川小学校については、トイレの全面改修というお言葉があったと思いますが、全面改修というと具体的にどういう、例えば和式トイレとか、洋式トイレとか、みんなのトイレとかありますけれども、その辺はどのようになるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 改修内容といたしましては、床、天井、壁、全てをまず一度、躯体の状況に、コンクリートの状況にいたしまして、内装材については基本的には全面の改修を行います。それに併せまして、今までは和式のトイレの数が多くございましたので、現在は、1つのトイレに大便器が2つまでの場合は洋式便器のみ、3つの場合は、学校ですとか保護者からの要望もございまして、そのうちの1つだけを和式を残しましょうということで改修を行っておりますので、そのような形で、ほとんどが洋式の大便器に変わるということと、今まで湿式ということで水洗いができるような床のトイレだったと思いますが、これも、臭いの問題などもございますので、現在は全てドライ方式に、乾式の床に変更しているという改修を行ってございます。それに併せまして、電気もLEDの照明に変えたりということを併せて行っております。
  • 杉山教育長職務代理者 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     そのほか、いかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 とても気持ちよくなると思います。トイレが臭わない、明るい美しいトイレだと、子供たちも幼児も使えますし、また、小学生、中学生も本当に気持ちよい学校生活を送れると思います。ありがとうございます。
     1つ教えていただきたいのは、みんなのトイレですが、記号はあるのでしょうか。それが1点と、もう1点は、グラウンドですが、昔に比べると、風があっても砂漠のように余り砂が舞ったりしないですが、何か特別なものをまいているのでしょうか。素人の気持ちなんですけれども、その度にスプリンクラーをまくと経費がかかりますので、何か改良されたものでも使っているのかどうか、教えてください。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 今お話しました4校のうち、みんなのトイレの改修がございますのは、今回、相川小学校のみでございます。みんなのトイレというのは、地域によって呼び方が違いますが、厚木市の場合は、みんなのトイレと呼んでいます。地域によっては、誰でもトイレという表現をする場合もあると思いますが、これは御家族で、小さいお子様をお連れの方、若しくは障害のある方など、皆さんが御利用できるような形、それから、最近はオストメイト等についても対応しておりますので、それらのものを集約したトイレというものを各学校に1箇所以上設けるという方針の中で整備させていただいていますので、今回、残りの3校については他の棟で既に整備済みでございますので、今回は相川小学校のみがみんなのトイレの整備があるというものでございます。
     次に、毛利台小学校のグラウンドの改修でございますが、現在、表層土の10センチの入替え、それから路盤材の10センチの入替えをする上で、表層土については混合土というものを採用しております。これは今、委員からお話あったように、風などによる飛散がしにくいものということで、比較的安定した形でございますので、風があっても、比較的飛びにくいものでございます。ただ、必ず全部が100パーセント飛ばないということではございませんので、そのために周辺には防砂ネットというものを高さ3メートルまで設置いたしまして、さらにそういうような砂が飛ばないような方策を考えているものでございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 記号は特別ないですか。
  • 齋藤学校施設課長 この図面の中では、相川小学校のところの男子トイレと女子トイレの間にございますが、みんなのトイレ、ちょっと今、図面上はこのような形で示させていただいておりますが、現地には、このみんなのトイレという決まった表示がございますので、そういうようなものを表示をさせていただいてございます。この中では、右上の1階の平面図、3ページですね、相川小学校の平面図の上から2番目の平面図を見ていただきますと、中央から少し右側の上側のところに丸い破線が描いてあるかと思うんですが、これが車椅子が回転できる半径で円を描いているんですが、通常のトイレよりも大きいスペースを設けまして、この中に洋式のトイレ、これもウォシュレット対応していますが、それと、すぐにそこで手が洗えるような小さな洗面器と、あとオストメイトですね、これは向かって左側上になりますが、オストメイトの装置を設置させていただいてございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 はい、ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 改修のことはよく分かりました。期間が3箇月、4箇月、あると思うんですけれども、1点確認で、トイレですから毎日、毎時間、使用するもので、4フロアあると、1フロアずつとか少しずつやると思うのですが、特別に仮設のトイレを入れるとか、そういった計画はあるのか、それとも、今は4階だから3階を使いましょうという措置をされるのか、確認させてください。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 今回のトイレの改修工事につきましては、早いところですと5月からですが、これは契約工期でございます。まず、夏休みを中心に、4階全ての工事を進めていくんですが、大体7月の上旬あたりから準備を、仮設で仮囲いですとか、運営上支障ないものから始めまして、夏休みに入りましたら、解体工事から全面的に入っていきます。というのは、上の階の配管を工事するためには下の天井内での配管工事になりますので、1階だけやったら2階、次に行くかということではできませんので、全面を一括してやっていきます。約40日間の夏休みを中心に行いまして、今回の場合は、相川小学校と戸田小学校については少し9月に入ってしまうという状況でございますので、こちらも学校と調整をした上で、リースでトイレを設置させていただいて、9月の2週間程度でございますが、対応していくというよう形で今、打合せをしてございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 森委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 すみません、1つだけ伺います。都心の学校では最近、グラウンドのサーフェスについては、人工芝であったりとかタータン敷きのもの、ゴム敷きのものになったりとか、そういったスタイルが多く見受けられるようになっているんですけれども、個人的には、やはり土の上で子供たちを走らせてあげたいなと、そういう気持ちでおります。厚木市の中ではそういったタータンだとか人工芝だとか、今回の計画を見て、そういうものは考えていないんだろうと思いますけれども、そういうアイデアというのが机上に上がってきているのかどうかを教えていただけると有り難いのですが。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 実は数年前にそういう話も一時的に出ましたが、現段階では、厚木市の整備の方針としては、今までどおりの土のグラウンドでの整備と、特に、中央公園などにもありますゴム敷きというのは非常に金額的にも経費がかかりますので、36校の施設を管理していく上で、今、1年に1校ずつやっていますから、単純に言いますと、次にまた改修ができるのは36年後ということになりますので、その辺も含めて、現段階で経費をかけられる範囲、それと必要性という、都心の町中で、先ほど言ったような砂ぼこりが舞ってしまったりですとか、スプリンクラーを一つ回すにしても、水が風で飛んでしまったりというようなところは、厚木市の場合はまだ少ない状況でございますので、そのようなことも含めて、土のグラウンドという方針で今は整備を進めさせていただいております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 ちなみに、土の全面改修は、面積にもよると思いますが、1校当たり幾らかかりますか。
     学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 今回の毛利台小学校については、約9,000万円です。昨年度行いました睦合中学校は面積が広いのですが、こちらが約1億2,000万円かかってございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 少し聞きにくい質問をします。実は以前、公共施設の長寿命化の話合いに出たことがありまして、今回も飯山小学校等で外壁改修とかがあると思うんですね。これはかなり厚木市のいろいろな公共施設、大分造ってから年月がたっていて、ちゃんと改修をやっていかないといけないということで、計画を立ててやっていると思うのですが、今回、飯山小と戸田小の2校、大体、築年数ですと30年以上たってから改修ということになると思いますけれども、現状として、残りのそのほかの34校の状況はどういう感じになるのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 まず、外壁の改修率でございますが、小学校が現段階で66.3%、中学校が57.1%で、小・中学校合わせますと62.8%でございます。それから、屋根と屋上ですね、防水ですとか屋根の改修、こちらが小学校が57.5%、中学校が38.8%で、トータルで50.4%ということで、半分強という状況でございますが、棟別でいいますと129棟ございまして、そのうち、外壁で言いますと、小学校が80棟、中学校が49棟あるうちの、小学校53棟、中学校28棟という状況の改修率でございまして、こちらも非常に経費的にも相当の費用がかかりますので、なかなか年間、できる数というのが決まってまいります。実は今回の2校については昨年度、30年度の国の第2次補正予算が付いたことによって、やることができるようになったものですが、今、委員からお話があったように、長寿命化ということで計画というのはずっとあったのですが、なかなかこれは計画どおりに進みませんで、今年度と来年度については、元気プランにありますトイレ改修が現段階で20校、25棟残っていますので、これをまず完了させましょうというスタートをしております。これが完了しましたら、引き続き外壁、屋上についても順次改修を進めていくということになるかと思います。塗装自体は、メーカーの話ですと、大体15年ぐらいが耐用年数であるとのことですので、約その倍ぐらいたって今、改修している状況でございますが、途中、途中で、例えばシールが収縮してしまって雨漏りがしたりというものについては、私どもの予防保全ということで、施設修繕での対応で施設の長寿命化を図っているという状況でございます。
  • 杉山教育長職務代理者 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項5を終わります。
     次に、報告事項6 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 それでは、報告事項6 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料6を御覧ください。始めに、3月11日月曜日から4月9日火曜日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、3月26日に調理後の中学校給食の測定と、また同日に調理後の小学校給食の放射性物質につきまして、民間の専門機関に依頼してゲルマニウム半導体検出器で精密な測定を実施いたしました。結果としましては、御覧いただいているページ、全て不検出となってございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、2枚目のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきまして、保護者の方から要望を取り入れまして、毎週火曜日と木曜日に、翌日の給食で使用する食材を1日当たり3品目を測定してございます。3月、4月につきましては保護者の方からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材、3月は15品目を測定し、4月につきましては18品目を測定いたします。今後も保護者の方からの要望があった食材を基本として測定してまいります。
     恐れ入りますが、右側のページを御覧ください。大気中放射線量の測定につきましては、環境農政部において市内5箇所を測定地点として年4回実施してございます。第1回目の4月4日の測定結果につきましては、数値的に大きな変化は示されておりません。
     報告につきましては以上となります。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 給食用食材の放射線量の測定について、3月と4月については保護者から特に要望がなかったということですけれども、保護者からの要望というのはどのぐらいの頻度で出てくるものでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 平成30年度の結果でよろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい、結構です。
  • 安齊学校給食課長 平成30年度4月から3月までにおきましては、6月に1人の方、それから10月に2人の方、31年1月に1人の方、合計4人の方から要望がございました。そのうち、件数につきましては26品目を測定してほしいということで、全てそのときに測定してございます。
  • 杉山教育長職務代理者 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     そのほか、いかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 この結果についての質問ではないのですが、測定場所は固定されていた方がいいのか、あるいは、そうでない方がいいのかという、そういう疑問というのでしょうか、意見というのは、どこからも出ていないのかもしれませんが、厚木の地図だけで、ここが出るとかというのはないかもしれないですけれども、固定した場所がいいのか、いろいろなところがいいのか、私は素人で分からないんですけれども、どういうものなのでしょうか、大気中の放射線の測定の場所なんですけれども、場所というのは決まっていた方がいいのかという単純な疑問があったものですから。
  • 曽田教育長 測定場所がこの5箇所で固定されていることについてということですね。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 こちらにつきましては職員が測定しておりますけれども、その数値の変化を、特定した場所でやった方が変化を見られるということもございますので、市内5箇所につきましては同じ場所で、ずっと最初からやっております。
  • 門田委員 最初からというと、発電所の事故があった後から、ずっと同じ場所でということですか。
  • 安齊学校給食課長 そうです、同じ場所です。
  • 門田委員 分かりました。ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほか、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項6を終わります。
     次に、報告事項7 厚木市学校給食センターPFI事業者選定委員会委員の委嘱及び任命について、報告をお願いします。
     学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 報告事項7 厚木市学校給食センターPFI事業者選定委員会委員の委嘱及び任命につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料7を御覧ください。本件につきましては、前回の定例教育委員会で条例、規則を御報告させていただきました、市長の附属機関として設置された厚木市学校給食センターPFI事業者選定委員会につきまして、委員の委嘱及び任命をいたしましたので、御報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の名簿を御覧ください。委嘱及び任命をいたしました委員は5人でございまして、PFI事業の学識経験が豊富で、他市でも同様の委員をされている伊庭良知様、給食関係に学識経験のある神奈川工科大学応用バイオ科学部栄養生命科学科准教授、大澤絢子様、建築関係に学識経験のある東京工芸大学工学部建築コース教授、水谷国男様、また、市職員としまして、佐藤明政策部長、山口雅也教育総務部長に先般、市長から委嘱及び任命をさせていただき、第1回目の委員会を開催しまして、委員長に伊庭良知様、委員長職務代理に水谷国男様を選出し、新たな給食センターの事業実施に向けた審議を行いました。
     説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 伊庭様については、厚木の方でいらっしゃるんでしょうか。
  • 曽田教育長 学校給食施設整備担当課長。
  • 大塚学校給食施設整備担当課長 今回、委員長に選任させていただきました伊庭良知様につきましては、東京都の在住の方でございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 ほか、よろしいですか。
     特になければ、報告事項7を終わります。
     次に、報告事項8 厚木市教育研究所研究員の委嘱について、報告をお願いします。
     教育研究所長。
  • 川口教育研究所長 それでは、報告事項8 厚木市教育研究所研究員の委嘱につきまして、御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料8を御覧ください。厚木市教育研究所設置条例施行規則第2条に基づき、平成31年4月1日付けで研究員として4人の方を委嘱いたしました。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、別紙の名簿を御覧ください。本年度、研究員として委嘱した4人の方は、いずれも長年にわたり教員として学校教育に携わられ、教科指導や地域学習について豊富な経験と知識を有した方々です。なお、研究員の任期としましては、平成31年4月1日から平成32年3月31日までとなります。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、裏面の名簿を御覧ください。委嘱をいたしました4人の方々には、それぞれ小学校地域学習教材作成のための調査研究にお二人、中学校地域学習教材作成のための調査研究にお二人の方に携わっていただきます。この2つの部会は、学習指導要領の改定に伴いまして、現行の小学校地域学習教材「わたしたちのあつぎ」及び中学校地域学習教材「厚木」を全面改訂するための研究を行うものでございます。前回の改訂は、小学校が平成23年に、中学校が平成24年に行っておりまして、学習指導要領の改定ごとに全面改訂をしております。この地域学習教材は、社会科や総合的な学習の時間等で児童・生徒が活用するものでございます。研究期間につきましては、小学校地域学習教材作成のための調査研究が平成30年度、31年度の2年間、中学校地域学習教材作成のための調査研究は平成31年度、32年度の2年間です。
     以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項8を終わります。
     次に、報告事項9 厚木市青少年相談員の委嘱について、報告をお願いします。
     青少年教育相談センター所長。
  • 外村青少年教育相談センター所長 それでは、報告事項9 厚木市青少年相談員の委嘱につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料9を御覧ください。青少年相談員につきましては、青少年の健全な育成を図るため、昨年度、地区選出73人、学校選出29人、合計102人の方に平成32年3月31日までの任期をもって委嘱をいたしましたが、平成31年4月1日付けの教職員の人事異動や地区選出における変更等により、任期途中で青少年相談員の一部に変更が生じたため、20人につきまして改めて委嘱をいたしました。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙名簿を御覧ください。地区からの選出が2人、小学校からの選出が3人、中学校からの選出が9人、高等学校からの選出が6人、合計20人の方に委嘱をしたものでございます。20人の任期は前任者の残任期間となりますので、平成32年3月31日まででございます。
     なお、3ページから9ページにございます参考資料につきましては、他の相談員も含めた今年度の青少年相談員全体の名簿でございます。
     以上、よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項9を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れ様でした。
     なお、傍聴いただいた方につきましても、これ以降、会議が非公開となりますので、御退出くださいますようお願いいたします。

暫時休憩16時23分
再開時刻16時24分

 議案第15号 平成32年度(令和2年度)に厚木市立小・中学校で使用する教科用図書採択に係る検討委員及び専門委員の委嘱について
(資料に基づき説明し、可決された。)

  • 曽田教育長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、平成31年厚木市教育委員会4月定例会を閉会いたします。
     お疲れ様でした。

閉会時刻16時32分

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

教育委員会 教育部 教育総務課 教育総務係
〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

メールフォームによるお問い合わせ