令和元年厚木市教育委員会10月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

令和元年10月29日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
委員 山本 正彦
事務局
山口教育総務部長、佐後学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、齋藤学校施設課長、安齊学校給食課長、
窪田学務課長、長沼社会教育課長、増田文化財保護課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第41号 厚木市立公民館条例施行規則の一部を改正する規則について
議案第42号 厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則の一部を改正する規則について
議案第43号 厚木市学校運営協議会委員の委嘱について

3 報告事項

  • (1) 厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名について
  • (2) 事務の臨時代理の報告について(令和元年度教育予算補正について)
  • (3) 令和元年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (4) 給食用食材の放射性物質の測定結果について

 会議の経過は、次のとおりです。 

開会時刻14時00分  

  • 曽田教育長 定刻になりましたので、ただ今から令和元年厚木市教育委員会10月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は5人で、定足数に達しております。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として山本委員を指名させていただきます。お願いします。
     始めに、この度、教育委員会委員として、引き続き杉山繁雄委員が就任され、後ほど報告事項にもございますけれども、引き続き教育長職務代理者をお願いすることとなりましたので、御挨拶をいただきたいと思います。
     杉山委員、よろしくお願いします。
  • 杉山教育長職務代理者 前任の山田先生の残任期間ということで、教育委員に就任させていただきましたけれども、またこの度、議会の承認を得まして、教育委員を務めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。
     私は、元々は小学校の教員をやっておりましたが、19年たったところで、県の行政に呼ばれまして、それが社会教育だったのですが、それから9年間、社会教育に携わっておりました。その後、現場に戻り、また厚木市の方で学校教育に携わったという経歴がございます。そういうことから、教育委員という立場になりましたけれども、社会教育の方にも興味を持っている部分があります。家庭教育、社会教育の充実が、やはり必要だなということから、厚木市の政策であるコミュニティ・スクール、学校運営協議会には自分なりの関心、興味を持って、いろいろな動きを支援していきたいと思っています。
     就任に当たっては、小学校に上がる前の幼児、保育園や幼稚園に行っている子から児童・生徒、さらに教職員、それからその保護者の皆様、広くは市民の皆様に、いろいろな形で学校運営協議会等に関わっていただいて、みんなで子どもを育てる。育てることが大人のためにもなっているんだというスタンスをずっと持ち続けていきたいなと思っております。そういった意味で、またこの教育委員としての役割を果たしていけたらと思っております。任期が4年ということですので、いろいろお世話になると思いますけれども、またどうぞよろしくお願いしたいと思います。
     以上です。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
     それでは、私から報告いたします。
     令和元年10月定例教育委員会教育長報告。
     令和元年9月24日火曜日に開催されました9月定例会以後の主な行事等31件につきまして、御報告申し上げます。
     お手元の教育長報告を御覧いただきたいと思います。
     まず、1ページの1番目です。9月25日水曜日、優良PTA神奈川県教育委員会表彰を受賞された藤塚中学校のPTAの方々が報告に来てくださいました。
     小菅貞幸PTA会長さん、薗部亜貴子PTA会計さん、そして布川校長先生が来てくださいまして、今回の受賞は長年にわたる先輩諸氏の地道な取組が評価されてのことで、特にPTA会長さんは、たまたま自分がその年度に会長を引き受けさせていただいたということで、大変名誉なことですといった報告をしてくださいました。
     次に、2番目です。9月28日土曜日ですけれども、これは教育委員の皆様方にも分担して学校に足を運んでいただいて、子どもたちが頑張っている様子を応援していただいたかと思います。私は戸田小学校ほか、5校の秋の大運動会に行ってまいりました。
     ものすごい暑さというわけではなかったような気がしますけれども、暑さ対策、子どもたちの健康面への配慮ということで、テントを張って日陰を作り、子どもたちが安全に運動会に参加できるような手立てを講じてくださっておりました。どの子も大変一生懸命に、多くの来てくださっている方々に、日頃の練習の成果、学習の成果を見ていただこうということで、演技や競技に取り組んでおりました。特に、どこの学校もそうですけれども、6年生がその学校の顔ということで、最上級生にふさわしい、頼もしい姿を見せてくれておりました。また、1年生や2年生、特に1年生は、徒競走などは横を向いて走るんですけれども、それはそれで、またすごくかわいらしいというか、本当に心がほっとする、そういった運動会を6校で見させていただきました。
     次に、3番目です。9月30日月曜日、そして、次のページにもまたがりますけれども、10月2日、10月9日と今年度5回実施予定の子育てコミュニティトークの3回目、4回目、5回目がございました。
     3回目、4回目は、小・中学校の保護者の方にお集まりいただきまして、大体の組み合わせとして、中学校区の中にある小学校、そしてその小学校から進む中学校が一つのグループになるような形で、親御さんに出てきていただいて、2つのテーマに沿って意見交換等をさせていただきました。小学生のお子さんをお持ちの方、上はもう既に中学生とか、高校生のお子さんがいますというような方もいらっしゃいましたので、特に、スマートフォン、携帯電話をテーマに取り上げた意見交換では、小学校の低学年のお子さんをお持ちの親御さんも、やがて我が子と自分との間でいろいろと話をしなければならないが、その時にどういったことをやればいいのか参考になる意見がたくさん聞けましたとおっしゃっておりました。
     次に、5番目です。10月4日金曜日、第二庁舎16階におきまして、FLY TO NZ PROJECT in Wellington 2019の実績報告会が行われました。
     この夏、中学生10人が2週間、ニュージーランドにホームステイで出かけまして、その2週間、どういった経験をしたのかということを非常に分かりやすく、一生懸命報告してくださいました。この中学生本人とその親御さん、また、この子たちが所属している学校の校長先生を始め、各関係者の方々も来ていただきまして、子どもたちがこの夏、どんな経験をし、どのように成長したのかということを子どもの報告を通してみんなで共有することができました。
     次に、6番目です。10月6日日曜日、荻野運動公園ほか各地区におきまして、令和元年度市民健康まつり、自治会対抗の運動会が15地区のうち5地区で行われました。
     荻野、睦合北、睦合南、緑ケ丘、相川、この5地区を訪問させていただきまして、簡単に挨拶をさせていただき、また、一生懸命楽しく地域の方々がスポーツに汗を流しておられる様子を拝見してきました。5地区合計で約7,800人という大人数でした。
     次の2ページですけれども、一番上は先ほど申し上げました子育てコミュニティトークの最終回ということで、幼稚園児のお子さんをお持ちの保護者の方にお集まりいただきまして、意見交換等を行いました。
     次に、3ページの16番です。10月18日金曜日、市役所本庁舎特別会議室で、Atugi City Global Teacher Education Program、教職員ニュージーランド研修プログラムに参加された中学校の先生、小学校の先生の報告会が行われました。
     これは、先ほどお話しました中学生10人がこの夏ニュージーランドに行った、その時期に教職員の研修ということで、これもホームステイが中心でしたけれども、ホームステイをしながら語学学校で英語の指導方法等を学ぶということで、2人の先生に参加をしていただきまして、どういった研修プログラムで、どのような学びをされたのか、それを今後どういう形で自分が勤務する、あるいは勤務していくことになるであろう厚木の小学校、中学校でいかしていきたいかと、こういった話をしてくださいました。
     次に、17番です。10月19日土曜日、中学校13校におきまして文化発表会が実施されました。教育委員の皆様にも都合を付けていただいて中学校に行っていただき、合唱コンクールが中心だったと思いますけれども、各学校の子どもたちの合唱に耳を傾けていただきました。大変ありがとうございました。
     私は、東名中学校が創立50周年を迎えるということで、50周年記念式典に出席させていただきました。東名中学校では式典が終わった後、引き続き合唱コンクールを実施するということで計画されておりました。開校から50年というと、これは大きな節目で、現在ある東名中学校に関わってくださった多くの先生方、歴代の校長先生、地域の方々がたくさん参加をされ、この記念すべき節目を祝福されたと同時に、次の50年、100年に向かって、また新しい伝統を作るべく子どもたちと一緒に取り組んでいきたいと、こういったことを校長先生が挨拶の中でおっしゃっておりました。
     次に、18番です。同じ日ですけれども、東名中学校の記念式典に参加した後、睦合東中学校の文化発表会に行ってまいりました。ちょうど3年生の発表の時間で、6クラスだったでしょうか、3年生の合唱発表を全部拝見しました。1クラスの人数が少ないところで27人、多いところで29人ということで、本当に1人1人、男子女子、一生懸命歌っていましたけれども、1クラスの人数でこういう行事をやる場合にはどうなのかなというようなことを考えながら、聞いてまいりました。保護者の方々、地域の方々の、心にしみるようなすばらしいハーモニーでした。
     次に、19番です。10月20日日曜日、教育委員の皆様にも御出席いただきましたけれども、第34回あつぎマラソンが、荻野運動公園におきまして約1,400人の選手の皆さんの参加の下で盛大に実施されました。
     今回は、厚木市の友好都市であります秋田県横手市、沖縄県糸満市からの選手が参加してくださいまして、スポーツ交流という面で、この両市と厚木市との交流のきずなが一層深まったのではないかなと、そのような感じがいたしました。
     次に、22番目です。10月21日月曜日、本庁舎3階特別会議室におきまして、厚木市青少年発明コンクール及びあつぎ鮎まつり思い出絵画コンクールの表彰式が実施されました。
     これは、小学生の皆さんが作ってくれた発明の作品、描いてくれた絵のコンクールで、上位入賞した子どもさんたちに対しての表彰式でありましたけれども、本当に身近なものをいろいろ工夫して、更に生活に役立つように工夫を重ねた作品が並べられておりました。また、鮎まつりについては、毎年、大花火大会が三川合流点で行われますけれども、その花火を描いた絵画が展示されておりました。大変すばらしい作品をたくさん見ることができました。
     次に、4ページの25番です。10月26日土曜日、文化会館小ホールにおきまして、厚木愛甲地区中学校文化連盟芸術祭演劇部会発表会が実施され、開会に当たり、挨拶をさせていただきました。残念ながら演劇部を部活動として持っている学校というのは、厚木市で3校だけになってしまいましたけれども、人数もそれほど大人数ではない中で、大道具、小道具、音響、照明、そして演技と一人何役も持ちながら練習に練習を重ねて、みんなで力を合わせ、気持ち通わせて、すばらしい演劇を見せてくれました。参加された保護者の方々も大変熱心に温かい目で子どもたちが一生懸命演じる劇を御覧になっておりました。
     同じく、大ホールでは、合唱を中心とした音楽部会の発表会も実施されましたけれども、私は演劇部会を拝見しておりましたので、合唱は聞くことができませんでしたが、例年、学校の合唱コンクールとはまた違った、学校によっては有志の学年を超えた合唱団が組織されて、その合唱を多くの人たちに聞いていただくという形で実施されておりました。恐らく、大ホール、あの空間がすばらしい歌声で満たされていたのではないかなと、そのように思います。
     次に、27番です。10月27日日曜日、南毛利スポーツセンターの多目的広場をゴールとする2019あつぎウォークが実施されました。
     時折日が差すものの、曇天ということでウォーキングには非常にいいコンディションだったのではないかと思います。健脚コース、ファミリーコース合わせて約200人の皆さんが参加され、秋の厚木の風景を楽しみながら1日を過ごしていただきました。例年、このあつぎウォークは、出発とゴールがそこの中央公園なのですが、今年はハロウィンがかなり大きな規模で実施され、その主会場が中央公園ということで、あつぎウォークの方が場所を変えて南毛利スポーツセンターで実施するという形になりました。
     次に、30番です。10月28日月曜日、ボクシングジュニアチャンピオン表敬訪問ということで、第2回ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会に出場し、優勝した依知中学校1年生の甲斐龍斗選手、それとジムの会長さん、議員さん、お母さんが、市長に結果報告に来てくれました。
     結構大きな重みのある華やかなチャンピオンベルトを持って来てくれまして、チャンピオンベルトを持ってみんなでファイティングポーズで記念写真を撮らせていただきました。まだ始めて何箇月でもない中で、今回優勝したということで、相当長きにわたって練習をしていた選手も出たようですけれども、努力と合わせて、この選手は才能があるのだなと、このような感じがいたしました。これからも大きなけがをしないように、是非上を目指して頑張ってくださいというような言葉を述べさせていただきました。
     続きまして、31番目でございますけれども、令和元年第2回厚木市議会第4回会議、9月定例会議の最終日の結果について教育総務部長から報告させていただきます。
     教育総務部長。
  • 山口教育総務部長 それでは、31番でございますが、令和元年度第2回厚木市議会第4回会議、9月定例会議につきまして御報告申し上げます。
     概要の大半につきましては、9月24日に開催されました教育委員会9月定例会において報告させていただきましたので、それ以降の日程に係る部分について、御報告させていただきます。
     31番には、10月4日開催の予算決算常任委員会及び10月7日開催の市議会本会議における教育委員会関連の議決事項等を記載してございますが、10月4日開催の予算決算常任委員会では、1番上にございます教育総務部、学校教育部及び社会教育部共通で、議案第69号 平成30年度厚木市一般会計歳入歳出決算について及び2番目にございます社会教育部が関連する議案第70号 平成30年度厚木市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算について並びに3番目にございます教育総務部及び社会教育部の所管する予算といたしまして、議案第86号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第4号)の3件が審査され、議案第69号及び議案第70号につきましては、賛成多数で原案のとおり認定すべきものとされ、議案第86号につきましては、賛成多数で原案のとおり可決すべきものとされました。
     次に、10月7日開催の市議会本会議における教育委員会関連の議決事項でございますが、まず、議案第55号 教育委員会委員の任命につきましては、先ほどもお話がありました杉山委員の任命関係でございますが、こちらにつきましては、賛成全員で同意されました。
     次に、議案第69号 平成30年度厚木市一般会計歳入歳出決算につきましては、賛成多数で認定されました。
     次に、議案第70号 平成30年度厚木市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算につきましては、賛成多数で認定されました。
     次に、議案第76号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例につきましては、賛成多数で原案のとおり可決されました。
     次に、教育総務部及び社会教育部が所管する予算といたしまして、議案第86号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第4号)につきましては、賛成多数で原案のとおり可決されました。
     次に、教育総務部及び社会教育部が所管する予算といたしまして、議案第88号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第5号)につきましては、台風15号による被害対応に充てるための予算に関する補正となりますが、今議会の最終日でございますこの日の本会議で上程され、質疑等の後、賛成全員で原案のとおり可決されました。
     次に、学校教育部が関連します陳情第4号 国による義務教育財源の保障、教育の機会均等と水準の維持・向上、並びに行き届いた教育の実現を求める意見書を国に提出することを求める陳情につきましては、賛成全員で採択されました。
     次に、陳情第4号の採択を受け、議員提出議案第5号 国による義務教育財源の保障、教育の機会均等と水準の維持・向上、並びに行き届いた教育の実現を求める意見書が上程され、賛成全員で原案のとおり可決されました。
     市議会の報告につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1 議案第41号 厚木市立公民館条例施行規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第41号 厚木市立公民館条例施行規則の一部を改正する規則について、提案理由及びその内容につきまして御説明申し上げます。
     本件につきましては、令和2年4月1日に施行されます地方公務員法等の改正により、社会教育法第27条に規定する公民館長の職務を一般職職員が担うこととなりましたが、地区の特性をいかした公民館活動を推進し、多世代の地区住民の郷土愛の醸成、地区コミュニティの活性化を図るため、厚木市立公民館に地区館長を、分館に地区分館長を設置することとし、本規則の一部を改正するものでございます。
     それでは、改正内容を御説明申し上げますので、恐れ入りますが、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     まず、第2条につきましては、同条全部を改めるものでございまして、第1項につきましては、公民館に地区館長、分館に地区分館長を新たに設置するための設置規定でございます。第2項につきましては、地区館長の所掌事務を定めるものでございまして、地区の特性をいかした公民館活動に関する助言を行うこと等を第1号から第5号までにおいて規定するものでございます。第3項につきましては、地区分館長の所掌事項に係る規定でございまして、分館において地区館長と同様の事項を所掌することを規定するものでございます。第4項につきましては、地区館長及び地区分館長の要件を規定するものでございます。第5項及び第6項につきましては、地区館長及び地区分館長の任期及び再任について規定するものでございます。
     次に、第3条につきましては、地区館長の設置に伴い教育委員会がこれまで館長に委任していた事務について、一般職職員である公民館長に委任することとなるため、文言を改めるものでございます。
     最後に附則について御説明申し上げますので、1枚お戻りいただき、規則の一番下にあります附則を御覧ください。
     この規則の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 内容的にはこれでいいかと思いますが、少し情報を教えていただければと思います。神奈川県の中では、相模原市、平塚市、それと厚木市、この3つの大きな市がかなり活発な公民館活動をやっていると思います。今回の法の改正によって、それぞれの市でいろいろな改正をするのではないかと思いますけれども、大体どこの市も厚木市と同じような状況なのかどうか、それを教えていただけますでしょうか。
  • 曽田教育長 社会教育課長。
  • 長沼社会教育課長 おっしゃるとおり、公民館に地域から推薦される館長を置いているのは、厚木市と相模原市と平塚市でございます。情報によりますと、平塚市も相模原市も同じように非常勤特別職として地域から選出される館長は残すということで進めているようでございます。名称につきましても、顧問とか地区館長とかいろいろ検討はされているようでございますが、両市とも定例会はまだこれからということで、正式決定ではないようです。いずれにしろ、法改正によりまして現状は崩したくないという、本市と同様の方針で進めているようでございます。
  • 杉山教育長職務代理者 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 教えていただけると有り難いのですが、上荻野だけは分館という言い方だったと思うのですが、あとは全てが地区市民センターとなっていたかと思います。上荻野だけこの分館という言い方をされているのは何か理由があるのでしょうか。
  • 曽田教育長 社会教育課長。
  • 長沼社会教育課長 上荻野分館につきましては、荻野公民館の1施設と申しますか、荻野公民館が親の公民館のようにあって、その上で上荻野分館を置いております。センターという言い方になりますと、市長部局の住民票を発行したり、自治会との連携で地域づくりを行ったり、そういった所掌事務になっておりますので、上荻野分館は、荻野公民館の1施設ということで、考えていただければと思います。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 山本委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいでしょうか。
    それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第41号を可決いたします。
     次に、日程2、議案第42号 厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第42号 厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則の一部を改正する規則につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、令和2年4月1日に施行されます地方公務員法等の改正により、社会教育法第27条に規定する公民館長の職務を一般職職員が担うこととなったことにより、教育委員会会議の付議事項について改めるため、本規則の一部を改正するものでございます。
     内容を御説明申し上げますので、恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則の一部を改正する規則を御覧ください。
     第2条第7号中の「公民館長及び」を削るものでございます。
     なお、附則といたしまして、この規則の施行日を令和2年4月1日とするものでございます。
     新旧対照表で御説明させていただきたいと存じますので、1枚おめくりいただき、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     改正箇所をアンダーラインで示してございますが、右側が旧の改正前、左側が新の改正後の規則となります。第2条第7号になりますが、旧の公民館長及び附属機関の委員の任免、委嘱及び解嘱を行うことから、「公民館長及び」を削るものでございます。
     説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいですか。
    それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第42号を可決いたします。
     次に、日程3、議案第43号 厚木市学校運営協議会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 議案第43号 厚木市学校運営協議会委員の委嘱について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市学校運営協議会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市学校運営協議会規則第5条の規定により委嘱するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     小鮎小学校の遠藤明司様に委嘱するものでございます。任期につきましては、学校運営協議会規則第5条第4項の規定により、委員の任期は委嘱の日から2年以内において、教育委員会が定める期間となっておりますので、令和元年11月1日から令和2年5月31日までといたします。
     1枚おめくりいただきまして、参考資料といたしまして、小鮎小学校の学校運営協議会の委員名簿を添付しております。
     説明は以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はございますでしょうか。
     よろしいですか。
    それでは、特にないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、議案第43号を可決いたします。
     続いて、報告事項に入ります。
     報告事項1、厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項1、厚木市教育委員会教育長職務代理者の指名につきまして資料1のとおり御報告申し上げます。
     本件につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定により、令和元年10月16日付で教育長職務代理者に杉山繁雄委員を指名いたしましたので報告するものでございます。
     以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2、事務の臨時代理の報告について、報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 報告事項2、事務の臨時代理の報告につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料を1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
     理由といたしましては、令和元年度教育予算補正について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がないため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、令和元年10月2日付けでその事務を臨時に代理したものでございます。
     1枚おめくりいただき、1ページの令和元年度教育予算補正を御覧ください。
     まず、1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育委員会ではございませんでした。
     次に、歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を2,397万1,000円、社会教育部に関する事業費を175万6,000円、それぞれ増額いたしまして補正後の教育予算歳出総額を59億8,231万円とするものでございます。詳細につきましては各部から御説明させていただきます。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 まず、教育総務部でございますが、1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。
     2の歳出でございますが、教育費小学校費学校管理費の需用費につきまして、1,992万4,000円、教育費中学校費学校管理費の需用費につきまして、404万7,000円の増額補正を行ったものでございます。
     内容につきましては、令和元年9月8日日曜日の夜から9日月曜日の未明にかけて通過した台風15号の影響で被害のあった小・中学校の施設修繕を実施するため、小学校維持補修事業費及び中学校維持補修事業費をそれぞれ増額したものでございます。
     教育総務部の説明は以上でございます。
  • 曽田教育長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 続いて、文化財保護課でございます。
     3ページを御覧ください。
     歳出でございますが、教育費社会教育費文化財保護費の需用費を175万6,000円増額したものでございます。
     これは、同じく台風15号によって、荻野山中陣屋跡史跡公園のケヤキ、直径約50センチのものが倒れ、トイレに直撃いたしまして、屋根の表面や内部のドアなどが破損したための修繕費用として補正したものでございます。
     説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 学校施設課ですけれども、具体的にどのような被害があったのか教えていただけますか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 台風15号の影響で、小学校で68件、中学校で32件、合計100件、総額2,698万3,901円の被害がありました。
     被害の主な状況でございますが、暴風雨による屋上や外壁などからの雨漏り、防球ネット、防砂ネット、窓ガラス、空調機、外灯などの破損、樹木の倒木や枝折れなど、様々な被害報告がありました。なお、被害を受けた100件のうち、45件については、教職員や市職員、施工中の業者等で対応処置をいたしましたが、55件については、専門業者による対応が必要と判断いたしましたので見積りを徴収するとともに、緊急対応が必要なものについては、現計予算で前倒しして処置をいたしました。
     今回補正いたしました予算は、専門業者に対応を依頼する55件の被害のうち、予備費を充用して対応する樹木の倒木や枝折れなどに使う18件を除く37件、施設修繕に係る予算で小学校費の維持補修事業費として1,992万4,000円、中学校維持補修事業費について404万7,000円を増額したものでございます。
     一番大きかったものについては、緑ケ丘小学校の西棟校舎屋上の防水のシートが剥がれまして、雨漏りが起きました。これは平成2年に改修したもので30年弱の日々がたっておりまして、全面の防水をやり替えなければいけないだろうということで、この部分だけで約1,200万円の委託費の補正予算をとりました。
     以上でございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     山本委員。
  • 山本委員 教えていただきたいのですが、雨漏りとか、窓ガラスの破損とか、そういったお話がありましたが、これからの世の中を考えると、今回の台風のようなアクシデントが十分に想像できるのではないかと思いますけれども、その辺の対策みたいなものというのは、どのように考えているのか、分かる範囲でお教えいただけると有り難いのですが。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 まず、小・中学校の施設につきましては、今、外壁と屋上の改修工事を予防保全工事として進めております。各年度2校から3校程度の実施になっておりますが、まずガラスにつきましては、スクールテンパという学校用の強化ガラスに替えていくことでガラスが割れる率を下げる、それから割れたときに車のガラスと同じように丸い形で飛散しますので、安全性が保たれるということで、ガラスの対応をさせていただいております。
     さらに、外壁、屋上改修工事を実施しているというのは、やはりクラックですとか、建具周りのシール剤、これが経年劣化で収縮いたしまして、ここから雨漏りが発生しますので、こういうものをやることで雨漏りを防いでいる状況でございますが、何しろ36校に対して棟数も相当数あり、年間に進めることができる数が少ないので、なかなか雨漏りが全体的にとまらないという状況でございます。
     それから今、樹木の剪定、伐採を計画的に進めておりまして、これは、樹木がかなり巨木化又は古木化している学校が多く、台風のときに倒木ですとか枝折れが発生しておりますので、今回の補正、またその次の12月にも補正を予定しておりますが、できるだけ学校敷地内の樹木の伐採や剪定をして、台風などのときに危険な状態にならないような準備を進めさせていただいております。
  • 山本委員 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 学校は雨戸がありませんから、ほとんどがガラス窓だと思いますけれども、今お話があったほかに、飛散防止のフィルムは貼られているのでしょうか。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 飛散防止フィルムについては、本当に一部で貼られているところはございますが、全体的な割合でいえば10%以下でございます。今後につきましては、今は特に飛散防止フィルムを全体的に貼っていこうという方向性はございませんけれども、先ほど申し上げましたように普通ガラス3ミリのものをスクールテンパという強化ガラスにしますと、3倍ぐらいの強度がございますので、そちらでの対策を図っているという状況でございます。
  • 森委員 36校全てのものを高価なものにすぐに替えるというのは、とても大変だと思うので、飛散防止フィルムというのもまあまあ効果がありますし、そういったところもある程度のコストでできますので、そういったこともすぐに全部はできないので、考えることも必要かなと思います。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 これほど被害の件数があったのだということと、その対策をすぐにしてくださったということで感謝しております。
     それで、体育館等を避難所としてたくさん使っていただいたということは聞いておりますけれども、体育館は通常、水は禁止ですよね。避難所になると年齢に関係なく水を飲むとか、小さいお子さんがミルクを飲むとか、いろいろなことで体育館と避難所を一緒にするには、それなりに何かしなければいけないと思いますが、そういうところはどのようになっているのか、もし分かりましたら教えていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 学校施設課長。
  • 齋藤学校施設課長 体育館の中での飲食につきましては、通常の社会教育での外部開放のときには禁止しておりますが、避難所の場合については、特にそういう制限はしておりませんので、中での飲食は可能な状況でございます。
  • 門田委員 分かりました。
  • 曽田教育長 ほかにいかがですか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3、令和元年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いします。
     教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 それでは、令和元年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして御報告申し上げます。資料3を御覧ください。
     本件につきましては、厚木市教育委員会表彰要綱に基づき、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
     1の令和元年度厚木市教育委員会表彰(随時表彰)被表彰者数でございますが、個人36人、団体18団体。2の令和元年度厚木市教育委員会感謝状贈呈被贈呈者数でございますが、個人3人、団体3団体でございます。
     1枚おめくりいただき、1ページを御覧ください。
     個人の部でございますが、1番の第20回ダイハツ全国小学生ABCバトミントン大会男子Cグループ(1・2年生)の部におきまして第5位となりました鈴木大翔様を始めといたしまして、3ページ、36番の内田愛様まで各種コンクールやスポーツの分野において優秀な成績を収められた方々でございます。
     次に、同じページの団体の部でございますが、第29回関東小学生男女選抜ソフトボール大会におきまして優勝いたしました厚木クラブ様を始めといたしまして、4ページ、18番の厚木市立藤塚中学校吹奏楽部様まで様々な大会で優秀な成績を収められました18団体を表彰するものでございます。
     続きまして、5ページを御覧ください。
     教育委員会感謝状でございます。
     長年にわたり緑ケ丘小学校周辺の除草作業や清掃活動を行い、教育環境の整備に貢献されました虎井猛様を始めとして、教育活動に貢献されました方などに感謝状を贈呈するものでございます。
     なお、表彰式につきましては11月14日木曜日午後4時から市役所第二庁舎で開催する予定でございます。
     以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 1ページの3番と4番のところですが、優勝(ゆうせい)、その下が、(さがみっこ)とありますが、私は最初、この優勝のことを「ゆうせい」と読むのかなと思ったのですが、下に「さがみっこ」とあるので、これはグループというか団体名で、団体で優勝されたのか、その代表の方のお名前を載せているということなのか、この意味がよく分からなかったので、教えていただければと思います。
  • 曽田教育長 教育総務課長。
  • 柴田教育総務課長 3番、4番、5番の和田賢愼様、和田悠誠様、和田智亮様、この3人だけではなく、全部で6人なのですが、6人編成で「ゆうせい」というチームを結成いたしております。この「ゆうせい」というチームで優勝したということで、こちらに記載させていただいております。
     そして4番の和田悠誠様の一番最後に、優勝(さがみっこ)とありますが、こちらにつきましては、和田悠誠様がまた別のチームである「さがみっこ」というチームで優勝いたしておりますので、こちらに記載させていただいております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 森委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいですか。
    特になければ、報告事項3を終わります。
     次に、報告事項4、給食用食材の放射性物質の測定結果について報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 報告事項4、給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料4を御覧ください。
     始めに、9月9日月曜日から10月10日木曜日までの放射性物質の測定結果でございますが、御覧いただいている1ページと裏面の2ページ、全て不検出となってございます。
     恐れ入りますが、右側の3ページを御覧ください。
     学校給食で使用する食材の測定につきましては、保護者の方からの要望を取り入れてございます。毎週火曜日、木曜日に、翌日の給食で使用する食材を1日当たり3品目を限度として測定してございます。9月、10月ともに保護者からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材、9月につきましては24品目、10月につきましても24品目の測定を実施いたしました。今後につきましても、保護者からの要望があった食材を基本として測定をしてまいります。
     恐れ入りますが、最後のページ4ページを御覧ください。
     大気中放射線量の測定につきましては、環境農政部において市内5箇所を観測地点として、年4回実施してございます。第3回目の10月1日の測定結果につきまして、数値的に特に大きな変化は示されてございません。
     報告については、以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     よろしいですか。
    特になければ、報告事項4を終わります。
     以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、令和元年厚木市教育委員会10月定例会を閉会いたします。
     お疲れ様でした。

閉会時刻14時57分

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