令和元年厚木市教育委員会12月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 令和元年12月17日火曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 教育長 曽田 高治
教育長職務代理者 杉山 繁雄  
委員 門田 美惠子
委員 森 厚子
事務局
山口教育総務部長、佐後学校教育部長、山岸社会教育部長、
柴田教育総務課長、安齊学校給食課長、窪田学務課長、
八木教育指導課長、長沼社会教育課長、
吉澤スポーツ推進課長、葉山中央図書館長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

議案第46号 厚木市こどもアート展審査会委員の委嘱について
議案第47号 第2次厚木市スポーツ推進計画策定に係る諮問について

3 協議事項

(1) 厚木市部活動に関する方針(案)について

4 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について(厚木市個人情報保護条例第7条及び附則(平成30年条例第5号)第2項に規定する要配慮個人情報の取扱いに係る諮問について)
  • (2) 給食用食材の放射性物質の測定結果について

 会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 杉山教育長職務代理者 皆さん、こんにちは。
     教育長が他の公務から、現在こちらの会場に向かっているとのことですので、それまで私が教育長の職務を代行させていただきます。
     それでは、ただ今から令和元年厚木市教育委員会12月定例会を開会いたします。
     現在の出席者は3人で、定足数に達しております。
     山本委員から欠席の届出がございました。
     厚木市教育委員会会議規則第15条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として門田委員を指名させていただきます。お願いします。
     なお、本日は都合により議事の順番を入れ替え、報告事項の次に教育長報告を行いますので、よろしくお願いいたします。
     それでは、審議事項に入ります。
     日程1 議案第46号 厚木市こどもアート展審査会委員の委嘱についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
      教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 議案第46号 厚木市こどもアート展審査会委員の委嘱につきまして御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、厚木市こどもアート展審査会委員に変更が生じたことに伴い、厚木市こどもアート展審査会規則第2条の規定により、委員を委嘱するものでございます。
     なお、審査会委員の委嘱につきましては、8月の定例会において御承認をいただいていたところでございますが、委員の任期が令和2年1月1日からとなっておりますので、現時点ではまだ委嘱前の変更となりますことを御了解願います。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
     厚木市こどもアート展に関し、学識経験を有する方として、以前、東京工芸大学から御推薦をいただきました谷口広樹様に代わり、新たに、東京工芸大学助教の上田風子様に委員を委嘱するものでございます。
     なお、任期につきましては、令和2年1月1日から令和2年3月31日まででございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただだき、参考資料を御覧ください。今年度の委員全体の名簿を載せてございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 杉山教育長職務代理者 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     それでは、一つよろしいですか。
     今度の上田先生についても、きっと専門分野というか、そういうものがあると思うのですが、どのような分野が御専門なのでしょうか。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 上田先生につきましては、東京工芸大学で美術について教鞭とられているということで、御推薦をいただいております。
  • 杉山教育長職務代理者 ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 杉山教育長職務代理者 異議なしと認め、議案第46号を可決いたします。
     次に、日程2 議案第47号 第2次厚木市スポーツ推進計画策定に係る諮問についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
     スポーツ推進課長。
  • 吉澤スポーツ推進課長 議案第47号 第2次厚木市スポーツ推進計画策定に係る諮問について御説明申し上げます。
     提案理由でございますが、現在の厚木市スポーツ推進計画の計画期間が令和2年度をもって満了することから、令和3年度を始期とする第2次厚木市スポーツ推進計画を策定するため、厚木市スポーツ推進審議会に諮問するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。
     諮問事項といたしましては、第2次厚木市スポーツ推進計画の策定についてでございまして、諮問の理由といたしましては、第2次厚木市スポーツ推進計画の策定について、厚木市スポーツ推進審議会条例第2条第1号の規定により意見を求めるためでございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 杉山教育長職務代理者 ただ今の説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 単純な質問ですけれども、教育委員会がスポーツ推進審議会の会長に諮問をしたこの資料の日付というのはいつなのですか。
  • 吉澤スポーツ推進課長 1月を予定してございます。会議を1月に行いたいと考えております。その際の日付とさせていただきます。
  • 杉山教育長職務代理者 森委員。
  • 森委員 そうすると月日がないですけれども、令和2年の予定ということで判断してよろしいでしょうか。
  • 吉澤スポーツ推進課長 はい。そういう形で進めてまいります。資料は訂正させていただきます。
  • 杉山教育長職務代理者 ほかにございますか。
     よろしいですか。
    それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 杉山教育長職務代理者 異議なしと認め、議案第47号を可決いたします。
     続いて、協議事項に入ります。
     協議事項1 厚木市部活動に関する方針(案)について、協議内容の説明をお願いいたします。
     教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 それでは、協議事項1 厚木市部活動に関する方針(案)について御説明申し上げます。
     平成30年3月及び12月に、スポーツ庁、文化庁から、運動部活動の在り方及び文化部活動の在り方について、ガイドラインの策定、適切な運営等についての取組等について方針が示されました。これらを受けまして、神奈川県及び神奈川県教育委員会は、神奈川県の部活動の在り方に関する方針を策定いたしました。
     本市におきましても県の方針を受け、厚木市部活動に関する方針の策定に向け、本年8月より教育指導課を事務局として、厚木愛甲地区中学校体育連盟及び文化連盟の会長等に御協力をいただき、部活動の在り方検討会を開催してまいりまいた。その際、出席者から出された意見と本年11月の校長会において出された意見を参考に、厚木市部活動に関する方針案を作成いたしました。
     検討委員会では、方針を検討するに当たり、(1)実効性のある方針を策定する、(2)生徒の心身への負担を考慮する、(3)教員の長時間勤務の解消等、負担の軽減を図るということを中心に考えてまいりました。基本的には県の方針にのっとった方針となっております。
     恐れ入りますが、資料を御覧ください。
     まず、1、本方針策定の趣旨等についてでございますが、ここでは、学校の部活動の意義、望ましい部活動であるための本方針の策定の経緯等について記しました。
     次に、2、適切な運営のための体制整備では、(1)で校長や顧問が方針や活動計画作成し、保護者に周知すること。(2)では、教育委員会及び校長が指導体制、運営体制を構築することを記しました。
     1枚おめくりいただきまして、2ページの3、合理的でかつ効率的・効果的な活動の推進のための取組では、校長及び各顧問が健康管理面、事故防止等の観点等も踏まえ、心身の健全な成長を促進する部活動運営に当たるとともに、生涯を通じてスポーツや文化活動にいそしむ素地を育むように指導に当たることについて述べております。
     続いて、3ページの適切な休養日等の設定についてでございますが、ここでは、休養日や活動時間の設定の具体的な取組について記しました。文章では分かりにくい部分もあるかと思いますので、恐れ入りますが、4ページの次の参考資料、厚木市部活動に関する方針(案)休養日の扱いについて、現行と方針(案)と国との対照表を御覧ください。
     休養日につきましては、現在と今回作成している方針案の違いについて御説明いたします。
     まず、休養日の回数ですが、現行は週1回となっておりますが、方針案では週2回といたしました。次に、休日の休養日回数ですが、現行では月4回となっておりますが、方針案では、週1回以上となっております。
     なお、週2回の休養日は、平日1回、休日1回を基本と考えておりますが、休日2日間を連続して休養日とする場合は、平日の休養日を設けなくてもよいということにしております。
     次に、平日の活動時間ですが、現行では特に明記していなかったものを実質2時間程度といたしました。休日の活動時間については、特に変更はせず、明記しておりません。
     次に、特例措置期間についてですが、厚木市では、休日の活動について特例措置期間を設けております。この特例措置とは、対象となる大会、コンクール及び発表会について、土曜日、日曜日と連日の活動をすることを認めております。この特例措置期間をこれまでの大会1箇月前から大会2週間前と改めましたので、休日の休養日の設定は増えることになると捉えております。また、次の特例期間の休日の休養日では、これまで月1回以上、週1回の休養日は必ず設定するという扱いから、方針案では、翌週の平日又は休日に振り替えることといたしました。
     また、特例対象の大会、発表会については、これまでの校長会が認めたものという取り決めから中学校体育連盟及び文化連盟が主催のものを基本とするということといたしましたので、その対象も減少することとなります。
     最後に、長期休業期間の活動時間についても実質3時間とし、基本的に土、日曜日を休養日とすること。また、週2日の休養日は必ず設定するということを明記いたしました。
     恐れ入りますが、再び本文4ページにお戻りいただきまして、5、生徒のニーズを踏まえた環境整備につきましては、ニーズに応じた部活動の設置の意義、地域との連携や保護者の理解の下、望ましい環境を整備することについて記しました。
     なお、6、学校単位で参加する大会の見直しについてでは、教育委員会と校長が参加する大会を精選すること。
     また、今後も本方針を必要に応じて見直していくことを7番に示しております。
     以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 杉山教育長職務代理者 説明が終わったところですけれども、教育長が戻られましたので、暫時休憩いたします。

暫時休憩14時15分
再開時刻14時16分

  • 杉山教育長職務代理者 再開いたします。
     教育長が出席されましたので、議事進行を教育長と交代いたします。
  • 曽田教育長 他の公務のために大変失礼いたしました。
     ここから、私が議事を進行させていただきます。
     協議事項1の厚木市部活動に関する方針案についての説明が終わりましたので、引き続き、ただ今の説明に対しまして、何か質疑がございましたらお願いいたします。
     門田委員。
  • 門田委員 1ページの2段目のところですけれども、(1)で、校長は年間計画を作成するとか、(2)で、いろいろ配置をするというところがあるのですが、その作成された年間計画をどのようにチェックしていくのでしょうか。例えば、1年間まとめて部活動の計画を立てても、変更が生じたり、実際に休みがとれたかどうかということもありますので、例えばですけれども、部活ごとの月の計画を毎月校長に出すとか、校長が集めてそれを3箇月に1回、教育委員会に出すとかということです。
     せっかく決めた新しい休養日について、できればこれをきちんと見てもらえたらうれしいなと思います。つまり、校長もチェックし、教育委員会でもどんな形でこれを徹底していくのか、もしその点が話題に出ておりましたらお知らせください。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 各学校で、校長が各顧問から月々の活動報告を受けて、それを取りまとめたものを教育委員会に報告をするという流れになっております。現行でもそのような形で実施をしておりますので、引き続き、各月ごとの活動計画のチェックというような形は進んでいくということです。
     年間計画につきましては、当然、委員おっしゃるとおり、変わってくるということも考えられますので、その都度、その状況に応じて報告をしていくような形で進めたいと考えております。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 例えば、文化関係もスポーツ関係も、月ごとに今月はこうですという形で計画を校長に出しますよね。それを教育委員会に出すのは、毎月か、それとも学期ごととか、何かあるのでしょうか。それとも学校ごとに自由になっているのでしょうか。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 活動計画の方は、特にこちらに御報告はいただいておりませんが、実際に活動した報告については、月ごとに御報告をいただいております。ですので、計画の部分で教育委員会への提出が必要という御意見があれば、その分も含めて検討していきたいと思います。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     門田委員。
  • 門田委員 必要があればということではなくて、1回か2回は提出、確認が必要ではないでしょうか。
     みんな一生懸命やっているので、だめということではないのですが、やはり学校で見ていただけたら安心かなと思い、検討していただけたらという意見を出します。
     以上です。
  • 曽田教育長 意見としてお預かりする形でよろしいですか。
  • 門田委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 何点かありますので少し長くなります。申し訳ありません。まず、2点くらいに絞って質問させていただきたいと思います。
     この厚木市部活動に関する方針の2番ですが、適切な運営のための体制整備、ちょっと言葉尻を捕らえるようで申し訳ないのですが、(1)のアの文ですね、「校長は、国のガイドラインにのっとり本方針を参考に」という形になっております。ということは、国のガイドラインがメインで、この本方針は参考程度でよいということになってしまうと、一番最後に対照表のようなものがありますが、これを見ますと、国とこの方針案とでは、この方針案の方がかなり細かい部分まで配慮した形で作られているわけですが、国の方がメインになってしまうと、その整合性というのがどうなのかなと思いました。
     皆さんが、厚木市等の現状を踏まえていろいろ考えた上で立てられた方針だと思いますので、そういった意味では、本方針をメインにして、当然、国のガイドラインにものっとっているものと思いますけれども、もっと本方針をメインにという強いアピールでいいのではないかと私は感じましたので、その辺で御意見があれば、お願いしたいと思います。
     それから、(2)の指導・運営に係る体制の構築のところです。
     市教委は、「生徒や教員の数、部活動指導員の配置状況や校務分担の実態等を踏まえて、部活動指導員の任用及び学校への配置を検討する」となっていますが、これは、「検討する」なのでしょうか。「配置に努める」というようなもう少し強いニュアンスでは言えないのかなと。今も既にやっているとは思いますけれども、そういった意味で、既に検討ではなくて配置しているということも踏まえると、配置に努める、全てニーズに合って配置できるかどうか分からないですけれども、努めるということがいいのかなというふうに思いました。
     もう1点、すみません。
     その下のイの「校長は、」の部分ですけれども、一番最後の行に「適正な数の部活動を設置する」とあります。これは具体的にそうせざるを得ないと思うのですが、確か学校選択制の趣旨の中に部活動というのもあって、確かに管内で1つしかない部活動、そういう部活動やりたいからといようなこともあると思うのですが、その辺のバランスというのか、整合性というのか、その辺を何か、こう配慮するというのは考えられていますでしょうか。
     以上、すみません、3点になってしまいましたけれども、お願いします。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 まず、1点目につきましては、委員おっしゃるとおり、国のガイドラインにのっとりというところが先に来ているので、本方針が少し薄まってしまっているということは御指摘のとおりだと思います。それについては、検討して善処したいと思います。
     次に、2点目です。部活動指導員の任用及び学校への配置を検討するというのは、現在でも配置はしております。ただし、今年度は2つの学校に1名ずつ配置をしておりまして、合計2名の部活動指導員の配置をしておりますが、今年度は、試行期間というような形でちょっとタイプを変えて、違うパターンで配置をしているという状況がございます。その検証も含めて、また、働き方改革のことも考えまして、かつ、人数を増やしていくということと、それから配置日数を増やしていくということを検討しているところでございます。
     ただし、全部の学校に配置ができるわけではないという状況もございまして、その配置する学校を検討するというようなそういうニュアンスで書かせていただいたものです。分かりやすいように、この辺も改善していきたいと思います。
     最後に、選択制に絡む適正な数の部活動の設置ということですが、確かに現状、各中学校では、先生方の人数の減少に伴い、部活動の現状数を維持していくということが課題となっているという状況が複数の学校で見られます。確かに選択制の一つの理由として部活動を理由にというようなこともございます。
     そういったことが起こらないように、学校で部活動の精選を行うとか、あるいは統合を行うというような形で、すぐに減少に踏み切るというのではなくて、計画的にそういったお子さんが部活動を選択して、入学してきたらなくなってしまうというようなことがないように計画的に進めていくというような状況をとっております。その辺についてもそういったことが起きないように、御理解いただけるような内容にしていきたいと考えております。
  • 杉山教育長職務代理者 ありがとうございました。
  • 曽田教育長 よろしいですか。そのほかいかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 参考資料について確認させていただきたいと思います。
     先ほどの説明の中で、表の下から2番目の特例対象大会、発表会の御説明の中で、現行のところが、この資料では校長が認めたものになっているのですが、先ほど校長会がとおっしゃったと思うんです。私は、これを最初に資料を読んだときに、今までは各校の校長先生が認めていたものを、今度の方針では校長会なのかなと、なるほどと思ったのですが、その確認が1点と、もう1点が、その下の長期休業期間のところですが、現行が空白ということは、今までは長期休業期間の活動時間のことは何の項目もなくというか条件もなく、新しく実質3時間というものが設けられたのかなというのを確認させていただきたいと思います。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 大変申し訳ございませんでした。先ほどの私の説明が間違っておりまして、現行は校長が認めたものということになっております。訂正をさせていただきます。
     現在は、各学校で、校長が認めたものについて特例期間に練習ができる、活動ができるという形になっておりましたが、方針案では、校長会という組織が認めたものというような形で改める形になっております。
     もう一つ、長期休業期間の活動時間については、現行は特に明記はされておりません。ただ、できるだけ長期休業中の土日は休日にしようというような流れで実施をしておりますが、ある意味、申し合わせのような形で明文化されておりませんでした。ここで、方針案については明文化するとういうような形でございます。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 すみません。今の校長が認めたものを校長会にした理由は何なのかなと。その学校によって、特に中学校とか、小学校もそうですけれど、すごく特殊な大会にその個人が参加するとか何か、そういうこともあるのかなと、そういうときも全部その大会に出場したりとか、そのために授業を休んだりしないといけないとか、解釈が違うのかもしれませんけれど、それも校長会が認めたものでなければ出られないのかなと私は解釈したんですね。そこのところを確認したいのと、上から4つ目の休日の活動時間について、国は3時間程度としていますが、厚木市は明記しないのはなぜなのかというのを疑問に思いました。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 校長が認めたものにつきましては、これは特例対象の大会になるというものでございます。部活動の種目によってたくさんの大会がございまして、学校によってAという大会を特例対象とするとする学校とAは特例対象にしないという学校がまちまちという状況でした。その校長先生が特例の大会と認めたら、大会前の1箇月の期間は特例の練習をしてもいいよということです。ですので、校長が認めたもの、認めていないもので大会に参加ができる、できないということではございません。
     もう1点ですが、休日の活動時間について、国の3時間程度ということに対して市の方針案では明記せずとさせていただいておりますのは、実は、部活動によっては、休日に練習試合を実施するというようなものも多くあります。その際に、例えば、遠方から何校かが集まって実施するという場合に、3時間となるとかなり活動時間が限られてしまい、例えば、4校が集まった中で、できるだけたくさんの学校が練習試合の経験ができるようになるとか、あるいは、部活によっては、多くの部員を抱える中で、1試合に5人しか出られないような特性のスポーツなどでは、できるだけ多くの子が参加しやすいように、1日日程で計画を組む、実施をするというようなケースが多くございます。その際に、3時間程度としてしまうとかなり時間が限られてしまうので、その辺は、ゆとりを持って活動できるようにというようなとことで、特に明記はしておりません。
     ただし、生徒の健康面等を踏まえて適宜、休憩をとりながら、長時間とならないように配慮することという形で進めてまいりたいと考えております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 よく分かりました。では、何で国は3時間なのかなと。休みの日に練習試合が入るというようなことは往々にしてあって、当たり前で、それは国も知っているだろうなと。何で3時間か。私は、それこそ特例で、お休みの土曜日、日曜日に練習をすると、練習試合をするのではなくて、練習をする時間が3時間程度なのだろうなと思ったんですね。ですので、国はこういうふうにある程度の時間を設けて、いわゆる午前だけ、午後だけの時間を設けているのだろうと思ったので、今の御説明はよく分かるのですが、そうであるならば、それは米印か何かで、ただし、練習試合等々のときは除くとか、何かそういうのがあってもいいのかなと。
     私は単純にここに書いてある、国の示している3時間というのは、通常の練習、通常の練習という言い方も変ですけれども、そういう目安なのかなと思ったので、練習試合は別なのかなと思っていたので、厚木市は何で設けないのかなと思ったところでございます。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 国のガイドラインで3時間程度という記述がありますが、そこに練習試合を除くであるとか、そういったものが記されておりませんので、本市としては、休日の活動時間というような部分で捉えまして、練習試合も練習活動の一つという解釈でこのような記述にさせていただいております。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
     そのほかいかがでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 2ページの3番、合理的でかつ効率的・効果的な活動の推進のための取組のところで質問させていただきたいと思います。
     (1)適切な指導の実施のイのところです。「運動部顧問は、スポーツ医・科学の見地から」うんぬんと書いてあります。それから、その下の方ですけれども、「競技種目の特性等を踏まえた科学的トレーニングの積極的な導入等により」という記載、どうしても医学ですとか、科学的な知識というか、そういうものを取り込んで運動部の顧問は指導に当たらなくてはいけないということだと思いますけれども、このように書かれると、部活動顧問へのそういう研修というか、そういう科学的なもの、医学的なものを学ぶことが必要になってくると思いますけれども、この辺について、今後、教育委員会でそういう研修等を考えておられるのかどうか確認したいと思います。
     それから、4ページです。
     5の生徒のニーズを踏まえた環境整備の(2)地域との連携等のところです。アの2行目、地域の関係団体との連携、それから、その下の行で、民間業者の活用等という言葉があります。こうなると、例えば、地域でサッカーのチームがあったり、それから華道のチームだとか文化部でもきっとあると思うのですが、この辺と連携というのをどのように市教委は取り持っていくのかなと。
     それから、民間事業者となると、市教委が顔をつないでいて、もし保護者さんから相談があれば、こことはうまく連携がとれていますから相談していいですよとか、そういう話になっていくのかなと思いますが、その辺の下準備というのはどうなっているのかというのと、もう一つは、総合型地域スポーツクラブというのが、確か社会教育の方であると思いますけれども、この辺との整合性、連携というのはどうなのかなと、その辺をお聞きしたいと思います。お願いします。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 まず、1点目についてですが、おっしゃるとおり専門性に関して、その辺を考慮したトレーニングであるとか活動について、現場の顧問がどうしてもその競技を専門にしてきた者でないというケースも多々あります。そういうケースについては、できるだけ部活動指導協力者という立場の方を配置して、その部活動の種目の経験のある方、あるいは指導経験のある方等が顧問を支援するというような形で配置をしているという状況でございます。
     それから、部活動指導員についてもできるだけ配置を増やしていくという方向で考えておりますので、その辺も合わせて、専門性をできるだけ部活動の指導者に充てられるようにということも考えております。
     2点目ですが、地域の関係団体との連携、民間事業者等の活用です。これについて、まだ現段階では具体的な考えというのはございません。ただ、今後、やはり部活動の現状の数を維持していくとか、指導者の問題であるとか、働き方改革の視点を考えますと、やはり今後は学校の顧問だけに頼るのではなくて、できるだけその地域の団体であるとか、民間の事業者等にも御協力をいただきながら進めていくという必要があるだろうとは考えております。具体的な支援体制というのは今後検討していきたいと考えております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 お願いという形で、今の科学的な特性とか、その辺のところをうまく顧問、それから部活動の指導員の方に何か研修会というか、そんなに何回もできるとは思いませんので、説明会などを開く折に、そういう知識といいますか、そういったものを提供するようなことも是非、お願いできればと思います。
     また、民間の事業者等も含めて、こちらは今後検討ということですので、是非そういったパイプを作っていただくことが重要になってくるかと思いますので、そちらの手配もまたよろしくお願いします。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 今のことと関連しますが、先日、部活動指導協力者約60人の方の紹介がありまして、子どもの発達段階に応じて、指導協力者の方々が各学校で活躍されているのだなというのを見て有り難く思いました。
     荻野運動公園にトレーニングルームというのがありますよね。あそこにもプロの方がいて、この運動のときはここをこのように鍛えるといいとか、いろいろな機械も置いてありますので、何か体育の先生とか部活動の先生方が、こういう場所で研修の機会があるのかもしれませんが、こういうところが厚木のあちこちにあるので、是非、活用して、この科学的何とかというのも関連するかと思いますが、こういうところも使わせてもらえたら部活の先生も有り難いかなと思いました。
     休日の3時間ということについて、御説明がありましたけれども、厚木の近隣の都市の教育委員会の取組が新聞に出ていまして、やはり、休日の活動時間が3時間程度ということについて、厚木市の周りの幾つかの市町村で決めていました。厚木市になかったのが、朝練習はこの近隣では1時間程度のように決めているところが多いのですが、ここは触れておりませんが、こちらの3ページの上のところには、朝とか放課後の練習というのはありましたけれども、特別、朝練習は1時間程度とかそういうのはないということでよろしいでしょうか。確認です。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 朝練習の取組については特に明記してございません。
  • 曽田教育長 門田委員。
  • 門田委員 ありがとうございます。つまらないことですけれども、疑問がありまして、例えば、平日の活動時間が実質2時間程度とありますが、下の方にいくと、長期のところは実質3時間となっていて、どのように違うのかなと思いながら読んでいたのですが、何か特別な意味があるのでしょうか。程度とあると少しぼやけた感じがするのでよろしいのかなと思いながら、自分では認識しました。
  • 曽田教育長 教育指導課長。
  • 八木教育指導課長 すみません、少し整合性がとれていない部分かと思います。実質ということでかなりぼやっとしたというようなところを含めているかと思います。程度という部分については、きちんと整合性がとれるように統一をしていきたいと思います。
  • 曽田教育長 よろしいでしょうか。
  • 門田委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいですか。
    それでは、特に質疑がないようですので、今、いろいろと御意見等いただきましたので、本日の協議内容に基づいて、今後の事務を進めていただきたいと思います。
     それでよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 曽田教育長 異議なしと認め、協議事項1を終わります。
     報告事項に入ります。
     報告事項1、事務の臨時代理の報告について報告をお願いします。
     中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 報告事項1、事務の臨時代理の報告につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料1、事務の臨時代理の報告についてを1枚おめくりいただき、臨時代理書を御覧ください。
     本件につきましては、要配慮個人情報の取扱いにつきまして、厚木市個人情報保護審査会に諮問する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条の規定により、令和元年11月21日付けでその事務を臨時に代理しましたので報告するものでございます。
     恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、裏面の諮問書を御覧ください。
     本件は、厚木市個人情報保護条例第7条及び附則第2項の規定に基づく要配慮個人情報の取扱いについて、厚木市個人情報保護審査会に諮問したものでございます。
     また、1枚おめくりいただき、裏面の参考資料を御覧ください。
     同条例第7条は、要配慮個人情報の取扱いの制限について規定しております。要配慮個人情報とは、人種、信条、社会的身分、病歴等、不当な差別や偏見等の不利益が生じないよう、その取扱いに特に配慮を要する情報のことでございますが、市長や教育委員会等の実施機関は原則として要配慮個人情報を取り扱ってはならないものとされ、あらかじめ厚木市個人情報審査会の意見を聴いた上で正当な事務又は事業の実施のために必要があると認めて取り扱うときは、この限りでないとされております。
     今回、諮問対象としたものは、障害者サービス名簿でございまして、これまで除外項目である資料の送付や業務上の連絡にのみ利用する名簿等に当たるものと考えておりましたが、要配慮個人情報の取扱状況に係る行政総務課からの照会の処理に際し、同課に確認しましたところ、諮問の必要があると判断されたことから諮問したものでございます。
     名簿の記載内容につきましては、氏名、住所、電話番号、生年月日、登録番号、障害内容及び図書館だより等の送付に際しての媒体、展示図書であるとか、録音図書であるとか、墨字、いずれの方法のものを送付するかでございます。
     なお、この度の諮問につきましては、令和元年11月26日付けで厚木市個人情報保護審査会から、条例に照らし適当なものであるとの答申を受けてございます。
     報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して何かございますでしょうか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 今、この図書館で集める個人情報は、資料を送付するに当たってのものと言われましたが、例えば、今、図書館の中の資料でも、ディスレクシアの人のためのものであるとか、聴覚障害がある方のための資料などがあるのですが、こういうものをより充実させていく、その障害の特性に合わせた資料をそろえていくという上では、今回の個人情報集めるということが何かつながっていくのでしょうか。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 具体的にLLブックでありますとか、そういったものについて、著作権法上の制限がかからないものについては、特に障害があるなしにかかわらず、通常の図書と、活字と同じような扱いで、一般の方にも貸し出せるものは貸し出すという、そういった資料がありますよという御案内をして、逆にそういったことに対しての理解を求めるという方法をとるようにしております。
     今回、障害者サービス名簿を要するものにつきましては、2つございまして、一つは、図書館への来館が困難な方に図書館に来なくてもサービスを御利用いただく、図書の郵送サービスであるとかの部分、それから活字媒体でないもの、活字を読むことが困難な方について、他の媒体で読んで、読書を楽しんでいただくものというところでサービスをしているものでございます。
     特に録音図書については、市販のもので一般の方も御利用いただけるものというのは、例えば、CDでありますとかというものは同じフロアに置いてございますが、著作権法上の処理の形ですとか、特に障害をお持ちの方に限定されたものについては、その方たちのためのものということで特別に提供するというものになっております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     杉山委員。
  • 杉山教育長職務代理者 1点確認ですけれども、今、こちらの横長の表で、取扱う要配慮個人情報ということで、身体、知的、精神障害という3つしか書いていないのですが、今言った聴覚障害ですとか、そのほかを含めたいろいろな障害に対応する、ニーズに対応するような資料は、中央図書館でどんどんそろえていくことでよろしいですよね。
  • 葉山中央図書館長 はい。
  • 杉山教育長職務代理者 はい。ありがとうございました。
  • 曽田教育長 ほかいかがでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 今、身体とか知的、精神障害というところに丸がついていますが、別のところに項目が幾つかありまして、多分、より良いサービスという関連で市民のためになることなのだろうと分かってはおりますけれども、例えば、犯罪歴は誰々とか、あるいは、こういう宗教は誰々とかという名簿があるとか、そういうことではないとは思いますけれども、確認です。教えてください。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 私どもが取り扱っているものは、この現在この丸がついているもののみでございます。担当課ではございませんので、審査会に上げているもので、他課で必要があって集めている要配慮個人情報がどういったものであるかまでは、申し訳ありませんが分かっておりません。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     森委員。
  • 森委員 この資料をいただいたときに、よく意味が分からなかったのですが、今の御説明で、そういった何らかの障害がおありの方にも、厚木の図書館にはこんなものがありますとか、こんな利用がありますということをお知らせする案内を送付するためにということでした。けれども、それもすごく大切なのだろうとは思いつつも、視覚障害があるとか聴覚障害があるとか、障害がおありの方は、障害者手帳等をお持ちだと思います。多分、そういう担当課のところにそういうリーフレット、図書館でこのようなものを借りられますとか、来館しなくてもネットで申込みができますとか、あとは、小さいお子さんだったら親御さんが読めるんですとかという、私は図書館で郵送しなくてもそういう担当課と連携して、リーフレット等をお配りするのでもいいのではないかなと。迷惑とはきっと思わないでしょうけれども、何で届いたのだろうとか思わないでしょうか。連携されているのでしたらいいと思いますけれども、是非そういう手帳を交付する窓口であったりとか、そういったところに、こういう図書館の利用もあるんですよということを御案内するということもされるといいのではないかと私は思いました。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 そういった窓口のところにも御案内を置かせていただくといった連携もさせていただいております。先ほど郵送させていただくというのは、御登録いただいた後に、御希望のものを送らせていただくことや、図書館だよりといいまして、視覚障害の方には、全国のライトセンターで新しく作られた図書について、どういったものがあるかということを、その資料の内容も含めて、こういった本の内容も含めた上で、ボランティア団体の方に録音していただいて、それを毎月お送りしております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
     森委員。
  • 森委員 そうしますと、登録した人は、健常者であるとか、そういった方にもそういうニュース等が送られるということなのでしょうか。図書館のサービスとして。
  • 曽田教育長 中央図書館長。
  • 葉山中央図書館長 御登録いただくのは障害がある方という形で、療育手帳をお持ちですとか、障害者手帳をお持ちの方ということで限定させていただいております。
     ただ、御家族の方が、例えば、御登録は御家族の方ですけれど、その方のために、例えば、どういったものがあるか読んであげたいといった場合には、その方も対象とした録音の御案内とともに、その墨字の元原稿を一緒に送らせていただいております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 森委員 はい。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     ほかになければ、報告事項1を終わります。
     次に、報告事項2、給食用食材の放射性物質の測定結果について報告をお願いします。
     学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 それでは、報告事項2、給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして御報告いたします。
     恐れ入りますが、資料2を御覧ください。
     始めに、11月6日から12月3日までの放射性物質の測定結果でございますが、11月28日に、調理後の小学校、中学校の給食も測定してございまして、御覧いただいている1ページ、2ページ、全て不検出となってございます。
     恐れ入りますが、右側の3ページを御覧ただきたいと思います。
     学校給食で使用する食材の測定につきましては、保護者の方からの要望を取り入れてございます。毎週火曜日と木曜日に、翌日の給食で使用する食材について、1日3品目を限度として測定をしてございます。11月、12月ともに保護者からの要望はございませんでしたので、教育委員会が選定した食材、11月につきましては27品目を測定し、12月は18品目の測定してまいります。今後につきましても、保護者の方からの要望があった食材を基本として測定をしてまいります。
     報告につきましては、以上でございます。
  • 曽田教育長 ただ今の報告に対して、何かございますでしょうか。
     門田委員。
  • 門田委員 今年度になりまして4月から保護者からの要望は1件もありませんが、これはどういうふうに要望をいただくのかなということで、分からないものですから御教示ください。お願いします。
  • 曽田教育長 学校給食課長。
  • 安齊学校給食課長 保護者の要望につきましては、毎月、前月の末に翌月の予定献立表というもの、やさしい献立と学校では呼んでおりますが、これを各学校から保護者の方に配ります。その裏面にQRコードを付けていますので、測定する希望の産地を加えた上で、それをスマートフォンで読み取っていただいて、お送りいただければ、こちらに届くようになっております。
     また、スマートフォン等がない場合につきましては、教育委員会に直接お電話をいただくか、学校に申出をしていただいたものについても要望として測定をしております。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 はい。では、スマートフォンをお持ちでない方にも、電話で受け付けますという、その一文はあるわけですね。
  • 安齊学校給食課長 はい。
  • 門田委員 ありがとうございます。
  • 曽田教育長 よろしいですか。
  • 門田委員 分かりました。
  • 曽田教育長 そのほかいかがでしょうか。
     よろしいでしょうか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
    それでは、最後となりましたけれども、私から報告をさせていただきます。
     お手元の教育長報告を御覧ください。
     令和元年12月定例教育委員会教育長報告。
     令和元年11月19日火曜日に開催されました11月定例会以後の主な行事等19件につきまして、御報告申し上げます。
     まず、1ページの1番です。11月22日金曜日、清水小学校におきまして、インターナショナル・セーフ・スクールの認証式が執り行なわれました。御存知のように、公立の小学校では全国で1番目にこのインターナショナル・セーフ・スクールを認証し、その後、2回目、3回目と再認証を重ね、今回、4回目の認証を受けることができました。認証式が始まる前、子どもたちが体育館の側面に貼ってあります取組内容について、来られた方々に本当に自信を持って説明をしている。この学校の安心・安全の取組、子どもたち自身が中心になっていく取組、これが本当に根付いてきているのだなということを子どもたちの姿を見て感じました。
     次に、2番目です。11月23日土曜日、厚木第二小学校において、これは毎年実施されているものだそうですけれども、DAI―2フェスタ2019が実施されました。私は、今まで参加させていただいたことがなかったもので、今回、お邪魔をいたしました。
     地域住民の方、保護者の方、あるいは、事業所の方等に講師をお引き受けいただき、28種類の講座が、ほぼ1単位時間で収まるような形で子どもたちの体験内容が設定されている、そういった取組です。児童845人、また、各コースで指導に当たってくださった講師の方が全部合わせると約200人ということで、本当に多くの方々が子どもたちの学習活動をより豊かなものにするためにお力添えをいただいているのだなと、子どもたちの姿、また、熱心に御指導くださっている講師の方々の姿を見まして、強く感じたところです。
     次に、3番目です。11月24日日曜日、荻野運動公園におきまして、第26回厚木市柔道選手権大会が約800人の選手の皆様の参加の下、大変盛大に実施されました。開会式に出席し、挨拶をさせていただきましたけれども、県内外から、下は小さいお子さん、児童から、上は大人の方まで、柔道大会ならではの本当に活気のある、そういった空気がメインアリーナ全体に満ちあふれておりました。
     次に、5番目です。11月27日水曜日、本庁舎4階大会議室で、オーストラリア国立ニューカッスル大学の学生の方々が市長を表敬訪問してくださいました。これは、市内の湘北短期大学と長く交流の留学、短期留学ということですけれども、これを相互にやっておられるということで、この時期にニューカッスル大学の方から学生さんが十数人おいでになります。今年度は14人の学生さんがいらっしゃいまして、市長に報告をしてくださいました。
     この日はこの後、これも毎年ですけれども、市立相川中学校の方に学生の方々が出向いて、実際に中学生と一緒に勉強をし、日本の文化について経験していただくという、こういった話もされておりました。
     次に、6番目です。11月28日木曜日、本庁舎4階第2応接室に、スポーツ推進委員功労者表彰をお受けになられた方が市長に報告にいらっしゃいましたので、私も同席させていただきました。内容は、第60回全国スポーツ推進委員研究協議会三重大会において、功労者表彰を受賞されたお二方、お一人は文部科学大臣スポーツ推進委員功労者表彰を受けられた方、もう一人が公益財団法人全国スポーツ推進委員連合スポーツ推進委員功労者表彰をお受けになられた方です。
     市のスポーツ推進委員連絡協議会の会長さんも一緒にお見えになって、その表彰のことについて御報告をいただきました。
    厚木市のスポーツの推進、振興に大変長きにわたって御尽力を賜りました、こうしたお二人の方々が国レベルで表彰を受けられたということは、厚木にとっても大変名誉なことだと、そのように思いました。
     1枚おめくりいただきまして、2ページの11番です。12月3日火曜日、戸田小学校におきまして、6年生とニュージーランドのハイスクールの、これは高校生年代の人たちですけれども、オンラインによる授業を行うということで、視察をさせていただきました。セッティングをしたカメラに向かって、戸田小の6年生の子どもたちが自己紹介をしたり、質問をしたりし、また、向こうのニュージーランドのオマタハイスクールというハイスクールですけれども、そこで学ぶ生徒さんがそれに対して答え、質問するというやり取りがリアルタイムで実施されているということです。
     ニュージーランドと日本、時差が3時間か4時間ありますので、昼、夜の時間帯ではないことから、午前中のあの時間でニュージーランドの方が午後の2時くらいだったでしょうか、時間帯がちょうど昼間になるからこそできる交流だなと、そのように思いました。ちゃんと用意した文章があるのですが、それが通じたという、向こうの反応を見ると、自分がしゃべったことが通じたと、それが子どもたちにとっては大変な喜びになった、そのような感じがしました。子どもの様子を見ていてそう思いました。
     次に、12番目です。12月7日土曜日、荻野運動公園におきまして、第8回ちびっこマラソン&駅伝競走大会が、小学生541人、大人の方123人、合わせて664人の参加の下、大変盛大に実施されました。ちびっこマラソンについては、親子で手をつないでゴールするという種目もありまして、大変ほほえましい親子の姿を見ることができました。
     次に、14番目です。12月8日日曜日、市民交流プラザ7階におきまして、これは委員の皆様方にも御出席をいただきましたが、令和元年度厚木市SEL教育基金事業第11回厚木こども科学賞受賞式が実施されました。応募総数674作品のうちから、大賞、優秀賞、入選等、小学生の部、中学生の部それぞれ子どもたちに対して表彰をさせていただきました。入賞された作品は、まさに、将来このまま大きく育っていってほしいな、もしかしたらノーベル賞につながるのではないかなと、そのような期待もしたところです。
     次に、15番目です。12月11日水曜日、第二庁舎5階、教育長室に、2019年神奈川県水墨画公募展で入賞されました新藤莉子さんという方が、指導をしてくださっている又村和夫様と一緒に報告に来てくださいました。厚木市教育委員会賞を受賞することができましたということで、大人の部門で2回目の出品だったそうですが、大変うれしそうに報告をしてくれました。作品も持ってきてくれたのですが、田舎の冬の雪景色を描いたもので、趣のある墨絵の世界を味あわせていただきました。
     次に、3ページの17番です。12月14日土曜日、文化会館小ホールにおきまして、これも委員の皆様方に御出席いただきましたけれども、第34回和田傳文学賞授賞式を執り行いました。各3部門ありますけれども、今年度は和田傳大賞が全て詩ということで、大変珍しい回になりました。その詩の一つ一つを朗読してくれましたけれども、大変すばらしい、聞いている人の心にしみてくるような内容の作品でした。
     続きまして、最後の19番でございますけれども、令和元年第2回厚木市議会第5回会議、12月定例会議について、議員の皆様から一般質問をいただいておりますので、議案及び陳情と併せまして、各所管の部長から報告申し上げます。
     教育総務部長。
  • 山口教育総務部長 それでは、19番でございますが、令和元年第2回厚木市議会第5回会議、12月定例会議につきまして御報告申し上げます。
     本議会は、11月28日から12月20日までの会議期間23日間で開催されております。
     概要につきまして、それぞれ所管部から御報告させていただきます。
     1枚おめくりいただきまして、4ページの最後、3の環境教育常任委員会・予算決算常任委員会環境教育分科会、こちらを御覧ください。
     始めに、提出議案につきましては、教育総務部及び社会教育部の所管する予算といたしまして、議案第106号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第6号)の上程がございました。
     次に、教育総務部に関係するものとして、陳情第6号 私学助成の拡充を求める意見書を国に提出することを求める陳情及び陳情第7号 私学助成の拡充を求める意見書を神奈川県に提出することを求める陳情、こちらの上程がございました。
     議案第106号につきましては、12月12日に開催されました予算決算常任委員会環境教育分科会において質疑がございまして、12月19日に開催の予算決算常任委員会での審査を経た後、12月20日開催の本会議におきまして採決が行われる予定でございます。
     なお、陳情第6号及び陳情第7号につきましては、同日に開催されました環境教育常任委員会において審査され、賛成少数で不採択すべきものとされ、12月20日開催の本会議において採決が行われる予定でございます。
     次に、一般質問につきまして御報告申し上げます。
     恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
     2の一般質問にございますとおり、この度の会議では23人の議員から御質問がございまして、そのうち6人の議員から教育委員会関係の御質問がございました。
     始めに、教育総務部の所管に関するものでございますが、田上祥子議員、新井啓司議員のお二人から2項目について質問がございました。質問の内容について質問順に御報告いたします。
     始めに、田上祥子議員から、「確かな学力」を身に付ける教育について、Society5.0時代に向けた教育環境の整備を考えているかとの質問がございました。曽田教育長から、政府が情報社会に次ぐ、超スマート社会の実現を目指すSociety5.0については、文部科学省の第3期教育振興基本計画にも超スマート社会の実現として教育政策の重点事項に位置付けられている。本市においても第2次厚木市教育振興基本計画の策定に当たっては、Society5.0に向けた人材の育成につながる計画として検討を進めていく旨の答弁をいたしました。
     次に、4ページになりますが、新井啓司議員から、教育環境の充実について、児童・生徒の学習環境に係る整備の現状と課題はとの質問がございました。曽田教育長から市立小・中学校の児童・生徒が安心して安全に学習できるよう、人的支援や学校施設の整備など適切に行なっている。今後についても児童・生徒が確かな学力を身に付け、豊かな心と健やかな体を育むことができるよう学習環境の充実を図っていく旨の答弁をいたしました。
     教育総務部の所管につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 学校教育部長。
  • 佐後学校教育部長 続きまして、学校教育部関連の一般質問につきまして御報告申し上げます。
     学校教育部には、井上敏夫議員、田上祥子議員、望月真実議員、新井啓司議員、山崎由枝議員の5人から、8項目について質問がございました。
     恐れ入りますが、3ページにお戻りください。
     まず、井上敏夫議員から、外国籍市民について現状と課題はとの質問がございました。曽田教育長から、教育を受ける権利を保障するため、市内在住の全ての外国籍児童・生徒に対して、市立小・中学校への就学を案内することにより、住所地の学校に就学していただいている。また、就学を希望しない場合には、不就学防止の観点からその理由を確認している。今後についても外国籍児童・生徒に対する就学機会の確保に努めていく旨の答弁をいたしました。
     次に、田上祥子議員から、「確かな学力」を身に付ける教育について、英語教育の新たな方向性はあるかとの質問がございました。曽田教育長から、新学習指導要領では3年生から外国語活動が導入され、コミュニケーションの素地となる資質、能力を育むとともに、5年生からは、英語を教科として体系的に学ぶこととなっている。また、中学校においては、小学校での学習を踏まえ、聞く、読む、話す、書くの各技能を総合的に育むことが求められている。教育委員会においては、教員の研修や外国語指導助手の配置により、英語を活用する力や多様な他者とコミュニケーションをする力を更に高めることができるよう、より充実した支援に努めていく旨の答弁をいたしました。
     同じく、田上議員から、学力向上を目指す考えはあるかとの質問がございました。曽田教育長から、各学校においては、各種調査等の結果に基づいたPDCAサイクルによる学力向上に向けた取組を続けている教育委員会においては、全国学力学習状況調査の結果を分析し、成果と課題を明らかにした上で、担当指導主事が学校で実施する研修会に継続して参加し、教員とともに授業改善等を行うなど、課題の解決に向けた取組を進めている。今後についても社会の変化に応じて必要となる児童・生徒の資質、能力の育成が図られるよう、各学校の取組を支援していく旨の答弁をいたしました。
     恐れ入りますが、3ページに続いて、4ページを御覧ください。
     次に、望月真実議員から、学校現場における諸課題について、通級指導教室について、課題はあるか。また、増設予定はあるかとの質問がございました。曽田教育長から通級指導教室については、1教室当たりの入級児童の人数が定数に満たない場合には、担当教員の配置ができない等の課題がある。そのため、教育委員会としては、市内全体の児童が通いやすいよう、通学区域を考慮し、5つの小学校に通級指導教室を設置している。増設については、継続的な支援体制を維持できるよう入級児童の状況等に応じて判断していく旨の答弁をいたしました。
     同じく、望月議員から、遅刻や欠席の連絡について、現状の手段での課題はあるか。また、改革する予定はとの質問がございました。曽田教育長から市立小・中学校においては、児童・生徒の状況を的確に把握するために、連絡帳や電話により遅刻や欠席の確認を行っている。教職員が保護者と直接やり取りをすることにより、児童・生徒の情報が確実に担任に伝えられるとともに、保護者との良好な関係の構築につながると考えている。また、現状の手段での連絡が難しい場合においては、状況に応じて、そのほかの手段で対応するよう努めている。今後も現行の方法による教育的な利点を残しつつ、保護者の負担や教職員の働き方の改革につながる方法について、研究していく旨の答弁をいたしました。
     同じく、望月議員から、教職員の指導方法について課題はあるかとの質問がございました。曽田教育長から、各学校においては、教科指導について、校内での授業研究や研修会等への参加を通して指導方法の工夫改善に努めている。また、児童・生徒指導については、職員会議等において各学校の課題に応じた指導方法を協議するなど、指導力の向上に努めている。教育委員会においては、今後もニーズを捉えた研修会等を実施するとともに、児童・生徒一人一人の状況を踏まえた指導が適切に行われるよう各学校の取り組みを支援していく旨の答弁をいたしました。
     次に、新井啓司議員から、学校における集金事務の負担軽減について、学校におけるキャッシュレス化の現状と課題はとの質問がございました。曽田教育長から学校給食費につきましては、公会計化に伴い、口座振替にすることで既にキャッシュレス化を実施している。教材費等については、多くの学校では現金での集金となっているが、口座振替を利用した集金方法に切り替えた学校もあるので、引き続き、適正な集金業務が行えるよう、キャッシュレス化について研究していく旨の答弁をいたしました。
     次に、山崎由枝議員から、通学時における児童・生徒の携行品について、現状と負担軽減の取組状況はとの質問がございました。曽田教育長から、各学校においては児童・生徒の発達段階及び学校や地域の実態に合わせ、教科書やその他の教材、学習用具などの一部を持ち運びしなくてもよいよう配慮している。教育委員会においては、児童・生徒の登下校時における携行品の負担軽減について、引き続き、学校に周知していく旨の答弁をいたしました。
     学校教育部の所管につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 社会教育部長。
  • 山岸社会教育部長 続きまして、社会教育部関連の一般質問につきまして御報告申し上げます。
     資料の3ページ目にお戻りください。丸の一番上になります。
     高村真和議員のお一人から質問がございました。
     高村議員からは、あつぎマラソンについて、開催の主旨と目的はとの質問があり、曽田教育長から、あつぎマラソンは中学生を対象とした3キロの部、一般を対象とした10キロ及びハーフの部の計3部門を設定し、荻野運動公園競技場を発着点として、周辺道路をコースとしている。大会を通して生涯スポーツの推進を図るとともに、参加された皆様に本市の魅力を知っていただくことや市民の皆様にスポーツボランティアとして大会運営に参加していただき、スポーツ活動を支える楽しさを体験していただくことを目的に開催している。今後についても多くの皆様に参加いただき、喜んでいただけるよう大会運営に努めていく旨の答弁をいたしました。
     社会教育部の所管につきましては以上でございます。
  • 曽田教育長 ありがとうございました。
     以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして、令和元年厚木市教育委員会12月定例会を閉会いたします。
     お疲れ様でした。

閉会時刻15時23分

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