平成22年厚木市教育委員会1月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成22年1月19日火曜日
午後4時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 内田 忠行
委員長職務代理者 山本 玲子
委員 利根川 勇
委員 難波 有三
委員(教育長) 平井 広
事務局
柳川教育総務部長、山本社会教育担当部長、曽田学校教育部長、内藤教育総務部次長、今井社会教育担当次長、佐藤スポーツ振興担当次長、又村学校教育部次長、野元教育総務課長、三橋学務課長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 報告事項

平成22年度厚木市立中学校選択制について

会議の経過は、次のとおりです。

 開会時刻16時00分

  • 内田委員長 ただいまの出席委員は5人で定足数に達しております。
    ただいまから、平成22年厚木市教育委員会1月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、平井委員を指名させていただきます。
    それでは、教育長報告をお願いいたします。
  • 平井教育長 それでは、平成21年12月22日に開催されました12月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告申し上げます。
    1ページ目でございますけれども、多くが仕事始め式あるいは賀詞交換会等の記述になってございます。
    2ページ目をお開きください。
    14番でございます。1月11日、月曜日でございます。厚木市文化会館の大ホールにおきまして、午前・午後の部、2回にわたり、22年成人式「はたちのつどい」が行われました。御覧のとおりの出席者がありまして、実行委員会形式で、はたちになったその人たち自身が組織を作って運営を行うということで、新聞報道等、一部御覧になった方がいらっしゃると思いますけれども、ごく一部の青年が、多少、式の進行を遅らせてしまったということになりましたけれども、その場におきましては、本当に素晴しい「はたちのつどい」であったという感想をもっております。併せて小・中学校の校長先生が成人になった人たちを文化会館のホール前で迎えてくれたり、何か微笑ましい光景もございました。
    続きまして16番目でございます。1月12日、御覧のとおりの場所で、網走市から小学生が厚木市を訪問していただきまして、市長への表敬訪問を行ったところでございます。それぞれの皆さんが厚木市に来ての印象をお話をしたわけですけれども、本当に網走市のお子さんは素直で厚木のよいところを身に付けて帰りたい等々の感想を述べていました。
    3ページ目でございます。20番目に書いてございます、1月16日、文化会館の地下展示室におきまして、平成21年度厚木愛甲地区中学校文化連盟芸術祭、技術・家庭科・特別支援教育ほか、展示発表が行われておりました。私も個々の作品を見るにつけ、御指導くださっている先生方の丁寧な面をうかがい知ることができました。また、中にはですね、中学3年生は卒業式を間近にしていまして、卒業する生徒自らが自分の保護者に対して感謝状なんていうものを、あるいは義務教育段階までの保護者に対する卒業証書というようなものを作っていまして、そういうものが展示されております。非常に嬉しく思った次第でございます。
    最後22番目で、同じ日でございましたが、ヤングコミュニティーセンター6階ホール250におきまして、第1回目となります厚木市学校給食展が行われておりまして、2日間にわたり行われたということで、初日においては、やはりお出でいただいているわけですけれども、2日目は大変盛況だったという報告も受けております。これは厚木の学校給食の歴史を分かるようなパネルを展示してありましたり、あるいは学校給食ってどういうものということで、実際に焼きそばを食べていただく試食コーナー、その他、大豆をお箸で摘むとどういうふうになるっていうようなゲームコーナー等、大変、学校栄養士さんたちの工夫が見られた展示会でございました。今後とも学校給食への市民の方、あるいは保護者の方からの理解を得るために、こういう手作りの、学校栄養士さん自らの発案による学校給食展でございましたので、発展させていただければ大変ありがたいなと期待しているところでございます。
    以上でございます。
  • 内田委員長 どうも御苦労様でした。ただいまの報告に対して何かございますでしょうか。よろしいですか。
    それでは特にないようでございますので教育長報告を終わります。
    報告事項1 平成22年度厚木市立中学校選択制について、報告をお願いいたします。
    よろしくお願いします。
  • 三橋学務課長 では、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
    まず、平成22年度厚木市立中学校選択制実施結果一覧という表がございますでしょうか。
    1番左に中学校名が厚木中学校から相川中学校まで書いてございまして、本年度の受入上限人数、その右側でございますが、全部足しますと400名の受入人数でございます。そうした中で、10月19日から11月6日の間、申請をしていただきました。11月15日に公開抽選をいたしまして、その結果が中段にございます実施結果状況に表れているものでございます。厚木中学校の申請者数でございますが12名、その抽選の結果入学予定者が10名、選外が2、従来の就学指定校に行った方が1人、辞退者が1人、辞退の結果、繰上就学された方が1人と、そういうような右側に順に横の流れとなっております。
    受入上限人数で特徴的なものは、厚木中学校の10名、玉川中学校の10名、南毛利中学校の10名、睦合東中学校の10名、この4校は抽選を実施いたしました。それ以外の学校につきましては、受入上限人数内の数でございますので、抽選は実施いたしませんでした。結果として、申請者数が多かった4校のうちでは、睦合東中学校が申請者数が21名、受入上限人数が10名でございますから、その半分程の方が入学予定者数となっているものでございます。次の順位は玉川中学校が10名に対して19名の申請、依知中学校が、これは、今回、特徴的なものでございますが、抽選はいたしませんでしたが、依知中学校が40名枠の中で15人の申請があったというのが特視されるものでございます。抽選につきましては、3番目が南毛利中学校が10人の枠に対して13人、厚木中学が10人の枠に対して12人、以下のとおりでございます。
    また、選択制による増減結果というのが右側の枠に記載してございます。この入学予定者数10名は左側の実施結果状況の10名とイコールでございますが、これはこれとして、今度は厚木中学校からほかの学校に行っている方が2名いるというこの表の見方でございまして、プラスマイナスしますと、8名の厚木中学校については、選択制による増減結果として増になるという見方でございます。以下、そのような見方で下までなっておりまして、平成22年度の実施結果により、入学予定者数の総数は61名となっておるものでございます。それが1枚目の表、おもての表でございます。
    裏の表をちょっと御覧いただきたいと思うのですが、今のお話と若干、重複するのですが、まず受入上限人数が決定ということで、40人の原則でございますが、教室不足等が生じる可能性がある中学校がございますので、学校長が予め協議をいたしました。そうした中で受入上限人数を、少ないところは10名と決定したものでございます。
    それが終りますと下の欄、対象者全員に申請書、学校案内パンフレット等を送付し、申請受付課に申請、書類審査及び面接をいたします。そうした中で、指定学校変更にこれはどうも該当しそうだな、これは、もうそもそも本来趣旨である学校選択制に該当する、そこで大きく二つ分けまして、受付段階でしかるべき御案内をさせていただいております。
    従いまして、中学校選択制の抽選を実施する段階については、指定学校に将来行くであろうものという案件については除外しているということでございます。
    指定学校の変更理由につきましては、下に御案内している、点線のカッコ内に御案内しているとおりでございまして、右側の中学校選択制に該当するとした場合、下のこのフローに基づきまして、受入上限人数の中で公開抽選の順番となると。その結果がおもての表ということでございます。
    簡単ではございますが、以上でございます。
  • 内田委員長 どうもありがとうございました。ただいまの御報告に対して何かございますでしょうか。はい、お願いいたします。
  • 難波委員 すみません、ちょっとお聞きしたいのですが、受入上限人数の決定というところの右側に(注意事項)印で4行ほど説明がありますけれども、この中学校の学校選択制というのはできるだけ受入れられる範囲の中で希望者を入学させようというところがあるのだろうというふうに思うのですけど、その場合40人のところは分かるのですが、受入上限人数が10人とありますけども、これ、もっというと、学校によって人数がもうちょっとばらつきがあってもいいのではないかなというふうに思うのですけども、その辺は何かお考えがあるのでしょうか。
  • 三橋学務課長 まず、17年度から、これは実施しております。
    そうした中で、いわゆるその選択制の中で、人気のある学校又は学校規模が大きいもの、そうなりますと、校長先生のお話を伺う中では、一つには、教室も一つの要因ではございますが、学校運営というような言葉で表現されますが、そこの学校が学校運営を考えた時に、受入人数というものをどうしても勘案せざるを得ない。当初設定したときには、全てが40人設定でございましたが、それが、年を経るに従って、いわゆる学校としての教育的な事情から、だんだん40人が20人に下がった、20人が10人に下がったというような経過がございます。基本的にはキャパの問題が第一優先ですが、それ以外にはそういうような部分も若干はあるということでございます。
  • 柳川教育総務部長 ただいまの関係ですけれども、今ありましたように上限人数を40人で切っていますが、1クラス40人学級にしてございます。
    そういった中で、あと来年度予定される入学生、入学する生徒の数もございます。そういった中で教室数が不足しないようにクラスの増をみますので、その中でどうしても40人取れない部分が学校によって出てきますので、その中で校長先生と相談しながら10人にするなり40人以下ですね、20人にする、あるいは30人にする。たまたま今回は10人というのがほとんどですけれども、20人の時もありました。前の年度では。
    ですから、必ずしもその40人の中で10人にしてしまうということではなくて、来年度入学する生徒の数とか、あるいは教室数の不足が生じないような、そういう配慮をした中で、校長先生と相談させていただいて決めていると、そういうのが実情です。
  • 難波委員 分かりました。たまたま今年は10人というところは、全て10人だったということですね。
  • 内田委員 ほかにございますか。よろしいですか。はい、お願いします。
  • 利根川委員 お願いします。指定学校変更に該当するものということで、事由が3つ例示されていますけれども、これ以外でその申請をやむを得ないなという事例というのはございましたでしょうか。
  • 三橋学務課長 だいたいこれに集約されるところではございますが、ただ今年度の特徴として、ちょっと議論したケースが1件ございました。
    双子の方をどういうふうに取り扱うかというのがございまして、それは指定学校とは基本的には関係ない話でございますが、従来、双子の方がそれぞれ選択制に申請をされることはございませんでしたので、それを二人を一組で扱うのか、一人一人の個性に着目して扱うのかというので議論した結果、これはいろいろな方の御意見もお聞きした中で、それは基本的にそれぞれの個性に応じて申請をするわけであるから、例えば二人のお子さんが別々の学区に行く場合もあるなんていうことがございました。
    それはちょっと関係ない話で、基本的には指定学校変更の中で収まっております。
  • 利根川委員 ありがとうございます。というのはですね、よく耳にする理由がですね、この学校行ってこういう部活動をどうしてもやりたいので、というようなことが、他の市町村などでいろいろと出てきているのを耳にするのですけれども、そういうものに関してはあまり変更の理由にはならないという。
  • 三橋学務課長 今の部活動関係も含めてのお話でございますが、中学校選択制の申請理由、大きな申請理由を4つほどアンケートとしてとってございます。
    その一つが教育環境、二つ目が部活動、三つ目が友人関係、そういったものがあります。部活動についての人気というのも申請の中では大きな理由の一つに挙げられております。
  • 利根川委員 はい、ありがとうございます。
  • 内田委員長 ちょっと1点よろしいですか。
    申請された場合に面接をする方が、これは親子で来られて親子で面接されるわけですよね。その場合に、昨年度もちょっとそのようなことがあったと伺っているのですが、子どもさんの意思ではなく、親御さんの意思が強いというようなケースが若干あったように見受けているのですね。その辺をやはりこれから親御さん、特にやっぱり勉強してくるのは子どもさんですよね。その子どもさんの意思をはっきり伺って面接をされるようにこれから留意していただきたいなと思っております。親御さんの意思が強い場合に、子どもさんがどうしてもその場で言えないといってそのまま行ってしまった。ところが、やはり子どもさんがその学校になじめない、元に戻りたいといって結局地区の学区へ戻るというようなケースがございましたので、是非その辺を、子どもさんの意思をはっきりつかんでいただきたいなと、よろしくお願いいたします。
  • 三橋学務課長 承知いたしました。また、これを始める際に、やはりそのような検討をしなければいけないケースが出て参りましたので、今回の面接におきましては、少しくどいくらいにその辺の念押しをさせていただいたものでございます。一部には別々に分けて、子どもさんと親御さんを分けてやっちゃおうかなという話もあったのですけど、そこまでやるとどうなのかなというのもございましたので、ちょっとしっかり目にやらさせていただいてというのが、現実的な話でございます。
  • 内田委員長 どうもありがとうございました。今後ともよろしくどうぞお願いいたします。
    ほかに御意見ございませんか。はい、お願いいたします。
  • 利根川委員 これからのこと、ちょっとお聞きします。説明していただけるのかどうか分からないですけど、その転出予定というのが藤塚15、林10、睦合10と相当多いですよね。こういう子たちの家庭といいますか、転出理由というのは何か確認とかできるものなのですか。一般的には一家転住、それから転勤、そして転職というのが一般的であるとは思うのですけども、それ以外にこういう理由で転出が希望されていたというようなもの、差し支えなければで構いません。差し支えあればどうぞ、構いませんので。
  • 三橋学務課長 今、御案内のものは、右側の欄の選択性による増減結果の真中の転出予定者数のお話かと思うのですが、これは、端的に数字にしてですね、いわゆる学校間で当然プラスマイナスが生じます。その数字を単純に受け取っていただければありがたいと思います。従いまして、その選択制によってこういう数字が必然的に出てくるということであって、それ以外の家庭の状況とかということを考慮した数字ではございません。
  • 利根川委員 よろしいですか。藤塚中学で申請者0、入学予定者0、ただ転出予定者15で増減マイナス15ってなっていますよね。ですからこの15っていうのは、その学校から他校へ、それが市内か市外か分かりませんけれども。
  • 三橋学務課長 承知いたしました。これについては一番大きな、今、御案内の藤塚中学については、隣接の依知中学校に行く方でございます。
  • 利根川委員 はい、分かりました。どうもありがとうございます。
  • 内田委員長 よろしいですか。
    それでは特にないようでございますので、報告事項1を終ります。
    以上で、本日予定しておりました日程をすべて終了いたしました。
    これをもちまして、平成22年厚木市教育委員会1月定例会を閉会いたします。

閉会時刻16時30分

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