平成22年厚木市教育委員会2月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成22年2月16日火曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 内田 忠行
委員長職務代理者 山本 玲子
委員 利根川 勇
委員 難波 有三
委員(教育長) 平井 広
事務局
柳川教育総務部長、山本社会教育担当部長、曽田学校教育部長、内藤教育総務部次長、
今井社会教育担当次長、佐藤スポーツ振興担当次長、又村学校教育部次長、野元教育総務課長、田代教育施設課長、串田保健給食課長、石橋北部学校給食センター担当課長、大木南部学校給食センター担当課長、三橋学務課長、甘利社会教育課長、山田スポーツ課長、三橋文化財保護課長、三橋中央図書館長、片山学校教育課長、杉山教職員課、利根川教育研究所、佐藤青少年教育相談センター所長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第1号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則について

日程2 議案第2号 平成21年度教育予算補正(案)について

日程3 議案第3号 平成22年度教育予算(案)について

日程4 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について

3 報告事項

  • (1)事務の臨時代理の報告について (資料1)
  • (2)平成21年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について (資料2)
  • (3)WHOインターナショナルセーフスクールの認証取得に向けた取組の表明について (資料3)

会議の経過は、次のとおりです。

 開会時刻14時00分

柳川教育総務部長、山本社会教育担当部長、曽田学校教育部長、内藤教育総務部次長、
今井社会教育担当次長、佐藤スポーツ振興担当次長、又村学校教育部次長、野元教育総務課長、
田代教育施設課長、串田保健給食課長、石橋北部学校給食センター担当課長、大木南部学校給食センター担当課長
三橋学務課長、甘利社会教育課長、山田スポーツ課長、三橋文化財保護課長、三橋中央図書館長、
片山学校教育課長、杉山教職員課、利根川教育研究所、佐藤青少年教育相談センター所長

  • (1)事務の臨時代理の報告について (資料1)
  • (2)平成21年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について (資料2)
  • (3)WHOインターナショナルセーフスクールの認証取得に向けた取組の表明について (資料3)

開会時刻14時00分

  • 内田委員長 ただいまの出席委員は5人で定足数に達しております。
    ただいまから、平成22年厚木市教育委員会2月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山本委員を指名させていただきます。
    それでは、教育長報告をお願いいたします。
  • 平井教育長 それでは、平成22年1月19日に開催されました1月定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
    お手元の資料の1ページ目でございます。7番目に書いてございますが、平成21年度神奈川県スポーツ少年団指導者研究大会兼厚木市スポーツ少年団指導者研究大会が御覧の場所で行われました。これは厚木を会場にして、初めてというふうにお聞きいたしましたけれども、このスポーツ指導者の研究大会が行われまして、神奈川県下、各地から89人の皆様にお集まりいただきまして、盛大に盛会の中で終わることができました。子どもの健全育成の視点から、各地域でスポーツ等を通して子どもの指導にあたってくださっている皆様方のお話を聞くということは、私にとっても大変有意義な時間にもなりました。
    続きまして8番目でございます。同じ日でございました。各教育委員の皆様方にもお出でいただきましたが、21年度のこどもアート展表彰式を実施することができました。御覧の展示作品数で厚木の子どもたちが、光り輝く元気な作品を出していただいたことに対して深く感謝申し上げますし、また皆様方がそれぞれの立場から改善点等をお聞きしながら、もっと素晴らしい厚木の子どもたちの作品を集めた子どもアート展というものを開催していきたいなと思っております。
    1ページおめくりいただきまして、2ページ目でございます。
    11番目、おかげさまで厚木市立鳶尾小学校の給食調理場の完成を祝う会が、滞りなく実施できました。各委員にも御出席いただいたなかで、それぞれの学年の教室に入って食事をとっていただきましたけれど、本当に子どもたちが、これからおいしい給食をたくさん食べて、元気に遊んで、一生懸命勉強しますという言葉を聞いて、嬉しくなった次第でございます。
    続きまして、これも御紹介申し上げておきます。12番目で同じ日で、平成21年度の交通安全ファミリー作文コンクール。緑ヶ丘小学校1年生の望月和輝君が、市長、私の方を表敬訪問をしていただきまして、大変優秀な作品でございまして、子どもの目線から見た交通標識、止まれのしるしがですね、小学校1年生から見るとやはり目の高さから見て高い場所なのかなと。でも自転車に乗るときにお父さんから、「ちゃんと止まるんだよ。」と、教えを受けたエピソードを、彼の視点から書いて、本当に素晴らしい作品でございました。
    続きまして、13番目でございます。御覧の場所におきまして、1月29日金曜日に、厚木市心身障害児就学指導委員会の委員長から答申を受理した次第でございます。聞きますと、述べ今年度におきましては5回の就学指導委員会を開催し、141人の子どもの就学措置を答申いただいたところでございます。この答申を基に、それぞれの子どもが適切な教育環境のもとで、教育を受けられるよう、教育行政としても頑張りたいというふうに思っております。
    続きまして14番目です。1月30日にございました、平成21年度厚木市表彰式、合わせて厚木市教育委員会表彰式を行った次第でございます。これもまた委員長始め各委員にも御参加いただきながら、盛大に開催できました。改めてお礼申し上げます。また内田委員長におきましては、教育委員会表彰におきまして、一人一人に賞状をお渡しいただきまして、本当にありがとうございました。
    続きまして16番目でございます。1月31日、日曜日にございました厚木市の荻野運動公園におきまして市制施行記念第56回になります、あつぎ駅伝競走大会が、御覧の参加172チームに合わせて842人の選手。この厚木中を駆け巡っていただきました。
    一枚おめくりいただきまして、3ページ目になります。26番目です。2月の14日、日曜日でございました、第64回市町村対抗かながわ駅伝競走大会開会式に私も参加させていただいた次第でございます。厚木市におきましては、中学生そして高校生、そして社会人、7人で7区間を合わせて51.5キロメートルという、ちょうど秦野の中央公園から県立の相模湖公園まで、51.5キロを駆け巡ったと。一生懸命頑張って中学生も走りました。高校生も走りました。目標であったその10位にはちょっと届かなかったというお話しではございましたけれども、それぞれの選手が本当に汗びっしょりながら、一生懸命に走っている姿は、見ている我々に元気をくれると、そんな力走ぶりでございました。
    1枚おめくりいただきまして、4ページ目でございます。先ほど話題にもなりました、2月14日にございました、公民館まつり。相川公民館と睦合西公民館に行って参りまして、睦合西公民館は特に睦合南公民館と分かれてからの、初めての公民館まつりでございました。大勢の皆様方においでいただきながら、本当に盛大なお祭りだなと、しかも展示の内容も非常に充実していまして、幸先のいいスタートがとれたなというふうに思っております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 どうもありがとうございました。
    ただいまの報告に対して何かございますでしょうか。
    よろしいですか。
    それでは特にないようですので教育長報告を終わります。
    本日の日程のうち、日程4 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申については、人事に関する案件でありますので、報告事項(1)事務の臨時代理の報告については児童・生徒・個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
    御異議ありませんので、議案第4号及び報告事項(1)につきましては非公開とし、日程の最後において審議、報告を行うことといたします。
    審議事項に入ります。日程1 議案第1号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
  • 佐藤青少年教育相談センター所長 それでは議案第1号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則について、提案理由を御説明申し上げます。
    本議案は厚木市青少年心理相談員の定数及び勤務時間等を変更するため、本規則の一部を改正いたしたく、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号の規定により提案するものでございます。
    裏面の規則の一部を改正する規則及び参考として添付してございます規則の新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。
    参考資料の新旧対照表を御覧いただきますと、旧の規則では、定数にかかる第3条につきましては心理相談員の定数は7人とする、勤務時間にかかる第6条につきましては、心理相談員の勤務時間は1週につき28時間とし、その割振りは教育長が定める、となっておりますが、新を御覧いただきますと心理相談員の定数は8人とする。また、見出しを勤務日数及び勤務時間等に改めまして、第6条、心理相談員の勤務日数は、1月につき16日とする。第2項を、心理相談員の勤務時間は1日につき7時間とする。第3項を、前項の勤務時間は午前8時30分から9時までの間において、割り振るものとする。第4項を、教育委員会は、必要があると認めるときは、勤務時間の割振りを変更することができる、に改めさせていただくものでございます。また、委任にかかる第8条、この規則に定めるもののほか、必要な事項は教育長が別に定めるを追加するものでございます。
    今回改正する理由でございますが、今年度から不登校児童・生徒の未然防止や、学校教育相談の充実を図るために、心理相談員1名を小学校へスクールカウンセラーとして派遣しておりますが、さらに派遣校を拡大するために増員するものでございます。また、勤務時間等については、時間による規定から日数による規定にするなど、勤務内容の明確化を図るために改めるものでございます。
    施行は、平成22年4月1日からでございます。
    以上御審議のほど、よろしくお願いいたします。
  • 内田委員長 ありがとうございました。
    ただいまの説明に対して、何か質疑はございますでしょうか。
    よろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
    それでは、特に質疑はないようですので、異議なしと認め、議案第1号を可決いたします。
    次に日程2 議案第2号 平成21年度教育予算補正(案)についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
  • 内藤教育総務部次長 議案第2号 平成21年度 教育予算補正(案)につきまして御説明いたしますので、資料を御覧いただきたいと思います。
    平成21年度教育予算補正(案)につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められましたので、これに同意いたしたく御審議をお願いするものでございます。
    それでは、教育予算補正(案)の内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき1ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育総務部関係で1966万6000円、学校教育部関係で581万5000円、合計で2548万1000円を、それぞれ減額し、歳入合計を19億9653万0000円とするものでございます。歳出の補正額につきましては、教育総務部にかかる事業費を3億443万2000円、学校教育部にかかる事業費を3764万6000円、合計で3億4207万8000円をそれぞれ減額し、歳出合計を75億176万3000円とするものでございます。
    次に歳入につきまして、所管別に御説明いたしますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、教育総務部の教育施設課でございますが、国庫支出金、国庫補助金、安全・安心な学校づくり交付金の、小学校校舎補強事業費交付金4508万3000円の増ほか4件につきましては、交付金額の確定により、増額、または減額するものでございます。市債、市債、教育債の小学校校舎補強事業債7800万0000円の減ほか3件につきましては、起債額の確定により減額するものでございます。
    次に保健給食課でございますが、1枚おめくりいただきまして、3ページを御覧いただきたいと思います。国庫支出金、国庫補助金、安全・安心な学校づくり交付金の学校給食施設整備費交付金459万2000円の増につきましては、交付金額の確定により増額するものでございます。市債、市債、教育債の小学校給食施設整備事業債490万0000円の減ほか1件につきましては、起債額の確定により減額するものでございます。
    次に学務課でございますが、国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金の小学校情報通信技術環境整備事業費補助金1685万1000円の減につきましては、交付金額の確定により減額するものでございます。
    次に、3の歳出につきまして御説明いたしますので、1ページおめくりいただき、5ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、教育総務課でございますが、教育費、教育総務費、事務局費の事務局運営費822万0000円の減につきましては、学校等事務文書運搬業務委託の入札による執行残額などを減額するものでございます。
    次に教育施設課につきまして御説明いたしますので、6ページを御覧いただきたいと思います。教育費、教育総務費、事務局費の事務局運営費16万3000円の減につきましては、研修会負担金などの執行残額を減額するものでございます。小学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費(小学校)2019万9000円の減ほか2件につきましては、改修工事費の入札による執行残額を減額するものでございます。中学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費(中学校)1433万1000円の減ほか5件につきましては、改修工事費や委託料の入札による執行残額などを減額するものでございます。
    次に保健給食課につきまして御説明いたしますので、7ページを御覧いただきたいと思います。教育費、小学校費、学校保健給食費の学校給食施設整備事業費2845万9000円の減ほか1件につきましては、鳶尾小学校給食施設整備事業の完了による執行残額などや、給食調理員等健康診断業務委託の入札による執行残額を減額するものでございます。学校給食センター費の南部学校給食センター費390万0000円の減につきましては、学校給食配送業務委託の入札による執行残額を減額するものでございます。中学校費、学校保健給食費の中学校学校給食事業費730万0000円の減につきましては、中学校給食配膳業務委託の入札による執行残額を減額するものでございます。
    次に学務課でございますが、教育費、小学校費、教育振興費の小学校情報通信技術環境整備事業費3370万2000円の減につきましては、備品購入費の入札による執行残額を減額するものでございます。
    引き続きまして、スポーツ振興担当次長から所管の事業につきまして御説明させていただきます。
  • 佐藤スポーツ振興担当次長 続きまして、スポーツ課に関する補正につきましてご説明申し上げます。
    恐れ入りますが、2枚お戻りいただきまして、4ページを御覧いただきたいと思います。
    まず歳入の部分でございますが、歳入で諸収入、雑入、雑入の教育費雑入につきまして2160万0000円の増となってございます。これにつきましては、日本スポーツ振興センターから、市町村が実施するスポーツ施設整備及びスポーツ活動等に対するスポーツ振興くじ助成金額が確定したことから増額するものでございます。
    恐れ入ります、2ページおめくりいただきたいと思います。8ページ。
    歳出でございます。保健体育費、体育施設費の体育施設整備事業費1380万000円の減につきましては、工事内容の変更等による執行残を減額するものでございます。続きまして、学校体育施設開放事業費、学校水泳プール開放費278万8000円の減につきましては、小学校の校舎等耐震補強工事による開放校の変更による執行残を減額するものでございます。
    スポーツ関係につきましては、以上で御説明を終わらせていただきたいと思います。
    引き続き、学校教育部次長から所管の事業につきまして御説明させていただきます。
  • 又村学校教育部次長 それでは続きまして、学校教育部の補正予算につきまして御説明申し上げます。
    最初に歳入予算でございます。
    恐れ入りますが、4ページをお開き下さい。
    国庫支出金、国庫補助金、教育費国庫補助金の小学校情報通信技術環境整備事業費補助金400万8000円の減及び次の中学校情報通信技術環境整備事業費補助金180万7000円の減につきましては、事業費の確定にともない減額するものでございます。
    続きまして歳出予算でございます。
    恐れ入りますが、9ページをお開き下さい。
    学校教育課でございますが、教育費、教育総務費、教育指導費の小学校「放課後あつぎ元気塾」実施事業費につきましては、元気塾を希望する児童の抽選や、配置する講師との調整による開始時期の遅延及び新型インフルエンザ感染防止のための実施回数の減少にともない、当初予定しておりました派遣日数より少ない日数となりましたことから、150万000円を減額するものでございます。
    次に、教職員課でございます。中学校費、教育振興費の中学校非常勤講師派遣事業費でございます。生徒指導上課題のある中学校へ5人の非常勤講師の配置を見込んでおりましたが、実際に配置が必要となったのは9月以降4人であっため、643万000円を減額するものでございます。
    恐れ入りますが、10ページをお開き下さい。
    教育研究所でございます。教育費、教育総務費、教育指導費の学校ICTサポーター事業費につきましては、学校ICTサポーター業務委託の入札差金154万6000円を減額するものでございます。
    次に、教育ネットワークシステム事業費の教育ネットワークサーバ運営事業費につきましては、学校と教育委員会をつないでおりますネットワークシステムのサーバ入れ替えにともなう機器設定業務委託費の入札差金308万7000円を減額するものでございます。
    次に、教育研究所費の教育調査研究事業費、教育資料提供事業費でございますが、中学校地域学習ワークブックの印刷製本の入札差金等156万9000円を減額するものでございます。
    次に、小学校費、教育振興費の小学校ICT化推進事業費でございますが、校務用パソコン購入等の入札差金1035万4000円を減額するものでございます。
    次に、小学校情報教育機器維持管理事業費につきましては、小学校5校のPC教室の機器入れ替えにともなう設定業務委託等の入札差金482万0000円を減額するものでございます。
    次に、中学校費、教育振興費の中学校ICT化推進事業費でございますが、先ほどの小学校と同様、校務用パソコン購入等の入札差金498万3000円を減額するものでございます。
    次に、中学校情報教育機器維持管理事業費につきましては、中学校2校のPC教室の機器入れ替えにともなう設定業務委託等の入札差金335万7000円を減額するものでございます。
    平成21年度教育予算補正(案)につきましては以上でございます。
    よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 今井社会教育担当次長 続きまして教育総務部の社会教育担当に関わります部分について御説明申し上げます。歳入の補正についてはございません、歳出のみでございます。
    8ページをお開きいただきたいと思います。
    下段の中央図書館でございますけれども、教育費、社会教育費、図書館費の中央図書館運営事業費につきましては、書庫の本の出し入れや予約取り置き本の音順整理などに関わります中央図書館書庫出納等業務委託の入札にかかわります執行残額を減額するものでございます。
    以上でございます。
    よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 内田委員長 どうもありがとうございます。
    ただいまの説明に対して何か質疑がございますでしょうか。
    お願いします。
  • 利根川委員 9ページの教職員課のところなんですけれども、右側の中学校非常勤講師派遣事業費減の場所ですけれども、生徒指導上の課題校の関係だと思うんですけれども、5人を予定していたところを4人でまかなえたという御説明だと思いましたけども、4人で済んだということは、かなり課題校に平和が戻ってきたというか、そういう意味合いで取ってよろしいんですか。
  • 杉山教職員課長 当初1学期の中から、もう既に場合によっては付けなくちゃいけないかなと思っておりました。しかし学校の努力、色々な先生のやる気とか、先生方がやってくださいまして、何とか配置が9月以降になったということ、それから5人を予定しておりましたけれども、結果的には4人で済んだということで、学校のほうで相当先生方が努力してくれた結果だというふうに思います。こちらの方で配置しましたので、例えばその、課題のあるお子さんへの指導とか、その分ではある面きめ細かく出来ているんではないかなと思います。ただ手放しで喜んではいられない部分もあると思いますので、今後もまたこういう事業を継続しながら、学校のほうの支援を続けていきたいと思っております。
    以上です。
  • 利根川委員 ありがとうございます。内容分かりました。やはり学校生活、先生方は本当に大変だと思うんですよね、ですからそのサポートしていただければという気持ちから確認させていただきました。ありがとうございました。
  • 内田委員長 ほかにございませんか。
    ( 「異議なし」との声あり)
    それでは、ほかに質疑がないようですので、異議なしと認め、議案第2号を可決いたします。
    次に、日程3 議案第3号 平成22年度教育予算(案)についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
  • 内藤教育総務部次長 議案第3号 平成22年度教育予算(案)につきまして御説明いたしますので、資料を御覧いただきたいと思います。
    平成22年度教育予算(案)につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意いたしたく御審議をお願いするものでございます。
    それでは教育予算(案)の内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、1の総括でございますが、歳入につきましては、教育総務部関係で11億6803万5000円、学校教育部関係で3421万6000円、歳入合計が12億225万1000円となり、前年度予算額と比較し、7億2723万0000円の減となっております。
    歳出につきましては、教育総務部にかかる事業費で51億2189万3000円、学校教育部にかかる事業費で6億8819万1000円、歳出合計が58億1008万4000円となり、前年度予算額と比較し、18億7412万7000円の減となっております。
    次に、2の歳入につきましては2ページから10ページまで、また3の歳出につきましては11ページから32ページまで、所管ごとに内容を記載してございます。歳入・歳出とも、大幅な減となっておりますが、これは小・中学校の校舎耐震補強工事を、当初の計画を前倒しして、平成21年度にすべて完了したことや、荻野公民館新築移転事業が完了したことなどのほか、大変厳しい財政状況の中で、徹底した経費の見直しを図ったことの成果でもございます。
    次に1ページ、資料ですね、めくっていただきまして、32ページの次にあります。平成22年度当初予算説明資料でございますけれども、そちらに基づきまして、歳出の主な事業につきまして、所管ごとに御説明させていただきます。
    この資料は、厚木市教育充実プランに基づき、8つの基本方針ごとにまとめております。
    それでは、教育総務部から順に御説明させていただきますので、資料の1ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、No1小学校保護者負担軽減事業費及びNo2中学校保護者負担軽減事業費につきましては、保護者の経済的負担の軽減を図るため、教材等やクラブ活動・部活動にかかる備品等を購入する経費として、小学校で2096万8000円、中学校で2174万7000円をそれぞれ予算計上しております。
    No3小学校学級活動交付金及びNo4中学校学級活動交付金につきましては、学級運営の充実と保護者の経済的負担の軽減を図るため、市立小・中学校に交付金を交付する経費として、小学校で1801万5000円、中学校で476万6000円をそれぞれ予算計上しております。
    次に、7ページをお開きいただきたいと思います。
    No2毛利台小学校給食施設整備事業費につきましては、単独調理場を整備する事業費として、4億4047万4000円を予算計上しております。
    No3厚木小学校給食施設整備事業費につきましては、単独調理上を建設するにあたり、受変電設備を移設するなどの工事費として、4000万0000円を予算計上しております。
    次に12ページをお開きいただきたいと思います。
    No1小学校校舎・体育館改修事業費及びNo2中学校校舎・体育館改修事業費につきましては、清潔で快適な施設環境の確保を図るため、トイレの改修工事費等として、小学校で1億7965万1000円、中学校で1億5158万5000円をそれぞれ予算計上しております。
    No4南毛利中学校校舎改築事業費につきましては、北棟校舎の建替工事費の平成22年度分として、5億6151万7000円を予算計上しております。
    次に13ページをお開きいただきたいと思います。
    No5児童・生徒登下校等安全推進事業費につきましては、児童・生徒が安心して登下校できるようにするため、防犯ブザーや学童通学誘導員の配置等を行う経費として、469万6000円を予算計上しております。
    No6要保護及び準要保護児童就学援助事業費(小学校)及びNo7要保護及び準要保護生徒就学援助事業費(中学校)につきましては、教育の機会均等を図るため、経済的な理由により就学が困難な児童・生徒の保護者に、学用品費などの経費の一部を支給する経費として、小学校で1億1591万3000円、中学校で9209万8000円をそれぞれ予算計上しております。
    1ページおめくりいただきまして14ページをお開きいただきたいと思います。
    No8小学校特別支援学級等就学奨励事業費及びNo9中学校特別支援学級就学奨励事業費につきましては、教育の機会均等を図るため、特別支援学級等に就学する児童・生徒の保護者に、学用品費などの経費の一部を支給する経費として、小学校で421万6000円、中学校で258万6000円をそれぞれ予算計上しております。
    なお、これらのほかに、新規事業といたしまして、高生活の充実を図るため、家庭の経済的理由により修学旅行に参加することが困難な生徒を支援する高等学校等修学旅行費支援金を支給する経費として、1100万0000円を予算計上しております。
    引き続き、社会教育担当次長から所管の事業につきまして御説明をさせていただきます。
  • 今井社会教育担当次長 引き続きまして所管部分について御説明を申し上げます。
    恐れ入りますが8ページを御覧ください。
    まず左上のNo5郷土資料館活動推進事業につきましては、各種展示や講座の開催を通じまして、生涯学習の拠点としての郷土資料館の活動の推進を図るものでございまして、平成22年度につきましては、学芸員であります職員が講師を行う講座等の開催割合を増やすことなどによりまして、136万2000円を計上しております。
    次に、No6郷土資料館特別展示事業につきましては、平成22年度につきましては、商業面から厚木市が果たしてきた役割の変遷などをとらえまして、今後の地域を考えていく材料を提供していくというふうな考えのもとで、特別展の開催の経費といたしまして98万5000円を計上しております。
    次に、No7ブックスタート事業につきましては、絵本を介して親子のふれあいを深めることや、幼い頃からの読書習慣の重要性を啓発するため、子育て支援センターと連携して乳幼児向けの絵本やブックリストなどを0歳児の保護者に手渡し、絵本の読み聞かせ方や図書館の利用方法、子育て支援センターの利用方法等について説明・案内を実施していくようなものでございます。予算額につきましては、配布する絵本の経費やボランティアへの謝礼などといたしまして77万1000円を計上しております。
    次に、No8子ども読書活動推進事業費につきましては、「読書大好きあつぎっ子」の育成を図るため、子どもが読書活動に関心を持つきっかけとなるようなお話会などの行事の開催や、読み聞かせボランティア養成講座を実施するほか、平成22年につきましては国民読書年でありますことから、文字活字文化の振興を目的とする講演会を開催してまいります。これらの事業にかかわります講師謝礼や推薦図書リストの作成経費といたしまして、100万4000円を計上しております。
    14ページをお開きください。
    下段のNo10市史編さん事業につきましては、厚木市史近代資料編6の発刊とリーフレット、市史だよりの作成及び次刊以降の市史の刊行のための歴史資料の調査、収集、保存等を行う経費といたしまして、2068万8000円を計上いたしております。
    16ページをお開きください。
    No1家庭教育学級交付金でございますが、幼稚園の保護者会、小・中学校のPTAに交付金を交付いたしまして、家庭教育学級の開設を図り、家庭教育の振興を図るものでございまして、平成22年度につきましては1団体の増加を見込み、364万0000円を計上しております。
    次に、No2家庭教育情報提供事業費につきましては、家庭教育の必要性や重要性を啓発するとともに、家庭教育に必要な情報を提供するため、幼稚園保護者会や小・中学校PTAを対象とする講演会の開催経費といたしまして、8万1000円を計上しております。
    次に、No3「早寝早起き朝ごはん」啓発推進事業費につきましては、基本的な生活習慣の乱れが子どもの学習意欲や気力、体力の低下要因の一つとして指摘されておりますことから、成長期の子どもに必要な生活習慣を身につけさせるため、保護者を対象として啓発を図るものでございまして、あつぎビジョンのコンテンツ作成委託料及びチラシや懸垂幕等の啓発物品の購入経費といたしまして、51万000円を計上をいたしております。
    恐れ入ります、20ページをお開きください。
    No9郷土芸能公開活用事業費につきましては、伝統文化や伝統芸能を保存、継承していくため、市内の郷土芸能保存団体及び市外の団体が一同に会して公演を行う場の提供を行いますとともに、児童・生徒のための郷土芸能普及公演、出前体験講座を実施する経費としておりまして、団体等への謝礼や宣伝経費といたしまして270万0000円を計上いたしております。
    次に、No10でございますけれども、郷土芸能後継者育成事業費につきましては、伝統文化や伝統芸能を保存、継承していくために、市民の関心を高め、後継者を発掘、育成していく必要がありますことから、郷土芸能学校や後継者育成講座を引き続き実施し、その講師謝礼や宣伝のための経費といたしまして201万9000円を計上しているものでございます。
    次に、右側の21ページを御覧ください。
    No.1の人権教育・啓発推進事業費につきましては、市民の方々への、人権意識の啓発のための人権講座の開催や、啓発のためのあつぎビジョンのコンテンツ作成経費、加えまして教育委員会職員の人権意識の高揚を図るため、人権団体が主催する研修会等への職員派遣や、資料の経費等といたしまして、合計180万7000円を計上しております。
    以上でございます。
    引き続き、スポーツ振興担当次長から所管部分について御説明を申し上げます。
  • 佐藤スポーツ振興担当次長 続きまして、スポーツ振興部門に関わるものについて御説明申し上げます。
    恐れ入りますが、18ページを御覧いただきたいと思います。
    まず、No1市民スポーツ活動推進事業費につきましては、多くの市民にスポーツに触れ合う機会の提供をするための様々なスポーツ活動といたしまして、月例マラソン、スポーツなじみDAYなど開催するものといたしまして、平成22年度につきまして82万2000円を計上させていただいたものでございます。
    次に、No2スポーツ推進事業補助金につきましては、財団法人厚木市体育協会による各種大会、スポーツ教室等の開催のための事業に対する補助金といたしまして1200万0000円を計上したものでございます。
    次に、下にいきましてNo3スポーツ振興基金積立金につきましては、こちらに書いてありますように、スポーツの振興に役立てるということで寄附金をいただいたり、そういった場合にそれを積み立てていく、そのための科目設定という形のところで当初1000円という予算額となっております。
    次に、No4社会体育指導者養成事業費につきましては、地域の体育指導者の養成のため、研修会などを行う、その経費といたしまして416万4000円を計上させていただいているものでございます。
    次に、隣の19ページですが、No5、これは競技力向上支援という意味の事業というところで、競技団体選手強化事業交付金といたしまして、競技団体が全国大会等に選手を派遣する際に実施する強化合宿等に対して交付金として支給をするものでございます。金額としては36万0000円を計上いたしたものでございます。
    次、No6、こちらについては、全国大会等出場奨励事業費というものでございまして、個人、チームが国際及び全国大会に出場が決まった場合に奨励金として交付するものでございまして、金額的には130万0000円を計上してございます。
    次に、スポーツ施設整備充実という観点のところで、下の欄No7でございます体育施設整備事業費につきましては、市内各所にありますスポーツ・青少年広場等を整備等するものでございまして、この度は、みはる野スポーツ広場や酒井スポーツ広場等の整備費といたしまして、670万9000円を計上いたしたものでございます。
    次、No8及川球場整備事業費でございますが、こちらにつきましては、平成21、22年度継続事業といたしまして実施するものでございまして、及川球技場の砂入り人工芝を張り替え、改修するものでございまして、平成22年度分として1億8000万0000円、こちらを計上をしたものでございます。
    スポーツ振興部門に関わるものにつきましては、以上でございます。
    引き続き、学校教育部次長から御説明を申し上げます。
  • 又村学校教育部次長 続きまして、学校教育部の予算につきまして、主要の事業を中心に御説明申し上げます。
    恐れ入りますが、3ページにお戻り下さい。
    No10中学校への補助教員派遣事業費でございます。中学校1年生の数学及び英語の授業を側面から支援する補助教員を配置し、基礎的・基本的な学習内容の確実な定着を通して学ぶ意欲を育てるとともに、学力の向上を図るというもので、予算額は4117万1000円でございます。
    次に、その下にございますNo12小学校「放課後あつぎ元気塾」実施事業費でございます。放課後の教室を利用し、小学校3・4年生に国語及び算数の基礎的・基本的な内容の確実な定着を図るため、復習を中心とした個別の学習指導を行うあつぎ元気塾講師を小学校12校に派遣するもので、予算額は945万0000円でございます。
    次に、4ページをお開き下さい。
    No13厚木市SEL教育基金事業費でございます。厚木市SEL教育基金条例に基づきまして、「確かな学力」を身に付けた心豊かで健康な児童・生徒を育成するために、児童・生徒の校内学習活動に対する表彰や、携帯型学習機器を活用した学習及び厚木こども科学賞の表彰等の事業を実施するもので、予算額は3041万9000円でございます。
    次に、6ページをお開き下さい。
    No20中学校非常勤講師派遣事業費でございます。この事業は、生徒指導上課題のある中学校に対し、授業に支障が出ないように市費で非常勤講師を派遣しまして授業の補助を行っていくという内容で、平成22年度につきましては3人を予定しておりまして、各学校の状況を見ながら順次配置をしていきたいと考えております。予算額は480万7000円でございます。
    次にNo21学校ICTサポーター事業費でございます。今年度中に校務用のパソコンの教員1人一台の導入が完了し、さらに新しい学校ホームページ等のシステムも4月から本格的に稼動します。それらの情報機器や教材ソフトを授業等で効果的に活用してもらうために、学校ICTサポーターによる支援を行うもので、予算額は1128万9000円でございます。
    次に9ページをお開き下さい。
    No11登校支援推進事業費でございます。不登校児童・生徒への登校支援として、従来から実施しておりました登校支援訪問相談員を登校支援相談員とし、家庭訪問に加えて学校内での別室登校を支え、相談活動を軸とした教室復帰のための支援を行うとともに、適応指導教室の活動援助や、通学生が学校復帰をするための登校支援を行ってまいります。さらに、平成21年度から始めました小学校へのスクールカウンセラーの派遣校を拡大して、相談活動を充実させ、子どもたちが抱える様々な不安や悩みの軽減と、不登校の未然防止、早期対応を図るものでございます。予算額は1462万9000円でございます。
    なお、これらのほかに新規事業といたしまして、子どもブックライフサポート事業費がございます。この事業は市内全小・中学校にブックライフサポーターを配置し、学校図書館の円滑な運営とともに、放課後を含めた子どもたちの読書活動を支援するもので、2308万0000円を予算計上しております。
    平成22年度教育予算案につきましては以上でございます。
    よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 内田委員長 ありがとうございました。
    時間がちょっと長引いておりますので、ここで、10分間、休憩いたします。

休憩14時58分
再開15時08分

  • 内田委員長 それでは、再開いたします。
    先ほどの説明に対しまして、何か質問がございましたらお願いいたします。
  • 利根川委員 それでは、2つ3つお伺いしたいのですけれども、まず2ページ目、No7の小学校英語活動推進事業費なのですけれども、ここにも平成23年度から完全実施ということで書いてありますけども、現在予算が16万7000円と大変少額であります。実際のところどれくらいの指導計画とか指導内容が現在研究されているのかなと思いまして質問させていただきます。
    2点目、No11小学校算数・理科支援員派遣事業費ですけれども、小学校23校あります。それで、この支援員の人数と、そして、その支援員によってどのくらいのこういう学校がサポートとして充実しているのかなというところをお聞かせ願いたいと思います。
    3点目ですけれども、先ほどちょっと質問させていただいたのですけれども、6ページ目です。No20中学校非常勤講師派遣事業ですけれども、先ほどかなり先生方の努力で5名から4名ということでお聞かせしていただいたのですけれども、今年度は3名ということで、また1名減ということで説明がありましたけれども、特に実際のところどういう時期にまたどんなところでいろんな問題が起きるか分からないというのが事実だと思うので、何故この3名に減になってしまったかというところの説明をお聞かせ願えればと思います。
    以上、3点お願いいたします。
  • 内田委員長 お願いいたします。
  • 片山学校教育課長 それでは、今お尋ねいただきましたNo7小学校英語活動推進事業費でございますが、平成21年度につきましては、小学校2校を研究校と指定いたしまして、外国語指導助手、予算の番号で言いますとNo5に外国語指導助手派遣事業費がございますが、こちらの外国語指導助手の方を他の学校よりも多めに配置を行いながらその活用についてチームティーチングの効果的な進め方等の研究を進めていただいております。
    今現在ですね、その成果について2月18日に第2回の英語教育研究部会を開催する予定なのですが、こちらの方で、この2校の方から学校での取り組みについて発表いただく予定になっております。特にまた平成22年度につきましては、この英語ノートの教材の活用であるとか、またこれまでの指導計画の見直し、それから指導方法の改善等についてさらに研究を深めていただく予定をしております。
    次に、No11小学校算数・理科支援員派遣事業費につきましてですけれども、平成21年度につきましては27人の算数・理科支援員の方を委嘱いたしまして、小学校に派遣をしております。小学校の方では3年生から6年生の理科、あるいは算数の授業を中心に授業のサポートをしていただいております。特に3・4年生から算数について、その整数や分数、小数の加減乗除、こちらの方の内容が難しくなるであるとか、そういったことについてきめ細かな指導ができるように担任の先生に合わせて、周りの子どもたちをサポートしていただいております。また、理科については特に実験の分野で、実験の準備であるとか、また生物的な部分でアドバイスを頂くというような成果が挙がっております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 お願いいたします。
  • 杉山教職員課長 6ページにNo20の中学校非常勤講師派遣事業費の件でございます。本年度平成21年度は5人という形で予算計上した中で、実質には4人の配置ということでございました。現実に4人の配置はしたのですけれども、時期としては2学期以降になったということが現実でございまして、予算的にもかなり実質は低く抑えられたということがございました。今年度の実績を踏まえた上で考えたときに、また、平成22年度につきましても、現実的には2学期以降の任用になるのではないかなということがございます。そのあたりを含めたときに、一応3人の予算計上はしておりますけれども、配置をする時期というのはたいていずれるということがあります。現実には3人で予算しておりますけれども、時期がずれていくとその分の浮いた部分が出てきますので、現実的には3人以上の任用ができるのではないかと、その辺のことも含めまして、予算的には3人の人数ですけれども、時期の関係で4人とか、人数は配置できるのではないかなというふうに考えて3人の計上をさせて頂いております。
    以上です。
  • 利根川委員 はい、ありがとうございました。特にですね、3ページの算数・理科の派遣の方ですけれども、特にこの時期っていうのが算数の特に理解度のなかなか差がでてくる時期なのかなという気がするので、是非その辺をうまく、なかなか理解不足の子たちがひとりでも少なくなるように、この辺をサポートしていただけると大変ありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
  • 内田委員長 ちょっと1点よろしいですか。これは質問というよりは、ちょっと意見になるのですが、14ページ市史編さん事業費。経費についてではないのですが、実は3月15日にその市史編さん会議がございます。そこでも私、意見を述べようと思っているのですが、今、この市史、御覧になっているようにこんな分厚いのがここに何冊も並んでいるわけですよね。今も大学等ではCDにまとめてやっている学校が増えているのですね。場所も取りませんし、必要なところはそれからプリントアウトして取ることもできますし、そうすると予算的にも、ずっと印刷代もかからない。基本的に予算は使わないと思うのですね。ですからもう、この時期そういうことを前向きに検討していった方がいいのではないかと思うのですよね。3月15日も申し上げますが、そんなことをちょっと検討して見てください。ほとんど企業なんかはそうなっております。
  • 三橋文化財保護課長 今、先生おっしゃっていただきましたけれども、以前にもですね、このようなことがございまして、メリット、デメリットがあるようですので、色々議論をしたのですけれども、今の状態になっているというところですね。また、今先生がおっしゃいましたように、15日にですね、この案件についてお話をさせていただきたいと思います。
  • 内田委員長 ありがとうございます。お願いいたします。
  • 山本委員 それでは10ページのNo4のことについてお伺いします。先生のための教育相談事業費ということで2万6000円という平成22年度の予算が入っております。昨今様々な課題が学校にありまして、学校の先生方が指導の仕事のこと、その他様々なことで悩みも多く課題も多いという状況にあると思います。それによる、先生方が休みを取られたり、苦労している実態からすると、この予算で大丈夫なのかしらという危惧するところでございます。多くの悩みに対応するために、ここの事業だけでなくて、多分他の場面でも先生方の悩みに対応される、相談を受付ける形を取っていらっしゃるかと思います。そのような関連のものが、どういう課でどのようにされているか、あるいはこの事業の中で多くの先生の悩みを、具体的に下に書かれている予算以外にも今後どのような見通しを持って対応していかれるか伺わせていただけると助かります。
  • 内田委員長 お願いいたします。
  • 利根川教育研究所長 No4先生のための教育相談事業費、教育研究所の事業につきましては、そこに事業内容とございますが、先生方を対象にして仕事や心の悩み、教育活動上の諸問題等とございますが、今年度もそうだったのですが、主に研究所に学校教育指導員の先生お二方いらっしゃいまして、それぞれ学校に出向いていただきまして、特にお若い経験の浅い先生方の授業を見ていただいて、学級作りとか授業作りの基本的なところを指導していただくということが今年度進んで参りまして、予算にございます学校訪問用費用1万6000円と申しますのは、そのお二人の先生方が学校に出向くための交通費ということでございます。
    また、図書もその関係の資料ということでございまして、確かに電話相談、色んな授業作り等の相談は私ども教育研究所でお受けして指導員の先生方、あるいは指導主事の方で現場・学校の先生方のサポートをさせていただきますが、本当に今年度につきましては難しい心の問題というような事については、私どもだけでありませんで、教職員課とかいろんな課の方でも対応させていただいているところでございます。研究所では、この予算の中身としてはどちらかというと授業作りとか、学級経営の学校教育指導員さんの訪問の範囲というふうに御理解頂ければと思います。
  • 杉山教職員課長 教職員課の方でも事業の方を説明させていただきます。教職員課の予算で教職員人事経費というのがございますけれども、その中でメンタルへルスの分が多いのですけれども、当然、学校の方では教頭先生が衛生推進者という位置付けで教職員の方のメンタルヘルスの部分を含めて、過剰な労働にならないようにということで気をつけていただいているのですけれども、それでもやはりいろんな事情でストレスを抱えちゃうなんていうケースもございます。そういう方を対象にですね、今、市立病院の方と連携を取りまして校長先生等を通して申し出があった場合は、市立病院の方の精神科のお医者さんに受診していただくというようなことを、御本人は無料で市費の中で全部お金を払わせていただいて相談を受けていただくというような事業をやっております。幸いなことに、実際はストレスでお休みをいただく先生も何人かいらっしゃるんですけれども、市費の方の予算は、まだ1人だか2人だかしか使ってないという状況なので、これからまた啓発をいたしまして、こういう事業があるよということは広めていきたいという風には思っております。
    以上です。
  • 内田委員長 はい、ありがとうございます。
  • 山本委員 ありがとうございます。それぞれの課で教職員に合わせた支援・指導をしてくださっていることにまず感謝いたします。できるだけ先生方がストレスが大きくなってしまう前に、小さなストレスのうちに解決できるような、これは教育指導の問題、学校教育の方の問題もあるかもしれませんが、教師自身の個人に対する問題もあると思います。必ずしも、全部管理職に相談して次の段階の相談に至るという形が取れる方はまだいいですが、そこに相談ができなくて、あるいはそこに相談する前の、気軽に相談していくことで解決できる方もいらっしゃるのではないかなと思いますね。ですから、教育委員会の中で上手く連携を取りながら先生方が大きなストレスにならないうちに相談できる何か工夫が、また今までもされていると思いますが、さらにそういう場が出来ていくといいと思いました。そしてそういう手立てがどこにどういうふうにしたら聞けるのかなというのもはっきり学校の先生方に伝えていく方法を取っていただけると、気軽にじゃあこれは聞いてみようかな、早めに相談してみようかなということもできるのではないかなと思います。期待しています。よろしくお願いいたします。
  • 内田委員長 お願いします。
  • 利根川教育研究所長 補足をさせていただきますが、私ども教育研究所では教育相談事業という予算もございますが、その次のNo.5先生のためのにぎわい処事業等で、とにかく研究所を開放いたしまして、あるいは研修のあとのアフターサポートということで、先生方とにかく何かあったら教材のことでも授業のことでもいろんなことでもいいですから研究所に気軽においでください。私たちも応援しますし、いろいろ幅広く同僚の先生やともども話す場を持ちましょうよ、ということで投げかけさせていただいておりますので、そういう気楽に来て頂ける教育研究所は今後どんどんさらに充実させて先生方に御利用していただきたいと考えております。
  • 山本委員 ありがとうございます。そういうフランクに会話ができる機会というのはとっても大事なことだと思います。楽しみにしています。またよろしくお願いいたします。
  • 難波委員 それでは私の方からも1、2お聞きしたいと思います。
    8ページ目のブックスタート事業というのがございます。これ大変いい取り組みだなというふうに思っておりますけれども、ただ参加する対象と考えている赤ちゃんの数が1,000名に対しまして、費用の方がですね、教育委員会の費用もなかなか大変なのだろうということは充分にわかっていますけれども、この予算で大丈夫なのかな。せっかくそういう想いを持ってこの事業をスタートされたのだろうというふうに思いますので、できれば親子ともに感動する絵本を差し上げるということが、絵本好きになったりその後に続くことになるんだろうというふうに思いますので、多分そういうことも考慮しながらやっていらっしゃるんだろうというふうに思っているのですが、ちょっとこの予算で大丈夫かなというふうに危惧しましたのでちょっとお話をいたしました。
    それから、二つめに、これはないのですけれども、14ページの御説明の最後に高等学校の生徒さんに向けて修学旅行の支援をしていこうという事業を今度開始するというお話でございましたけれども、今、やはり、これがスタートする経緯等をお話いただければなというふうに思っておりますので、あるいはどういうふうにそれをお子さんなり保護者の方から教育委員会が察知するのかというところの部分を併せて教えていただければと思います。
    それから、最後20ページの郷土芸能後継者育成事業費、私も林に住んでおりまして林座の今やっていらっしゃる皆さん大変後継者に悩んでやっていらっしゃるということを多々耳にするものですから、この事業も素晴らしいなというふうに思っているんですけれども、200万円もかけての事業を年間展開をされていらっしゃるとのことでございますが、ちょっと予算とは直接関係がございませんけれども、その成果の部分がもしお分かりになりましたら教えていただければと思います。
  • 三橋中央図書館長 ブックスタート事業費について御説明申し上げます。予算につきましては平成21年度が115万3000円、平成22年度予算は77万1000円ということで若干減ってございますが、この事業の予算の内容といたしましては、配布用の絵本等が主なものでございます。
    この絵本につきましては、今、幼い頃から親子でお楽しみいただける御本ということで2冊差し上げておりますが、市全体の財政状況の状態等から平成22年度は差し上げる絵本を1冊にしたいと考えてございますので、ここで予算が減っておるものでございますが、実はこの3月までの配布予定が、若干今までの在庫がございますので、そこで来年度配布が1冊になるか2冊になるか、今微妙なところでございますが、いずれにいたしましても在庫調整は今までのものでございますので、来年度予算はお配りする絵本は削減させていただいております。
    ただ、この事業の趣旨は幼い頃から親子で絵本を読み、肌で触れ合ってくださいということでございますので、お勧めする差し上げる絵本は減りましても、その周知の内容は同じでございますし、またお勧め本のリスト等もお配りしてございますので、こういった御本を図書館で、または公民館図書室でどうぞ御利用くださいというふうなことも努めて参りますので、なんとかこの予算で御理解いただきたいと存じます。
    以上でございます。
  • 内田委員長 ありがとうございます。お願いいたします。
  • 三橋学務課長 高等学校等修学旅行費支援金について御説明申し上げます。この新しい制度の創設に至りました経緯につきましては、国の平成22年度から始まります高等学校授業料の実質無償化の制度内容がここで決定いたしましたことによりまして、平成21年度、今年度まで本市で設けておりました高等学校等学費支援金につきましてちょうど中身的に重なってしまいますので、本制度を廃止いたしまして、その代わりという訳ではございませんが、新たに高等学校の生徒に対してどのような支援ができるかという観点を考えたときに、授業料以外で教育課程の上では特別活動のひとつの学校行事の中に位置付けられております修学旅行費、これは近年大変遠隔地また費用が高額になってきておりますことから、その経費の一部につきまして家庭の経済的な理由により修学旅行に参加することが困難である生徒又はその保護者に対して支給をすることにより負担の軽減を図って、学校生活の充実、また生涯の思い出となる修学旅行に参加することにしてあげようという趣旨で創設をいたしたものでございます。
    また、このPR方法でございますが、募集についてのチラシを市内近隣の高等学校等に送付いたしまして、周知のお願いを行います。また、公共施設等にチラシを設置するほか、ホームページ、また4月以降の広報に掲載をいたしまして、広く周知をしていく予定でございます。
    また、具体的な支援金を受給するための方法はどうかというお尋ねがございますが、この手続につきましては、修学旅行費支援金の受給希望者は、今、書式作成中でございますが、その申請書に必要書類を添付して、この必要書類というのは実際に修学旅行に行ってきてこれだけのお金が掛かったんだよというような証明等でございますが、そういった書類を添付して教育委員会私どものほうに提出していただきます。それについて内容を審査し、またこれは収入要件というのが審査の中に含まれております。これは所帯を構成する総収入がいわゆる生活保護所帯の最低生活費の1.5倍以内に納まっているかどうかを審査いたします。そうした中で支給の可否を決定いたしまして、その該当の方について支援金を支給するというような手続になっております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 ありがとうございます。お願いいたします。
  • 三橋文化財保護課長 郷土芸能公開活用事業について御説明を申し上げます。
    この事業は3つの事業からなっておりまして、郷土芸能まつり、郷土芸能普及公演、それから郷土芸能出前体験教室の3つで構成をされています。今、御質問にございました長谷の人形のことですけどもこの団体にはですね、郷土芸能祭り、それから郷土芸能普及公演に出演をしていただいております。特に郷土芸能普及公演につきましては、毎年保育所とか小学校とか中学校そういうところで公演をしていただいておりまして、全体の数字になりますけれども、21年度は24回出演がございました。これは、里神楽とか、相模人形芝居、ささら踊り、古式消防等含めですけれども、合計で約3,500人の小・中学生の方に見学をしていただいております。
    またこの県内には5つの人形芝居の座がございますけれども、独自で小田原市での公演、つい先日行われました。また、3月14日にはですね、いつも行っていない地区に出向いてこの公演をしようということで、3月14日に川崎市の会館で行う予定になっております。予算は少ないですけども、いろいろみなさんの御努力で活動をしていただいております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 ありがとうございます。
  • 難波委員 はい。どうもありがとうございます。ブックスタートの方は、この事業のスタートの趣旨というのでしょうか、大切にしているところが伝承されているということでありますので、大変期待しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    それから、高等学校の方の費用の修学旅行の支援でございますけれども、今の御説明ですと、とりあえずは本人なり家族が払って、その後審査をして、後日出来高というか、かかった費用を助成するというそういう形ということですよね。
  • 三橋学務課長 そのとおりでございます。最高限度が5万円でございまして、予算的には220名を想定しておりまして、1,100万が総額でございます。実際に行かれて、その中で審査をするという形をとっておりますので、事前のお渡しするというのは、ちょっといろいろ検討してみたんですけれども、なかなか難しい側面がございまして、そのような形をとらさせていただくつもりでございます。
  • 難波委員 はい。多分そうだろうなというふうに思いますけれども、根本的な考え方をすれば、やっぱり家庭がなかなか旅行費が出せないので自分は辞退しようかということで、本当に困っている家庭なりお子さんはそういうふうな判断をするんだろうというふうに思いますので、もし、今後、事前の審査があって何か支援が先に出来たらいいんではないかなとそんな感じにちょっと思いました。
    それから、最後にお聞きしました郷土芸能のこれもなかなか難しいことだろうというふうに思うんですが、確かに多くのお子さんたちが郷土芸能に感心を持つということは大事なことだろうというふうに思いますが、ここである後継者育成という部分の事業費ということであれば、もうちょっと、また一歩踏み込んでというのでしょうか、本当にそういう、続いてもらわないと困るだろうというふうに、多分それぞれやってらっしゃる方が危機感を持って自分ができるうちはと頑張ってらっしゃる方が大変多いと思いますので、そこいらのところも手を差し伸べられたらいいのではないかなと思いました。ありがとうございました。
  • 内田委員長 はい。お願いいたします。
  • 山本委員 20ページのNo9。ただいまお話が難波委員から出ておりました観点なんですが、郷土芸能公開活用事業費ということで、この厚木に残されている貴重な郷土芸能を大事にしていくということ、とても大切だと思っています。
    続けてこの郷土芸能祭り見せていただきましたが、見せていただくと更にその良さを強く感じました。ただ、続けて会場に行かせていただく中でとても残念に思ったことがあります。参加する方が会場に座られていて席を多く埋めていらっしゃる実状がある。もっと何らかの方法で、一般の市民の方にも、あるいは親子連れでも郷土芸能を身近に感じませんかというような何か働きかけがあると、せっかく実施しているものが生きてくるのではないかと思われます。毎回会場に行ってちょっと寂しく思ったり、こんなに素晴らしいのにと思ったりしているところですので、是非、参加とか、あるいは呼びかけの方法について一つ更に工夫があるとありがたいなと思っております。よろしくお願いいたします。
    言葉が足りなかったかもしれませんが、席が埋まっているとことは演技をされる方の人たちの座っていることによって席が埋まっているので、それを鑑賞しようとしている方たちの席が、来られている方が少なかったということです。
  • 内田委員長 お願いいたします。
  • 三橋文化財保護課長 今、昨年御覧になったことで、御意見をいただきましたけれども、広報とかですね、そういうことでPR活動はしておりますけれども、今後、更にですね、出演される方から口コミとかそういうことも使いまして、来られる方を増やす努力をしていきたいと考えております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 ありがとうございました。お願いいたします。
  • 利根川委員 ちょっと伺います。先程、難波委員が質問された高校の修学旅行の補助に関してですけども、僕もずっと高校で教員をやっていましたけども、やはり経済的に負担が重いという家庭は、修学旅行後にそういう補助金が出ても、多分行けないですよね、なかなか。やはりそれはなぜかというと、その工面する、また、高校一年に入って旅行先が決まれば、そこからすぐ積み立てが始まるのですけど、その積み立てさえできないというのが現状です。そういうことを考えますと、せっかくのいいプランが形だけで終わってしまうんじゃないかと、元高校教員としては思うのですけども、そういう意味でできることなら、事前に審査が終わって、必ずこういう金額は出せますよ、というようなことを高校を通して各家庭に伝えないと、せっかくの夢を持った修学旅行も、家庭の思いだけで、できるものではないのです。ですから、その辺を是非、機能できるように考えていただけるとありがたいなと思うのですけども、なかなか難しい問題をたくさん抱えるのでしょうけども、それを何かいい方法で考えていただけると大変ありがたいなと、せっかくのいいプランが台無しになってしまうので、大変残念に思いますので、検討していただければと思います。
  • 三橋学務課長 私どもも、その点非常に、数回に渡って議論いたしまして、まず、いろいろな議論を踏まえた中で、とりあえず今年は一つのラインに沿ってやってみようじゃないかと、その中でどういうところを改善の余地があるのか、やってみて、その検証した中で、何か改善の余地があるのであれば、それは是非ともそういう形に将来的に実現できるように、繋げていきたいとは考えております。まずは隗よりより始めよ、とはちょっと言葉の意味が違うと思うのですが、まず、とりあえず今回は、制度を周知した中で若干の御期待をいただきながら、やってみる形の中でいろいろ試行錯誤して参りたいと考えております。
  • 利根川委員 ありがとうございます。確かに難しい面がたくさんあるのでしょうけれども、是非前向きに検討していただければと思います。よろしくお願いいたします。
  • 内田委員長 一点よろしいでしょうか。どういうふうに回答するか検討して、わからないのですが、これもまた意見になるのですが、小学校において、今一人の担任が全ての教科を教えていますよね。学校によっては、多少入れ替えをして、得意学科をその先生が教えるという方法を取っているのですけど、体育、音楽、技術、これに関しては、非常に見てると苦手な先生が多いんですよね、音楽なんか特にそうです。まったくピアノが駄目となると、今、悪いことに教科書にみんなCDがついてきますので、CDをまわして全部授業をやる、ピアノはまったく使わない、というような授業風景も見ております。で、1年生から6年生まで全部というわけではないのですが、特に5、6年生に関しては、やはり教科担任制をしいていくことを、厚木、検討してみたらどうかな、と私思っているのです。ということは、中学へ行って、非常に入りやすくなるのですね、子どもたちが。今、小学校から中学校に行ってその戸惑いを感じている中学生が随分いっぱいいると思うんですね、1年生。そのようなこともなくなってきますし、ただ、予算的にあるいは足りない場合には非常勤を派遣しなくてはならないことも出てきて、予算等も難しい面もあろうかと思うのですが、是非そのへんを前向きに検討していただきたいなと思っているのですが。
  • 曽田学校教育部長 今委員長がおっしゃいましたことを、現在の教員の、また、かつてとは違った現在の教員の実態といってのことを考えると、今後考えていかなければならない非常に大きな課題であると、そのようには認識はしております。いろんな市町村で、小学校の教科、担任、専科教員、これを配置をして、それが子どもたちの学習意欲に繋がった、あるいは学力向上に繋がってきていると、そういったようなことも聞き及んでおります。いろいろと様々な情報を収集した上で、スタートして駄目だから、もうやめようというわけにはいかないもので、そのあたりのところを十二分に考えながら、予算もかかることとなりますので、検討していきたい。
  • 内田委員長 はい。お願いいたします。
  • 杉山教職員課長 今の、内田委員長から、小学校の、特に音楽の先生、ピアノ使えない先生が多いんだという御実情、お話しをいただきました。一応、各小学校については、小学校の先生はですね、得意不得意あるのだけれども、一応、教育採用試験を受ける時にはピアノの実技テスト等があってですね、できることにはなっているのですが、現実的にはなかなかそうはいかないという部分があります。
    あともう一つ、子どもの数と先生の数という、教職員の数というのは決まってきますので、そういう中でのやりくりということがあります。でも現実にですね、今委員長がおっしゃったように、小学校の先生で、ピアノが不得意だ、でも現実的に高学年を持たなくてはいけないという方もたくさんいらっしゃいます。校長先生方からは、実は12月に人事ヒアリングをやりますとですね、うちにはもう少しピアノの弾ける先生が欲しいんだというのが、出てきておりまして、できるだけ、今、新採用の人間なんかの面接やってるのですけども、ピアノが弾けるとかどうかとうところをラインで引きながらですね、あっ、この人は弾けるんだ、じゃあ、この前、校長先生がおっしゃった、御希望のあったところに配置しようなんてことをやって、できるだけ学校のニーズに合わせようとはしておりますけども、現実的になかなかそこの部分で難しい部分もあるというのが現状です。ですので、こちらの方も苦しい部分はあるのですけども、できるだけ適材を適所に配置するということは心掛けるとともに、学校教育の指導の部分でですね、いろんな教科の指導法等の研究等もあると思います、また、県の教育委員会でもそういうことがあると思いますので、そういうことを通じて先生方の力量のアップ等も含めてですね、取り組んでいければなと思っております。
    私のほうからは以上です。
  • 内田委員長 ありがとうございます。 だいぶ意見が出ておりまして、時間がだいぶ経っておりますので、また、ここで5分間の休憩といたしたいと思います。
    よろしくお願いいたします。

休憩15時50分
再開15時55分

  • 内田委員長 それでは再開いたしたいと思います。
    お願いいたします。
  • 杉山教職員課長 非常勤の配置等も含めて、やはり現実的に高学年の音楽等でですね、もう一つ人手が欲しいというようなところはあると思いますので、その辺も含めて、それから指導方法の工夫の部分、それから研修等の部分、これからの検討課題とさせていただいてですね、できるだけ前向きに検討していきたいなと思います。
    以上です。
  • 内田委員長 よろしくお願いいたします。
    ほかにございませんか。
    よろしいですか。
    (「異議なし」との声あり)
    それでは、特にほかに質疑がないようでございますので、異議なしと認め、議案第3号を可決いたします。
    次に、報告事項2 平成21年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いいたします。
  • 野元教育総務課長 報告事項2 平成21年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
    資料2を御覧いただきたいと思います。本件は各課から提出のありました内申書に基づき、去る1月22日に開催いたしました厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしましたものを、随時表彰するものでございます。
    まず、1ページから3ページにかけての個人の部でございますが、平成21年度交通安全ファミリー作文コンクール小学生の部で優秀作を受賞されました望月和輝様をはじめといたしまして、29人を表彰するものでございます。いずれの方も文化及びスポーツの分野において、優秀な成績を修められております。
    次に、3ページ下段から4ページにかけての団体の部を御覧いただきたいと思います。第15回若葉カップ神奈川県大会バドミントン競技団体女子の部で第1位となられました厚木ジュニア様をはじめといたしまして、12団体を表彰するものでございます。いずれの団体も文化及びスポーツの分野において、優秀な成績を修められていらっしゃいます。
    続きまして、5ページを御覧いただきたいと思います。
    教育委員会感謝状でございますが、5年程前から、毎朝、林中学校生徒の交通安全指導や見守り活動を行うとともに、校内の樹木の伐採や植樹、除草作業を行うなど、安全確保、環境整備に貢献していただきました、林第4自治会環境整備活動班様に贈呈するものでございます。
    表彰式につきましては、3月4日木曜日午後4時教育委員会会議室で開催する予定となっております。
    以上でございます。
  • 内田委員長 ありがとうございました。ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。
    特にないようでございますので、報告事項2を終わります。
    次に、報告事項3 WHOインターナショナルセーフスクールの認証取得に向けた取組の表明について、報告をお願いいたします。
  • 片山学校教育課長 それでは、報告事項3 WHOインターナショナルセーフスクールの認証取得に向けた取組の表明について、資料3のとおり御報告申し上げます。
    このWHOインターナショナルセーフスクールの認証は、より安全な教育環境作りを目指す学校に対し、WHO、世界保健機構が与える国際認証でございます。
    この度、1月20日に清水小学校の志佐校長から平井教育長に認証取得に向けた取組について表明がございました。現在厚木市では、セーフコミュニティの認証取得に向けた取組を推進しておりますが、このセーフスクールはセーフコミュニティの取組を学校単位で推進するものでございます。このセーフスクールの認証取得につきましては、(9)にありますように、7つの認証の指標がございます。清水小学校においては、昨年4月からセーフコミュニティモデル地区として、セーフコミュニティ活動に取り組んでおりますが、これまでの活動がセーフスクールの基準を概ね満たしていることから、認証取得を表明したものでございます。
    特徴といたしまして、2の(2)にございますが、セーフコミュニティの中でセーフスクールの認証を受けるということは日本で初めてとなります。また、セーフスクールの認証につきましては、日本国内では二番目の取得となりまして、市町村立の学校では初めての認証取得となる予定でございます。
    認証取得の効果といたしましては、2の(3)に掲げてありますように、けがや事故の減少、安全の質の向上、子どもの安全力の育成、地域とのコミュニティ作り、そして学校に誇りを持つことができること、などが挙げられます。
    清水小学校におきましては、3の(1)から裏面にございます、(3)プログラムのところまでございますように、既に、しみずっ子すこやかネットワーク会議をはじめとして、様々な安全に対する取り組みが推進されており、先程御説明いたしました7つの認証指標を概ね満たしているところでございます。
    今後、児童による委員会活動などの取組など、認証取得に向けた取組をさらに推進する予定と伺っております。この学校の取組に対し、今後支援してまいりたいと考えております。
    以上御報告申し上げます。
  • 内田委員長 ありがとうございました。
    ただいまの報告に対しまして、何かございますでしょうか。
  • 難波委員 この取得に向けた取り組みをされていらっしゃるということで、これは、一度認証取得をした後というのは、ずっと継続して、それとも、すいません。
  • 内田委員長 お願いします。
  • 山本委員 大変素晴らしいことで、子どもたちにとっても、地域にとっても、とても大事なことなので、是非率先して、厚木で手を挙げて、そういう実践、成果を出していただけると、市全体の安全のためにも繋がるのではないかなと思います。期待してます。
  • 片山学校教育課長 ありがとうございます。学校の方にも今の委員のおっしゃられました話しの方をお伝えして、取組を推進してまいりたいと考えております。
  • 内田委員長 特にほかにないようでございますので、報告事項3を終わります。
    それでは、ここで暫時休憩として、再開後は、会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
    お疲れさまでした。

休憩16時05分
再開16時08分
日程4 議案第4号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について(資料に基づき説明し、原案どおり可決された。)
休憩16時10分
再開16時11分
 報告事項1 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

  • 内田委員長
    以上で、本日予定しておりました日程はすべて終了いたしました。
    これをもちまして、平成22年厚木市教育委員会2月定例会を閉会いたします。

閉会時刻16時20分
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