平成22年厚木市教育委員会10月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成22年10月26日火曜日
午後3時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 山本 玲子
委員長職務代理者 利根川 勇
委員 難波 有三
委員 新川 勉
委員(教育長) 平井 広
事務局
柳川教育総務部長、今井社会教育担当部長、曽田学校教育部長、
小瀬村教育総務部次長、内山社会教育担当次長、松本学校教育部次長、
相原教育総務課長、宮崎学校教育課長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 報告事項

  • (1)平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (2)第25回厚木市和田傳文学賞受賞者について

会議の経過は、次のとおりです

開会時刻15時15分

  • 山本委員長 それでは、現在の出席委員は5人で定足数に達しております。
    ただいまから、平成22年厚木市教育委員会10月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、利根川委員を指名させていただきます。
    初めに、教育長報告をお願いします。
  • 平井教育長 それでは、平成22年9月28日に開催されました、9月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告申し上げます。
    お手元の資料の1番目でございます。9月29日、御覧の場所におきまして、第2回目となります、平成22年度子育てコミュニティトークを御覧の対象校の保護者の皆さまに参加していただきながら、いろいろな御意見をお伺いしながら、意見交換をすることができました。
    また、後ほど出てまいりますけれども、昨日、最終回の子育てコミュニティトークを無事に終了することができました。
    やはり、小林市長、現地対話主義を標榜されているわけですけれども、頭の中で分かっていても、実際にその現場の生の声を聞くことが、私たちの発想に大きな刺激を与えていただけるんだということを、昨日も痛切に感じることができました。
    続きまして、5番目へまいります。10月1日でございましたけれども、そちらの場所におきまして、教育委員会連絡会議、課長職以上対象というふうに書いてございますけれども、実は私が就任させていただいてから、課長職以上の皆さん、それから、そうでない一般の職員の皆さんと、それぞれ私が1時間から1時間半の中で、私の思いとか教育上の課題であるとか、そういうものをお話をさせていただく機会を設けまして、部長の皆さん方等と、諸課題についての解決方法を探る一助にしていると、そういうものでございます。
    続いて、7番目でございます。10月3日、御覧の場所ほか各地で体育の日の市民健康まつり大会を開催させていただいたところでございます。やはり、地区ごとに種目も違いますし、雰囲気も異なりますけれども、それぞれの地域の特色が非常に良くできていて、やはりこういうスポーツや行事を通して地域のきずなが深まっていく、そういうことを実感した1日でございました。
    1枚おめくりいただきまして、2ページ目を御覧ください。9番目でございます。10月5日、火曜日でございました。御覧の場所におきまして、太陽会様から手縫いのぞうきんを580枚御寄附いただきました。毎年毎年、この時期に会員の皆さま方が、一針一針思いを込めて縫っていただいたぞうきんを、各小学校等に配布しながら、学校給食などで活用させていただいている。特にその際には、皆さんの思いがこもっているぞうきんというものを通して、思いやりの心であるとか、優しさ等を醸成する一助になってほしいと期待しているところでございます。
    続きまして11番目です。10月6日でございました。御覧の場所におきまして、World Robot Olympiad 2010マニラ大会参加児童市長表敬訪間でございます。これは、新聞紙上等で委員の皆さま、御案内のとおりでございますが、上荻野小学校5年生、6年生の子どもさん3人が市長を表敬訪問してもらいまして、そこで激励をさせていただきました。
    彼らは、8月に行われた地区大会等で見事な成績を残して、今度は世界大会に行くということで、内容については非常に、子どもさんから私自身も説明を受けたんですが、ちょっと難しくて理解がいま一歩でございましたけれども、いずれにしろ目の輝き、それから本当に沈着冷静な中でのレースに勝ったお子さんということで、私ども大いに応援していきたいと、こんなふうに思っております。
    続きまして、14番目でございます。これについては、もう本当に委員の皆様方に参加していただいたところで、22年度のPTA会長と教育関係者との研究会が、本当に盛会の中に、また充実した内容で無事終了することができました。
    研究主題はそちらに御覧のとおりでございますけれども、基調提案としては、清水小学校の志佐校長、そして同じ学校の田口PTA会長さんによる提案をしていただいたところでございますけれども、うれしいお知らせがございまして、昨日です。10月25日、志佐校長と横田教頭先生、お二人が、市長と私の方を訪問していただきました。内容は、ISSインターナショナルセーフスクールの認証取得の見込みについての報告でございました。認証センターの方から連絡があったということでございまして、ほぼISSの認証になるんじゃないかと、そういううれしい知らせをいただきました。まだこれから、現地審査等ございますので、100パーセント喜ぶという段階ではないかと思いますけれども、御報告をさせていただきます。
    続きまして、3ページ目でございます。19番、10月12日、御覧の場所におきまして、2010年度公益社団法人厚木青年会議所10月定例会にお招きをいただきました。私の講演及びパネルディスカッションにも参加をさせていただきまして、そこに御覧のとおりの、厚木の町が住みやすい環境になるためにということで、テーマをいただいたところでございます。
    私は当然、まちづくりは人づくりという観点で、教育を通してまちの活性化、あるいは、子どもたちの元気を、もっと輝く子どもたちにしたいと、そういう思いをお話したところでございます。さらに、若い会員さんが多うございましたので、小学生のお父さん、お母さんもいらっしゃったと思います。そうした中でぜひ、PTAの役員にも積極的に参加してほしいと、こういう御依頼を申し上げたところでございます。
    続きまして、4ページ目でございます。32番、10月20日の水曜日でございました。文化会館の御覧の場所におきまして、平成22年度県央地区教育間題研究協議会がございまして、来賓代表として、ごあいさつをさせていただきました。先ほど申し上げました、World Robot Olympiad、これに参加する子どもたちが厚木にもいますよというお話であるとか、あるいはボランティアでいろいろな行事に積極的に参加してくださる、中高生の存在の御紹介等もさせていただいたところでございます。他市から、あるいは県から、いろいろな場所から来ていただきましたので、この際には、シロコロホルモンの宣伝もさせていただいたところでございます。
    続きまして、5ページ目を御覧ください。38番目になります。10月24日でございました。フォーラム246におきまして、心の生涯学習講演会、心の時代・心のおしゃれというテーマがあったわけですけれども、これに平井の思いも少しは話せということで、時間をいただきまして、お話をさせていただきました。内容は、学校教育の現状と学校、家庭、地域それぞれの役割について、私なりの考えを皆さまに御披露させていただいたところでございます。
    続きまして、39番目でございます。先ほどちょっと申しましたけれども、22年度の子育てコミュニティトーク最終回がこの日でございました。当日の参加者は19人でございますけれども、8回合計して151人の保護者の皆さまにお集まりいただいて、それぞれの課題についてのトークを行ったと、こういうことでございます。
    大変、保護者の皆さま、我々教育行政がいろいろなことにトライしている、実践しているということについては、好評をいただいたところなんですけれども、やはり御指摘もいただきました。
    その代表的なものが、これだけすばらしい先駆的な事業を含めて、厚木市がやっていただいたのは、このコミュニティトークに参加して初めて知ったというようなこともありました。そうしたことから、もっと教育委員会としてそれぞれの事業のPRが必要なんじゃないかと、こういうふうなお話をいただいたところでございます。
    この点については、私たちもその必要性を感じているところでございますので、今後ともPRのあり方についても、もっと工夫をしながら市民の皆様と一緒に、厚木の子どもたち、そして子どもに限らず社会教育の部分でも元気な大人、元気な子どもの姿を見るべく、教育行政としても頑張っていきたいなとそんな思いを一層強くした場面でございました。
    以上でございます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
    それでは、教育長報告を終わります。
    報告事項1 平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いします。
  • 相原教育総務課長 それでは、御報告をいたします。
    報告事項1 平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして御報告申し上げます。
    本件につきましては、教育委員会事務局各課から提出のありました、表彰候補者内申書に基づき、去る10月1日に開催いたしました、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において、選考いたした方々を表彰するものでございます。
    まず、厚木市教育委員会随時表彰につきまして、1ページを御覧いただきたいと思います。個人の部でございますが、第36回全日本空手道連盟剛柔会全国空手道選手権大会形競技小学生1・2年生男子の部で準優勝されました、赤坂風太様を始めといたしまして、40人を表彰するものでございます。いずれの方もスポーツの分野において優秀な成績を収められております。
    次に、4ページを御覧いただきたいと存じます。団体の部でございますが、第32回くりくり少年野球選手権大会で第2位に入賞されました、長谷スポーツ少年団様を始めといたしまして、14団体を表彰するものでございます。いずれの団体も文化及びスポーツの分野において優秀な成績を収められております。
    6ページを御覧いただきたいと存じます。厚木市教育委員会感謝状でございますが、依知小学校の各クラスで本の読み聞かせを行い、教育活動に貢献いただきました、おはなしポケット様に贈呈するものでございます。
    表彰式につきましては、11月5日、金曜日、午後4時、市役所第二庁舎、この建物でございますが、16階の会議室で開催する予定でございます。
    続きまして、厚木市教育委員会表彰につきましては、厚木市教育委員会表彰規程第2条第1号に基づき、学校教育、社会教育の振興、研究若しくは改善に努め、その功労が顕著な方につきまして、表彰するものでございます。
    被表彰者でございますが、7ページを御覧いただきたいと存じます。1番及び2番の方は学校嘱託医師として、10年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。3番から10番までの方は体育指導委員として、10年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。11番から14番までの方は青少年相談員として、10年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。15番の方は日本語指導協力者として、10年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。16番及び17番の方は中学校部活動指導協力者として、10年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。18番から20番までの方は心の教室相談員として、10年以上にわたり御尽力をいただいたものでございます。21番及び22番の方につきましては、レクリエーション協会役員として7年以上にわたり御尽力いただいたものでございます。
    なお、教育委員会表彰式につきましては、平成23年1月29日、土曜日、厚木市文化会館で開催されます厚木市表彰式と同時開催とする予定でございます。
    以上でございます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
    ただいまの報告に対して何かございますか。いかがでしょうか。
    新川委員はいかがでしょうか。何か質問でも、御意見でも結構です。
    よろしいですか。
    それでは、特になければ、報告事項1を終わります。
    報告事項2 第25回厚木市和田傳文学賞受賞者について報告をお願いします。
  • 宮崎学校教育課長 それでは、報告事項2 第25回厚木市和田傳文学賞受賞者について御報告を申し上げます。
    恐れ入りますが、資料2を御覧いただきたいと存じます。
    第25回厚木市和田傳文学賞につきましては、厚木市内小・中学校の児童・生徒及び厚木市在住で、厚木市外の小・中学校に通学しております児童・生徒を対象にいたしまして、本年度は9月1日から9月15日まで作品を募集いたしました。
    その結果、厚木市内小・中学校の児童・生徒から校内審査を経ました、143点の作品の応募がございました。また、厚木市外の小・中学校に通学する児童・生徒の皆さんにも、各学校への依頼文を送り、神奈中バス車内へのポスターの掲示をしたり、ホームページなどで周知をいたしましたが、残念ながら応募がございませんでした。
    審査対象の143点の作品の審査のために、10月6日に審査会を開催し、36人の小・中学校からの審査員と、短歌、俳句の助言者によります審査を、午前9時から午後4時まで1日日程で実施をいたしまして、大賞の3点、特選の8点、入選の24点、佳作の108点を選出いたしました。その後、10月19日に厚木市和田傳文学基金委員会を開催いたしまして、その審査結果が承認をされまして、第25回の厚木市和田傳文学賞受賞者は、裏面に記載する一覧のとおり決定をされました。
    裏面を御覧ください。和田傳大賞につきましては、小学校1年から3年生の部、上段でございますけれども、妻田小学校3年生の松林英里奈さんの詩が大賞に選ばれました。題名は今年の太ようでございます。
    続きまして、小学校4年生から6年生の部では、資料の中段の部ですけれども、荻野小学校6年生の内田裕馬さんの作文、題名はまばちゃんにありがとうでございます。
    中学生の部につきましては、資料の下段にございますが、森の里中学校3年生の内山かおりさんの短歌でございます。
    その他、特選、入選の受賞者につきましては一覧のとおりでございます。
    なお、授賞式につきましては、来月11月27日、土曜日、午前10時から厚木市総合福祉センター6階ホールにおきまして、開催する予定でございます。
    なお、本日この後、お時間が許すようでございましたら、大賞の3作品につきまして、事務局指導主事の方から作品の朗読をさせていただければと存じます。
    以上報告を終わります。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
    それでは、ぜひ紹介をしていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
  • 八木指導主事 それでは、マイクを使わずに朗読をさせていただきます。
    小学校1年生から3年生の部の大賞の作品の朗読をさせていただきます。
    今年の太よう
    今年の太ようやりすぎだ
    風がムワッとしているし
    サドルもハンドルもあっちっち
     わたしは、オーブンのパンみたい
    どんどんやけて、こげていく
    買ってもらった大きなアイス
    食べる前からとーろとろ
     公園の前を通ったら
    せみだけ元気に鳴いていた
     りっぱにさいたひまわりも
    なんだかねこぜになっている
     ぼうしの中はびっしょびしょ
    ふいてもふいてもたれてくる
     持ってた麦茶一気に飲んで
    氷をガリガリかじったけれど
    まだまだ顔もまっかっか
    またすぐのども、かーらから
     さか道下りは気持ちいいけれど
    登りの道は、ゆーらゆら
    頭の中は、くーらくら
     さんぽしていたミミズかな
    カラカラひからびへたれてる
     家に帰ってベランダ見たら
    メダカの水は温水プール
    ちょぴり元気がないみたい
    あわてて水をかえてみた
    そしたらパクパクエサ食べて
    スイスイスイスイ泳いだよ
    わたしもプールで泳ぎたい
     毎年できるミニトマト
    今年はたった一つだけ
    大事に大事にしていたら
    あつくてはじけてとんでった
    今年の太ようやりすぎだ
    おねがいだから
    そろそろかんべん
  • 小島指導主事 それでは、小学校高学年、4年生から6年生の部の大賞作品を朗読させていただきます。
     まばちゃんにありがとう
    まばちゃん、天国でさみしくないですか。僕は元気に、学校でもソフトボールでもがんばっているよ。僕はまばちゃんを思い出すたび、さみしくて会いたくなるよ。
    二年前の夏、僕のおばあちゃんまばちゃんは、急に天国へ行ってしまった。今でも信じられない。
    だって、とつぜんいなくなってしまって、僕はありがとうも言っていないからだ。
    遊びに行くと、まばちゃんは僕をすぐに抱きしめて、
    がんばれ裕馬。負けるな裕馬。裕馬は私に一番よく似ているから、はずかしがらずにがんばれば、何でも出来てしまうわよ。と、いつも励ましてくれた。毎回同じことを言われて抱きしめられるから、僕は、はずかしくてはなれたかった。けれど心の中では、本当はうれしかった。
    まばちゃんは本が好きな人で、難しいけれどためになる話も、たくさんしてくれた。人間万事、さいおうが馬。昔、中国人の老人が、自分のかわいがっていた馬に息子を乗せたところ、馬から落ちて足に大けがをさせてしまった。まわりの人たちは大変気の毒がったが、足が不自由なおかげで戦争に行くこともなく、いつまでも老人と仲良く暮らしたそうだ。だから、人間はいいこともあるけれど、悪いこともあるんだよ。だけどつらく悲しい事があっても、それを良い方向に考え、あきらめず努力すれば必ずいい事が待っているよ。と、教えてくれた。
    僕の家に泊まりに来た時も病気が進んでつらそうだったけれど、心に残るお話をしてくれた。
    春の駒という話の中で、良馬はむち影を見ていくという言葉があるんだよ。良い馬というのは、おしりををひっぱたかれなくてもむちの影を見ただけで走りだし、一位になるんだよ。しかし、悪い馬はむちでおしりをひっぱたかれなければ、走りださないんだよ。だから、お勉強しなさいとか、素振りをしなさいとか、人に言われなくても自分から進んで出来る人間になりなさい。と応援してくれた。
    ソフトボールの試合の前日には、必ず電話をかけてきて応援メッセージをくれた。まばちゃんパワーのおかげで僕はいつも元気いっぱい、ソフトボールもがんばることができた。
    男の子だからこそ、運動もできて音楽もできた方がカッコイイよ。と言って、僕にピアノを勧めてくれたのもまばちゃんだった。ピアノの発表会に来てくれると、涙を流して拍手してくれた。
    そんなまばちゃんにまた感動してもらいたくて、僕は一生けん命練習してきたような気がする。
    お茶の先生だったまばちゃん。いつもは僕ににこにこしているのに、おけいこの時は着物をきちんと着て厳しい顔をしていた。そして時々僕をたたみにきちんと正座させ、おいしいお菓子と大好きなお抹茶を飲ませてくれた。お抹茶も、まばちゃんのおかげで上手に飲むことが出来る。
    春の遠足で鎌倉に行った時、円覚寺の仏日庵でもお茶を進んで上手に飲む事が出来た。おかげで百倍鎌倉を楽しむことが出来た。
    散歩にもよく行った。二十分ぐらいの短い散歩なのにいつも僕を待たせて、デートでもないのにきれいな洋服に着がえ口紅もぬり、
    お待たせ。
    といって出てくるからびっくりだ。僕と写真をとる時も、
    ちょっと待って。
    と言って、口紅をぬり始めた。本当に、おしゃれな人だった。
    二年前の夏、あの夜の電話が鳴るまでは元気だったのに。夜中にとつぜん電話が鳴り、お父さんとお母さんがあわただしく出かける準備をしていた。僕と兄も急いで着がえて病院に向かった。それからお葬式までの事は、よく覚えていない。最後のお別れの時、小さな花を渡され、まばちゃんの胸元にそっと置いた。まるで眠っているようなまばちゃんに、どうしてもさよならは言えなかった。死んでしまったなんて、とても信じられなかったからだ。
    二年たった今も、まばちゃんの事をよく思い出す。空を見上げると、まばちゃんが僕の事をニコニコと見守っている様な気がする。
    七月の三回忌の日。僕はお墓の前でいつまでも手を合わせた。僕のことをいつも心配し、励ましてくれたり応援してくれたりしたよね。本当にうれしかった。まばちゃんがいたから、僕はいろいろな事に挑戦したりがんばったりできたんだ。まばちゃん、これからもまばちゃんの言葉を胸にしまって元気でがんばっていくよ。まばちゃん、今まで本当にありがとう。
    まばちゃんに心の底から、
    ありがとう。
  • 八木指導主事 最後に、中学生の部で大賞の作品を朗読させていただきます。
     田のあおと空の赤とがたわむれる
    異なることを気にもとめずに
     田のあおと空の赤とがたわむれる
    異なることを気にもとめずに
  • 山本委員長 ありがとうございました。しっかり、聞き入ってしまいましたね。多くの人にこのすばらしい作品を紹介したいなというように強く感じました。朗読してくださった指導主事のお二人の方ありがとうございました。
    それでは、今の紹介もありましたが、先ほどの課長の和田傳文学賞受賞者についての報告の質問、御意見、何かございますでしょうか。
    よろしいですか。それでは、特にないようでしたら、報告事項2を終わります。
    以上で、本日予定しておりました日程はすべて終了いたしました。
    これをもちまして、平成22年厚木市教育委員会10月定例会を閉会いたします。
    ありがとうございました。

閉会時刻15時46分

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ファックス番号:046-224-5280

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