平成23年厚木市教育委員会2月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報
会議主管課 教育総務課
会議開催日時 平成23年2月21日月曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 山本 玲子
委員長職務代理者 利根川 勇
委員 難波 有三
委員 新川 勉
委員(教育長) 平井 広
事務局
柳川教育総務部長、今井社会教育担当部長、曽田学校教育部長、
小瀬村教育総務部次長、内山社会教育担当次長、松本学校教育部次長
相原教育総務課長、大木教育施設課長、串田保健給食課長、
細野北部学校給食センター担当課長、嶋崎南部学校給食センター担当課長、
三橋学務課長、朝倉社会教育課長、笹生スポーツ課長、三橋文化財保護課長、
矢野中央図書館長、宮崎学校教育課長、小林教職員課長、西川教育研究所長、
佐藤青少年教育相談センター所長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第2号 厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則について
日程2 議案第3号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則について
日程3 議案第4号 平成22年度教育予算補正(案)について
日程4 議案第5号 平成23年度教育予算(案)について
日程5 議案第6号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告にいて
  • (2) 平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について

会議の経過は、次のとおりです
開会時刻14時00分

  • 山本委員長 皆さんこんにちは。定刻になりました。現在の出席委員は5人で定足数に達しております。
     ただいまから、平成23年厚木市教育委会2月定例会を開会します。
     厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、利根川委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。
     初めに、教育長報告をお願いします。
  • 平井教育長 それでは、平成23年1月25日に開催されました1月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告申し上げます。
     お手元の資料の1番でございます。1月28日、秦野市文化会館におきまして、第52回神奈川県公民館大会が行われました。来年の開催地が厚木市ということで、私が公民館旗を確かに受け取らせていただきました。時期等細かいことについては、決まり次第、また詳しくお知らせしたいと思います。
     続きまして、2番目です。1月29日、土曜日でございました、文化会館小ホールにおきまして、御覧のとおり平成22年度厚木市表彰式・厚木市教育委員会表彰式が開催されました。教育委員会関係におきましては22人、全体では団体を含めて厚木市表彰式被表彰者は200人でございました。教育委員の皆様方にも御臨席賜りまして、誠にありがとうございます。また、山本委員長には表彰状をお渡しいただきまして、本当にありがとうございました。
     続きまして、4番目でございます。1月30日、荻野運動公園競技場におきまして、市制施行記念第57回あつぎ駅伝競走大会、参加が213チームでございます。参加者は1,265人。大変盛況の中で熱戦が繰り広げられました。また、いろいろな反省点もあろうかと思いますので、その点については担当の方で、一層すばらしいあつぎ駅伝の実施に向けて、もう既に検討を始めているところでございます。
     続きまして、6番目です。2月3日、御覧の場所におきまして、平成22年度交通安全ファミリー作文コンクール優秀賞受賞者表敬訪問ということで、三田小学校4年生の三森風美歌さんに、御両親とともに教育長室においでいただきました。本当にすてきな作文でございまして、自転車が乗れるようになった娘さんに対して、交通ルールの遵守であるとか、あるいは、自転車に乗ったときにはヘルメットを必ず付けなさいよというような御両親の指導の中で、風美歌さんが自転車に乗るときに、お母さんが審査官になって仮免許を風美歌さんに渡したと、早く本当の免許証が欲しいという風美歌さんの率直な作文でございまして、これが大いに内容的にもすばらしいということで、受賞の栄に浴したわけでございます。
     今後におきましては、御両親、御本人の了解のもとで、この作文の有効活用をさせていただきながら、厚木市内の小学生、あるいは中学生も含めて、自転車事故防止に向けて、より一層推進していきたいというふうに考えております。
     続きまして、7番目でございますが、2月5日、同じく文化会館の大ホールにおきまして、第32回になります、厚木市立小・中学校PTA活動研究大会、研究課題は御覧のとおりでございまして、参加者1,100人、事例発表は睦合中学校のPTA、飯山小学校のPTAの皆さんにお願いをしたところでございますけれども、本当にすばらしい内容でございました。教育委員の皆様にも御覧いただけたかと思いますけれども、こういうふうな地道な1年間を通しての活動を発表する場があるということが、また有意義なことではないかなというふうに感じている次第でございます。
     1枚おめくりいただきまして、2ページ目の10番目です。2月9日の水曜日でございました、御覧の場所におきまして、県・市町村教育委員会教育長会議がございました。神奈川県教育長の方から次年度の事業内容であるとか予算の概要等について、議会をこれからという条件つきではございましたが、概略説明がございました。これに合わせまして、厚木市教育委員会でも、より一層各事業の内容を精査していきたいというふうに考えております。
     続きまして、11番目、秦野市総合体育館前におきまして、2月13日、第65回の市町村対抗かながわ駅伝競走大会開会式、そして解団式がございまして、そちらに出席をさせていただきました。御覧のとおりでございまして、結果はともあれ、監督、コーチ等の目標は一桁ということであったようですけれども、私からすれば、全ての選手の皆さんが、全力を出し切っていただいたというふうに感じております。それぞれのたすきをつないでいったそのチーム力というものは、大いに評価されて良いのではないかというふうに感じました。また、来年についてはより一層すばらしい成績を残せるように、選手の皆さんは、既に翌日から練習に励んでいるというふうに聞いております。
     続きまして、13番目でございます。御覧の場所におきまして、平成23年度新採用教職員教育長面接を14、15、16と3日間、合計で63人の方々と面接をさせていただきました。非常に経験豊かな新採用もおりますし、すばらしい皆様方でございましたので、新しく教員になられた方は、教育現場において活力あるものにしていただければありがたいなという思いでございます。
     後は、12番、16番も併せて、睦合西公民館、あるいは相川公民館で公民館まつり、昨日は相川公民館でございましたけれども、本当にこの頃感じるのは、各公民館まつりにおいて、地域内の小学生、あるいは中学校の吹奏楽部による演奏であるとか、小・中学校の児童・生徒による参加が非常に多くなってきました。やはり学校で学んだこと、身に付けたことを発表する場があるという、そういう場を提供してくださっている地域の皆様方に対しては、感謝の気持ちでいっぱいでございます。今後ともそういった意味では、各地区の公民館まつりがますます盛況になっていけばいいなというふうに思っております。
     以上でございます。
  • 山本委員長 お疲れさまでした。
     本日の日程のうち、日程5 議案第6号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申については、人事に関する案件であり、報告事項1 事務の臨時代理の報告については、児童・生徒個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 山本委員長 御異議ありませんので、議案第6号及び報告事項1につきましては非公開とし、日程の最後において審議、報告を行うことといたします。
     審議事項に入ります。
     日程1 議案第2号 厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 宮崎学校教育課長 それでは、議案第2号の厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則について、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本件につきましては、厚木市学校教育指導員の定数を変更するため、本規則の一部を改正いたしたく、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号の規定に基づき提案するものでございます。
     それでは、改正の内容について御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、右ページ、参考資料の新旧対照表を御覧ください。
     旧規則では、規則第3条の学校教育指導員の定数は6人となっておりますが、これを8人に改めるものでございます。なお、今回改正する理由でございますが、一つには特別支援学級の児童・生徒数の増加に伴う小・中学校における就学相談及び就学指導、また、保護者への支援等の業務の増大への対応でございます。
     次に、二つ目でございますが、児童・生徒指導への対応についてでございます。現在、小・中学校への効果的な児童・生徒指導支援を行うことを目的としました、学校支援プロジェクトチーム事業を実施しておりますけれども、平成23年度以降、児童・生徒指導、並びに問題行動、また、いじめや暴力事案などの対応につきまして、よりきめ細かな迅速な対応を図るためのものでございます。
     最後に改正規則、前ページにお戻りいただき、下段の附則を御覧ください。本規則の施行日につきましては、平成23年4月1日とするものでございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 山本委員長 異議なしと認め、議案第2号を可決いたします。
     次に、日程2 議案第3号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 佐藤青少年教育センター所長 それでは、議案第3号 厚木市青少年心理相談員規則の一部を改正する規則について、提案理由を御説明申し上げます。
     本議案は厚木市青少年心理相談員の定数を変更するため、本規則の一部を改正いたしたく、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号の規定により提案するものでございます。
     裏面を御覧いただきたいと思います。
     改正内容につきましては、青少年心理相談員の定数を8人から9人に変更するものでございます。
     今回、改正する理由でございますが、今年度、不登校児童の未然防止、学校教育相談の充実を図るために、青少年心理相談員2人を小学校13校へスクールカウンセラーとして派遣しておりますが、さらに派遣校を拡大するために増員するものでございます。なお、来年度は小学校全校に派遣する予定でおります。
     施行は平成23年4月1日からでございます。
     以上、御審議のほどよろしくお願いします。
  • 山本委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 山本委員長 異議なしと認め、議案第3号を可決いたします。
     次に、日程3 議案第4号 平成22年度教育予算補正(案)についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いします。
  • 小瀬村教育総務部次長 議案第4号 平成22年度教育予算補正(案)につきまして、御説明申し上げます。
     本予算案につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、これに同意いたしたく議案とするものでございます。
     それでは、教育補正予算(案)の内容につきまして御説明いたしますので、1ページを御覧ください。
     まず、1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育総務部関係で4,566万8,000円、学校教育部関係で600万円、合計5,166万8,000円をそれぞれ減額し、補正後教育予算歳入金額を11億5,058万3,000円とするものでございます。
     歳出の補正額につきましては、教育総務部に係る事業費を1億7,653万8,000円、学校教育部に係る事業費を1,558万7,000円、合計1億9,212万5,000円をそれぞれ減額し、補正後教育予算歳出金額を57億3,011万6,000円とするものでございます。
     次に、歳入歳出につきまして、所管別に御説明いたしますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
     まず歳入でございますが、教育総務部の教育施設課の国庫支出金、国庫補助金、安全・安心な学校づくり交付金の小学校整備事業費交付金4,617万9,000円の増ほか2件につきましては、平成22年度国の補正予算の対象事業に新たに採択された事業を始め、それぞれ交付金額の確定により増額するものでございます。
     続きまして、県支出金、県補助金、教育費県補助金の森林整備加速化・林業再生事業費補助金449万5,000円の増につきましては、交付金額の確定により増額するものでございます。
     次に、市債、市債、教育債の小学校整備事業債2,510万円減ほか2件につきましては、起債対象額の確定により減額するものでございます。
     次に、保健給食課でございますが、3ページを御覧ください。
     諸収入、雑入、雑入の学校給食用牛乳供給事業補助金31万5,000円の減につきましては、交付金額の確定により減額するものでございます。
     次に、歳出につきまして御説明いたしますので、5ページを御覧いただきたいと思います。
     まず、教育総務課でございますが、教育費、教育総務費、事務局費の事務局運営費595万円の減につきましては、学校用務業務、学校等事務文書運搬業務委託の入札による執行残額などを減額するものでございます。
     次に、教育施設課につきまして御説明いたしますので、同じく5ページを御覧いただきたいと思います。
     教育費、小学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費(小学校)につきましては、先ほど歳入で御説明させていただきましたが、平成22年度国の補正予算の対象事業となったことから、愛甲小学校の体育館棟の外壁、屋上改修ほか工事として6,377万7,000円を増額する一方、トイレ改修工事に係る設計委託と工事請負の入札による執行残額など、2,333万5,000円を減額する結果、4,044万2,000円を増額するものでございます。
    また、教育費、中学校費、学校管理費の校舎・体育館改修事業費(中学校)2,579万2,000円の減ほか1件につきましては、トイレ改修工事に係る設計委託と工事請負の入札による執行残額などを減額するものでございます。
     なお、愛甲小学校の体育館棟の外壁、屋上改修ほか工事費6,377万7,000円につきましては、繰越明許費として全額を平成23年度に繰越をし、事業費とするものでございます。
     次に、保健給食課につきまして御説明いたしますので、6ページを御覧いただきたいと思います。
     教育費、小学校費、学校保健給食費の学校給食施設整備事業費3,300万円の減ほか1件につきましては、毛利台小学校給食施設整備事業の入札による執行残高などを減額するものでございます。学校給食センター費の南部学校給食センター費569万7,000円の減につきましては、消耗品や燃料の節減に努め、それぞれ減とするものでございます。
     また、教育費、中学校費、学校管理費の中学校維持補修事業費、これは保健給食課分になりますが、150万円の減と、学校保健給食費の中学校学校給食事業費853万5,000円の減につきましては、それぞれ入札により執行残高を減額するものでございます。
     学校給食センター費の北部学校給食センター費380万円の減につきましては、入札による執行残額などを減額するものでございます。
     次に、学務課につきまして御説明いたしますので、7ページを御覧いただきたいと思います。
     教育費、小学校費、教育振興費の小学校教育振興事業費及び教育費、中学校費、教育振興費の中学校教育振興事業費につきましては、平成22年度国の補正予算に絡み、内閣府の地域活性化交付金の住民生活に光を注ぐ交付金、これは歳入につきましては財政課の方で一括計上しておりますが、これを活用し、学校図書の充実を図るため、小学校費で300万円、中学校費で295万9,000円をそれぞれ増額するものでございます。なお、増額分につきましては、やはり繰越明許費として全額を翌年度に繰り越しし、平成23年度に事業執行するものでございます。
     引き続き、社会教育担当次長及び学校教育部次長から所管の事業につきまして御説明させていただきますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
  • 内山社会教育担当次長 それでは続きまして、教育総務部の社会教育担当に関わります部分について御説明を申し上げます。
     まず、歳入関係から御説明いたします。
     恐れ入りますけれども、3ページをお開きください。
     中段の社会教育課関係でございますが、教育債のうち社会教育債につきましては、当初、厚木北公民館の外壁改修工事及び便所の改修工事並びに森の里公民館の外壁改修工事の一部を起債として計上しておりましたが、厚木北公民館の便所改修工事のみが起債の対象工事となり、今回、起債額が確定いたしましたので、3,317万円を減額するものでございます。
     次に、下段のスポーツ課関係でございますけれども、当初予算におきましては、及川球技場の人工芝張り替え工事の経費及びスポーツ振興事業等の一部として、スポーツ振興基金から1億1,000万円を借り入れる予定でございましたが、繰入額の確定により1,463万6,000円を減額するものでございます。
     次に、歳出関係でございます。恐れ入ります、7ページ及び8ページをお開きください。
     まず、7ページ下段のスポーツ課関係でございますが、体育施設費のうち体育施設整備事業費の9,463万6,000円の減額につきましては、及川球技場整備事業費の入札執行残額を減額するものでございます。また、公共用地取得事業特別会計繰出金につきまして、仮称飯山グラウンド用地取得事業に伴う起債償還利子の確定に伴い、特別会計からの繰出金として245万4,000円を減額するものでございます。
     次に、8ページ上段、文化財保護課関係でございますけれども、市史編さん事業費につきましては、この3月に発行を予定しております第11巻目の厚木市史発刊に伴う入札執行残額及び市史編さん嘱託員の報酬の減と合わせまして、163万円を減額するものでございます。
     また、文化財保護費のうち埋蔵文化財事業費につきましては、宅地造成等の開発事業に伴います試掘調査の減少が見込まれることから、90万円を減額するものでございます。
     8ページ下段の中央図書館運営事業費につきましては、図書館書庫からの本の出し入れや、予約取り置き本の音順整備などに係ります、書庫出納等業務委託の入札執行残額200万円を減額するものでございます。
     公民館図書室等運営事業費につきましては、中央図書館と公民館図書室との間の、図書等の搬送業務委託の入札執行残額100万円を減額するものでございます。また、シティプラザ維持管理事業費につきましては、施設保守点検及び清掃業務委託の入札執行残金200万円を減額するものでございます。
     以上でございます。
     引き続き、学校教育部次長から所管部分について御説明を申し上げます。
  • 松本学校教育部次長 それでは、続きまして、学校教育部の補正予算につきまして御説明申し上げます。
     最初に、歳入予算でございます。恐れ入りますが、4ページをお開きください。
     学校教育課の所管になりますが、繰入金、基金繰入金の厚木市SEL教育基金繰入金600万円の減額につきましては、事業費の確定に伴い繰入金を減額するものでございます。
     続きまして、歳出予算でございます。恐れ入りますが、9ページを御覧ください。
     まず、学校教育課所管の教育費、教育総務費、教育指導費の学力ステップアップ推進事業、この下に子事業といたしまして中学校への補助教員派遣事業というものがございますが、派遣した補助教員42人のうち、通勤手当の該当者5人を含みまして、通勤手当の平均単価が当初予定していた額を下回りましたので、180万円を減額するものでございます。
     次に、厚木市SEL教育基金事業費につきましては、携帯型学習機器購入に係る入札執行残金により、600万円を減額するものでございます。
     その次の段の教育研究所所管でございます。教育費、教育総務費、教育研究所費の教育調査研究事業費、これも同様に子事業で、教育資料提供事業費がございますが、これにつきまして、小学校社会科副読本等の印刷製本費の入札執行残391万8,000円を減額するものでございます。
     次に、小学校費、教育振興費の小学校情報教育機器維持管理事業費につきましては、小学校23校の情報機器、保守業務委託の入札執行残額及びPC教室の3校入れ替えがございまして、この機器入れ替えに伴う機器賃借料の入札執行残額292万5,000円を減額するものでございます。
     次に、中学校費、教育振興費の中学校情報教育費維持管理事業費でございますが、先ほどの小学校と同様、中学校13校の保守業務委託の入札執行残94万4,000円を減額するものでございます。
     平成22年度教育予算補正(案)につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑がございますでしょうか。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり、可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 山本委員長 異議なしと認め、議案第4号を可決いたします。
     次に、日程4 議案第5 平成23年度教育予算(案)についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
  • 小瀬村教育総務部次長 議案第5号 平成23年度教育予算(案)につきまして御説明申し上げます。本予算案につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、これに同意いたしたく提案するものでございます。
     それでは、教育予算(案)の内容につきまして御説明いたしますので、議案第5号の1ページを御覧ください。
     まず1の総括でございますが、歳入につきましては教育総務部関係で4億6,355万6,000円、学校教育部関係で2,961万3,000円、教育予算歳入合計で4億9,316万9,000円となり、前年度予算額と比較いたしますと7億908万2,000円の減となっております。
     歳出につきましては、教育総務部に係る事業費で39億8,567万3,000円、学校教育部に係る事業費で6億6,988万7,000円、教育予算歳出合計は46億5,556万円となり、前年度予算額と比較いたしまして11億5,353万5,000円と減となっています。
     次に、2の歳入につきましては2ページから9ページまで、また歳出につきましては10ページから30ページまでそれぞれ所管ごとに内容を記載しております。
     歳入歳出とも平成23年度は大幅な減となっておりますが、主な要因といたしましては、南毛利中学校北棟校舎の改築と毛利台小学校単独調理場整備が、平成22年度に全て完了したことなどによるものでございます。
     また、別冊で、厚木市教育充実プランの八つの基本方針ごとにまとめました平成23年度当初予算説明資料、これを御用意させていただきましたので、こちらに基づきまして、歳出の主な事業につきまして所管ごとに御説明をさせていただきたいと思います。
     それでは、教育総務部から順に御説明をさせていただきますので、資料1ページを御覧ください。
     まず、No.1の小学校保護者負担軽減事業費及びNo.2の中学校保護者負担軽減事業費につきましては、それぞれ保護者の経済的負担の軽減を図るために、教材等、クラブ活動、部活動に係る備品等を購入する経費といたしまして、小学校費で2,033万1,000円、中学校費で2,146万8,000円をそれぞれ計上しております。
     その下段のNo.3、小学校学級活動交付金、それとNo.4、中学校学級活動交付金につきましては、学級運営の充実と保護者の経済的負担の軽減を図るため、市立小・中学校に交付金を交付する経費といたしまして、小学校1,738万2,000円、中学校分として470万4,000円をそれぞれ計上してございます。
     次に、7ページをお開きいただきたいと思います。
     7ページ、下段のNo.2、新規事業でございますが、厚木小学校給食施設整備事業費、こちらにつきましては厚木小学校に単独調理場を平成23、24年度の2カ年の継続事業として整備を進めますが、平成23年度分の事業費として7,248万2,000円を計上するものでございます。なお、2カ年の総事業費といたしましては、4億6,561万3,000円を予定してございます。
     続きまして、12ページをお開きいただきたいと思います。
     上段のNo.1、小学校校舎・体育館改修事業費及びNo.2の中学校校舎・体育館改修事業費につきましては、清潔で快適な施設環境の確保を図るためにトイレの改修工事費といたしまして、小学校費で2億4,378万8,000円、中学校費で1億8,391万5,000円を計上するものでございます。
     次に、右隣13ページを御覧いただきたいと思います。
     No.4、これも新規事業になりますが、小学校普通教室冷暖房設備設置事業費及びNo.5、中学校普通教室冷暖房設備設置事業費につきましては、冷暖房設備の整備に先駆けまして、電気方式、あるいはガス方式の考えられます動力源の問題や、工事の発注に関わります、直営でやるのか、あるいは設計と施工を一括発注する方式、もしくはリース方式などが考えられますので、整備の方式などを検討するために調査費として小学校費で447万円、中学校費で253万円を計上してございます。
     右下のNo.7、児童・生徒登下校等安全推進事業費につきましては、児童・生徒が安心して登下校できるようにするため、防犯ブザーの配布や学童通学誘導員の配置等を行う経費として736万8,000円を計上してございます。
     1枚おめくりいただきまして、14ページをお開きいただきたいと思います。
     上段のNo.8、要保護及び準要保護児童就学援助事業費(小学校)、それとNo.9、要保護及び準要保護生徒就学援助事業費(中学校)につきましては、教育の機会均等を図るため、経済的な理由によりまして就学が困難な児童・生徒の保護者に、学用品費などの経費の一部を支給する経費として、小学校費として1億2,496万円、中学校費として9,972万6,000円を計上するところでございます。
     下段のNo.10、小学校特別支援学級等就学奨励事業費及び右隣、No.11、中学校特別支援学級就学奨励事業費につきましては、教育の機会均等を図るため、特別支援学級等に就学する児童・生徒の保護者に、学用品費などの経費の一部を支給する経費として、小学校費として441万3,000円、中学校費として297万円をそれぞれ計上するものでございます。
     以上で、教育総務部関係の説明を終わらせていただきます。
     引き続き、社会教育担当次長及び学校教育部次長から所管の事業につきまして御説明させていただきますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
  • 内山社会教育担当次長 それでは、引き続きまして、教育総務部の社会教育担当に関する部分につきまして御説明を申し上げます。
     恐れ入りますけれども、8ページを御覧ください。
     まず、左上のNo.4、郷土資料館活動推進事業費につきましては、各種展示や講座の開催を通じまして、郷土資料館での活動推進を図る事業でございまして、平成23年度におきましては、浮世絵、屏風などの美術品の展示会を増やすなど、所蔵物の積極的な公開を図るための経費として106万3,000円を計上しております。
     次に、No.5、郷土資料館特別展示事業費につきましては、秋の虫を観察しよう展などを開催し、標本など目からの刺激に加え、音声を組み合わせたデモ画像により、より多くの感動の提供等を図るための経費として83万5,000円を計上しております。
     次に、下段No.6、ブックスタート事業費につきましては、絵本を介して親との触れ合いを深めることや、幼いころからの読書習慣の重要性を啓発するため、本やブックリストを0歳児の保護者に配布するとともに、絵本の読み聞かせ方や図書館の利用方法などについて、説明や案内をしていく事業の経費として81万円を計上しております。
     次に、No.7、子ども読書活動推進事業費につきましては、読書大好きあつぎっ子の育成を図るため、子どもが読書に関心を持つきっかけとなるようなお話し会や、人形劇の公演及び紙芝居などを実施するための経費として101万8,000円を計上しております。
     次に、15ページをお開きください。
     上段のNo.12、市史編さん事業費につきましては、郷土に対する理解や愛郷心の高揚を図り、歴史、文化の向上に資するため実施するものでございまして、市史資料のマイクロ化や市史編さん嘱託員の報酬、資料調査研究費など1,553万8,000円を計上しております。
     次に、17ページをお開きください。
     No.1、家庭教育学級交付金につきましては、家庭が本来果たすべき役割を改めて見つめ直す機会となるよう、家庭教育の意義や役割について学習していただくため、幼稚園の保護者会や小・中学校のPTAに対し交付金を交付する事業であり、経費として364万円を計上しております。
     次に、No.2、家庭教育情報提供事業費につきましては、家庭教育の必要性や重要性を啓発するとともに、家庭教育に必要な情報を提供するため、幼稚園の保護者会や小・中学校のPTAを対象として講演会などを実施するものでございまして、7万8,000円を計上しております。
     次に、下段No.3、早寝早起き朝ごはん啓発推進事業費につきましては、成長期の子どもに必要な生活習慣を身に付けさせるため、保護者を対象として啓発を図るものでございまして、啓発物品の購入経費など、41万5,000円を計上しております。
     恐れ入りますが、19ページをお開きください。
     上段のNo.1、市民スポーツ活動推進事業費につきましては、スポーツ活動の普及奨励により、市民の健康、体力づくりの保持・増進を図ることを目的に、スポーツなじみDAYや夏季巡回ラジオ体操などを開催するための経費として153万円を計上しております。
     次に、No.2、スポーツ推進事業補助金につきましては、スポーツの普及・振興を図るため、各種スポーツ大会やスポーツ教室、指導者養成事業などを開催する事業費として、財団法人厚木市体育協会に対し補助金として交付する経費として1,350万円を計上しております。
     次に、No.4、体育指導委員養成事業費につきましては、各地域におけるスポーツ、レクリエーションの普及・振興を図るため、体育指導委員の養成のための研修費や講習会の経費として409万1,000円を計上しております。
     1枚おめくりをいただき、20ページ上段を御覧ください。
     No.5、競技団体選手強化事業交付金につきましては、選手の競技力向上を図るため、競技団体が全国大会や関東大会、県大会に選手を派遣する際に実施する強化合宿や強化練習会等の事業に対し交付する経費でございまして、20万円を計上しております。
     次に、No.6、全国大会等出場奨励事業費につきましては、個人やチームが国際大会及び全国大会に出場が決まった場合に、出場経費の一部として交付する経費でございまして、130万円を計上しております。
     次に、下段No.7、体育施設整備事業費につきましては、スポーツ施設の整備充実を図るための予算であり、23年度におきましては、中三田スポーツ広場に水道、トイレ等の衛生設備を設置するための実施設計費、また、その他スポーツ広場の補修経費に充てる経費として461万円を計上しております。
     次に、21ページ上段、No.8、郷土芸能公開活用事業費につきましては、伝統文化や伝統芸能を保存・継承していくため、市内の郷土芸能保存団体及び市外の団体が一堂に会して公演を行う場の提供や、児童・生徒のための郷土芸能普及公演、出前体験講座を実施する経費であり、265万5,000円を計上しております。
     次に、No.9、郷土芸能後継者育成事業費につきましては、伝統文化や伝統芸能を保存・継承していくためには、市民の関心を高め、後継者を発掘・育成していく必要があることから、郷土芸能学校や後継者育成講座を引き続き実施するための経費といたしまして、187万6,000円を計上しているものでございます。
     次に、最終の22ページを御覧ください。
     No.1、人権教育・啓発推進事業費につきましては、市民の皆様への人権意識の啓発のための人権講座の開催や、啓発のためのあつぎビジョンのコンテンツ作成経費、また、教育委員会職員の人権意識の高揚を図るため、人権団体が主催する研修会等への職員派遣や資料の経費等として154万9,000円を計上しているところでございます。
     以上が社会教育担当の予算でございます。
     引き続き、学校教育部次長から所管部分について御説明を申し上げます。
  • 松本学校教育部次長 それでは、続きまして学校教育部の予算につきまして、主要の事業を中心に御説明申し上げます。
     恐れ入りますが、2ページにお戻りください。
     基本方針1に基づく事業でございます。
     まずNo.5、外国語指導助手派遣事業費でございます。こちらは新学習指導要領によりまして、平成23年度から小学校5、6年生の外国語活動の完全実施に伴いまして、小学校への外国語指導助手の派遣を拡充し、予算額3,702万6,000円を計上いたしております。
     次に、3ページでございます。
     No.11、小学校放課後あつぎ元気塾実施事業費でございます。放課後の教室を利用し、小学校3年生に国語及び算数の基礎的・基本的な内容の確実な定着を図るため、復習を中心とした個別の学習指導を行う、あつぎ元気塾講師を小学校23校全校に派遣するものでございます。予算額は858万2,000円でございます。
     次に、5ページをお開きください。
     No.18、小学校少人数学級実施事業費でございます。一人一人の児童に目が行き届いたきめ細かな指導を展開するため、厚木市独自の施策として全小学校低学年を35人以下の学級編制といたします。予算額は3,053万6,000円でございます。
     次に、No.19、こちらは新規事業になりますが、小学校教科担任制推進事業費でございます。小学校高学年の教科担任制を推進するため、小規模校に非常勤講師を派遣するものでございます。予算額は394万1,000円になります。
     次に、6ページをお開きください。
     No.21、こちらも新規事業でございますが、小中一貫教育推進事業費でございます。小中一貫教育の研究指定校において、中学校教員が学区の小学校で授業ができるように、中学校に非常勤講師を派遣いたします。予算額は394万1,000円でございます。
     次に、No.22、学校ICTサポーター事業でございます。ただいま教員1人1台の公務用パソコンの導入が完了して、さらに新しい学校ホームページ等のシステムも本格的に稼働している中で、それらの情報機器や教材ソフトを授業等で効果的に活用してもらうために、学校ICTサポーターによる支援を行うもので、予算額は1,024万1,000円でございます。
     次に、9ページをお開きください。
     No.10、登校支援推進事業費でございます。不登校児童・生徒への登校支援として、先ほど定数を増員していただきました青少年心理相談員を拡充し、平成21年度から始めました小学校へのスクールカウンセラーの派遣校を拡大して相談活動を充実させ、子どもたちが抱える様々な不安や悩みの軽減と不登校の未然防止、早期対応を図るものでございます。予算額は1,647万1,000円でございます。
     平成23年度教育予算(案)につきましては以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
     ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。いかがでしょうか。どうぞ。
  • 新川委員 1つ教えていただきたいのですが、小学校の少人数学級事業費ですが、35人学級ということで、これは文部科学省の方でも35人学級ということで、小学校1年生は35人学級、多分国の予算でできると思うのですが、これは昨年より予算はその分縮小になっているのでしょうか。
  • 小林教職員課長 昨年度は1年生につきまして少人数学級を行って、市費の非常勤講師を配置しておりました。平成23年度につきましては、今のところ国の方、法案がどうなるのか少し不安なところはあるのですけれども、1年生の方は、いわゆる標準法に基づいて、規定分として35人学級が行われますので、それを1学年上げまして、厚木市としましては、2年生の方を指導方法工夫改善の加配を使いまして少人数学級編制を行い、それを行った学校に対して非常勤講師を配置するということで、昨年度とほぼ同じ金額になっております。
     以上でございます。
  • 山本委員長 よろしいでしょうか。
  • 新川委員 はい。
  • 山本委員長 それでは、ほかにいかがでしょうか。
  • 利根川委員長職務代理者 お尋ねします。現在の不登校の生徒というのは、どれぐらいいるかお聞かせ願えますか。
  • 佐藤青少年教育相談センター所長 平成22年度までの調査結果というのがございまして、平成21年度の状況ですと、小学校が56人、中学校が260人ということで、316人という状況になっております。小学校の方は、神奈川県の平均よりも低い状態です。中学校の方は若干、神奈川県の平均よりも多いという状況でございます。現在、平成22年度においては、昨年度よりも減少している状況にあります。
     以上でございます。
  • 利根川委員長職務代理者 ありがとうございます。学校教育指導員及び青少年心理相談員が増員になっておりますけれども、是非子どもたちの支援をお願いできればと思います。
     また、青少年心理相談員、先ほどの議案でありましたけれども、来年度からは全校に全部配置すると、大変うれしい話だなと聞いておりましたけれども、また、この学校教育指導員の方も、できるだけ先生方をサポートできるように配置していただけるとうれしいなと思いますし、この不登校の子たちをいかに復帰させていただくかということが、大変重要なのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
  • 佐藤青少年教育相談センター所長 わかりました。
  • 山本委員長 ほかにはいかがでしょうか。どうぞ。
  • 難波委員 2つほどお聞きしたいと思います。外国語指導助手派遣事業費の件でございますけれども、先ほどの説明で来年度から小学校5、6年生に英語の勉強をするということで、この教員の確保はどのような形でなさるのか。あるいは、これは外国の方がどのぐらいパーセントとして教員の中にいるのでしょうか、全員日本人の方か、そういうことを少しお聞きしたいのですけれども。
  • 宮崎学校教育課長 外国語指導助手派遣事業につきましては、プロポーザル方式で業者に委託いたしまして、助手として、いわゆるALTという形で、母語を中心とした国際理解のような形で行います。先生方に外国の方はおられませんので、ALTの方が助手として入って、TTという形で事業を進めるということになっております。
     以上でございます。
  • 難波委員 ありがとうございます。
     もう一点、今度、小学校、中学校に冷暖房設備を設置する事業ということで、今年度は調査費が計上されておりますけれども、これから調査ということになるわけですが、教育委員会としては、おおむね何年くらいの計画というふうに考えていますでしょうか。もしお分かりになれば教えてください。
  • 大木教育施設課長 冷暖房の設備設置事業費ということでお尋ねいただいたわけですが、平成23年度当初予算では、御覧になっていただきましたように、調査費としまして小・中学校合わせて700万円を計上しております。
     この内容につきましては、先ほど申し上げましたが、最も効率的な、それぞれの小・中学校は立地条件が違っておりますので、都市ガスが入っている地域もあれば、違う地域もありますので、その立地条件を見ながら、最も効率的な方法を調査・研究してまいるわけなのですが、今、難波委員にお尋ねいただきましたように、昨年度猛暑ということで保護者の方、また、学校関係者の方からも御意見をいただいておりますので、この調査を受けまして、できるだけ早期にということで、余り時間がたってしまいますと学校間の格差という問題も生じてしまいますので、今のところですと、この調査を受けてなるべく早期に設置してまいりたいというふうに考えてございます。
  • 山本委員長 ほかには。どうぞ。
  • 利根川委員長職務代理者 基本方針7のスポーツ関係でお尋ねしたいのですけれども、いろいろと施設が充実していると思うのですけれども、特に河川敷の施設がなかなか整備が遅れているのかなという気配がするのですけれども、今回も中三田スポーツ広場の衛生設備などということでありますけれども、やはりかなりの使用頻度の高い場所かなと思いますので、河川法とかいろいろ制約があるのかもしれませんけれども、是非市民の方が使い勝手が良いとか、また、使って良かったなと、ありがたいと思うような施設整備をお願いできれば大変うれしいなと思います。教育予算も相当減っている中で、こういうお願いも辛いのですけれども、やはり市民が健康で生活するためには、スポーツが必ず大切なパートになりますので。
     それに関連しましてもう一つお願いしたいことがあるのですけれども、高齢者の方が元気で動ける状態が、やはり医療費を含めていろいろな面で経費削減になるはずですので、是非元気な高齢者をますます増やしていただけるような事業といいますか、考え方を前面に出していただけると、大変ありがたいと思うのですけれども、その辺の何か施策というようなものを考えているところはありますでしょうか。
  • 笹生スポーツ課長 まず1つ目の河川敷につきましては、県の土木事務所の方と協議をしながら、今回、新年度予算では水道引き込みの設計を含み、平成24年度以降で工事を進めていくという形で考えております。それ以外の広場につきましても、地域からの要望があり、また水道の設置なども要望を受けておりますので、順次進めていきたいというふうに考えております。
     2点目につきましては、この中に新年度予算でもスポーツなじみDAYというものがございまして、競技性が比較的低いニュースポーツなどを導入して、今年度は屋外を3回、室内を2回という形で5回実施してまいりました。来年度につきましては、屋外と体育館の中、同時に3回、今年度に例えますと6回分のものを計画しております。こういった中でグラウンドゴルフなど、高齢の方でも比較的取り組みやすいものの普及を進めていきたいというふうに考えております。
  • 利根川委員長職務代理者 ありがとうございます。特に高齢者の方の場合は、家から出るのがおっくうだというような方が増えると思うのです。そういうところに関して、こんな事業をやっているよということで、できるだけPRしていただいて、一人でも多く屋外に出られるような、家から離れて行動できるような情報提供などもしていただけると良いのかなと思います。
     もう一つ、先ほどのスポーツ広場ですけれども、特に河川敷で利用する市民の方が最重要視するのが、先ほど説明していただいたトイレと水道なのですが、いろいろな法律の関係で、こういう河川敷の中にできないとは思うのですけれども、その辺をいかに加味していただいて、使い勝手の良い、そういう水道の施設とか、トイレの施設を作っていただけないかなと思いますので、是非お願いしたいと思います。
  • 山本委員長 どうぞ。
  • 新川委員 ちょっと補足させていただきますと、僕は子どもを教えているのですが、是非女の子が使いやすいトイレを作っていただかないと、女の子が練習を河原でやると言うとすごく嫌がるのですね。ただ、トイレがあればいいということではなくて、そういうところも配慮していただければと思います。
     私の方から、小中学校一貫教育のところで予算立てしてあるのですが、多分これは先生一人分の給料では少ないと思いますので、どんな形で小・中学校の連携という形で、この派遣講師の方だけが行くのではなくて、既存の先生も小学校に行かれるのか、先ほどモデル校という話があったのですが、もしよろしければ教えていただきたいと思うのですが。
  • 山本委員長 お願いします。
  • 小林教職員課長 小中一貫教育推進事業につきましては、平成20、21年度のモデル校が小鮎中学校区、それから平成22、23年度が相川中学校区ということで、平成23年度につきましては、この2校を考えております。この2校に、まず中学校の正規の職員に小学校と兼務発令というものをしまして、そして中学校の教員が小学校に行って、小学校6年生の授業を行います。その分、中学校の授業が空いてしまいますので、そこに市費で非常勤講師を配置するということを考えております。
     以上でございます。
  • 山本委員長 よろしいでしょうか。ほかにはいかがでしょう。
     それでは、私の方も1つお願いがあります。難波委員の方からも話題に出ましたが、13ページの小・中学校普通教室冷暖房設備設置事業に係ることですが、今、年々、特に夏の気温が上がってきています。冬のための暖房というよりも、夏の暑さに耐え得る環境づくりというのがとても大事になってきていると思います。一般に予想したよりも、教室によってはかなり温度が高くなっている状況にあります。そういう要望が市町村いろいろなところで、いろいろな地域で出たり、工夫したり、努力したりしているところだとは思いますが、その中で厚木市がこの取り組みをスタートしてくださるというのは、大変うれしいことだなと感じました。
     子どもたちに快適な学習環境と、それから集中して学習できる状況、いろいろ含めた中で、とてもすばらしいことだと思います。できれば調査ということだけで、予算の見通しを立てていくだけでなくて、さらにその次への具体的な手だてを持った調査であってほしいなという感じを強く思います。というのは、少しでも早く子どもたちに良い環境を作ってあげたいという気持ちを持っておりますので、是非、できるだけ早い手立てができるように、また御検討いただければと思います。よろしくお願いします。
     ほかにはいかがでしょうか。
  • 柳川教育総務部長 例えば冷暖房機の設置の関係でございますけれども、委員長がおっしゃるように昨年、教育長、市長と各地区の低学年の保護者の方々のコミュニティトークに伺ったときに、行くところ行くところで冷房の話が出てきまして、そういった中で市長も特に心配をされまして、今回は調査なのですが、できれば継続的に、例えば平成23年度補正予算の中で財源が調達できれば、この調査結果がうまく早く出れば、例えば補正予算をお願いするとかいう形の中で、前倒しといいますか、早目の対応をしていきたいという、そういう気持ちはございます。やはり財源の問題等もございますので、それと相談しながら、できるだけ、先ほど教育施設課長が申し上げましたように、学校格差のつかないように、できるだけ短い期間の中で設置を検討していきたいというふうに考えております。
     以上です。
  • 山本委員長 前向きに取り組んでいただけるということを伺って、本当に楽しみに感じております。是非よろしくお願いいたします。
  • 利根川委員長職務代理者 12ページのところですけれども、先ほども少し出ましたけれども、体育館にしてもトイレにしても、こういうところなら入るのがうれしいなとか、また体育施設も、体育館なり、プールなり、こんな状況なら好んで泳ぎたいなとか、この体育館で運動してみたいなという、かなりの経費がかかるのは分かるのですけれども、そういう環境整備を、是非今後していただければうれしいかなと思います。
     本当にきめ細かいこの事業をずっと説明していただいて、すごいなと思いましたけれども、やはり少ない予算の中で、いかに子どもたちが学校内、あるいは市の施設の中で、こういう施設はうれしいなと思うようなところに、市の方の目が行き届いていただけると大変うれしいなと思いますので、また考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
  • 大木教育施設課長 今、トイレの改修のことでお話をいただいたわけなのですが、実際おっしゃるように、私どもの方でも、順次学校のトイレ改修を行っておるのですが、生活のスタイルといいますか、今、洋便器が主流でございますので、今までの学校施設は昔ながらの和便器でございましたので、それを洋便器主体に変えております。
     また、床も前は昔ながらのデッキブラシで、水を流して洗うようなシステムだったのですが、今は通常の事務室みたいな、ドライシステムというのですが、床張りのものにいたしまして改修を行っております。
     そういう中で、学校の方からは、あの嫌な臭いがなくなってきているということで、それが一番お子さんたちからも喜ばれておりますし、また、繰り返しになりますけれども、洋便器ということになりますので、お宅とかいろいろなところと同じようなスタイルで、用が足せるというようなことでございますので、そういうふうな子どもたちのニーズに応えていくような形で進めていきたいと思います。
     以上です。
  • 利根川委員長職務代理者 是非お願いいたします。
  • 山本委員長 ほかにはいかがでしょうか。
     それでは、最後に一つお願いします。21ページにございます郷土芸能公開活用事業、それから郷土芸能後継者育成事業費というのがございます。特にこの中の後継者育成事業については、大変良い効果を上げてきていらっしゃるということで、郷土芸能まつりを私も鑑賞させていただいたわけですけれども、そこでの成果、後継者の育成で育った方々が、すばらしい発表をされていらっしゃったということ。これから先も楽しみだなという、皆さん方の努力の成果が少しずつ大きく花開いていく感じを持ちました。
     ぜひその二つの事業等を含めて、郷土芸能等について、市民の皆様への周知徹底、また子どもたちへの周知徹底を、今までしていたから、そのとおり大事に続けていこうということにプラスして、より周知徹底できる、また、新たな視点で努力をしていただけたら、この予算がさらに生きるかなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
     ほかにはよろしいでしょうか。
     ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 山本委員長 異議なしと認め、議案第5号を可決いたします。
     では、報告事項2 平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いします。
  • 相原教育総務課長 報告事項2 平成22年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
     資料2を御覧いただきたいと存じます。
     本件につきましては、教育委員会各課から提出のありました表彰候補者内申書に基づき、去る1月26日に開催いたしました、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしましたものを随時表彰するものでございます。
     まず、1ページ目を御覧いただきたいと存じます。
     個人の部でございますが、第24回神奈川県トランポリン大会、園児年中以下クラス女子の部で第1位を受賞されました石田美咲希様を始めといたしまして、34人を表彰するものでございます。
     次に、4ページを御覧いただきたいと存じます。
     団体の部でございますが、第34回神奈川県アンサンブルコンテスト中学校部門フルート四重奏及びクラリネット八重奏で金賞を受賞されました、厚木市立厚木中学校吹奏楽部様を始めといたしまして、5団体を表彰するものでございます。
     個人及び団体いずれにつきましても、スポーツ及び文化の分野におきまして優秀な成績を収められております。
     続きまして、5ページの教育委員会感謝状でございますが、平成17年度から、毎日児童の下校時に通学路の交通事故防止及び防犯のため、厚木第二小学校から船子団地まで同道しながら見送り活動を行い安全確保に尽力されました、三代義昭様に贈呈するものでございます。
     表彰式につきましては2月28日、月曜日、午後4時、市役所第二庁舎16階会議室で開催する予定でございます。
     以上でございます。
  • 山本委員長 ありがとうございました。
     ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
     特になければ、報告事項2を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。
     再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。お疲れさまでした。

休憩時刻15時23分
再開時刻15時25分

 日程5 議案第6号 厚木市立小・中学校の校長及び教頭の人事異動の内申について(資料に基づき説明し、可決された。)
休憩時刻15時29分
再開時刻15時31分

 報告事項1 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

  • 山本委員長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     これをもちまして平成23年厚木市教育委員会2月定例会を閉会いたします。

閉会時刻15時36分

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〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

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