平成24年厚木市教育委員会4月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議情報

会議主管課

教育総務課
会議開催日時 平成24年4月24日火曜日
午後2時
会議開催場所 厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室
出席者 委員長 利根川 勇
委員長職務代理者 難波 有三  
委員 山本 玲子
委員 新川 勉
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、杉山学校教育部長、山田社会教育部長、
相原教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
内山公民館担当次長、長谷川教育総務課長、市川学校施設課長、
山崎保健給食課長、須藤学校教育課長、志賀学務担当課長、
高澤教育研究所長、木村青少年教育相談センター所長、
一柳スポーツ課長
説明者 事務局職員

1 教育長報告

2 協議事項

(1) 厚木市中学校選択制の見直しについて 

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 平成24年度教育施設整備計画について
  • (3) 結核対策委員会委員の委嘱について
  • (4) 厚木市教育研究所研究員の委嘱について
  • (5) 厚木市青少年相談員の委嘱について
  • (6) 厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱について
  • (7) 厚木市スポーツ推進委員の委嘱について 

会議の経過は、次のとおりです
開会時刻14時12分

  • 利根川委員長 定刻になりました。
     現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。
     ただいまから平成24年厚木市教育委員会4月定例会を開会いたします。
     厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、山本委員を指名させていただきます。よろしくお願いいたします。
     始めに、教育長報告をお願いいたします。
  • 平井教育長 平成24年3月27日に開催されました、3月定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
     お手元の資料の1番目でございます。3月29日、木曜日、教職員退職者感謝状贈呈式を行いました。
     退職される先生方に、退職後も引き続き市内の小・中学校において、御尽力いただきたい旨のお話をいたしました。
     続きまして、3番目、5番目でございます。3月30日、金曜日、4月2日、月曜日、教職員退職等辞令伝達式及び教育委員会人事発令を行いました。
     こちらは、委員の皆様にも御出席いただきまして、誠にありがとうございました。
     続きまして、6番目、7番目、8番目でございます。市内の大学、小学校、中学校とそれぞれの入学式に出席いたしまして、お話をさせていただきました。
     続きまして、10番目でございます。4月6日、金曜日、教育委員会会議室におきまして、課長職以上の教育委員会職員を対象に、教育委員会連絡会議を行いました。
     この中で、今年度の抱負ですとか、教育委員会における喫緊の課題等について、全職員一丸となって、教育環境の改善整備に向けて頑張ってほしい旨の話をいたしました。
     続きまして、12番目でございます。4月10日、火曜日、平成24年度第1回厚木市小・中学校長会議に出席いたしました。
     今年度につきましても、各学校で充実した教育活動が展開されるよう、学校の実態に合わせて、是非、尽力してほしい旨のお話をいたしました。
     続きまして、13番目でございます。4月12日、木曜日、庁務用務員研修に出席いたしました。
     学校は、先生と子どもたちだけで運営されているのではなく、先生をサポートしたり、子どもたちの話し相手になったり、そのような立場で庁務用務員の皆様も、学校教育に関わっている。そのことについての感謝の気持ちと、教育委員会でこれから取り組もうとしている事業等についてお話しいたしました。
     続きまして、17番目でございます。4月15日、日曜日、厚木市営南毛利スポーツセンターにおきまして、第18回厚木市中学生ソフトテニス大会に出席いたしました。
     厚木市となっておりますが、実際は、厚木市と愛川町の生徒の皆さんに参加いただき、厚木・愛甲地区の中学生のソフトテニス大会となっております。こちらの大会も、熱心な生徒、顧問の先生、そして応援の保護者の皆様など、大勢の方に参加いただき、盛大に開催することができました。
     続きまして、19番目でございます。4月15日、日曜日、平成24年度厚木市子ども会育成連絡協議会総会・第4回子ども会活動写真コンクール表彰式に、小林市長と私が出席いたしました。
     当日は、143人の保護者の皆様に御出席をいただき、盛大に開催することができました。
     続きまして、20番目以降でございますけれども、教育現場訪問ということで、市内の公民館等を視察いたしました。
     地域の社会教育施設の拠点として、職員の皆様には、より一層の努力をしてほしいというお話をいたしました。
     続きまして、22番目でございます。4月18日、水曜日、平成24年度厚木市スポーツ推進委員委嘱式を行いました。
     スポーツ基本法の改正で、名称もスポーツ推進委員となりました。60人の皆様に委嘱をさせていただきました。
     続きまして、29番目でございます。4月21日、土曜日、平成24年度厚木市青少年相談員委嘱式を行い、102人の皆様に委嘱をさせていただきました。
     続きまして、32番目、33番目、34番目でございます。それぞれ対象の方は異なりますが、今年度の教育委員会の運営につきまして、教育長講話を行いました。
     指導主事は、単に職員として行政に携わるだけでなく、教育委員会全体のブレーンとしての活躍を期待しているといった内容の話をいたしました。
     次の、平成24年度第1回厚木市立公民館長等会議でございますが、子どもは家庭・学校・地域社会の連携で育てていきたいというお話をいたしました。そうした中で、地域の社会教育の拠点である公民館の重要性等について、公民館長等の皆様と、共通認識をした次第でございます。
     次の、第1回初任者研修会でございますが、本日の午前中でございました。これから良い先生になれるよう、一生懸命努力してほしい旨の話をいたしましたが、これは、待ったなしの勝負であります。今、目の前にしている子どもたちは、皆さんがベテランになるまで待ってくれませんので、とにかく全力投球をお願いしたいという話をしました。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     それでは、本日の日程のうち、報告事項1 事務の臨時代理の報告につきましては、児童・生徒個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については、会議を非公開としたいと思いますのが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 利根川委員長 御異議ありませんので、報告事項1につきましては非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
     なお、傍聴される方におかれましても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら、退室いただくことになりますので、あらかじめ御承知おき願います。
     協議事項に入ります。
     協議事項1 厚木市中学校選択制の見直しについて、協議内容の説明をお願いします。
  • 志賀学務担当課長 それでは、厚木市中学校選択制の見直しにつきまして、御説明申し上げます。
     中学校選択制につきましては、平成16年度に策定されました、厚木市教育改革プランに基づきまして、平成17年度の入学者から、市内13中学校の中から中学校を選択する、自由選択制を導入しております。平成24年度の入学者までで、608人の生徒がこの制度を利用しております。
     選択制のねらいにつきましては、保護者の責任に基づいた学校選択を行うことにより、生徒一人一人が自らに適した教育環境で、個性や能力を伸ばすことができ、部活動や友人関係、あるいは学習など、中学校生活を有意義に行えるようにすることでございます。
     そこで、厚木市教育委員会では平成21年度に、より良い選択制の方向性を見出すため、庁内に中学校選択制見直し検討委員会を設置して検討してまいりました。
     こうした中、平成22年度に現状と課題を把握するため、選択制を利用して入学した生徒及びその保護者、また、受入れ側の中学校の校長先生、教頭先生及び総括教諭を対象としてアンケート調査を実施いたしました。
     このアンケート調査では、生徒及び保護者につきましては、親しい友人と同じ中学校へ入学できて大変よい、あるいは、部活動が楽しいなどの声をいただいておりますが、中学校側からは、生徒指導が広域化して速やかな対応が取りにくい、あるいは、登下校の安全確保が心配である、また、地域とのつながりが薄くなりかねないという意見が寄せられております。生徒、保護者と学校の認識に大きな開きがあるという結果でございます。
     その中では、現行の自由選択制のほかに、ブロック選択制や隣接区域選択制などについて、できれば庁外委員、外部委員を中心とした検討組織を設置し、専門的かつ総合的に検討していくことが望ましいという提言がされております。
     この庁内検討委員会の提言を踏まえまして、平成23年度に学識経験者、小・中学校長の代表、教員の代表及びPTAの代表で組織する、厚木市中学校選択制見直し検討委員会を設置しました。
     検討委員会では、望ましい選択制はどうあるべきか、子どもたちのために何をするべきかという視点に立ちまして、厚木市にふさわしい選択制を見出すため、現行の自由選択制とともに、ブロック選択制や隣接区域選択制についての検討を進めてまいりました。
     また、選択制と不可分の関係にあります、通学環境など、安全面の配慮、地域との連携などにつきましても検討いただき、本年3月に報告書を提出いただきました。
     検討の結果につきましては、参考資料の2ページ目に、報告内容としてまとめてございますけれども、通学環境、安全面及び地域とのつながりが重要であり、特に、東日本大震災後は、地域とのつながりの重要性が再認識されておりまして、生徒の安全を何よりも優先させるべきであるということから、従来の指定校制度は残したままで、指定校に隣接する中学校の区域内で、希望する中学校1校だけを選択する隣接区域選択制へと見直すべきであるという意見をいただいております。
     また、自由選択制から、隣接区域選択制へ移行する場合に想定される課題につきまして、四つの提案をいただいております。
     まず、1点目ですが、指定校及び隣接校に希望する部活動がない場合には、隣接しない中学校への進学に配慮すべきである。2点目は、私立の中学校を受験する児童に対しても、選択制の申込みができるようにする。3点目は、選択制の申請期間を、可能な限り延長すること。4点目は、学校教育全体を生徒の個性をいかせるような、創造的で柔軟なものにしていく必要があり、このような教育を実現するためには、魅力・特色のある学校づくりが重要であるということでございます。
     教育委員会といたしましては、検討委員会からの報告を基にいたしまして、生徒の安全が最優先されるべきである、地域とのつながりや連携が再認識されている、また、今までの選択制の中では、隣接校から9割の入学者があるということから、検討委員会の報告のとおり、指定学校制度は残したままで、指定校に隣接する中学校への就学を認める、隣接区域選択制へと変更したいと考えております。
     また、検討委員会からの制度見直しに係る課題につきましても、できる限り尊重してまいりたいと考えております。
     変更の具体的な内容につきましては、2ページ目の表にありますとおり変更してまいりたいと考えております。
     隣接する中学校の中から1校だけ選択する。受入れ上限人数につきましては、毎年度、中学校長と協議をして決める。これについては、従前は40人を上限としておりました。なお、一部の学校につきましては教室数等の関係で、10人から20人という形にしておりますが、今後につきましても、中学校長と協議を進めますけれども、各中学校とも、20人程度を目安にしていきたいと考えております。
     抽選につきましては、受入れ上限人数を超えたものは、公開抽選ということで、変更はございませんけれども、上限人数を超えなかった中学校のみ、1月中旬まで2次申請を可能とすると考えております。
     次に、私立については申込みができるようにいたします。ただし、抽選の場合には、補欠扱いに変更したいと考えております。
     申込みの期間ですが、11月上旬までだったものを、11月中旬までといたします。
     部活動につきましては、隣接学校に希望する部活がない場合のみ、隣接しなくても可とすると考えております。
     今後のスケジュールについては、参考資料の最後のページを御覧いただきたいと思います。本日の定例会の後、7月下旬頃までに細部につきまして検討し、要綱の改正を行いたいと思います。
     その後、8月に小・中学校長への説明、同時に中学校長との受入れ人数の協議を行います。9月に小学校の教頭先生及び6年生を担当する先生に対する説明、10月中旬頃から中学校を会場にしまして保護者説明会、その後、申込みというスケジュールで進めたいと考えております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 説明ありがとうございました。
     ただいまの説明に対しまして、何か御意見がありましたらお願いいたします。
  • 難波委員長職務代理者 平成24年度に中学校選択制度を利用した生徒数、そして、もしよろしければどのような理由だったのか、分かる範囲で結構なのですが、お教えいただけますでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 平成24年度に選択制を利用して入学した生徒の数は59人でございます。選択制の希望理由につきましては、部活動が18人、友人関係が18人、また、教育活動や教育方針などの教育環境によるものが14人、通学距離によるものが9人となっております。
     以上でございます。
  • 難波委員長職務代理者 ありがとうございます。59人の方が希望したのですね。重ねて質問いたしますが、一部の学校に希望者が増えて、抽選で希望の学校に行くことができなかったお子さんはいらっしゃるのですか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 今年度の入学者につきましては、抽選は実施してございません。全ての学校につきまして、上限人数を超えておりませんでしたので、そのまま入学してございます。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 新川委員 8年間経過して約600人が制度を利用しているということで、600人の子どもたちが、良い教育環境の中で、中学校生活を送れたのかなということで、評価をさせていただきたいと思います。
     その中で質問なのですが、今回、一番大きいのは自由選択制から隣接区域選択制に変えたいということだと思いますが、それによって具体的にいろいろな問題点があったと思うのですが、どのような形で解決されるのかお聞きしたいのと、それからもう一点、私立中学校を受験された方が、今までは申込みができなかった。この理由が私には分かりませんが、新学期の学級編制などに問題はないのか、そこを聞きたいと思います。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 まず、最初の御質問でございますけれども、一番重要なことは、生徒の登下校における安全確保と考えております。東日本大震災もございました。また、昨年は台風もございましたし、今年は3月に雪が降ったところもございます。このような場合におきましては、生徒・保護者に関しましては、例えば登下校において、より安心して通学ができるようになると考えます。
     また、中学校に関しては、登下校の生徒への指導が、より迅速に対応できるようになります。
     次に、二つ目の御質問でございますが、私立中学校の合格発表は、2月中旬だと思います。私立中学校を受験した方が申込みをいたしまして、もし抽選になった場合は補欠扱いとなります。こちらにつきましては、通常の転出入でも同様でございますので、支障はないと考えております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。お願いいたします。
  • 山本委員 私は受入れ上限人数についてお伺いしたいと思います。
     中学校ごとに受け入れることが可能な人数を、校長と協議の上、教育委員会で定めるということで、現行は厚木中学校、睦合東中学校、南毛利中学校、玉川中学校は10人から20人とあり、全体的には40人を上限としていたわけですね。それが、今回20人を目安とするというように変わってきているわけですが、その理由を教えていただければと思います。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 今まで一部の学校を除きまして、上限人数を40人としておりました。実際に申請があった学校につきましては、一桁台がほとんどでございます。したがいまして、現実的には40人を上限人数としておりましても、多い学校でも10人程度というのが現実でございます。
     そうした中で、教室数などを考慮しながら、子どもと保護者の希望を尊重するうえでも、20人を目安として学校側にお願いして、できる限り抽選をなくしてまいりたいと考えております。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 難波委員長職務代理者 先ほど平成24年度は、59人が制度を利用したということでお話をいただきましたけれども、例えば、今年度の59人のうち、仮にこれが隣接区域選択制になったとして、子どもたちがこの制度を利用した場合に、一体どのくらいの子どもたちが希望する学校へ行けなくなってしまうのか、もし人数が分かれば、お話しください。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 今年度につきましては、59人の生徒が中学校選択制で入学しておりますけれども、これが隣接区域選択制に変更になった場合、今年度ですと3人の生徒が隣接区域以外の学校を希望しております。そのうち二人の方は教育環境という理由でございます。それから、もう一人の方は部活動ということで申請をされています。
     新しい制度になりました場合には、隣接区域内に希望する部活動がない場合には、隣接区域外への申請をすることができます。本年度の例で申し上げると、市内の中学校で一つしかない部活ということでございますので、その方は隣接区域外へ申請ができます。
     また、教育環境が理由の二人の方につきましては、申請ができないということでございます。ただし、個別の事情がある場合につきましては、指定学校変更制度という制度がございまして、対応できるかどうか判断してまいります。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 山本委員 選択をするのに今まで自由であったものが、今御説明いただいた内容では、教育環境を理由にすると検討を要することになりそうだと伺いました。
     部活動以外でも、お友達関係、生徒指導等の関係などを理由に、隣接区域以外を希望するというようなことになった場合は、先ほどお話があったような、指定学校変更制度を利用するというような形になっていくのでしょうか。それともほかに何か配慮があるのでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 選択制につきましては、やはり隣接区域内が原則ということでございますので、特別な事情があれば、先程申し上げましたとおり、指定学校変更制度において対応が可能と考えております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 山本委員 基本的には隣接区域の選択制でなく、自由に選べるというのは、部活動が理由の場合のみということですね。その他については、指定学校変更制度を利用することになりますが、それは保護者と学校、また、教育委員会はどのような方法で、相談していく形になるのでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 指定学校の変更につきましては、まず保護者から教育委員会が事情を伺って、その結果を御本人が希望する学校に伝え、校長先生の許可が得られれば指定学校の変更できます。また、教育委員会といたしましては、指導主事等の意見も参考にしながら対応してまいります。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 お願いいたします。
  • 新川委員 この制度ができたときに、PTA活動など、いろいろな地区の活動はどうなるのだという話が実際にあったのを、私は覚えております。しかしながら、私自身はそれが支障になったという話は、は聞いておりませんし、今回の上限人数が40人から20人になるということですので、割合も少なくなるのかなと思います。でも、我々地区で活動している人間とすれば、やはり中学生がいろいろな形で地区のお祭り等に戻ってきてほしいという立場にいます。
     検討委員会の中には私の知っている方の名前がありますし、いろいろな意見を聞いていただいたと思うのですが、確か厚木市の条例でパブリックコメントをという話がありましたので、今回の件については、代表者というよりは、市民の皆様から意見をお聞きして、良いものができたらいいのかなと思いますが、それについてはいかがでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いします。
  • 志賀学務担当課長 厚木市市民参加条例が4月から施行されております。つきましては、検討委員会で検討されておりますけれども、市民の皆様からの幅広い御意見を伺うという観点から、パブリックコメントを実施してまいりたいと考えております。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。是非お願いしたいと思います。
     それでは、ほかに意見がないようですので、本件について協議を終わります。
     続きまして、報告事項に入ります。
     報告事項2 平成24年度教育施設整備計画について、報告をお願いいたします。
  • 市川学校施設課長 平成24年度に実施する校舎その他の施設整備のうち、特に重要な工事の整備内容につきまして、資料2に基づき御報告させていただきます。
     今回、報告する内容といたしましては、一覧表に示すとおり、中学校1校1棟の校舎のトイレ改修及び小学校1校1棟の校舎外壁・屋上改修でございます。
     それでは、各工事の概要につきまして御説明いたします。恐れ入りますけれども、裏面の2ページを御覧いただきたいと思います。
     始めに、睦合東中学校東棟校舎トイレ改修工事につきまして、御説明いたします。
     本改修工事は、安全で快適な施設環境を確保するため、トイレ改修を行い、明るく清潔感があり、バリアフリーに対応する施設の整備促進を図ることを目的として、実施するものでございます。
     今回、トイレ改修する東棟校舎は、昭和63年に建設された、鉄筋コンクリート造4階建ての校舎でございます。改修するトイレの面積は、275平方メートルでございます。
     右側の3ページ、下段の配置図を御覧いただきたいと思います。東棟の黒く塗った部分が、今回、改修をするトイレ部分でございます。工事内容につきまして御説明させていただきますので、4ページの平面図を御覧いただきたいと思います。
     東棟1階、2階、4階の生徒用トイレでございます。平面図の上段が改修前の図面で、下段が改修後の図面となっており、男女それぞれに、準みんなのトイレを設ける予定でございます。
     5ページの平面図を御覧いただきたいと思います。これにつきましては、東棟3階の生徒用トイレでございます。ここには、女子トイレにみんなのトイレを設け、男子トイレには、障がい者対応トイレを設けるということでございます。
     全体の改修内容といたしましては、現在ウエット方式になっているものを、ドライ方式による床・壁の改修を行うものでございます。また、大便器につきましては洋風便器を多くして、和便器を若干設けるということでございます。また、男子用の小便器につきましては、節水を考慮して自動洗浄方式に整備するという工事でございます。
     工事期間につきましては、6月下旬から8月末を予定してございます。
     次に、緑ヶ丘小学校南棟校舎外壁・屋上改修工事につきまして、御説明をさせていただきます。
     7ページを御覧いただきたいと思います。
     下段の配置図がございますけれども、網かけをしている部分が、今回、外壁及び屋上を改修する南棟校舎と渡り廊下ということでございます。
     6ページにお戻りいただきまして、この改修工事につきましては、外壁・屋上の改修を行い、安全で快適な施設環境の確保を図るということを目的として、実施するものでございます。今回外壁・屋上を改修する南棟校舎につきましては、昭和55年に建設された、鉄筋コンクリート造4階建ての建物でございます。改修する外壁の面積につきましては2,294平方メートル、屋上の面積につきましては899平方メートルでございます。
     工事期間につきましては、6月初旬から9月下旬を予定しているところでございます。
     以上が、平成24年度の重要な工事の整備内容でございます。よろしくお願いいたします。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     ただいまの報告に対して、何かございますでしょうか。お願いいたします。
  • 難波委員長職務代理者 睦合東中学校のトイレ改修の平面図を見ているのですけれども、若干ですが、男子・女子ともに、便器の数が少なくなる。それぞれ一つ一つが充実していますので、当然だと思いますが、数が少なくなることについて問題はないですか。
  • 利根川委員長 お願いいたします。
  • 市川学校施設課長 ただいまのお話のように、便器の数が少なくなるということでございますけれども、学校とも十分調整をいたしまして、対応は可能であると判断いたしましたので、問題はないものと考えております。
  • 利根川委員長 お願いいたします。
  • 山本委員 小さなことになるかもしれませんが、洋式・和式のトイレがありますね。今の子どもたちはどちらかというと、洋式のトイレでないと使いにくいという人が多くなっていると聞いていますが、中には家ではずっと和式で、和式でないと使いにくいという子どもがいるかもしれないと思うのですが、男子用は和式がなくなるわけですよね。そのあたりで問題はないでしょうか。
  • 利根川委員長 お願いいたします。
  • 市川学校施設課長 トイレ改修をする中で、整備の方針といたしまして、1か所に二つまでは洋便器で、三つ以上ある場合には、一つを和便器でという基準がございます。山本委員がおっしゃられるように、今、社会の中でも和便器は当然ございますので、女子につきましては残しているということでございますけれども、三つ以上ある場合には、一つは和便器ということで、基準としております。
  • 利根川委員長 ほかになければ、報告事項2を終わります。
     次に、報告事項3 結核対策委員会委員の委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 山崎保健給食課長 報告事項3 結核対策委員会委員の委嘱につきまして御報告申し上げます。恐れ入りますが、資料3を御覧ください。
     結核対策委員会につきましては、小・中学校におきまして実施しております、児童・生徒の健康診断等におきまして、学校医が結核の疑いがあり、検討を要すると判断いたしました、児童・生徒の管理方針を検討するために設置しております。委員の方々につきましては、結核対策委員会要綱第3条の規定により、それぞれ選出区分から推薦をいただきまして、御覧のとおり委嘱するものでございます。再任の方が5人、新任の方が4人でございます。任期につきましては、平成24年5月1日から平成25年4月30日までの1年間でございます。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対しまして何かございますでしょうか。
     特にないようですので、報告事項3を終わります。
     次に、報告事項4 厚木市教育研究所研究員の委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 高澤教育研究所長 平成24年度厚木市教育研究所研究員の委嘱及び教育研究員について、資料4の名簿に基づきまして御報告いたします。
     本年度、厚木地区私立幼稚園協会から御推薦いただきました、二人の幼稚園関係職員を、厚木市教育研究所設置条例施行規則第2条に基づき、4月13日に研究員として委嘱いたしました。いずれも再任でございます。
     恐れ入りますが、裏面を御覧ください。同じく4月13日に調査研究部会の発足式を行い、今年度は四つの研究部会で調査研究を進めております。小・中学校の教員26人と厚木市立保育所の保育士二人の方々につきましては、公務として取り組んでいただきますので、教育研究員と区別をしております。
     部会の一つ目の言語活動の充実に関する調査研究は、子どもたちの思考力、判断力、表現力等を育むために、国語を始め、各教科等における言語活動の充実を図るための手段について、小学校・中学校の教員が共同で研究を進めるものです。
     二つ目の就学前教育と小学校教育の円滑な接続に関する調査研究は、子どもたちの発達を幼児期から児童期に円滑につなぐための、具体的な指導の在り方について、市立保育所の保育士、幼稚園と小学校の教職員が、共同で調査研究するものでございます。いずれも昨年度からの継続の部会であり、この二つの部会の研究期間は、平成23・24年度の2年間です。
     三つ目の郷土や地域のよさを発信する授業づくりに関する調査研究は、学習指導要領の全面改定を踏まえ、郷土の教育資源をいかしながら、郷土を愛する態度の育成を図るための手段について、小学校・中学校の教員が共同で研究を進めるものでございます。
     四つ目の授業にいかすICT活用に関する調査研究は、授業改善の一環としてICT機器の有効活用を図ることにより、より分かりやすく、深まる授業づくりの手段について、研究を進めるものでございます。この二つの部会は新規部会となります。研究期間は平成24・25年度の2年間を予定しております。
     なお、研究員と教育研究員の任期としては、4月13日の部会発足から来年の3月31日までの1年間となります。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございました。
     ただいまの報告に対して何かございますでしょうか。お願いいたします。
  • 難波委員長職務代理者 研究員の名簿の、ちぐさ幼稚園の中尾先生は、4月から園長になられたと思うのですけれども、確認してみてください。また、園長先生でも別に研究員としてはよろしいのですか。
  • 利根川委員長 お願いいたします。
  • 高澤教育研究所長 早速、確認したいと思います。なお、園長先生でございましても、全く研究員として差し支えございませんし、一層の御活躍ができるものと考えております。
  • 利根川委員長 それでは、確認をよろしくお願いいたします。
     ほかになければ、報告事項4を終わります。
     続きまして、報告事項5 厚木市青少年相談員の委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 木村青少年教育相談センター所長 報告事項5 厚木市青少年相談員の委嘱につきまして、資料5の名簿に基づきまして、御報告いたします。恐れ入りますが、資料5を御覧ください。
     平成24年度厚木市青少年相談員としまして、青少年の健全な育成を図るため、地区選出74人、学校選出28人、合計102人の方に委嘱いたしました。任期は平成24年4月1日から平成26年3月31日までの2年間でございます。主な職務といたしましては、遊技場などが集中する本厚木駅周辺や、各地区での街頭パトロールを実施し、青少年への声掛け指導を行っていただきます。
     なお、今回新任の青少年相談員は、地区選出23人、学校選出19人となっております。資料の中では新任と記載させていただいております。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対しまして、何かございますでしょうか。
     特にないようですので、報告事項5を終わります。
     続きまして、報告事項6 厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 木村青少年教育相談センター所長 報告事項6 厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱につきまして、資料6の名簿に基づきまして、御報告いたします。
     恐れ入りますが、資料6を御覧ください。
     今年度、不登校やいじめ、非行等の課題を抱える児童生徒の置かれている環境への働きかけ、関係機関等とのネットワークの活用等、多様な支援方法を用いて、課題解決を図ることを目的に、横井葉子様に厚木市教育ネットワークコーディネーターを委嘱いたしました。任期は平成24年4月1日から平成25年3月31日までの1年間でございます。
     主な職務といたしましては、課題を抱える児童・生徒が置かれている環境への働きかけ、関係機関等とのネットワークの構築、保護者、教職員等に関わる支援、相談、情報提供などです。
     以上でございます。
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対しまして何かございますでしょうか。
     特にないようですので、報告事項6を終わります。
     次に、報告事項7 厚木市スポーツ推進委員の委嘱について、報告をお願いいたします。
  • 一柳スポーツ課長 厚木市スポーツ推進委員の委嘱について、資料7に基づきまして、報告をさせていただきます。
     厚木市スポーツ推進委員につきましては、昨年のスポーツ基本法の改正に伴い、体育指導員から名称が変更になったもので、平成24年3月31日をもちまして任期満了となり、スポーツ基本法第32条第1項の規定に基づき、71人のスポーツ推進委員を、新たに委嘱したものでございまして、このうち新任が13人、再任が58人となります。任期は平成24年4月1日から平成26年3月31日までの2か年でございます。
     なお、委員の年齢は27歳から67歳までの方で、平均年齢は54歳となり、また女性の委員が22人おられます。氏名につきましては資料に記載のとおりでございます。
     以上、報告とさせていただきます。 
  • 利根川委員長 ありがとうございます。
     ただいまの報告に対しまして何かございますでしょうか。
     ほかにないようですので、報告事項7を終わります。
     それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。ありがとうございました。
     なお、傍聴いただきました方についても、これ以降、会議を非公開としますので、御退席いただくようお願いいたします。ありがとうございました。 

暫時休憩 15時20分

再開時刻 15時27分
 報告事項1 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)

  • 利根川委員長 以上で本日予定しておりました案件は、全て終了いたしました。これをもちまして平成24年厚木市教育委員会4月定例会を閉会いたします。ありがとうございました。  

閉会時刻15時27分

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