平成25年厚木市教育委員会3月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成25年3月26日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 難波 有三
委員長職務代理者 新川 勉
委員 馬嶋 順子
委員 田口 孝男
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、杉山学校教育部長、山田社会教育部長、
相原教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
内山公民館担当次長、長谷川教育総務課長、市川学校施設課長、
山崎保健給食課長、中村学校給食センター所長、須藤学校教育課長、
小林教職員課長、高澤教育研究所長、木村青少年教育相談センター所長、
三橋中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第6号 第2次厚木市子ども読書活動推進計画について
日程2 議案第7号 平成25年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 事務の臨時代理の報告について
  • (3) 事務の臨時代理の報告について
  • (4) 事務の臨時代理の報告について
  • (5) 事務の臨時代理の報告について
  • (6) 厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱について
  • (7) 平成25年度厚木市立小・中学校学校医等について
  • (8) 東日本大震災における福島原子力発電所事故に伴う賠償請求について
  • (9) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (10)学校給食費の公会計化について
  • (11)平成25年度教職員の研修方針について
  • (12)厚木市青少年心理相談員の委嘱について
  • (13)厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱について

会議の経過は、次のとおりです

開会時刻14時00分

 難波委員長 定刻になりました。現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。
 ただいまから、平成25年厚木市教育委員会3月定例会を開会いたします。
 厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、馬嶋委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。
 初めに、教育長報告をお願いいたします。
 平井教育長 平成25年2月19日に開催されました、2月定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
 お手元の資料の3番目でございます。
3月3日、日曜日、荻野運動公園競技場におきまして、2013ちびっこマラソン&駅伝競争大会開会式及び表彰式に出席いたしました。
 約700人もの小学生に参加いただきまして、盛況のうちに、無事終了することができました。また、委員の皆様にも御出席いただきまして、誠にありがとうございました。
 続きまして、4番目でございます。
 同日ですが、及川球技場におきまして、第3回あつぎ小学生・親子ティーボール大会に出席いたしました。
 参加チーム数が18チームということで、先ほど御報告いたしましたが、2013ちびっこマラソン&駅伝競争大会もあった中、大勢の子供たちに参加いただきました。
 続きまして、5番目でございます。
 こちらも同日ですが、依知南公民館ほか各地区の公民館まつりに出席いたしました。
 年々、小・中学生がボランティアなどで、行事に参加することが多くなってきました。これは、とても良いことで、学校教育と社会教育がお互いに手を携えて実施されている、地域の皆様の思いが詰まった公民館まつりでございました。
 続きまして、6番目でございます。
 3月8日、金曜日、南毛利中学校におきまして、第65回卒業証書授与式に出席いたしました。
 南毛利中学校は、私も30年くらい前に勤務しておりました経緯もございまして、当時の生徒が今、親になって、先生と声を掛けてくれる場面もございまして、非常に印象深く感じました。
 続きまして、7番目でございます。
 3月9日、土曜日、東町スポーツセンターにおきまして、第40回厚木市スポーツ人のつどいに出席いたしました。
 体育協会の会長として、挨拶と賞状の伝達をいたしました。
 様々なスポーツ団体の皆様が、一堂に会して情報交換をするという場面は、多くございませんので、皆様、大変喜んでおりました。
 続きまして、12番目でございます。
 3月12日、火曜日、厚木市教育委員会表彰式に出席いたしました。
 被表彰者につきましては、個人で40人、団体で8団体ございまして、教育委員会感謝状、教育長感謝状を伝達いたしました。
 特に、感謝状を伝達いたしました3団体につきましては、各地域の子供たちのために、いろいろな援助をいただきまして、感謝を申し上げるものでございます。
 続きまして、15番目でございます。
 3月15日、金曜日、平成24年度教育実践奨励賞贈呈式に出席いたしました。
 小・中学校の先生が、日々の授業実践の中から、自分自身の実践記録集を作成したものでございます。これを各学校の先生に情報提供することによって、指導方法の工夫改善に資するものになってほしいという趣旨で、始まったものでございまして、今年も大勢の先生から応募がございました。
 続きまして、16番目でございます。
 3月16日、土曜日、三田小学校におきまして、第40回卒業証書授与式に出席いたしました。また、委員の皆様にも、各学校の卒業式に出席いただきまして、誠にありがとうございました。
 続きまして、19番目でございます。
 3月19日、火曜日、エスエスシー出版有限会社様からの寄附の受入れがございました。
 寄附物件は図書でございます。こちらは絵本でございまして、寄附の目的といたしまして、教育活動に役立ててほしいということでございました。
 実は、この絵本の作者でございますが、絵を描いた方、文案をつくった方、全て厚木市民の方又は厚木市に会社がある方となっております。
 続きまして、22番目でございます。
 3月24日、日曜日、圏央厚木インターチェンジにおきまして、圏央道あつぎウォーク2013に出席いたしました。
 天候の心配をしておりましたが、約1万6,000人の市民の皆様や、県外からも大勢の皆様に参加いただきまして、大変好評をいただいたところでございます。
 続きまして、23番目でございます。
 3月25日、月曜日、厚木市農業協同組合様からの寄贈の受入れがございました。
 寄贈物件は補助教材でございます。毎年、厚木市農業協同組合様から、農業とわたしたちのくらしという副読本を寄贈いただきまして、市内の各学校の子供たちのために役立てているところでございます。
 続きまして、2月22日から28日間の会期で、平成25年厚木市議会2月定例会がございました。詳細につきましては、所管の各部長から報告をさせていただきます。
 併せて、委員の皆様には、御連絡させていただいておりますが、先日報道されました、玉川中学校の通知表の誤記入についての詳細を学校教育部長から報告させていただきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 それでは、平成25年厚木市議会2月定例会につきまして、御報告申し上げます。
 本議会は、2月22日から3月21日までの会期、28日間で開催されました。各所管部から報告させていただきます。
 まず、提出議案につきましては、教育総務部、学校教育部共通で、議案第10号 平成24年度厚木市一般会計補正予算(第7号)、教育総務部、学校教育部、社会教育部共通で、議案第27号 平成25年度厚木市一般会計予算、教育総務部所管の議案第34号 平成24年度厚木市一般会計補正予算(第8号)、議案第35号 平成25年度厚木市一般会計補正予算(第1号)について、上程がございました。
 また、3月11日に開催された環境教育常任委員会において審査されました、議案第10号 平成24年度厚木市一般会計補正予算(第7号)、議案第34号 平成24年度厚木市一般会計補正予算(第8号)、議案第35号 平成25年度厚木市一般会計補正予算(第1号)は、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものとされ、議案第27号 平成25年度厚木市一般会計予算についても同様に審査され、賛成多数で原案のとおり可決すべきものとされ、3月21日開催の本会議におきまして、賛成多数で採決されました。
 一般質問につきましては、徳間和男議員、川口仁議員、松前進議員、名切文梨議員の4人の議員から4項目について、質問がございました。
 まず、徳間議員から、厚木市の特長をどうまちの発展に生かそうとしているか、その方向づけに問題意識を持っているか、日本一という生きた政策を具体的に示すことができるかとの質問がありました。
 市の総合的な政策の観点から一括して、市長から、子ども医療費助成事業や、ほっとタイムサポーター事業、小学校における国の基準より手厚い35人以下学級編成の実施や、小・中学校の耐震改修の完了など、子育て・教育環境日本一を目指して取り組んでいる旨の答弁をいたしました。
 次に、川口議員から、市政一般について、耐震対策について、公共施設と道路・橋の耐震対策の現状と今後の取り組みはとの質問がありました。
 こちらにつきましても、一括して市長から、公共建築物の耐震対策は、平成21年度までに終了し、幹線市道等に掛かる重要度の高い橋の耐震対策についても、平成8年度から19年度までに、落橋防止工事を完了している。今後の取組として、公共建築物における天井等の非構造部材の定期的な点検を行い、橋についてもパトロール等による点検を行い、適切な維持管理に努め、安心・安全の確保を図る旨の答弁をいたしました。
 次に、松前議員から、教育行政について、教育環境日本一について、今後、どのように取り組んでいくのかとの質問がありました。
 教育長から、小学校3年生までの少人数学級の実施や、厚木市独自の学力学習状況調査の実施により、確かな学力の向上を図るなど、教育委員会基本目標及び基本方針の実現に向けた取組を行っている。今後においても、引き続き、教育環境日本一の実現に向け、教職員の資質向上や、教育関係施設の整備など、着実な推進を図る旨の答弁をいたしました。
 次に、名切議員から、教育行政について、給食費の公会計化について、児童・生徒にとってのメリットとデメリットはとの質問がありました。
 教育長から、給食費の納付に関わる安全性及び利便性の向上が図られる。また、教職員の児童・生徒に向き合う時間が増え、教育環境の充実が図られる旨の答弁をいたしました。
 教育総務部の所管につきましては、以上でございます。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 続いて、学校教育部でございます。
 一般質問につきましては、全21人の質問者のうち、釘丸久子議員、泉修議員、松前進議員、瀧口慎太郎議員の4人の議員から、5項目の質問がございました。
 まず、釘丸議員からは、教育行政について、子供が生き生きと輝く学校の実現について、課題と対応はとの質問がございました。
 教育長から、いじめや体罰等の問題は、教育に携わる者として、非常に残念な思いを持っている。未来を担う子供たちが、夢と希望を持ち生きる力を身につけられるよう、一人一人を尊重し課題や、ニーズに対応した教育環境の充実を図るとともに、確かな学力を身につけ、豊かな心と健やかな体を育む教育を推進する旨の答弁を行いました。
 次に、泉議員からは、まず、教育行政について、学校教育について、本市における特色はとの質問がございました。
 教育長から、教育のあるべき姿を、未来を担う人づくりと捉え、教育委員会基本目標を定め施策を進めている中で、特色ある取組としては、国の施策よりも1つ上の小学校3年生までを対象としている35人以下学級編制、学力ステップアップ支援員の派遣、小中一貫教育の推進等を通じて、確かな学力の向上を図っている。課題の早期発見や対応のため、元気アップアシスタントの配置や、学校教育指導員による学校訪問を通じて、学校の支援体制の充実に努めている旨の答弁を行いました。
 続いて、泉議員からは、経営学を導入してはどうかとの質問もございました。
 教育長から、小・中学校では、学習指導要領に基づき、児童・生徒の希望、適性、発達段階等を踏まえ、勤労を重んじる態度や望ましい職業意識の育成に取り組んでいる、また、将来、社会的に自立し、自分らしい生き方を実現するために、地域の経営者の講話を聞いたり、職業体験を行ったりしながらキャリア教育を進めている旨の答弁を行いました。
 次に、松前進議員からは、教育行政について、いじめ問題について、今後、どのように取り組んでいくのかとの質問がございました。
 教育長から、各学校では、いじめはどの子供にも起こり得るとの認識の下、校内研修会を実施して、早期発見・早期対応に努めるとともに、児童・生徒が主体的にいじめ問題を考える機会を設け、いじめを許さない学校作りに組織的に取り組んでいる。教育委員会でも児童・生徒の悩みに応える、元気アップアシスタントなどを配置・派遣し、各学校を支援していく旨の答弁を行いました。
 次に、瀧口慎太郎議員から、市政一般について、安心安全対策について、通学路の現状と課題はとの質問がございました。
 教育長から、通学路において、安全対策を要する箇所については、学校からの要望に基づき、関係部署と協議し整備しているが、横断歩道や信号機設置など、早期に対応できないものについては、本年度設置した、通学路の安全対策協議会において様々な角度から検討し、効果的な対策を講じている旨の答弁を行いました。
 学校教育部の所管につきましては、以上でございます。
 難波委員長 社会教育部長。
 山田社会教育部長 次に、社会教育部でございますが、提出議案につきましては、共通議案のほか、社会教育部所管の議案第28号 平成25年度公共用地取得事業 特別会計予算についての上程がありました。
 3月11日の環境教育常任委員会において審査され、賛成全員で原案のとおり可決すべきものとされ、3月21日開催の本会議終了日において、賛成多数で採決されました。
 一般質問につきましては、井上武議員、松前進議員、2人から2項目について質問がございました。
 井上武議員から、公共施設の再配置について、厚木南公民館の移設建てかえについて、現在の進捗状況は。また、今後の方向性は。更に、厚木北地区施設について、郷土資料館の必要性の認識はとの質問がございました。
 一括して、市長から、中心市街地における公共施設の再配置につきましては、平成23年11月に庁内プロジェクトチームを設置し、各施設の課題等について、横断的な検討を進めてまいりました。
 また、昨年12月から、学識経験者や、関係団体の代表、公募の市民10人で構成する、公共施設最適化検討委員会において、御議論をいただくとともに、公共施設の利用団体の皆さんとの意見交換会を開催するなど、市民の皆様の御意見をいただいているところであります。
 こうした御意見や御提言を踏まえ、現在、市としての公共施設の最適化方針(案)及び中心市街地の公共施設再配置計画(案)を策定し、市民の皆様へのパブリックコメントを実施しているところであります。
 各施設の今後の方向性につきましては、パブリックコメントにおける御意見を踏まえ最終的に決定する旨の答弁をいたしました。
 続きまして、松前進議員から、教育行政について、家庭教育の支援について、今後、どのように取り組んでいくのかとの御質問がございました。
 教育長から、教育委員会では、教育の原点であります家庭教育の充実を図るため、現在、幼稚園保護者会や小・中学校PTAが開設する家庭教育学級への支援とともに、子育てに関わる講演会、公民館で実施する学級・講座や、地域子ども教室などを通じて、学習の機会及び情報の提供を行っております。
 今後につきましても、基本的な生活習慣を身につけ、善悪が判断できるような子供の育成に向け、地域と連携を図り、家庭教育の充実に取り組む旨の答弁をいたしました。
 社会教育部の所管といたしましては、以上でございます。
 難波委員長 学校教育部長。
 杉山学校教育部長 それでは、先ほど教育長から報告がありましたが、3月22日に新聞報道がありました、厚木市立玉川中学校における、通知表の誤記入につきまして、御説明させていただきたいと思います。
 まず、3月19日、火曜日でございますけれども、同校におきまして、1年生170人のうち90人分の2学期の通知表に、誤記入があったということが、判明いたしました。
 誤記入の内容でございますが、理科の観点別評価の2学期でございますけれども、自然事象への関心・意欲・態度という評価と、自然事象についての知識・理解という評価、この2項目が、理科の担当教員が、パソコン上で処理したデータを、成績の原簿となる一覧表に転記する際に、入れ替えてしまったことによって、誤記入が生じたものでございます。
 1年生担当の教員が、3学期の通知表の記載内容を確認しておりましたところ、2学期の内容に誤記入があることに、気付いたものでございます。
 なお、入れ替えてしまったということですが、5段階評価につきましての誤りはございませんでした。
 同校では、3月22日、金曜日でございますけれども、1年生の生徒を集めまして、説明及び謝罪を行いました。併せて保護者へ同日に通知を配布いたしまして、3月25日、月曜日の終業式の日に、訂正した通知表を再交付いたしました。
 教育委員会では、これまでも通知表の適切な作成ということで、繰り返し指導を行ってまいりましたが、今回、このような事態になってしまい、大変、重大な事案であると受けとめております。毎学期ごとに、通知表等の作成については、十分に注意するよう指導しておりましたが、今後、このような事態が発生しないような手立てを考えていきたいと思っております。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
 最後に、玉川中学校における通知表の誤記入について、学校教育部長から説明がありましたが、今後、こういうことが起きないよう、気を付けていただきたいと思います。
 本日の日程のうち、報告事項2 事務の臨時代理の報告について、報告事項6 厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱については、人事に関する情報が含まれる報告であり、報告事項4 事務の臨時代理の報告については、児童・生徒個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については、会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 御異議ありませんので、報告事項2、4、6につきましては、非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
 なお、傍聴されている方々についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら、退室いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきください。
 審議事項に入ります。
 日程1 議案第6号 第2次厚木市子ども読書活動推進計画についてを議題といたします。
 議案の説明をお願いいたします。
 中央図書館長。
 三橋中央図書館長 議案第6号 第2次厚木市子ども読書活動推進計画につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
 提案理由といたしましては、子どもの読書活動の推進に関する法律に基づき、本市における子供が読書に親しむ施策の展開を図るため、本計画を定めるものでございます。
 恐れ入りますが、1枚おめくりください。計画の概要についてでございますが、現行の厚木市子ども読書活動推進計画は、平成19年4月に策定されたものでございまして、平成24年度末をもって終了いたします。継続して、より一層、子供が読書に親しむための施策の展開を図っていくため、今までの6年間の取組の検証を踏まえ、本市における今後5年間、平成25年度から29年度までの、施策の方向性と取組を示す第2次計画を策定するものでございます。
 第2次計画の特徴といたしましては、読書大好きあつぎっ子の育成に向けた、ボランティアとの協働や、家庭における読書活動の啓発の強化、そして、数値目標の設定でございます。
 特に、家庭への読書活動の啓発につきましては、新たに、毎月第3水曜日を、あつぎ家庭読書の日と定め、家庭での読み聞かせや、親子読書活動の必要性について周知を図ってまいります。
 毎月第3水曜日につきましては、厚木市子ども育成条例で定めた、あつぎ家庭の日とタイアップしております。なお、市の基本的な個別計画に位置付けられていることから、市民参加条例に基づき、パブリックコメントを実施いたしました。
 それでは、1枚おめくりいただきまして、パブリックコメントの実施結果について、御説明申し上げます。
 1の意見募集期間でございますが、平成25年1月15日から2月14日まで、2の意見の件数等は、1人、1件でございました。4に飛びまして、意見と市の考え方でございますが、意見の概要の欄を御覧ください。
 御意見は、留守家庭児童クラブに良い読み物を置き、子どもが良い本に接する時間を得られることを望みますでございました。次に、市の考え方の欄でございますが、本計画では、子どもが読書に親しむための環境整備として、子どもが関わる施設等に児童書を用意すること、特に、長い間読み継がれている児童書の整備の重要性を記載しており、御意見の趣旨が含まれております。
 留守家庭児童クラブにおける取組としても、子どもたちが本に触れ合える環境づくりを推進することとしており、より一層の充実に努めますとさせていただきました。
 御提案いただいた意見につきましては、3の意見の反映状況の反映区分の2、意見の趣旨が既に計画等に盛り込まれているものと、判断させていただきました。
 それでは、具体的な計画の記載箇所でございますが、恐れ入りますが1枚おめくりいただきまして、冊子を御覧ください。
 計画書の17ページを御覧ください。(3)子どもが読書に親しむための環境整備のアの児童書の整備でございます。長い間読み継がれてきている児童書は、多くの子どもに読んでいただけるように、から始まる箇所でございます。
 また、もう1か所ございます。計画書の28ページを御覧ください。(7)留守家庭児童クラブにおける取組でございます。29ページになりますが、子どもたちが本に触れ合える環境づくりを推進しますという箇所でございます。
 御提案いただいた意見につきましては、意見の趣旨が既に計画に盛り込まれているものと判断させていただいております。
 よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
 難波委員長 ただいまの御説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
田口委員。
 田口委員 第2次厚木市子ども読書活動推進計画の冊子を拝見させていただきましたが、アンケート調査による数値化の部分ですが、あなたは、読書について、どう思いますかとか、何冊の本を読みましたかという設問がありますが、これを何かの活動で本を好きになったとか、本を読むようになったなど、設問に工夫があると良いと思いますが、いかがでしょうか。
 難波委員長 アンケートの方法について、工夫を要するということでしょうか。
 田口委員。
 田口委員 そうですね。検証するといいますか、もう少し他の方法がないものでしょうか。
 難波委員長 中央図書館長。
 三橋中央図書館長 学校にお願いしておりますアンケートの全てではございませんが、冊子の第2章が、課題と現状ということで、6年間の動きを記載してございます。
 実際の質問項目ですが、資料編の44ページから47ページまでが、実際のアンケート用紙となっております。田口委員の御指摘は、例えば、どういう点で子供が本を好きになったのかとかいう点を、もう少し細かく検証するようにということだと思いますので、庁内の検討委員会又は図書館協議会等で、アンケートの在り方を検討いたしまして、質問項目等の見直しを図りたいと思います。
 難波委員長 田口委員、ただいまの中央図書館長の答弁でよろしいでしょうか。
 田口委員 はい。それと、もう1点ありまして、子供ということで、おおむね18歳以下の子供が対象ということになっておりますので、高校生も入ると思いますので、高校との連携等については何か考えがあるのでしょうか。
 難波委員長 中央図書館長。
 三橋中央図書館長 法律の対象は、18歳以下ということで、本計画につきましても、18歳以下を対象としてございますが、実際にアンケートのお願いにつきましては、今まで、市内の小・中学校しか行っておりません。
 また、今回は第2次計画でございますが、以前の計画につきましては、高校生を対象とした内容は盛り込んでおりませんでした。
 第2次計画につきましては、ブックリスト等で高校生向きのものも作成いたします。また、従来から中央図書館では青少年図書コーナーがございまして、そちらで、ポップといいますが、本を紹介するものを張り出しております。これを高校生向けに、増やすことを考えております。
 また、今までは高校から、中央図書館にこういったものを置いてくださいですとか、ポスターを置いてくださいなどの連携はございましたが、平成25年度からは、高校生向きのブックリストを作成いたしまして、中央図書館から高校に働きかけを行いたいと考えております。
 以上でございます。
 難波委員長 田口委員、よろしいですか。
 田口委員 ありがとうございます。
 難波委員長 他に質問がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第6号を可決いたします。
 次に、日程2 議案第7号 平成25年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択についてを議題といたします。
 議案の説明をお願いいたします。
 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 それでは、議案第7号 平成25年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択について、提案理由を御説明いたします。
 平成25年度に厚木市立小学校で使用する、学校教育法附則第9条の規定による教科用図書について、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第13条第2項の規定により、採択を求めるものでございます。
 平成25年度に使用する、小学校及び中学校の教科用図書につきましては、平成24年7月の教育委員会定例会におきまして、既に採択されておりますが、今回につきましては、当該児童の状況に変化があり、学校教育法附則第9条に規定する教科用図書として、拡大教科書の使用の必要性が生じましたので、追加として採択するものでございます。
 当該の図書につきましては、議案書の裏面の資料を御覧いただきまして、採択いただきますようお願いいたします。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 こちらは、視覚障がい者の方が使用する、絵が大きくなっているものだと思いますが、私も神奈川県のPTAの役職に就いていたときに、採択に携わりましたが、その際は、実際に本も置かれていまして、それを採択委員が見ることができました。
 議案書だけでも、問題はないと思いますが、実際に本も用意していただけないでしょうか。
 難波委員長 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 大変申し訳ございません。御指摘のとおりでございます。次回からこういう場合には、実物を御提示させていただきたいと思います。
 今回につきましては、新川委員長職務代理者のおっしゃるとおり、文字が大きくなってございます。
 通常1冊の教科書が、字が大きくなっているために厚みが増しますので、四つに分けて編集されておりますが、内容については、通常のものと、ほぼ同様となっております。
以上でございます。
 難波委員長 今後、実物を用意いただくようお願いします。
 他に質問がないようですので、採決に移ります。
 本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
 (「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第7号を可決いたします。
 報告事項に入ります。
 報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いいたします。
 教育総務課長。
 長谷川教育総務課長 報告事項1 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。
 恐れ入りますが、資料をおめくりいただき、2枚目の右側のページ、厚木市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を御覧ください。
 本条例の附則第2項におきまして、厚木市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、1枚おめくりいただきまして、参考資料2のとおり、市長から教育委員会に対し2月20日付で意見を求められましたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第1項の規定により、その事務を臨時に代理したものを同条第2項の規定により報告するものでございます。
 それでは、改正の内容について御説明いたしますので、参考資料1の新旧対照表を御覧ください。
 今回の新旧対照表では、改正点を赤字で示してございます。新旧対照表は、右側が改正前の旧の条例、左側が改正後の新の条例となります。まず、新旧対照表の、地域手当に関する特例を御覧ください。厚木市職員の給与に関する条例の附則の第15項において、一般職の地域手当の月額は、旧の条例では、給与月額に100分の15を乗じるとなっていたものを、当分の間、100分の12を乗じるものとして規定されておりました。
 これを、新の条例では、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの間に限り、給与月額に100分の10を乗じて得た額に改めるものでございます。
 次に、新旧対照表の欄外のアスタリスクを御覧ください。
 厚木市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の抜粋ですが、厚木市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例第2条におきまして、教育長の地域手当については、一般職の職員の例によるとされており、本来であれば一般職の職員の地域手当と同様、給与月額に100分の12を乗じて得た額となりますが、新旧対照表の旧の下段を御覧ください。厚木市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正、附則第2項関係になりますが、この附則第4項において、教育長の地域手当については、従前から既に給与月額に100分の10を乗じて得た額と規定されておりました。
 今回、一般職の職員の地域手当を給与月額に100分の10を乗じて得た額に改めることによりまして、教育長と一般職の地域手当が同じになります。
 そこで、まずこの新旧対照表の旧の赤字部分を削除いたします。削除いたしました箇所で、教育長の地域手当を100分の10と定めておりましたが、一般職と同じになりますので、この部分を削除いたしまして、教育長の地域手当については、厚木市教育委員会の教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例第2条に基づき、一般職の職員の例を適用するものでございます。
 最後に、改正条例にお戻りいただきまして、下段の附則を御覧ください。本条例の施行日につきましては、平成25年4月1日とするものでございます。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項1を終わります。
 次に、報告事項3 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いいたします。
 学校施設課長。
 市川学校施設課長 報告事項3 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。
 恐れ入りますが、資料3 事務の臨時代理の報告についての裏面を御覧ください。
 本件につきましては、平成24年度教育予算補正及び平成25年度教育予算補正につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められましたので、これに同意する必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第1項の規定により、その事務を臨時に代理したものを、同条第2項の規定により、報告するものでございます。
 初めに、平成24年度教育予算補正の内容につきまして、御説明申し上げます。
 1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育総務部関係で1億8,207万2,000円を増額し、補正後の教育予算歳入金額を8億6,228万1,000円とするものでございます。
 なお、学校教育部、社会教育部関係は、該当がございません。
 歳出の補正額につきましては、教育総務部関係で8,035万8,000円を増額し、補正後の教育予算歳出金額を47億4,071万6,000円とするものでございます。
 なお、学校教育部、社会教育部関係は、該当がございません。
 次に、歳入・歳出につきまして所管別の御説明をさせていただきますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
 まず、歳入でございますけれども、教育総務部学校施設課の国庫支出金、国庫補助金、学校施設環境改善交付金の小学校整備事業費交付金919万7,000円、小学校太陽光発電等導入事業費交付金3,202万6,000円、中学校整備事業費交付金1,274万9,000円、中学校太陽光発電等導入事業費交付金2,000万円の増につきましては、小・中学校、それぞれ1校のトイレ改修工事及び太陽光発電等導入事業に対し、新たに交付されるものでございます。
 次に、市債、市債、教育債の小学校太陽光発電等導入事業債3,200万円、小学校整備事業債2,440万円、中学校整備事業債3,370万円、中学校太陽光発電等導入事業債1,800万円の増につきましては、トイレ改修工事及び太陽光発電等導入事業に対し、新たに措置するものでございます。
 次に、歳出につきまして御説明いたします。3ページを御覧ください。
 教育総務部学校施設課でございますが、教育費、小学校費、学校管理費、小学校校舎・体育館改修事業費(その3)3,377万9,000円、教育費、中学校費、学校管理費、中学校校舎・体育館改修事業費(その3)4,657万9,000円の増につきましては、飯山小学校及び睦合中学校のトイレ改修を行うため増額するものでございます。
 なお、小・中学校太陽光発電等導入事業の歳出につきましては、環境総務課所管の再生可能エネルギー導入促進事業(その2)として、予算措置されております。
続きまして、平成25年度教育予算補正の内容につきまして、御説明申し上げます。
1の総括でございますけれども、歳入の補正額につきましては、教育総務部関係で3,800万円を減額し、補正後の教育予算歳入金額を9億5,492万4,000円とするものでございます。
 なお、学校教育部、社会教育部関係は、該当がございません。
 次に、歳入につきまして、所管別の御説明をいたしますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
 教育総務部学校施設課の国庫支出金、国庫補助金、学校施設環境改善交付金の中学校太陽光発電等導入事業費交付金2,000万円及び市債、市債、教育債の中学校太陽光発電等導入事業債1,800万円の減につきましては、環境総務課所管の再生可能エネルギー導入促進事業が、平成24年度に前倒しされたことにより、減額するものでございます。
 なお、参考といたしまして、市長から教育委員会への意見を求める通知を最後に添付してございます。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項3を終わります。
 次に、報告事項5 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いいたします。
 教育総務課長。
 長谷川教育総務課長 報告事項5 事務の臨時代理の報告につきまして、御報告申し上げます。
 恐れ入りますが、資料5の事務の臨時代理の報告についての裏面を御覧ください。
 本件につきましては、平成25年4月1日付で、厚木市教育委員会事務局職員の人事異動を行うに当たり、昨日、3月25日付で内示を行う必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第1項の規定により、その事務を臨時に代理したものを、同条第2項の規定により報告するものでございます。
 なお、人事異動の内容につきましては、右のページの名簿、教育委員会に新たに配属された職員の名簿を記載してございます。
4月1日の厚木市教育委員会における課長職以上の職員は、松本教育総務部長以下34人となりますが、そのうち今回の人事異動の対象者は、18人となっており、内訳につきましては、市長部局からの転入者は13人、昇格者、教育委員会内部異動者が5人となっております。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項5を終わりにいたします。
 次に、報告事項7 平成25年度厚木市立小・中学校学校医等について、報告をお願いいたします。
 保健給食課長。
 山崎保健給食課長 報告事項7 平成25年度厚木市立小・中学校学校医等につきまして、御報告いたします。
 恐れ入りますが、資料7を御覧ください。
 厚木市内の小・中学校に配属されております学校医・学校歯科医・学校薬剤師につきましては、学校保健安全法第23条の規定に基づき委嘱し、児童・生徒の健康診断、疾病の予防、あるいは学校環境衛生の確保に従事していただいております。
 平成25年度につきましては、延べ人数で小・中学校合わせまして、学校医が内科、眼科、耳鼻科の3科の合計で119人、学校歯科医が48人、学校薬剤師が36人、合計で203人となっております。
 配置に際しましては、厚木医師会、厚木歯科医師会、厚木薬剤師会の御推薦をいただきまして、決定しているものでございます。
 また、学校への配置につきましては、一覧表のとおりでございますが、平成25年度の異動状況といたしましては、学校医、学校歯科医、学校薬剤師の中で、辞職された方が8人、新任の方が13人、配置替えが2人となっております。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項7を終わりにいたします。
 次に報告事項8 東日本大震災における福島原子力発電所事故に伴う賠償請求について、報告をお願いいたします。
 保健給食課長。
 山崎保健給食課長 報告事項8 東日本大震災における福島原子力発電所事故に伴う損害賠償につきまして、御報告いたします。
 恐れ入りますが、資料8を御覧ください。
 今回の損害賠償につきましては、昨年の11月に東京電力株式会社から、文部科学省スポーツ青少年局学校健康教育課を通して通知があり、福島第一及び第二原子力発電所の事故により、放射性物質検査の実施を余儀なくされた食品検査費用について、賠償金の請求ができることになりました。
 賠償対象期間といたしましては、平成23年3月11日から平成24年3月31日までの間で、学校給食の測定費用に掛かった経費として、測定機器購入費、測定用食材費、食材測定手数料、合計で21件、金額としては224万5,071円を請求いたしまして、平成25年3月11日付で、振り込みがされております。
 なお、賠償請求項目の詳細につきましては、裏面のとおりとなってございます。
 以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項8を終わりにいたします
 次に、報告事項9 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
 保健給食課長。
 山崎保健給食課長 報告事項9 給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告いたします。
 恐れ入りますが、資料9を御覧ください。
 平成25年2月13日から3月14日までの測定結果でございますが、3月12日測定分の一部で、セシウム137が検出されましたが、厚木市放射性物質対策方針における、一般食材の基準値であります、100ベクレルパーキログラムを下回っていることから、予定どおり使用いたしました。なお、その他につきましては、いずれも不検出でございました。
 恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、右側のページを御覧ください。
 学校給食用食材の測定につきましては、保護者からの要望を取り入れ、1日3品目を限度として測定している中で、3月につきましては、24品目の要望に対しまして11品目を測定いたしました。
 今後につきましても、保護者の方から要望があった食材を基本として、測定をしてまいります。
 恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、左のページを御覧ください。
 大気中の放射線量の測定につきましては、環境農政部において月一回、市内22か所の定点観測が実施されております。3月7日の測定結果につきましては、数値的には、今回も特に変化は示されておりません。
 恐れ入りますが、右側のページを御覧ください。
 土壌放射性物質濃度の測定結果につきましては、こちらも環境農政部において、市民の安心安全の確保に向けた取組の一環として、市内公共施設の土壌中に含まれる、放射性物質のモニタリング調査を実施したもので、参考資料として添付させていただきました。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございます。
 ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
 馬嶋委員。
 馬嶋委員 一つお聞きしたいのですが、保護者からの測定要望に関して、要望品目は、3月に関しては24件ありますが、測定品目になると11件になってしまうのは、何が理由なのか教えていただけますか。
 難波委員長 保健給食課長。
 山崎保健給食課長 要望が24品目で、測定食材が11品目ということですが、特に放射性物質が含まれている恐れがありますので、同じ食材を二度測定した結果として、11品目となってございます。
 具体的に申し上げますと、里芋、干ししいたけ、鶏肉の3品目につきましては二度、測定しております。
 品目につきましては、1日3品目が限度ですが、重複しているものはカウントしておりませんので、その結果として11品目となっております。
 また、3月12日につきましては2品目となっておりますが、これは当初オレンジを予定しておりましたが、産地が外国で測定いたしませんでしたので、この日は2品目となってございます。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 詳細につきまして、補足説明させていただきます。
 時間的に、1日3品目しか測定できません。また、3月の給食は3月18日が最終日でした。したがって、毎週火曜日と木曜日に検査しておりますので、3品目に曜日の回数を掛けたものが、測定品目数となります。
 さらに、その中で重複した品目もございました関係もありますので、品目が限られてきたということでございます。
 以上です。
 難波委員長 馬嶋委員、よろしいですか。
 馬嶋委員 はい。里芋やサツマイモは、比較的放射能に関して心配だという面もあるので、比較的選ばれることが多いため、重複してしまうということでしょうか。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 当初、放射性物質が葉物から検出されることが多かったのですが、日数が経ちまして、土の中で育つ根菜類について、放射性物質がたまる傾向がありますので、現在は、根菜類を中心に測定しております。
 そういう意味で、保護者からの要望も、サツマイモを始めとする根菜物を中心に測定してほしいということで、念のために二回測定を行ったものでございます。
 難波委員長 馬嶋委員、よろしいですか。
 馬嶋委員 ありがとうございました。
 難波委員長 他に質問がなければ、報告事項9を終わります。
 次に、報告事項10 学校給食費の公会計化について報告をお願いいたします。
 学校給食センター所長。
 中村学校給食センター所長 それでは、報告事項10 学校給食費の公会計化について、御報告させていただきます。
 恐れ入りますが、資料10を御覧ください。
学校給食費の公会計化につきましては、昨年の12月25日に制定されました、厚木市学校給食に関する条例等に基づき、本年の4月から運用を開始いたします。
 最初に趣旨でございますが、現在、学校ごとに行われている、給食費の取扱いを見直し、厚木市の事業に位置付け、予算・決算・監査など、市の会計ルールに基づく、管理・運用による、会計上の透明性の向上を図るとともに、学校給食の徴収に際し、保護者が指定する金融機関からの自動引き落とし等に変更することにより、児童、生徒及び学校の関与を無くし、安全性と利便性の向上を図ることでございます。
 また、小・中学校教職員の給食費に関わる事務負担を軽減し、児童・生徒に向き合う時間を増やし、教育環境の充実に資するものでございます。
 次に、平成25年度の給食提供回数及び給食費でございますが、提供回数に際しましては、学校の諸行事等の調整が必要なことから、小・中学校、それぞれの校長会において、学年ごとの統一回数を決めていただきました。
 小学校につきましては学年を3区分、中学校につきましては2区分に分けた回数とさせていただきました。
 給食費につきましては、小学校は、2年生から3年生の182回を基準回数とし、条例で定める年額4万700円といたしました。中学校は、1年生から2年生の165回を基準回数とし、条例で定める年額4万4,000円といたしました。
 そのほかの学年の年額につきましては、条例で定める年額と、基準回数に基づく1食当たりの単価を、それぞれの回数に乗じた額といたしました。
 なお、教職員の給食費につきましては、学校給食法に基づき、給食調理に掛かる光熱水費分として、一食当たり30円を加えた額といたしました。
 また、アレルギー等で牛乳の提供を受けない場合は、1食当たり50円を除いた額といたしました。
 次に、学校給食費に関する条例制定後の主な取組でございますが、公会計制度の説明会といたしまして、最初に各学校の給食担当者に対し、制度及び学校給食の申し込み手続や、口座振替手続等について説明を行い、その後、保護者への周知として、口座振替手続、給食の申込みについて案内するとともに、制度の概要について、チラシを配布いたしました。
 また、栄養士、物資納入業者、配膳員等委託業者へ説明を実施いたしました。
 なお、保護者等の口座振替手続の現状でございますが、現在、約1万8,000件、約90パーセントの手続状況となっております。
 また、学校経由による給食の申し込みの状況でございますが、全校から提出されており、おおむね順調な状況でございます。また、給食費管理システムへの、保護者等からの給食申込データの入力等につきましては、現在、順調に進んでおります。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 馬嶋委員。
 馬嶋委員 今、90パーセントの手続状況ということですが、手続が済んでいない方は、違う形で支払うことになるのでしょうか。また、未納者の対応はどのようになっているのでしょうか。
 難波委員長 学校給食センター所長。
 中村学校給食センター所長 最初に、納付の関係でございますが、納付につきましては、制度の原則として、口座振替とさせていただきます。ただし、口座振替が何らかの理由で、できない方もいらっしゃいますので、納付書による納付という手続、この二つで納付いただく形になっております。
 90パーセントの手続状況でございますが、児童・生徒の保護者につきましては、対象が約18,500人でございまして、現状18,000人となっております。
 現在、銀行から、手続が済んでいて、まだ厚木市に申請書が届いていないものもございますが、おおむね順調に手続が行われております。
 なお、公会計を実施している横浜市等の先進市の事例でございますが、やはり、同じように口座振替を原則としておりますが、何らかの理由で納付書による納付を選択される事例が10パーセント、1割程度いらっしゃるということでございますので、厚木市の現状も同様であると捉えています。
 今後につきましては、口座振替手続の確認をいたしまして、口座振替手続がお済みでない方については、口座振替手続をいただくような御案内を、納付書を発送する中でさせていただいて、口座振替の率を上げていきたいと考えております。
 次に、未納者の対策でございますが、公会計による納入につきましては、5月末が第1回目の納付時期でございます。5月末以降、20日程度過ぎた段階で、納入されていない場合は、督促いたしまして納付をお願いいたします。
 また、その後においても納付がないようでしたら、催告という手順を踏んでいきまして、納付いただくよう強くお願いいたしまして、未納の解消を求めていくことを考えております。
 以上でございます。
 難波委員長 馬嶋委員、よろしいですか。
 馬嶋委員 ありがとうございました。
 難波委員長 他になければ、報告事項10を終わります。
 次に、報告事項11 平成25年度教職員の研修方針について、報告をお願いいたします。
 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 それでは、報告事項11平成25年度教職員の研修方針について、御報告申し上げます。
 恐れ入りますが、資料11を御覧ください。
 教職員の研修につきましては、教職員の専門性と資質・能力の向上を目指しまして、行うものでございます。
 研修方針につきましては、教育基本法や学校教育法等に示されております、教職員の使命と職責について触れ、学習指導要領に示された、生きる力を育むことを継承することを明示いたしました。
 これらを踏まえ、子供たちに、生きる力を育むことが学校教育の果たすべき、最も重要な役割であり、教職員一人一人が広い視野に立ち、社会の変化に柔軟に対応するとともに、教育者としての情熱と使命感を持って、教育に当たることができるよう、絶えず研究と修養に励み、自らの資質・指導力の向上に努める必要があることを明示しております。
 次に、6つの研修方針を示しておりますが、一つ目の項目につきましては、いじめ、体罰など、児童・生徒を取り巻く現在の状況から、教職員がその使命と責任を改めて認識するとともに、児童・生徒一人一人の人権を尊重した教育を実現することにより、教職員としての職責を果たすことを明記いたしました。
 二つ目の項目につきましては、平成24年度に小学校、中学校とも学習指導要領が全面実施となっておりますので、引き続き、その趣旨の徹底を図りながら、各学校において学習指導が適切かつ効果的に行われるよう、研修会・研究部会の充実を図ることを方針として示しました。
 以下、教職員としての専門性を高めるための研修、今日的な課題に関する研修、教職経験に応じた研修等の実施を通して、教職員の指導力や、資質・能力の向上を図ること、専門的な調査研究を通して教育活動の改善・充実を図ることを明記いたしております。
 具体的な研修事業計画につきましては、次のページから一覧にまとめてございます。
 恐れ入りますが、1枚おめくりいただきたいと思います。
 学校教育課では、8つの研修会と5つの研究部会を開催いたします。このうち資料1ページのナンバー3、教育課程研修会では、小・中一貫教育の充実による学力向上をテーマとした研修を計画しております。
 また、ナンバー6の人権教育研修会では、いじめ問題や体罰に関わるテーマを設定し、研修を実施していくほか、特にいじめ問題につきましては、引き続き、各研修会の中で継続的に啓発を行う機会を設け、教職員の意識の維持・向上を図ってまいります。
 続きまして、3ページから4ページを御覧ください。教育研究所が所管する研修等につきまして記載されております。
 各種研修講座、寺子屋講座、教育研究発表会、教育講演会など、教職員あるいは市民の方々にも、希望により参加が可能な講座を開催いたします。
 続きまして、5ページを御覧ください。青少年教育相談センター所管の事業につきましては、5ページに記載してございます。
 不登校の未然防止、校内支援体制の充実といった観点から、不登校対策推進実践連絡会議、教育相談コーディネーター連絡会議、学校不適応ケース研究会の3事業を実施いたします。
 学校教育課、教育研究所及び青少年教育相談センターが連携を図りながら、今日的なテーマを見据え、教職員の資質と指導力の向上を目指して、研修等事業の充実に努めてまいります。
 以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 資料の1ページ以降の研修会は、初任者研修とは違い、全教員が対象となる研修ということでよろしいでしょうか。
 難波委員長 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 説明が不十分で申し訳ございません。1ページにございますナンバー4、こちらが御指摘いただきました、初任者研修会でございまして、その他各学校から、例えば、学校経営研修会は校長が、学校運営研修会は教頭というように、担当を集めまして、それぞれの内容に沿った研修を行っていく計画でございます。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 こちらの資料を拝見いたしまして、素晴らしい研修をされていると思いますが、今、大学生等が非常に幼くなっているということが、企業でも言われています。
 社会人としての自覚がないということで、企業でも、まず、社会人としての自覚を持つところから研修を行っています。当然、初任者の先生も22、23歳という中では、企業の新人と同じ年代ですので、例えば、地域の中でも先生という立場がありますので、まずは社会人としての自覚を持つような研修も、取り入れていただきたいと思います。
 難波委員長 学校教育課長。
 須藤学校教育課長 大変、貴重な御意見をありがとうございます。
 実は、ここにお示しさせていただいた研修会は、学校教育部の事業ということでございますが、御指摘いただきました初任者につきましては、神奈川県教育委員会が主催をする初任者研修もございます。また、本市が行っています、教頭を対象とした研修の中で、人材育成という要素を取り入れて、初任者を学校の中でも、社会人として、公務員として、教員としてという視点での研修も、4月当初から計画しております。
 本市の研修につきましても、有効性・実効性の高いものにしていくよう、努めてまいりたいと思っております。
 以上です。
 難波委員長 新川委員長職務代理者、よろしいですか。
 新川委員長職務代理者 はい。
 難波委員長 特に他にないようですので、報告事項11を終わります。
 次に、報告事項12 厚木市青少年心理相談員の委嘱について、報告をお願いいたします。
 青少年教育相談センター所長。
 木村青少年教育相談センター所長 報告事項12 平成25年度厚木市青少年心理相談員の委嘱につきまして、資料12の名簿に基づきまして、御報告いたします。
 平成23年4月1日から任期2年で青少年相談員を委嘱しました、泉原恭子青少年心理相談員の任期が満了し退職となりますので、新任といたしまして名簿の一番下になります、高野智子様に委嘱するものでございます。
 任期につきましては、平成25年4月1日から平成27年3月31日までとなります。
 また、平成23年4月1日に委嘱しました吉田洋二様、長瀬裕子様、藤原智佳子様、杉村仁美様、大野宏二様の5人の青少年心理相談員につきましては、平成25年4月1日から平成27年3月31日までとなります。
 青少年心理相談員の主な職務でございますが、青少年教育相談センターに来所された児童・生徒及び保護者などを対象に、カウンセリング、心理検査、心理判定、心理療法などを行い、心理的な諸問題の解決について援助を行います。
 また、小学校のスクールカウンセラーとして、児童の相談に対応することと併せて、不登校の未然防止、早期発見、早期対応のために、教職員への支援も行っております。
 以上で報告を終わります。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 それでは、私から質問いたします。
 今度、高野相談員が新任として、前任者の後を受けて相談員になりますが、任期が平成25年4月1日から2年間となりますと、総数9人のうち4人と5人で、任期を重複させて運営されているのだと思いますが、来年度は、3人の相談員の委嘱があって、その次の年度は再び6人の相談員の委嘱となりますが、運営上問題はないのでしょうか。
 青少年教育相談センター所長。
 木村青少年教育相談センター所長 難波委員長が御指摘のとおり、当初、一斉に相談員が替わってしまわないように、人数を半分ずつ交代しておりましたが、様々な諸事情により、任期途中で退職をする場合もございます。
 そういったことから、現在では3人と6人を交互に委嘱することになっております。しかしながら、御指摘のとおり、任期が一斉に終了してしまいまして、相談者に迷惑が掛からない形で委嘱しなければならないと認識しておりますので、十分に注意して対応したいと考えております。
 以上です。
 難波委員長 ありがとうございました。
 田口委員。
 田口委員 青少年心理相談員の資格についてと、どういう基準で選考しているのか教えてください。
 難波委員長 青少年教育相談センター所長。
 木村青少年教育相談センター所長 青少年教育相談センターの心理相談員になるためには、応募資格としまして、臨床心理士又は学校心理士のいずれかの資格を取得されている、おおむね60歳までの方という基準を設けております。
 また、今年度につきましては、教育相談業務が1年以上ある方ということで募集しております。
 心理相談員の選考方法につきましては、平成25年1月15日から24日までの期間で公募いたしました。
 選考方法ですが、第一次選考として書類選考を行っております。そして、この書類選考を通過して、第二次選考に回った者につきましては、個別面接ということで面接を行っております。
 面接につきましては、学校教育部長、学校教育部次長、青少年教育相談センター所長、指導主事の2人が対応して、評定いたしまして、上位の者1人を採用する形になっております。
 以上です。
 難波委員長 特になければ、報告事項12を終わります。
 次に、報告事項13 厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱について、報告をお願いいたします。
 青少年教育相談センター所長。
 木村青少年教育相談センター所長 報告事項13 厚木市教育ネットワークコーディネーターの委嘱につきまして、資料13の名簿に基づきまして、御報告いたします。
 平成24年4月1日から任期1年で、厚木市教育ネットワークコーディネーターを委嘱しました、横井葉子様の任期が満了し退職となりますので、新任といたしまして、引木和子様に委嘱するものでございます。任期につきましては、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの1年間となります。
 教育ネットワークコーディネーターは、不登校やいじめ、非行等の課題を抱える児童・生徒の置かれている環境への働き掛け、関係機関等とのネットワークの活用など、多様な支援方法を用いて、課題解決を図ることを目的に、平成24年度に新たに設置した職でございます。
 主な職務といたしましては、課題を抱える児童・生徒が置かれている環境への働きかけ、関係機関等とのネットワークの構築、保護者、教職員等に関わる支援、相談及び情報提供となっております。
 以上で報告を終わります。
 難波委員長 ありがとうございました。
 ただいまの報告に対して、何かございますか。
 特になければ、報告事項13を終わります。
 それでは、ここで暫時休憩といたします。
 再開後は、会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は、御退席ください。
 お疲れさまでした。
暫時休憩 15時38分

再開時刻 15時39分

 報告事項2 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項4 事務の臨時代理の報告について(資料に基づき説明し、了承された。)
 報告事項6 厚木市学校教育指導員及び厚木市社会教育指導員の委嘱について
 (資料に基づき説明し、了承された。)

難波委員長 以上で、本日予定をしておりました日程は、全て終了いたしました。これをもちまして、平成25年厚木市教育委員会3月定例会を閉会いたします。
閉会時刻15時47分

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