平成25年厚木市教育委員会6月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成25年6月18日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 難波 有三
委員長職務代理者 新川 勉
委員 馬嶋 順子
委員 田口 孝男
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、宮崎学校教育部長、山田社会教育部長、
岸田教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
霜島教育総務課長、須藤学校教育課長、高澤教育研究所長
柳田社会教育課長、一柳スポーツ課長、三橋中央図書館長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第15号 厚木市図書館協議会委員の委嘱について

3 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 平成25年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (3) 放射性物質の測定結果について
  • (4) 平成24年度厚木市学力・学習状況調査に係る厚木市立中学校の調査結果について
  • (5) 家庭教育支援に関する報告書について

会議の経過は、次のとおりです

開会時刻14時00分

 難波委員長 定刻になりました。
現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。
ただいまから、平成25年厚木市教育委員会6月定例会を開会いたします。
厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、新川委員を指名させていただきます。
初めに、教育長報告をお願いいたします。
 平井教育長 平成25年5月28日に開催されました、5月定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
お手元の資料の1番目、2番目でございます。
5月29日水曜日から、31日金曜日まで、全国都市教育長協議会定期総会などに出席するため、旭川市を訪問いたしました。
ここで御報告がございます。こちらの全国都市教育長協議会につきましては、全国を8ブロックに分けていて、各ブロックの持ち回りで、定期総会を毎年開催しており、平成27年度は、関東ブロックの順番となっておりまして、関東ブロックの神奈川県が定期総会の開催地として予定されております。現在、私が神奈川県都市教育長協議会の会長に就任しております関係で、全国都市教育長協議会定期総会を、厚木市で平成27年5月に開催することが決まっております。そのための準備として、今回、随行として職員を1人派遣いたしまして、定期総会の詳細について確認してまいりました。
続きまして、4番目でございます。
6月1日、土曜日、厚木市古民家岸邸におきまして、古民家岸邸畳表替え無償施工の目録贈呈式に出席いたしました。
こちらは、厚木市内の丸清の二代目社長の佐藤清孝様から、古民家岸邸の畳表替えを、約80枚無償施工していただきました。こちらの目録贈呈式には、小林市長と私が出席いたしまして、畳の良い香りがする、古民家岸邸を散策させていただきました。
続きまして、6番目でございます。
6月2日、日曜日、厚木市立愛甲公民館周辺の田におきまして、どろんこバレーボール大会in南毛利南に出席いたしました。
毎年、参加チームが増えておりまして、今年は参加が60チームでした。
中学生、高校生、大学生、一般の皆様が泥まみれになりながら、約600人の参加者の皆様が、和気あいあいとした中で、すばらしい1日を過ごすことができました。
続きまして、8番目でございます。
6月8日、土曜日、厚木市営玉川球場におきまして、第44回厚木市少年野球大会開会式に出席いたしました。
多くのチームに参加いただきまして、役員を含めまして、約400人の皆様にお集まりいただきました。こちらは厚木市体育協会の主催でございますが、実施母体としては、厚木市野球協会の皆様に、御尽力いただいております。今回、厚木市体育協会の会長として出席いたしまして、挨拶をしたものでございます。
続きまして、10番目でございます。
同日でしたが、神奈川工科大学におきまして、平成25年度第1回睦合学区小・中PTA5校連絡会に出席いたしました。
学校の先生、各単位PTA連絡協議会役員の皆様にお集まりいただきまして、子供にとって最大の教育環境とは、というテーマで、お話させていただきました。
私自身も、学校だけが教育を担う場ではないと考えておりますので、地域社会や家庭との連携の中で、初めて学校教育も成立するのだという意味で、皆様と手と手を取り合っていきたいというお話をさせていただきました。
続きまして、13番目でございます。
6月13日、木曜日、平成25年度第1回厚木市心身障害児就学指導委員会に出席いたしました。
なお、馬嶋委員につきましては、同委員会の委員をお願いしておりますので、医師としての専門的な立場から御意見をお願いしたいと思います。
また、厚木市といたしましては、同委員会の答申に基づき、適切な教育措置をしてまいりたいと思っております。
続きまして、14番目でございます。
6月14日、金曜日、厚木市社会教育委員会議に出席いたしました。
新聞等でも報道されましたが、社会教育委員会議から、特に家庭教育の在り方について、協議いただき作成した報告書を、私に御提出いただいておりますので、こちらを参考にいたしまして、行政として家庭教育等を支援する施策を考えてまいりたいと思います。
続きまして、15番目でございます。
同日でしたが、厚木新聞販売組合平成25年総会に出席いたしました。
こちらは、去年は公務のため欠席させていただきましたが、可能な限り出席させていただいており、こちらには二つの意味合いがあります。
一つは、情報収集能力、活用能力、判断能力など、新聞を始めとするメディアを利用した、NIE教育を推進する立場であるということ。
もう一つは、厚木新聞販売組合の皆様から市内の学校に、各紙の新聞を無料で提供いただき、各学校の図書室に配架いたしまして、子供たちの教育のために活用させていただいております。こういった二つの意味合いがございましたので、出席させていただいております。
続きまして、17番目でございます。
6月16日、日曜日、厚木市文化会館小ホールにおきまして、第39回あつぎひがし座人形浄瑠璃自主公演に出席いたしました。
来場者数は約400人で、満席でございました。年1回の自主公演でございまして、昭和50年に神奈川県立厚木東高校の卒業生を中心として結成されたものが、平成7年にあつぎひがし座と改名しながら、今日に至っております。
昨今、ニュース等で、東日本大震災において失われた、きずなを取り戻すための一つの方法として、地域の伝統芸能や郷土芸能が、皆様の心を結び付けるのに、非常に役に立っているというお話も聞きました。更には、方言が皆様の心を、地域のきずなを深めるのに、大いに役に立っているというニュースも聞いております。
今後も、厚木における優れた郷土芸能などの伝承を図っていくことが、教育委員会にとって大切なことではないかと感じております。
続きまして、18番目でございます。
6月18日、火曜日、厚木第二小学校におきまして、厚木南地区世代間交流給食会に出席いたしました。
4年生のクラスへ行きまして、子供たちと一緒に給食を食べましたが、非常に目がきらきら輝いていて、本当に楽しそうにしている子供たちの姿を見るだけで、高齢者の皆様も元気になっておりました。
異世代交流というものは、何かをしなければならないということではなく、そこに一緒に集うだけで、お互いが刺激し合って、あるいはエネルギーをもらって、元気になるという、すばらしい授業だと思いました。これからも、このような授業を通して、子供たちが地域の皆様との交流を深めていくことを願っている次第でございます。
続きまして、19番目でございます。
平成25年厚木市議会6月定例会が、6月3日から6月25日まで23日間の会期で行われておりますが、一般質問につきましては、19人の議員の方から質問がございまして、うち教育委員会関係につきましては、5人の議員の方から質問がございました。詳細につきましては、各所管の部長から御報告をさせていただきます。
以上です。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 それでは、概要につきまして、各所管から御報告させていただきます。
まず、教育総務部でございますが、報告案件は報告第4号 平成24年度厚木市一般会計繰越明許費繰越計算書についてでございます。
提出議案はございませんでした。
一般質問につきましては、奈良握議員、沼田幸一議員、高田浩議員、名切文梨議員の4人の議員から、4項目について質問がございました。
まず、奈良議員から、教育委員会の改革について、現状の評価について、市民参加や市民協働の位置づけは、また、改革をアピールする際の工夫はとの質問がありました。
教育長から、市民参加や市民協働は重要であり、中学校選択制の見直しや学校給食費の公会計化にも市民参加の手続を行ったほか、地域とのきずなを大切にした元気アップスクール推進事業など、市民と協働した事業を教育行政に反映させている。また、国の施策よりも一つ上の学年を対象にした35人学級の実施など先を見越した事業の展開で、教育環境日本一を目指す取組をアピールしている旨の答弁をいたしました。
次に、沼田議員から、子育て・教育環境日本一について、取組について、本市が取り組む重点施策とは何かとの質問がありました。
市の総合的な政策の観点から一括して、小林市長から、子供が本来持つ成長する力を伸ばし、保護者が子育てに誇りと喜びを実感できるよう、地域全体で子供と子育て家庭を支えることが重要であると認識している。また、教育に対する取組は、確かな学力を身に付け、豊かな心と健やかな体を育む教育活動を実施し、家庭、学校、地域社会と協働して、あらゆる施策を展開している旨の答弁をいたしました。
次に、高田議員から、教育行政について、教育委員長に組織論を問う、教育委員会は組織として形骸化しているかとの質問がありました。
委員長から、全ての事務をつかさどる教育長と他の委員との連携は十分に図られており、一体的な教育行政を推進している。また、教育環境日本一を目指す教育委員会の委員長として、その役割の一端を担う一人であることを光栄に思い、誇りに思っている。子供たちのために、様々な角度から意見を述べることで、広く地域住民の意向が反映された教育行政の実現が図られており、市民の皆様に教育委員会定例会を傍聴していただければ、御理解いただける旨の答弁をされました。
なお、教育委員会の改革について、他市の取組を参考にしたらどうかとの提案をいただきましたので、本市の取組と対比するなど、まとめさせていただき、定例会の中で報告させていただきたいと思っております。
次に、名切議員から、子ども施策について、計画性について、給食調理場建設等で反省すべき点はあるかとの質問がございました。
教育長から、昭和36年から単独調理場方式、昭和49年から施設や人員が集中管理できる共同調理場方式に変更した。その後、集団食中毒の発生により、文部省が定めた基準に基づき、平成13年度から単独調理場方式に変更して、整備を行っている。このように、その時々の時代背景により、適正な整備を進めているが、常に児童・生徒の心身の健全な発達に資することを念頭に置いている旨の答弁をいたしました。
教育総務部につきましては、以上でございます。
 難波委員長 学校教育部長。
 宮崎学校教育部長 続きまして、学校教育部でございますが、報告案件、提出議案等はございません。
一般質問につきましては、栗山香代子議員、沼田幸一議員、高田浩議員、3人の議員から3項目の質問がございました。
まず、栗山議員からは、教育行政について、体罰問題アンケートについて、結果と対応はとの質問がございました。
教育長から、体罰の実態を把握するとともに、体罰根絶に向けた取組を進めるために、本年2月から3月にかけて、市立小・中学校の全児童・生徒及び保護者、教員を対象に調査を実施し、調査に当たっては、学校に詳細の聞き取りを行うなど、個々の状況に応じ、児童・生徒の人権尊重の視点から、必要な指導を行ってきたこと。また、今後も、児童・生徒理解や人権尊重に関する研修等を通して、教員の指導力の向上を図るとともに、児童・生徒が教員との温かい信頼関係の下、生き生きと学校生活を送れるよう、学校を指導、支援していく旨の答弁を行いました。
次に、沼田議員からは、子育て・教育環境日本一について、取組について、幼児教育と初等教育の連携をより密にすべきではないかとの質問がございました。
教育長から、幼児期の教育と小学校教育が、それぞれの役割と責任を果たし、連続性のある教育を行うことは大変重要であり、本市においても教職員同士の連携はもとより、幼稚園や保育所の幼児が小学校を訪問し、1年生の児童と一緒に生活科の活動を行ったりするなど、連携・交流を進めていること、また、平成23年度から2年間、幼稚園、保育所、小学校の教職員による就学前教育と小学校教育の円滑な接続に関する調査研究を行っていること、また、今後も幼児期の教育と小学校教育が円滑につながるよう、その成果を広く共有するなど、取組の充実を図っていく旨の答弁を行いました。
続いて、高田議員からは、教育行政について、教育委員会ITガバナンスについて、費用対効果を問うとの質問がございました。
教育長から、小・中学校における教育の情報化は、分かりやすい授業の実践や、児童・生徒の情報活用能力の育成、更に情報の共有化や校務の効率化などを目的としており、教育委員会では、その実現を図るため機器等の仕様を見直すなど、費用対効果の視点も取り入れ、ICT機器等の情報環境の整備に努めていくこと、今後も、ICT機器等の活用を図るとともにITガバナンスに十分留意し、最大限の効果が上げられるよう情報環境の充実に努めていく旨の答弁を行いました。
なお、教育委員会事務局では、学校の教育情報化の推進及びサーバー等の集約など、費用対効果を検証する庁内ワーキング会議を立ち上げまして、ICT機器に関する情報環境の整備を行ってまいります。
続きまして、名切議員から、子宮頸がんの定期接種について、学校で予防ワクチンの接種を勧奨する場合には副作用についても十分な説明を行うようにとの要望がございました。
集団子宮頸がんの予防ワクチン接種につきましては、6月15日付の新聞記事でございますが、厚生労働省の専門家検討会の決定内容が載ってございました。副作用等の情報も併せて正確な情報を各学校に提供するとともに、適切な対応を行うよう、昨日、子宮頸がん予防ワクチン接種の勧奨における注意事項について、通知を出しました。
また、7月の小・中校長会議におきましても、教育長から、厚生労働省からの最新の情報等に基づき、指導を行う予定でございます。
以上でございます。
 難波委員長 御疲れ様でした。
審議事項に入ります。
日程1 議案第15号 厚木市図書館協議会委員の委嘱についてを議題といたします。
議案の説明をお願いいたします。
中央図書館長。
 三橋中央図書館長 議案第15号 厚木市図書館協議会委員の委嘱について、提案理由を御説明申し上げます。
厚木市図書館協議会委員に欠員が生じたことに伴い、厚木市立図書館条例第3条第3項の規定により委嘱するものでございます。
恐れ入りますが、裏面の名簿を御覧いただきたいと存じます。
新たに委嘱いたします学校教育関係者につきましては、選出母体であります、厚木市小学校長会の役員交代により、また、社会教育の関係者につきましては、選出母体であります、厚木市社会教育委員会議の役員交代による、それぞれ後任者の推薦があったものでございます。
任期は、前任者の残任期間であります、平成26年6月30日まででございます。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
 難波委員長 ただいまの御説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
特に質疑がないようですので、採決に移ります。
本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
(「異議なし」との声あり)
 難波委員長 異議なしと認め、議案第15号を可決いたします。
報告事項に入ります。
報告事項1 事務の臨時代理の報告について、報告をお願いいたします。
スポーツ課長。
 一柳スポーツ課長 事務の臨時代理の報告につきまして、お手元の資料1に基づきまして、御説明申し上げます。
本件につきましては、厚木市スポーツ推進審議会委員が、本年5月31日付で任期満了することに伴いまして、委員推薦団体からの推薦書が5月29日に全て提出されましたが、任期の始期であります6月1日までに、教育委員会会議を招集する時間的余裕がございませんので、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第1項の規定によりまして、その事務を臨時に代理したものを、同条第2項の規定により、御報告するものでございます。
委員につきましては、次のページの別紙を御覧いただきたいと思います。
委員は全員で12人でございます。
内訳といたしましては、公募市民が2人、スポーツ団体代表者が5人、学識経験者が4人、関係行政機関職員が1人でございます。
また、新・再任につきましては、新任が2人、再任が10人でございます。
任期につきましては、平成25年6月1日から平成27年5月31日までの2年間でございます。
氏名、役職名等につきましては、資料に記載のとおりでございます。
以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
特にございませんので、報告事項1を終わります。
次に、報告事項2 平成25年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いいたします。
教育総務課長。
 霜島教育総務課長 報告事項2 平成25年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
資料2を御覧いただきたいと思います。
本件につきましては、関係各課から提出のありました、表彰候補者内申書に基づき、去る平成25年5月30日に開催いたしました、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において、選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
1ページを御覧いただきたいと思います。
個人の部でございますが、平成25年度ジュニアクイーンズカップ・レスリング選手権大会、小学生3・4年生の部、28キログラム級で第3位に入賞されました、鈴木未結様を始めといたしまして、15人の皆様を表彰するものでございます。いずれの方々も、スポーツの分野において、優秀な成績を収められております。
1枚おめくりいただき、2ページを御覧ください。
団体の部でございますが、ユナイテッドスピリットアソシエーションジャパン2013神奈川大会、ポン部門小学生以下ラージ編成で第1位となりました、厚木Blue Angels様を始めといたしまして、6団体を表彰するものでございます。いずれの団体も、文化及びスポーツの分野において、優秀な成績を収められております。
続きまして、3ページを御覧ください。
教育委員会感謝状でございますが、平成12年度から10年間、毛利台小学校の第3学年の児童に、サツマイモの栽培方法の指導を行い、教育の振興に貢献されました、故飯原直幸様を始めといたしまして、個人の方1人と2団体に贈呈するものでございます。
なお、表彰式につきましては、7月10日、水曜日、午後4時から、市役所第二庁舎16階会議室で開催する予定でございます。
以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
特に質問がないようですので、報告事項2を終わりにいたします。
次に、報告事項3 放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
教育総務部次長。
 岸田教育総務部次長 それでは、報告事項3 放射性物質の測定結果につきまして、御報告いたします。
初めに、給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、裏面も併せて御覧いただきたいと存じます。5月22日から6月11日までの測定につきましては、御覧のとおり、全て不検出となっております。
次に、右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、保護者からの要望を取り入れ、測定しておりますが、5月につきましては、23品目の要望に対しまして21品目、6月につきましては、43品目の要望に対しまして、予定も含めて24品目を測定いたします。
なお、1日3品目を測定しておりますが、5月の測定品目が21品目となっていることにつきましては、同一の食材を重複して測定したことによるものでございます。測定は、1日に3食材ずつ27回行っております。
恐れ入りますが、1枚おめくりください。
小・中学校プールの放射能濃度の測定結果でございますが、5月24日、27日、30日に、小・中学校9校につきましてプール水の測定を行いましたが、放射性物質は検出されませんでした。
また、森の里小学校及び依知南小学校のプール堆積物の空間放射線量の測定を実施いたしましたが、こちらにつきましても、市の基準値を下回っておりました。
次に、右側ページの大気中放射線量測定結果につきましては、環境農政部により、市内22か所の地点で定期的に測定を実施しているものでございますが、いずれの地点につきましても、数値に大きな変化はございませんでした。
報告につきましては、以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 プールの放射能濃度の測定結果ですが、プールの状態の欄に、清掃前と清掃後と記載がありますが、何か違いがあるのでしょうか。
測定するのであれば、清掃前と清掃後両方測定しないといけないのではないでしょうか。何か意図的なものがあるのではないかと思ってしまうのですが。
 難波委員長 教育総務部長。
 松本教育総務部長 プール全体といたしましては、最初に、サンプルで厚木市の東西南北の地域で測定いたしまして、大丈夫であるという結果が出ていますが、やはり学校の保護者の皆様も心配されているということで、学校から要望を受け付けました。その中で、生徒が掃除するので、清掃前に測定してほしいという学校と、実際に部活等で子供たちが泳ぐので、プールに水を貯めたので、測定してほしいというような要望に基づきました。したがいまして、清掃前に測定してほしいという要望、部活が始まるので、清掃後に測定してほしいという要望があったことによるものでございます。
ただし、清掃後に測定した学校におきましても、その前にサンプルで全て測定しておりますので、安全は確認しております。
以上でございます。
 難波委員長 他に質問がないようですので、報告事項3を終わりにいたします。
次に、報告事項4 平成24年度厚木市学力・学習状況調査に係る厚木市立中学校の調査結果について、報告をお願いいたします。
教育研究所長。
 高澤教育研究所長 平成24年度厚木市学力・学習状況調査に係る厚木市立中学校の調査結果について、御報告申し上げます。
お手元の資料4を御覧ください。
本資料は、平成24年度から新規に実施したものでございますが、小学校につきましては、昨年4月に実施し、10月の教育委員会定例会におきまして、御報告いたしました。今回につきましては、平成25年2月1日に実施いたしました中学校の結果について、御報告申し上げます。
それでは、ページ1を御覧ください。
調査の目的は、今回の分析結果を踏まえ、教育施策の成果や課題等を把握・検証し、今後の教育施策に反映するとともに、各学校の改善の取組を支援していくことでございます。
調査の対象は、中学校第2学年、調査の内容は、国語、数学、外国語(英語)、理科、社会の5教科と、教科や学習に関する意識調査でございます。
また、調査日は、本年2月1日に実施いたしました。
本調査に参加した厚木市の生徒は1,800人余りであり、同一問題を使用した調査には、全国で約10万人が参加いたしました。
なお、中学校1校につきましては、当日、該当学年がインフルエンザによる学年閉鎖中でございましたので、実施しておりません。
教科に関する結果に表れた、本市の状況でございますが、教科ごとの平均正答率において、本市では、国語、数学、外国語が、全国の参加校平均と比較して、数値が上回る結果となっております。
2ページに、中学校の国語、数学、外国語(英語)、理科、社会の5教科につきまして、指導主事が分析し、主な結果といたしまして、相当数の生徒ができているものを一つ、課題として考えているもの一つ示しました。
それでは、外国語(英語)を例に挙げて、御説明いたします。
(3)外国語(英語)の主な結果についてを御覧ください。
会話文が成り立つように、語句を並び替えて英文を完成させることは、相当数の生徒ができていますが、その一方で、英語で問われた質問で、自分自身の考えを英語で答えることが、課題であると示しております。
こちらを受けまして、各学校では、自校の実態に合わせて改善を図っておりますが、例えば、具体的な授業中の活動として、海外の中学生から届いた学校生活に関する英語でのメールに対して、自分や日本の実情と比べて、自分の意見や感想を加えた、返信用の文書を作成する活動などが考えられます。
次に、3ページに移ります。
3ページは、学習に関する意識調査の結果を記載しております。厚木市の中学校の傾向を統一して、(1)「とても当てはまる」、「まあ当てはまる」と答えた生徒の割合が高かったものに示しましたように、自分の力をできるだけのばしたいと思うと答えた生徒は91.7%、朝食を毎日食べていると答えた生徒は90.3%に上っております。
それに対しまして、(2)「とても当てはまる」、「まあ当てはまる」と答えた生徒の割合が低かったものといたしまして、授業で習ったことはその日のうちに復習しているが21.8%、また、3つ目に示しましたが、新聞に書かれていることについて家族と話をすると答えた生徒は28.1%になっております。
これらの結果を受けまして、(3)今後の課題等として、次の三つを挙げさせていただきました。
生徒の学習意欲が高まり、「勉強は楽しい」、「将来に役立つ」と思えるような活動を取り入れるとともに、一人一人が自分の考えや意見を持ったり、表現したりする学習活動を引き続き充実させます。
家庭学習の継続的な実施や習慣が身に付くような取組を更に進めたり、保護者に対して、生徒の家庭学習の充実を図るよう働きかけたりします。また、各家庭の状況に合わせて、食事や起床、就寝などの時間を整え、基本的な生活リズムを身に付けられるように、保護者との連携・協力を積極的に図ります。
一人一人の心や命が大切にされ、互いを認め合うことのできる学級づくりに努める中で、日常生活の様々なトラブルを自分たちで解決して乗り越えていくための「共に関わり合う力」や「支え合う力」、仲間と協力して目標達成のための努力をする、「やりとげる力」などを高める指導を充実させます。
以上を重点に置きながら、教育委員会が学校と力を合わせ、未来を担う厚木の子供たちを育てていきたいと考えております。
また、この結果を今後、厚木市のホームページで公開し、市民の皆様にもお伝えする予定でございます。
以上でございます。
 難波委員長 ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
それでは、私から質問いたします。
3ページの3の学習意識調査等に関する調査結果についてですが、生徒の皆さんは、設問の一つだけ丸を付けるのか、複数に丸を付けるのか、どのような回答方法になっているのでしょうか。
教育研究所長。
 高澤教育研究所長 こちらにつきましては、多肢選択式で、「とても当てはまる」、「まあ当てはまる」等、当てはまるもの一つに丸を付けるような形で、子供たちの回答を得ております。
 難波委員長 ありがとうございました。
新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 先ほど、難波委員長からも発言がありました、3ページの学習意識調査等に関する調査結果についてですが、例えば、朝食は毎日食べている子供が90.3%となっております。そういたしますと、朝食を食べている子供や、勉強やスポーツのことで家族が応援してくれる子供は、テストの点数が良いというような、そういう分析もされているのでしょうか。
 難波委員長 教育研究所長。
 高澤教育研究所長 こちらにつきましては、具体的なクロス集計等は取っておりません。しかしながら、新川委員長職務代理者がおっしゃるとおり、規則的な食生活、起床、就寝等の生活習慣は、子供にとって大切なものと理解しております。90.3%の子供が朝食を毎日食べていると答えておりますが、その裏には、1割近くの子供が毎日食べていないということになりますので、こちらにつきましては、非常に重要なことと考えております。
こちらの部分を含めまして、各学校に子供の食生活、起床・就寝、生活習慣の確立等について働き掛けていきたいと思っております。
 難波委員長 新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 こちらの調査は、文部科学省が実施しているものと、違うということでよろしいのですか。
 難波委員長 教育研究所長。
 高澤教育研究所長 説明不足で申し訳ございません。こちらの調査は、厚木市教育委員会として独自に実施したものでございまして、平成24年4月に小学校で、平成25年2月に中学校で実施したものでございます。
以上でございます。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 理科の課題ですが、物質の加熱・冷却による状態変化について、理解することに課題がありますと記載されておりますが、こちらは基本的なところだと思いますが、学習したけれども、十分身に付かなかったのでしょうか。きちんと学習したのであれば、どういうところに課題があり、今後どのように取り組むのか教えてください。
 難波委員長 教育研究所長。
 高澤教育研究所長 理科に関しての、馬嶋委員の御指摘につきましては、やはり教科書中心の授業では、必ず取り扱う部分であり、実験や観察等で、必ず、押さえなければならないところでございます。
このことも含めますと、やはり各学校で実験や観察を行っておりますが、例えばこの点について、子供に意識させるような指導が行われているかどうかについては、各学校に指導主事が訪問いたしますので、その際に、管理職及び理科の担当教員等に、直接、指示や指導を行うことが、大切と思っております。
また、夏休み中に小学校の理科の先生を対象に、研修等もございますので、小学校が基礎で、中学校でその学びが開花することもございますので、小学校の時から、実験・観察でしっかり押さえるべきことを学校に働きかけていく、そのように思っております。
以上でございます。
 難波委員長 馬嶋委員。
 馬嶋委員 ありがとうございます。
国語など、それぞれの教科で課題として挙げられたことに関しては、指導に際して、見直していくということですね。
 難波委員長 それでは、私からもう一つ質問いたします。
先ほどの学習意識調査等に関する調査結果で「とても当てはまる」、「まあ当てはまる」と答えた生徒の割合が低かったもので、授業で習ったことはその日のうちに復習しているが21.8%となっております。これは裏返すと80%近くの子供は、家に帰っても勉強していないということになると思います。これは大きな問題だと思います。
また、今後の課題等の二つ目に、家庭学習の継続的な実施や習慣が身に付くような取組を更に進めたりとありますが、更にという表現はどうかと思います。やはり、他の言葉で表現したほうが良いのではないでしょうか。適切な表現が思い浮かびませんが、せっかく調査から浮かび上がった課題を、やはり保護者の皆様と共有しながら、どのように改善していくのかということを、ここは訴えていく必要があるだろうと思いますので、検討していただきたいと思います。
やはり中学生になると、親が勉強するように言っても、勉強に取り組まないこともあるかと思いますが、子供が将来、自分の夢を描き始めて、私はこういう人になりたいとか、こういうことをやりたいとか、そのような意識が芽生えたときに、初めて学習意欲が高まっていくのではないかと思います。やはり、将来に対して夢を持てるような、先生方の働きかけも併せて必要かと思います。
教育研究所長。
 高澤教育研究所長 難波委員長、貴重な御指摘、ありがとうございます。
家庭学習につきましては、小・中学校の学級活動の時間で、学校だけではなく、家に帰って復習しましょうと働き掛けも行っておりますが、この調査結果を見ますと、まだまだであると強く感じております。難波委員長の御指摘のとおり、こちらは学校と家庭が粘り強く、子供に対して働き掛けていくことが大事だと思います。
本年度は、教育委員会として、小学校だけ、中学校だけではなく、小中一貫した取組を、各学区で行っておりますので、小学校と中学校の話し合いの中でも、家庭学習につきましては、大きな話題となっております。
そういったことも含めながら、小学校だけ、中学校だけで子供や家庭に働き掛けるのではなく、やはり一貫して、この学区の子供は、小学校も中学校も家庭学習を大事にしようですとか、先ほどの朝御飯のこともそうですが、家庭生活を大事にしようですとか、そのような取組を図れるのではないかと思っております。
 難波委員長 ありがとうございました。
新川委員長職務代理者。
 新川委員長職務代理者 こちらの調査は、民間会社が行っていると思います。先ほどクロス集計を行っていないという発言がありましたが、せっかくの機会であり、意識調査も行っているのですから、クロス集計を行った方が、更に良い資料になると思います。また、様々な発表を行う際にも、保護者の皆様に対する説得力があると思います。是非、クロス集計ができるような形で、来年度以降は行ってほしいと思います。
 難波委員長 教育研究所長。
 高澤教育研究所長 新川委員長職務代理者、貴重な御指摘、ありがとうございます。
教科の学習等につきましては、一部クロス集計を行っておりますが、朝御飯等につきましても、今後、どのような分析を進めればいいのか、更に検討を進めていきたいと思っております。
 難波委員長 よろしくお願いします。
他に質問がないようですので、報告事項4を終わりにいたします。
次に、報告事項5 家庭教育支援に関する報告書について、報告をお願いいたします。
社会教育課長。
 柳田社会教育課長 報告事項5 家庭教育支援に関する報告につきまして、資料5に基づき概要を御説明申し上げます。
なお、平成23・24年度家庭教育支援に関する報告書につきましては、資料5の緑色の表紙の冊子を添付してございますので、その資料を御覧いただきたいと存じます。
それでは、資料5を御覧ください。
初めに、下段の4、経過から御説明申し上げます。
平成23、24年度に委嘱されました社会教育委員15人が、同会議におきまして、厚木市の家庭教育支援について調査研究を行い、厚木市における今後の家庭教育支援の方向性を取りまとめ、平成25年6月6日に、奥田七代議長と青木信二副議長が平井教育長を訪れまして、報告書を提出したものでございます。
次に、恐れ入りますが、1の趣旨にお戻りいただきまして、御説明申し上げます。
近年の大きな社会環境の変化で、家庭が持っていた教育機能や、地域での自然な教育的営みを維持できなくなってきていることから、子供たちの健やかな成長のために、社会全体で家庭の教育力向上を目指した働きかけや、支援を進めることが重要であるとの認識の下、研究を行ってきたものでございます。
次に、2の報告書の概要でございます。
厚木市の家庭教育支援の現状を調査いたしまして、教育委員会や市長部局で実施されております、家庭教育関連事業を集約し、項目立てをすることで、現在の行政施策で未着手分野の確認や、事業の充実度などの検証を行い、家庭教育に関する事業の現状並びに各委員の意見を整理いたしまして、具現化するための方向性を、提案として取りまとめたものでございます。
なお、教育委員会並びに市長部局で実施されております、家庭教育関連事業の一覧につきましては、本報告書の16ページから19ページまで、A3の折とじになっておりますけれども、こちらに掲載してございますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。
最後に、3の今後の方向性でございますが、家庭教育支援施策の方向性として、一つは、家庭と地域等をつなぐ取組に重点を置くとともに、地域の子育てコーディネーターやボランティアなどの人材発掘・育成の強化や、地域人材を円滑に活用できるためのネットワークづくりの必要性が提案されております。
二つ目として、子育てに関する様々な施策や事業など、子供の年齢に合わせて、保護者等へ総合的に情報提供できるような仕組みづくりや、地域での保護者同士の交流・世代間交流など、地域全体で子育てをする体制づくりが必要であるとも提案されております。
社会教育課といたしましては、ここで、報告書で示されました今後の方向性につきまして、具現化へ向けた可能性を探るべく、研究してまいりますとともに、現在実施されております、家庭教育支援施策につきましても、組織を超えて保護者等に、総合的に情報提供ができるような仕組みづくりについて、部間調整を図ってまいりたいと考えております。
以上、報告を終わらせていただきます。
 難波委員長 ただいまの報告に対しまして、何かございますか。
私から質問いたします。
こちらの報告書の10ページのウですが、この地域子育てコーディネーターの育成という中で、厚木市内でも、学校と地域においては、コーディネーター制度が既に確立され展開している地域や、コーディネーターになり得る人材を確保し、会議等発足し始めている地域などもありますと記載されておりますが、もう少し、具体的なお話を聞かせいただきたいと思います。
社会教育課長。
 柳田社会教育課長 現在、学校と地域におけるコーディネーター制度、こちらに近い状態で地域活動されているところが、森の里地区でございます。こちらにつきましては、地域の子ども会、青少年健全育成会の役員の皆様が中心となって、学校と地域において、連携事業を行っております。
それから、コーディネーターになり得る人材の確保でございますが、こちらにつきましては、現在、放課後子ども教室が相川小学校区で実施されております。こちらでは、放課後子ども教室に参画していただける指導者の方々を、随時確保していると伺っております。
 難波委員長 ありがとうございます。
とても大事なことであると思います。そういった地域の人材で、有能な方に御活躍いただくことは、とてもすばらしいことだと思いますが、私の取り越し苦労かもしれませんが、全市で行おうとすると、やはり無理が生じてくることが予想できます。やはり積極的に地域の皆様にも参画いただき、このような地域づくりの例は、大いに参考にしていただいて、学ぶべきことはたくさんあると思いますが、全市で同一的な形で進めることは、慎重に行っていただきたいと感想を持ちましたので、発言させていただきました。
社会教育課長。
 柳田社会教育課長 難波委員長、貴重な御意見、ありがとうございます。
社会教育課といたしましても、それぞれ地域の特性や、個性がございますので、地域に見合った方法、そういった事例を参考にしながら、今後、進めてまいりたいと考えてございます。
 難波委員長 ありがとうございます。
馬嶋委員。
 馬嶋委員 この家庭教育支援に関する報告書を、非常に興味深く読ませていただきました。とてもよくまとまっているとい思いました。
私は小児科医ですので、お母さんや子供たちと関わる時間が多いのですが、家庭での教育力というよりは、子供と関わる力が、年々落ちているような気がいたします。子供をあやす、笑うようにあやす、泣いたらどうしようかとか、子供に対してなかなかうまくできない方とか、若い方は頑張っていますが、そういう方は増えていて、もう少し愛情いっぱいに抱きしめてあげればいいのにと思いますが、余裕がないのが現状なのかと私は思います。
特に最近、とても心配なのが、生活力というのでしょうか、御飯を作るとか、起きるとか、生活リズムを含めて、様々な力が、若い人たちに、落ちているような気がいたします。その中で、資料の最後に、元気なあつぎっ子心がけ6か条というのがありましたが、このように、日常的なことがきちんとできるようになってくると、お母さんになると、大変なことが多いとは思いますが、すばらしいことだと私は感じます。
また、生活リズムに関しても、今の子供たちにとって、生活リズムが大事であると言いましたが、10年程前は、まだ言われていませんでしたので、乳児健診でも、夜中に寝て、朝10時ぐらいに起きるという方も、中にはいらっしゃいました。説明しても納得できない、なぜなのか分からないという方が多かったのですが、今は小・中学校から、早寝早起きは大事であると伝えておりますので、分かっていただけると思います。やはり小さい頃からの生活リズムが、とても大事であると思いますので、是非、力を入れていただきたいと思います。
やはり教育委員会だけではなくて、様々な子育てに関しては、行政でも密な連携を取らないといけないと思います。最近は、虐待なども本当に増えていますので、こういったことも併せて、お願いしたいと思います。
社会教育課長。
 柳田社会教育課長 馬嶋委員、御意見ありがとうございました。
まず、元気なあつぎっ子心がけ6か条につきましては、社会教育委員が平成23、24年度におきまして、市立小学校の3、4年生の児童にアンケートを配布させていただきまして、保護者の皆様からアンケートを回収しております。回収率は50%でございますけれども、御意見を集約させていただき、パンフレットをきっかけに、気を付けた子供が半数以上、生活習慣について話す機会が増えた家庭が6割いらっしゃいました。また、4割の御家庭の方が、こちらを活用してよかった、今後もこういったものを配布してほしいという御意見をいただきました。
また、幼児期の家庭教育といいますか、保護者の皆様の支援等につきましては、16ページから、教育委員会だけではございませんが、市長部局も含めまして、60事業掲載してございます。そのうちの、特に私どもは社会教育課でございますので、公民館事業を中心にお話しさせていただきますと、17ページの下段から18ページの上段で、子育てサロンを各公民館で実施してございます。この中で、御出産予定の方から、就学前の保護者の方、こういった方々の情報交換や、地域の方々が指導者となって、御相談を受けていただいたり、御指導いただいたりしている状況がございます。
また、こういった事業につきましては、各部で実施しておりますので、なかなか横の連携がとれていない現状もございますので、こういった部分につきましても、今後、各部と調整させていただきまして、一括で実施できるような方策を研究してまいりたいと考えております。
以上でございます。
 難波委員長 ありがとうございました。
他によろしいですか。
特になければ、報告事項5を終わりにいたします。
以上で、本日予定しておりました日程は、全て終了いたしました。
これをもちまして、平成25年厚木市教育委員会6月定例会を閉会いたします。
閉会時刻15時04分

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