平成26年厚木市教育委員会9月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成26年9月30日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 新川 勉
委員長職務代理者 馬嶋 順子
委員 難波 有三
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、宮崎学校教育部長、山田社会教育部長、
荒井教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
霜島教育総務課長、小林保健給食課長、佐後学校教育課長、
中村学務担当課長、柳田社会教育課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

日程1 議案第32号 厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則について
日程2 議案第33号 厚木市社会教育指導員規則の一部を改正する規則について
日程3 議案第34号 厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定について ついて

3 報告事項

  • (1) 奨学金制度の創設に向けた検討の経過について
  • (2) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (3) 通学路の安全整備要望について

4 厚木市教育委員会委員長の選挙

5 厚木市教育委員会委員長職務代理者の指定

会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 新川委員長 定刻になりました。
    現在の出席委員は4人で定足数に達しております。
    ただいまから、平成26年厚木市教育委員会9月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会議事録署名委員として馬嶋委員長職務代理者を指名させていただきます。
    始めに、教育長報告をお願いいたします。
    教育長。
  • 平井教育長 それでは、先月、8月26日に開催されました8月の定例会以後の主な行事につきまして、御報告申し上げます。
    まず、お手元の資料の1番目でございます。8月27日、水曜日、戸田小学校通学路周辺ほかの児童・生徒通学路視察を行いました。
    子どもたちの通学路に対する要望・改善といったものが、保護者の声などを通じて、各学校から上がってきております。
    今年度は、約70か所上がってきておりますが、例えば、信号機を設置してほしい、横断歩道を設置してほしいといった御要望があった場合、この権限は全て警察あるいは公安委員会ということになりますので、教育委員会の方から、関係機関に正式に申入れをしたり、協議をしたり、また、通学路安全対策検討委員会で検討しております。
    そういった意味では、約70か所全てに手を着けているのですが、それぞれの進捗には差がございます。ただ、子どもの命にかかわるものでございますので、やらなくていいということには絶対なりません。全て解決できるまで、各関係機関で協議をしているところでございます。
    このような状況の中で、特に困難だと思われる部分を視察しています。できれば約170か所全てを私の目で見たいのですが、なかなかそうもいかないということで、担当課が解決するのに苦労しているという箇所をピックアップしてもらいまして、説明を受けながら視察をしているという状況でございます。
    続きまして、2番目でございます。同日ですが、玉川地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークに出席いたしました。以降にも、自治会長と市長とのまちづくりフリートークが出てまいりますが、自治会側から、教育委員会が関連するテーマが出されてきたときに、私や担当部長も出席して、そのトークに加わっているということでございます。
    このほかにも、小学生・中学生が、いろいろな全国大会・世界大会に行ったことなどにより、市長への表敬訪問がされることがございます。これには私も同席させていただいておりますが、子どもたちの多くは、親御さん、学校の先生、コーチの先生と一緒に来て、活動を通じて自分が得たことについて、自信を持って話してくれます。そういった機会もあるということを御報告させていただきます。
    続きまして、2ページ目、9番目でございます。9月6日、土曜日、平成26年度厚木市中学生卓球大会が開催されました。参加者は約260人でしたが、この中には、愛川町の学校も参加していただいております。
    約260人近くの子どもたちが集まり、また、審判として、厚木市卓球協会の役員の皆様、各卓球部の顧問の先生にも集まっていただきました。
    こういった場所で私から挨拶させていただく機会はよくあるのですが、必ず申し上げていることがございます。
    それは、部活動の指導についてです。保護者や一般市民の皆様からは、部活動の指導は、教員の仕事の一部であり、義務であると誤解されているところがございますが、部活動指導というものは、教員がほとんどボランティアでやらせていただいているもので、やらなければならないというものではないということです。ただ、部活動は、非常に重要な教育的な意味を持った活動と学習指導要領にも定義されましたので、各学校の先生方は、時間を削りながら御指導してくださっているというのが実態でございます。
    子どもや保護者の皆様にも、そういったことを御理解いただかなければ、今話題になっている教員の多忙化の解消につながらないと思っています。
    学校の問題は何でも学校の先生でということでは、やがては、子どもの教育へも影響するのではないかと大変危惧しておりますので、正にこういった場面で、学校を核にしながら、家庭、地域社会が協働すべきではないかと思っております。
    続きまして、12番目でございます。9月13日、土曜日、厚木公園ほかで第26回心と街のクリーン作戦が行われました。参加していただいた方は約360人で、青少年健全育成関係団体の皆様のほか、高校生、中学生、小学生等で大勢の方にお集まりいただきました。
    薬物乱用防止について、子どもを通して、駄目なものは絶対駄目という気持ちを一般社会に広く広めたいという思いと、それから、子どもたち自らが、活動を通して、暴力行為がいかに重大な人権侵害であるかということを理解すること。こういったことを目的として、始めたものでございます。
    お陰で、御理解していただける方々は、年々増えておりますので、地道な活動ではございますが、継続することの重要性というものを感じております。
    続きまして、3ページ目、19番目でございます。9月21日、日曜日、神奈川工科大学KAITアリーナで、「WRO 2014 JAPAN決勝大会」が開催されました。
    WROとは、ワールド・ロボット・オリンピアードという意味で、参加チーム数は111チームで、全国各地の予選大会を勝ち抜いて、今決勝大会に臨んだ小学生、中学生、高校生、大学生の三百数十人が参加しました。
    この大会は、決められたルールに基づいて、いかに早く正確にロボットのミッションをこなすかというプログラムの組み方の競技であり、なおかつ限られた部品をいかに正確に組み立てて、自分たちのプログラムどおりに動くロボットを作るかということで、知のオリンピックのようなところがございます。
    この大会は、厚木市教育委員会としても後援させていただいているわけですけが、今年は、厚木市からも、小学校5・6年生の3人がこの決勝大会に臨みました。
    この大会の上位3団体までが、今度は、ロシアのソチで世界大会、決勝大会に臨むことになっております。
    最後に、もう一つ報告がございます。
    前南毛利公民館の館長であられました城所文洋先生がお亡くなりになりました。
    公民館長として、教育行政に大変御理解をいただきながら、南毛利地区の社会教育の拠点として公民館事業を応援していただきました。謹んで御冥福をお祈りさせていただきたいと思っております。
    以上でございます。
    なお、現在、平成26年厚木市議会9月定例会の会期中でございます。一般質問もいただいておりますので、詳細につきましては、それぞれ所管の部長等から御報告させていただきます。
  • 新川委員長 教育総務部長。
  • 松本教育総務部長 それでは、平成26年市議会9月定例会につきまして、概要を御報告申し上げます。
    本議会は、9月1日から10月7日までの会期37日間で開催されております。概要につきまして、各所管部から報告させていただきます。
    まず、教育総務部でございますが、提出議案は、教育総務部、学校教育部、社会教育部共通で、議案第48号、平成25年度厚木市一般会計歳入歳出決算についての上程がありました。
    議案第48号は、9月26日に開催された環境教育常任委員会において審査され、認定すべきものと決定され、10月7日開催の本会議におきまして採決されます。
    それでは、一般質問につきまして御説明を申し上げます。
    一般質問につきましては、田上祥子議員から、教育行政について、教員の多忙化について、教員の多忙化を解消するための新たな取り組みとして検討していることは何かとの質問があり、教育長から、これまでに調査報告の見直しや、従来は教員が行っていた就学時健康診断を教育委員会の職員による実施に変更し、さらに、平成25年度からは給食費を公会計化にすることで教員の負担軽減を図ってきました。なお、現在、市長部局とも連携し、教員の多忙化解消に向けてプロジェクトを立ち上げ、教員が子どもたち一人一人とじっくり向き合う時間をこれまで以上に確保できるよう検討を進めていく旨の答弁をいたしました。
    また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の定めにより、厚木市教育委員会点検・評価報告書を提出いたしました。
    教育総務部につきましては、以上でございます。
  • 新川委員長 学校教育部長。
  • 宮崎学校教育部長 続きまして、学校教育部でございますが、提出案件のうち、議案第58号、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例につきましては、9月10日の市民福祉常任委員会及び9月16日の環境教育常任委員会において、可決すべきものと決せられました。
    次に、議案第72号、平成26年度厚木市一般会計補正予算のうち、いじめ防止対策委員会に係る経費につきましては、9月11日の環境教育常任委員会におきまして、可決すべきものと決せられました。
    続きまして、陳情第3号、義務教育に係る国による財源確保と、35人以下学級の着実な実施・進行を図り、教育の機会均等と水準の維持・向上並びに行き届いた教育の保障を求める意見書を国に提出することを求める陳情につきましては、同じく9月16日の環境教育常任委員会において、可決すべきものと決せられました。
    続きまして、一般質問につきましては、釘丸久子議員、内川由喜子議員、高田浩議員、神子雅人議員、名切文梨議員の5人の議員から7項目の質問がございました。
    まず、釘丸議員からは、学校教育について、学校不適応児童・生徒の対応について、取組と課題は何かとの質問がございました。教育長から、各学校では、教員と児童・生徒との信頼関係のもと、子ども同士の人間関係づくりや学級における心の居場所づくりについて励んでいる。特に、暴力、いじめ、不登校など問題行動等に対しては、学級担任を始めとする教員が早期対応・未然防止に向けて、きめ細かな対応に努めているところであり、教育委員会としては、今後も教員が子どもたちと向き合える時間をより多く確保できるようにするとともに、全ての子どもたちが安心・安全に学校生活を送り、授業や行事に主体的に参加し活躍できるような学校づくりを支援してまいる旨の答弁を行いました。
    次に、同じく釘丸議員から、全国学力・学習状況調査について、取組と課題は何かとの質問がございました。教育長から、全国学力・学習状況調査が、児童・生徒の学習状況を把握・分析することで、教育施策の成果と課題の検証や学校における指導の充実、改善に役立てることを目的として実施されている。また、児童・生徒が自分の学習状況を把握し、今後の学習にいかしていけるよう活用している。教育委員会としては、調査結果の分析を通して、学校の実態に応じた指導方法の工夫・改善を図ることで、児童・生徒が確かな学力を身に付けられるような教育を実践していくことが重要であると考えている旨の答弁を行いました。
    次に、内川議員から、教育行政について、支援を必要とする子どもへの対応について、インクルーシブ教育構築に向けた厚木市の考えはとの質問がございました。教育長から、教育委員会では、支援を必要とする幼児や児童・生徒に対して、一人一人の可能性を最大限に伸ばし、将来の自立と社会参加を見据えた就学指導を行っている。国では、平成26年1月の障害者の権利に関する条約の批准を受け、支援を必要とする子どもが障害のない子どもとともに学ぶインクルーシブ教育を推進しているところであり、本市でも子どもたち一人一人の教育的ニーズを把握し、保護者の意見や教育、医学、心理学等の専門的な見地からの意見を踏まえ、きめ細かな就学相談、就学指導を実施するとともに、市立全小中学校に特別支援学級を設置し、地域の中で子どもたちがかかわり合いながら、ともに学ぶ環境を整備していること、今後も一人一人の教育的ニーズを把握し、個人に必要な合理的配慮の提供に努めてまいる旨の答弁を行いました。
    次に、高田議員からは、教育行政について、厚木市教育委員会サーバーについて、統合の検討結果はどうかとの質問がございました。教育長から、昨年6月、庁内にサーバー等再検討会議を設置し、機能の充実や災害時のリスク回避等、様々な角度から検討を重ね、教育委員会8月定例会においてその結果を報告したところであり、その中で、教育委員会のサーバーについては、今後も進展し続ける社会の情報化やそれに伴う情報量の増加を踏まえ、よりセキュリティーが確保された環境に集約し、統合することが望ましいとの方向性を得たところであること、今後においては検討結果をもとに、費用対効果、経費削減の面から、さらに詳細について協議し、整理を図ってまいる旨の答弁を行いました。
    次に、同じく高田議員から、英語教育について、課題と今後の展開はとの質問がございました。教育長から、平成25年12月に文部科学省が公表したグローバル化に対応した英語教育改革実施計画では、小学校5・6年生での英語の教科化や中学校英語の充実等が審議されている。教育委員会としては、小中学校の教員を対象にした英語教育に関する研修の実施や、研修講座の開催のほか、指導主事が学校を訪問して授業への指導・助言を行うことなど、様々な取組をしているところである。今後についても、効果的な授業づくりの研究や外国語指導助手を活用した教職員の英語力向上に向けた取組を行うことにより、より一層英語教育を充実させるよう努めてまいる旨の答弁を行いました。
    次に、神子議員からは、教育行政について、道徳教育について、充実した授業と指導ができているか、道徳は学校だけで身に付くものかとの質問がございました。教育長から、各学校における道徳教育は、道徳の時間を要として、学校の教育活動全体を通じて行っている。具体的には、児童・生徒や地域の実態に応じた指導計画を作成し、各教科、総合的な学習の時間及び特別活動における道徳教育との密接な関連を図りながら、指導を行うことによって充実した授業ができるよう努めていく。道徳教育は学校だけでなく、家庭、地域社会との共通理解や連携が欠かせないものであること、今後も、各学校が、家庭、地域との連携のもとで充実した道徳教育を推進できるよう支援してまいる旨の答弁を行いました。
    次に、名切議員から、教育行政について、日光修学旅行について、現状と課題はとの質問がございました。教育長から、市立小学校の修学旅行につきましては、今年度23校中22校の旅行先が日光方面になっている。また、実施に当たりましては、各学校が下見を行い、日光市周辺の状況について現地調査を行った上で、適切に実施していると認識していること、教育委員会としても、学校に必要な情報を提供するなど、安心・安全な修学旅行の実施に向けて指導や助言を行っていること、修学旅行については、児童が豊かな自然や文化に親しむなど、多くの教育的意義が期待されており、その成果が最大限のものとなるよう、今後も学校を支援してまいる旨の答弁を行いました。
    学校教育部の所管につきましては、以上でございます。
  • 新川委員長 社会教育部長。
  • 山田社会教育部長 次に、社会教育部でございますが、提出議案につきましては、議案第49号、平成25年度厚木市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算について、議案第72号、平成26年度厚木市一般会計補正予算(第3号)のうち、体育施設費に係る経費については、9月16日及び26日の環境教育常任委員会において、可決すべきものと決せられました。
    一般質問につきましては、神子雅人議員、松本樹影議員の2人の議員から、4項目について質問がございました。
    神子雅人議員から、教育行政について、スポーツ振興について、スポーツ施設は充実しているか、三川合流地点及び周辺のスポーツ施設の今後の見通しはとの質問がございました。教育長から、本市では、荻野運動公園を始めとする主要施設のほかに、市内全域に52か所のスポーツ広場や青少年広場などを設置している。また、近年、市民ニーズの多様化やオリンピック・パラリンピックの開催決定など、スポーツを取り巻く環境が変化していることから、現在、スポーツ施設の望ましいあり方やよりよいスポーツ施設の適正配置など、計画的な施設・整備を図るため、厚木市スポーツ施設市民検討委員会を組織し、三川合流地点及び周辺のスポーツ施設も含めて配置の検討を行っている。今後におきましても、市民の皆様が様々なスポーツを安心・安全に楽しめるよう、スポーツ施設の整備・充実に努める旨の答弁をいたしました。
    次に、松本樹影議員から、古民家岸邸について、現状と課題は、今後の展開はとの質問がございました。教育長から、古民家岸邸は郷土に残された貴重な文化遺産として厚木市指定有形文化財に指定し、公開すると同時に、保存に努めている。特に、季節の折々には七夕やひな祭りなどの年中行事も開催し、多くの市民の皆様に親しんでいただいている。今後も引き続き、貴重な文化財を保存するとともに、需要の促進を図ることにより、市民の皆様が郷土の歴史文化に触れ、集い憩える場となるよう努める旨の答弁をいたしました。
    以上でございます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    それでは、審議事項に入ります。
    日程1、議案第32号、厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 議案第32号、厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則について、及び次の議案第33号 厚木市社会教育指導員規則の一部を改正する規則につきましては、ともに厚木市教育委員会の非常勤特別職の任期等の見直しに伴い、各規則の一部を改正するものでありますことから、両議案について一括して御説明を申し上げたいと思いますが、よろしいかお伺いをいたします。
  • 新川委員長 ただいま教育総務課長から説明がありましたが、議案第32号及び第33号については、一括して審議するということでよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 それでは、両議案の説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 それでは、まず議案第32号、厚木市学校教育指導員規則の一部を改正する規則について、御説明申し上げます。
    本件は、厚木市教育委員会の非常勤特別職の任期及び勤務時間の見直しに伴い、本規則の一部を改正することについて、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号の規定に基づき提案するものでございます。
    内容を御説明申し上げますので、恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、右ページの参考資料の新旧対照表を御覧ください。
    改正点は赤字で示してございます。右側が改正前の旧の規則、左側が改正後の新の規則となります。
    まず、改正の1点目でございますが、旧規則では第5条第1項で、「指導員の任期は、1年とする。」となっております。指導員の職務は、教育活動及び学校経営の指導・助言に関すること、教育相談に関することでありますので、学校の年度に合わせた4月1日から3月31日までの任期であることが望ましいことから、これにただし書きとして、「ただし、年度の中途において委嘱された指導員の任期は、その年度の末日までとする。」を加えるものでございます。
    次に、改正の2点目でございますが、旧規則では第5条第3項で、「勤務時間は、午前9時から午後5時までの間において、割り振るものとする。」となっておりますが、これを指導員の勤務の実態に合わせまして、「午前8時30分から午後7時まで」に改正するものでございます。
    議案第32号につきましては、以上でございます。
    次に、議案第33号、厚木市社会教育指導員規則の一部を改正する規則について、御説明申し上げます。本件につきましても、厚木市教育委員会の非常勤特別職の任期の見直しに伴い、本規則の一部を改正することについて、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第2条第2号の規定に基づき提案するものでございます。
    それでは、恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、右ページの参考資料の新旧対照表を御覧ください。
    旧規則では、第5条第1項で、「指導員の任期は、1年とする。」となっております。
    社会教育指導員の職務は、社会教育関係団体の指導・育成に関することなどであり、年度に合わせた4月1日から3月31日までの任期であることが望ましいことから、学校教育指導員と同様、「ただし、年度の中途において委嘱された指導員の任期は、その年度の末日までとする。」を加えるものでございます。
    以上、両議案につきまして、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 異議なしと認め、議案第32号及び第33号を可決いたします。
    次に、日程3、議案第34号、厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 議案第34号、厚木市学校運営協議会を設置する学校の指定につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
    学校運営協議会の設置につきましては、前回の8月定例会におきまして御審議いただきました、厚木市学校運営協議会規則第3条第1項の規定に基づき、教育委員会が学校を指定する必要がありますので、提案するものでございます。
    内容を御説明いたしますので、恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙を御覧ください。
    学校運営協議会を設置する学校は、相川小学校、戸田小学校、相川中学校の3校でございます。この3校につきましては、4月から学校運営協議会のモデル校として指定をしました学校でございます。
    取組内容を御紹介いたしますが、学校運営協議会制度の理解や組織体制の確立、学校運営協議会設置の先進都市であります東京都三鷹市へ視察を行いました。
    また、文部科学省職員による概要説明を受け、学校運営協議会の実践経験のあるコミュニティ・スクール推進員の方からは、説明会の中で取組を紹介していただきました。
    こういった取組を行ってきた上で、学校運営協議会の設置について、各学校から申請が上がってきたものでございます。いずれの学校におきましても、規則第2条に規定しております学校の応援団として、協議会の役割を達成できると認められ、学校運営協議会を設置することが適当であると判断いたしまして、指定するものでございます。
    指定期間につきましては、規則第3条第3項に基づき、平成29年3月31日まででございます。
    説明は以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 異議なしと認め、議案第34号を可決いたします。
    続きまして、報告事項に入ります。
    報告事項1 奨学金制度の創設に向けた検討経過について、報告をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 報告事項1、奨学金制度の創設に向けた検討の経過について、御説明申し上げます。
    前回、教育委員会8月定例会におきまして、寄附金の活用について御報告をさせていただきましたが、その後、寄附者の意向等を踏まえ、厚木市としての独自性を持った奨学金制度の創設について、教育委員会事務局及び庁内関係課等で検討を進めております。まだまだ煮詰まってはございませんが、本日は、現在までの検討経過につきまして、御報告をさせていただくものでございます。
    資料1を御覧ください。
    まず、1、奨学金制度の対象・内容についてでございます。
    検討の中では、次の案が提案されております。
    黒丸の1つ目、経済的な理由のため、高校等への進学が困難な中学生に対し、入学に係る費用を支援すること。
    2つ目に、経済的な理由のため、部活動が困難な中学生に対し、部活動に必要な道具、衣服等に係る費用を支援すること。
    3つ目に、経済的な理由のため、就学が困難な高校等に在学する生徒に対し、就学に係る費用を支援すること。
    4つ目に、学業や部活動等がトップレベルで、より高みを目指している児童・生徒に対し、その育成を支援すること。
    1つ目から3つ目につきましては、経済的な理由のため、進学、部活動、高校での就学が困難な中学生に対して支援を行うもので、4つ目は、学業や部活動等がトップレベルの中学生に対して、その育成を支援するものでございます。
    次に、2の奨学金制度の支給形態・支給基準についてでございます。
    検討の結果、次の案が提案をされております。
    黒丸の1つ目、寄附金を基にした制度であることから、支給形態については給付という形をとること。奨学金の支給につきましては、貸付けという形もございますが、厚木市で検討している奨学金の原資は寄附金であるということ、対象が中学生、高校生であり、将来的な負担を早いうちから課すべきではないということから、給付という形にしようというものでございます。
    黒丸の2つ目、経済的な理由により支援を行う場合の支給基準については、単に世帯の総収入額を審査するのではなく、人物審査を行った上で判断するということ。
    黒丸の3つ目、学業や部活動等が優秀な児童・生徒に対する支援を行う場合の支給基準については、人物審査に加え、成績審査も行った上で判断する。この2つについては、支給に当たっては、単に総収入額や成績といったものだけで判断するのではなく、人物審査も行った上で判断しようというものでございます。
    最後に、3の今後のスケジュールについてでございますが、10月に入りまして、市小学校長会、市中学校長会、また市PTA連絡協議会で御説明を行い、御意見をいただき、また庁内でもさらに議論を深め、(仮称)基金条例・奨学金条例案を策定してまいります。
    その後、市の例規審査会で条例案の審査を行い、教育委員会10月定例会に条例案を付議させていただきます。本日は報告にとどめさせていただきましたが、ここで御審議をいただくことになります。
    そして、条例案を可決いただいた後に、市議会12月定例会に議案送付させていただく予定でございます。
    報告につきましては、以上でございます。よろしくお願いします。
  • 新川委員長 ただいまの報告に対して何かございますか。
    私から一つよろしいでしょうか。
    まだ細かいことは決めていないとは思いますが、議論の中で、年間の支給金額というのはいくらくらいを予定しているのでしょうか。
    教育総務部次長
  • 荒井教育総務部次長 給付の金額ですが、例えば、入学に対する準備金である入学一時金については6万円程度、高等学校へ通う生徒の就学金につきましては月額で1万円程度、これをベースに、現在事務局内で調整をしているところでございます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
     これは、高等学校の場合には、例えば、県立、私立関係なく支給できるのでしょうか。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 はい、現時点では、公立学校へ進学する生徒も私立高校へ進学する生徒についても、どちらも対象にしようと考えております。
  • 新川委員長 前回御説明いただいて、ある匿名で寄附されたお金ということだったと思いますが、金額はいくらでしたでしょうか。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 総額で1億円を教育関係に使ってほしいという寄附でございます。
  • 新川委員長 わかりました。
    これは大変いい制度だとは思いますが、ある程度の期間給付を行うと、寄附金が無くなった時点で終わってしまうのではないかと思います。貸付け型の制度であるとか、例えば昔のように金利が非常に高ければ、その金利で多少の運用もできたでしょうけれど、今は1億円でも多分ほとんど運用できないのではないかと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 ただいま委員長から御指摘いただいたように、現在事務局で試算しています給付方法を取りますと、おおむね10年から11年程度で、元本の1億円については給付が完了してしまいます。事務局としては、できれば、子どもたちの夢や子どもたちの未来を作っていこうという趣旨に御賛同いただいた方々から、寄附を募り、10年という期間が少しでも伸びるようにしていきたいと考えております。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    もう一つお伺いします。給付にするか、貸付けにするかは、もう決まっているのですか。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 給付か貸付けかにつきましては、現時点ではまだ最終決定しておりません。今回の資料では、給付に軸足を置いた説明をしておりますが、まだ最終決定までには至っていないということでございます。
    金額についても最終決定ではなく、現時点の案ということで御理解をいただければと思います。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    説明いただいた中では、中学生も対象に入っていますが、例えば育英会の奨学金のように、大学生の場合であれば、自分の将来の夢の実現のために奨学金を借りて働いて返すということでよいかと思いますが、中学生の場合、貸付けはどうなのだろうかと思いました。
    教育長。
  • 平井教育長 少しよろしいでしょうか。
    いま委員長が御指摘された中学生にという部分について、これは、教育現場で実際に教員として働いていた私の経験上、経済的に困窮しているがゆえに、私立の学校は受験できないとか、行きたいと思う高校の万が一の場合の受け皿となるような学校を併願することができないといった例は、担任として感じることは毎年あります。
    したがって、経済的な理由により自分が行きたい学校を受験さえできないという中学生を無くしていきたいというのが、学校で教鞭を取っていた私たちの願いの一つであります。
    また、議会でも度々御質問をいただいていますが、経済的に厳しい状況が続いている中で、子どもの貧困率、家庭の貧困いわゆる経済格差が、学力格差につながっているのではないかという御意見もいただいています。
    もし、そのような実態があるとしたら、少なくとも、家庭の経済的な理由で子どもが伸びる芽を摘んでしまうことがないような制度を作っていきたい。これは、私たちがずっと考えてきたことです。
    こうした中で、今回1億円という大金を寄附していただきました。
    この寄附をしてくださった方については、私はお名前も存じ上げており、面会もしております。この方は、寄附に当たっての条件を一つだけ言われましたが、それは自分の名前を出さないでほしいということだけでした。
    いろいろお話を伺いましたが、将来の子どもたちのために役立ててほしいというお気持ちが本当に伝わってきましたので、単に何かを作ったり買ったりする費用に充ててしまうというのでは、この方の気持ちに沿った使い方にならないのではないかというのが、私の率直な気持ちでした。
    そういう意味で、厚木の子どもたちのための奨学金制度というものも、一つの考え方です。貸与にするか、給付にするかということも、これから検討していきますが、いずれにしろ、委員の皆様の御意見をいただきながら、庁内、学校の先生の意見を聞き、さらにPTA連絡協議会を通して、保護者の立場からの御意見もいただきながら、方向付けを行っていいきたいと考えております。
    したがって、この件については、改めて協議させていただくことになると思いますので、よろしくお願いいたします。
  • 新川委員長 難波委員。
  • 難波委員 この今回の寄附金をこういう奨学金制度に充てるということで、私も大変いい制度を創設してくださっていると思っております。是非、将来のある子どもたちのために形にしていただければと思います。
    そこで少しお聞きしたいのですが、この内容について、4項目あって、上3つが経済的な理由のためと書かれていますが、これは、例えば中学校での部活の費用、高校を受けるための学資の費用、さらに高等学校での就学での費用というように、お一人で3回申請することも考えられると思いますが、その辺りはどうなのでしょうか。
    また、4つ目の「より高みを」というところ、これは上の3つとは異なる性質のものですが、事務局としてはどれを優先するお考えなのでしょうか。個人的には、私はこの4つ目も良い内容であると思いますので、併せて質問させていただきます。
  • 新川委員長 教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 御質問いただきました一点目ですが、現時点では、事務局といたしましては、部活動にかかる支援と入学・就学にかかる支援は、分けて考えています。部活動の支援につきましては、中学校の3年間のうちに、部活動についての課題が出てきた場合に申請いただくということで考えております。場合によっては、1年から3年まで、最大で3回申請をいただくケースも出てくると考えております。
    それから、入学への一時金と高等学校への就学、学費の支援でございますが、こちらにつきましては、先ほど教育長からもお話いただきましたが、高校受験の時点で、入学の準備や高校に入学した後の学費に御心配があるというケースが非常に多いと学校現場からも聞いておりますので、中学3年生のうちに、入学に関する一時金と高校へ入ってからの3年間の学費の奨学金制度についての申請をいただこうかと考えております。
    したがって、難波委員が御指摘された同じ生徒にということについて、入学一時金と高校3年間の就学奨学金は、同一の子に受けていただくことを想定しております。また、その子が部活動の支援も併せて受けるということも考えられることではございます。
    それから、二点目の御質問についてですが、対象・内容についての4つ目の「学業や部活動がトップレベルで」というのは、御指摘のとおり上の3つとは異なる性質のものでございますが、事務局としては、上の部活動支援の中に含めて同一制度化するということも、現時点では考えてございます。
  • 新川委員長 よろしいですか。
  • 難波委員 子どもや保護者に向け、よりわかりやすい制度を作っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    素晴らしい奨学制度にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
    特になければ、報告事項1を終わります。
    次に、報告事項2 給食用食材の放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
    保健給食課長。
  • 小林保健給食課長 報告事項2、放射性物質の測定結果につきまして、御報告いたします。
    恐れ入りますが、資料2を御覧ください。
    始めに、8月18日から9月18日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、御覧のページ及び裏面のページ、全て不検出となっております。
    恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、右側のページを御覧ください。
    学校給食用食材の測定につきましては、給食食材として多く使用される品目を中心に、保護者の皆様からの要望が多いキノコ類や根菜類、東北地方の産地の食材などを対象にし、火曜日、木曜日に実施しております。
    また、測定する品目については、できる限り早く測定結果を出すため、独自の給食で使用する食材の中から3品目を目安に測定しております。
    9月分につきましては、3人の保護者の方から18品目の要望があり、予定を含め18品目を測定いたしますが、9月分の要望に対しましては予定を含め14品目を測定いたします。
    報告につきましては、以上でございます。
  • 新川委員長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 関連しまして、修学旅行実施に向けた日光市内の放射線量測定について、御報告申し上げます。
    小学校の秋の修学旅行につきましては、10月1日から31日にかけて19校が実施を予定しております。これに先立ち、8月26日から27日にかけて、厚木市小学校校長会による秋季日光修学旅行下見団が、日光市内において放射線量の測定を実施いたしました。
    測定箇所は、これまで多くの小学校が見学地としてきた場所でございます。1,041か所の測定箇所のうち、日光江戸村内の4か所を除き、厚木市の空間放射線量の基準値である0.19マイクロシーベルトパーアワーを下回っておりました。いずれの学校も、市の基準値以下の場所を見学地として実施いたします。
    また、下見における測定結果につきましては、市のホームページに掲載しております。
    なお、修学旅行の実施につきましては、これまで同様、各学校では事前の説明会を実施するなど、児童が安心して旅行ができるよう、保護者やPTA、学校評議員等に御理解をいただきながら、準備を進めております。
    以上でございます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの報告に対して、何かございますか。
    特になければ、報告事項2を終わります。
    次に、報告事項3、通学路の安全整備要望について、報告をお願いいたします。
    学務担当課長。
  • 中村学務担当課長 それでは、報告事項3、通学路の安全整備要望につきまして、御報告申し上げます。この報告につきましては、冒頭、教育長から御説明をいただきましたが、詳しい内容について御説明をさせていただきます。
    最初に、資料の御説明の前に、通学路の安全点検についてですが、各学校において、毎年度、保護者等の御協力のもと、安全点検が実施されております。この安全点検を通し、安全対策を必要とする箇所について、教育委員会に安全整備要望書を提出いただいております。
    教育委員会では、この要望において、道路管理者や厚木警察署など関係機関で構成しております通学路の安全対策協議会において、現地調査等を実施し、協議・検討を行い、安心・安全な通学路の整備に取り組んでおります。
    それでは、資料3、平成26年度、通学路の安全整備要望状況(8月末現在)を御覧ください。
    学校要望件数でございますが、68件となっております。このうち34件は、カーブミラーの設置や停止線あるいは横断歩道等の再標示でございまして、道路管理者や警察署が通常の管理として行うべき内容でございますことから、個別案件として調整し、対応しております。
    この個別案件を除き、通学路の安全対策協議会の検討案件につきましては、同じ件数ですが、34件となっております。この34件につきましては、2番の表のとおり、現地調査等を踏まえ、協議・検討を行い、今年度要望に沿った実施が8件、代替案で今年度対応が10件、検討が5件、警察からの回答待ちが11件となっております。
    なお、この代替案による対応でございますが、例えばガードレールや路側帯の設置につきましては、道路幅員などの道路構造令等において設置が難しいことから、注意看板の設置やスクールゾーンの路面標示など代替対策により車の運転者に注意喚起を促し、安全の向上を図るものでございます。
    また、検討及び回答待ちの16件につきましては、今後様々な角度から検討を行い、何らかの安全対策を講じてまいります。
    続きまして、恐れ入りますが、裏面を御覧ください。
    平成25年度の通学路安全整備要望の結果でございます。こちらにつきましては、昨年の9月に中間報告をさせていただいておりますが、今回その結果につきまして、御報告申し上げるものでございます。
    学校からの要望件数は61件でございました。この結果といたしましては、要望に沿った実施が26件、代替案での対応が34件、継続検討が1件でございます。
    なお、この継続検討の1件、内容的には道路舗装整備でございますが、こちらにつきましては、神奈川県が管理する道路でございまして、県土木厚木事務所にて、今年度より行われる道路改良調査の上、継続して検討を行ってまいります。
    なお、現在、県土木厚木事務所において、調査に向けた業者の選考が行われておりまして、調査につきましては今年度内に実施となってございます。
    以上でございます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの報告に対して、何かございますか。
    よろしいでしょうか。
    特になければ、報告事項3を終わります。
    それでは、ここで委員長選挙を行いますので、準備のため暫時休憩といたします。

暫時休憩15時02分
再開時刻15時03分

  • 新川委員長 再開いたします。
    委員長の選挙に入ります。
    説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 委員長の選挙について、御説明申し上げます。
    委員長につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条第1項で、選挙しなければならないという旨が規定されております。その任期につきましては、同条第2項におきまして、1年と定められております。
    この法律にしたがいまして、昨年の選挙で当選されました新川委員長には、平成25年10月1日から委員長として御就任いただき、平成26年9月30日、本日をもって委員長としての任期が満了するため、平成26年10月1日から平成27年9月30日までの1年間の新たな委員長の選挙を行うものでございます。
    なお、委員長につきましては、委員長の任期が1年と定められていることから、教育委員会委員としての任期が10月1日から1年以上ある委員の中からお選びいただくこととなります。また、投票につきましては、厚木市教育委員会会議規則第5条に従い、無記名投票により実施をいたします。
    以上でございます。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    ただいまの説明について、何か御質問はございませんか。
    よろしいでしょうか。
    それでは、特に質疑はないようですので、委員長の選挙を行います。
    選挙の執行に際しましては、投票によることとし、投票及び開票の立会人として、松本教育総務部長を指名したいと思いますが、御異議ございませんか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 御異議ございませんので、松本教育総務部長に立会人をお願いいたします。
    それでは、これより選挙を行います。投票用紙の配布をお願いいたします。
    (投票用紙配布)
  • 新川委員長 投票用紙の配布漏れはございませんか。
    記入、よろしいでしょうか。
    (記入)
  • 新川委員長 では、立会人は投票箱の確認をお願いいたします。
    (確認)
  • 新川委員長 記入が終わりましたら、投票していただきます。
    (投票)
  • 新川委員長 投票を終了いたします。
    これより開票いたします。
    (開票)
  • 新川委員長 それでは、開票結果を発表お願いいたします。
  • 霜島教育総務課長 開票結果を発表いたします。
    出席委員4人、投票総数4票、有効投票数4票、有効投票中、馬嶋委員4票、以上でございます。
  • 新川委員長 選挙の結果、馬嶋委員が委員長に当選いたしました。
    以上をもちまして、委員長の選挙を終了いたします。
    ただいまの選挙の結果、馬嶋委員が委員長に当選されましたので、御挨拶をいただきたいと思います。
  • 馬嶋委員長職務代理者 ただいまの選挙で、10月1日から委員長として選任されましたので、御挨拶申し上げます。
    この度委員長という大役を仰せつかりましたが、その重責を考えますと、身の引き締まる思いでございます。
    少子化が進み、子どもたちに関する問題が多様化、複雑化してきている中で、厚木市教育委員会には、学力向上、いじめの問題、不登校の問題、そしていじめ防止対策、児童・生徒の安心・安全対策等の課題があります。これらの課題に全力で対応し、より豊かな教育環境を提供していくことが求められるものと考えております。
    これから1年間、平井教育長とともに、未来を担う人づくりのために力を尽くしてまいりたいと思いますので、教育委員会の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
    よろしくお願いいたします。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    次に、委員長職務代理者の指定を行います。
    説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 委員長職務代理者の指定につきまして、御説明申し上げます。
    地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条第4項及び厚木市教育委員会会議規則第6条におきまして、委員長職務代理者は委員長が会議に諮って指定する旨定められております。10月1日以降、馬嶋委員が委員長となられますので、新たな職務代理者を指定いただくものでございます。
    以上でございます。
  • 新川委員長 ただいまの説明について御質問はございませんか。
    それでは、説明があったとおり、10月1日以降は馬嶋委員が委員長となりますので、10月以降の委員長職務代理者を新たに指定しなければなりません。
    つきましては、10月1日以降ということもありますので、新委員長にお考えを聞きたいと思いますが、御異議ございませんか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 それでは、馬嶋委員に委員長職務代理者についてのお考えをお聞きしたいと思います。
  • 馬嶋委員長職務代理者 難波委員を推薦したいと思いますが、よろしくお願いいたします。
  • 新川委員長 それでは、難波委員を委員長職務代理者に指定してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 新川委員長 それでは、10月1日以降、難波委員に委員長職務代理者をお願いいたします。
    以上をもちまして、委員長職務代理者の指定を終わります。
    それでは、10月1日から難波委員が委員長職務代理者に指定されましたので、御挨拶をいただきたいと思います。
  • 難波委員 ただいま委員長職務代理者として指定をいただきましたので、御挨拶を申し上げたいと思います。
    これからは、馬嶋委員長のもとで、また職務代理者として、厚木市の教育の発展のために努力をしてまいるつもりでございますので、今後とも皆様方の御指導と御鞭撻をいただければと思います。
    どうぞよろしくお願いします。
  • 新川委員長 ありがとうございました。
    以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
    これをもちまして、平成26年厚木市教育委員会9月定例会を閉会いたします。
    ありがとうございました。

閉会時刻15時12分

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〒243-8511
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電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

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