平成26年厚木市教育委員会11月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成26年11月25日木曜日
午後4時30分

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 馬嶋 順子
委員長職務代理者 難波 有三
委員 山田 一夫
委員 水上 裕
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、宮崎学校教育部長、山田社会教育部長、
荒井教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
霜島教育総務課長、鍵和田学校施設課長、小林保健給食課長、
落合学校給食センター所長、佐後学校教育課長、
山田青少年教育相談センター所長、古村スポーツ政策課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

  • 日程1  議案第36号 平成26年度教育予算補正について
  • 日程2 議案第37号 厚木市久保奨学金基金条例(案)について
  • 日程3 議案第38号 教育財産(土地)の取得(案)について
  • 日程4 議案第39号 厚木市営体育施設指定管理者の指定(案)について

3 報告事項

  • (1) 平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (2) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (3) 平成25年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の結果について

会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻16時30分

  • 馬嶋委員長 定刻になりました。
    現在の出席委員は5人で定足数に達しております。
    ただいまから、平成26年厚木市教育委員会11月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として山田委員を指名させていただきます。
    始めに、教育長報告をお願いいたします。
  • 平井教育長 それでは、先月10月30日に開催されました10月定例会以後の主な行事について、御報告申し上げます。
    まず、1番目でございます。10月31日、金曜日、厚木小学校体育館におきまして、厚木小学校カーニバル開会式が開催され、小林市長と私で行ってまいりました。
    8月に子ども議会がございまして、厚木小学校の児童である子ども議員から、小林市長に私たちの学校行事を見に来てほしいというリクエストがありました。
    このことを受けて、市長と私が訪問したものでございます。子どもたちは本当に生き生きしていました。各教室で催し物が行われており、子どもたちの感性がきらりと光る学校行事でした。
    続きまして、3番目でございます。同日でしたが、2014あつぎ国際剣道祭選手団、15か国69人の外国籍の剣道の選手が、市長を表敬訪問されました。
    翌11月1日に、荻野運動公園体育館で、市制60周年カウントダウン事業の一環として2014あつぎ国際剣道祭が行われました。参加者は400人で、非常に大きな剣道の国際大会でございました。
    続きまして、7番目でございます。11月2日、日曜日でございました。厚木市立依知北公民館と愛甲公民館で、平成26年度公民館まつりが開催されました。
    市内15公民館、分館を含めると16か所ございますが、公民館ごとの独自色というのは凄いものです。
    各館を回りながら感じることは、それぞれの地域の人がいかに公民館あるいは分館を愛していただいているか、そして、その公民館活動の中心に、いつも小学生、中学生を据えていただいている地元の人たちの温かい気持ちが、公民館まつりに表れていると感じました。
    続きまして、2ページ目、11番目でございます。11月7日、金曜日、アミューあつぎ7階におきまして、平成26年度子育てコミュニティトークの10回目がございました。
    この日は、市内の8つの幼稚園の保護者の皆様14人にお集まりいただき、園児を育てる立場から、幼稚園の子どもを抱えるお母様の率直な意見というものを、小林市長と私でお伺いすることができました。
    この子育てコミュニティトークは延べで10回、約200人の保護者の皆様と意見交換をすることができました。保育園、学童クラブの待機児童の問題など、保護者の方の悩みや素直な声をお聞きしましたので、それに対して、担当の部長等から答弁をさせていただきました。
    続きまして、3ページ目、20番目でございます。11月12日、水曜日、毎年いただいておりますが、太陽会の皆様から、手縫いの雑巾を655枚いただきました。
    もう二十数年経っていますので合計で、今厚木市内の児童・生徒がおよそ1万8,500人なのですが、それを超える雑巾の枚数になったという話もございました。
    各学校で、この愛情のこもった手縫いの雑巾を使わせていただいているわけですが、贈る側の苦労というものもやはりあるそうです。
    いろいろな記念行事等でタオルは配られますが、最近は白いタオルが極端に少ないようです。ピンクやブルーなど色が付いているものが多いそうです。白いタオルで雑巾を作ることは、汚れが目立つので衛生上もいいという考えの中で、わざわざ白いタオルを調達していただいて、贈ってくださっているとのことでございます。
    続きまして、21番目でございます。同日でしたが、平成26年度厚木市教育委員会表彰式が開催され表彰をさせていただきました。
    これは、何回受賞してもいいということですので、子どもたちには、何回でもいらっしゃいということで、エールを送らせていただきました。
    続きまして、22番目でございます。11月13日、木曜日、全国都市教育長協議会定期総会並びに研究大会厚木大会に係る事前説明がございました。
    これは、以前御案内しましたが、来年の5月20日、21日、22日に、全国都市教育長協議会定期総会が、この厚木市において行われます。そのときに、小林市長、黒岩県知事、県教育委員会の教育長等に当日お越しいただけるよう日程調整をお願いし、この大会や都市教の活動内容についてお話しさせていただきました。
    続きまして、4ページ目、28番目でございます。11月17日、月曜日、第4回厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。
    このときは、各市の教育長の抱えている課題など、各地区で起きている課題を、よそ事とせず、そういう事件・事故が起きないように、職場の環境を良くしてほしいという話をさせていただきました。
    続きまして、29番目でございます。11月18日、火曜日、東名中学校の体育館におきまして、第49回神奈川県公立中学校教育研究会、道徳教育部会研究大会、厚木愛甲大会が行われました。
    これは、東名中学校の生徒さんに参加していただき、道徳の授業を公開していただいて、その後に、この研究部会を開いたということでございます。
    厚木市内の多くの先生にも参加いただきまして、道徳の教科化といったテーマについても話し合いが進められました。
    続きまして、5ページ目、35番目でございます。11月22日、土曜日、平成26年度元気アップスポーツフェスティバルが開催されました。参加者数は385人で、大変多くの皆様に参加していただきました。
    親子で一緒にテニス、ソフトテニスの試合をやるなど、子どもたちは非常に生き生きとしておりました。
    続きまして、36番目でございます。11月22日、土曜日、南毛利スポーツセンターテニスコートで、あつぎスポーツアカデミー、トップアスリート育成ソフトテニス強化練習会が行われました。
    参加者数は29人ですが、厚木市の13中学校のソフトテニス部の子どもたちのうち、新人戦等で上位の成績を上げた子たちに案内を出しまして、その上位の選手に集まっていただいたものです。
    スポーツアカデミーの事業の目的は、広く厚木市民にスポーツに親しんでもらい、もっと広くスポーツ振興を図ろうということが一つ、そしてもう一つは、将来2020年東京オリンピックを目標に頑張っている子どもを育成したいということです。
    今回は、トップアスリート育成事業として、今お話しした強化練習会を開いたものでございます。
    なお、今回の開催に当たっては、厚木市ソフトテニス協会の鷲尾会長を始め、役員の皆様方に全面的な協力をいただき、元ナショナルチームの選手にも来ていただきまして、中学生にとっては、憧れの選手をコーチ役として間近に接し、技術の向上を図れたいい機会になったということで、喜びの声も私の耳に届いております。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ありがとうございました。
    審議事項に入ります。
    日程1、議案第36号、平成26年度教育予算補正についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 それでは、議案第36号、平成26年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
    本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
    続きまして、内容につきまして御説明申し上げますので、裏面の1ページを御覧ください。
    まず1の総括でございます。歳入の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を4,320万円増額し、補正後の教育予算歳入金額を19億6,727万9,000円とするものでございます。
    次に、歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を1億1,089万円増額し、補正後の教育予算歳出金額を57億6,136万6,000円とするものでございます。学校教育部、社会教育部につきましては今回該当がございません。
    続きまして、詳細につきまして御説明申し上げます。まず歳入につきまして御説明申し上げます。2ページを御覧いただきたいと思います。
    教育総務課の予算でございますが、寄附金、寄附金、教育費寄附金の久保奨学金基金寄附金4,200万円につきましては、後ほど別議案でお諮り申し上げますが、市民の方からいただきました1億円の寄附をもとに、厚木市久保奨学金基金を設置するのに当たりまして、平成26年度中に寄附をいただきました4,200万円を、基金への歳入として計上するものでございます。
    なお、平成25年度に寄附をいただきました5,800万円につきましては、昨年度の決算におきまして寄附金として決算をいたしまして、繰越金として平成26年度に繰り越されているものでございます。
    次に、繰入金、基金繰入金、久保奨学金基金繰入金の久保奨学金基金繰入金120万円につきましては、基金の中から平成26年度中に奨学金として給付する予定の120万円を、一般会計予算に計上するものでございます。
    続きまして、歳出につきまして御説明申し上げます。3ページを御覧いただきたいと存じます。
    教育総務課の教育費、教育総務費、教育指導費の久保奨学金基金事業費の124万円につきましては、平成26年度中に奨学金として給付する予定でございます事業費120万円のほか、新たに附属機関として設置いたします厚木市久保奨学金奨学生選考委員会の委員長及び委員報酬として、4万円を増額するものでございます。
    次に、教育費、教育総務費、教育指導費の久保奨学金基金積立金の1億円につきましては、先ほど御説明申し上げました平成26年度中に寄附をいただきました4,200万円と、平成25年度中に寄附をいただき一般財源として繰り越しております5,800万円の合計の1億円を、基金として積み立てるものでございます。
    続きまして、4ページを御覧ください。学校施設課の教育費、小学校費、学校管理費の小学校維持管理事業費の389万5,000円につきましては、新たに全23の小学校に緊急地震速報受信システムを導入することに伴い、機器設置費用、緊急地震速報受信料等として増額するものでございます。
    次に、教育費、中学校費、学校管理費の中学校維持管理事業費の575万5,000円の増額につきましては、同様に全中学校13校に緊急地震速報受信システムを導入することに伴い、機器設置費用、緊急地震速報受信料、防災無線機費用等として増額するものでございます。
    以上で教育予算補正の説明を終わります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
    難波委員。
  • 難波委員長職務代理者 各中学校に緊急地震速報の機器を設置するというお話に関連して、現在小・中学校では定期的に避難訓練等を実施されていると思いますが、どのくらいの頻度でそういう訓練が行われているのか、また、そういった訓練結果からいろいろな課題や良かった点といったことについては、教育委員会事務局として把握しているのかどうかをお聞かせいただければと思います。
  • 馬嶋委員長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 各学校で行っております避難訓練は想定がございまして、各学校で、年に1回は地震に対する避難訓練を行っております。
    ほかの避難訓練としましては、火災を想定したもの、それから東海地震のような大きな地震が来るという想定、地震の警戒宣言が発令された場合の対処、そのような想定の中で行っておりますので、各学期に、それぞれ目的を持って実施しているというのが実態でございます。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 よろしいでしょうか。
  • 難波委員長職務代理者 ありがとうございました。そういった報告も、教育委員会事務局では受けているということでよろしいでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 実施している状況については把握しております。
    また、昨年度と本年度は、事業で、小学校、中学校に防災アドバイザーを派遣しております。それぞれ避難の状況、方法について検証を行い、子どもたちの安全を守る取組も、実施したところでございます。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ありがとうございました。
    それでは、ほかに質疑はないようですので、採決に移ります。
    本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第36号を可決いたします。
    次に、日程2、議案第37号、厚木市久保奨学金基金条例(案)についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 議案第37号、厚木市久保奨学金基金条例(案)につきまして御説明申し上げます。
    本件につきましては、8月、9月及び10月定例会におきまして、庁内での検討経過について御報告し、委員の皆様から御意見をいただきまして、市議会12月定例会に議案として提出いたしました。
    議会への提案に当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し同意を求められましたため、同意について提案するものでございます。
    それでは、条例案につきまして御説明いたしますので、条例を御覧ください。
    第1条につきましては、設置の目的を規定するものでございます。10月定例会でも御説明いたしましたように、経済的な理由により修学等が困難な者に対し奨学金を支給することにより、経済的負担を軽減し、未来を担う者の夢の実現を応援するため、市民の方からの寄附をもとに、この基金条例を設置するものでございます。
    次の第2条から第5条までは、基金の管理や運用、処分等について規定するもので、他の条例と同様でございますが、第2条では、この基金について広く市民の方や企業の方に呼びかけまして、設置目的に賛同して寄附をいただける方につきましては、この基金に積み立てるものとしております。
    第6条は、奨学金の種類を規定するもので、3つございます。1つ目は入学準備奨学金、2つ目に高校等修学奨学金、3つ目に学校教育活動応援奨学金でございます。
    第7条は、この3つの奨学金の対象者を規定するものでございます。第1項は入学準備奨学金、第2項は高校等修学奨学金、第3項は学校教育活動応援奨学金でございます。
    第8条から第10条までは、それぞれの奨学金の内容を規定するものでございます。第8条の入学準備奨学金については6万円、第9条の高校等修学奨学金については年額で12万円、第10条の学校教育活動応援奨学金については年額で3万円を支給することを規定するものでございます。
    第11条から第14条までは、給付に係る申請や決定、取消し等について規定するものでございます。
    第15条は、この奨学金を受ける奨学生の選考に当たっては、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会を設置することを規定するものでございます。
    第16条は、この条例の施行について必要な事項は、教育委員会規則で定めることを規定するものでございます。
    最後に附則ですが、この条例の施行日につきましては、公布の日から施行するものでございます。
    2項は、第15条の選考委員会の設置により委員報酬が生じることから、非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正し、報酬額を定めるものでございます。金額につきましては、委員長が日額8,800円、委員が日額7,800円となっております。
    なお、条例の施行に当たり必要な申請書類や決定通知、選考委員会の組織の運営につきましては、条例施行規則で規定するものでございます。
    説明につきましては以上でございます。
    よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
    山田委員。
  • 山田委員 市民の方から多大な御寄附をいただいて、基金を立ち上げられたということは、非常に素晴らしいと思っております。
    今後各学校に周知をしていくと思いますが、どのように行うのかお聞きしたいと思います。
  • 馬嶋委員長 教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 この条例の周知の関係でございますが、来年度の平成27年度からは、秋頃に募集をかけ、年内にはある程度決定していくという流れになりますが、本年度につきましては、なるべく早くお出ししようということから、今年度に限り入学準備奨学金のみ支給するということになります。
    12月議会で議案が可決されなければ、この条例の施行はできませんので、非常にタイトなスケジュールになりますが、来年高校に入学するまでの間に、入学準備奨学金については支給していきたいと考えております。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますでしょうか。
    難波委員。
  • 難波委員長職務代理者 子どもたちへの周知は、議会の関係もあって大変かと思いますが、周知を徹底していただいて、子どもたちが高校に行ける、部活も思い切りできる、将来に向かって夢が持てるような計らいを是非していただければと思います。
    それから、第2条にも記載がございますように、この基金の目的というものを広く市民の皆様にもお伝えし、一人でも多くの方に賛同いただいて、いろいろな形で支援していただくような働きかけを、教育委員会としてしっかりしていかなければならないと思いますので、これは私たち委員も含め、みんなで支え、育てていくという気持ちでやっていかなければと思いました。
  • 馬嶋委員長 私もそう思います。是非お願いしたいと思います。
    ほかに何か質疑はないでしょうか。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 周知につきましては、広報により周知する予定でございます。そのほかホームページでも周知を行いますが、チラシ等を作成し周知を行うことも想定しております。
  • 馬嶋委員長 平井教育長。
  • 平井教育長 各学校に対する周知はどうですか。
  • 馬嶋委員長 教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 学校への周知につきましては、学校を通しまして子どもたちにも周知できるようにと考えております。
    また、年末年始に御家族で考えていただく時間を設けるために、学校を通して子どもたちにチラシ等が配れるような形を今考えております。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
    山田委員。
  • 山田委員 実はこの基金は非常にありがたいと思うことがあります。私も学校の現場にいたとき、経済的な理由により進路を諦めなければならないといったことが、事例として結構ありました。
    そういう中で、こういったことをやっていただくというのは、各御家庭にとっても本当に力強いのではないかと思いますので、本当に非常にいい基金が生まれたと感じます。是非よろしくお願いします。
  • 馬嶋委員長 ほかに質疑はないでしょうか。
    それでは、ほかに質疑がないようですので採決に移ります。
    本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第37号を可決いたします。
    次に、日程3、議案第38号、教育財産(土地)の取得(案)についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    学校施設課長。
  • 鍵和田学校施設課長 議案第38号、教育財産(土地)の取得(案)について御説明申し上げます。
    提案理由でございますが、都市計画道路座間荻野線の建設に伴いまして、三田小学校グラウンドの再整備が必要となり、新グラウンド移転用地の取得について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
    続きまして、内容について御説明いたします。
    取得する土地につきましては、厚木市三田字林根455番ほか12筆で、地積は6,343.77平方メートル、取得金額は1億8,278万6,331円で、所有者は10人となります。
    裏面の不動産調書を御覧ください。所有者につきましては、多数の方々が地元にお住まいであり、住所、氏名が公表されますと、その方々が御迷惑や不利益を被る恐れがあるため、控えさせていただいております。
    次ページに位置図を添付しております。取得する土地につきましては、既存三田小学校用地の東側になります。
    裏面には、公図写しといたしまして、今回取得する土地をお示しさせていただいております。
    以上でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して何か質疑がありますでしょうか。
    難波委員。
  • 難波委員長職務代理者 少しお聞かせいただきたいのですが、今回国道に校庭の一部がかかってしまうということで、新たに土地の取得を行うということですが、元々使われる土地と今回取得する土地との大きさについては、比較した場合どうなのでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校施設課長。
  • 鍵和田学校施設課長 まず都市計画道路の用地分でございますが、これが3,280平方メートルになります。
    今回用地を取得する部分が6,340平方メートルで、既存のグラウンドの面積の1万500平方メートルから、新たに新設するグラウンドにつきましては、1万1,850平方メートルとなります。
  • 難波委員長職務代理者 そうすると若干校庭が広くなるということですね。三田小学校は児童数が大変多い学校でもありますので、多分今の広さでは大変なのではないかと思っておりましたので、若干でも校庭が広くなって、子どもたちが伸び伸びと使えるということは良いことではないかと思います。ありがとうございます。
  • 馬嶋委員長 水上委員。
  • 水上委員 今回の土地を見ますと、少し不整形の部分があるのですが、この部分を何とか取得して整形にするわけにはいかなかったのでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校施設課長。
  • 鍵和田学校施設課長 この欠けている部分でございますが、最終的にグラウンドの用地として計画しているのは、この欠けている部分も含んだ状態でございます。
    ただ、こちらの欠けている部分につきましては、今年売買契約が成立いたしました土地で、3年間は農作物を作りなさいという農業委員会の指導がございますので、向こう3年間は取得ができない状態でございますので、3年後、平成29年になりますが、こちらの土地も新たに拡張用地として取得し、整備を行うことを考えております。
    また、公図写しの少し上の部分の欠けているところにつきましては、現在、公道となっておりますので、今回取得するということではございませんので、御理解いただきたいと思います。
  • 水上委員 了解しました。
  • 馬嶋委員長 ほかに質疑がございますでしょうか。
    それでは、ほかに質疑がないようですので採決に移ります。
    本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第38号を可決いたします。
    次に、日程4、議案第39号 厚木市営体育施設指定管理者の指定(案)についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 議案第39号、厚木市営体育施設指定管理者の指定(案)につきまして、提案理由及びその内容を御説明申し上げます。
    厚木市営東町スポーツセンター、厚木市営及川球技場、厚木市営猿ケ島スポーツセンター及び厚木市営南毛利スポーツセンターの4施設につきまして、平成24年から3年間の指定管理期間が、平成27年3月31日をもって満了することに伴い、新たに平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間につきまして、厚木市温水西一丁目27番1号、公益財団法人厚木市体育協会を、指定管理者として指定しようとするものでございます。
    恐れ入りますが、裏面の厚木市営体育施設指定管理者の概要を御覧ください。選定理由といたしましては、これまでの指定管理業務における豊富な経験や実績により、施設の設置目的を考慮した公平性の確保及び施設の管理運営実績を踏まえた利用者へのサービス向上が図られるなど、体育施設の設置目的を効果的に達成することが期待できることから選定したものでございます。
    以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして何か質疑がありますでしょうか。
    山田委員。
  • 山田委員 これだけの沢山の施設の管理業務を厚木市体育協会が運営されるということですが、体育協会にはどのぐらいの人数の方がいるのですか。
  • 馬嶋委員長 スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 現在、体育協会の職員につきましては、正規職員が、再雇用も含めまして10人おります。
    そのほかに、それぞれの施設に臨時職員を雇用してございますので、総勢で約31名おります。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 山田委員。
  • 山田委員 少ない人数の中で相当な努力をされているのだと思いますので、是非頑張っていただきたいと思っております。
  • 馬嶋委員長 ほかに質疑はございませんでしょうか。
    それでは、ほかに質疑がないようですので採決に移ります。
    本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第39号を可決いたします。
    続きまして、報告事項に入ります。
    報告事項1、平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について報告をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 報告事項1 平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
    資料1を御覧いただきたいと思います。
    本件につきましては、関係各部から提出のありました表彰候補者内申書に基づき、去る平成26年10月16日に開催いたしました、厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
    厚木市教育委員会表彰につきましては、厚木市教育委員会表彰規程第2条第1号に基づき、学校教育又は社会教育の振興、研究若しくは改善に努め、その功労が顕著な方につきまして、表彰するものでございます。
    恐れ入りますが、裏面を御覧いただきたいと思います。被表彰者でございますが、公民館長として多年にわたり御尽力いただきました小島秦太郎様を始めといたしまして、18人を表彰するものでございます。いずれの方も各分野においての功労が顕著な方でございます。
    教育委員会表彰式につきましては、平成27年2月1日、日曜日、午前10時から、厚木市文化会館で開催されます厚木市表彰式と同時開催する予定でございます。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して何かございますか。
    特になければ、報告事項1を終わります。
    次に、報告事項2、給食用食材の放射性物質の測定結果について報告をお願いいたします。
    保健給食課長。
  • 小林保健給食課長 報告事項2、放射性物質の測定結果につきまして、御報告いたします。
    恐れ入りますが、資料2を御覧ください。始めに、10月20日から11月13日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、10月28日及び10月30日に調理後の給食の測定を行っており、それらを含む御覧のページ及び裏面のページ、全て不検出となっております。
    恐れ入りますが、1枚おめくりいただき右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、給食食材として多く使用される品目を中心に、保護者の皆様からの要望が多いきのこ類や根菜類、東北地方の産地の食材などを対象とし、火曜日、木曜日に実施しております。
    また、測定する品目数については、できる限り早く測定結果を出すため、翌日の給食で使用する食材の中から3品目を目安に測定しております。
    10月分につきましては、3人の保護者の方から21品目の要望があり、29品目を測定いたしましたが、10月分の要望に対しましては18品目を測定しております。11月分につきましては、2人の保護者の方から25品目の要望があり、予定を含め24品目を測定いたしますが、11月分の要望に対しては、予定を含め21品目を測定いたします。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 学校給食センター所長。
  • 落合学校給食センター所長 学校給食で提供しているパンの異物混入による提供中止及び再開の経過について、御報告させていただきます。
    本件につきましては、11月5日と7日に教育委員の皆様に既にお知らせしているところでございますが、改めて本日報告をさせていただくものでございます。資料の用意はございませんが、お聞き取りいただきたいと思います。
    本事案の発生につきましては、11月5日、水曜日、厚木市立小学校2年生の女子児童が、給食で提供されたロールパンをちぎって食べようとしたときに、パンの中から、長さ3センチ程度、太さ0.5ミリ程度のナイロン製の繊維のようなものが出てきたとの訴えがあり、担任を通じまして学校の養護教諭から教育委員会に連絡がございました。
    同児童は喫食前であったため、けが等の被害はございませんでした。また、同日に、南部学校給食センターの受配校である小学校6校に同じロールパンが提供され、また、自校方式の小学校10校も、同じ製造工場から違う種類のパンが提供されておりましたが、同様の報告はございませんでした。
    本件の対応につきましては、11月6日、木曜日から当該製造業者が製造したパンの提供を中止し、その間は神奈川県学校給食会取扱いの製造者のパンを提供いたしました。
    異物の混入原因でございますが、原料となる粉の計量作業周辺で使用されるブラシの毛の一部が折れて抜け落ち、材料に混入したものと断定されております。
    製造業者から示された今後の対策といたしましては、ブラシについては定期的に新しいものと交換し、混入の危険のある製造作業中はブラッシング作業を行わないこととしております。
    同社製のパンの提供再開につきましては、管轄する保健所が11月6日に製造業者の工場の立ち入り調査を行って混入原因を確認・特定し、再発防止の指導がなされました。
    また、厚木市教育委員会事務局の職員が、11月7日に同製造工場のラインを確認し、同社からの提示のあった改善対策につきまして確認を行いまして、安全を確認いたしました。
    以上から、11月10日、月曜日からの給食に同社製造のパンの提供を再開することといたしました。
    保護者の皆様や教育委員の皆様には御心配と御迷惑をお掛けいたしましたが、以上が、給食のパンへの異物混入による提供中止と再開の経過でございます。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して何かございますか。
    特になければ、報告事項2を終わります。
    次に、報告事項3、平成25年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の結果について、報告をお願いいたします。
    学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 それでは、報告事項3、平成25年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の結果について、御報告いたします。
    資料3を御覧ください。本調査は、文部科学省が児童・生徒の暴力行為やいじめ問題、不登校などの問題行動等について、生徒指導施策の推進の参考とするため、実施しているもので、今年度は10月16日に調査結果が公表されたものでございます。
    本資料は、過去7年間の厚木市、神奈川県、全国のそれぞれの件数の推移等について記載したものでございます。
    まず、1の暴力行為でございますが、文部科学省の定義といたしましては、児童・生徒が故意に有形力(目に見える物理的な力)を加える行為をいい、その対象によって、「対教師暴力」や「生徒間暴力」、教師、生徒を除く「対人暴力」及び学校の施設・設備等の「器物損壊」の4形態となっております。
    また、発生率は、児童・生徒1,000人当たりの発生件数となっております。
    平成25年度における本市の暴力行為の発生件数ですが、小学校では前年度比1件減の22件、中学校では2件減の87件となっております。いずれもここ数年減少傾向が続いておりますが、発生率は小学校が1.8、中学校が14.1で、県より下回っております。
    本市において暴力行為が減少した要因といたしましては、学校支援プロジェクト推進事業により、担当指導主事と学校教育指導員が各事案に対して指導・助言を行うとともに、関係機関との連携を図ることによって、問題行動の未然防止、早期対応を行ったことが挙げられます。
    次に、2のいじめ認知状況について御説明申し上げます。
    2ページを御覧ください。いじめは、「児童等に対して一定の人間関係のある児童等が行う、心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であり、行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」と定義されており、これは、今年度の調査から、いじめ防止対策推進法で定められた定義に変更されているものでございます。
    学校では、いじめについて、本人や保護者、あるいは友人からの申出や、教職員による観察、アンケート調査などから把握しております。発生率は暴力行為と同様、児童・生徒1,000人当たりの認知件数となっており、改善率は認知件数のうち解消及び一定の解消が図られたが継続支援中の件数の割合となっております。
    平成25年度の認知状況につきましては、小学校では前年度比4件減の45件、中学校では13件減の51件となっております。改善率については、小学校、中学校ともに100%で、いずれも国・県を上回っております。
    本市においていじめの認知件数が減少した要因といたしましては、いじめ防止対策推進法の制定に伴い、教職員の意識が向上したこと、いじめの未然防止、早期発見に向けて、全校でいじめの実態把握のためのアンケート調査を複数回行ったこと、教育相談や個人日誌の交換など児童・生徒の声を拾う機会を積極的にきめ細かく行ったこと、また、教育委員会の元気アップアシスタント配置事業等を含めた相談体制の充実に向けた取組等が行われたこと、さらに、学校支援プロジェクト推進事業により、学校のいじめ防止対策への支援が行われたことが挙げられます。
    今後も、暴力行為やいじめの防止に向けて対策を充実させてまいりたいと考えております。
    続きまして、3ページを御覧ください。不登校について御説明申し上げます。
    不登校は、「何らかの心理的・情緒的・身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童・生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあること(ただし、病気や経済的な理由によるものを除く。)となっており、一つの年度の間に連続又は断続して30日以上欠席した児童・生徒のうち不登校を理由とする者が調査対象となっております。
    また、不登校改善率は、指導の結果、登校する又はできるようになった児童・生徒と、指導中の児童・生徒のうち継続した登校には至らないものの好ましい変化が見られるようになった児童・生徒を合わせた人数が、不登校児童・生徒に占める割合を表わしております。
    平成25年度につきましては、全国や県において不登校児童・生徒数が増加に転じている中、厚木市は不登校児童・生徒数を約1割減少させることができました。研修等を通じて、未然防止に向けた学級集団づくりや校内支援体制の構築を図るとともに、小・中の連携、学校と教育委員会との連携の強化を図ってきた結果であると考えております。
    平成25年度の小学校の不登校につきましては、児童総数に占める不登校児童の割合は0.41%で、前年度より0.01ポイントの増加となりましたが、不登校の児童数は前年度と変わらず50人に抑えることができました。
    平成19年度以降、若干の増減はありますが、不登校児童数は減少傾向にあり、平成24年度からは、児童総数に占める不登校児童の割合は県の平均を下回っております。
    次に、中学校の平成25年度不登校につきましては、生徒の総数に占める不登校生徒の割合は3.3%で、前年度と比較して0.4ポイント減少となっております。不登校の生徒数は前年度比28人減の204人と大きく減少しております。
    中学校につきましては、平成19年度以降、生徒総数に占める不登校生徒の割合は減少傾向を維持できており、県とほぼ同じ程度となっております。
    しかしながら、全国と比較しますと、小学校等ではまだ若干高い状況にはあります。
    次に、不登校児童・生徒の改善率についてでございます。この値は小・中学校ともに、全国と比較しますと高い状況です。
    前年度比では、小学校で8ポイント増加して72%、中学校では3.1ポイント低下して59.8%となっております。
    小学校では、改善率が増加しましたが、欠席の状況に対して、電話や家庭訪問等の迅速な対応ができていることや、保護者の協力を求めて、家庭環境の改善に努力していることにより、問題の早期回避に効果があったものと考えております。
    中学校では、不登校者数の総計が減少し、出現率も下がってきている一方で、改善率が下降傾向にありますが、不登校状態が改善されないまま継続している生徒の背景には、深刻化・複雑化した様々な事情があり、解決すべき状況はさらに厳しいものになっていると考えられます。
    教育委員会といたしましては、調査結果を踏まえ、引き続き学校支援プロジェクト事業を中心とした、定期的な学校訪問、ケース会議の開催、児童指導担当教諭との連絡会の充実等を図り、問題行動等の未然防止、早期発見、早期対応等、各学校の取組の充実に向け、指導・助言に努めてまいります。
    また、不登校への対応につきましては、引き続き児童・生徒への個々の状態に合った適切な支援を充実させていくとともに、不登校の未然防止、早期発見、早期対応の取組をより一層充実させてまいりたいと思います。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して何かございますか。
    山田委員。
  • 山田委員 件数を下げるということは非常に大変なことで、相当な努力があったものと思います。
    そうした中で、暴力行為といじめ認知件数を見ますと、平成22年度頃から下がってきています。これは、当然力を入れていろいろやってこられた結果であると思いますが、学校の先生の努力のほか、各学校と教育委員会の連携という形など、非常にきめの細かい指導をされていると感じました。これを続けていくことが、凄く大事なのではいかと思います。
    やはり一番大事なのは、教師と生徒・児童との信頼関係だと思いますので、その辺も含め、取り組んでいただければと思います。
    また、不登校の関係ですが、これも非常に大変な状況で、学校と教育委員会でケース会議を行うなどいろいろ連携して取り組んでいることと思います。
    学校サイドとしては、不登校の子をいろいろな側面で救っていくという意味で、ケース会議で良いアドバイスをいただくことは有意義なことだと思いますので、今後、ケース会議のやり方等もさらに改善していく必要があるのではないかと少し考えております。もし何か具体的なことがあるようでしたら、教えていただきたいと思います。
  • 馬嶋委員長 青少年教育相談センター所長。
  • 山田青少年教育相談センター所長 昨年度、学校コンサルテーションということで、学校に入った回数が120回ほどございました。
    そういう中で、今若い先生方が大変増えているという状況がございますので、学校のケース会議でこちらからコンサルテーションする場合にも、もう分かっているだろうからということではなく、基本をしっかり押さえるというアドバイスから、ケース会議を始めさせていただくこともございました。
    あとは、いろいろなケースに応じて必要な人材を集め、取り組んでいるという部分も、大きなポイントであると思っております。
    このようにケース会議を進めてまいりましたが、今後も、個々のケースに対応した形で、ケース会議等に関わってまいたいと思っております。
    以上です。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
    教育長。
  • 平井教育長 今回の成果については、特に学校の先生方の努力により、相当頑張っていただいた中で、こういう結果になっているのだろうと思います。
    来年も続けていかなければ、今説明したことは何だったのかということになりますので、私たちはいじめと暴力行為ゼロを目指し、取り組んでまいります。
    不登校は問題行動ではありません。課題のある個々の生活実態等に合わせて、解決していくという考えでやってまいりますので、各部長、次長、課長には、今までの成果と課題をしっかりと整理しながら、学校のいい環境づくりのためにこれからも頑張っていただきたいと思います。
    また、そのために、教育委員の皆様から御意見をいただきながら、来年度に向けて準備をしていきたいと思います。
  • 馬嶋委員長 水上委員。
  • 水上委員 いじめと暴力行為というのは限りなくゼロを目指すべきだということは、そのとおりだと思います。
    今回のこの成果というものは、やはり認めていいものではないかと思いますので、教育現場がさらに頑張ろうと思えるように持っていっていただきたいと思います。
    よろしくお願いします。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
    私から一言よろしいでしょうか。
    不登校のことに関しては、私のところにも不登校のお子さんが随分相談に見えられます。教育相談センターの方でも、きめの細かいアプローチをしてくださっているわけですが、本当にいろいろな問題を抱えたお子さんが学校に行けない状況にあると思います。
    また、長い間学校に行けないお子さん、例えば小学校の頃から行けなくて、中学生になったというお子さんも多いと思います。学校のことだけではなくて、将来の自立に向けてのアドバイスもしてくださっていると思いますが、いろいろなところとの連携を踏まえながら、やっていただきたいと思っています。
    ほかにございますか。
    ほかになければ、報告事項3を終わります。
    以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
    これをもちまして、平成26年厚木市教育委員会11月定例会を閉会いたします。

閉会時刻17時35分

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