平成27年厚木市教育委員会2月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成27年2月17日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 馬嶋 順子
委員長職務代理者 難波 有三
委員 山田 一夫
委員 水上 裕
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、宮崎学校教育部長、山田社会教育部長、
荒井教育総務部次長、大木学校教育部次長、小山社会教育部次長、
霜島教育総務課長、鍵和田学校施設課長、小林保健給食課長、
落合学校給食センター所長、佐後学校教育課長、中村学務担当課長、
小林教職員課長、高澤教育研究所長、山田青少年教育相談センター所長、
柳田社会教育課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

  • 日程1 議案第2号 平成26年度教育予算補正について
  • 日程2 議案第3号 平成27年度教育予算について
  • 日程3 議案第4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の改正について
  • 日程4 議案第5号 厚木市いじめ対策防止委員会委員の委嘱について
  • 日程5 議案第6号 平成27年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択について
  • 日程6 議案第7号 厚木市久保奨学金の支給決定について

3 協議事項

(1)(仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針(案)の策定及びパブリックコメントの実施について

4 報告事項

  • (1) 事務の臨時代理の報告について
  • (2) 事務の臨時代理の報告について
  • (3) 事務の臨時代理の報告について
  • (4) 平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について
  • (5) 給食用食材の放射性物質の測定結果について
  • (6) 平成27年度新入学 厚木市立中学校選択制実施結果について

会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 馬嶋委員長 定刻になりました。現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。ただいまから、平成27年厚木市教育委員会2月定例会を開会いたします。
    厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として難波委員を指名させていただきます。
    始めに、教育長報告をお願いいたします。
  • 平井教育長 それでは、平成27年1月27日に開催されました1月定例会以後の主な行事等につきまして、御報告申し上げます。
    まず、お手元の資料の1ページ目の3番を御覧ください。
    1月30日、金曜日、厚木市心身障害児就学指導委員会から、答申書を受理させていただきました。
    毎年諮問をし、答申をいただいているところでございますが、答申の内容に即しまして、一人一人の子供に対し、より良い教育環境を提供できるよう努めてまいります。
    続きまして、5番目でございます。2月1日、日曜日、厚木市文化会館におきまして、厚木市制60周年記念式典が開催されました。
    教育委員の皆様にも御出席いただき、本当にありがとうございました。
    厚木市教育委員会表彰被表彰者として、18人の方を表彰させていただきました。
    続きまして、6番目でございます。2月2日、月曜日、玉川小学校の校庭におきまして、玉川小学校せんみ凧揚げ大会が行われました。このせんみ凧は、もともと伊勢原市のお寺の住職が考案されたという話も伺いましたが、これを玉川地区にお住まいのせんみ凧保存会の皆様の指導により、竹を切り出し、乾燥させ、割って、ひごを作り、紙を張り、色を付けるという全ての工程を玉川小学校6年生の子供たちが卒業制作として行っているものでございます。
     今年は、6年生33人がそれぞれせんみ凧を揚げるというイベントに、市長と私が参加させていただきました。
    同じ形のせんみ凧ではございますが、やはり、凧の一つ一つに、色の塗り方、ひごの結び方といった個性が出ておりまして、33様のせんみ凧が、空に高く舞いあがりました。
    続きまして、2ページ目の9番目と12番目でございます。この二つは関連がございますので、一緒に報告をさせていただきます。
    まず、2月4日、水曜日、第69回市町村対抗かながわ駅伝競走大会厚木市選手団結団式が行われました。
    次に、2月8日、日曜日、秦野市総合体育館前におきまして、同大会の開会式が行われました。
    競争では、選手の皆様のお一人お一人が持てる力の全てを出し切って、全力でたすきをつないでもらいました。
    厚木市の総合順位は、30チーム中11位でしたが、実は、監督、コーチもこの結果に満足はしていません。来年はより上位の成績を誓っておられました。
    続きまして、11番目でございます。2月6日、金曜日、平成27年度新採用教職員の採用予定者の教育長面接がございました。この面接は計4回ございましたが、そのうち最初の面接をこの日に行いました。
    新しく先生として各学校の教壇に立つ若い人たちに、教育長としての面接をさせていただきました。なぜ教員を目指したのかという質問をしたところ、ほぼ全員の方が、小学校時代、あるいは中学校時代に、それぞれ関わった先生の思い出に触れて、自分もああいった先生になりたいのだという思いを述べてくれました。
    採用される教員が全ていい先生になってほしいという思いを込めて、面接を行いました。
    続きまして、14番目でございます。2月9日、月曜日、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会委員の委嘱式を行いました。委嘱した委員は4人で、民間企業、大学教授、元校長先生といった方により選考委員会を構成させていただきました。
    続きまして、3ページ目、20番目でございます。2月14日、土曜日、平成26年度こどもアート展表彰式が行われました。
    総作品数は290点で、今年は厚木市制60周年記念事業の一環として本事業を実施することから、例年にはない「きらめき未来賞」を設けたということで、子供たちにとって、本当に楽しみな賞になったかと思います。
    選考に当たっては、審査員も相当苦労されたようでした。また、東京工芸大学の学長に審査委員長になっていただきまして、それぞれの作品の講評もしていただきました。
    入選した子供たちの顔も非常ににこやかで、保護者の皆様にも一緒に参加していただきましたが、とてもいい雰囲気だったと思います。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ありがとうございました。
    本日の日程のうち、議案第7号、報告事項1及び2については、児童生徒等の個人情報が含まれる報告になりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により、この件については会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議ありませんので、議案第7号、報告事項1及び2につきましては、非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
    なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら退出いただくことになりますので、あらかじめ御了承ください。
    それでは、日程1、議案第2号、平成26年度教育予算補正についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 議案第2号、平成26年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
    本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し、意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
    内容につきまして御説明申し上げます。1枚おめくりいただき、裏面の1ページを御覧いただきだいと思います。
    まず、1の総括でございます。歳入の補正額につきましては、教育総務部関係におきまして1億41万円を減額、学校教育部関係におきまして245万5,000円を減額、社会教育部関係におきまして、2,918万6,000円を減額し、教育予算歳入金額を18億3,522万8,000円とするものでございます。
    歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を1億3,947万8,000円減額、学校教育部に関する事業費を、245万5,000円減額、社会教育部に関する事業費を2,967万2,000円減額し、補正後の教育予算歳出金額を、55億8,976万1,000円とするものでございます。
    なお、歳入歳出の詳細につきましては、各所管部から順に御説明をさせていただきます。
    まず、教育総務部でございます。2ページを御覧いただきたいと存じます。歳入でございますが、学校施設課の国庫支出金、国庫補助金、学校施設環境改善交付金の小学校整備事業費交付金、1,515万円の増額につきましては、当初対象としていなかった体育館改修工事等に係る変更工事決定と冷暖房設置事業に係る交付金単価の増に伴い、増額するものでございます。
    次に、諸収入、雑入の教育費雑入150万円の増額につきましては、太陽光発電設備の売電収入により増額するものでございます。
    次に、市債、教育債、小学校債の小学校整備事業債1億430万円の減額及び中学校債の中学校整備事業債810万円の減額につきましては、それぞれ入札差金等による記載対象事業費の減に伴い、減額するものでございます。
    1枚おめくりいただきまして、3ページを御覧ください。学校給食センターの諸収入、雑入の教育費雑入につきましては、小中学校給食の給食提供者数等が、当初の見込みを下回ることに伴い、現年分を755万4,000円減額し、滞納繰越分を小中学校合わせて289万4,000円増額し、差し引き466万円減額するものでございます。
    次に、歳出につきまして、御説明いたします。7ページを御覧いただきたいと存じます。
    教育総務課の教育費、教育総務費、事務局費の委託料、353万8,000円の減額につきましては、学校用務委託の執行残を減額するものでございます。
    次に、8ページを御覧ください。学校施設課の教育費、小学校費、学校管理費につきましては、各事業費において、入札差金が生じたことなどに伴い、1億248万8,000円を減額するものでございます。
    また、中学校費、学校管理費につきましては、小学校費と同様に入札差金が生じたことのほか、中学校維持管理事業費のエアコン使用における見込み額が、当初の見込みを下回ることに伴いまして、2,049万1,000円を減額するものでございます。
    次に、1枚おめくりをいただきまして9ページを御覧いただきたいと存じます。保健給食課の教育費、小学校費、学校保健給食費及び中学校費、学校保健給食費につきましては、AED賃貸借の入札差金が生じたことに伴い、合わせて286万9,000円を減額するものでございます。
    次に、10ページを御覧ください。学校給食センターの教育費、小学校費、学校保健給食費の小学校給食調理経費の609万3,000円の減額及び中学校費、学校保健給食費の中学校給食調理経費の399万9,000円の減額につきましては、それぞれ学校給食提供者数が当初見込みを下回ることに伴い、減額するものでございます。
    教育総務関係の補正予算につきましての説明は、以上でございます。
    引き続き、学校教育部から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
  • 馬嶋委員長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 それでは、続きまして学校教育部の補正予算につきまして、御説明申し上げます。
    最初に、歳入予算でございます。恐れ入りますが、4ページをお開きください。学校教育課の繰入金、基金繰入金の厚木市SEL教育基金繰入金245万5,000円の減額につきましては、事業費の確定に伴うものでございます。
    続きまして、歳出予算でございます。恐れ入りますが、11ページを御覧ください。教育費、教育総務費、教育指導費の学校教育課分の厚木市SEL教育基金事業費につきましては、タブレット端末等、機器の購入に係る入札差金等により、245万5,000円を減額するものでございます。
    学校教育部関係は、以上でございます。
    社会教育部の関係につきましては、社会教育部次長から御説明申し上げます。
  • 馬嶋委員長 社会教育部次長。
  • 小山社会教育部次長 続きまして、社会教育部に関わる部分につきまして、御説明申し上げます。
    まず、歳入について御説明申し上げます。恐れ入りますが、5ページをお開きください。社会教育課の社会教育債の公民館改修事業債減につきましては、厚木北公民館昇降機改修工事に伴い、入札結果等により借入額が減少したことにより、110万円を減額するものでございます。
    次に、厚木南公民館整備事業債減につきましては、厚木南公民館整備事業に伴い、入札結果等により借入額が減少したことにより、640万円を減額するものでございます。
    次に、都市再生整備計画事業債減につきましては、勤労福祉センター除去工事の入札結果等により借入額が減少したことにより、1,360万円を減額するものでございます。
    次に、6ページを御覧ください。スポーツ政策課の教育費雑入のスポーツ振興くじ助成金につきましては、玉川野球場防護パット張り替え事業及び厚木マラソン、厚木駅伝競走大会開催経費におけるスポーツ振興くじ助成金の交付により、921万4,000円を増額するものでございます。
    次に、保健体育債の体育施設整備事業債減につきましては、玉川野球場の防護パット張り替え修繕に伴い、スポーツ振興くじ助成金が交付されることにより、借入額が減少したことにより減額するものでございます。
    次に、歳出について御説明申し上げますので、恐れ入りますが、12ページをお開きください。
    社会教育課の公民館整備事業費減につきましては、中心市街地の公共施設再配置計画に基づき、勤労福祉センター跡地に厚木南公民館を新築移転することに伴う勤労福祉センター解体工事費の執行残により、2,603万6,000円を減額するものでございます。
    次に、公民館改修事業費減につきましては、厚木北公民館の昇降機改修工事の入札差金に伴い、163万6,000円を減額するものでございます。
    次に、13ページをお開きください。中央図書館の中央図書館運営事業費減につきましては、中央図書館窓口等業務委託について、入札差金等により200万円を減額するものでございます。
    以上で説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。本件は原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第2号を可決いたします。
    次に、日程2、議案第3号、平成27年度教育予算についてを議題といたします。議案の説明をお願いいたします。
    教育総務部次長。
  • 荒井教育総務部次長 議案第3号、平成27年度教育予算につきまして、御説明申し上げます。
    本予算につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し、意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
    それでは、教育予算の内容について、御説明いたします。1枚おめくりいただき、裏面1ページを御覧いただきたいと存じます。
    まず、1の総括でございます。歳入につきましては、教育総務部関係で14億1,470万5,000円、学校教育部関係で1,341万1,000円、社会教育部関係で2億649万円を計上し、歳入合計は16億3,460万6,000円となり、前年度予算との比較では、2億8,875万4,000円の減となっております。
    歳出につきましては、教育総務部関係で36億7,215万2,000円、学校教育部関係で7億3,301万2,000円、社会教育部関係で12億1,667万1,000円を計上し、歳出合計は56億2,183万5,000円となり、前年度予算との比較では、94万3,000の減となっております。
    それでは、歳入、歳出の主な事業につきまして、御説明申し上げます。各所管部から順に説明をさせていただきます。
    まず、教育総務部でございます。資料の2ページをお開きいただきたいと存じます。教育総務課の繰入金、久保奨学金基金繰入金につきましては、平成27年度の奨学金事業を実施するため、基金からの繰入金として450万円を計上しております。
    1枚、おめくりいただきまして、3ページをお開きください。学校施設課の諸収入、雑入の教育費雑入につきましては、都市計画道路の整備に伴う三田小学校体育館等移転補償費等として2億1,949万3,000円を計上してございます。
    次に、市債、教育債につきましては、小中学校の外壁、屋上改修やトイレ改修工事等に対し、合わせて4億9,770万円を計上しております。
    次に、1枚おめくりいただき、5ページを御覧いただきたいと存じます。学校給食センターの諸収入、雑入につきましては、小中学校給食費の歳入として、計6億8,861万6,000円を計上しております。
    続きまして、歳出の主な事業を御説明申し上げます。恐れ入りますが、16ページをお開きいただきたいと存じます。教育総務課の教育費、教育総務費、事務局費でございますが、コミュニティ・スクール推進事業費につきましては、昨年度導入しましたコミュニティ・スクールに関する経費として、135万6,000円を計上しております。
    次に、教育指導費の久保奨学金基金事業費につきましては、未来を担う子どもたちの夢の実現を応援するため、久保奨学金事業の対象者への奨学金等として、466万1,000円を計上しております。
    次に、1枚おめくりいただきまして、17ページを御覧いただきたいと存じます。学校施設課の小学校費、学校管理費の小学校校舎等整備事業費につきましては、都市計画道路座間荻野線の施工に伴い、三田小学校の東側に再配置いたしますグランド整備第1期工事に着手するなど、計画的な整備を進めていくため、2億7,523万4,000円を計上しております。
    また、小学校教室冷暖房設備設置事業費につきましては、快適な学習環境の整備を図るため、小学校8校の普通教室への冷暖房設備の設置費用として、4億3,794万6,000円を計上しております。
    次に、18ページを御覧いただきたいと存じます。中学校費、学校管理費の中学校校舎・体育館改修事業費につきましては、児童・生徒が安全で快適な学校生活が送れるよう、校舎等の改修工事を実施するため、9,383万4,000円を計上しております。
    次に、1枚おめくりいただきまして、19ページを御覧ください。保健給食課の小学校費、学校保健給食費の小学校給食事業費につきましては、単独調理場、17校の運営事業費など、5億8,336万4,000円を計上しております。
    次に、おめくりをいただきまして、21ページを御覧いただきたいと存じます。学校給食センターの小学校費、学校保健給食費の小学校学校給食事業費と中学校費の中学校学校給食事業費につきましては、給食調理の経費などにより、小学校費で5億6,369万7,000円、中学校費で2億9,298万8,000円を計上しております。
    教育総務部関係の当初予算についての説明は、以上でございます。
    続きまして、学校教育部から御説明申し上げたいと思います。よろしくお願いします。
  • 馬嶋委員長 学校教育部次長。
  • 大木学校教育部次長 それでは、続きまして、学校教育部の予算につきまして、主要事業を中心に御説明申し上げます。
    まず、歳入でございます。恐れ入りますが、6ページをお開きください。
    学校教育課の国庫支出金、教育費国庫補助金の理科教育設備整備費等補助金につきましては、小学校の理科実験等の支援に要する経費に対するもので、363万4,000円を計上しております。
    次に、委託金、教育費委託金の土曜授業推進事業委託金につきましては、土曜授業の研究のための経費に対するもので、89万1,000円を計上しております。
    続きまして、繰入金につきましては、和田傳文学基金事業及び厚木市SEL教育基金事業の財源として、それぞれ繰り入れるもので、合わせて357万2,000円を計上しています。
    続きまして、歳出について御説明申し上げます。恐れ入りますが、23ページをお開きください。
    学校教育課の教育総務費の教育指導費の外国語指導助手配置事業費につきましては、国際理解の素地を培い英語教育の推進を図るために、小中学校に外国語指導助手を配置するもので、4,724万9,000円を計上しております。
    次に、学力ステップアップ推進事業費につきましては、全小中学校に教育活動を補助する学力ステップアップ支援員を派遣するとともに、小学校3年生を対象とする放課後元気塾に加え、新たに小学校高学年を対象とするサマースクールの実施などにより、確かな学力の向上を図る経費として、総額で7,920万5,000円を計上しております。
    次に、小中一貫教育推進事業費につきましては、全中学校区で小中学校9年間を見通した小中一貫教育を推進するほか、小中学校間の人事交流に伴う非常勤講師の派遣費などの経費として、351万8,000円を計上しております。
    次に、児童・生徒登下校等安全推進事業費につきましては、児童・生徒が安心して登下校ができるようにするため、学童通学誘導員の配置などを行うもので、899万4,000円を計上しております。
    次に、24ページになりますが、こどもブックライフサポート事業費につきましては、全小中学校にこどもブックライフサポーターを配置いたしまして、図書館担当教諭を補佐することで、学校図書館の円滑な運営を図るもので、1,820万2,000円を計上しております。
    次に、土曜授業研究事業費につきましては、昨年度から実施しているもので、土曜ならではのメリットをいかした講師などへの外国人材活用について、小中学校各校で研究を行うもので、89万1,000円を計上しております。
    次に、24ページから25ページにかけてでございますが、小学校費、教育振興費の教育研修・活動助成事業費及び中学校費の教育研修・活動助成事業費の元気アップスクール推進事業交付金につきましては、地域とのきずなを大切にした特色ある学校づくりを推進するため、全小中学校を対象に交付金を交付するもので、小学校は2,025万5,000円、中学校は1,294万円を計上しております。
    同じく、24ページの2番目の小学校就学支援事業費及び、次のページには中学校ですが、中学校就学支援事業費の(1)、要保護及び準要保護児童・生徒就学援助事業費につきましては、教育の機会均等を図るために、経済的な理由により就学が困難な児童生徒の保護者に、学用品などの経費の一部を支給するもので、小学校で4,658万2,000円、中学校で6,320万円を、それぞれ計上しています。
    次に、26ページを御覧ください。教職員課の小学校費の小学校児童支援推進事業費につきましては、小学校全校において、いじめや暴力行為、不登校などの諸課題に対してきめ細かな対応を図れるよう、常勤講師を派遣するもので、2,819万8,000円を計上しております。
    なお、小学校3年生の35人学級と小学校高学年の教科担任制の推進については、引き続き実施しております。
    次に、中学校費の中学校少人数学級実施事業費につきましては、新規事業といたしまして、教育委員会が指定する学校において、中学校1年生を35人の学級編成としまして、きめ細かな指導を行うことで、学力向上や不登校、暴力行為などの問題行動の減少を図るため、非常勤講師を派遣するもので、358万5,000円を計上しております。
    次に、27ページを御覧ください。教育研究所費の教育指導費の学校教育情報化推進計画策定事業費につきましては、学校教育の情報化の基本的な考え方と進めるべき方向性を明らかにするとともに、目標達成に必要な施策や事業を計画的に進めることを目的に、新たに策定するもので、1,500万円を計上しております。
    次に、教育研究所費の教育資料提供事業費につきましては、家庭、学校、地域社会における教育を支援するため、児童・生徒用の学習教材を作成するほか、実践記録集を発行するなど、教育に関する資料の収集、提供を行うもので、472万3,000円を計上しております。
    次に、1枚おめくりください。最後になりますが、青少年教育相談センター費の青少年非行防止活動事業につきましては、青少年による非行の事前防止、早期発見、早期対応を図るため、青少年相談員や社会教育指導員などが公園や繁華街などを巡回して指導をするとともに、公共浄化の活動を実施するもので、871万円を計上しております。
    次に、青少年教育相談事業費につきましては、児童・生徒とその保護者などの家庭での不安や悩みなどの解決を図るため、様々な相談活動を実施するとともに、登校支援推進事業費と合わせて、不登校の未然防止、早期対応など、児童、生徒の不登校対策のより一層の充実を図るもので、5,087万6,000円を計上しております。
    学校教育部の予算については、以上でございます。社会教部育関係につきましては、社会教育部の次長から御説明申し上げます。
  • 馬嶋委員長 社会教育部次長。
  • 小山社会教育部次長 続きまして、社会教育部に関する部分につきまして、主要事業について御説明申し上げます。恐れ入りますが、11ページをお開きください。
    まず、歳入から御説明いたします。社会教育課の90、市債、教育債、社会教育債につきましては、南毛利公民館及び緑ヶ丘公民館の空調設備改修に伴い、公民館改修事業債として240万円を計上しております。
    次に、厚木南公民館新築工事に伴い、山留め、杭工事など厚木南公民館整備事業債として320万円、都市再生整備計画事業債として5,890万円を計上しております。
    次に、13ページをお開きください。スポーツ政策課の90、市債、教育債、保健体育債につきましては、中津川スポーツ広場拡張工事、南毛利スポーツセンター体育館空調設備改修工事等を対象事業に、体育施設事業債として9,690万円を計上しております。
    次に、14ページを御覧ください。90、市債、教育債、社会教育債につきましては、(仮称)収蔵資料館整備事業債として2,810万円を計上しております。
    続きまして、歳出の主な事業につきまして、御説明申し上げますので、恐れ入りますが、30ページをお開きください。
    社会教育課の50、教育費、社会教育費、社会教育総務費の家庭教育支援事業費につきましては、349万8,000円を計上しております。
    内訳といたしましては、家庭教育の充実を図るため、小学校PTA、幼稚園保護者会等に家庭菜園学級の開設を支援するための経費として、324万円を計上しております。
    家庭教育情報提供事業費につきましては、家庭教育の必要性や重要性を啓発するとともに、小学校PTA、幼稚園保護者会を対象に、講演会や研修会を開催するための経費として7万8,000円を、早寝・早起き・朝ごはん啓発推進事業費として18万円を計上しております。
    次に、20、公民館費の公民館整備事業費につきましては、厚木南公民館新築移転に向け、平成26年度につきましては、勤労福祉センターの解体工事を行い、平成27年度につきましては、継続事業で、設計委託等事業費として2,550万4,000円を計上しております。
    また、建設工事に着手して、山留め、杭工事として9,764万円を計上し、合わせて1億2,314万4,000円を計上しております。
    次に、32ページをお開きください。スポーツ政策課の50、教育費、保健体育費、保健体育総務費の市民スポーツ推進事業のうち、あつぎスポーツアカデミー推進事業補助金につきましては、東京オリンピック・パラリンピックの開催を一層のスポーツ振興を図る契機として捉え、スポーツ人口の拡大を図るとともに、国際大会や全国大会に出場できる選手を輩出するため、アスリートの育成や指導者の養成などに取り組む経費として1,563万2,000円を計上しております。
    次に、競技力向上支援事業費につきましては、競技力の向上の推進と国際大会、全国大会に出場する個人やチームに対しまして、奨励金を交付する経費として165万円を計上しております。
    次に、体育施設整備事業費につきましては、本市の公共スポーツ施設の利用環境の向上と安心・安全な施設運営を継続するため、中津川スポーツ広場の拡張や南毛利スポーツセンター体育館の空調設備などの改修等の経費として1億351万4,000円を計上しております。
    次に、36ページをお開きください。文化財保護課の50、教育費、社会教育費、文化財保護費の(仮称)収蔵資料館建設事業費につきましては、郷土文化の新たな活動拠点、文化財資料の収集などの機能を担う施設として、(仮称)収蔵資料館の建設を進めるもので、平成27年度につきましては、基本実施設計経費として3,039万5,000円を計上しております。
    次に、37ページをお開きください。中央図書館の50、教育費、社会教育費、図書館費の中央図書館の運営事業費につきましては、図書購入や図書館管理、運営費などの経費として1億4,943万7,000円を計上しております。
    特に、図書購入費につきましては、昨年比500万円増額し、読書環境の整備、充実を図ってまいります。
    次に、子ども読書活動推進事業につきましては、読書大好きあつぎっ子の育成を図るため、推薦図書リスト等を配布し、読書に関心を持つきっかけとなる行事を開催するとともに、ブックスタート事業などの経費として159万1,000円を計上しております。
    以上で、社会教育部の説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第3号を可決いたします。
    次に、日程3、議案第4号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の改正についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
  • 霜島教育総務課長 議案第4号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の改正案につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
    本件につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴う関係条例の改正に伴い、同法第29条の規定により、市長から教育委員会に対し、意見を求められましたので、これに同意するものでございます。
    それでは、内容を御説明申し上げますので、1枚おめくりいただき、1ページを御覧いただきたいと思います。
    御承知のとおり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律につきましては、昨年6月に改正され、本年4月1日から施行されることとなっております。 改正のポイントの一つとして、教育長を教育委員会の主宰者、代表者とすることになり、教育行政の責任者としての立場を明確にすることが挙げられますが、この改正に伴い、本市の8つの条例を改正する必要が生じました。
    これらをまとめたものが、1ページにございます地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備等に関する条例でございます。
    改正の内容につきましては、1枚おめくりいただき、3ページ参考資料の新旧対照表で御説明いたします。8つの条例の改正部分を赤字で示してございます。右側が改正前の旧の条例で、左側が改正後の新の条例となります。基本的には、いわゆる新教育長が常勤特別職となることに伴い、所用の措置を講ずるものでございます。
    内容の変更がある部分につきましては、4ページの下段にございます職務専念義務の特例に関すること。それから、もう一つは、1枚おめくりいただき、右側の6ページの一番上段の表にございますように、新教育長が委員長を兼ねることになりますので、委員長報酬を削除することでございます。
    最後に条例にお戻りいただき、2ページの下段の附則を御覧ください。条例の施行日は、平成27年4月1日でございますが、現在の教育長が引き続き教育長として在職する間においては、記載の条項を適用しない旨を規定しているものでございます。
    なお、この改正に伴いまして、規則の改正も必要となりますので、それらにつきましては、3月の定例会で御審議いただく予定でございます。
    以上でございます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第4号を可決いたします。
    次に日程4、議案第5号、厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱についてを議案といたします。議案の説明をお願いいたします。
    学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 それでは、議案第5号 厚木市いじめ防止対策委員会委員の委嘱及び任命につきまして、御説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書を御覧ください。
    提案理由でございますが、厚木市いじめ防止基本方針に基づき、新たに厚木市いじめ防止対策委員会を設置することに伴い、厚木市いじめ防止対策委員会及び厚木市いじめ問題調査委員会条例第3条の規定により、委員を委嘱又は任命するものでございます。
    恐れ入りますが、1枚おめくりいただき、別紙の名簿を御覧ください。委員の構成につきましては、臨床心理士が1人、学識経験者が2人、弁護士が1人、精神科医が1人、市立小中学校教員が2人、市立小中学校PTA代表が2人、関係行政機関職員が2人の合計11人でございます。
    なお、委員の任期につきましては、平成27年3月1日から平成29年2月28日までの2年間でございます。
    説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か質疑がありますでしょうか。
    山田委員。
  • 山田委員 それでは、一つ質問させてください。
    いじめ防止対策委員を任命するということですが、実際に、開催はどのくらいの頻度で行われるのでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 この委員会の開催については、各学期に1回を考えてございます。
    今年度につきましては、委員の選考に時間がかかったため、この3学期の開催1回のみでございますが、来年度からは年3回の開催を予定しております。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますでしょうか。
    それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案どおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第5号を可決いたします。
    次に日程5、議案第6号、平成27年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択についてを議題といたします。
    議案の説明をお願いいたします。
    学校教育課長。
  • 佐後学校教育課長 議案第6号、平成27年度使用の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択について御説明申し上げます。
    提案理由でございますが、平成27年度使用の学校教育法附則第9条の規定による小学校教科用図書について、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律施行令第13条の規定により、採択を求めるものでございます。
    平成27年度に使用する小学校及び中学校の教科用図書につきましては、平成26年7月の教育委員会定例会におきまして既に採択していただいているところでございますが、今回につきましては、学校教育法附則第9条に規定する教科用図書として、拡大教科書の使用の必要性が出てまいりましたので、追加分として採択をお願いするものでございます。
    該当の図書につきましては、議案書の裏面の資料を御覧いただき、御協議の上、採択くださいますようお願いいたします。
    以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か質疑がありますでしょうか。
    それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
    本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第6号を可決いたします。
    協議事項に入ります。
    協議事項1、(仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針(案)の策定及びパブリックコメントの実施について、協議内容の説明をお願いいたします。
    文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 協議事項の1、(仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針(案)の策定及びパブリックコメントの実施について御説明申し上げます。
    この(仮称)収蔵資料館の建設に関する基本方針(案)につきましては、中心市街地の公共施設再配置計画に基づき、下川入にあります県立中央青年の家跡地に(仮称)収蔵資料館として郷土資料館を新築移転することに伴い、基本方針を定めるものでございます。
    つきましては、(仮称)収蔵資料館の建設に関する(案)の概要について御協議いただき、パブリックコメントの実施について御承認いただきますよう、お願い申し上げます。
    答申の内容といたしまして、1の策定の背景及び経緯でございますが、現在の郷土資料館は、建設後45年が経過し、施設の老朽化や狭あい化などが表れている状況です。
    また、平成19年3月に報告された市民公園整備構想では、県立中央青年の家跡地について、「郷土の歴史と文化の体験学習と身近なレクリエーションの場づくり」とする提案が成されました。
    また、平成25年4月に策定された中心市街地の公共施設再配置計画の中で、老朽化への対応と機能向上を含めて、早期に移転を行うものと位置付けられております。
    (仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針(案)の策定については、市民参加手続に基づき、(仮称)収蔵資料館検討委員会などの検討結果を踏まえ、(仮称)収蔵資料館建設事業について定めるものです。
    続きまして、2の現施設の状況でございますが、現在の郷土資料館でございます。
    続きまして、3の建設予定地でございますが、下川入の県立中央青年の家跡地でございます。なお、敷地面積全体は、1万5,380平方メートルでございます。
    続きまして、2ページ4の基本方針について、御説明いたします。
    (仮称)収蔵資料館の基本方針として、貴重な文化を後世に伝えるため、郷土の文化を物語る資料を展示、収集、保存し、調査研究を進めるとともに、体験学習や、講座などの普及活動を行い、郷土への愛着と誇りを育む公共施設とします。
    また、整備に当たっては、環境と自然の調和やユニバーサルデザイン、他施設との機能連携、防災などへ配慮し、郷土の歴史・文化の体験学習や地域の身近なレクリエーションの場といたします。
    以上の基本方針を前提に、(1)から(6)に基づき整備を進めてまいります。
    続きまして、3ページ5の基本機能でございますが、6の諸室の構成と対応しておりますので、併せて御説明申し上げます。
    展示機能といたしまして、展示部門として、厚木市の歴史や文化、自然について紹介し、郷土厚木への興味や関心を持つ契機・機会となるような展示を行います。
    収蔵機能といたしまして、収蔵部門として、貴重な資料を保存する収蔵庫や専門書庫を設けます。
    教育・学習機能といたしまして、学習支援・交流部門、これは体験学習室や地域交流室等を指しておりますが、講座や体験学習の開催や市民活動の場などに活用いたします。
    調査・研究部門(研修室、学芸室等)については、調査や研究の場として、資料の整理などに利用いたします。
    続きまして、7、スケジュールでございます。
    平成26年度中に、市民参加手続として、審議会・パブリックコメントを実施いたします。
    平成27年度については、建物と展示に関する基本及び実施設計を委託し、地盤調査等を実施する予定でございます。また、埋蔵文化財の事前調査等も実施する予定でございます。
    平成28年度以降については、建築工事に着手する予定でございます。
    4ページでございますが、(仮称)収蔵資料館建設予定地の案内図でございます。
    なお、御説明申し上げました(仮称)収蔵資料館の機能、役割についてですが、参考資料1を御覧ください。収蔵資料館のイメージといたしましては、基本方針、基本機能については、このような形で、展示・収蔵、学習・交流という機能を入れ込んでいくことになる予定でございます。
    続きまして、(仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針(案)に対するパブリックコメント手続実施要領について、御説明を申し上げます。
    (仮称)収蔵資料館の建設を検討するに当たり、(仮称)収蔵資料館建設に関する基本方針を策定することに伴い、市民の御意見を基本方針(案)に反映させるため、意見を募集するものでございます。
    周知方法については、広報あつぎ3月1日号に掲載し、同日から30日までを意見等の提出期間としております。また、厚木市ホームページへの掲載も行います。
    配布及び閲覧の方法については、記載のとおりでございます。
    以上、よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何か意見がありますでしょうか。
    難波委員。
  • 難波委員 現在の施設が大分老朽化し新築移転するということで、移転場所については、私も以前一度見学に行っておりますが、周辺は自然が豊かでいい立地条件だろうと理解しております。
    1点お聞きしたいのですが、交通機関として、駅の方からバスを利用するということでございますが、どのくらいの頻度でバスが出ているのかお聞きしたいと思います。というのも、大人の方は、自家用車等々で行くことも可能だと思いますが、児童・生徒が利用する場合に、どの程度交通機関が確保されているのか、少しお聞きしたいと思います。
  • 馬嶋委員長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 バスについては、朝・夕の学校、会社等への行き帰りの時間帯は1時間当たり2本程度出ておりますが、基本的には1時間当たり1本という状況でございます。
  • 難波委員 ありがとうございます。1時間当たり1本ということなので、しっかり、じっくり調べて、帰りの時間に気を付けながら、帰路に着けばいいのかなと思います。ありがとうございます。
  • 馬嶋委員長 ほかに何か御意見ありますでしょうか。
    山田委員。
  • 山田委員 それでは、少し質問させてください。参考資料1の(仮称)収蔵資料館イメージについて、教育・学習機能の中に講座・体験学習とあります、どのようなイメージでいられるのかお聞きしたいと思います。
  • 馬嶋委員長 文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 講座・体験学習につきましては、今後検討をしていく予定でございますが、現在郷土資料館で行っている植物や昆虫の観察会、あるいは、民俗では石造物を調べるといった授業を行っております。その延長上の中で、講座を実施するとともに、体験学習としましては、自然環境がいいので、自然に絡んだものができればと考えております。
  • 山田委員 いろいろな可能性があると思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。
  • 馬嶋委員長 ほかに何か御意見ありますでしょうか。
    水上委員。
  • 水上委員 私は、郷土資料館は、かなりソフト面で頑張っていると感じています。
    資料館のニュースであるとか、イベントであるとか、いろいろ頑張っていると思うので、現場が本当に活性化し、それによって市民が元気になるように、頑張って取り組んでほしいと思います。
  • 馬嶋委員長 私からも一つ聞きたいのですが、防災への配慮ということで、もちろん貴重な収蔵資料を守るということは基本だと思いますが、「災害時には市民の安心と安全のために役立つ施設を目指す」とある点については、どのように考えているのか教えてください。
    文化財保護課長。
  • 増田文化財保護課長 防災に関してですが、周囲に公共施設がございませんので、地震といった自然災害があった場合には、一時避難所のような形で使っていただけたらどうかと考えております。
  • 馬嶋委員長 ありがとうございます。
    ほかに何か御意見がありますでしょうか。それでは、ほかに意見がないようですので、本日の協議内容に基づき、今後の事務を進めていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
    (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、協議事項1を終わります。
    報告事項に入ります。
    報告事項3、事務の臨時代理の報告について、報告をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 報告事項3、事務の臨時代理の報告につきまして、御報告を申し上げます。
    恐れ入りますが、資料3、事務の臨時代理の報告についてを1枚おめくりいただき、裏面の臨時代理書を御覧ください。
    本件につきましては、厚木市久保奨学金基金条例第12条の規定により、厚木市久保奨学金奨学生選考委員会の意見を聴く必要が生じましたが、教育委員会会議を招集する時間的余裕がなかったため、厚木市教育委員会教育長に対する事務委任等に関する規則第3条第1項の規定により、その事務を臨時に代理したものを、同条第2項の規定により、報告するものでございます。
    平成26年度は、久保奨学金につきましては、1月23日までを期限といたしまして募集をしておりましたところ、各中学校を通じて申請がございました。基金条例第12条では、教育委員会は、選考委員会の意見を聴いて、奨学金の支給の可否を決定すると規定されておりますので、右ページの写しのとおり、平成27年2月9日付けで久保奨学金奨学生選考委員会委員長宛て、奨学金の支給決定について、諮問をいたしました。
    なお、選考委員会からは、既に答申をいただいておりますので、厚木市久保奨学金の支給決定について、後ほど議案第7号として御審議をいただくこととなります。
    報告につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
    特になければ、報告事項3を終わります。
    次に、報告事項4、平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者について、報告をお願いいたします。
    教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 報告事項4、平成26年度厚木市教育委員会表彰被表彰者につきまして、御報告申し上げます。
    資料4を御覧いただきたいと思います。本件につきましては、関係各課から提出のありました表彰候補者内申書に基づき、去る平成27年1月26日に開催いたしました厚木市教育委員会表彰等選考委員会において選考いたしました皆様を表彰するものでございます。
    教育委員会表彰被表彰者は、個人55人、団体10団体、教育委員会感謝状贈呈被贈呈者は、個人8人、団体1団体でございます。
    1枚おめくりいただき、1ページを御覧いただきたいと思います。個人の部でございますが、平成26年度歯科保健啓発標語におきまして、優秀を受賞されました田原稜望様を始めといたしまして、各種コンクールやスポーツの分野において、優秀な成績を収められた方々でございます。
    次に、3枚おめくりいただき、7ページを御覧ください。団体の部でございますが、第38回神奈川県アンサンブルコンテストにおきまして、金賞を受賞されました厚木中学校吹奏楽部様を始めといたしまして、10団体を表彰するものでございます。
    続きまして、1枚おめくりいただき、9ページを御覧ください。教育委員会感謝状でございます。
    平成21年から、毎日、児童の交通事故防止活動等に貢献されました三橋馨様を始めといたしまして、子どもたちの見守り活動や御寄附をいただいた方々に贈呈するものでございます。
    表彰式につきましては、2月25日、水曜日、午後4時から市役所第2庁舎16階会議室で開催する予定でございます。
    以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
    特になければ、報告事項4を終わります。
    次に、報告事項5、給食用食材の放射性物質の測定について、報告をお願いいたします。
    保健給食課長。
  • 小林保健給食課長 報告事項5、給食用食材の放射性物質の測定結果につきまして、御報告いたします。
    資料5を御覧ください。始めに、1月19日から2月5日までの給食用食材の放射性物質の測定結果でございますが、2月3日及び2月5日に調理後の給食の測定も行っており、それらを含む御覧のページ及び裏面のページ全て非検出となっております。
    恐れ入りますが、1枚おめくりいただきまして、右側のページを御覧ください。学校給食用食材の測定につきましては、給食食材として多く使用される品目を中心に、保護者の皆様からの要望が多いきのこ類や根菜類、東北地方の産地の食材などを対象とし、火曜日、木曜日に実施しております。
    また、測定する品目数につきましては、できる限り早く測定結果を出すため、翌日の給食で使用する食材の中から、3品目を目安に測定しております。
    1月分につきましては、1人の保護者の方から、3品目の要望があり、21品目を測定いたしましたが、1月分の要望に対しましては、3品目全て測定しております。
    2月分につきましては、3人の保護者の方から、19品目の要望があり、予定を含め、21品目を測定いたしますが、2月分の要望に対しましては、予定を含め17品目を測定いたします。
    以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
    特になければ、報告事項5を終わります。
    次に、報告事項6、平成27年度新入学厚木市立中学校選択制実施結果について、報告お願いいたします。
    学務担当課長。
  • 中村学務担当課長 それでは、資料6に基づきまして、平成27年度新入学中学校選択制実施結果について、御報告申し上げます。
    最初に、中学校選択制度の目的でございますが、中学生になりますと、学習内容や部活動、友人関係、通学環境など、小学校生活と異なった、より大人になるステップとしての世界が広がりますことから、子どもたち一人一人が自ら適した教育環境で、個性や能力を一層伸ばすことを目的とし、指定中学校の学区に隣接等する学校の中から、就学を希望する学校を選択する制度でございます。
    それでは、実施結果でございますが、学校ごとの受入れ上限人数でございますが、学区に基づく平成27年度の就学の見込み者数や、学校の施設機能等を考慮し、13校で合計233人といたしました。
    申請期間につきましては、昨年10月21日から本年1月20日まででございました。
    この結果、受入れ校は、13校中11校、受入れ人数は53人で、選択校は全て指定学校の学区に隣接する学校となっております。
    この就学予定者53人の主な選択理由でございますが、友人関係、教育環境、通学距離を理由とする者が42人、部活動を理由とする者が11人となっております。
    なお、部活動を理由とする者について、例1でございますが、指定中学校において、希望する水泳部、男子バレー部、柔道部の募集がないため、睦合東中学校を選択しております。
    例2でございますが、同様に、指定中学校において、希望する部活動の募集がないため、依知中学校を選択しております。
    次に、その他でございます。
    最初に、厚木中学校の就学予定者でございますが、受入れ上限人数5人に対して、12人から申請がありましたので、公開抽選会により、就学予定者5名を決定いたしました。
    次に、睦合中学校が指定校となる11人の他校への希望選択でございますが、このうち8人は、清水小学校の在学生で、約8割の児童が進学する睦合東中学校を選択したものでございます。
    最後に、藤塚中学校の指定校となる9人の他校への選択でございますが、全員が依知小学校在学者で、進学する中学校が、依知中学校と藤塚中学校の2校に分かれており、友人関係や部活動関係により依知中学校を選択したものでございます。
    以上で、御報告とさせていただきます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対して、何かございますか。
    特になければ、報告事項6を終わります。
    それでは、暫時休憩といたします。
    再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
    なお、傍聴いただいた方についても、これ以降会議を非公開といたしますので、御退席いただくようお願いいたします。

暫時休憩15時17分
再開時刻15時21分

  • 日程6、議案第7号、厚木市久保奨学金の支給決定について
    (資料に基づき説明し、可決された。)
  • 報告事項1、事務の臨時代理の報告について
    (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 報告事項2、事務の臨時代理の報告について
    (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
  • ほかになければ、報告事項4を終わります。
    以上で、本日予定しておりました日程を全て終了いたしました。
    これをもちまして、平成27年厚木市教育委員会2月定例会を閉会いたします。

閉会時刻16時03分

この記事に関するお問い合わせ先 inquiry

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〒243-8511
厚木市中町3-17-17
電話番号:046-225-2600
ファックス番号:046-224-5280

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