平成27年厚木市教育委員会8月定例会

更新日:2021年04月01日

公開日:2021年04月01日

会議概要

会議主管課

教育総務課

会議開催日時

平成27年8月25日火曜日
午後2時

会議開催場所

厚木市役所 第二庁舎4階 教育委員会会議室

出席者

委員長 馬嶋 順子
委員長職務代理者 難波 有三
委員 山田 一夫
委員 水上 裕
教育長 平井 広
事務局
松本教育総務部長、宮崎学校教育部長、荒井社会教育部長、
曽我教育総務部次長、高橋学校教育部次長、小山社会教育部次長、
霜島教育総務課長、直井学校施設課長、落合学校給食センター所長、
佐後学校教育課長、馬場学務担当課長、清水教職員課長、
古村スポーツ政策課長

説明者

事務局職員

1 教育長報告

2 審議事項

  • 日程1 議案第31号 厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針の策定について
  • 日程2 議案第32号 平成27年度教育予算補正について
  • 日程3 議案第33号 公の施設に係る使用料を見直すための厚木市都市公園条例等の一部を改正する条例(案)について

3 報告事項

(1) 事務の臨時代理の報告について
(2) 事務の臨時代理の報告について
(3) 放射性物質の測定結果について
(4) 学校給食費の改定(案)に関するパブリックコメントの実施について
会議の経過は、次のとおりです。

開会時刻14時00分

  • 馬嶋委員長 定刻になりました。
     現在の出席委員は5人で、定足数に達しております。
     ただいまから、平成27年厚木市教育委員会8月定例会を開会いたします。
     厚木市教育委員会会議規則第17条第2項の規定により、本定例会会議録署名委員として、難波委員を指名させていただきます。
     始めに、教育長報告をお願いいたします。
     平井教育長。
  • 平井教育長 それでは、先月、7月28日に開催されました7月定例会以後の主な行事につきまして御報告申し上げます。
     お手元の資料の6番目を御覧ください。7月31日、金曜日、平成27年度関東中学校体育大会出場生徒激励会が行われました。3人の生徒さんにお集まりいただきましたが、それぞれの大会で精一杯自分の力を発揮してきてくださいという激励をさせていただきました。
     1枚おめくりいただきます。2ページ目、10番目でございます。8月5日、水曜日、平成27年度厚木市教育委員会教育研究発表会・教育講演会が開催されました。教育委員の皆様にもお越しいただきましたが、研究発表3件の後には、教育講演をいただきました。
     3件の研究発表については、先生方は、それぞれの領域で日々の実践を基に調査研究していただいており、このような地道な努力が日々の授業改善に役に立っているのだという思いを強くいたしました。
     続いての教育講演は、終わった後に、感想を何人かから聞きました。いわゆる教育部分と重なる部分もあるし、ほかの見方もできるということで、参加していただいた先生方からは大変好評でございました。今後とも、いろいろな角度から教育について考えを深めることができるようなテーマを選んでいきたいと考えております。
     続きまして、13番目でございます。8月9日、日曜日で、第60回厚木市民水泳選手権大会が開催されました。参加者数は145人でした。
     最年少の方は小学校5年生で、最高齢の方は80歳の方で、お二人いらっしゃいましたが、やはり日頃から鍛えていらっしゃるのですね。筋骨隆々とした方と一緒に写真を撮らせていただきましたが、日々トレーニングしているというお話を伺いました。また、老いというのは心の問題だと、青春というのは心の有りようだというお話も伺いまして、私にとっても大変刺激になった出会いでございました。
     1枚おめくりいただきます。3ページ目、14番目でございます。8月13日、木曜日、神奈川県教育委員会の桐谷教育長に面会に行ってまいりました。
    私は神奈川県市町村教育長会連合会の副会長という立場もございますので、このメンバーで、桐谷教育長に、平成28年度予算編成等要望書要望書を提出させていただいたところでございます。
     続きまして、15番目でございます。8月16日、日曜日、第26回厚木市長杯争奪厚木市招待少女サッカー大会の閉会式があり、市長と一緒に参加させていただきました。
     厚木市だけではなく、県外からも参加していただいている中で、優勝が争われました。
     途中、雨の中でびしょ濡れになりながら、懸命にボールを追っているお子さんたちの姿を見ましたが、私たち大人に対して、いい刺激を与える光景だと感じました。
     続きまして、16番目でございます。8月18日、火曜日、平成27年度第3回厚木市小・中学校長会議を開催いたしました。
     もうすぐ2学期が始まりますが、交通事故や水難事故といった、子どもの命に関わるような事件・事故が起きないよう、子どもたちへの注意・指導をより一層徹底するようお願いをしたところでございます。
     続きまして、4ページ目、21番目でございます。8月24日、月曜日、厚木市文化会館大ホールにおきまして、平成27年度厚木市戦没者追悼式が開催されました。ここで、私が申し上げたいことは2つあります。
     一つは、この戦後70年というものを、80年、90年、100年と続けていく努力が私たちに必要だということを身にしみて感じたということです。
     もう一つは、この追悼式が終わった後、南毛利中学校合唱部の女子生徒21人の皆さんによる合唱を聴かせていただきましたが、参加者の方々から、本当に素晴らしい、心が洗われる合唱だったというお声をいただきました。中学生が、真剣に、そして一生懸命に歌っている姿というものは、本当に私たちに勇気を与えてくれると感じましたので、お知らせしたいと思います。
     続きまして、最後で22番目でございます。同日でしたが、第2回厚木市小・中学校教頭会議を開催いたしました。内容については、校長会議と同様のお話をさせていただきました。
     実は、この会議の直前に、残念ながら厚木市のある先生が急死されました。この先生はとても真面目で、皆さんから慕われている方なのですが、午前中に小・中学校合同の研修会に参加して、午後の懇親会が終わった後、自宅へ帰ってから気持ちが悪いと言って横になったそうです。心配した家族が救急車を呼んで、蘇生措置もしたわけですが、残念ながら、亡くなられたということでした。まだ53歳の若さでございました。
     いい教育を展開するためには、いい先生が必要ですが、そのために必要な条件はやはり健康です。子どもの命を守るのと同時に、その命を守っていただく先生方のことも、もっと健康面で配慮していただく必要もあるだろうと思いまして、この会議では、教頭御自身も含め、先生方の健康管理を十分にしていただくようお話をさせていただいたところでございます。
     以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ありがとうございました。
     本日の日程のうち、報告事項1及び2、事務の臨時代理の報告については、個人に関する情報が含まれる報告となりますので、厚木市教育委員会会議規則第15条第1項の規定により会議を非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 御異議ありませんので、報告事項1及び2につきましては非公開とし、日程の最後において報告を行うことといたします。
     なお、傍聴される方についても、事務局の関係者以外の職員同様に、会議が非公開となりましたら退室いただくことになりますので、あらかじめ御承知おきください。
     審議事項に入ります。
     日程1、議案第31号、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針の策定についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
     学校施設課長。
  • 直井学校施設課長 それでは、議案第31号、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針の策定につきまして、御説明申し上げます。
     恐れ入りますが、議案第31号を御覧ください。
     提案理由といたしましては、本市立小・中学校の児童・生徒の教育環境をより良いものとするため、学校規模の適正化を図ることを目的に、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針を定めるものでございます。
    まず、今回基本方針を作成するに至った経過でございますが、5月26日に開催いたしました厚木市教育委員会5月定例会におきまして、本基本方針(案)の策定及びパブリックコメントの実施につきまして御協議をいただき、7月1日から7月31日までパブリックコメントを実施いたしました。
     恐れ入りますが、別添資料1を御覧いただきたいと思います。別添資料1は、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針(案)パブリックコメント実施結果についてでございます。
     パブリックコメントの実施結果でございますが、7月1日から7月31日まで意見を募集したところ、3人の方から、4件の御意見をいただきました。
    いただいた御意見の反映状況といたしましては、3番の今後の取組において参考にするものが1件、4番の基本方針に反映できないものが2件、5番のその他(感想・質問)が1件でございます。
     いただいた御意見の概要及び市の考え方につきまして、概要を説明させていただきます。
     1つ目の御意見といたしましては、「兄弟で母校がばらばらになってしまうような通学区域の変更はやめていただきたい。通学区域が変わってしまえば、生活圏、交友関係等、子どもの生活の全てが変わってしまい、親の付き添いや見守りもできなくなり大変困ります。どうしても通学区域の変更を行うのであれば、兄姉と同じ小・中学校に卒業するまで通えるという選択肢を残していただきたい。また、通学区域外からの通学を受け入れたまま、通学区域の変更を行うのは、順序が違うのではないでしょうか。」との御意見をいただきました。
     この御意見に対する市の考え方といたしましては、「通学区域の変更は、学校規模の適正化を図り、子どもたちにとってより良い教育環境とするためのものです。具体に通学区域の変更等を行う場合は、保護者や地域の方々へ説明を行い、御意見をお聴きするとともに、一定の周知期間、経過措置等の検討を行い、子どもたちに配慮してまいります。なお、通学区域外からの通学につきましては、指定学校変更制度などの要綱に基づき承認しております。」ということで、御意見を今後の取組において参考にするものとしたものでございます。
     2つ目の御意見といたしましては、「通学区域の境界付近では、お友達や地域との関わりが本来の学区ではない側と関係が深いこともあります。大規模校から小規模校であれば、おおむね1キロの範囲で認められています。距離ではなく、隣接した学校であれば選択できるよう範囲を広げていただきたい。距離で制限をするのなら、学区内の児童が通える距離程度おおむね4キロまで広げるべきだと思います。」との御意見をいただきました。
     この御意見に対する市の考え方といたしましては、「子どもたちにとってよりよい教育環境とする学校規模の適正化の方策として、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択がありますが、これにつきましては、通学路の安全性を考えて距離をおおむね1キロと設定したものでございます。」ということで、基本方針に反映できないものとしたものでございます。
     3つ目の御意見といたしましては、「小規模特認校について、不安点があります。1つ目として、学区外の人は役員免除になって、人数が増えたら地元の人の負担が増えるのでは。2つ目として、講演会などの動員依頼が来ますが、学校により役員の数が違うのに、同じ人数を出さなくてはいけないのはおかしいのでは。3つ目として、ほかの地区で馴染めない、問題のある児童が増えるのでは。」との御意見をいただきました。
     この御意見に対する市の考え方といたしましては、「PTAの役員について、学区外の人は免除されるということはないと認識しております。いただきました御意見は、学校やPTA連絡協議会へお伝えしてまいります。小規模特認校については、児童の状況や就学理由などを把握しながら、趣旨に沿って受入れをしてまいります。」ということで、その他(感想・質問)としたものでございます。
     4つ目の御意見といたしましては、「住む場所を選ぶとき、中学校を卒業する15歳までのことを考えて住居を選択し、その学校に合わせて幼稚園を選び、長い年月をかけて人間関係を築いています。どうしても通学区域の変更を行うのであれば、十分な準備ができるよう、10年から15年以上前に知らせていただきたい。」との御意見をいただきました。
     この御意見に対する市の考え方といたしましては、「通学区域の変更は、学校規模の適正化を図り、子どもたちにとってより良い教育環境とすることを目的としております。変更を行う場合は、保護者や地域の方々へ説明を行い、御意見をお聴きするとともに、一定の周知期間を設けることや経過措置等の検討を行ってまいります。」ということで、基本方針に反映できないものとしたものでございます。
     これらにつきましては、去る8月17日に開催いたしました第2回厚木市小・中学校通学区域再編成委員会及び庁議を経まして、本日お示ししているものでございますので、本基本方針案をもって、厚木市教育委員会の厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針として策定をいたしたく、御審議をお願い申し上げるものでございます。
     なお、本基本方針を御承認いただきました後は、これに基づき、学校規模の適正化の方策について、できるものから順次実施してまいりたいと考えてございます。
     恐れ入りますが、別添資料2を御覧ください。学校規模の適正化の方策について、今回は、住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択と小規模特認校による特例という方策を実施していきたいと考えてございますが、まず、別添資料2につきまして、御説明させていただきます。
     この方策は、現在児童・生徒が通学している学校やこれから就学する学校が大規模状態の学校で、住居からおおむね1キロメートル以内に大規模状態でない学校がある場合、その学校を選択することができるというものでございます。
     なお、この方策は、児童・生徒がその学校を選択することができるというもので、通学区域自体を変更するものではございません。
     この方策の目的といたしましては、児童・生徒の教育環境をより良いものとするため、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針に基づき、大規模状態の学校から大規模状態でない学校への就学を認めることにより、学校規模の適正化を図るものでございます。
     今回、対象と考えております学校は、現在大規模状態にある厚木市立厚木第二小学校で、また、児童が選択することができる学校は、現在小規模校である厚木市立相川小学校でございます。
     次に、学校の選択ができる対象者は、相川小学校からおおむね1キロメートル以内にある厚木第二小学校の通学区域に住居のある児童とするものでございます。
    次に、対象となる学校の厚木第二小学校及び選択先となる相川小学校の状況等につきましては、表のとおりとなってございます。
     次に、この対象となる、相川小学校からおおむね1キロメートル以内に住居のある厚木第二小学校の児童数につきましては、平成28年度に新たに小学校に入学する新入学児童が23人、新年度に小学2年生から6年生になる児童が126人、合わせて149人と想定をしてございます。
     恐れ入りますが、次のページを御覧いただきたいと思います。この選択制は、平成28年4月1日から開始をしてまいりたいと考えてございます。
     次に、この制度の主な条件といたしましては、一つ目として、対象者は、厚木市の住民基本台帳に記録のある者又は3月末までに厚木市の住民基本台帳に記録される予定のある者で、翌年度小学校に在籍する者とします。
     二つ目として、受入学年は、第1学年から第6学年とします。
     三つ目として、受入人数は、受入校の児童数や施設容量等を勘案し、教育委員会と受入校の校長が協議して定めるものとします。
     四つ目として、就学者決定方法は、教育委員会に申請書を提出し、確認の上決定します。
     五つ目として、受入時期は、原則毎年4月1日とします。
     六つ目として、受入期間は、原則小学校卒業までとします。また、受入校の卒業生が進学する中学校への就学を認めます。
     以上がこの選択制度の主な条件となってございます。
     次に、これまでの経過及び今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりでございます。
     今後、関係小・中学校、厚木市立小・中学校PTA連絡協議会の役員会・理事会への説明を行い、その後、広報あつぎや市ホームページにより皆様へ周知を図り、10月下旬から申請の受付を開始し、12月上旬には就学者を決定し、平成28年4月から実施してまいりたいと考えてございます。
     恐れ入りますが、右側のカラーのページを御覧いただきたいと思います。
     上段につきましては、厚木市立小・中学校の通学区域再編成及び学校規模に関する基本方針に記載されております、学校規模適正化の方策の抜粋でございます。
     下段が、今回対象と考えております、厚木第二小学校と相川小学校の通学区域境と相川小学校から1キロメートルの範囲を示した図面でございます。青色のラインが小学校の通学区域境を示してございます。緑色のラインが相川小学校から1キロメートルを示してございまして、斜線部分が今回対象となる1キロメートル以内の区域を示してございます。
     以上で御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 学務担当課長。
  • 馬場学務担当課長 続きまして、小規模特認校制度による学校規模の適正化の方策につきまして、御説明申し上げます。
     恐れ入りますが、別添資料3を御覧ください。
     この方策の目的といたしましては、小規模校において、特例措置として、通学区域外からの入学を認め、児童の適性をいかした教育を推進することにより、学校規模の適正化、学校の活性化を図るものでございます。
     次に、多くの就学希望者を募るため、特色ある学校づくりを推進する4つの柱を掲げております。一つ目は、少人数をいかした英語教育の充実、二つ目は、自然環境や伝統等をいかした活動の推進、三つ目は、地域と連携した活動の充実、四つ目は、放課後の活動の充実を推進するものでございます。
     これらの特色をいかして、児童を受け入れる小学校は、厚木市立玉川小学校といたしまして、平成28年4月1日から開始してまいりたいと考えております。
     次に、この制度の主な受入条件といたしましては、一つ目は、対象者は、厚木市の住民基本台帳に記録のある者又は3月末までに厚木市の住民基本台帳に記録される予定のある者で、翌年度小学校に在籍する者とします。
     二つ目は、受入学年は、第1学年から第6学年とするものでございます。
     三つ目は、受入人数は、教育委員会と受入校の校長が協議して定めるものとするものでございます。
     四つ目は、就学者決定方法は、教育委員会に申請書を提出し、受入校の校長と面談の上、決定いたします。
     五つ目は、受入時期は、原則毎年4月1日といたします。
     六つ目は、受入期間は、原則小学校卒業までとします。なお、受入校の卒業生が進学する中学校への就学を認めることによりまして、玉川中学校又は森の里中学校への進学が可能となります。
     七つ目は、通学に当たりましては、保護者の責任において行うことといたします。
     恐れ入りますが、1枚おめくりください。他市4市の事例をお示ししてございます。
     次に、経過及び今後のスケジュールにつきましては、記載のとおりでございます。今後、広報あつぎや市ホームページにより市民の皆様へ周知を図り、10月下旬から申請の受付を開始、12月上旬に就学者を決定し、平成28年4月から実施してまいりたいと考えてございます。
     恐れ入りますが、3ページを御覧ください。小規模特認校制度とは、従来の通学区域は残したままで、通学区域に関係なく選択を認めるものでございまして、厚木市内全域から玉川小学校への通学が可能となるイメージ図でございます。
     以上でございますが、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑がありますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田委員 小規模特例校の設置について、少しお伺います。
     この特色ある学校づくりの(1)に、少人数をいかし「英語教育の充実」を図るとありますが、今、小学校で英語教育を進めている中で、具体的にどういう特色があるのか教えていただけますか。
  • 馬嶋委員長 学校教育課長
  • 佐後学校教育課長 魅力ある学校ということで、玉川小学校におきましては、豊かな心を育む触れ合い教育コミュニケーション能力の育成を通してということを大きなテーマに掲げて、今、校内研究を行っているところでございます。
     具体的な英語教育の特色でございますが、まずは、少人数ということをいかして、外国語指導助手をどのように活用できるかということを研究しております。
     また、学校の中に、地域にある企業の人材等を積極的に取り入れながら授業ができないかということも、今、研究を行っているところでございます。
     さらに、今後、新しい学習指導要領の中で英語が教科になるということを見越して、先行して授業の工夫に取り組んでおり、魅力ある特色ある英語教育ということについて、今、研究を行っているところでございます。
     以上でございます。
  • 馬嶋委員長 山田委員。
  • 山田委員 ありがとうございました。
     もう一つお聞きします。大規模校から行くというのは分かるのですが、例えば、相川小学校から玉川小学校へというように、小規模校からも、特色ある教育をやっているので行くといったケースを想定されているのかについても、教えていただけますか。
  • 馬嶋委員長 学務担当課長。
  • 馬場学務担当課長 相川小学校の学区から玉川小学校に就学するということも想定されるのですが、相川小学校も小規模校でございますので、希望といたしましては、厚木小学校や厚木第二小学校といった大規模校から、特色ある学校づくりに賛同していただく形で、玉川小学校に就学していただくというのが望ましいと考えております。
     以上でございます。
  • 馬嶋委員長 学校教育部長。
  • 宮崎学校教育部長 もちろん全部の小学校が対象となりますので、想定はしております。
     ただ、玉川小学校以外の各小規模校でも特色ある学校づくりを行っており、例えば、相川小学校や戸田小学校でも英語教育を充実させており、PRをしております。
     そういった意味で、玉川小では、小規模特認校であるということもPRをしていくわけですが、各小規模校において、それぞれに特色を出させていただいており、子どもたちが充実した生活ができるように取り組んでいるところでございます。
  • 山田委員 ありがとうございます。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
     水上委員。
  • 水上委員 厚木第二小学校と相川小学校との住居からおおむね1キロメートル以内の学校の選択については、非常にユニークな、良いアイデアだと思います。
     私は今春の相川小の卒業式に参加させていただいて、校長先生とも少しお話しをさせていただいたのですが、相川小学校は、自然環境や伝統等をいかした豊かな心づくりとか、地域と連携した活動というものをしっかりやっていて、素晴らしい学校だと感じました。
     こういったことをしっかりと地域の方にPRしていただければ、相川小は魅力的だから相川小の方がいいというようになるのではないかと思います。
     何も聞いていなければ、少人数の学校だから、卒業式は寂しいのではないかとか、少なくて大丈夫だろうかといった不安を抱く方もいるのではないかと思いますが、学校生活の集大成である卒業式を実際に見たり、保護者やPTAの話を聴いたりすれば、本当に素晴らしいということも分かるので、やはりしっかりPRするということが必要ではないかと思うのですが、その辺りはいかがでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校施設課長。
  • 直井学校施設課長 今回、対象として想定される方が149人おりますので、この制度のお知らせとともに、相川小学校はこんな素晴らしい学校ですといった、学校の特色を記入するような形で、チラシを作成し、配布をしたいと考えております。
     以上でございます。
  • 馬嶋委員長 水上委員。
  • 水上委員 チラシというのも大変良い手法だと思います。
     PRは非常に重要だと思うので、授業公開あるいは学校公開といった機会を設けるなど、ほかの手法も検討いただければと思いました。
     以上です。
  • 馬嶋委員長 教育総務部次長。
  • 曽我教育総務部次長 先ほどの資料のところにも書いてあるのですが、今後PTA連絡協議会などで説明をいたします。そういった機会に、相川小の特色というものを十分説明させていただきながら、PRをしていきたいと考えています。
  • 馬嶋委員長 難波委員。
  • 難波委員長職務代理者 この資料を見ますと、経過として、今月の18日に小・中学校長会議へ説明したということが書いてありますが、校長先生方からの意見などがあれば、お教えいただけますでしょうか。
  • 馬嶋委員長 学校施設課長。
  • 直井学校施設課長 8月18日に、厚木市小・中学校長会議で、本日と同様に、制度について説明させていただきましたが、特に御質問等はございませんでした。
  • 馬嶋委員長 教育総務部次長。
  • 曽我教育総務部次長 会議後にお話をしたのですが、いい取組という印象を持っていただいたと感じました。通学区域再編成委員会においても、学校規模の適正化と大規模校の解消という意味で、こういった取組は必要なことであり、いい取組ということで、御了解いただいたと考えております。
  • 馬嶋委員長 難波委員。
  • 難波委員長職務代理者 ありがとうございます。もう一つお伺いします。
     市内全域を考えた場合、厚木第二小と相川小だけの問題ではなく、同じようなところがあるのではないかと思いますが、随時進めていくことを考えているのか、教えていただけますか。
  • 馬嶋委員長 教育部総務部次長。
  • 曽我教育総務部次長 今、難波委員がお話ししたとおり、こういった地区については市内何か所かございますが、今回は、特に大規模校と小規模校とが接している箇所ということで、まずここから始めていきたいということです。
     ほかの地域については、今回の進捗状況を勘案しながら、次に進めていくかどうかということを検討してまいりたいと考えております。
  • 難波委員長職務代理者 ありがとうございます。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
     よろしいですか。
     それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第31号を可決いたします。
     次に、日程2、議案第32号、平成27年度教育予算補正についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
     教育総務課長。
  • 霜島教育総務課長 議案第32号、平成27年度教育予算補正につきまして、提案理由及び内容を御説明申し上げます。
     本予算補正につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から教育委員会に対し意見を求められましたので、この同意について提案するものでございます。
     内容につきまして御説明いたしますので、1枚おめくりいただき、裏面の1ページを御覧ください。1の総括でございますが、歳入の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を1億3,781万6,000円増額し、補正後の教育予算歳入金額を18億2,216万8,000円とするものでございます。
     次に、歳出の補正額につきましては、教育総務部に関する事業費を1億4,770万円増額し、補正後の教育予算歳出金額を58億2,382万5,000円とするものでございます。
     学校教育部及び社会教育部につきましては、今回該当がございません。
     それでは、詳細につきまして、続けて所管の課長から御説明申し上げます。
  • 馬嶋委員長 学校施設課長。
  • 直井学校施設課長 恐れ入りますが、2ページを御覧いただきたいと思います。
     教育総務部の学校施設課でございますが、国庫支出金、国庫補助金、学校施設環境改善交付金の小学校費交付金2,589万7,000円及び中学校費交付金2,101万9,000円につきましては、小学校及び中学校体育館の天井など落下防止対策に伴います事業費について、文部科学省からの交付金を受け入れ、増額するものでございます。
     市債、教育債の小学校債4,990万円及び中学校債4,100万円につきましては、同じく天井等落下防止対策に伴います事業について、全国防災事業債を受け入れ、増額するものでございます。
     恐れ入りますが、3ページを御覧いただきたいと思います。教育費、小学校費、学校管理費の需用費8,140万円及び中学校費、学校管理費の需用費6,630万円につきましては、小学校及び中学校体育館の天井等落下防止対策として、屋内運動場の照明につきまして、より高い安全性を確保するため、万全の落下防止対策を行うとともに、照明器具をLEDに改修する費用を増額するものでございます。
     教育総務部につきましては、以上でございます。よろしくお願いいたします。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     よろしいですか。
     それでは、特に質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第32号を可決いたします。
     次に、日程3、議案第33号、公の施設に係る使用料を見直すための厚木市都市公園条例等の一部を改正する条例(案)についてを議題といたします。
     議案の説明をお願いいたします。
     学校施設課長。
  • 直井学校施設課長 議案第33号、公の施設に係る使用料を見直すための厚木市都市公園条例等の一部を改正する条例(案)につきまして、提案理由及びその内容につきまして御説明申し上げます。
     本件につきましては、公の施設に係る使用料を見直すため、厚木市都市公園条例等の一部を改正する条例(案)について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定により、市長から意見を求められたので、これに同意するものでございます。
     市では、受益者負担見直しに関する基本方針に基づき、公の施設の使用料につきまして、3年ごとに見直しが行われております。今回、この基本方針に基づき、使用料につきまして見直しが検討された中で、学校施設の使用料につきましても一部改正が必要とされましたことから、関係条例につきまして所要の改正を行うものでございます。
     なお、今回、施設の実態や施設使用の現状に即した見直しも、併せて行わせていただくものでございます。
     それでは、教育委員会所管の厚木市立学校施設使用条例の一部改正につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、参考資料の7ページ、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。
     厚木市立学校施設使用条例第2条において、使用することができる学校施設を規定しておりますが、第2号の講堂につきましては、現在、小・中学校で使用している施設の名称において、講堂という名称を使用している施設がございませんので、実態に合わせ、第2号の「講堂」を削除し、第3号、第4号をそれぞれ1つずつ繰り上げるものでございます。
     次に、第4条の使用料でございますが、現在、学校施設の使用許可を受けた者は、使用許可の際に使用料を納付することになってございますが、これを「使用料は、前納とする。ただし、市長が特別の理由があると認めたときは、この限りでない。」と改めるものでございます。
     また、別表につきましては、受益者負担見直しに関する基本方針に基づき、記載のとおりに改めるものでございます。
     恐れ入りますが、5ページにお戻りください。附則第1項につきましては、この条例の施行日を平成28年2月1日とするものでございます。附則第2項につきましては、この条例による改正後の次に掲げる条例を施行するために必要な準備行為は、この条例の施行前においても行うことができるよう定めるものでございます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 続きまして、厚木市営体育施設条例の一部改正、第5条関係の内容につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが、参考資料の新旧対照表の8ページを御覧いただきたいと存じます。
     本条例の一部改正につきましても、受益者負担見直しに関する基本方針に基づき、使用料又は利用料金を改めるものでございます。
     8ページの厚木市営玉川野球場のグラウンドから10ページの厚木市営南毛利スポーツセンターテニスコートの照明設備まで、別表のとおり改めるものでございます。
     5ページ及び6ページの条例の附則につきましては、学校施設使用条例の一部改正と同様でございますので、説明を省略させていただきます。
     以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの説明に対しまして、何か質疑はありますでしょうか。
     山田委員。
  • 山田委員 体育施設の関係で少しお聞きしたいのですが、例えば体育室では、東町スポーツセンターと猿ケ島スポーツセンターの利用料金が少し違うのですが、どのような理由でこのようになっているかお聞かせいただけますか。
  • 馬嶋委員長 社会教育部長。
  • 荒井社会教育部長 今回の改正につきましては、3年に一度の見直しということで、消費増税分としておおむね10円程度の値上げをさせていただいたものでございますが、委員から御質問の、料金の金額がどうして異なるのかという点につきましては、施設の維持管理費等のコスト計算をした中で、東町スポーツセンターのコストが高いことから、それに応じた利用料金を御負担いただいているということでございます。
  • 馬嶋委員長 山田委員。
  • 山田委員 ありがとうございました。
     施設が新しいとか古いとか、いろいろあるかと思います。あと細かいことですが、猿ケ島スポーツセンターの利用料金については、値上げしていないようですが、どうしてでしょうか。
  • 馬嶋委員長 スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 今回の受益者負担見直しに関する基本方針に基づき、改めてコスト計算をして消費税8%を掛けた金額が、旧の金額を超えたか超えないかによって、利用料金を上げるか上げないかを判断しております。猿ケ島スポーツセンターにつきましては、旧の金額の中におさまっておりましたので、値上げしなかったということでございます。
  • 山田委員 ありがとうございます。
  • 馬嶋委員長 ほかに何かございますか。
     よろしいですか。
     それでは、ほかに質疑がないようですので、採決に移ります。
     本件は、原案のとおり可決してよろしいでしょうか。
     (「異議なし」との声あり)
  • 馬嶋委員長 異議なしと認め、議案第33号を可決いたします。
     報告事項に入ります。
     報告事項3、放射性物質の測定結果について、報告をお願いいたします。
     スポーツ政策課長。
  • 古村スポーツ政策課長 報告事項3、放射性物質の測定結果につきまして、資料3に基づき御報告申し上げます。
     本件につきましては、7月1日から8月31日まで開場してございます、厚木市営水泳プール水の放射性物質の測定結果の報告でございます。
     前回7月の定例会におきまして御報告いたしました1回目の測定結果に続きまして、7月30日及び8月10日に実施いたしました2回目、3回目の測定結果でございますが、資料3にもございますように、測定結果は全て不検出となってございます。
     なお、今回の測定をもちまして、本年度の測定は終了となります。
     私からは以上でございます。
  • 馬嶋委員長 教育総務部次長。
  • 曽我教育総務部次長 資料3の裏面、参考資料をお開きください。
     7月の定例教育委員会以後の給食用食材の測定結果でございますが、学校給食に関しましては、夏休みで給食がございませんでしたので、測定結果はございません。
     今回は保育所の給食のみの測定結果でございますが、いずれも不検出という結果でございます。
     以上です。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
     よろしいですか。
     特になければ、報告事項3を終わります。
     次に、報告事項4、学校給食費の改定(案)に関するパブリックコメントの実施について、報告をお願いいたします。
     学校給食センター所長。
  • 落合学校給食センター所長 学校給食費の改定(案)に対するパブリックコメントの実施について報告申し上げます。
     恐れ入りますが、資料4と参考資料を御覧ください。学校給食費の改定につきましては、これまで庁内におきまして検討されてまいりました。
     5月29日に、公募市民、PTA代表、小・中学校長や学識経験者から組織されている学校給食センター運営委員会におきまして、参考資料の左側に示します改定案をお示しし、お諮りしたところ、平成28年度学校給食費(基準額)の改定(案)の表の改定後にございますように、小学校は1食当たり245円改定による年額44,590円、中学校は1食当たり290円改定による年額47,850円の改定案を承知いただきました。
     この改定案をもちまして、7月18日に開催した意見交換会におきまして意見をいただいたところ、「給食費が高くなってもやむを得ない。」、「改定して、豊富な食材により美味しくバラエティー豊かなメニューにしてほしい。」ほか1件の肯定的な意見をいただきました。
     今後、さらに多くの市民の皆様から御意見をお伺いするため、資料4の実施要領のとおり、パブリックコメントを実施するものでございます。
    パブリックコメント手続の周知につきましては、広報あつぎと厚木市ホームページへの掲載により行い、改定案の配布、閲覧場所は、8か所の施設窓口に設置するとともに、市のホームページに掲載いたします。
     意見等の提出期間は9月1日から10月1日まで、郵送の場合は10月1日の消印まで有効といたします。
     意見等の提出資格につきましては、市内に居住する方、市内に通勤・通学する方、市内において活動する個人、法人、その他の団体、厚木市に納税の義務がある方となります。
     提出方法につきましては、7の意見等提出方法に記載のとおりでございます。
    パブリックコメント実施後につきましては、改定額を確定いたしまして、条例改正案を作成し、12月議会に条例改正案を上程いたしまして、来年4月から改定する予定で進めてまいりたいと考えております。
     以上でございます。
  • 馬嶋委員長 ただいまの報告に対して、何かございますか。
     特になければ、報告事項4を終わります。
    それでは、ここで暫時休憩といたします。再開後は会議を非公開といたしますので、関係者以外の方は御退席ください。
     なお、傍聴いただいている方についても、これ以降、会議を非公開といたしますので、御退席いただくようお願いいたします。

暫時休憩14時59分
再開時刻15時01分

  • 報告事項1 事務の臨時代理の報告について
    (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 報告事項2 事務の臨時代理の報告について
    (資料に基づき説明し、了承された。)
  • 馬嶋委員長 以上で、本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。
     なお、非公開案件の資料については、事務局により処分いたしますので、後ほど回収させていただきます。これをもちまして、平成27年厚木市教育委員会8月定例会を閉会いたします。

閉会時刻15時06分

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